JPH08509522A - 超吸収性重合体類及びそれらを含有する製品 - Google Patents
超吸収性重合体類及びそれらを含有する製品Info
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- JPH08509522A JPH08509522A JP7512479A JP51247994A JPH08509522A JP H08509522 A JPH08509522 A JP H08509522A JP 7512479 A JP7512479 A JP 7512479A JP 51247994 A JP51247994 A JP 51247994A JP H08509522 A JPH08509522 A JP H08509522A
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Abstract
(57)【要約】
トリエチレン系またはより高級なエチレン系架橋剤、好ましくはテトラアリルアンモニウムクロリドによって架橋されたエチレン系不飽和カルボン酸単量体の部分的に中和された重合体であり、63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グラム当たり15グラム以上、多くは18グラム以上の食塩水を吸収する粒状超吸収性重合体材料。重合体は、重合体粒子を無機及び/または重合体に対し共有結合性の架橋剤と接触させることによって表面架橋されているのが好ましい。
Description
【発明の詳細な説明】
超吸収性重合体類及びそれらを含有する製品
粒子状の超吸収性重合体材料であって、その重合体が、モノエチレン系不飽和
カルボン酸単量体とポリエチレン系不飽和架橋剤との共重合によって得られたも
のであることを特徴とする重合体材料を提供することが、実施基準である。単量
体のカルボキシル基は、通常、少なくとも一部、例えばナトリウム塩の形で少な
くとも50モル%中和されている。
EP−A−339461において、少なくとも21,000ダイン/cm2の
拘束圧を受けながら、超吸収性材料1グラム当たり少なくとも27mlの食塩水
(以下に定義する)を吸収することができるような超吸収性材料を提供すること
が、提案されている。ここで、食塩水とは、0.9重量%の塩化ナトリウムを含
有する塩化ナトリウムの水溶液であると理解される。本明細書において、吸収性
に関する値は、全てこれの吸収に関するものである。
EP339461は、それらの重合体の製造方法を記載せずに、荷重が増すに
つれて吸収値が著しく低下するとだけ示している。例えば、一実施例において、
58,600ダイン/cm2における吸収が、20,700ダイン/cm2におい
て26g/gであるのに対し、8g/gである。
EP532002において、200グラムの重りによって与えられる荷重下に
、吸収を試験することが提案されている。
これらの荷重下の吸収試験は、荷重を受けながらの超吸収性材料の尿を吸収す
る能力を示すけれど、そのような試験は、試験するこ
とができるいくつかのパラメータの1つを示しているにすぎない。他のパラメー
タは、超吸収材が加圧下に保持する液体の容量を示す遠心機保持容量である。約
200mgの超吸収材を、約6.35cm×7.62cm(2.5インチ×3イ
ンチ)のティーバッグに封入し、30分間0.9%の塩化ナトリウム溶液に浸漬
する。ティーバッグを取り出し、バスケット遠心機に入れて1600rpm(遠
心力約250G)で3分間処理する。重合体を入れていないティーバッグをブラ
ンクとして使用する。
一般に、市販の超吸収材に関するこの値は、0.9重量%の塩化ナトリウム溶
液に対して、少なくとも28g/gである。
他のパラメータは、おしめ型構造の繊維マトリックスと組み合わせた場合の重
合体の性能を示す再湿潤パラメータである。
超吸収性材料は、これらの試験全てに最適の特性を示すのが理想的である。し
かし、本発明者等は、EP339461の「荷重を受けての吸収」(AUL)試
験を満足する公知の重合体類が、しばしば再湿潤試験において劣った結果を示す
ことを見出した。
したがって、使用に際し、より良好な性能を示す超吸収性粒状重合体材料、特
に総体的性能特性のより良好な表示であるパラメータに応じるような材料を提供
することができるのが望ましい。
本発明によれば、粒子状の超吸収性重合体材料であって、
該重合体材料が、モノエチレン系不飽和カルボン酸単量体と、少なくとも3つ
のエチレン系不飽和結合を有するポリエチレン系不飽和架橋剤との共重合によっ
て得られたものであり、
重合体中のカルボキシル基が、少なくとも部分的に中和されており、そして、
前記粒状材料が63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体
材料1グラム当たり15グラム以上の尿(即ち、上で定義した食塩水)を吸収す
ることを特徴とする重合体材料が提供される。
前記超吸収性材料が使用に際し良好な性能特性を有するために、これらの改善
された「高荷重下の吸収」値は、少なくとも約28g/g、多くは29または3
0から、例えば33または34まで、場合によっては36以上までのようなそれ
以上の値までの範囲の通常の商業的に適した遠心機保持容量値を伴うべきである
。
通常の商業的に適した遠心機保持容量を保持しながら改善された荷重を受けて
の吸収特性を得るために、所望の特性を得るために粒状超吸収性材料を製造する
方法を最適にすることが必要である。超吸収性粒子の製造に必要な(初期条件、
単量体の濃度、架橋剤の選択及び量、及び表面架橋を含む)いくつかの変数があ
るので、要求特性を得るために調節することができるいくつかの変数がある。特
に有効な結果が、しばしば条件の適切な選択または表面架橋を伴う架橋剤の適切
な選択によって得られることを見出した。
本明細書において、荷重の単位及び測定方法は、EP339461に広く記載
されている通りであり、特に、63,000ダイン/cm2の荷重は、2.54
cm(1インチ)の直径の円形表面積全体に300グラムの重りを置くことによ
って、即ち、100グラムの代わりに300グラムの重りを使用することを除い
て、EP−A−339461の第7頁に記載されているようにして得ることがで
きる。他の単位において、荷重は、6キロパスカルまたは0.9psiである。
本明細書において、21,000ダイン/cm2(2.54cmの円形表面積
全体に100グラム、0.3psiまたは2キロパスカル)の荷重、及び42,
000ダイン/cm2(2.54cmの円形表面積全体に200グラム、4キロ
パスカルまたは0.6psi)の荷重も言及する。
好ましい材料は、63,000ダイン/cm2の荷重を受けて、60分間で1
グラム当たり少なくとも16、好ましくは少なくとも17グラムを吸収する。一
般に、60分間で18〜28、好ましくは20〜25g/gの範囲の値が好まし
い。
驚くべきことに、この吸収性のパラメータ及び必要に応じて以下に記載する他
の吸収性パラメータに適合するように製造される重合体は、再湿潤試験等の他の
試験に関しはるかに良好な性能を示し、また、特に、おしめ及び他の吸収性製品
に使用する超吸収材としてより効果的であることを見出した。
重合体は、42,000ダイン/cm2の荷重で、この荷重を受けて60分間
で少なくとも18または20、一般に少なくとも22グラムの合成尿を吸収する
吸収性値を有しているのが好ましい。好ましい重合体は、この荷重を受けて60
分間で1グラム当たり20〜28または30、一般に20〜25グラムを吸収す
る。
他の有用なパラメータは、10分間での吸収量である。21,000ダイン/
cm2の荷重を受けて、重合体は、10分間で重合体1グラム当たり少なくとも
15、好ましくは少なくとも20、例えば18〜28グラムの合成尿を吸収する
のが好ましい。42,000ダイン/cm2の荷重を受けて、重合体は、10分
間で重合体1グラム当たり少なくとも10、好ましくは少なくとも15、例えば
13〜25グラムの合成尿を吸収するのが好ましい。63,000ダイン/cm2
の荷重を受けて、重合体は、10分間で重合体1グラム当たり少なくとも8、好
ましくは少なくとも12、例えは10〜20グラムの合成尿を吸収するのが好ま
しい。
驚くべきことに、21,000ダイン/cm2の荷重を受けて、60分間での
吸収性(即ち、EP−A−339461に記載されている試験における値)は、
特に重大であるとは思われない。本発明で使用する有用な重合体は、EP339
461に提案された21ダイン/cm2少なくとも27g/gの吸収性を有する
ことができるけれど、本発明においては、21,000ダイン/cm2で60分
間での吸収性が、27g/g以下、例えは20〜26g/gの範囲であるとして
も、より高い荷重を受けて、優れた結果と優れた実用性能を得ることも可能であ
る。
重合体は、モノエチレン系不飽和カルボン酸単量体をポリエチレン系不飽和架
橋剤と共重合させることによって製造される。この一般的な重合方法は、超吸収
性重合体を製造するために文献で周知であるが、通常の技術では、ここに定義さ
れた重合体は、製造されなかった。例えば、通常の重合法は、メチレンビスアク
リルアミド等の二官能価の架橋剤の存在下に部分的に、中和されたアクリル酸を
水溶液重合することからなる。本発明者等の新しい試験によれば、この方法は、
不適当な特性を付与し、また、それらの特性は、一般的に知られた技術の1つに
よって得られた粒子を表面架橋する場合でさえ不適当である。
種々の三官能価、四官能価、及びさらに高官能価の架橋剤を含む広範な架橋剤
が文献に提案されている。通常、三官能価及び四官能価の架橋剤は、単一の原子
に置換された2個のエチレン系不飽和結合しか有さない。例えば、テトラアリル
ブタンジアミンが、WO91
/18031に一例として挙げられているが、このものは、1つのアミノ窒素原
子に置換された2つのアリル基、及びもう1つのアミノ窒素原子に置換された2
つのアリル基を有している。その明細書は、例えば、3つのアリル基の全てが同
一のアミノ窒素原子に置換されているトリアリルアミンも挙げている。トリアリ
ルアミンとメチレンビスアクリルアミドまたは他の架橋剤とのブレンドも例示さ
れている。
本発明において、共重合に使用する架橋剤の少なくとも半分、好ましくは実質
的に全てが、好ましくは単一の原子に置換された少なくとも3つのエチレン系不
飽和結合を有する物質によって用意されることが重要であることを見出した。例
えば、架橋剤は、単一の原子、通常はアミノ窒素原子に置換された少なくとも3
つのアリルまたは他のエチレン系不飽和基を有しうる。エチレン系不飽和のこの
非常な接近が、重合体のゲル構造の形成の一因となり、ひいては定義した吸収特
性に貢献している。ポリエチレン系架橋剤の少なくとも半分が、好ましくは単一
の原子に少なくとも4つのエチレン系不飽和結合を有するのが好ましい。したが
って、好ましい架橋剤は、トリアリルアミン、及び特にテトラアリルアンモニウ
ム化合物類である。
共重合を遊離酸単量体に行って、引き続き部分的または完全な中和を行うこと
ができるが、重合を部分的に中和された単量体または完全に中和された単量体、
例えばアクリル酸−アクリル酸ナトリウムに行うのが好ましい。架橋剤は、水性
重合媒体に溶解するのが好ましいので、ポリエチレン系不飽和架橋剤は、水溶性
であり、したがって、架橋剤は、酸付加物(例えば、塩酸トリアリルアミン)ま
たは第四級アンモニウム塩であるのが好ましい。
好ましい架橋剤は、トリアリルアミンの第四級アンモニウム塩、例えば、トリ
アリルアミンのメトスルフェート、メチルクロリド、メチルブロミドまたはメチ
ルヨージド塩、あるいは好ましくはトリアリルアミンのアリルクロリドまたは他
のアリル第四級塩である。好ましい架橋剤は、テトラアリルアンモニウムクロリ
ドである。その架橋剤は、トリアリルアンモニウムメトスルフェート等の他の架
橋剤と組合せて使用することができるが、単一の架橋剤として使用するのが好ま
しい。
架橋剤の量は、通常の範囲、例えば、0.05〜3%の範囲内で選択すること
ができ、約1または1.5%であることが多い。
モノエチレン系不飽和カルボン酸単量体は、一般にアクリル酸であるが、他の
通常のカルボン酸単量体類のいずれでもよい。その単量体は、他の水溶性単量体
類と共重合することができるが、一般に重合体は、アクリル酸の単独重合体であ
る。重合中のあるいは最終重合体におけるカルボキシル基の中和の程度(例えば
、重合体を水酸化ナトリウムまたは他のアルカリで処理する結果として)は、通
常、少なくとも50%、一般に少なくとも70%である。一般に、中和が90%
以上になる必要はない。
重合は、所望のゲル特性の形成の一因となる開始剤系を用いて開始すべきであ
る。この開始剤系は、熱系、レドックス系、またはそれらの混合物を含みうるが
、亜硫酸ナトリウム等の還元剤と過酸化化合物、特にtert−ブチルヒドロペ
ルオキシド等の酸化剤との組合せを使用することによって、満足の行く結果が得
られることを見出した。
一般に、重合は、25〜60%、一般に25〜40%、多くは約25〜35%
の範囲の単量体含有量の単量体水溶液で行う。
重合は、公知のような水不混和性液体中での逆相粒状重合として行って適切な
粒径とすることができ、また、得られた粒子を粉砕することもできる。しかしな
がら、好ましくは、重合を塊状ゲル重合として行い、引き続き通常のように粉砕
及び乾燥を行う。
一般に、粒径は、100ミクロン以上、1mm以下である。約200または3
00μm以上であるのが好ましい。約600または700μm以下であるのが好
ましい。300〜600μmの範囲が適している。
一般に、粒子に表面架橋を行い、その結果として粒子の表面の架橋密度を粒子
の中心部よりも高くするが好ましい。予備形成された超吸収性粒子を表面架橋す
る技術は、文献で公知であり、また粒子が逆相重合によって製造されている場合
、それらをその形成中にまたは逆相系から回収する前に表面架橋することができ
ることも知られている。
表面架橋は、粒子表面を無機架橋剤、例えば、硫酸アルミニウム、アルミン酸
ナトリウム、または他の多価金属化合物と接触させることによってなし遂げられ
る。
しかしながら、架橋の一部または全部を、重合体と共有結合的に反応する物質
、例えば、シランカップリング剤(例えば、EP195406に記載されている
ような)あるいは重合体のカルボキシル基と反応することができるグリシジルエ
ーテル、または他のエポキシもしくは他の物質との反応によるのが好ましい。表
面架橋機構を開示するために、例えば、EP317106、503268、38
6897、U.S5,053,460、及びU.S.4,587,308を参照
することができる。
表面架橋効果は、表面をエアロジル(Aerosil)またはシ
パーナト(Sipernat)(共に登録商標)等の微細シリカで処理すること
によって、増補することができる。代表的に、これはスラリーとして付与される
。例えは、粒子を10または15%以下の微細シリカを含有する水性組成物と接
触させることができる。所望によって、粒子を水性無機架橋剤、水性有機架橋剤
及び水性シリカによって、いかなる順にも連続的に処理することができ、また、
それらの2種以上を単一の被覆組成物の形で付与してもよい。
表面架橋は、例えば、一般に空気中に連行させながら、粒子に、共有結合架橋
剤及びシリカの両方を含んでいるのが好ましい架橋剤の希薄溶液を噴霧すること
によって、単に達成することができる。しかしながら、粒子を表面架橋剤と接触
させる他のいかなる通常の方法も使用することができる。次に、処理粒子は、例
えば、50〜200℃、例えば、80〜120℃の温度に、6分間から1時間あ
るいは最適な結果に適した時間で、しばしば熱処理される。
本発明にしたがって「高荷重を受けての吸収」値を最大にするように表面架橋
を促進するために、表面架橋剤の粒状材料の構造中への浸透を制御するための手
段を講じることが望ましい。浸透を制御するために、接触に使用される希薄水溶
液中の架橋剤の濃度を調整することが望ましい。表面架橋は、粒子を25%以下
の架橋剤、好ましくは10%以下の架橋剤、例えば1〜10%の架橋剤を含有す
る水溶液と接触させることによって行うのが好ましい。水溶液は、5%以下、例
えば0.5〜5%の架橋剤を含んでいてもよい。
イオン結合及び共有結合の両架橋を準備するのが望ましい。粒子を共有結合性
及びイオン結合性架橋剤の水溶液と連続的に接触させても、また、粒子をそこに
溶解されて両架橋剤を含む単一の溶液と接触させてもよい。
付与される架橋剤溶液の量は、一般に粒子が、0.01〜2%の各架橋剤、一
般に0.1〜1%、多くは0.2または0.5%より多い全架橋剤を吸収するよ
うなものである。
個々の粒子を単に表面架橋することによって、一般に満足の行く結果が得られ
るが、粒子が凝集する条件で超吸収性粒子を上記水性架橋剤(一般に、シリカを
含む)と接触させることによって、粒子を凝集させ、引き続き、凝集体を乾燥さ
せることによっても、良好な結果を得ることができる。
所望によって、凝集体を粉砕させて、それらを所望の最終粒径にすることもで
きる。
重合性単量体または単量体類、架橋剤または架橋剤類、開始剤及び他の重合条
件、粒径、任意の表面架橋(エポキシまたは他の架橋剤及び通常はシリカの選択
を含む)、及び架橋剤での任意の凝集を適切に選択することによって、定義した
パラメータを有する新規の重合体類を得ることが容易に可能となる。
架橋剤としてのテトラアリルアンモニウムクロリド及び亜硫酸塩−ペルオキシ
ド等のレドックス系を用いて、部分的に中和されたアクリル酸を重合し、引き続
き、好ましくは微細シリカ及び/またはアルミニウム塩の希薄水溶液と組合せて
、グリシジルエーテルまたは他の共有結合性架橋剤の希薄水溶液を用いて表面架
橋することによって、最高の結果が得られる。
以下は、新規の重合体の好ましい合成実施例である。実施例1
221gの46%水酸化ナトリウム水溶液を244gの氷アクリル酸及び43
5gの蒸留水に添加して、75%が中和された固形分30%のアクリル酸ナトリ
ウム溶液1,000gを生成する。この
溶液を窒素で脱酸素する。次に、2mlの60%(w/v)エチレンジアミン四
酢酸水溶液を添加し、引き続き3.3mlの45%(w/v)テトラアリルアン
モニウムクロリド水溶液を添加する。
次に、0.9mlの0.5%(w/v)亜硫酸ナトリウム水溶液、引き続き、
0.45mlの0.5%(w/v)tert−ブチルヒドロペルオキシド水溶液
を添加することによって重合を開始する。
重合を完成させる。次に、得られたゲルを粉砕し、オーブンで乾燥させ、そし
て選択粒径、代表的にできるだけ300〜600μmになるように粉砕する。
7.5%のエチレングリコールジグリシジルエーテル、7.5%の微細シリカ
及び85%の水から分散液を生成する。これを、粒子の重量に対して1%の各架
橋剤の乾燥含浸量となるように、得られた粒子に噴霧する。次に、粒子を再乾燥
させる。
表面架橋後に得られた粒子を製品Aとする。
他の試験において、架橋剤としてトリアリルメチルアンモニウムメトスルフェ
ートを使用して工程を繰り返し、そして架橋剤としてトリアリルメチルアンモニ
ウムメトスルフェートを使用して得られた重合体を前記例と同様に表面架橋して
製品Dを得る。
遠心機保持容量(CRC)、及び100、200、300gの荷重で60分間
後の荷重下の吸収性を、製品A及びD、並びに下表に示す製品EないしKについ
て記録する。
E、F及びGは、市販の超吸収性重合体である。I、J及びKは、架橋剤とし
てメチレンビスアクリルアミドを種々の量で使用しているが、表面架橋を行わず
に得られた重合体である。メチレンビスアクリルアミドを表面架橋にも使用する
と、値がほんの少しだけ引き上げられる。
本発明で定義した重合体(製品A及びD、好ましくはテトラアリル架橋剤を使
用し、表面架橋を行った重合体A)に明確な利益があることが明らかである。実施例2
架橋剤が、約0.6%(単量体に対して)のテトラアリルアンモニウムクロリ
ドであり、開始剤が、第二鉄塩、アスコルビン酸、過酸化水素、過硫酸ナトリウ
ム開始剤であり、及び最終粒子が、それぞれ0.4%の含浸量となるようにエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、硫酸アルミニウム及びシパーナト22S
シリカの3%溶液でそれぞれ被覆されていることを除いて、製品Dの製造に関し
て実施例1で概して記載した通りの方法を行う。得られた製品は、
32g/gのCRC、及び100及び300gの荷重で、それぞれ28及び20
g/gの荷重下の吸収値を有していた。
これらの新規の重合体は、例えば、EP−A−339461に記載されている
ように、通常の方法で、おしめ、衛生パッド、ティッシュー及び他の繊維材料等
の吸収構造体に組み込むのが好ましい。これらの吸収材料は、全て通常の表面シ
ート、裏面シート及び適当な締結具から成るおしめに組み込むことができる。
超吸収性粒子を組み込む吸収構造体の細部の全く小さな相違でさえ、わずかに
異なる値を示す傾向にあるので、標準化再湿潤試験を定義することは不可能であ
る。しかしながら、同じ吸収構造体を使用すれば、比較再湿潤試験は価値がある
。
本発明者等の再湿潤試験において、5gの重合体を2枚の綿毛層間にばらまい
た後、通常のようにして、第一、第二及び第三の再湿潤を行って、再湿潤値を種
々の荷重下に比較する。製品A及び市販品をこの試験で検査した。その結果を以
下の表2に示す。
市販品と比べて製品Aに明確な利益があることが、これらの値か
ら明らかである。再湿潤値は、吸収時間と同じようにできるだけ小さくあるべき
である。本発明は、繊維状の重合体類及び架橋グラフト重合体でありうる特定の
吸収性値を有する重合体類も包含する。本発明の重合体は、全て抽出分含有量が
少ないのが好ましい。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項
【提出日】1995年4月4日
【補正内容】
1. 粒子状の超吸収性重合体材料であって、
前記重合体材料が、モノエチレン系不飽和カルボン酸単量体と少なくとも3つ
のエチレン系不飽和結合を有するポリエチレン系不飽和架橋剤との共重合によっ
て得られたものであり、
重合体中のカルボキシル基が、少なくとも部分的に中和されており、そして、
前記粒状材料が、63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合
体材料1グラム当たり15グラム以上の食塩水を吸収する
ことを特徴とする重合体材料。
2. (a)前記重合体材料が、少なくとも4つのエチレン系不飽和結合を有
するポリエチレン系不飽和架橋剤を前記架橋剤として使用して製造され、及び/
または
(b)前記粒子が、粒子を無機架橋剤及び重合体中のカルボキシル基と共有結
合的に反応する架橋剤から選択される25重量%以下の架橋剤を含有する水性組
成物と接触させ、そして50〜120℃の温度で熱処理することによって表面架
橋されている
請求項1記載の重合体材料。
3. 重合体材料1グラム当たり少なくとも食塩水28グラムのの遠心機保持
容量を有する請求項2記載の重合体材料。
4. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ
ラム当たり少なくとも17グラムの食塩水を吸収する請
求項2または3記載の重合体材料。
5. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ
ラム当たり少なくとも18〜28グラムの食塩水を吸収する請求項2または3記
載の重合体材料。
6. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ
ラム当たり少なくとも20〜25グラムの食塩水を吸収する請求項2または3記
載の重合体材料。
7. 前記架橋剤が、単一原子に置換された少なくとも3つのアリル基を有し
ている請求項2〜6のいずれかに記載の重合体材料。
8. 前記架橋剤が、少なくとも4つのエチレン系不飽和基を有し、及び前記
粒子が、前記表面架橋を施されている請求項2〜7のいずれかに記載の重合体材
料。
9. 前記ポリエチレン系架橋剤が、トリアリルアミン、その酸付加物、及び
第四級アンモニウム塩から選択される請求項2〜8のいずれかに記載の重合体材
料。
10. 前記ポリエチレン系架橋剤が、テトラアリルアンモニウムクロリド、
ブロミドまたはヨージドである請求項2〜9のいずれかに記載の重合体材料。
11. 前記水性組成物が、10重量%以下の前記架橋剤を含有している請求
項2〜10のいずれかに記載の重合体材料。
12. 前記水性組成物が、架橋剤としてグリシジルエーテルを含有している
請求項2〜11のいずれかに記載の重合体材料。
13. 前記水性組成物が、シリカも含有している請求項2〜12のいずれか
に記載の重合体材料。
14. 前記水性組成物が、エチレングリコールグリシジルエーテル及びシリ
カを含有している請求項2〜13のいずれかに記載の
重合体材料。
15. 前記請求項のいずれかに記載の吸収性重合体材料を組み込んでいるお
しめ、衛生パッドまたはティッシューであることを特徴とする吸収構造体。
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 コールドウェル ポーリン レスリー
イギリス国 ダブリューエフ17 0エイチ
エイチ ウエスト ヨークシャー州、バト
レー、バーストール、リーズ ロード
144
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 粒子状の超吸収性重合体材料であって、 前記重合体材料が、モノエチレン系不飽和カルボン酸単量体と少なくとも3つ のエチレン系不飽和結合を有するポリエチレン系不飽和架橋剤との共重合によっ て得られたものであり、 重合体中のカルボキシル基が、少なくとも部分的に中和されており、そして、 前記粒状材料が、63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合 体材料1グラム当たり15グラム以上の食塩水を吸収する ことを特徴とする重合体材料。 2. 重合体材料1グラム当たり少なくとも食塩水28グラムのの遠心機保持 容量を有する請求項1記載の重合体材料。 3. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ ラム当たり少なくとも17グラムの食塩水を吸収する請求項1または2記載の重 合体材料。 4. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ ラム当たり少なくとも18〜28グラムの食塩水を吸収する請求項1または2記 載の重合体材料。 5. 63,000ダイン/cm2の荷重を受けて60分間で重合体材料1グ ラム当たり少なくとも20〜25グラムの食塩水を吸収する請求項1または2記 載の重合体材料。 6. 前記架橋剤が、単一原子に置換された少なくとも3つのアリル基を有し ている前記請求項のいずれかに記載の重合体材料。 7. 前記架橋剤が、少なくとも4つのエチレン系不飽和基を有している前記 請求項のいずれかに記載の重合体材料。 8. 前記架橋剤が、トリアリルアミン、その酸付加物、及び第四級アンモニ ウム塩から選択される前記請求項のいずれかに記載の重合体材料。 9. 前記架橋剤が、テトラアリルアンモニウムクロリド、ブロミドまたはヨ ージドである前記請求項のいずれかに記載の重合体材料。 10. 前記粒子が、粒子を無機架橋剤及び重合体中のカルボキシル基と共有 結合的に反応する架橋剤から選択される10重量%以下の架橋剤を含有する水性 組成物と接触させることによって表面架橋されている前記請求項のいずれかに記 載の重合体材料。 11. 前記請求項のいずれかに記載の吸収性重合体材料を組み込んでいるお しめ、衛生パッドまたはティッシューであることを特徴とする吸収構造体。
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