JP2570126B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JP2570126B2 JP5215286A JP21528693A JP2570126B2 JP 2570126 B2 JP2570126 B2 JP 2570126B2 JP 5215286 A JP5215286 A JP 5215286A JP 21528693 A JP21528693 A JP 21528693A JP 2570126 B2 JP2570126 B2 JP 2570126B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は復調装置に係り、特にデ
ィジタル無線通信方式に使用して好適な、判定帰還形等
化器を備える復調装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図5は従来の復調装置の一例の構成図を
示す。この従来の復調装置はディジタル無線通信装置に
て一般的に使用されている復調器の出力に判定帰還形等
化器を組み合わせたもので、判定帰還形等化器19の入
力前までの復調器の構成は文献(例えば、桑原守二監
修、「デジタルマイクロ波通信」、p.111〜11
4、(株)企画センター)により公知であり、また判定
帰還形等化器19も従来より知られている(例えば、特
開平4−264823号公報)。 【0003】図5において、入力端子1に入力された中
間周波数(IF)帯の変調波は、分配器2で2分岐さ
れ、一方は掛算器3に入力されて発振器5よりの再生搬
送波と乗算され、他方は掛算器4に入力されてπ/2移
相器6によりπ/2移相された上記再生搬送波と乗算さ
れる。 【0004】掛算器3、4の出力信号は低域フィルタ
7、8で低周波数成分を濾波された後、増幅器9、10
により規定レベルにそれぞれ増幅されてA/D変換器1
3、14に供給され、ここで標本化及び量子化されてデ
ィジタル信号として出力される。ここで、A/D変換器
13、14のサンプリングタイミングは、増幅器9、1
0より取り出された復調べーバンド信号a、bから非線
形回路11、12を通してクロック同期回路により抽
出する。 【0005】ここで、上記の復調べーバンド信号a、b
は図6(A)に示す如き周波数スペクトラムを有してお
り、サンプリングタイミングのクロック周波数fc の1
/2倍の周波数成分しか含んでいない。そこで、上記の
復調べーバンド信号a、bは非線形回路11、12によ
り2逓倍されることにより、図6(B)に示す如くクロ
ック周波数fc を含む周波数スペクトラムの信号に変換
される。 【0006】この非線形回路11、12の出力信号はそ
れぞれクロック周波数fc を中心周波数とする帯域フィ
ルタ15を通して増幅器16により増幅されることによ
り、図6(C)に示す如くクロック周波数fc 成分のみ
が抽出される。なお、図6(C)中、Iは帯域フィルタ
15の出力クロック周波数fc 成分、IIは増幅器16
の出力クロック周波数fc 成分を示す。 【0007】増幅器16の出力クロック周波数fc 成分
は位相比較器17に供給され、ここで電圧制御発振器
(VCO)18の出力発振周波数fVCO と位相比較さ
れ、それらの位相差に応じた誤差電圧に変換された後、
VCO18の出力発振周波数fVCO を可変制御する。こ
の位相比較器17とVCO18とよりなる位相同期ルー
プは、VCO18の出力発振周波数fVCO が位相比較器
17の入力信号周波数fcに等しくなるように動作す
る。 【0008】VCO18の出力発振周波数fVCO はA/
D変換器13及び14に、サンプリングタイミングクロ
ックCLKP、CLKQとして入力され、これにより増
幅器9、10より取り出された復調べーバンド信号a、
bは、A/D変換器13、14により変調したときのサ
ンプリングタイミングに同期したタイミングで復調され
る。 【0009】A/D変換器13、14の出力ディジタル
信号は、全ディジタル処理形の判定帰還形等化器19に
それぞれ供給され、ここでタップ重み付け係数が加算さ
れて符号間干渉を除去したデータとされた後出力端子2
0、21へそれぞれ別々に出力される。 【0010】図7は判定帰還形等化器19の等化特性
(シグネチャーカーブ)を示す。縦軸は振幅比ρ(=反
射波の振幅/主波の振幅)を示し、横軸は帯域中心周波
数からのノッチの周波数のずれを示す。ρ=1のとき最
もノッチが深くなる。また、同図中、斜線部分が等化不
可能領域である、この面積が小さいほど、判定帰還形等
化器19の能力が高いことを示している。 【0011】図7において、帯域の両端Δf=±fc
2[Hz]付近の周波数で、帯域中心周波数より劣化し
ている原因は、後述するノッチによるクロック信号の1
/2倍の周波数成分の低下による影響である。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の復調装置では、フェージングによるノッチ周波数が搬
送波周波数f0 から±fc /2[Hz]離れた所でノッ
チの深さが深くなっていくに従い、変調波中のクロック
信号の1/2倍の周波数成分レベルが低下していき、判
定帰還形等化器19の等化可能の領域であるにもかかわ
らず、ベースバンド信号から抽出されるクロック信号レ
ベルが低下することで位相比較器17で比較ができなく
なり、同期外れが生じてしまうという問題がある。 【0013】この問題の対策としてクロック同期回路
内の増幅器16の増幅度を上げるか、又は増幅器16の
代わりに自動利得増幅器(AGC増幅器)23を使用し
たクロック同期回路を用いることにより、判定帰還形
等化回路19の等化可能領域内でクロック信号成分のレ
ベル低下による同期外れが発生しないようにする方法が
考えられる。 【0014】しかし、前者のクロック同期回路内の増
幅器16の増幅度を上げる方法は、定常時(フェージン
グ無し)あるいは浅いフェージング時に増幅器16から
過大なクロック信号成分が出力されるために、復調器内
の他回路への干渉による信号劣化、あるいはフェーディ
ング有無による位相比較器入力レベル変化による位相比
較動作点変化や増幅器16の出力飽和による位相変化が
原因による信号劣化が問題となる。 【0015】また、後者のクロック同期回路を用いる
方法は、上記のレベル変化や位相変化による信号劣化は
なくなるが、自動利得制御増幅器23の出力に検波器を
追加し、かつ、制御を安定に行うために検波器入力レベ
ルを大きくしておく必要があるために、上記増幅器23
の出力信号レベルが従来より大きくなり、その結果、ク
ロック信号成分出力が復調器内の他の回路への干渉を引
き起こし、信号劣化が発生するという問題がある。 【0016】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
クロック同期回路内の可変増幅器の増幅度を判定帰還形
等化回路内のタップ重み付け係数のモニタの出力を基に
制御することにより、上記の課題を解決した復調装置を
提供することを目的とする。 【0017】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、復調手段により入力変調波から直交関係に
ある第1及び第2の復調ベースバンド信号を得、この第
1及び第2の復調ベースバンド信号の一方又は両方から
抽出手段によりクロック信号成分を抽出し、同期回路よ
り出力される抽出クロック信号成分に同期したサンプリ
ングタイミングクロックに基づいて、A/D変換回路に
より第1及び第2の復調ベースバンド信号を標本化及び
量子化して得たディジタル信号を、符号間干渉を除去す
るための判定帰還形等化器に入力する復調装置におい
て、抽出手段内に前記抽出クロック信号成分を増幅して
前記同期回路へ出力する可変増幅器を設けると共に、制
御器により判定帰還形等化器の制御系タップ重み付け係
数をモニタし、タップ重み付け係数に応じて可変増幅器
の増幅度を可変制御する構成としたものである。 【0018】 【作用】本発明では、前記抽出クロック信号成分に同期
したサンプリングタイミングクロックを発生する同期回
路に、抽出クロック信号成分を増幅して入力する可変増
幅器の増幅度を、制御器により判定帰還形等化器の制御
系タップ重み付け係数に応じて可変制御するようにした
ため、可変増幅器の増幅度をフェーディングの有無及び
ノッチ周波数やノッチの深さに対応した値に制御するこ
とができる。 【0019】また、上記の制御器は前記タップ重み付け
係数のうち予め定められた一つのタップ重み付け係数の
みモニタし、そのタップ重み付け係数に応じて可変増幅
器の増幅度を可変制御しても良く、またタップ重み付け
係数のうち予め定められた2以上のタップ重み付け係数
をモニタし、モニタしたタップ重み付け係数の合計値若
しくは最大値又は組み合わせ値に応じて前記可変増幅器
の増幅度を可変制御する構成であっても良い。 【0020】 【実施例】次に本発明の一実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例のブロック図を示す。同図中、図
5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図1において、クロック同期回路30内の位相比
較器17の入力側に、電圧制御型の可変増幅器31が設
けられている。また、制御器32は判定帰還形等化器1
9の制御系タップ重み付け係数のモニタ出力情報を基に
可変増幅器31の増幅度を制御する。 【0021】クロック同期回路30は、非線形回路1
1、12の各出力信号の論理和信号が入力されて、クロ
ック信号周波数fcを中心周波数とする狭帯域の通過周
波数特性を有する帯域フィルタ15と、この帯域フィル
タ15の出力信号を増幅する可変増幅器31と、可変増
幅器31の出力信号とVCO18の出力信号とを位相比
較する位相比較器17とVCO18とよりなる。 【0022】次に、判定帰還形等化器19のタップ重み
付け係数モニタ値と、選択性フェージングとの関係につ
いて説明する。定常時(フェーディング無し時)におい
ては、波形劣化がないことから帯域フィルタ15から出
力されるクロック信号成分のレベルは最大値が得られ、
かつ、判定帰還形等化器19から出力されるタップ重み
付け係数モニタ値は全タップオール0を出力する。 【0023】これに対し、選択性フェージング発生時
は、ノッチの周波数及びノッチの深さにより各タップの
係数モニタ値が異なる。図2はこの判定帰還形等化器1
9のタップ重み付け係数モニタ値出力の一例を示す。こ
こでは、判定帰還形等化器19の後タップを4タップ、
ノッチ周波数をf0−(fc/2)、f0、f0+(fc
2)とし(ただし、f0は搬送波周波数)、深いノッチ
を与えた時の各タップの重み付け係数のモニタ出力値を
示したものである。 【0024】すなわち、図2中、実線IIIはノッチ周
波数がf0−(fc/2)の時のタップ重み付け係数、点
線IVはノッチ周波数がf0のときのタップ重み付け係
数、破線Vはノッチ周波数がf0+(fc/2)の時のタ
ップ重み付け係数を示す。また、ノッチの深さは30d
Bである。 【0025】さらに、「同相」はそのチャンネル(Pチ
ャンネル又はQチャンネル)自身の波形劣化時のタップ
重み付け係数を示し、「直交」はそのチャンネル以外の
他チャンネルからの干渉による波形劣化時のタップ重み
付け係数を示す。また、直接波に対する反射波の時間遅
れを6.3nsとしてある。 【0026】制御器32は上記のタップ重み付け係数を
モニタし、タップ重み付け係数の絶対値に対応した制御
電圧を生成して、可変増幅器31の増幅度を制御する。
この制御器32の可変増幅器31の増幅度制御方法とし
ては、例えば予め定められた一つのタップ重み付け係
数だけをモニタし、そのモニタ値に応じて制御する方
法、予め定められた複数又は全部のタップ重み付け係
数をモニタし、そのモニタ値の合計値に応じて制御する
方法、予め定められた複数又は全部のタップ重み付け
係数をモニタし、そのモニタ値の最大値に応じて制御す
る方法、予め定められた複数又は全部のタップ重み付
け係数をモニタし、そのモニタ値の所定の組み合わせ値
に応じて制御する方法などがある。 【0027】いずれの方法にしても、制御器32は可変
増幅器31の増幅度を、タップ重み付け係数のモニタ値
のうちの所定の一つのタップの値、最大値、合計値、又
は組み合わせ値の絶対値に大略比例した値に制御するこ
とにより、フェージングの有無にかかわらず、位相比較
器17の入力レベルを規定値に保つことができ、判定帰
還形等化器19のタップ重み付け係数がすべて0になる
ように制御される。 【0028】次に、ノッチ周波数がf0−(fc/2)に
生じた時の図1に示す本実施例の動作について、図3の
周波数スペクトラムを併せ参照して説明する。いま、図
1の入力端子1に図3(A)に示す如く、搬送波周波数
0 よりもクロック信号周波数fc の1/2倍の周波数
低い位置にノッチ周波数が生じている変調波が入力され
たものとすると、この変調波は分配器2により2分岐さ
れ、掛算器3、4で互いにπ/2位相が異なる再生搬送
波f0 と乗算された後、低域フィルタ7、8を通して増
幅器9、10により規定レベルに増幅される。 【0029】これにより、増幅器9、10より図3
(B)に示す如き周波数スペクトラムの復調ベースバン
ド信号a、bが取り出される。この復調ベースバンド信
号a、bは図3(B)に示すように、fc /2近傍の周
波数成分が前記ノッチ周波数によって低下している。従
って、この復調ベースバンド信号a、bを2逓倍する非
線形回路11、12の出力信号も、図3(C)に示す如
く、fc /2近傍の周波数成分とfc 近傍の周波数成分
とがそれぞれ低下する。 【0030】この非線形回路11、12の出力信号は、
論理和加算された後クロック同期回路30内の帯域フィ
ルタ15によりクロック周波数成分を濾波される。しか
し、図3(C)に示したように、非線形回路11、12
の出力信号は、fc 近傍の周波数成分が低下しているた
めに、帯域フィルタ15の出力クロック周波数成分も図
3(D)に実線VIで示すように、同図(D)に破線V
IIで示す本来の定常時のクロック周波数成分に比し、
レベルが低下したものとなる。 【0031】このとき、判定帰還形等化器19のタップ
重み付け係数は図2に実線IIIで示した係数値を示し
ている。制御器32はこのタップ重み付け係数をモニタ
し、このモニタ値に基づいて可変増幅器31の増幅度を
大なる値に制御する。これにより、帯域フィルタ15の
出力クロック周波数成分は可変増幅器31により上記の
大なる制御増幅度で増幅されることにより、図3(E)
に実線VIIIで示すように、同図(E)に破線IXで
示す定常時のレベルとほぼ同レベルになるようにされて
取り出され、位相比較器17に入力される。 【0032】ノッチ周波数が上記以外の周波数の場合
も、上記と同様の動作が行われ、位相比較器17には定
常時とほぼ同レベルのクロック周波数成分が入力され
る。このように、本実施例によれば、フェーディングの
有無に拘らず、位相比較器17の入力レベルをほぼ規定
値に保つことができるため、安定した位相比較ができる
と共に他回路への干渉を抑えることができ、かつ、深い
選択性フェーディング時においても判定帰還形等化器1
9の等化能力をクロック同期外れの影響を受けずに得る
ことができる。 【0033】この結果、本実施例によれば、図4に示す
ような等化特性が得られる。本実施例の等化特性は、帯
域の両端±fc /2[Hz]付近の周波数でも、帯域中
心周波数と同程度の振幅比ρを示し、従来装置の等化特
性(図7)に比し帯域の両端±fc /2[Hz]付近の
周波数での等化能力の劣化がなくなる。すなわち、本実
施例によれば、従来よりも等化不可能領域(図の斜線部
の面積)が小さくなる。 【0034】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば非線形回路11及び12の出力信
号のいずれか一方のみを帯域フィルタ15に入力するよ
うにしてもよい。 【0035】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロック同期回路内の位相比較器の入力側に設けられた
可変増幅器の増幅度をフェーディングの有無及びノッチ
周波数やノッチの深さに対応した値に制御することがで
きるため、フェーディングの有無や大小及びノッチ周波
数にかかわらず、位相比較ができる所要のレベルをクロ
ック周波数成分として上記位相比較器に入力することが
でき、従ってフェーディング無し(定常時)や浅いフェ
ーディングにおける他回路への干渉による信号劣化を防
止することができると共に、選択性フェーディング時に
おける判定帰還形等化器の等化能力をクロック同期外れ
による特性の劣化なく十分に発揮することができるもの
である。 【0036】また、本発明によれば、上記可変増幅器の
増幅度を制御する制御器が、判定帰還形等化器のタップ
重み付け係数のうち予め定められた一つのタップ重み付
け係数のみモニタし、そのモニタ値に基づいて上記増幅
度を制御することにより、制御器を簡単な構成とするこ
とができる。また、複数の又はすべてのタップ重み付け
係数をモニタし、それらのモニタ値の合計値に基づいて
上記増幅度を制御するようにした場合は、あらゆるモー
ドのフェーディングに対応することができる。 【0037】更に、上記の複数の又はすべてのタップ重
み付け係数をモニタし、それらのモニタ値の最大値に基
づいて上記増幅度を制御するようにした場合は、あらゆ
るモードのフェーでぃんぐに対応することができると共
に、合計値の演算が不要な分だけ制御器の構成を簡略化
することができる。更に、上記の複数の又はすべてのタ
ップ重み付け係数をモニタし、それらのモニタ値の組み
合わせ値に基づいて上記増幅度を制御するようにした場
合は、センターノッチ時は制御せず、f0 ±(fc
2)のノッチ時のみ制御するなどのきめ細かな制御がで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のブロック図である。 【図2】判定帰還形等化器のタップ重み付け係数のモニ
タ出力の一例を示す図である。 【図3】本発明の一実施例の動作説明用周波数スペクト
ラム図である。 【図4】本発明の一実施例における判定形帰還等化器の
等化特性を示す図である。 【図5】従来の一例のブロック図である。 【図6】従来の一例の動作説明用周波数スペクトラム図
である。 【図7】従来の一例における判定形帰還等化器の等化特
性を示す図である。 【符号の説明】 3、4 掛算器 5 再生搬送波発振器 6 π/2移相器 11、12 非線形回路 13、14 A/D変換器 15 帯域フィルタ 17 位相比較器 18 電圧制御発振器(VCO) 19 判定帰還形等化器 30 クロック同期回路 31 可変増幅器 32 制御器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1 】 入力変調波を互いに位相がπ/2異なる
    再生搬送波で別々に乗算して直交関係にある第1及び第
    2の復調ベースバンド信号を得る復調手段と、 該第1及び第2の復調ベースバンド信号の一方又は両方
    からクロック信号成分を抽出する抽出手段と、 該抽出手段により抽出されたクロック信号成分に同期し
    た信号を発生してサンプリングタイミングクロックとし
    て出力する同期回路と、 前記第1及び第2の復調ベースバンド信号を前記サンプ
    リングタイミングクロックに基づいて標本化及び量子化
    してディジタル信号を生成出力するA/D変換回路と、 該A/D変換回路の出力ディジタル信号が入力され、符
    号間干渉を除去して出力する判定帰還形等化器とよりな
    る復調装置において、 前記抽出手段は前記第1及び第2の復調ベースバンド信
    号の少なくとも一方が入力される非線形回路と、該非線
    形回路の出力信号から前記クロック信号周波数を周波数
    選択するフィルタ回路と、該フィルタ回路の出力信号を
    増幅して前記同期回路へ出力する可変増幅器とより構成
    すると共に、 前記判定帰還形等化器の制御系タップ重み付け係数をモ
    ニタし、該タップ重み付け係数に応じて該可変増幅器の
    増幅度を可変制御する制御器を有することを特徴とする
    復調装置。 【請求項2】 前記制御器は、前記タップ重み付け係数
    のうち予め定められた一つのタップ重み付け係数のみモ
    ニタし、そのタップ重み付け係数に応じて前記可変増幅
    器の増幅度を可変制御することを特徴とする請求項1記
    載の復調装置。 【請求項3】 前記制御器は、前記タップ重み付け係数
    のうち予め定められた2以上のタップ重み付け係数をモ
    ニタし、モニタしたタップ重み付け係数の合計値又は最
    大値に応じて前記可変増幅器の増幅度を可変制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の復調装置。 【請求項4】 前記制御器は、前記タップ重み付け係数
    のうち予め定められた2以上のタップ重み付け係数をモ
    ニタし、モニタしたタップ重み付け係数の組み合わせ値
    に応じて前記可変増幅器の増幅度を可変制御することを
    特徴とする請求項1記載の復調装置。
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