JP3057847U - 模様形状を有する食品の製造装置品の製造方法及び装置 - Google Patents

模様形状を有する食品の製造装置品の製造方法及び装置

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Japan
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food
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manufacturing
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和良 小野口
豊純 大貫
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来にない新規な模様形状の食品製造装置。 【解決手段】 外側食品材料が内側食品材料に巻き付く
ように構成し、それを棒状又は球状に分割成形すること
により新規な模様形状の食品を製造する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は外側食品材料が内側食品材料に巻きついた模様形状を有する食品の製 造装置に関する。
【0002】
【従来技術】
外側食品材料と内側食品材料がらなる棒状生地を適宣に分割成形する食品の分 割成形装置は、特公昭63−29979号等において知られている。
【0003】 これらの分割成形装置は、外側食品材料通路の外側ノズル内に内側食品材料通 路の内側ノズルを挿入し、それぞれの食品材料を二重円筒状に吐出して内側食品 材料と外側食品材料が接合した棒状生地を形成し、この連続吐出される棒状生地 を棒状に分割又は球状に成形する分割成形装置を前記ノズルの下方に設けている 。この分割成形装置は互いに摺動可能に組み立てられた3つ以上の角形片を中央 に囲みを形成するように組み合わせ、この囲みを開閉して、囲みを通過する棒状 生地を包み込むように分割成形している。 しかし、近年の消費者の嗜好の多様化により、各種形状の付加価値食品が市場 において要求されるところとなり、外観形状に一層の変化に富んだ食品の提供が 求められるようになった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記のような市場の要求に応え得られるよう外観形状に一層の変化 に富んだ模様形状を有する食品の製造装置を提供することを目的とするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記したような問題点を解決するものであり、その構成は外側食品 材料を吐出する外側ノズルに内側食品材料を吐出する内側ノズルを装嵌して摺接 させると共に、外側ノズルを内側ノズルに対して回転自在に設け、外側ノズルの 吐出口は一個ないし複数個の開口により形成されていることを特徴とする模様形 状を有する食品の製造装置である。 そして、上記の構成において、外側ノズルの吐出口である一個ないし複数個の 開口が切り欠きであるので、内側食品材料の回りに外側食品材料が巻き付いた模 様形状の食品を製造することができるものである。 また、上記の構成において、外側ノズルの吐出口である一個ないし複数個の開 口が小孔であるので外側食品材料は小孔の形状のまま吐出され、内側食品材料の 回りに外側食品材料がより立体的に巻き付いた模様形状の食品を製造することが できるものである。 更に、外側ノズルと内側ノズルの摺接部にシール部材を設けた事により摺接部 より外側食品生地が漏れて製品を汚すことが無くなるので製品の生産効率を高く することができるものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案を外側食品材料WAと内側食品材料WBからなる棒状生地WDを吐出し 、分割成形する食品の製造装置を例に図1乃至図11に基づき説明する。
【0007】 この装置は食品材料の供給装置であるエクストルーダー部2と棒状生地WDを 成形する重合ノズル部4からなる吐出部、吐出した棒状生地WDを分割成形装置 51により分割成形するシャッター部5からなっている。エクストルーダー部2 は食品材料WA、WBを蓄える一対のホッパー21A、21Bを上部に有し、そ れぞれのホッパー21A、21Bの底面近傍に図示しないスクリューを設けてい る。ホッパー21Aは二重棒状生地の外側食品材料WA例えば、クッキ─ 生地、パン等の発酵生地、外郎生地、練り製品生地等の粘性材料、ホッパー21 Bには二重棒状生地の内側食品材料WB例えばホッパ─21Aとは色違いのクッ キ─生地、ミートフィリング、外郎生地、練り製品生地等の粘性材料をそれぞれ 蓄える。スクリューはホッパ21A、21Bの底部近傍に水平方向に必要に応じ て複数併設されており、図示しないモーターによってそれぞれ回転してホッパー 内の外側食品材料WA、内側食品材料WBを輸送する。ホッパー21A、21B のスクリュー先端方向には開口を設けてあり、これにより外側食品材料WA、内 側食品材料WBは食品材料定量供給ポンプ3A、3Bへ導入される。食品材料定 量供給ポンプ3A、3Bは、たとえば公知のベーンポンプ式を用いて食品材料を 一定量重合ノズル部4へ輸送する。
【0008】 上記説明したエクストルーダー部2に連接して重合ノズル部4を設けている。 重合ノズル40は、内側食品材料通路42を外側食品材料通路41で囲むように 重ね合わせてそれぞれの通路の出口の内側ノズル45と外側ノズル44から多重 の棒状生地WDとして吐出成形するものである。
【0009】 外側ノズル44の一端には外側ノズルギヤ76が構成してあり、外側ノズル駆 動モ─ タ71の回転が駆動ギヤ72から従動ギヤA73、従動ギヤB74、従動ギヤC 75、外側ノズルギヤ76へと伝達され外側ノズル44を回転させる。又、外側 ノズルの吐出口80は、内側ノズルの吐出口81に摺接部49で摺接しており一 ヶ所以上の切り欠き47又は小孔48が設けられている。外側食品材料WAはこ の切り欠き47又は小孔48より吐出され、外側ノズル44が回転することによ り螺旋状の軌跡を描きながら内側ノズルの吐出口81より吐出された内側食品材 料WBに巻きつき、シャッタ─ 部5へと吐出される。
【0010】 ここで、外側食品材料WAの粘性が低く外側ノズル44と内側ノズル45の摺 接部49から外側食品材料WAが漏れてしまう様な場合には、外側ノズル44と 内側ノズル45の摺接部49にシール部材を設けることがある。シール部材とし ては、Oリングやメカニカルシール、パッキン等を用いることができる。このシ ール部材を用いることにより、粘性の低い外側食品材料WAが摺接部49より漏 れることなく内側食品材料WBに外側食品材料WAが巻き付いた棒状生地WDを 吐出することになる。
【0011】 重合ノズル40より吐出された内側食品材料WBに外側食品材料WAが巻きつ いた棒状生地WDは、シャッタ─ 部5で分割成形される。このとき分割成形する間隔を様々に変えることにより、 長さの異なる棒状の製品、又は球状の製品が製造されることになる。シャッター 部5で分割成形された製品Wはコンベヤ6により次工程へ移送される。
【0012】 実施例1について述べると、外側ノズルの吐出口80には外側ノズル44と内 側ノズル45の摺接部49の外側に4ヶ所の切り欠き47が設けてあり、回転し ながら外側食品材料WAを吐出する。吐出された外側食品材料WAは螺旋状の軌 跡を描きながら内側食品材料WBに巻きつくことになる。これをシャッター部5 により分割成形したものが図8に示してある。ここで図8(a)は切断間隔を長 くしており、製品W1は長い棒状となる。また図8(b)は切断間隔を短くして おり球状の製品W2となったものである。
【0013】 実施例2について述べると、外側ノズルの吐出口80には4ヶ所の小孔48が 外側ノズル44と内側ノズル45の摺接部49より外側に設けてあり、回転しな がら外側食品材料WAを吐出する。小孔の形状のまま吐出された外側食品材料W Aは螺旋状の軌跡を描きながら内側食品材料WBに巻きつくことになる。これを シャッター部5により分割成形すると実施例1と同様に長い棒状の製品W1や球 状の製品W2が製造される。この場合は実施例1に比べて外側食品材料WAが小 孔の形状のまま吐出されるので、より立体的に内側食品材料WBに巻きつくよう になる。
【0014】 実施例3について述べると、実施例1、実施例2と同様に構成されており、更 に内側食品材料通路42の内側に、別の中央食品材料通路43を入れて構成した ものである。この中央食品材料WCは、外側食品材料WA、内側食品材料WBと は別の図示しないエクストルーダー機構により内側ノズル45の内側にある中央 ノズル46に送られ吐出されるものである。これにより重合ノズル40から吐出 される内側食品材料WBの内側には中央食品材料WCが内包されその外側には外 側食品材料WAが螺旋状に巻きついた形状となる。これも実施例1、実施例2と 同様にシャッター部5により分割成形すると棒状の製品W3や球状の製品W4が 製造されることになる。
【0015】 実施例4について述べると、外側ノズル44と内側ノズル45の摺接部49に シール部材としてOリング82を用いている。摺接部49の外側ノズル45側に Oリング用溝83を加工し、そこにOリング82を設けたので摺接部49より外 側食品材料WAが漏れて製品を汚すことなく製造することができる。
【0016】 実施例5について述べると、外側食品材料WAを吐出するときに、シャッター 部5の切断する間隔に合わせて外側ノズル44の回転速度を変化させたり回転を 正転、逆転、停止のそれぞれの動作を組み合わせて行なうことにより外側食品材 料WAが内側食品材料WBに螺旋状に巻きついた形状だけではなく様々な模様を 描くことが出来るものである。この実施例に基づいて製造された食品の例を図1 0に示す。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、外側食品材料WAを吐出する外側ノズル4 4に内側食品材料WBを吐出する内側ノズル45を装嵌して摺接させると共に、 外側ノズル44を内側ノズル45に対して回転自在に設け、外側ノズルの吐出口 80は一個ないし複数個の開口により形成されているので様々な模様形状を有す る食品Wを製造することができる。
【0018】 また、一個ないし複数個の開口が切り欠きであるので、内側ノズル45と回転 自在に設けられている外側ノズル44の切り欠き47から吐出される外側食品材 料WAは、内側ノズル45より吐出される内側食品材料WBに巻き付くので新た な模様形状の食品Wを製造することができる。
【0019】 同様に、一個ないし複数個の開口が小孔であるので、内側ノズル45と回転自 在に設けられている外側ノズル44の小孔48から吐出される外側食品材料WA は小孔48の形状のまま吐出され、内側ノズル45より吐出される内側食品材料 WBにより立体的に巻き付くので新たな模様形状の食品Wを製造することができ る。
【0020】 更に、外側ノズル44と内側ノズル45の摺接部49にシール部材を設けたの で摺接部49より外側食品材料WAが漏れて製品を汚すことなく製品の生産効率 を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態による正面図である。
【図2】本考案の実施例1による一部断面で示す側面図
である。
【図3】図2におけるM−M断面図である。
【図4】実施例1に基づき製造された食品の例である。
【図5】本考案の実施例2による一部断面で示す側面図
である。
【図6】図5におけるN−N断面図である。
【図7】本考案の実施例3による一部断面で示す側面図
である。
【図8】図7におけるO−O断面図である。
【図9】実施例3に基づき製造された食品の例である。
【図10】本考案の実施例4による一部断面で示す側面
図である。
【図11】実施例5に基づき製造された食品の例であ
る。
【符号の説明】 1 フレーム 2A エクストルーダー部(外側食品用) 2B エクストルーダー部(内側食品用) 3A 食品材料定量供給ポンプ(外側食品用) 3B 食品材料定量供給ポンプ(内側食品用) 4 重合ノズル部 40 重合ノズル 41 外側食品材料通路 42 内側食品材料通路 43 中央食品材料通路 44 外側ノズル 45 内側ノズル 46 中央ノズル 47 切り欠き 48 小孔 49 摺接部 5 シャッター部 51 分割成形装置 52 角形片 6 コンベヤ 71 外側ノズル駆動モーター 76 外側ノズルギヤ 80 外側ノズルの吐出口 81 内側ノズルの吐出口 82 Oリング 83 Oリング溝 WA 外側食品材料 WB 内側食品材料 WC 中央食品材料 WD 棒状生地 W、W1、W2、W3、W4 製品

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側食品材料を吐出する外側ノズルの内側
    に内側食品材料を吐出する内側ノズルを装嵌して摺接さ
    せると共に、外側ノズルを内側ノズルに対して回転自在
    に設け、外側ノズルの吐出口は一個ないし複数個の開口
    により形成されていることを特徴とする模様形状を有す
    る食品の製造装置。
  2. 【請求項2】一個ないし複数個の開口が切り欠きである
    請求項1に記載の模様形状を有する食品の製造装置。
  3. 【請求項3】一個ないし複数個の開口が小孔である請求
    項1に記載の模様形状を有する食品の製造装置。
  4. 【請求項4】外側ノズルと内側ノズルの摺接部にシール
    部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし3に記載
    の模様形状を有する食品の製造装置。
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