JP3057862U - 竹輪製造機における原料供給装置 - Google Patents

竹輪製造機における原料供給装置

Info

Publication number
JP3057862U
JP3057862U JP1998007301U JP730198U JP3057862U JP 3057862 U JP3057862 U JP 3057862U JP 1998007301 U JP1998007301 U JP 1998007301U JP 730198 U JP730198 U JP 730198U JP 3057862 U JP3057862 U JP 3057862U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
material supply
supply path
supply device
making machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998007301U
Other languages
English (en)
Inventor
律二 高橋
三徳 唐川
Original Assignee
有限会社備文エンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社備文エンジニアリング filed Critical 有限会社備文エンジニアリング
Priority to JP1998007301U priority Critical patent/JP3057862U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057862U publication Critical patent/JP3057862U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fish Paste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料供給量が正確であり、装置の組立、分
解、清掃等を迅速かつ容易に行なうことができるとも
に、大きさの異なる竹輪等を製造するための原料供給量
の変更を非常に簡単に行なうことができる原料供給装置
を提供すること。 【解決手段】 内部に原料供給路19を有する原料供給
本体18と、前記原料供給路19内に分解掃除自在に装
着されているとともに原料供給路19の出口19bに向
けて原料を定量的に搬送する原料送り込みギア23と、
前記原料供給路19の出口19b部分に着脱自在に装着
されているとともに原料を原料移送回転ドラム5の外周
面に向けて供給するノズル21と、このノズル21から
供給される原料を所定量に切断分割する原料切断機31
とを有することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は竹輪の原料を串杆に捲着する竹輪製造機において前記串杆に対して原 料を供給する竹輪製造機における原料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の竹輪製造機は、実公昭62−35353号公報、実公平4−2 7352号公報等に見られるように、原料移送回転ドラムの上方に原料成型孔を 有する成型ドラムを設け、ホッパ内の原料を原料成型孔内の押出型のピストン作 用によって原料移送回転ドラム上に成型供給し、原料移送回転ドラムに設けた捲 着装置によってこれを串杆に捲着して焙焼工程に移送するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記原料移送回転ドラム上に原料を成型供給する手段が、ピスト ン作用で成型ドラムに形成した原料成形型孔に原料を充填した後に、押出型によ りピストンのようにして原料移送回転ドラム上に押出して成型しているので、ホ ッパにおける充填機溝、成型ドラムの押出機構等が複雑であって、作業終了後の 洗浄清掃および分解組立繰作が面倒で迅速かつ容易にできないという不都合があ り、更に、大きさの異なる竹輪を製造する場合には、その原料成型孔の交換、ピ ストンストローク等の変更をしなければならず、その操作に多大の労力および時 間を要するという問題点があった。
【0004】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、原料供給量が正確であり、 装置の組立、分解、清掃等を迅速かつ容易に行なうことができるともに、大きさ の異なる竹輪等を製造するための原料供給量の変更を非常に簡単に行なうことが できる竹輪製造機における原料供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために本考案の竹輪製造機における原料供給装置は、原料 移送回転ドラムの外周面に沿って串杆支持チェーンとその内側に位置する串杆回 転ベルトとによって搬送されている串杆に対して竹輪の原料を供給する竹輪製造 機における原料供給装置であって、内部に原料供給路を有する原料供給本体と、 前記原料供給路内に装着されているとともに原料供給路の出口に向けて原料を定 量的に搬送する原料送り込みギアと、前記原料供給路の出口部分に装着されてい るとともに原料を前記原料移送回転ドラムの外周面に向けて供給するノズルと、 このノズルから供給される原料を所定量に切断分割する原料切断機とを有するこ とを特徴とする。
【0006】 本考案によれば、原料送り込みギアによって原料供給量を正確にして供給する ことができ、装置全体を分解掃除自在に形成することにより、装置の組立、分解 、清掃等を迅速かつ容易に行なうことができ、しかも原料送り込みギアの原料供 給量を変更したり、ノズルの形状を変更することにより、原料供給量の変更を非 常に簡単に行なうことができ、大きさの異なる竹輪等を容易に製造することがで きる。
【0007】
【実施の態様】
以下、本考案の実施態様を図1から図5について説明する。
【0008】 図1から図5は本考案の1実施態様を示す。
【0009】 図1は本考案の原料供給装置1を取付けた竹輪製造機2を示している。
【0010】 この竹輪製造機2においては、架台3のほぼ中央部に回転軸4をもって原料移 送回転ドラム5が一方向(図1において半時計回り)に回転自在に支承されてい る。この原料移送回転ドラム5の両側には円弧状の支持ガイド6が回転軸4に固 定的に設置されており、この支持ガイド6と駆動スプロケット7との間に上行部 がドラム5の上面に沿ってドラム5と同方向に移動する串杆係止片9を設けた串 杆支持チェーン8が巻回されている。また、両串杆支持チェーン8の内側には、 串杆支持チェーン8によって係止移送される串杆Aに上部から圧接する無端状の 串杆回転ベルト10が駆動輪11、従動輪12および展張力調節輪13に巻回さ れている。この串杆回転ベルト10は図1において反時計方向に回転させられる 。串杆支持チェーン8の上行部始端部には串杆Aを串杆係止部7へ供給する串杆 供給装置14が設けられており、串杆支持チェーン8の駆動スプロケット7部分 には串杆Aを次工程に搬出する串杆搬出装置15が設けられている。
【0011】 原料供給装置1は、串杆供給装置14から受け取られた串杆Aが串杆回転ベル ト10に接触をほぼ開始した位置の原料移送回転ドラム5の外周面に竹輪の原料 を供給するように配置されている。架台3の上部には原料供給装置1のための駆 動機構部16が設置されており、この駆動機構部16から延出されたステー17 により原料供給装置1の内部に原料供給路19を有する原料供給本体18が固定 されている。この原料供給本体18の原料供給路19の上部の入口19aにはホ ッパ20が装着されており、下部の2つの出口19b、19bにはそれぞれ原料 を串杆Aに向けて供給するノズル21、21が着脱自在に装着されている。また 、原料供給路19内には、入口19a側に左右1対の原料送り込みローラ22、 22が回転自在に支承されており、出口19b側には左右1対の原料送り込みギ ア23、23が回転自在に支承されている。更に説明すると、原料供給本体18 は断面略U字形の本体部材18aに対して、本体部材18aの両端面を閉塞する 端板部材18b、18cをボルト等の緊締具24により着脱自在に取付けて、組 立、分解可能に形成されている。各ローラ22およびギア23の中心軸22a、 23aはそれぞれ両端板部材18b、18cに適宜な軸受部材を介して回転自在 に支承されていて、組立、分解可能に形成されている。両ローラ22の中心軸2 2aと、駆動側のギア23の中心軸23aはそれぞれ駆動機構部16側に端板部 材18bを貫通しており、駆動機構部16から突出されているローラ駆動用の2 本の駆動軸25、25およびギア駆動用の1本の駆動軸26の軸端部とスプライ ン結合等により回転伝達自在に連結されている。駆動機構部16においては、駆 動モータ27によりチェーン28によりギア駆動用の1本の駆動軸26を回転さ せ、この駆動軸26から一方のローラ駆動用の駆動軸25をチェーン29により 回転させ、歯車30、30により他方のローラ駆動用の駆動軸25を回転させる ように形成されている。また、ノズル21の出口部分には、ノズル21から供給 される原料を所定量に切断分割する原料切断機31が配設されている。本実施形 態における原料切断機31は、回転軸32に2つのノズル21の両端幅より広い 位置に固定した2つのブラケット33、33の先端部にピアノ線34を展張して 形成されている。このピアノ線34を回転軸32回りに回転させて、ノズル21 から供給される原料を切断分割する。その回転軸32は一端部を駆動機構部16 部分に設けられている駆動軸35の軸端部とスプライン結合等により回転伝達自 在に連結されているとともに、他端部を架台3に固定した弾圧回転支持部材36 によって駆動軸35に向けて押圧して支持されていて、原料切断機31自体が組 立、分解可能に形成されている。
【0012】 次に、本実施形態の作用を説明する。
【0013】 駆動モータ27を回転させて駆動機構部16の各駆動軸25、26を回転させ ることにより原料供給装置1のそれぞれ1対の原料送り込みローラ22および原 料送り込みギア23を図3の矢印方向に回転させると、ホッパ20から原料供給 本体18の原料供給路19に投入された原料がノズル21に向けて正確に計量さ れて供給される。当該ノズル21の出口から原料移送回転ドラム5の外周面であ って幅規制リング38、38の間に向けて原料が供給され、回転している原料切 断機31のピアノ線34によって原料が切断分割されて、予定していた適正量の 分割された原料が原料移送回転ドラム5の外周面に供給される。
【0014】 このようにして原料移送回転ドラム5の外周面上に原料が供給されると、当該 原料は原料移送回転ドラム5の外周面の回転により、当該原料移送回転ドラム5 の外周面より遅く移動する串杆支持チェーン3の串杆係止片9に係止された串杆 Aであって串杆回転ベルト10によって図1において反時計回りに回転させられ る串杆Aの下面部分に供給され、原料は原料移送回転ドラム5の外周面から剥離 されて串杆Aの外周に捲着される。更に、原料移送回転ドラム5の外周面の周速 度と串杆Aの周速度との相違により、原料は串杆Aに回転体としての形を整えら れるようにして整形され、串杆Aに竹輪原料Bとして形成され(図2参照)、そ の後串杆搬出装置15により次工程に搬送される。
【0015】 このように本実施形態によれば、原料供給本体18に設けた原料送り込みギア 23によって原料供給量を正確にして供給することができるので、均一な商品価 値の高い竹輪を製造することができる。また、原料供給装置1の原料が通過する 部分の構造を分解掃除自在に形成しているために、装置の組立、分解、清掃等を 迅速かつ容易に行なうことができる。しかも、原料送り込みギア23の回転速度 を可変調節して原料供給量を変更したり、ノズル21の出口の形状や面積を変更 することにより、原料供給量の変更を非常に簡単に行なうことができ、大きさの 異なる竹輪等を容易に製造することができる。また、本実施形態の原料供給装置 1は、従来の竹輪製造機の原料供給装置との交換を可能とするものであり、汎用 性にも優れている。
【0016】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて変更する ことができる。例えば、原料切断機31としては、とにかくノズル21から吐出 供給される原料を分割できるものであればよく、他の公知の構成のものも利用す ることができる。また、ノズル21の設置数は1個としたり、3個以上としても よい。
【0017】
【考案の効果】
このように本考案の竹輪製造機における原料供給装置は構成され作用するもの であるから、原料供給量が正確であり、装置の組立、分解、清掃等を迅速かつ容 易に行なうことができるとともに、大きさの異なる竹輪等を製造するための原料 供給量の変更を非常に簡単に行なうことができ、従来の竹輪製造機の原料供給装 置との交換も可能であり、汎用性に優れている等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の原料供給装置を取付けた竹輪製造機
の側面図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 本考案の原料供給装置の正面図
【図4】 図3の部分切断右側面図
【図5】 図4の平面図
【符号の説明】
1 原料供給装置 2 竹輪製造機 5 原料移送回転ドラム 8 串杆支持チェーン 10 串杆回転ベルト 18 原料供給本体 19 原料供給路 19b 出口 21 ノズル 23 原料送り込みギア 31 原料切断機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料移送回転ドラムの外周面に沿って串
    杆支持チェーンとその内側に位置する串杆回転ベルトと
    によって搬送されている串杆に対して竹輪の原料を供給
    する竹輪製造機における原料供給装置であって、 内部に原料供給路を有する原料供給本体と、前記原料供
    給路内に装着されているとともに原料供給路の出口に向
    けて原料を定量的に搬送する原料送り込みギアと、前記
    原料供給路の出口部分にに装着されているとともに原料
    を前記原料移送回転ドラムの外周面に向けて供給するノ
    ズルと、このノズルから供給される原料を所定量に切断
    分割する原料切断機とを有することを特徴とする竹輪製
    造機における原料供給装置。
JP1998007301U 1998-09-21 1998-09-21 竹輪製造機における原料供給装置 Expired - Lifetime JP3057862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998007301U JP3057862U (ja) 1998-09-21 1998-09-21 竹輪製造機における原料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998007301U JP3057862U (ja) 1998-09-21 1998-09-21 竹輪製造機における原料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3057862U true JP3057862U (ja) 1999-06-08

Family

ID=43191787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998007301U Expired - Lifetime JP3057862U (ja) 1998-09-21 1998-09-21 竹輪製造機における原料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057862U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4192636A (en) Apparatus for stretching dough material
JP2896503B2 (ja) 有芯食品の製造方法とその装置
JP5944601B1 (ja) セラミックパイプ材の連続乾燥装置
GB2309003A (en) Method and apparatus for making food product having concentric cylindrical layers of different materials
KR101774194B1 (ko) 곡물가공식품 분할용 절단기
JP3057862U (ja) 竹輪製造機における原料供給装置
KR20100066257A (ko) 떡 절단장치
EP0826304B1 (en) Apparatus for powdering bread dough being stretched
JPH04246524A (ja) タイヤ用ゴムシート部材
US6257127B1 (en) Apparatus for making spring-roll skin from dough
US4212617A (en) Apparatus for producing a flow of short cheese strands
US2723708A (en) Apparatus for corrugating material
US8496463B2 (en) Extruder feed section with pivotable feed roll assembly
JP4255956B2 (ja) 麺帯状マシュマロの麺線状切出し装置
JP3017694B2 (ja) 竹輪製造機における原料成型装置
JPH06153761A (ja) デポジッターの充填方法および充填装置
US20240215589A1 (en) Cleaning device for extension roller
JP4145772B2 (ja) 食品成形装置
CN217807138U (zh) 一种板材送料装置
KR100626823B1 (ko) 떡 및 제과용 소재 자동 절단 장치
KR200323841Y1 (ko) 채널형 브러시 제조기
EP4331366A1 (en) Cleaning device for extension roller
JP6828910B2 (ja) 蕎麦生地製造装置
US2613619A (en) Multiple mold continuous plastic forming machine
FI75473C (fi) Maskin foer att forma hela ringar eller liknande av deg.

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term