JPS6274261A - ひき肉加工食品の製造法 - Google Patents

ひき肉加工食品の製造法

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JPS6274261A
JPS6274261A JP60211072A JP21107285A JPS6274261A JP S6274261 A JPS6274261 A JP S6274261A JP 60211072 A JP60211072 A JP 60211072A JP 21107285 A JP21107285 A JP 21107285A JP S6274261 A JPS6274261 A JP S6274261A
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JP
Japan
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fsp
meat
minced meat
raw material
hydrated
Prior art date
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JP60211072A
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JPH029787B2 (ja
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Kimiko Endo
遠藤 公子
Gota Taguchi
田口 業太
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TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Original Assignee
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、二軸型エクストルーダーで製造される高密多
層構造を有する植物性蛋白素材を利用したひき肉加工食
品、とくにミートボール、チキンボール、つくね、ハン
バーガーパティおよびハンバーグに係るものである。
(bl従来の技術 ひき肉加工食品には、従来から粒状大豆蛋白が一般に使
用されており、肉汁および野菜汁の吸収。
脂肪の遊離防止および保形性の向上を目的としている(
田ロ業太:大豆たん白の現状と加工食品への利用、ジャ
パンフードサイエンス、21.55゜1982)。
この粒状大豆蛋白とは、脱脂大豆などをm軸型のエクス
トルーダーで処理して製造されるもので、これに例えば
2倍量の水を加え、水和してからひき肉の20〜30%
を置き換えて目的の食品を得ている。
(C1発明が解決しようとする問題点 しかし、ひき肉加工食品のうち、ミートボールチキンボ
ール、つくね、ハンバーガーパティおよびハンバーグの
ように球形または平板状に成型する必要がある食品の場
合、粒状大豆蛋白を用いても成型性は向上しないばかり
か、ひび割れなどを起こし、逆に成型性が低Fする傾向
があり、これを防止するためには、卵、でんぷん、粉末
状大豆蛋白をつなぎ材として多く用いる必要がある。こ
のような傾向は他のひき肉加工食品についてもみられる
さらに、粒状大豆蛋白は内的食感・風味にも多少の問題
があり、肉に対する添加量が制約されていた。
本発明の目的は、製造工程における成型性が改善され、
また内的食感・風味においても良好なひき肉加工食品の
製造法を提供することにある。
(d1問題点を解決するための手段 本発明者らは、鋭意研究の結果、大豆蛋白、油脂および
でんぷんを主体とする原料を二軸型エクストル−グーで
処理して得られる高密多層構造を有する植物性蛋白素材
(以下FSPという)を用いると前記の目的が達成され
ることを見い出し、かかる知見に基づいて本発明に到達
した。
即ち、本発明によれば、FSPを加熱水和したのち、肉
に添加することを特徴とするひき肉加工食品の製造法が
提供される。
このFSPは、本件出願人がその装造法を先に出願して
いるものである(特願昭60−65305号)。
即ちFSPの原料である大豆蛋白としては、分離大豆蛋
白、濃縮大豆蛋白を用いることができる。
また、アルコール洗浄濃縮大豆蛋白であってもよい。
油脂としては、油脂自体または油脂を含有する粉末が含
まれる。前者としては通常の食用油が、また後者として
は全脂大豆粉、粉末油脂、その他の油1種子が、夫々使
用できる。
原料中に占める大豆蛋白の量は、55〜90%(重量。
以下同じ)、油脂の世は4〜12%、でんぷんの量は5
〜30%が適当である。
以上の原料に水を添加し、二軸型エクスI・ルーダ−へ
供給し、加圧・加熱してFSPを製造する。
二軸型エクストルーダーとしては、搬送性、混合性が高
いなど二軸型エクストルーダーの基本的性能を有する市
販品であればいずれも使用できる。
エクストルーダーのバレル温度は100〜25Q’C,
ダイ直前の圧力はl O〜50 kg/cnl、スクリ
ュー回転数は150〜250rpm程度が適当である。
かくして得られるFSPは、層状の組繊を持ち、その層
状′+Ji織がさらに細い繊維状となっている構造を有
するものである。
このFSPに対し、加熱水和を行う。これによりFSP
に繊維性が発現する。加熱水和の手段としては例えばF
SPを40〜100°C1好ましくは60〜80゛Cの
熱温水に10〜60分浸漬したのち脱水し、これを千ヨ
ソバーでひいてひき肉に添加するか、または肉と共にチ
ョッパーでひいて、以下、他の原料を加え、常法により
加工してひき肉加工食品が得られる。
FSPの水和物をチョッパーでひくと微細な繊維がから
み合う状態になり、これにひき肉、その他の素材および
調味料と混合するとこれらの材料がFSPの繊維でまと
又られ、くずれにくくなる。
従って、球状または板状に成形してもひび割れが生じる
ことなく、きれいに成形できる。
また、FSPの微細な繊維は、弾力があり、筋肉繊維を
かむのと同様な良悪、すなわち内的な食感を呈する。こ
のため、ひき肉に対し大量に添加しても内的な良悪がの
こり、固形分比で50%を超える添加も可能である。も
っとも、大豆の添加により肉の風味が減少するので50
%以下の添加量とするのが望ましい。添加量が5%未満
では成形性の向上ができない。
FSPの原料として分離大豆蛋白またはアルコール洗浄
?a IN大豆蛋白を用いる場合は、大豆臭が少なく、
この点からも粒状大豆蛋白よりも多くひき肉加工食品に
添加することができる。
(el実施例 実施例1 分離大豆蛋白5部(重量。以下同じ)、全脂大豆蛋白粉
5部および馬鈴薯でんぷん3部を混合し、二軸型エクス
トルーダーに55kg/時間の割合で投入し、同時に全
原料中の水分が30%となるように水を供給する。エク
ストルーダーのスクリュ−回転数180rpm、先端パ
ルル温度150°C、ダイ直前の圧力25kg/cJの
条件下に加圧・加熱し得られたFSPをローラーで扁平
にのばし、長さ1゜に切断し、80℃で2時間乾燥する
このFSPを60℃の温水中に50分間浸漬した後脱水
し、FSPの水和物を得る。
このFSPを用い、つくねを以下のようにして製造した
。即ち表−1の配合に基づき、(1)鶏精肉(固形分2
7.5%)およびFSPの水和物(固形分27.0%)
を3mmφのプレートをつけたチョッパーでひく。(2
)横型ミキサーで(1)のひいたもの、すり身、ツルピ
ー600 (日清製油(株)製:アルコール洗浄濃縮大
豆蛋白)および食塩を混合する。(3)調味料、たまね
ぎ、長ねぎ、でんぷんを混合する。(4)パン粉を混合
する。(5)(4)まででできたねり肉を球状に成形す
る(約12g/コ)。 (6)竹ぐしにさし、15分蒸
煮する。
できたつくねは、球状にきれいに成形され、内的食感が
あり、風味もよいものであった。
表−1つくねの配合(重量部) F  S  P(水和物)     110鶏  精 
 肉                 50すけそう
だら冷凍すり身(2級)    5馬鈴薯でんぷん  
     15 番 パン粉    I4 実施例2 実施例1のFSPt用い、ハンバーグを以下のようにし
て製造した。即ち、表−2の配合に基づき(1)牛頭肉
、豚皮および水和したFSPを3mmφのプレートをつ
けたチョッパーでひく。(2)(1)でひいたものに食
塩を加え、ミキサーで混合する。(3)スパイス、ビー
フェキス、卵。
パン扮、水を加え、混合する。(4)たまねぎを加える
。(5)ハンバーグ成形機で成形する。(6)焼く。
このようにしてできたハンバーグは、形がしっかりまと
まっており、内的食感もあり、さらに風味もよいもので
あった。
表−2ハンバーグの配合(重量部) (f)発明の効果 本発明によれば、FSPを添加することによってひき肉
加工食品の製造工程における成形性が非常に向上し、形
のよい製品が得られる。FSPに内的な食感があり、大
豆臭が少ないことから、その添加量を多くしても品質の
よいひき肉加工食品が得られる。
特許出願人  食品産業エクストルージョンク、キング
技術研究組合

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆蛋白、油脂およびでんぷんを含む原料に水を
    配合し、二軸型エクストルーダーで加圧・加熱すること
    により得られる高密多層構造を有する植物性蛋白素材を
    加熱水和したのち、肉に添加することを特徴とするひき
    肉加工食品の製造法。
  2. (2)高密多層構造を有する植物性蛋白素材を固形分比
    で肉に対し5〜50重量%添加する特許請求の範囲第(
    1)項記載の製造法。
  3. (3)ひき肉加工食品がミートボール、チキンボール、
    つくね、ハンバーガーパティまたはハンバーグである特
    許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の製造法
JP60211072A 1985-09-26 1985-09-26 ひき肉加工食品の製造法 Granted JPS6274261A (ja)

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