JP2000040960A - ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム - Google Patents

ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム

Info

Publication number
JP2000040960A
JP2000040960A JP10208070A JP20807098A JP2000040960A JP 2000040960 A JP2000040960 A JP 2000040960A JP 10208070 A JP10208070 A JP 10208070A JP 20807098 A JP20807098 A JP 20807098A JP 2000040960 A JP2000040960 A JP 2000040960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit rate
signal
filtering
frequency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10208070A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetoshi Yoshizawa
宗利 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10208070A priority Critical patent/JP2000040960A/ja
Publication of JP2000040960A publication Critical patent/JP2000040960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるビットレートを受信することができる
ビットレート可変光受信器を提供する。 【解決手段】 所望とする周波数の信号を出力する1/
N分周器11からの帰還信号と受信した信号との位相差
に対応した電圧を出力する位相比較器3と、位相比較器
の出力の高周波成分を濾波する濾波特性可変器8と、濾
波特性可変器の出力を増幅する可変利得増幅器9と、可
変利得増幅器の出力電圧に対応した周波数の信号を出力
する電圧制御発振器10と、受信した信号のビットレー
トを検出するビットレート検出器7とを有して構成さ
れ、検出したビットレート情報に従って位相同期回路の
ループ定数を変更することにより、異なるビットレート
の信号を受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル光通信に
おけるビットレート可変光受信器及び可変光送受信シス
テムに関し、特にビットレート情報に従い適性なビット
レートのデータとクロックを出力するビットレート可変
光受信器及び可変光送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信側と受信側とでデータの送受
信を行う場合、受信側においては送信側からの信号のビ
ットレートに対応した同期信号が必要となる。
【0003】図7には、従来の受信器の構成が示されて
いる。図7に示されるように受信器は、光電気変換部3
1、自動利得制御増幅器(またはリミッタ増幅器)3
2、位相比較器33、低域通過濾波部34、電圧制御発
振器35、フリップフロップ36により構成される。光
電気変換部31にて電気信号に変換された信号は、リミ
ッタ増幅器32にて振幅一定に波形整形される。位相比
較器33にてリミッタ増幅器32からの出力信号の位相
と電圧制御発振器35からループバックされた信号の位
相とが比較され、位相差に対応した位相差電圧信号に変
換される。この位相差電圧信号の高周波成分が低域通過
濾波器34にて濾波され、電圧制御発振器にて位相差電
圧をもとに位相差がなくなるように発振周波数を可変す
ることで送信側からの信号のビットレートに対応した同
期信号を取り出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年イ
ンターネットなどの画像データを伴うデータの送受信が
行われるようになり、それに伴い通信容量を増加させる
必要が生じている。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、異なるビットレートの光信号を受信できるよう
にして、各ビットレートにおけるジッタ特性を満足する
ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のビットレート可変光受信器は、受信した信
号のビットレートを検出するビットレート検出手段を有
し、ビットレート検出手段により検出した受信信号のビ
ットレート情報に応じて位相同期回路のループ定数を変
更して、ビットレートに対応した周波数の信号を出力す
ることを特徴としている。
【0007】上記のビットレート可変光受信器は、所望
とする周波数の信号を出力する分周手段からの帰還信号
と受信した信号との位相差に対応した電圧を出力する位
相比較手段と、位相比較手段の出力の高周波成分を濾波
する濾波手段と、濾波手段の出力を入力して増幅する増
幅手段と、増幅手段の出力電圧に対応した周波数の信号
を分周手段に加える電圧制御発振手段とを有し、濾波手
段は、ビットレート検出手段からのビットレート情報に
より濾波特性を変更し、増幅手段は、ビットレート検出
手段からのビットレート情報により利得を調整し、分周
手段は、ビットレート検出手段からのビットレート情報
により電圧制御発振手段からの信号の分周比を変更して
ビットレートに対応した周波数の信号を出力するとよ
い。
【0008】上記のビットレート可変光受信器は、所望
とする周波数の信号を出力する電圧制御発振手段からの
帰還信号と受信した信号との位相差に対応した電圧を出
力する位相比較手段と、位相比較手段の出力の高周波成
分を濾波する濾波手段と、濾波手段の出力を入力して増
幅し、電圧制御発振手段に加える増幅手段とを有し、濾
波手段は、ビットレート検出手段からのビットレート情
報により濾波特性を変更し、増幅手段は、ビットレート
検出手段からのビットレート情報により利得を調整し、
電圧制御発振手段は、ビットレート検出手段からのビッ
トレート情報によりビットレートに対応した周波数の信
号を出力するとよい。
【0009】上記の濾波手段は、濾波特性の異なる複数
の濾波器と、ビットレート検出手段からのビットレート
信号によりビットレートに最適な濾波特性を有する濾波
器を選択する制御手段とを有し、個々の濾波器は、入力
側と出力側との間に、抵抗と切り替え手段とが直列接続
された部材に抵抗が並列接続された部材と、切り替え手
段と抵抗とコンデンサとが直列接続され、コンデンサの
他端が接地された部材とが接続されてなり、制御手段
は、2つの切り替え手段を切り替えることで濾波器を選
択するとよい。
【0010】上記のビットレート検出手段は、入力した
信号を遅延させる遅延手段と、入力した信号と遅延手段
により遅延させた信号とを入力して、2つの信号の変化
点を検出する変化点検出手段と、変化点検出手段により
検出された変化点の個数の単位時間毎の平均値を検出
し、検出した平均値に対応する電圧値を出力する平均値
検出手段と、平均値検出手段より出力された平均値に対
応する電圧値を基準値と比較して、ビットレートを検出
するレベル判定手段とを有するとよい。
【0011】本発明の可変光送受信システムは、送信器
より送られたビットレート情報に従って位相同期回路の
ループ定数を変更し、ビットレートに対応した周波数の
信号を出力することを特徴としている。
【0012】上記の可変光送受信システムは、受信器
が、所望とする周波数の信号を出力する分周手段からの
帰還信号と受信した信号との位相差に対応した電圧を出
力する位相比較手段と、位相比較手段の出力の高周波成
分を濾波する濾波手段と、濾波手段の出力を入力して増
幅する増幅手段と、増幅手段の出力電圧に対応した周波
数の信号を分周手段に加える電圧制御発振手段とを有
し、送信器から送られたビットレート情報に従って、濾
波手段は濾波特性を変更し、ビットレート情報に従っ
て、増幅手段は利得を調整し、ビットレート情報に従っ
て、分周手段は電圧制御発振手段からの信号の分周比を
変更してビットレートに対応した周波数の信号を出力す
るとよい。
【0013】上記の可変光送受信システムは、受信器
が、所望とする周波数の信号を出力する電圧制御発振手
段からの帰還信号と受信した信号との位相差に対応した
電圧を出力する位相比較手段と、位相比較手段の出力の
高周波成分を濾波する濾波手段と、濾波手段の出力を入
力して増幅し、電圧制御発振手段に加える増幅手段とを
有し、送信器から送られたビットレート情報に従って、
濾波手段は濾波特性を変更し、ビットレート情報に従っ
て、増幅手段は利得を調整し、ビットレート情報に従っ
て、電圧制御発振手段はビットレートに対応した周波数
の信号を出力するとよい。
【0014】上記の濾波手段は、濾波特性の異なる複数
の濾波器と、ビットレート検出手段からのビットレート
信号によりビットレートに最適な濾波特性を有する濾波
器を選択する制御手段とを有し、個々の濾波器は、入力
側と出力側との間に、抵抗と切り替え手段とが直列接続
された部材に抵抗が並列接続された部材と、切り替え手
段と抵抗とコンデンサとが直列接続され、コンデンサの
他端が接地された部材とが接続されてなり、制御手段
は、2つの切り替え手段を切り替えることで濾波器を選
択するとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システムの
実施の形態を詳細に説明する。図1〜図6を参照すると
本発明のビットレート可変光受信器及び可変光送受信シ
ステムの実施の形態が示されている。
【0016】まず、図1を用いて本発明のビットレート
可変光受信器の第1の実施形態の構成を説明する。図1
に示された第1の実施形態は、光信号を電気信号に変換
する光電気変換器1と、光電気変換器からの電気信号の
振幅を一定にする自動利得制御増幅器(またはリミッタ
増幅器)(以下、LIMアンプという)2と、LIMア
ンプからの出力信号の位相と電圧制御発振器5からの帰
還信号の位相とを比較し、これらの信号の位相差を電圧
値に変換する位相比較器3と、位相比較器3から出力さ
れる位相差電圧の高周波成分を濾波する低域通過濾波器
4と、低域通過濾波器によって高周波成分を濾波された
位相差電圧をもとに位相差がなくなるように発振周波数
を可変する電圧制御発振部5と、LIMアンプ2の出力
を識別再生するフリップフロップ6と、LIMアンプの
出力から伝送ビットレートを検出するビットレート検出
器7とを有して構成される。
【0017】また、低域通過濾波器4は、濾波特性の可
変機能を有する濾波特性可変器8と、利得を調整可能な
可変利得増幅器9とにより構成されている。また、電圧
制御発振部5は、可変利得増幅器にて増幅された位相差
電圧信号を用いて必要な周波数の信号を出力する電圧制
御発振器10と、ビットレート検出器7からのビットレ
ート信号をもとに電圧制御発振器10より出力された信
号を分周し、所望とする周波数の信号を出力する1/N
分周器11とにより構成される。
【0018】上記構成の第1の実施形態は、異なるビッ
トレートの光信号を受信できるようにして、各ビットレ
ートにおけるジッタ特性を満足させることのできるビッ
トレート可変光受信器であり、回線容量の増加における
設備投資を軽減させること、回線交換の柔軟性を増加さ
せることを可能にしている。
【0019】この目的を達成するために第1の実施形態
では、光電気変換器1により電気信号に変換され、LI
Mアンプ2により振幅一定に波形整形された伝送路から
の信号を用いて、ビットレート検出器によりデータのビ
ットレートを検出する。そして検出したビットレート情
報を位相比較器3、低域通過濾波器4、電圧制御発振部
5とにより構成される位相同期回路(以下、PLLとい
う)の濾波特性可変器8、可変利得増幅器9及び1/N
分周器11に出力し、これら各装置で送られたビットレ
ート情報に基づいて、濾波特性を変更する、利得を調整
する、分周比Nを決定するなどの処理を行い、PLLの
ループ定数が伝送データのビットレートに最適になるよ
うに変更している。
【0020】次に上述した各装置の構成および処理動作
について説明する。まず、図2を参照しながら、ビット
レート検出器7の構成および処理動作について説明す
る。図2に示されるように、ビットレート検出器7は、
LIMアンプ2により出力された信号の遅延をとる遅延
回路12と、遅延回路12にて遅延された信号とLIM
アンプからの出力信号とを入力として、両信号の変化点
を検出するEX−OR回路13と、EX−OR回路13
により検出される変化点の個数の単位時間毎の平均値を
検出し、検出した平均値に対応する電圧値を出力する平
均値検出回路14と、平均値検出回路より送られる電圧
値を基準値と比較してビットレートを検出するレベル判
定器15とを有して構成される。
【0021】上記構成のビットレート検出器7は、LI
Mアンプ2からの出力信号を2分岐し、一方の信号を遅
延を取るために設けられた遅延回路12に入力して遅延
させる。そして、2つの経路に分かれていた信号をEX
−OR回路19に入力して、両信号の変化点を検出す
る。図3には、LIMアンプ2から出力された入力信号
と、遅延回路18にて遅延させた遅延信号と、EX−O
R回路19にて検出された両信号の変化点を表す変化点
パルスとが示されている。
【0022】EX−OR回路13にて検出された変化点
パルスは平均値検出回路14に入力され、変化点の個数
の単位時間毎の平均値が検出される。図4に示されるよ
うに、ビットレートの高い信号が入力される場合には、
平均値検出回路14にて検出される平均値の値も高くな
り、ビットレートの低い信号が入力される場合には、平
均値検出回路にて検出される平均値の値も低くなる。そ
して、検出された平均値に対応した電圧値がレベル判定
器15に出力される。レベル判定器15では、平均値検
出回路14より送られた電圧値を基準値と比較すること
により、ビットレートを検出する。検出されたビットレ
ート信号は濾波特性可変器8、可変利得増幅器9及び1
/N分周器11に出力される。
【0023】次に図5を用いて濾波特性可変器8につい
て説明する。図5に示されるように濾波特性可変器8
は、入力と出力の間にスイッチ17(17−2〜17−
N)と抵抗器16(16−2〜16−N)とが直列接続
された複数の部材が抵抗器22に並列に接続された回路
と、スイッチ18(18−1〜18−N)と抵抗器19
(19−1〜19−N)と出力側が接地されたコンデン
サ20(20−1〜20−N)とが直列接続された複数
の部材が接続されて、濾波特性の異なる複数の濾波器を
構成している。また、ビットレート検出器により検出さ
れたビットレート信号に応じて複数の濾波器を選択する
スイッチ制御部21を有している。
【0024】ビットレート検出器7により検出されたビ
ットレート情報は、スイッチ制御部21に入力される。
また、位相比較器3より出力される1/N分周器11か
らの帰還信号とLIMアンプ2からの受信した信号との
位相差に対応した位相差電圧信号は、図5に示された入
力部から入力される。スイッチ制御部21はビットレー
ト情報に従って、ビットレートに最適な濾波特性を有す
る濾波器を選択する。例えば、図5に示された制御電圧
Nをスイッチ制御部21が出力することによりスイッチ
17−Nとスイッチ18−NとがONとなり、抵抗器1
6−Nと抵抗器22と抵抗器19−Nとコンデンサ20
−Nとで構成される濾波器が選択される。この濾波器に
て位相差電圧の高周波成分を濾波し、出力部より可変利
得増幅器に出力される。
【0025】次に上記構成のビットレート可変光受信器
による一連の処理動作について説明する。
【0026】光伝送路からの光信号は光電気変換器1に
入力され、光電変換される。電気信号に変換された信号
は、LIMアンプ2に入力され、振幅一定に波形整形さ
れる。波形整形された信号は3分岐され、位相比較器
3、ビットレート検出器7及びフリップフロップ6に出
力される。
【0027】ビットレート検出器7は入力した信号を図
2に示されるように2分岐し、一方の経路にて遅延さ
せ、遅延させた信号と入力信号との変化点をEX−OR
回路19にて検出する。そして、平均値検出回路14に
て変化点の個数の単位時間毎の平均値を検出し、この平
均値に対応する電圧値をレベル判定器15に出力する。
レベル判定器15は平均値検出回路から送られた電圧値
を予め定められた基準値と比較することによりビットレ
ートを検出する。検出したビットレートはビットレート
信号として濾波特性可変器8、可変利得増幅器9及び1
/N分周器11に分配される。
【0028】濾波特性可変器8は、ビットレート検出器
より送られたビットレート信号をもとにビットレートに
最適な濾波特性を有する濾波器を選択し、入力部より入
力される位相差電圧信号の高周波成分を濾波する。ま
た、可変利得増幅器は、ビットレート検出器より送られ
たビットレート信号をもとに利得を調整する。また、1
/N分周器11は、ビットレート検出器より送られたビ
ットレート信号をもとに分周比Nを決定する。この処理
により、PLLのループ定数を伝送ビットレートに最適
の定数に可変する。
【0029】次に上述したループ定数に設定されたPL
Lの同期信号の出力方法について説明する。位相比較器
3に入力されるLIMアンプ2からの信号は、1/N分
周器11から出力される帰還信号と共に入力される。位
相比較器3は、LIMアンプからの信号と1/N分周器
11からの帰還信号との位相差を検出し、位相差に比例
した位相差電圧信号を出力する。
【0030】位相比較器3により検出された位相差電圧
信号は、濾波特性可変器にて信号の高周波成分が濾波さ
れ、可変利得増幅器9にて増幅され、電圧制御発振器1
0に入力される。電圧制御発振器10は可変利得増幅器
からの出力電圧に応じた周波数の信号を1/N分周器1
1に出力する。1/N分周器11は設定された分周比N
で電圧制御発振器10からの信号を分周し、伝送ビット
レートに合わせた中心周波数のクロック信号を発振す
る。
【0031】1/N分周器から出力されたクロック信号
は位相比較器3、フリップフロップ6に出力されると共
に出力クロックとして外部に出力される。フリップフロ
ップ6は1/N分周器からのクロック信号で、前述LI
Mアンプの出力信号を識別再生し、出力データとして外
部に出力する。
【0032】上述した第1の実施形態は、光電気変換器
1により電気信号に変換され、LIMアンプ2により振
幅一定に波形整形された伝送路からの信号を用いて、ビ
ットレート検出器によりデータのビットレートを検出す
る。そして検出したビットレート情報を位相比較器3、
低域通過濾波器4、電圧制御発振器5とにより構成され
るPLLの濾波特性可変器8、可変利得増幅器9及び1
/N分周器11に出力し、これら各装置で送られたビッ
トレート情報に基づいて、濾波特性を変更する、利得を
調整する、分周比Nを決定するなどの処理を行い、PL
Lのループ定数が伝送データのビットレートに最適にな
るように変更することで、異なるビットレートのデータ
を受信することができる。また、各ビットレートにおけ
るジッタ伝達、ジッタ耐力を満足することができる。従
って、現在低ビットレートでのデータ伝送を行っていて
も、将来的に設備の更新なしで、高ビットレートに変更
することが可能となる。また、異なるビットレートの送
信器と交換なしで通信することができるので、回線を同
じビットレート単位で交換しないで異なるビットレート
単位で回線交換することが可能となる。
【0033】次に図6を用いて本発明のビットレート可
変光受信器の第2の実施形態について説明する。図6に
示されるように第2の実施形態は、第1の実施形態に設
けられていたビットレート検出器7が設けられてはおら
ず、送信器から送られるビットレート情報を基にPLL
のループ定数を変更している。なお、濾波特性可変器8
の濾波特性の変更方法、可変利得増幅器9の利得の調整
方法、及び1/N分周器11の分周比の決定方法につい
は、上述した第1の実施形態と同一であるので、説明は
省略する。このような構成としても第1の実施形態と同
一の効果を得ることが可能となる。
【0034】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施の一例である。但し、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態は、分
周器を利用して各ビットレートの周波数を発振させてい
るが、各ビットレートをカバーすることの可能な電圧制
御発振器を使用すれば、分周器を使用する必要はなくな
る。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、ビットレート検出手段により検出したビットレート
情報、または外部より送られたビットレート情報を濾波
手段、増幅手段及び分周手段に出力し、ビットレート情
報に従って濾波手段の濾波特性を変更する、増幅手段の
利得を調整する、分周手段の分周比を決定するなどの処
理を行い、位相比較手段、濾波手段、増幅手段、電圧制
御発振手段、分周手段により構成される位相同期回路の
ループ定数を伝送データのビットレートに最適に調整す
ることができる。よって、異なるビットレートの信号を
受信することが可能となる。また、各ビットレートにお
けるジッタ伝達、ジッタ耐力を満足することができる。
従って、現在低ビットレートでのデータ伝送を行ってい
ても、将来的に設備の更新なしで、高ビットレートに変
更することが可能となる。また、異なるビットレートの
送信器と交換なしで通信することができるので、回線を
同じビットレート単位で交換しないで異なるビットレー
ト単位で回線交換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビットレート可変光受信器及び可変光
送受信システムの第1の実施形態の構成を表すブロック
図である。
【図2】ビットレート検出器の構成を表すブロック図で
ある。
【図3】EX−OR回路に入力される信号とEX−OR
回路から出力される信号を示す図である。
【図4】変化点パルスの一例を表す図である。
【図5】濾波特性可変器の構成を表す図である。
【図6】本発明のビットレート可変光受信器及び可変光
送受信システムの第2の実施形態の構成を表すブロック
図である。
【図7】従来の光受信器の構成を表すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 光電気変換器 2 LIMアンプ 3 位相比較器 4 低域通過濾波器 5 電圧制御発振部 6 フリップフロップ 7 ビットレート検出器 8 濾波特性可変器 9 可変利得増幅器 10 電圧制御発振器 11 1/N分周器 12 遅延回路 13 EX−OR回路 14 平均値検出回路 15 レベル判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/04 10/06 10/00 H04L 7/00 Fターム(参考) 5J060 AA04 BB02 CC01 CC21 CC42 CC44 CC53 CC58 DD02 DD05 DD06 DD09 DD47 DD48 EE01 FF05 GG07 HH04 HH10 JJ04 KK25 5K002 AA03 AA05 BA01 DA05 FA01 GA01 GA07 5K047 BB02 GG11 GG24 GG27 LL09 MM33 MM36 MM46 MM50 MM55 MM63

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した信号のビットレートを検出する
    ビットレート検出手段を有し、 前記ビットレート検出手段により検出した受信信号のビ
    ットレート情報に応じて位相同期回路のループ定数を変
    更して、ビットレートに対応した周波数の信号を出力す
    ることを特徴とするビットレート可変光受信器。
  2. 【請求項2】 所望とする周波数の信号を出力する分周
    手段からの帰還信号と受信した信号との位相差に対応し
    た電圧を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力の高周波成分を濾波する濾波手
    段と、 前記濾波手段の出力を入力して増幅する増幅手段と、 前記増幅手段の出力電圧に対応した周波数の信号を前記
    分周手段に加える電圧制御発振手段とを有し、 前記濾波手段は、前記ビットレート検出手段からのビッ
    トレート情報により濾波特性を変更し、 前記増幅手段は、前記ビットレート検出手段からのビッ
    トレート情報により利得を調整し、 前記分周手段は、前記ビットレート検出手段からのビッ
    トレート情報により前記電圧制御発振手段からの信号の
    分周比を変更してビットレートに対応した周波数の信号
    を出力することを特徴とする請求項1記載のビットレー
    ト可変光受信器。
  3. 【請求項3】 所望とする周波数の信号を出力する電圧
    制御発振手段からの帰還信号と受信した信号との位相差
    に対応した電圧を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力の高周波成分を濾波する濾波手
    段と、 前記濾波手段の出力を入力して増幅し、前記電圧制御発
    振手段に加える増幅手段とを有し、 前記濾波手段は、前記ビットレート検出手段からのビッ
    トレート情報により濾波特性を変更し、 前記増幅手段は、前記ビットレート検出手段からのビッ
    トレート情報により利得を調整し、 前記電圧制御発振手段は、前記ビットレート検出手段か
    らのビットレート情報によりビットレートに対応した周
    波数の信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
    ビットレート可変光受信器。
  4. 【請求項4】 前記濾波手段は、 濾波特性の異なる複数の濾波器と、 前記ビットレート検出手段からのビットレート信号によ
    りビットレートに最適な濾波特性を有する濾波器を選択
    する制御手段とを有し、 個々の濾波器は、入力側と出力側との間に、抵抗と切り
    替え手段とが直列接続された部材に抵抗が並列接続され
    た部材と、切り替え手段と抵抗とコンデンサとが直列接
    続され、該コンデンサの他端が接地された部材とが接続
    されてなり、 前記制御手段は、前記2つの切り替え手段を切り替える
    ことで濾波器を選択することを特徴とする請求項2また
    は3記載のビットレート可変光受信器。
  5. 【請求項5】 前記ビットレート検出手段は、 入力した信号を遅延させる遅延手段と、 前記入力した信号と前記遅延手段により遅延させた信号
    とを入力して、2つの信号の変化点を検出する変化点検
    出手段と、 前記変化点検出手段により検出された変化点の個数の単
    位時間毎の平均値を検出し、該検出した平均値に対応す
    る電圧値を出力する平均値検出手段と、 前記平均値検出手段より出力された前記平均値に対応す
    る電圧値を基準値と比較して、ビットレートを検出する
    レベル判定手段とを有することを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載のビットレート可変光受信器。
  6. 【請求項6】 送信器より送られたビットレート情報に
    従って位相同期回路のループ定数を変更し、ビットレー
    トに対応した周波数の信号を出力することを特徴とする
    可変光送受信システム。
  7. 【請求項7】 受信器は、 所望とする周波数の信号を出力する分周手段からの帰還
    信号と受信した信号との位相差に対応した電圧を出力す
    る位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力の高周波成分を濾波する濾波手
    段と、 前記濾波手段の出力を入力して増幅する増幅手段と、 前記増幅手段の出力電圧に対応した周波数の信号を前記
    分周手段に加える電圧制御発振手段とを有し、 送信器から送られたビットレート情報に従って、前記濾
    波手段は濾波特性を変更し、 前記ビットレート情報に従って、前記増幅手段は利得を
    調整し、 前記ビットレート情報に従って、前記分周手段は前記電
    圧制御発振手段からの信号の分周比を変更してビットレ
    ートに対応した周波数の信号を出力することを特徴とす
    る請求項6記載の可変光送受信システム。
  8. 【請求項8】 受信器は、 所望とする周波数の信号を出力する電圧制御発振手段か
    らの帰還信号と受信した信号との位相差に対応した電圧
    を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力の高周波成分を濾波する濾波手
    段と、 前記濾波手段の出力を入力して増幅し、前記電圧制御発
    振手段に加える増幅手段とを有し、 送信器から送られたビットレート情報に従って、前記濾
    波手段は濾波特性を変更し、 前記ビットレート情報に従って、前記増幅手段は利得を
    調整し、 前記ビットレート情報に従って、前記電圧制御発振手段
    はビットレートに対応した周波数の信号を出力すること
    を特徴とする請求項6記載の可変光送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記濾波手段は、 濾波特性の異なる複数の濾波器と、 前記ビットレート検出手段からのビットレート信号によ
    りビットレートに最適な濾波特性を有する濾波器を選択
    する制御手段とを有し、 個々の濾波器は、入力側と出力側との間に、抵抗と切り
    替え手段とが直列接続された部材に抵抗が並列接続され
    た部材と、切り替え手段と抵抗とコンデンサとが直列接
    続され、該コンデンサの他端が接地された部材とが接続
    されてなり、 前記制御手段は、前記2つの切り替え手段を切り替える
    ことで濾波器を選択することを特徴とする請求項7また
    は8記載の可変光送受信システム。
JP10208070A 1998-07-23 1998-07-23 ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム Pending JP2000040960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10208070A JP2000040960A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10208070A JP2000040960A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000040960A true JP2000040960A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16550157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10208070A Pending JP2000040960A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000040960A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039405A1 (en) * 1999-11-22 2001-05-31 Transmode Systems Ab An arrangement for supervising and/or controlling the bit rate of data pulses
JP2002314509A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Hitachi Ltd 波長変換器および波長多重光通信装置
WO2004002098A1 (ja) * 2002-06-19 2003-12-31 Hitachi, Ltd. 無線通信装置
JP2009164938A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 速度判定方法、速度判定回路および速度判定装置
JP2010098617A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Fujitsu Ltd 光受信機及び光受信方法
JP2010212992A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nec Corp 受光回路、中継装置及び光信号の受光方法
US7881414B2 (en) 2004-02-16 2011-02-01 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Bit rate discrimination circuit based on a low frequency component of signal
US7936842B2 (en) 2004-02-16 2011-05-03 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Automatic bit rate control circuit
US8369713B2 (en) 2010-03-18 2013-02-05 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Bit-rate discrimination method and its apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039405A1 (en) * 1999-11-22 2001-05-31 Transmode Systems Ab An arrangement for supervising and/or controlling the bit rate of data pulses
US8280247B1 (en) 1999-11-22 2012-10-02 Transmode Systems Ab Arrangement for supervising and/or controlling the bit rate of data pulses
JP2002314509A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Hitachi Ltd 波長変換器および波長多重光通信装置
JP4567231B2 (ja) * 2001-04-12 2010-10-20 株式会社日立製作所 波長変換器および波長多重光通信装置
WO2004002098A1 (ja) * 2002-06-19 2003-12-31 Hitachi, Ltd. 無線通信装置
US7881414B2 (en) 2004-02-16 2011-02-01 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Bit rate discrimination circuit based on a low frequency component of signal
US7936842B2 (en) 2004-02-16 2011-05-03 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Automatic bit rate control circuit
JP2009164938A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 速度判定方法、速度判定回路および速度判定装置
JP2010098617A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Fujitsu Ltd 光受信機及び光受信方法
JP2010212992A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nec Corp 受光回路、中継装置及び光信号の受光方法
US8369713B2 (en) 2010-03-18 2013-02-05 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Bit-rate discrimination method and its apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6498670B2 (en) Optical receiving apparatus and method
US6600797B1 (en) Phase frequency synchronism circuit and optical receiver
JP4754159B2 (ja) データ伝送速度の1/2周波数クロックを用いる光受信機のタイミング抽出回路及び光送受信機のデューティずれ対応回路
KR100400225B1 (ko) 잡음에 강한 버스트 모드 수신 장치 및 그의 클럭 신호 및데이타 복원 방법
JP2000040960A (ja) ビットレート可変光受信器及び可変光送受信システム
JP2001197049A (ja) クロック再生回路及びこれを用いた光信号受信器
JP3526852B2 (ja) 識別閾値設定回路及び直流レベルシフト回路
JPH08213979A (ja) タイミング抽出回路
US20080219680A1 (en) Optical receiving apparatus and balance adjustment method
JP3055604B2 (ja) 光受信器及びそれに用いられる自動周波数検知型クロック抽出回路
US4475217A (en) Receiver for phase-shift modulated carrier signals
JP3931477B2 (ja) クロック再生/識別装置
JP3799357B2 (ja) 位相周波数同期回路、同期判定回路および光受信器
US7068747B2 (en) Data decision circuit using clock signal which has phase optimized with respect to phase of input data signal
JP2002198810A (ja) 光受信機の入力断検出回路
US5706221A (en) Mehtod and apparatus for recovering digital data from baseband analog signal
JP2803721B2 (ja) ビットレートフリー光受信器
JP3389160B2 (ja) 搬送波再生回路
JP2658877B2 (ja) 復調装置
JP2003514480A (ja) フレキシブルビットレートクロック再生ユニット
JPH10327115A (ja) 音声多重信号復調装置
JP3364795B2 (ja) 位相同期受信装置
JPH0346428A (ja) 位相制御装置
JP2003179551A (ja) 光受信装置及び光受信方法
JPH08249084A (ja) クロック信号生成回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010612