JPH08507820A - ゼラチンの製造法 - Google Patents

ゼラチンの製造法

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JPH08507820A JP6520915A JP52091594A JPH08507820A JP H08507820 A JPH08507820 A JP H08507820A JP 6520915 A JP6520915 A JP 6520915A JP 52091594 A JP52091594 A JP 52091594A JP H08507820 A JPH08507820 A JP H08507820A
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Abstract

(57)【要約】 コラーゲン含有原料からのゼラチンの製造法において、原料を粉砕し水と混合してスラリーを形成し、このスラリーを酸で処理して加熱し原料中のコラーゲンを露出させ、スラリーのpHおよび温度を再度調節し、スラリーを液状部分と固形物残渣とに分離し、ゼラチンを液状部分から回収する。

Description

【発明の詳細な説明】 ゼラチンの製造法 本発明は、コラーゲンを含む原料からゼラチンを製造する方法に関する。 ゼラチンは、主として食品産業において用いられるが、製薬、写真、織物及び 紙産業においても用いられる天然物である。 ゼラチンは、啼乳類並びに魚類である動物の皮膚、結合組織、骨および他の部 分に存在するコラーゲンから得られるタンパク質である。骨相では、コラーゲン は、無機物質によって取り囲まれた繊維状マトリックスの形態で存在する。顕微 鏡で適当に着色した骨相を見ると、この骨相は、コラーゲン線維の緻密に充填さ れた束が交差していることが判る。電子顕微鏡下では、これらの線維は、直径が 約400〜1200オングストロームの原線維からなっていることが判る。原線 維は、結合組織の構造に類似した横縞構造を有する。平均すれば、コラーゲンは 、乾燥重量で骨相のほぼ3分の1を占める。無機相は、小さな緻密に充填した結 晶(50×600オングストローム)からなり、ヒドロキシアバタイト、3・C a3(PO42・Ca(OH)2に類似したX線回折パターンを有する。 コラーゲン原線維は、長さが300nmであり、厚さが1.5nmの棒状のコ ラーゲン分子(トロポコラーゲン)からなっている。トロポコラーゲンは、三重 ヘリックスを形成するいわゆるα−鎖である3本のポリペプチド鎖からなってい る。この原線維では、トロポコラーゲンは、いわゆるテロペプチド(telopeptld es)である分子末端に主として位置する共有結合によって架橋されている。天然 のトロポコラーゲンは、緻密に充填したヘリックス構造であるため、アルカリ、 酸および酵素加水分解に対する耐性が高い。しかしながら、テロペプチドは、ヘ リックス構造で一体化されておらず、ランダム化したまたは球状領域 と考えられるので、このような高い耐性を持たない。 コラーゲン分子が熱変性するときには、三重ヘリックスが解けて、自由なポリ ペプチド鎖が形成され、すなわちゼラチンが得られるのである。コラーゲン分子 が骨組織などの組織に存在するときには、状況は更に複雑である。トロポコラー ゲン分子を溶解し、熱変性してゼラチンとするには、分子間の共有的架橋が開裂 しなければならない。これは、高温加熱(オートクレーブ処理)などによって行 うことができる。しかしながら、このような加熱は架橋結合を開裂するのみなら ず、トロポコラーゲンの結合にランダムな加水分解を引き起こし、品質の良くな いゼラチンを生じる。最も普通に用いられる方法では、テロペプチド、従って架 橋結合を低温(15〜25℃)で加水分解され、三重ヘリックスは元のままであ り、トロポコラーゲンを抽出することができるようになる。 骨からゼラチンを製造するための従来の手法では、全骨または細片に分割した 骨を、最初に低温で数日間(several days)酸を用いて完全に脱塩し、コラーゲ ンマトリックスが露出し、オセインが得られるようにする。別個の段階で行われ る脱塩は、pH<2における処理を意味し、多量の酸が消費される。別個の完全 な脱塩は、骨原料に基づいた今日のゼラチン製造の極めて重要な部分である。こ のような脱塩の目的は、骨のカルシウム塩を溶解することであり、これによって コラーゲンマトリックスを露出させることである。カルシウムはヒドロキシアパ タイトの形態で存在し、これは希塩酸で処理することによって溶解する。脱塩の 後、オセインを、石灰または石灰乳のようなアルカリで、低温で1〜6か月間「 コンディショニングする」。この処理では、分子内結合が開裂し、溶液を中和し て、コラーゲンが高温(50〜95℃)で抽出される。コラーゲンは変性して、 ゼラチンが得られる。 現在行われているゼラチンの製造法は、用いる原料が骨であるか、または皮( 薄皮、外皮)および他の結合組織材料であるかによって異なっている。 無機物を含んでいないならば、皮および結合組織には脱塩を施さないが、そう でなければ、骨原料と同様にして処理される。 または、「コンディショニング」は、酸処理を包含することがあり、これは、 洗浄し場合によっては一層小さな細片に分割した後、原料を酸槽に低温で1〜4 日間放置することを意味する。また、酸コンディショニングは、pH<2で起こ る。用いる前処理の種類は、主として原料の起源によって変わる。オセイン、子 牛および家畜の皮は、主としてアルカリ法によって処理されるが、ベーコン外皮 は、脂肪含有量が高いため、酸法に特に適している。更に、古い皮は、その様な 材料には多くの架橋結合が見られるため、アルカリ法による処理が必要である。 若い皮の場合には、酸法を十分に用いることができる。 オセインおよび/または皮材料を石灰または石灰乳(pH約11〜12)で長 時間(6ケ月まで)処理するアルカリ処理は、水を何回も換えなければならない ので、極めて多量の処理水(process water)および化学薬剤が必要である。従 って、ゼラチン1kgを製造するには、1000リットルまでの水が必要になる ことがある。更に、石灰を用いる処理の後には、脱石灰を行うのであり、これも 複雑な方法の段階である。 酸処理は、アルカリ処理ほど時間がかからないが、それでもコラーゲンの大半 を露出させるには1または数日間を必要とする。 更に、従来の手法は、許容可能な結果を得るには、極めて多数の抽出段階(6 または7回まで)が必要である。得られるゼラチンの品質は均質ではないが、通 常は抽出段階の回数と共に低下する。高品質ゼラチンは、最初の段階でのみ得ら れる。 従って、従来法の欠点は、主に極めて長い処理時間がかかることおよびかなり の量の処理水および化学薬剤を必要とすることであり、多量の廃物およびそれに 伴う環境問題を生じる。更なる欠点は、異なる原料には、異なる処理を必要とす ることである。勿論、処理時間が長ければ、ゼラチンの品質および収率に悪影響 を及ぼす。 ドイツ国特許第27 47 798号明細書には、筋肉および皮からコラーゲ ンを抽出した後、コラーゲンを処理してゼラチンを生成させる方法が開示されて いる。この方法では、用いた原料からコラーゲンを回収する目的で、アルカリ処 理が別の洗浄段階と交互に行われる。この方法の実施中に、多量の処理水が供給 され、抜き取られ、上記に述べたように、多量の廃物とそれに伴う環境問題を生 じる。更に、このドイツ国特許明細書の方法は、筋肉および皮にしか適用するこ とができない。 EP−B1−0 323 790号明細書には、骨粉からゼラチンの製造法が 記載されている。他の先行技術による方法と同様に、この方法は様々な洗浄段階 を含んでいるが、これは酸処理と交互になっている。従って、この方法も多量の 処理水を生じ、環境問題が起こる。 適用の分野によっては、異なる品質要件がゼラチンに課せられる。ゲル化能お よびゲル強度は、ゼラチンの2つの重要な特性である。通例、ゲル強度は、ブル ーム数で表される。従って、ブルーム数が>約240は、高品質のゼラチンを表 し、ブルーム数が約120〜240は平均的品質のゼラチンを表し、ブルーム数 が<約120は低品質のゼラチンを表す。 従って、価格的に有効であり環境に優しい高品質のゼラチンの生産であって、 滞留時間が短く、処理水や化学薬剤が少なく、従って廃物の少ない生産を行うの が望まれる。 本発明の一つの目的は、価格的に有効であり環境に優しい高品質のゼラチンの 製造法を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、様々な種類のコラーゲン含有原料並びにその材料 の混合物に用いることができるゼラチンの製造法を提供することである。 本発明によれば、これらの目的は、コラーゲン含有原料からゼラチンを製造す る方法であって、 a) 原料を、1mmを超過しない粒度まで粉砕し、 b) 粉砕した原料を水と混合して、スラリーを形成させ、 c) 段階b)からのスラリーを任意の順序で、pHを2〜5へ調節し、温度 を60〜130℃に1秒間〜1時間調節し、 d) スラリーの温度をもう一度調節し、 e) スラリーを、ゼラチンを含有する液状部と固形残渣とに分離し、 f) それぞれ、分離の前または後に、スラリーまたは液状部のpHを調節し 、 g) 液状部からのゼラチンを濾過段階および/または他の精製段階(cleani ng step)で回収し、段階a)〜f)では処理水(process water)は本質的に除 去されない、 の段階を含むことを特徴とする方法によって達成される。 本発明の方法は、様々なコラーゲンを含む材料、たとえば動物の皮、薄皮、外 皮、軟骨、筋肉、腸、胃、結合組織材料、および様々な種類の骨材料などに適用 することができる。 本発明の方法は、収率を更に改良するための部分的脱塩処理および/または酵 素処理も包含する。この場合には、これらの処理は、段階c)の前に行われる。 しかしながら、このような追加処理を全く行わなくとも、良好な収率が得られる 。場合によっては、用いる原料を粉砕前に脱脂することができる。 pHおよび温度調節を伴う酵素処理を段階c)の前に行おうとする場合には、 粉砕した原料のスラリーのpHを、用いる酵素の適正なpHに最初に調節するこ とによって、不適切なpHによる酵素の変性を防止すべきである。 本発明のゼラチンの製造法は、連続または半連続方式並びに回分式で行うこと ができる。 本発明による方法を、第1図に図解的に示す。任意のコラーゲン含有原料を用 いることができる。最初に、原料を適当な粒度まで粉砕する。次いで、粒子をス ラリーとして、この生成するスラリーに酸を加えて酸性にし、加熱し、一定時間 高温に保持する。その後、処理したスラリーを冷却して、固形物質をゼラチンを 含有する液状部分から分離する。pHを上げるため、塩基をこの液状部分に攪拌 しながら添加した後、ゼラチンを含む溶液を従来技術の手法に準じて処理し、不 純物を除き(cleaned)、ゼラチン溶液を形成させる。処理水が製造によって分 離されるのは、この段階だけである。 酸処理の後、pHを上げる目的で加えた塩基は、固形物の分離の後ではなく前 に加えることもできる。 本発明の方法を、更に詳細に説明する。 用いる原料は、たとえば屠殺場、食肉加工場(meat-cuttlng centres)、また は漁業などから得られる。「コラーゲン含有原料」とは、本明細書では、混合し ていない並びに混合したコラーゲン含有原料を意味する。用いる原料は、あらゆ る種類の哺乳類および魚類から得られる上記の材料の一つまたは数種類であるこ とができる。 コラーゲン含有原料を、1mmを超過しない平均粒度まで粉砕する。粉砕は、 湿式粉砕または乾式粉砕のいずれも、適当な通常の装置を用いて1以上の段階で 行う。平均粒度は、高々約1mmであるべきであり、好ましくは高々約300μ mである。<100μmの平均粒度が特に好適であり、<40μmの平均粒度が 最も好ましい。場合によっては、粉砕の前に材料を脱脂し、例えば脂肪含量が3 重量%を超過しないようにすることができる。このような段階は決定的なもので はないが、脂肪含量を低くすることによって次の処理段階が容易になる。 粉砕した材料を水と混合してスラリーを形成し、次にpHおよび温度を任意の 順序で調節する。pHは、2〜5、好ましくは3.5〜5に調節するのが好適で ある。温度は、60〜130℃、好ましくは80〜110℃が好適である。スラ リーを、1秒間〜1時間、好ましくは5〜40分間、最も好ましくは10〜30 分間この温度に保持する。pH、温度および時間は、粉砕の程度および製造しよ うとするゼラチンに課せられた品質要件に従って決定される。 ゼラチンに転換されるコラーゲンの量は、粒度の減少、pHの減少、温度の増 加、および滞留時間の延長に比例して増加する。しかしながら、材料に施される 処理が更に広汎になれば、生成するゼラチンの品質は低下する。従って、これら のパラメーターは、目的とするゼラチンの品質が得られるように組み合わせなけ ればならない。幾つかの用途では、低品質のゼラチンでもよいことがあるのは勿 論である。 粉砕の後、この材料に、所望により簡単且つ部分的脱塩および/または酵素処 理を施して、生産工率を高め且つゼラチンの総収率を増加させる。部分的脱塩は 、酸、たとえばリン酸などを用いて行う。酵素処理は、1種類またはそれ以上の 酵素または酵素の混合物を用いて行うことができる。異なるタンパク質分解酵素 は、異なるアミノ酸配列並びに異なるpH−および温度−依存性に対して異なる 特性性を有する。好適な酵素の例は、アルカリ性細菌プロテアーゼである。酵素 処理では、用いる酵素を考慮してスラリーのpHを適当なpHに調節する。用い られる酵素の具体例はエスペラーゼ(登録商標)(EsperaseR)(Novo、デンマ ーク)であり、これはpHを約7にする必要がある。1%以下程度、例えば0. 5%の酵素を加えるのが、好都合である。スラリー中の酵素を室温で数時間作用 させた後、コラーゲンをスラリーから高温で、上記と同様にして抽出する。 pHは酸、たとえば塩酸、リン酸、硫酸、硝酸または酢酸などによって調節す る。どの酸を用いるかということは決定的に重要なことではないが、基本的には 、有機並びに無機酸およびそれらの混合物を包含するあらゆる酸を用いることが できる。しかしながら、幾つかの酸は他のものより効果的である。pHを減少さ せ るには、リン酸を用い、pHを増加させるには水酸化カルシウムを用いることが 、これらの二つの酸は骨材料の一天然成分である一種のリン酸カルシウムを形成 するので、有利である。塩酸と水酸化ナトリウムを用いると、余り費用がかから ないが、分離後に得られる最終的なゼラチン溶液の塩含量が高くなる。 本発明の方法のこの段階での温度調節については、反応速度は温度と共に増加 する。基本的には、最高温度はないが、有機材料は余り高温では急速に分解する 。次いで、必要な滞留時間は極端に短くなり、このような高温では調節が困難で ある。 骨ニカワのような低品質ゼラチンが許容可能なまたは目的とする生成物である ときには、温度を増加させて滞留時間を減少させることができるのは勿論である 。 滞留時間は、スラリーを送り込む導管系で、またはスラリーを所定の時間保持 するタンクで達成可能である。しかしながら、この最後の態様では、スラリーの 異なる部分は滞留時間が異なることになることを意味するので、この態様は、滞 留時間が極端に短い場合には用いるべきではない。 この処理の後、温度を調節して反応を完了する。温度は、せいぜい100℃、 例えば60℃に調節するのが好都合である。 この温度調節の後、スラリーを液状部分と固形残渣とに分離する。液状部分に は、コラーゲンから回収されたゼラチンが含まれている。用いる原料によっては 、固形残渣は未溶解骨、塩、不溶性タンパク質などを含んでいる。固形残渣を洗 浄して、ゼラチンをできるだけ多く回収するのが好ましい。分離は通常のデカン ターで行うことができるが、他の従来の装置も用いることができるのは勿論であ る。 要求が高くなれば、pHも調節すべきである。これは、スラリーを液状部分と 固形残渣とに分離する前または後のいずれに行うこともできる。pHは、5.5 〜6.0が好適であり、例えば5.5である。様々なアルカリ性化学薬剤を用い て、この段階でpHを調節することができる。既に述べたように、水酸化カルシ ウムを用いるのが有利であり、通常は酸と反応して不溶性物質を形成するアルカ リ性化学薬剤を用いるのが有利である。その結果、生成したゼラチン溶液は、化 学薬剤同志が互いに反応しなかった場合のものよりも塩含量が低くなる。この段 階で行われる温度およびpH調節は、分解と微生物活性とをよく勘案するように 設計されている。ゼラチンは、約30℃でゲル化するので、温度は、工程の残り をこの温度より十分高く維持するのが重要である。 生成するゼラチン溶液は、それだけで用いて収率および品質を得ることができ るが、溶液について追加の処理および精製段階を行うこともできる。固形物を水 と再混合して均質化した後、更に、pH2〜5とするpH調節並びに1秒間〜1 時間60〜130℃への温度調節を行った後、冷却などをすると、収率を更に増 加させることができる。当然のことであるが、この工程は、何回でも繰り返すこ とができる。これらの段階からの固形残渣は、別々に乾燥される。 次に、ゼラチン含有液状部分を更に処理して、乾燥ゼラチンを回収することが できる。目的とするゼラチンの品質によっては、ゼラチン溶液について、別の濾 過段階および/または他の精製段階を行う。また、様々な濾過および精製段階は 、用いる原料によって変わる。濾過および精製段階の若干の例を、下記に示す。 様々なデカンテーション段階から得た溶液を混合して、例えば2種類の異なる フィルターによって濾過して、粒子や粗い物質を除去する。例えば、50μmお よび25μmフィルターを好適に用いることができる。高品質ゼラチンを製造す るには、塩およびペプチドを除去することが必要であり、これは限外濾過によっ て行うのが最もよく、これによって溶液も濃縮される。一般的には、限外濾過は 総ての塩を除去することはないが、塩含量を十分低くするにはイオン交換が必要 なこともある。これらの段階の後でも、溶液はまだ濁っていたり、ある種の味を 有することがある。溶液が脂肪を含む場合には、これは特殊な脂肪吸収性フィル ターで除去することができる。色は活性炭濾過によって除くことができ、微細フ ィルターを用いて濾過を行うことによって最終的な透明性を得ることができる。 本発明の方法の様々な段階で用いる装置は、通常のデザインのものであるので 、本明細書ではこれ以上詳細に説明することはしない。また、適当な装置の選択 も、当業者には明らかな便宜的な尺度である。 本発明は、通常はブルーム数が250を上回る高品質ゼラチンを生成するが、 上記の従来技術の方法と比較すると、低価格であり、処理時間は短く、処理容積 は小さい。従って、本発明のゼラチンの製造法は、価格的に有効であり且つ環境 に優しい。骨原料からゼラチンを製造する前記の従来技術による方法と比較する と、本発明の方法は、完全な脱塩の別個な段階並びにアルカリコンディショニン グの長い滞留時間が不必要である点で特に有利である。更に、スラリーをゼラチ ン含有液状部分と固形残渣とに分離し、pHを調節してしまうまでは処理水は全 くまたは実際上全く工程から抜き取られない。本発明による方法では、コラーゲ ン分子は異なる方式で露出される。 本発明の方法は、1段階、すなわち連続的に行うことができるが、これは従来 技術による方法では滞留時間が長いため不可能である。更に、本発明の方法で分 離段階の後に得られるゼラチン溶液は、収率並びに品質に関して完全に許容可能 なものである。一方、ほとんどの従来技術による方法では、同じ収率を得るには 6または7までの抽出段階が必要である。本発明は、用いる原料の供給源並びに 非混合または混合原料の使用とは無関係に、一つの同じ方法を用いることができ るという大きな利点もある。 本発明に伴うもう一つのおおきな利点は、処理水の形態で工程から出てくる廃 物の量が、従来技術による方法と比較してごく僅かなことである。これによって 、価格有効性が自動的に増大するのは当然である。 本発明を、二、三の非制限的例によって更に詳細に説明する。例1 この例は、連続法に関するものである。屠殺場から得た食料品質の骨をAlfa L aval Centribone法で脱脂し、平均粒度80μmまで湿式粉砕し、水は、乾燥固 形物含量が20重量%のスラリーが得られる量で加えた。スラリーのpHを、リ ン酸によって3.5に調節した。次に、スラリーを、Al1a Laval-ConthermRかき 取り式熱表面交換器(scraped-surface exchanger)で110℃に加熱し、スラ リーをこの温度に15分間導管系中で保持した。15分後に、pHを水酸化カル シウムによって5.5に調節した。 その後、温度をAlfa Laval-ConthermRで60℃に調節した。次に、スラリーを Al1a LavalデカンターNX409に移して、固形物を水から分離した。固形物を約6 0℃の温度の新鮮な水と混合して均質なスラリーとして、これを別のデカンター に移した。この処理で得た液状部分を、第一の処理で得た液状部分と混合した。 コラーゲンの約75%が、この処理でゼラチンに転換された。二つのデカンター を用いることによって、ゼラチンの約80%を液状部分に回収した。混合した液 状部分からなる生成した溶液を濾過して、粒子および他の粗い物質を除去した。 溶液を、最初に50μmフィルターで濾過した後、25μmフィルターで濾過し た。その後、溶液を、5000uをカット・オフするKoch製の膜を有するAlfa L aval製の限外濾過装置HSK131で処理した。この装置で、溶液を濃縮し、塩および ペプチドを除去した。限外濾過の後、乾燥固形物含量が20%の溶液にイオン交 換処理を施して、残っている塩のほとんどを除去した。次いで、溶液を3段階で 濾過した。 第一段階では、溶液を濾過して、総ての残っている脂肪を除去した。第二段階 では、溶液を活性炭で濾過して、色を除去し、味および臭いを改良した。第三段 階では、溶液を研磨フィルターで濾過して、最終的に透明にした。その後、溶液 を冷却して、ゼラチンがゲル化するようにした後、いわゆるヌードルをAlfa Laval ConthermRのようなかき取り式表面熱交換器で形成させ、乾燥を行った。 生成するゼラチンは、ブルーム数が290であり、粘度は42.3mPsであり 、Hach Ratio Turbidimeterによって測定した透明性は21NTUであった。N TUは、透明性の尺度であり、比濁分析による濁度単位(Nephelometric Trubid ity Units)を表す。等電点IEPは7.3であった。例2 屠殺場から得た食料品質の骨を、Alfa Laval Centribone法で脱脂した。ハイ ドロサイクロン(hydrocyclone)によって骨材料を、骨のほとんどを含む画分と 主として軟質材料からなる画分との2つの画分に分離した。骨画分を、この例で 使用した。 骨を水と混合して、乾燥固形物含量が約20%のスラリーとし、Simo工業用ミ ルで約1〜2mmの粒度まで粉砕した。次に、このスラリーを、円錐形の粉砕ギ アを備えたDorr-0liver Supratonミルに移した。この処理の後、平均粒度は約2 00μmであった。このスラリーを、Sussmeyerパールミルで処理して、最終的 な平均粒度を約20μmとした。スラリーのpHをリン酸で4に調節し、温度を Alfa Laval ConthermR中で100℃に調節した。滞留時間は、5分間であった。 次に、pHを水酸化カルシウムで5.5に調節し、温度を60℃に調節した。そ の後、処理を、前記の例1と同様に行った。 この例では、コラーゲンの85%が、ブルーム数が310であり、粘度が46 .3mPsであるゼラチンに転換された。例3 この例では、本発明の方法を、実験室規模で試験した。試験は、酵素処理を行 いおよび行わずに、およびゼラチン溶液の限外濾過を行いおよび行わずに、行っ た。*は、酵素処理の追加段階を示す。 1) 骨粉(粒度40〜125μm)2kgを氷水6kgと混合して、スラリ ーとした。 2) 骨粉を、濃リン酸によって部分的に脱塩して、pH3とした。 3) *pHを約7に調節した。 4) *EsperaseRを加え(0.5%)、スラリーを一晩攪拌した。 5) pHを3.5に調節した。 6) 抽出を回分式(2リットル)で行い、マイクロ波オーブンで90℃に加 熱した(約15分)。 7) 溶液をCa(OH)によって中和し、遠心分離して、フィルター装置 でセルロース上に濾過した。 8) 溶液の一部を直ちに乾燥し、溶液の一部は限外濾過を行った。 9) 収率、ブルーム数、粘度、透明性および灰分含量を測定した。 これらの試験の結果を、下表で説明する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. コラーゲン含有原料からのゼラチンの製造法であって、 a) 原料を、1mmを超過しない粒度まで粉砕し、 b) 粉砕した原料を水と混合して、スラリーを形成させ、 c) 段階b)からのスラリーを所望の順序で、pHを2〜5へ調節し、温度 を60〜130℃に1秒間〜1時間調節し、 d) スラリーの温度をもう一度調節し、 e) スラリーを、ゼラチンを含有する液状部と固形残渣とに分離し、 f) それぞれ、分離の前または後に、スラリーまたは液状部のpHを調節し 、 g) 液状部からのゼラチンを濾過段階および/または他の精製段階で回収し 、段階a)〜f)では処理水は本質的に除去されない、 段階を特徴とする方法。 2. 原料を湿式粉砕または乾式粉砕する、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 連続または半連続方式、または回分式で行う、請求の範囲第1または2 項に記載の方法。 4. 原料を、<約300μm、好ましくは<100μm、最も好ましくは< 40μmの粒度まで粉砕する、請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の方 法。 5. 段階c)のスラリーを酸で処理してpH3.5〜5とする、請求の範囲 第1〜4項のいずれか1項に記載の方法。 6. HCl、H3PO4、HNO3、CH3COOHまたはH2SO4、またはそ れらの混合物を酸として用いる、請求の範囲第5項に記載の方法。 7. 段階c)のスラリーを約80〜110℃の温度まで加熱する、請求の範 囲第1〜6項のいずれか1項に記載の方法。 8. 段階c)の処理時間が5〜40分、好ましくは10〜30分である、請 求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の方法。 9. 粉砕した原料のスラリーに、段階c)の前に部分脱塩および/または酵 素処理を施し、粉砕した原料のスラリーのpHを、酵素処理の前に調節して、用 いた酵素の適正なpHとする、請求の範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の方 法。 10. 酵素処理をアルカリ性細菌プロテアーゼで行う、請求の範囲第1〜9 項のいずれか1項に記載の方法。 11. 酵素処理を、酵素エスペラーゼRを用いてpH7で行う、請求の範囲 第10項に記載の方法。 12. 原料を、粉砕の前に脱脂する、請求の範囲第1〜11項のいずれか1 項に記載の方法。 13. ゼラチンを、1以上の段階で濾過することによって液状部分から回収 する、請求の範囲第1〜12項のいずれか1項に記載の方法。
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