JP6326282B2 - カニ風味蒲鉾とその製造方法及びその製造に用いられる成形ノズル - Google Patents

カニ風味蒲鉾とその製造方法及びその製造に用いられる成形ノズル Download PDF

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Description

本発明は、カニ肉とカニ味噌を同時に味わうことが可能なカニ風味蒲鉾とその製造方法及びそのカニ風味蒲鉾を製造する装置に取り付けて使用される成形ノズルに係り、特に、2種類の原料が境界面で強固に結着されて一体化した1枚のシート状蒲鉾からなるカニ風味蒲鉾とその製造方法及びそれに用いられる成形ノズルに関する。
カニ風味蒲鉾は、調味料や、カニエキス、フレーバー等が調合された薄いシート状の素原料(すり身)を加熱・冷却した後、棒状に成形し、表面に赤色肉や赤色液を転写することにより製造される。また、本物により近い食感を出すため、シート状の素原料を繊維状に細断し、棒状に束ねることも行われる。
さらに、近年では、複数の味を同時に楽しむことができる蒲鉾を製造する方法が提案されており、既に、それに関して、いくつかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「カマンベールチーズ等を入れて三重包みにしたカニ風味等カマボコの製造方法」という名称で、カマンベールチーズ等とカニ風味等カマボコの味を同時に楽しむことができるカマボコを製造する方法に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明であるカマボコの製造方法は、カニ風味等すり上がり身を芯として、その周りをカマンベールチーズ等で包み込み、さらにその回りをカニ風味等すり上がり身で包み込むことによりスナックタイプのように仕上げることを特徴とする。
このような製造方法によれば、カマンベールチーズ等とカニ風味等カマボコの味を同時に楽しむことが可能なカマボコが得られる。
また、特許文献2には、「蒲鉾および蒲鉾の製造方法」という名称で、ひとえぐさを含む蒲鉾とイカ墨を含む蒲鉾とが交互にかつ渦巻状に巻かれた2色蒲鉾の製造方法に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明である2色蒲鉾の製造方法は、魚のすり身、調味料、澱粉、ひとえぐさ及び青菜汁を混練した状態で平らに形成する工程と、魚のすり身、調味料、澱粉及びイカ墨を混練した状態で平らに形成する工程と、これら2種類の練物を重ねて、渦巻き状に巻き付けた状態で加熱する工程と、を備えることを特徴とする。
このような製造方法によれば、ひとえぐさを含む蒲鉾とイカ墨を含む蒲鉾とが交互に、かつ、渦巻状に巻かれた2色蒲鉾を容易に得ることができる。
さらに、特許文献3には、「蒲鉾の製造方法と、シート状蒲鉾及び渦巻蒲鉾」という名称で、押出成形によって、例えば、赤と白というような色分け等ができる蒲鉾の製造方法と、それによって製造される蒲鉾に関する発明が開示されている。
特許文献3に開示された蒲鉾の製造方法は、原料であるすり身を真ん中に繰り込むように前後一対の繰込ローラが内装され、原料を帯状に押し出すための成形用口金が底部に設けられるとともに、内部が仕切板で前後に少なくとも2室に分けられた成形ホッパーを用いることを特徴とする。
このような成形ホッパーの各室に色彩等が異なる2種類のすり身をそれぞれ投入すると、成形用口金から押し出される際に、それらが接合され、異なる色彩が帯状や筋状に配列された状態となる。そして、この中間製品を加熱し、切断することにより、様々な形態の蒲鉾とすることができる。
特開2002−291446号公報 特開平9−28351号公報 特開2011−68号公報
ここで、一般的なカニ風味蒲鉾の製造方法について図7を用いて説明する。
図7に示すように、まず、ステップS1で、原料となる魚から頭や内臓等を取り除いて水洗いした後、採肉機等にかけて骨と皮を取り除く。つぎに、ステップS2において、魚肉を水に晒して水溶性タンパク質等を取り除いた後、脱水する。さらに、ステップS3で、ミンチ状にした後、裏ごしして、うろこや小骨等を取り除く。
ステップS4では、このようにして得られたすり身を擂潰撹拌機に入れて「荒擂り」を行った後、食塩を加えて「塩擂り」を行い、さらに、食塩、調味料、カニエキス、フレーバー等を加えて「本擂り」を行う。このようにして得られた練り肉を、ステップS5において、型成機等に投入して薄いシート状に成形し、さらに、ステップS6において、低温加熱してゲル化させる。そして、ステップS7では、このシート状練り肉を蒸し器等によって高温加熱する。
このようにして得られたシート状蒲鉾を、ステップS8において、冷却した後、ステップS9では、厚さ1mm以下の薄皮1枚を残した状態で、例えば、1〜2mmの間隔で長さ方向に沿って細断する。ステップS10では、この細断されたシート状蒲鉾を幅方向の一方の端から巻き込むようにして棒状に成形する。そして、ステップS11において、赤色液等を片面に塗り付けたフィルムで包装するなどして、棒状の蒲鉾の表面に赤色を転写し、ステップS12において、各製品に応じた所望の長さごとに切断する。
上述の従来技術である特許文献1に開示された発明では、個別に成形された複数のすり上がり身等を順番に包んでいく必要があるため、シート状のすり上がり身を巻いて棒状に形成する工程をすり上がり身の種類だけ繰り返さなければならない。したがって、量産には適さず、製造コストを安くすることができないという課題があった。
また、特許文献2に開示された発明では、「ひとえぐさを含む蒲鉾」と「イカ墨を含む蒲鉾」が個別に成形されるため、それらが連続して一体的に形成されている場合と異なり、それらの2種類の蒲鉾を交互にかつ渦巻状に巻く際の作業性が悪く、安価に製造できないという課題があった。
さらに、特許文献3に開示された発明では、成形ホッパーに投入された2種類のすり身が成形用口金から押し出された後に接合されるため、2種類のすり身の境界面における結着が弱いという課題があった。したがって、成形用口金から押し出されて1枚のシート状に形成されたすり身を、例えば、厚さ1mm以下の薄皮1枚を残した状態で長さ方向に沿って細断すると、2種類のすり身が境界面で分離する可能性が高い。すなわち、本発明の製造方法では、繊維状の蒲鉾が丸く束ねられた形状のカニ風味蒲鉾を量産することができないという課題があった。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、本物のカニ肉に近い食感を有し、カニ肉とカニ味噌を同時に味わうことが可能なカニ風味蒲鉾とそれを安価に製造する方法及びその製造に用いられる成形ノズルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、原料供給ポンプから供給される2種類の原料が境界面で結着されて一体化した1枚のシート状練り肉を成形する成形ノズルであって、原料供給ポンプに接続されて2種類の原料がそれぞれ供給される一対の供給口と、横長の略矩形状に形成される吐出口と、この吐出口から一対の供給口を結ぶように形成される扁平状のキャビティと、一対の供給口のうち、それぞれ異なる供給口に供給された2種類の原料が吐出口へ個別に向かうように、このキャビティ内を仕切って一対の流路を形成する仕切部材と、この仕切部材によって一対の流路が完全に隔てられている区間において、一対の流路内にそれぞれ通じるように設けられる一対のネジ孔と、先端部を一対の流路内に突出可能に、この一対のネジ孔にそれぞれ螺入される調量ボルトと、を備え、この仕切部材は、一対の流路が吐出口の手前で合流するように、吐出口から所望の距離の範囲内を除いて設けられたことを特徴とするものである。
このような構造の成形ノズルでは、原料として2種類の練り肉が一対の供給口からキャビティの内部にそれぞれ供給された場合、これら2種類の原料が、仕切部材を挟んで略対称に一対の流路内を個別に流れた後、吐出口の手前で成形圧が十分に加わった状態で合流するため、境界面において強固に結着されて一体化し、1枚のシート状練り肉として吐出口から押し出されるという作用を有する。また、流路内への調量ボルトの先端部の突出長さに応じて原料の流量が変化するという作用を有する。
なお、吐出口から所望の距離とは、2種類の練り肉の原料が合流した際に境界面で結着されて一体化可能となるような距離を意味しており、この距離は原料の種類によって変動するものであるので、少なくとも仕切部材が存在しない範囲は必要であるものの、その距離は適宜定められるものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の成形ノズルにおいて、一対の供給口が厚さ方向に貫設され、側面に前記吐出口が開口するとともに、片面にキャビティが設けられた上側部材と、キャビティを覆うように、この上側部材に対して着脱可能に取り付けられる下側部材と、を備え、ネジ孔は、この下側部材と上側部材のいずれかに対し、一対の流路に連通するように設けられたことを特徴とするものである。
このような成形ノズルにおいては、請求項に記載の発明の作用を有することに加えて、上側部材に対して下側部材が着脱可能に取り付けられた構造であるため、キャビティの加工及び点検や修理等が容易である。
請求項記載の発明は、請求項又は請求項に記載の成形ノズルにおいて、キャビティは、調量ボルトから前記吐出口に向かって次第に断面積が狭くなるように形成されたことを特徴とするものである。
このような構造の成形ノズルにおいては、請求項又は請求項に記載の発明の作用に加え、合流して吐出口から押し出されるまでの間に原料に加わる成形圧が低下し難いという作用を有する。
請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズルにおいて、仕切部材のうち、先端部を含む少なくとも一部が、キャビティに対して着脱可能に設置される仕切板によって構成されることを特徴とするものである。
このような構造の成形ノズルにおいては、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の発明の作用を有することに加えて、仕切部材の形状の変更が容易である。
請求項記載の発明であるカニ風味蒲鉾は、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズルを用いて製造されるカニ風味蒲鉾であって、カニエキスが調合され一対の供給口の一方に対して供給される第一の原料と、この第一の原料にカニ味噌が練り込まれ一対の供給口の他方に対して供給される第二の原料から製造されていることを特徴とするものである。
実際に蟹を食する場合、本物の蟹にはカニ味噌があることから、それを食する者はカニ肉だけでなくカニ味噌も同時に味わうことができる。しかしながら、カニ味噌が調合された1種類の練り肉のみによって製造されたカニ風味蒲鉾では、カニ味噌の味が強すぎて、カニ肉本来の味が損なわれてしまう。これに対し、本発明のカニ風味蒲鉾においては、カニエキスが調合された第一の原料から製造される部分によって、第一の原料に対してカニ味噌が練り込まれた第二の原料から製造される部分が覆われた構造とすることができる。この場合、これを食する者はカニ肉の風味を味わった後に、カニ味噌を味わうことになる。
また、2種類の原料から製造される部分が境界面において強固に結着されて一体化していることから、薄皮一枚を残して長さ方向に沿って細断した後、幅方向の一端から巻き込む工程を行ったとしても、それらの部分が境界面で分離してバラバラになってしまうおそれがない。
請求項記載の発明であるカニ風味蒲鉾の製造方法は、カニエキスが調合された第一の練り肉からなる第一の原料と、この第一の練り肉にカニ味噌が練り込まれた第二の練り肉からなる第二の原料を請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズルに供給してシート状練り肉を成形する工程と、このシート状練り肉を加熱してゲル化させた後、蒸し上げてシート状蒲鉾を製造する工程と、薄皮1枚を残した状態で長さ方向に沿って、このシート状蒲鉾を細断する工程と、細断されたシート状蒲鉾を第二の原料からなる部分が中心となるように巻き込んで棒状に形成する工程と、を備え、第一の原料は成形ノズルの一対の供給口の一方に対して供給され、第二の原料は成形ノズルの一対の供給口の他方に対して供給されることを特徴とするものである。
このようなカニ風味蒲鉾の製造方法においては、カニエキスが調合された第一の練り肉からなる第一の原料と、この第一の練り肉にカニ味噌が練り込まれた第二の練り肉からなる第二の原料が境界面において強固に結着されて一体化したカニ風味蒲鉾が容易に製造されるという作用を有する。
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の成形ノズルによれば、一対の供給口にそれぞれ供給される2種類の原料として、カニエキスが調合された第一の練り肉と、この第一の練り肉にカニ味噌が練り込まれた第二の練り肉を用いることで、これらの練り肉が境界面において強固に結着されて一体化したシート状練り肉を成形することができる。そして、このシート状練り肉を用いることによれば、本物のカニ肉に近い食感を有し、カニ肉とカニ味噌を同時に味わうことが可能なカニ風味蒲鉾を容易に製造することができる。
また、2種類の原料を一対の供給口から供給した場合、調量ボルトを操作してその流路内における流量を変えることで、吐出口の手前で合流する際の各原料の割合を一定に保つことができる。したがって、上記原料として練り肉を用いた場合、真っすぐな一本のきれいな直線からなる境界線を有し、2種類の練り肉が一定の割合で含まれたシート状練り肉を容易に成形することができる。
本発明の請求項に記載の成形ノズルによれば、請求項に記載の発明の効果を奏することに加え、製造コストを安くするとともに、保守作業に要する費用の削減を図ることが可能である。
本発明の請求項に記載の成形ノズルによれば、請求項又は請求項に記載の発明の効果に加え、吐出口の手前で合流する2種類の原料に対して高い成形圧が加わるようにして、それらの原料の境界面における結着力を高めることができるという効果を奏する。
本発明の請求項に記載の成形ノズルによれば、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、仕切部材を設けない範囲を調整する必要が生じた場合でも、その改造費用を安く抑えられるという効果を奏する。
本発明の請求項に記載のカニ風味蒲鉾によれば、カニ肉本来の味が損なわれないため、非常に深みのある味を楽しむことができる。また、本発明のカニ風味蒲鉾は、シート状に成形された状態で細断し、さらに端から巻き込むようにして棒状に成形するという従来のカニ風味蒲鉾を製造する場合と同様の工程によって製造できるため、安価に製造することが可能である。
本発明の請求項に記載のカニ風味蒲鉾の製造方法によれば、長さ方向に沿って細断されることで本物のカニ肉に近い食感を有するとともに、カニ味噌入り練り肉の外側をカニ風味練り肉で包んで棒状に形成することでカニ肉本来の味を損なうことなく、同時にカニ味噌も味わうことが可能なカニ風味蒲鉾を容易に製造することができる。
(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る成形ノズルの実施例の正面図及び左側面図である。 は図1に示した成形ノズルの平面図である。 (a)は図1及び図2に示した成形ノズルの底面図であり、(b)は図1(a)におけるA−A線矢視断面の拡大図である。 (a)及び(b)は図1及び図2に示した成形ノズルに供給された原料の挙動を模式的に示した図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明のカニ風味蒲鉾の外観斜視図である。 図5(a)のカニ風味蒲鉾が展開された状態を示す外観斜視図である。 従来技術に係るカニ風味蒲鉾の製造方法を示す工程図である。
本発明の成形ノズルは、擂潰撹拌機等から原料供給ポンプにより加圧された状態で送られてくる原料(練り肉)を圧縮してシート状に成形するために、型成機に取り付けられて使用されるものである。なお、型成機は特殊な構造でなくとも良いため、以下、成形ノズルについてのみ説明し、それ以外の構成要素については説明を省略する。
本発明の成形ノズルの構造について図1〜図3を用いて説明し、その作用及び効果について図4を用いて具体的に説明する。
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ本発明の成形ノズル10の外観の一形態を示す正面図及び平面図であり、図2及び図3(a)はその平面図及び底面図である。また、図3(b)は図1(a)におけるA−A線矢視断面図であり、図4(a)及び図4(b)は成形ノズル10に供給された原料の挙動を模式的に示した図である。
なお、図4では成形ノズル10について原料の流路7以外の部分にハッチングを施している。また、図4は図3(a)において下側部材2の図示を省略したものに相当する。
図1〜図3に示すように、成形ノズル10は、厚さ方向に一対の供給口1a,1aが貫設され、側面の一つに横長の略矩形状に吐出口1bが設けられた上側部材1と、この上側部材1とともにキャビティ1cを形成する下側部材2からなる。
キャビティ1cは、供給口1aから吐出口1bにかけて形成された扁平な空間であり、上側部材1には、供給口1a,1aに加えて、このキャビティ1cに連通するようにネジ孔1d,1dが厚さ方向に貫設されている。
ネジ孔1d,1dには、先端部3aをキャビティ1cの内部へ突出可能に調量ボルト3,3がそれぞれ螺入されており、供給口1a,1aには、キャビティ1cの内部に原料を供給するためのホースが接続されるホース接続部4,4がそれぞれ設けられている。
また、上側部材1と下側部材2には、複数のボルト挿通孔5が連通するようにそれぞれ設けられており、上側部材1と下側部材2は、このボルト挿通孔5に挿通されたボルトによって締結される構造となっている。
なお、本発明の成形ノズルは、必ずしも2種類の部材によって構成されていなくとも良い。ただし、本実施例のように、上側部材1に対して下側部材2が着脱可能に取り付けられた構造であれば、キャビティの加工が容易なため、安価に製造することができる。また、点検や修理等が容易なため、保守作業に要する費用を削減することが可能である。
さらに、本実施例では、上側部材1にネジ孔1d,1dが設けられているが、本発明の成形ノズルはこのような構造に限定されるものではなく、上側部材1の代わりに下側部材2に調量ボルト3を螺入するネジ孔1d,1dが設けられた構造であっても良い。
上側部材1には、供給口1a,1aから供給された2種類の原料がすぐには混ざらないように、その一部に仕切部6aが設けられるとともに、この仕切部6aから吐出口1bに向かって仕切板6bが延設されている。すなわち、キャビティ1cには、供給口1a,1aから吐出口1bに向かって2種類の原料をそれぞれ流すための一対の流路7,7が、仕切部6aと仕切板6bからなる仕切部材6を挟んで形成されている。
なお、仕切部材6は、一対の流路が吐出口1bの手前で合流するように、吐出口1bから10〜15mmの範囲内を除いて設けられている。また、ネジ孔1dは、仕切部材6によって流路7,7が完全に隔てられている区間においてキャビティ1cに連通するように形成されている。
なお、図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施例では、吐出口1bの手前で合流する際の各原料の幅が等しくなるように、流路7,7が仕切部材6を挟んで対称に形成されているが、流路7,7の構造はこれに限定されるものではない。例えば、流路7,7は、吐出口1bの手前で合流する際の各原料の幅が互いに異なるように形成されていても良い。すなわち、流路7,7の大きさは、シート状練り肉8を構成する練り肉8a,8bの割合に応じて適宜設定可能である。
また、流路7,7は、平面視扇型状をなすように形成されているが、流路7,7は必ずしもこのような形状に限定されるものではない。ただし、流動抵抗を小さくするため、少なくとも仕切部材6が設けられている区間では、流路7,7が供給口1a,1aから吐出口1bに向かって次第に拡幅するように形成されていることが望ましい。
一方、調量ボルト3と吐出口1bの間では、断面積が次第に狭くなるようにキャビティ1cが形成されることが望ましい。このような構造であれば、合流して吐出口1bから押し出されるまでの間に原料に加わる成形圧が低下し難い。したがって、吐出口1bの手前で合流する2種類の原料に対して高い成形圧が加わるようにして、それらの原料の境界面における結着力を高めることができる。
また、本実施例では、吐出口1bから10〜15mmの範囲内には仕切部材6を設けない構造としているが、これに限定されるものではなく、仕切部材6を設けない区間は、キャビティ1cの形状やそれに供給される原料の種類等に応じて適宜変更可能である。
さらに、仕切部6aと仕切板6bによって仕切部材6が構成されているが、仕切部6aと仕切板6bのうちのどちらか一方で仕切部材6が構成されていても良い。ただし、仕切部材6が仕切部6aのみによって構成されていると、仕切部材6を設けない範囲を調整する必要が生じた場合に、仕切部6aでは仕切板6bに比べて形状の変更が容易でないため、仕切部材6を全て仕切板6bとするか、仕切部6aの先端部から仕切板6bを延設した構造とすることが望ましい。このような構造であれば、仕切部材6の形状の変更が容易である。したがって、仕切部材6を設けない範囲を調整する必要が生じた場合でも、その改造費用を安く抑えることができる。
図3(b)に矢印Bで示すように、原料供給ポンプ等により加圧された状態でホース接続部4に原料が供給されると、この原料は、矢印Cで示すように供給口1aからキャビティ1cの内部へ送り込まれ、吐出口1bへ向かって移動する。
このとき、調量ボルト3の先端部3aがキャビティ1cの内部に突出していると、原料は、矢印Dで示すように調量ボルト3の先端部3aを迂回して進む。そして、調量ボルト3の先端部3aの突出長さが長いと、流路7が狭くなるため、原料の流量が減少し、原料に加わる成形圧が高くなる。一方、調量ボルト3の先端部3aの突出長さが短いと流路7が広くなるため、原料の流量は増加し、原料に加わる成形圧が低くなる。すなわち、調量ボルト3の先端部3aの突出長さを変えることにより、流路7における原料の流量が変化する。
既に述べたように、成形ノズル10では、流路7,7が仕切部6a及び仕切板6bを挟んで形成されているため、供給口1a,1aから原料として個別にキャビティ1cの内部に送り込まれた2種類の練り肉8a,8bは、混ざり合うことなく、図4(a)に示すように、仕切部6a及び仕切板6bを挟んで略対称に流路7,7の内部を個別に移動する。
そして、練り肉8a,8bは、仕切板6bの先端部を超えた地点で合流する。このとき、練り肉8a,8bは、まだキャビティ1cの内部にあり、成形圧が十分に加わった状態となっている。そのため、合流した練り肉8a,8bは、境界面において強固に結着されて一体化し、図4(b)に示すように、境界線9を有する1枚のシート状練り肉8として吐出口1bから押し出される。
練り肉8a,8bが合流する際の割合が一定でないと、境界線9は蛇行するなどして、真っすぐな一本のきれいな直線とならない。この場合、異なる2種類の原料を用いることで実現しようとしている独特の風味や食感を安定して作り出すことができない。また、製品にした場合の見栄えも良くない。
その点、上記構造の成形ノズル10では、調量ボルト3の先端部3aの突出長さを変えることで、流路7,7における練り肉8a,8bの流量を調節し、吐出口1bの手前で合流する練り肉8a,8bの割合を一定に保つことができる。したがって、成形ノズル10においては、調量ボルト3,3を操作することで、真っすぐな一本のきれいな直線からなる境界線9を有するシート状練り肉8を容易に得ることができる。そして、このようなシート状練り肉8を用いることによれば、製品としての見栄えが良く、かつ、独特の風味や食感を有する蒲鉾を安定して製造することが可能である。
なお、仕切部材6が吐出口1bに達するように設けられていると、流路7,7を個別に流れてきた練り肉8a,8bは、吐出口1bから押し出された後に、合流することになる。この場合、練り肉8a,8bは、キャビティ1cの内部において加わっていた成形圧から既に解放されているため、境界面において強固に結着された状態とならない。そのため、成形ノズル10では、流路7,7が吐出口1bの手前で合流するように、吐出口1bから所定の距離の範囲内を除いて仕切部材6が設けられているのである。
また、吐出口1bから所定の距離の範囲内、すなわち、仕切板6bの先端部から吐出口1bまでの範囲に調量ボルト3,3が設けられている場合、先端部3a,3aの突出長さをそれぞれ変えたとしても、流路7,7における練り肉8a,8bの流量を調節して、それらが合流する際の割合を一定に保つことは困難である。そこで、成形ノズル10では、流路7,7が仕切部材6によって完全に隔てられている区間に対して、調量ボルト3,3が設けられた構造となっているのである。
なお、実施例における上述の所定の距離とは、別々の流路7,7を流れてきた練り肉8a,8bが結着されて分離しない1枚のシート状練り肉8となるための距離のことである。したがって、練り肉8a,8bなどのような原料の粘度等によって変化するので、原料の状態を考慮して定めておく必要がある。
上記構造の成形ノズル10によって成形されるシート状練り肉8を用いて製造される本発明のカニ風味蒲鉾について図5及び図6を用いて説明する。
図5(a)及び図5(b)は本発明のカニ風味蒲鉾11の外観斜視図であり、図6は図5(a)のカニ風味蒲鉾11が展開された状態を示す外観斜視図である。
なお、図5及び図6では、カニ味噌が練り込まれた原料から製造された部分(以下、当該部分をカニ味噌入り練り肉11aといい、他の部分をカニ風味練り肉11bという。)をハッチングで示している。また、図1〜図4に示した構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、カニ風味蒲鉾11は、カニ味噌入り練り肉11aとカニ風味練り肉11bが境界線9で示される境界面において強固に結着されて一体化していることを特徴とする。なお、図5(b)は、図5(a)に示すシート状のカニ風味蒲鉾11がカニ味噌入り練り肉11aを中心として棒状に成形された状態を示している。
カニ風味蒲鉾11は、図7を用いて既に説明したように、ステップS10において棒状に成形される前に、ステップS9において、長さ方向に沿って、例えば、1〜2mmの間隔で厚さ1mm以下の薄皮1枚を残した状態で細断される。したがって、棒状のカニ風味蒲鉾11を、その長さ方向に沿って切断して展開した場合、図6に示した状態となる。この図に示すように、カニ風味蒲鉾11は、1枚の薄皮を介して接続される複数の繊維状の蒲鉾によって構成されている。
本物の蟹にはカニ味噌があるため、実際に蟹を食する者は、カニ肉だけでなくカニ味噌も同時に味わうことができる。しかしながら、カニ味噌が調合された1種類の練り肉のみによってカニ風味蒲鉾を製造した場合、カニ味噌の味が強すぎて、カニ肉本来の味が損なわれてしまう。
これに対し、カニ味噌入り練り肉11aがカニ風味練り肉11bによって覆われている場合、これを食する者はカニ肉を味わった後に、カニ味噌を味わうことになる。すなわち、図5(b)に示すように成形された本発明のカニ風味蒲鉾11においては、カニ肉本来の味を損なわず、同時にカニ味噌も味わうことが可能であるため、非常に深みのある味を楽しむことができる。
また、カニ味噌入り練り肉11aとカニ風味練り肉11bが境界線9で示される境界面において強固に結着されて一体化していることから、薄皮一枚を残して長さ方向に沿って細断され、幅方向の一端から巻き込むようにして棒状に形成される際に、カニ味噌入り練り肉11aとカニ風味練り肉11bが境界線9の部分で分離してバラバラになってしまうおそれがない。すなわち、本発明のカニ風味蒲鉾11においては、シート状に成形された状態で細断され、さらに端から巻き込むようにして棒状に成形されるという従来のカニ風味蒲鉾を製造する場合と同様の工程によって製造できるため、安価に製造することが可能である。
次に、カニ風味蒲鉾11を製造する方法について説明する。
まず、図7を用いて既に説明したステップS1〜ステップS3の工程を行い、得られたすり身に対し、ステップS4において、「荒擂り」と「塩擂り」を行った後、食塩、調味料、カニエキス、フレーバー等を調合したものと、これに本物のカニ味噌を調合したものに対して、それぞれ「本擂り」を行って、2種類の練り肉8a,8bを得る。
さらに、ステップS5において、成形ノズル10を備えた型成機を用いて練り肉8a,8bからシート状練り肉8を成形する。その後、ステップS6〜ステップS9の工程を行って、図5(a)に示したシート状のカニ風味蒲鉾11を得る。そして、ステップS10では、カニ味噌入り練り肉11aからカニ風味練り肉11bへと順次連続して巻き込むようにしてカニ風味蒲鉾11を棒状に成形する。最後に、ステップS11〜ステップS12を行って、図5(b)に示した棒状のカニ風味蒲鉾11を得る。
このような製造方法によれば、カニ味噌入り練り肉11aとカニ風味練り肉11bが境界線9で示される境界面において強固に結着されて一体化したカニ風味蒲鉾11が容易に製造される。したがって、長さ方向に沿って細断されることで本物のカニ肉に近い食感を有するとともに、カニ味噌入り練り肉11aの外側をカニ風味練り肉11bで包んで棒状に形成されることでカニ肉本来の味を損なうことなく、同時にカニ味噌も味わうことが可能なカニ風味蒲鉾11を容易に製造することができる。
請求項1乃至請求項に記載された発明は、カニ肉とカニ味噌を同時に味わうことが可能なカニ風味蒲鉾に限らず、各種の練り製品において、複数の異なる風味や食感等を同時に楽しめるようにする場合などに適用することができる。
1…上側部材 1a…供給口 1b…吐出口 1c…キャビティ 1d…ネジ孔 2…下側部材 3…調量ボルト 3a…先端部 4…ホース接続部 5…ボルト挿通孔 6…仕切部材 6a…仕切部 6b…仕切板 7…流路 8…シート状練り肉 8a,8b…練り肉 9…境界線 10…成形ノズル 11…カニ風味蒲鉾 11a…カニ味噌入り練り肉 11b…カニ風味練り肉

Claims (6)

  1. 原料供給ポンプから供給される2種類の原料が境界面で結着されて一体化した1枚のシート状練り肉を成形する成形ノズルであって、
    前記原料供給ポンプに接続されて2種類の前記原料がそれぞれ供給される一対の供給口と、
    横長の略矩形状に形成される吐出口と、
    この吐出口から前記一対の供給口を結ぶように形成される扁平状のキャビティと、
    前記一対の供給口のうち、それぞれ異なる供給口に供給された2種類の前記原料が前記吐出口へ個別に向かうように、このキャビティ内を仕切って一対の流路を形成する仕切部材と、
    この仕切部材によって前記一対の流路が完全に隔てられている区間において、前記一対の流路内にそれぞれ通じるように設けられる一対のネジ孔と、
    先端部を前記一対の流路内に突出可能に、この一対のネジ孔にそれぞれ螺入される調量ボルトと、を備え、
    前記仕切部材は、前記一対の流路が前記吐出口の手前で合流するように、前記吐出口から所望の距離の範囲内を除いて設けられたことを特徴とする成形ノズル。
  2. 前記一対の供給口が厚さ方向に貫設され、側面に前記吐出口が開口するとともに、片面に前記キャビティが設けられた上側部材と、
    前記キャビティを覆うように、この上側部材に取り付けられる下側部材と、を備え、
    前記ネジ孔は、この下側部材と前記上側部材のいずれかに対し、前記一対の流路に連通するように設けられたことを特徴とする請求項記載の成形ノズル。
  3. 前記キャビティは、前記調量ボルトから前記吐出口に向かって次第に断面積が狭くなるように形成されたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の成形ノズル。
  4. 前記仕切部材のうち、先端部を含む少なくとも一部が、前記キャビティに対して着脱可能に設置される仕切板によって構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズル。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズルを用いて製造されるカニ風味蒲鉾であって
    カニエキスが調合され前記一対の供給口の一方に対して供給される第一の原料と、この第一の原料にカニ味噌が練り込まれ前記一対の供給口の他方に対して供給される第二の原料から製造されていることを特徴とするカニ風味蒲鉾。
  6. カニエキスが調合された第一の練り肉からなる第一の原料と、この第一の練り肉にカニ味噌が練り込まれた第二の練り肉からなる第二の原料を請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の成形ノズルに供給して前記シート状練り肉を成形する工程と、
    このシート状練り肉を加熱してゲル化させた後、蒸し上げてシート状蒲鉾を製造する工程と、
    薄皮1枚を残した状態で長さ方向に沿って、このシート状蒲鉾を細断する工程と、
    細断された前記シート状蒲鉾を前記第二の原料からなる部分が中心となるように巻き込んで棒状に形成する工程と、を備え
    前記第一の原料は前記成形ノズルの前記一対の供給口の一方に対して供給され、前記第二の原料は前記成形ノズルの前記一対の供給口の他方に対して供給されることを特徴とするカニ風味蒲鉾の製造方法。
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