JP3017694B2 - 竹輪製造機における原料成型装置 - Google Patents

竹輪製造機における原料成型装置

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JP3017694B2
JP3017694B2 JP9108311A JP10831197A JP3017694B2 JP 3017694 B2 JP3017694 B2 JP 3017694B2 JP 9108311 A JP9108311 A JP 9108311A JP 10831197 A JP10831197 A JP 10831197A JP 3017694 B2 JP3017694 B2 JP 3017694B2
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一成 中島
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株式会社ビブン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水産練製品の竹輪製
造機における原料の成型装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の竹輪製造機は、実公昭62−35
353号公報、実公平4−27352号公報等に見られ
るように、原料移送回転ドラムの上方に原料成型孔を有
する成型ドラムを設け、ホッパー内の原料を原料成型孔
内の押出型のピストン作用で原料移送回転ドラム上に成
型供給し、原料移送回転ドラムに設けた捲着装置によっ
てこれを串杆に捲着して焙焼工程に移送するようにして
いるのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記原料
移送回転ドラム上に原料を成型供給する手段が、ピスト
ン作用で成型ドラムに形成した原料成形型孔に原料を充
填した後押出型で移送ドラム上に押出して成型している
ので、ホッパーにおける充填機構、成型ドラムの押出機
構等が複雑であって作業終了後の洗滌清掃及び分解組立
操作が面倒で迅速かつ容易にできないと共に大きさのこ
となる竹輪の製造する場合には、その原料成型孔の交
換、ピストンストローク等の変更をしなければならず、
その操作に多大の労力及び時間を要するばかりか特に異
種色に着色された竹輪等は製造することができない等の
問題点がある。これらの現状に鑑み、本発明は組立分解
及び清掃が迅速容易にできると共に大きさの異なる竹輪
や異種に着色された竹輪を簡易に製造できるようにした
竹輪製造機の原料成型装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、原料移送回転ドラムの両側にそのドラム上
面に沿って串杆支持チェーンとその内側に位置する串杆
回転ベルトとを張設すると共に前記串杆回転ベルトの
始端部後側における原料回転移送ドラム上部に原料供給
ポンプに連通する原料供給口金を臨設し、該原料供給口
金先端から吐出される原料を串杆支持チェーンにより移
送される串杆と原料供給口金先端とによって切断し、そ
の後該串杆に切断された原料を前記串杆回転ベルトによ
って回転させられている串杆の外周に捲着するようにし
たことを特徴とするものであり、特に原料供給口金を原
料供給ポンプに着脱可能に連通するように形成したとき
は、その口金の交換だけで迅速容易に大きさのことなる
竹輪を製造でき、しかも、この場合口金の内部を原料の
吐出方向に沿って複数に区劃しその各区劃部の基部を夫
々異種色原料からなる原料供給ポンプに連通するとき
は、異種色に着色された竹輪を簡易に製造することがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、一方向に回動される原料移送回
転ドラム1の両側には、上行部がドラム上面に沿って移
動する串杆係止片2を設けた串杆支持チェーン3と、そ
の内側に位置しかつ前記串杆支持チェーン3で係止移送
される串杆Aに上部から圧接する串杆回転ベルト4とが
夫々張架されると共に前記串杆回転ベルト4の始端部の
後側に対応する位置には吐出口の断面が扁平状に漸次変
形した原料供給口金5が原料移送回転ドラム1の周面上
に原料を吐出できるように機台6取付杆6′に着脱自在
に取付けられている。
【0006】しかして前記串杆支持チェーン3の移動速
度は原料移送回転ドラム1の移動速度より遅くなるよう
に形成され、また前記原料供給口金5の基端部は、圧送
量の調節自在な練成魚肉の原料供給ポンプに連結した圧
送パイプ7に着脱自在に連結されると共にその先端吐出
口は串杆支持チェーン3で係止移送される回転しない串
杆Aの直近に位置して吐出される原料を串杆Aで切断で
きるように形成されている。しかして串杆支持チェーン
3の上行部始端部には串杆供給装置8が設けられ、更に
串杆回転ベルト4には張度調節ロール9が上下動自在に
設けられている。なお図中10は原料移送回転ドラム回
転軸、11は串杆支持チェーン3の支持ガイド、12は
固定軸である。
【0007】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、原料供給ポンプによって圧送された原料が原
料供給口金5から吐出されて原料移送回転ドラム1上に
成型供給されると、該回転ドラム1より遅く移動する串
杆支持チェーン3の串杆係止片2に係止された回転しな
い串杆Aによって原料は円滑確実に切断され、次いで串
杆Aは原料上に移送されると共にその両端が反対方向に
回動する串杆回転ベルト4によって回転されることによ
って原料は串杆Aの周囲に捲着され竹輪原料Bが成型さ
れた後原料移送回転ドラム1から次工程に搬送されるも
のである。
【0008】従って竹輪の長さ等を変更する場合には、
その大きさに応じた幅を有する原料供給原料供給口金5
に着脱変更すると同時に原料供給ポンプの圧送量を調節
することにより容易に行うことができ、またその分解組
立及び洗滌清掃操作も原料供給口金5だけを着脱するこ
とにより簡易かつ迅速確実に行うことができる。
【0009】また原料供給口金5の内部を原料の吐出方
向に沿って区劃片5′によって図5乃至図8のように区
劃してその各区劃部5″の基部を夫々別個の異色原料を
圧送できる原料供給ポンプに連結するときは、内外面又
は断面を異種色に着色した従来ない新規の竹輪を容易に
製造することができる。即ち図6又は図8のように区劃
片5′で区分をするときは長さ方向に二色又は三色の竹
輪を形成でき、また図7のように区劃片5′で区分する
ときは断面二色層の竹輪を製造できる。
【0010】
【発明の効果】本発明は竹輪製造機において原料移送回
転ドラム上に原料を原料供給口金で供給すると共にこれ
を串杆支持チェーンで係止された串杆で切断しながら回
転する串杆によって串杆に捲着するようにしたので、従
来のような複雑な原料供給機構を使用することなく竹輪
を製造できると共に原料供給口金の交換だけで簡易に大
きさの異なる竹輪を製造することができる。また作業終
了後における分解組立及び洗滌清掃作業も原料供給口金
を着脱するだけで労力を要することなく迅速かつ確実に
行うことができる。
【0011】また原料供給口金の内部を原料吐出方向に
沿って区劃するときは、異種色の原料を同時に原料供給
口金に圧送することができ、竹輪の内外面及び断面を異
色に形成でき、従来の竹輪には見られない付加価値のあ
る竹輪を簡易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図。
【図2】同縦断正面図。
【図3】原料供給口金の正面図。
【図4】図3の断面図。
【図5】原料供給口金の別実施例の正面図。
【図6】図5の断面図。
【図7】原料供給口金の他の実施例の断面図。
【図8】同更に他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 原料移送回転ドラム 2 串杆係止片 3 串杆支持チェーン 4 串杆回転ベルト 5 原料供給口金 5′ 区劃片 5″ 区劃部 A 串杆 B 竹輪原料

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料移送回転ドラムの両側にそのドラム
    上面に沿って串杆支持チェーンとその内側に位置する串
    杆回転ベルトとを張設すると共に前記串杆回転ベルト
    の始端部後側における原料回転移送ドラム上部に原料供
    給ポンプに連通する原料供給口金を臨設し、該原料供給
    口金先端から吐出される原料を串杆支持チェーンにより
    移送される串杆と原料供給口金先端とによって切断し、
    その後該串杆に切断された原料を前記串杆回転ベルトに
    よって回転させられている串杆の外周に捲着するように
    したことを特徴とする竹輪製造機における原料成型装
    置。
  2. 【請求項2】原料供給口金を着脱可能に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の竹輪製造機における原料成型
    装置。
  3. 【請求項3】原料供給口金の内部を原料の吐出方向に沿
    って区劃し、該区劃部分の夫々の基部を異種色の原料か
    らなる原料供給ポンプに連通せしめたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の竹輪製造機における原料成型装
    置。
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