JPH0851329A - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

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JPH0851329A
JPH0851329A JP18694294A JP18694294A JPH0851329A JP H0851329 A JPH0851329 A JP H0851329A JP 18694294 A JP18694294 A JP 18694294A JP 18694294 A JP18694294 A JP 18694294A JP H0851329 A JPH0851329 A JP H0851329A
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JP
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time constant
circuit
fading
agc circuit
signal
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Koichi Masubuchi
貢市 増渕
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時定数回路により設定された時定数に基づき
利得制御回路が可変利得増幅器の利得を制御するAGC
回路に関し、許容できる固定劣化の範囲でフェージング
による受信入力レベル変動の抑圧特性を改善する。 【構成】 入力信号又は出力信号或いは利得制御回路の
出力信号から伝送路のフェージング状態を判定し、この
判定結果に応じて複数の時定数回路の内のいずれかを選
択してAGC回路の時定数とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAGC回路に関し、特に
ディジタル無線受信装置に用いられるAGC(自動利得
制御)回路に関するものである。
【0002】ディジタル無線受信装置等においては、伝
送路にフェージングなどが発生するとその受信レベルが
低下するため、このような受信信号のレベルを常に一定
のレベルに保つ為のAGC回路が必要となる。
【0003】
【従来の技術】図11は従来より知られているAGC回
路を示したもので、図中、1は可変利得増幅器を示し、
この可変利得増幅器1はn段の増幅器AMP1〜AMP
nと、これらの増幅器AMP1〜AMPnの間に挿入さ
れたn-1段の可変減衰器VATT1〜VATTn-1とで構
成されている。
【0004】このような可変利得増幅器1の出力信号は
検波器2によって直流電圧に変換され、この直流電圧に
対応した出力電圧を時定数回路3が発生する。
【0005】この時定数回路3から発生された出力電圧
は利得制御回路4で基準電圧Vrefと比較され、両者の
差電圧によって可変利得増幅器1の可変減衰器VATT
1〜VATTn-1 を制御して常に一定の出力電圧を発生
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のAGC回
路における時定数回路3は、AGC回路としての制御
(応答)速度を規定するものであり、この時定数回路3
の時定数は伝送する信号の変調方式によりその固定劣化
(ビット誤り率BERの劣化の意味)が少なくなるよう
な値に設定されている。
【0007】すなわち、無線受信装置の固定劣化は、受
信レベル低下や帯域内振幅偏差の増加などの原因により
受信信号のS/N劣化、復調器における再生キャリアの
S/N劣化、クロック抽出回路のジッタ成分の増加など
による識別回路の識別誤りによるものが支配的となって
いるが、このため、伝送路(無線回線)にフェージング
が発生し受信入力レベルが低下した場合、AGC回路の
時定数により固定劣化が更に増加しないようにする必要
があり、このため時定数を大きくし(AGC回路の応答
速度を遅くし)、AGC回路のビット誤り率が小さくな
るようにする必要がある。
【0008】また、変調方式によっても時定数は異な
り、変調方式によらずビット誤り率が一定になるために
は、図12に示すように変調方式が多値化するほど時定
数を大きくしなければならない。
【0009】この結果、時定数を大きくすると、フェー
ジングによる受信入力レベル変動の抑圧が出来なくなる
とともに、変調方式が多値化すればするほど劣化すると
いう問題点があった。
【0010】従って本発明は、時定数回路により設定さ
れた時定数に基づき利得制御回路が可変利得増幅器の利
得を制御するAGC回路において、許容できる固定劣化
の範囲でフェージングによる受信入力レベル変動の抑圧
特性を改善することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るAGC回路は、図1に原理的に示すよ
うに、入力信号から伝送路のフェージング状態を判定す
るフェージング判定部5と、複数の時定数回路3と、該
フェージング判定部5の判定結果に応じて該複数の時定
数回路3の内のいずれかを選択する時定数切替制御回路
6と、を備えている。
【0012】上記のAGC回路において、該フェージン
グ判定部5は、入力信号レベルに反比例した時定数を選
択するための判定結果を出力することができ、入力信号
の代わりに利得制御回路4の出力信号から判定してもよ
い。
【0013】また上記のフェージング判定部5は、入力
信号の周波数帯域中の少なくとも2つの周波数成分につ
いてレベル検出を行い、該レベル同士の差に比例した時
定数を選択するための判定結果を出力することができ
る。
【0014】この場合も、該フェージング判定部5は、
入力信号の代わりに該AGC回路の出力信号から判定し
てもよい。
【0015】このフェージング判定部5は、該周波数成
分のレベル検出をそれぞれのフィルタにより行うことが
でき、或いは該周波数成分のレベル検出をタイミング信
号により各周波数成分の信号を切り替えて発生するVC
Oで行ってもよい。
【0016】また、本発明に係るAGC回路は、後続の
復調器の識別回路の誤差信号を検出して積分する積分回
路と、該積分回路の積分値からフェージング状態を判定
するフェージング判定部と、複数の時定数回路と、該フ
ェージング判定部の判定結果に応じて該複数の時定数回
路の内のいずれかを選択する時定数切替制御回路と、を
備えたものとすることができる。
【0017】
【作用】図1に示す本発明に係るAGC回路において
は、フェージング判定部5は入力信号(又はこの入力信
号の代わりに利得制御回路4の出力信号、或いはAGC
回路の出力信号)を受けて伝送路のフェージング状態を
判定する。
【0018】これは例えば、入力信号レベルが大きくな
れば小さい時定数を選択し入力信号レベルが小さくなれ
ば大きい時定数を選択するという判定結果を出力する。
【0019】すなわち、フェージングが発生して入力信
号レベルが低くなったような場合には、AGC回路の固
定劣化、即ちビット誤り率が小さくなるようにするため
時定数を大きくするが、フェージング等がなく入力信号
レベルが高い正常な場合には、本来AGC回路に求めら
れるように時定数を小さくするように制御信号を発生す
る。
【0020】したがって、この様な制御信号をフェージ
ング判定部5から受けた時定数切替制御回路6はn個か
ら成る時定数回路3−1〜3−nの内のいずれかを選択
して切り替えるように制御する。
【0021】したがって、可変利得増幅器1から検波器
2を介して与えられる直流電圧は時定数回路3で最適な
時定数が与えられ且つ利得制御回路4を介して利得を制
御することとなる。
【0022】また、このフェージング判定部5は入力信
号或いはこのAGC回路の出力信号における周波数帯域
成分の内の少なくとも2つの周波数成分についてレベル
検出を行い、このレベル検出を行った値の差に比例した
時定数を選択するような判定結果を出力してもよい。
【0023】すなわち、フェージングが発生している場
合には少なくとも使用周波数帯域内の二つの周波数成分
についてのレベル間に差が生じるため、この差が大きけ
れば大きいほどフェージング状態が大きいとして上記に
述べた時定数を大きくするように制御すればよい。
【0024】さらに本発明においては、このAGC回路
に通常接続される復調器の識別回路から識別誤差信号を
検出して積分し、この積分した値からフェージング判定
部がフェージング状態を判定することにより、誤差信号
の多いフェージング状態を検出して上記と同様に複数の
時定数回路の内の最適なものを切替選択することができ
る。
【0025】
【実施例】図2(a)には、本発明に係るAGC回路の
実施例(その1)が示されており、この実施例では、図
1に示したフェージング判定部5が、入力信号(IF信
号)を入力して直流信号に変換する検波器11とこの検
波器11の出力電圧(直流電圧)から伝送路のフェージ
ング状態を判定して時定数切替制御回路6に制御信号を
与える判定部12とで構成されている。その他の構成は
図1に示したものと同じである。
【0026】このような実施例においては、判定部12
は図2(b)に示すような原理に従って時定数の制御を
行う。
【0027】すなわち、検波器11の出力電圧が高い
時、これは受信入力レベルが高いことを意味し、この場
合には図示のごとくより小さい時定数が選択され、入力
信号レベルが低くなるとフェージング状態に移行するの
でこのフェージング状態に対応してより大きな時定数を
選択する制御信号を出力するようにしている。
【0028】このように、受信入力レベルの低下を検出
したとき、これに応じてAGC回路の時定数を大きく
し、逆に受信入力レベルが高くなった場合にはAGC回
路の時定数を小さくしてフェージングによる入力レベル
変動に対する抑圧特性を改善している。
【0029】図3は本発明に係るAGC回路の実施例
(その2)を示したものであり、この実施例では、図2
に示した実施例(その1)が入力信号を検波器11に入
力しているのに対し、利得制御回路4の出力信号を検波
器11に入力させている点が異なっている。
【0030】この実施例においても、利得制御回路4の
出力信号をフェージング判定部5で判定することは、入
力信号のレベルを検出するのと等価であり、全く同様に
して図2(b)に示した原理に従って時定数を制御する
ことができる。
【0031】図4は本発明に係るAGC回路の実施例
(その3)を示したもので、この実施例では、図1に示
したフェージング判定部5は、入力信号を分離するハイ
ブリッド回路13と、このハイブリッド回路13から分
離された同じ3つの信号をそれぞれが入力して異なった
3つの周波数成分f-,0,+ (いずれも使用周波数帯
域内)の信号を抽出するバンドパスフィルタ14〜16
と、これらのバンドパスフィルタ14〜16の出力信号
をそれぞれ直流電圧に変換するための検波器17〜19
と、これらの検波器17〜19の内の少なくとも2つを
比較してその差分ΔVを出力するための減算器20と、
この差分信号ΔVを入力してフェージングを判定し制御
信号を切替制御回路6へ与えるための判定器21とで構
成されている。その他の構成は図1に示したものと同様
である。
【0032】なお、フィルタ14〜16及び検波器17
〜19は始めから使用する2つの周波数成分についてだ
けを用意しておいてもよい。
【0033】この図4の実施例の動作を図5を参照して
説明すると、伝送路にフェージングが無い正常な時に
は、入力信号の周波数帯域は図5(a)に示すような状
態となっており、この周波数帯域の内の上記の3つの異
なった周波数成分f-,0,+をバンドパスフィルタ1
4〜16でそれぞれ抽出し且つそれぞれに接続された検
波器17〜19で直流電圧に変換して減算器20に与え
られる。
【0034】この減算器20ではこれら3つの周波数成
分の内の例えば周波数成分f- とf + とを引き算してそ
の差分ΔVを判定器21に出力する。尚、フェージング
を判定するためには上記のように周波数成分f- とf+
とを選択することが好ましいが、これに限らずこれら3
つの周波数成分の内のいずれか2つを減算すればよい。
【0035】判定器21は減算器20からの差分信号Δ
Vにより図5(c)に示す原理(図2(b)に相当)に
従って時定数を選択する。
【0036】すなわち、例えばΔVが0.2Vの時には
時定数を選択し、ΔVが0.6Vの時には時定数を
選択する、というように、差分電圧ΔVが大きいとき
(フェージング状態が強い時)にはより大きな時定数を
選択するような制御信号を出力する。
【0037】図6は本発明に係るAGC回路の実施例
(その4)を示したもので、この実施例は図4に示した
実施例(その3)が入力信号をハイブリッド回路13に
入力しているのに対して、AGC回路の出力信号を受け
ている点が異なっているだけであり、その他は図4の実
施例と同様である。
【0038】図7は本発明に係るAGC回路の実施例
(その5)を示しており、この実施例は特に図4及び図
6に示した実施例におけるフェージング判定部5の変形
例を示したものである。
【0039】すなわち、図7(a)に示すようにまず3
つの周波数成分f-,0,+ を発生するVCO(電圧制
御発振器)を用意し、これらの局部発振信号は点線で図
示した入力信号(これは上述の如くAGC回路の出力信
号でもよい)とともにミキサー32に与えられる。
【0040】ミキサー32は入力信号とVCO31から
の発振信号の周波数差分信号を出力するので、このミキ
サー32の出力信号はVCO31の出力信号の周波数成
分がf- である場合には図8(a)に点線で示すように
入力信号における周波数成分f- のみが0(直流成分)
となり、その他の周波数成分f0,+ のみが出力される
こととなる。
【0041】また、同様にしてVCO31の出力周波数
がf0 である時には同図(b)に点線で示すようにミキ
サー32からは周波数成分f0 で折り返された周波数f
+ 及びf- の成分が出力され、VCO31が周波数成分
+ を発生する場合には同図(c)に点線で示すように
周波数成分f0,- が出力されることとなる。
【0042】このようにしてミキサー32から出力され
た周波数成分はローパスフィルタ(LPF)33で図8
(a)〜(c)に示すように遮断周波数より高い周波数
成分をカットするように作用すると、図示のごとく斜線
で示すような周波数成分のみが出力されて検波器34に
送られ、直流電圧Bとして検出される。
【0043】ここまでのVCO31とミキサー32とロ
ーパスフィルタ33と検波器34は図7(a)に示す如
く回路Aを構成しているとすると、この回路Aから出力
された上記の直流電圧Bは同図(b)に示すようにA/
D変換器35に送られてディジタル値に変換され、メモ
リ36に記憶される。
【0044】このようにしてメモリ36には図8(a)
〜(c)に示す3つの成分の直流変換値(ディジタル
値)が格納され、このうちの2つを判定器37に送って
その差を図4に示したように取り、その差分ΔVから制
御信号を発生するようにしている。
【0045】なお、回路AにおけるVCO31は図7
(b)に示すタイミング発生器38からの信号により同
図(c)に示す如く周波数f-,0,+ が順に切り替え
られるようになっている。
【0046】このようにして、メモリ36の出力データ
から判定器37が上記の実施例(その3及びその4)と
同様ににして判定し制御信号を同様にして出力すること
が可能となる。
【0047】図9は本発明に係るAGC回路の実施例
(その6)を示したもので、この実施例ではAGC回路
の後段に接続される復調器7に通常設けられている識別
回路8に積分回路9を接続し、この積分回路9の出力信
号をフェージング判定部5に与えるものである。その他
の構成は図1の場合と同様である。
【0048】図10には識別回路8と積分回路9との組
合せがより具体的に示されており、特に積分回路9は識
別回路8から誤差として示される2つの信号を入力する
EOR(排他的論理和)回路91と、このEOR回路9
1の出力信号を反転するためのインバータ92と、この
インバータ92の出力信号を積分する積分器93とで構
成されている。
【0049】即ち、識別回路8は入力信号のアイパター
ンの中心から外れれば外れるほど誤差信号として出力さ
れることとなるので、アイパターンの最も外部に対応し
た出力ビットをEOR回路91に入力し、これらが一致
するか否かを検出する。
【0050】いま、識別回路8が正しく識別する場合に
は最も端部の2つの入力データは互いに不一致であるた
めEOR回路91の出力信号は“1”となる。
【0051】従って、インバータ92で反転されるので
論理“0”となって積分器93では積分されない。
【0052】しかしながら、識別回路8に誤差が生じる
とEOR回路91の入力信号が一致するため、その出力
信号は“0”となり、インバータ92で反転されて論理
“1”となるため積分器93で積分され、この積分され
たデータがフェージング判定部5に与えられることによ
り上記と同様のフェージング判定を行うことができる。
【0053】すなわち、誤差信号の積分値に相当する電
圧が高いという事は無線回線の品質劣化が大きく、これ
に対応して時定数を大きくしなければならないことにな
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るAG
C回路によれば、入力信号又は出力信号或いは利得制御
回路の出力信号から伝送路のフェージング状態を判定
し、この判定結果に応じて複数の時定数回路の内のいず
れかを選択してAGC回路の時定数とするように構成し
たので、許容できる固定劣化の範囲でAGC回路の時定
数を小さくするとともにフェージングよる受信入力レベ
ル変動の抑圧特性を改善し、フェージング発生により受
信入力レベルが低下した状態ではAGC回路の時定数を
大きくして固定劣化が発生しないようにすることができ
る。
【0055】また、多値変調信号を伝送する場合には時
定数により発生する固定劣化成分を大きく劣化させずに
フェージングにより発生する受信入力レベル変動の抑圧
特性を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るAGC回路の原理構成を示したブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るAGC回路の実施例(その1)を
示した図である。
【図3】本発明に係るAGC回路の実施例(その2)を
示したブロック図である。
【図4】本発明に係るAGC回路の実施例(その3)を
示したブロック図である。
【図5】本発明に係るAGC回路の実施例(その3)の
動作説明図である。
【図6】本発明に係るAGC回路の実施例(その4)を
示したブロック図である。
【図7】本発明に係るAGC回路の実施例(その5:フ
ェージング判定部)を示した図である。
【図8】本発明に係るAGC回路の実施例(その5)に
おけるミキサーの出力を説明するためのグラフ図であ
る。
【図9】本発明に係るAGC回路の実施例(その6)を
示したブロック図である。
【図10】図9に示した実施例(その6)の動作を説明
するための図である。
【図11】従来のAGC回路を示したブロック図であ
る。
【図12】変調方式により時定数と固定(BER)劣化
との関係を示したグラフ図である。
【 符号の説明】
1 可変利得増幅器 2 検波器 3,3−1〜3−n 時定数回路 4 利得制御回路 5 フェージング判定部 6 時定数切替制御回路 7 復調器 8 識別回路 9 積分回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時定数回路により設定された時定数に基
    づき利得制御回路が可変利得増幅器の利得を制御するA
    GC回路において、 入力信号から伝送路のフェージング状態を判定するフェ
    ージング判定部と、 複数の時定数回路と、 該フェージング判定部の判定結果に応じて該複数の時定
    数回路の内のいずれかを選択する時定数切替制御回路
    と、 を備えたことを特徴とするAGC回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のAGC回路において、
    該フェージング判定部が、入力信号レベルに反比例した
    時定数を選択するための判定結果を出力することを特徴
    としたAGC回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のAGC回路にお
    いて、該フェージング判定部が、入力信号の代わりに該
    利得制御回路の出力信号から判定することを特徴とした
    AGC回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のAGC回路において、
    該フェージング判定部が、入力信号の周波数帯域中の少
    なくとも2つの周波数成分についてレベル検出を行い、
    該レベル同士の差に比例した時定数を選択するための判
    定結果を出力することを特徴としたAGC回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のAGC回路において、
    該フェージング判定部が、入力信号の代わりに該AGC
    回路の出力信号から判定することを特徴としたAGC回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のAGC回路にお
    いて、該フェージング判定部が、該周波数成分のレベル
    検出をそれぞれのフィルタにより行うことを特徴とした
    AGC回路。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5に記載のAGC回路にお
    いて、該フェージング判定部が、該周波数成分のレベル
    検出をタイミング信号により各周波数成分の信号を切り
    替えて発生するVCOにより行うことを特徴としたAG
    C回路。
  8. 【請求項8】 時定数回路により設定された時定数に基
    づき利得制御回路が可変利得増幅器の利得を可変するA
    GC回路において、 後続の復調器の識別回路の誤差信号を検出して積分する
    積分回路と、 該積分回路の積分値からフェージング状態を判定するフ
    ェージング判定部と、 複数の時定数回路と、 該フェージング判定部の判定結果に応じて該複数の時定
    数回路の内のいずれかを選択する時定数切替制御回路
    と、 を備えたことを特徴とするAGC回路。
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