JPH08506374A - 樹脂バインダー組成物 - Google Patents

樹脂バインダー組成物

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JPH08506374A JP6518082A JP51808294A JPH08506374A JP H08506374 A JPH08506374 A JP H08506374A JP 6518082 A JP6518082 A JP 6518082A JP 51808294 A JP51808294 A JP 51808294A JP H08506374 A JPH08506374 A JP H08506374A
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Abstract

(57)【要約】 高度の水混和性と、少量のフルフリルアルコールのような揮発性有機化合物とを示すフルフリルアルコール/ホルムアルデヒド樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】 樹脂バインダー組成物 本発明はフルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反応生成物に、さらに 特定的には、複合物品のためのバインダーとして使用するために非常に適する有 利な性質をもつ樹脂状のフルフリルアルコール・ホルムアルデヒド反応生成物に 関する。 カナダ特許第1,200,336号は、約50重量%までの量の水で希釈でき 、また硬化または固化したときには、木質パーティクルボードのような複合物品 の製造、あるいはガラス繊維からの断熱バッティング、ウエーファーボード、配 向ファイバーボード、マットボード、ハードボード、プレスボード、種々のファ イバーグラス物品等の製造、そして防音タイル及断熱マットもしくはボードのよ うな低密度非金型成形複合物品の製造におけるバインダーとして有用である樹脂 質フラン・ホルムアルデヒド縮合生成物に関している。 上記のカナダ特許に開示された発明は複合物品の製造に際して、スプレー具に よる如く、塗布を促進するように、50重量%までの水で希釈されうる樹脂質バ インダー組成物を提供することにおいて著しく技術寄与をなした。しかしながら 、水と著しく高度の混和性を示す樹脂バインダー組成物は、複合物を製造する技 術においては非常に望ましい。さらには、最近の環境上の関心は、水と高度に混 和性であるだけではなく、それと同時に極めて低水準のフルフリルアルコール及 びホルムアルデヒドを含み、また室温または高い硬化温度において極めて低水準 の揮発性有機化合物(VOC)を発生するに過ぎない樹脂バインダーに対する需 要を作り出してきている。 従って本発明の主要な目的は、複合物品のためのバインダーとして非常に有利 な高度に望ましい諸性質を兼備している樹脂質のフルフリルアルコール・ホルム アルデヒド反応生成物を提供することである。 本発明の別の目的は、フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反応生成 物からなり、比較的低い硬化温度において迅速に硬質の固化状態にまで硬化し、 そして室温または熱硬化中に極めて低水準の揮発性有機化合物を発生する液体樹 脂組成物を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反 応生成物からなる樹脂質の熱硬化性組成物であって、フェノール系レゾール及び ノボラック樹脂が広く用いられている用途においてそれらの樹脂の代りに使用さ れうるものを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反 応生成物からなり、水に不溶性物質を低水準で含む樹脂質の熱硬化性組成物を提 供することである。 本発明のさらに別の目的は、低水準の遊離のフルフリルアルコール及びホルム アルデヒドを含む、フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反応生成物か らなり、水性環境中に固化状態にまで迅速に硬化する樹脂質熱硬化性組成物を提 供することである。 本発明のさらなる目的は、フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの反応 生成物からなり、複合物品の製造に際して、スプレー法によるように、バインダ ーとしての塗布を容易に行なえるように水と高度に混和性であり、あるいは水で 高度に希釈できる樹脂質の熱硬化性組成物を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、複合物品のためのバインダーとして組成物を塗布 する際に用いられるスプレー装置の好ましくない詰りを最少化するように少量の 不水溶性固型分を含む液体樹脂質の熱硬化性組成物を提供することである。 本発明の新しい有利な樹脂バインダー組成物は、フルフリルアルコールと過剰 のホルムアルデヒドとを反応させることにより製造され、その過剰とはフルフリ ルアルコールの1モル当り少なくとも2モルのホルムアルデヒドの程度である。 さらに好ましくは、フルフリルアルコール:ホルムアルデヒドのモル比は、少な くとも約1:2.50ないし1:3.50の範囲内である。反応は有機酸を触媒 とし、高温、例えば約110℃ないし130℃の温度で、及び約4.00ないし 4.50のpHで行なわれる。ホルムアルデヒドは、パラホルムアルデヒドのよ うな、種々な形で採用されうる。 これらの条件下でフルフリルアルコールとホルムアルデヒドの反応は、例えば 4.0ないし9.0時間にわたって制御された速度で実施される。反応時間中の 反応の進行は反応混合物中の遊離フルフリルアルコール含量の低減に伴なわれる 。 反応は、フルフリルアルコールの含量が、反応混合物の約5重量%以下好ましく は0.2重量%未満の所望水準に低減されてしまうまで高温において継続させら れる。遊離フルフリルアルコールの所望の低水準が達成されたときに、反応混合 物を、例えば水浴中に浸漬することにより、室温(約70°F;約21℃)にま で急速に冷却して、反応を停止させる。その冷却時間中及び温度が約70°F( 約21℃)またはそれ以下にまで低下したときに、反応生成物樹脂のサンプルを 反応混合物から遊離ホルムアルデヒド含量の測定のために採取する。メラミンま たは尿素等のようなホルムアルデヒドスカベンジャーを、次いで添加して、反応 混合物中の遊離または未反応のホルムアルデヒドと反応させる。そのスカベンジ ャーは、反応混合物中の遊離ホルムアルデヒドと反応するのに充分なモル量で添 加され、また温度またはそれ以下で添加される。典型的には、その混合物は次い で1ないし2時間撹拌して、スカベンジャーと遊離ホルムアルデヒドとの反応が 実質上完結するようにする。スカベンジャーと遊離ホルムアルデヒドとの反応を 示す発熱が観察される。好ましくは、ホルムアルデヒドスカベンジャーは、反応 混合物の最終の遊離ホルムアルデヒド含量を、その約0.5重量%未満にまで低 減させる量で添加される。得られる樹脂は、もしも非酸性樹脂バインダーが所望 されるのであれば、水酸化アンモニウムまたは水酸化ナトリウムのような塩基で 中和されうる。一般的に、硬化反応性は、樹脂が反応の終期に4.5よりも実質 的に高いpHにまで中和されないときに、より高い。 酢酸、プロピオン酸、酪酸、スクシン酸等のように、約4以上のpKaを有す る弱有機モノマーもしくはポリマーカルボン酸がフルフリルアルコールの約1な いし10重量%の量で触媒として使用され、また水酸化ナトリウムのようなアル カリが反応pHを約4.0ないし4.5範囲内に維持するために用いられる。プ ロピオン酸は好ましい酸触媒である。 本発明の樹脂バインダー組成物は、極めて高い水混和性を示すことを特徴とす るものであり、過剰量の水で希釈されたときに、樹脂の90%、好ましくは少な くとも95%が水に可溶である。例えば、5gの樹脂を95gの水に加えたとき に、樹脂のうちの少なくとも4.5gは水に可溶である。この樹脂組成物の高い 水混和性は、望ましくない量の樹脂をバインダーとして使用する以前に棄てる必 要がないこと、ならびに複合材基体上の著しく改善された樹脂分布が高水混和性 の樹脂で達成されうることにおいて有利である。 ここで用いられている用語「不水溶性分」は、5.0gの樹脂が95.0gの 脱イオン水に添加されたときに、水中に少なくとも8時間静置後に沈析する残渣 (または固型分)の量を意味する。不水溶性分の百分率は下記の式によって計算 できる: ここで用いられている用語「水混和性」は、5.0gの樹脂が95.0gの脱 イオン水に添加されたときに、水中に少なくとも8時間静置後に、溶解性である 樹脂の量を意味する。水混和性の百分率は下記式によって計算されうる: 明かなように、水混和性と不水溶性分との間には逆の関係が存在し、不水溶性分 の量が低ければ、水混和性が大きくなる。 以下の特定実施例は本発明をさらに例示する。 実施例1 この実施例はフルフリルアルコール1モル当り2.75モルのホルムアルデヒ ドを用いての本発明の好ましい樹脂バインダー組成物の製造を例示するものであ り、656ポンド(297.6kg)のフルフリルアルコール(6.69ポンド −モル)、600ポンド(272.2kg)のパラホルムアルデヒド(91〜9 3%純度;18.4ポンド−モル)、2.82ポンド(1.28kg)の水酸化 ナトリウム(50%水溶液)及び102.1ポンド(46.3kg)のプロピオ ン酸を350ガロン(1591l)の反応器に仕込んだ。反応混合物を大気圧下 に114−119℃に加熱し、フルフリルアルコール含量が0.64%に低減す るまで8.5時間保持した。次いで生成物を急速に27℃まで冷却し、そして約 371ポンド(168.3kg)の尿素溶液(50%水溶液)を添加したが、こ れは、分析された遊離ホルムアルデヒドの13.7重量%に基き1当量である。 尿素の添加後、混合物を1時間混合し、次いで50ミクロンフィルターを介して 濾過した。生成樹脂の分析値は表1に与えられている。 実施例2 この実施例は、樹脂を水酸化アンモニウムで中和しての、本発明によるフルフ リルアルコール・ホルムアルデヒド樹脂の製造を例示する。108ポンド(49 .0kg)のフルフリルアルコール(1.10ポンドーモル)、100ポンド( 45.4kg)のパラホルムアルデヒド(91〜93%純度;3.07ポンド− モル)、0.5ポンド(227g)の水酸化ナトリウム(60%水溶液)及び1 6.9ポンド(7.67kg)のプロピオン酸を50ガロン(227l)反応器 に仕込んだ。次いで反応混合物を微加圧下に116〜125℃に加熱し、フルフ リルアルコール含量が0.65%に低減するまで保持した(これは4時間要した )。次いで生成物を85℃まで冷却し、22ポンド(9.98kg)の尿素溶液 (50%水溶液)を加えたが、これは推定ホルムアルデヒド含量に基き1当量で ある。これを1時間混合し、30℃に冷却し、そして42ポンド(19.1kg )の水酸化アンモニウム(28%水溶液)を添加して7.2のpHに中和した。 樹脂の分析値は表1に与えられている。 実施例3 この実施例は、ホルムアルデヒド:フルフリルアルコールの3.5のモル比を 用いた本発明を例示する。686.6gのフルフリルアルコール(7.0モル) 、800.5gのパラホルムアルデヒド(91〜93%純度;24.5モル)、 3gの水酸化ナトリウムペレット及び109gのプロピオン酸を3lのフラスコ に仕込んだ。次いで反応混合物を撹拌しつつ116℃に加熱し、フルフリルアル コール含量が0.5%に低減するまで保持した。次いで生成物を室温(22℃) まで急速に冷却した。この樹脂の分析値は表1に与えられている。 実施例4 この実施例は、カナダ特許第1,200,316号の如き先行文献の技術に従 うフルフリルアルコール・ホルムアルデヒド樹脂の製造を示す。この実施例にお いては、本発明によるホルムアルデヒド:フルフリルアルコールの高いモル比は 用いられなかった。991.6gのフルフリルアルコール(10.1モル)、4 12.5gのパラホルムアルデヒド(91〜93%純度、12.0モル)、40 . 1gの氷酢酸及び144.1gの水を3リットルフラスコに仕込んだ。次いで反 応混合物を撹拌しつつ還流(100℃)まで加熱し、粘度が、ブルックフィール ド粘度計で測定して25℃で60センチポイズに達するまでほぼ4時間保持した 。 この時点で生成物を二つの部分に分割した。60センチポイズの粘度の一方の 部分(506.4g)の樹脂を140℃の温度に至るまで、60mn水銀減圧で 真空ストリッピングした。345.9gの生成物が得られた。この生成物の分析 値は表1に与えられている。 実施例5 実施例4からの60センチポイズ粘度の中間体(第2の部分)も、真空ストリ ッピングではなくさらに反応させることによりフルフリルアルコール含量を低め るように進行した。かくして60センチポイズ粘度の136.4gの樹脂をさら に2時間(100℃)還流させて、131.2gの生成物とした。この生成物の 分析値は表1に与えられている。 本発明の樹脂組成物を、ダイナミック・メカニカル分析(DMA)によって、 それらの硬化活性について試験した。 ダイナミック・メカニカル分析においては、粘弾性物質に応力を掛け、次いで 解放する。これによって、被検物質の固有周波特性における機械的振動が生じる 。このエネルギーの若干は消滅(熱となり失われる)または減衰し、振動の振幅 が減少する。ダイナミック・メカニカル分析においては、消滅するエネルギーに 等しいある量のエネルギーが各サイクルに対して付加されて一定の振幅を維持す る。この補充エネルギーはサンプル減衰の直接的目安である。温度プログラムに よってサンプルが加熱されるにつれて、この減衰は硬化による影響を受ける。硬 化が開始する時までは減衰は一定である。樹脂が硬化するにつれて、減衰は硬化 が完結される時まで変化し、その時再び一定となる。従ってダイナミック・メカ ニカル分析は、硬化が開始する温度及び硬化が完結される温度を与える。 ダイナミック・メカニカル分析による試験の結果は表2に示されている。 本発明の樹脂バインダー組成物は、水で希釈して、公知製造操作に従って利用 でき、そのバインダーを塗付された基体はそのバインダーを硬質の熱硬化状態に まで硬化させるように、熱に付される。一般的に、250ないし450°F(1 21ないし232℃)のオーダーの温度は、樹脂バインダーを硬化させるのに充 分である。ゴールドスタイン及びドレハーの論文「安定なフルフリルアルコール 含浸用溶液(Stable furfuryl alcohol impregnating solutions)」、Ind.Eng .Chem.,第52巻、第1号(1960年1月)第58頁、等に開示されている ような硬化触媒を用いて、公知の如く、バインダーの硬化を促進することができ る。そのような触媒の例は、硝酸カドミウム、硝酸コバルト、硝酸ニッケル、硝 酸亜鉛、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アルミニウム、硫酸銅、硫 酸アンモニウム、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸、シュウ 酸、クロロ酢酸、及びサリチル酸である。 トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、 リン酸等の強酸であっても、熱硬化されない系においてこれらの樹脂バインダー を硬化させるのに使用できる。 本発明の精神内に入るこれらの改変及び均等事項はその一部分と考えられるべ きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 マクレナン,ジョージ・アール アメリカ合衆国インディアナ州47906,ウ エスト・ラファイエット,シェリダン・ロ ード 1814 (72)発明者 チェン,マイケル・シー アメリカ合衆国インディアナ州47905,ラ ファイエット,ロウム・ドライブ 3865

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとの少なくとも1:2のモル 比での反応生成物からなり、硬質の固化状態にまで熱硬化しうる液体樹脂組成物 であって、さらにその樹脂が不水溶性物質を10重量%以上含んでいないことを 特徴とする上記液体樹脂組成物。 2. 約1:2.75のモル比のフルフリルアルコールとホルムアルデヒドと の反応生成物からなる請求項1による液体樹脂組成物。 3. 約1:3.25のモル比のフルフリルアルコールとホルムアルデヒドと の反応生成物からなる請求項1による液体樹脂組成物。 4. 樹脂が約5重量%以上の不水溶性物質を含まない請求項1による液体樹 脂組成物。 5. 樹脂が約5重量%以上のフルフリルアルコールを含まない請求項1によ る液体樹脂組成物。 6. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとを少なくとも約1:2のモ ル比で高温において、約4以上のpKaを有する弱酸の存在下に反応させ、そし て液状の樹脂反応生成物を回収することからなる、固化状態にまで熱硬化しうる 液体樹脂組成物の製造方法。 7. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとのモル比が少なくとも約1 :2.75である請求項6による方法。 8. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとのモル比が少なくとも約1 :3.50である請求項6による方法。 9. 反応生成物の回収に先立って、ホルムアルデヒドスカベンジャーを反応 混合物中に導入して遊離ホルムアルデヒドと反応させる請求項6による方法。 10. ホルムアルデヒドスカベンジャーが尿素である請求項9による方法。 11. 反応生成物の回収に先立って、塩基を反応混合物中に導入して実質的 に中性のpHの樹脂の回収を達成する請求項6による方法。 12. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとを少なくとも約1:2の モル比で一緒に混合し、その混合物の初期pHを少なくとも約4.0に調節し、 その混合されたフルフリルアルコールとホルムアルデヒドとを少なくとも約4の pKaを有する弱有機酸の存在下に高温で、反応生成物のフルフリルアルコール 含量を予め定めた低水準にまで減少させるのに充分な時間反応させ、そして低量 の揮発性有機化合物を含み、10重量%以上の不水溶性物質を含まない液体樹脂 組成物を回収することからなる、固化状態にまで熱硬化しうる液体樹脂組成物の 製造方法。 13. 反応生成物のフルフリルアルコール含量を5重量%以下にまで減少さ せるのに充分な時間反応を実施する請求項12による方法。 14. 反応生成物のフルフリルアルコール含量を0.2重量%以下にまで減 少させるのに充分な時間反応を実施する請求項12による方法。 15. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとのモル比が少なくとも約 1:2.5である請求項12による方法。 16. フルフリルアルコールとホルムアルデヒドとのモル比が少なくとも約 1:3.50である請求項12による方法。 17. 反応生成物の回収に先立って、ホルムアルデヒドスカベンジャーを反 応生成物中に導入して遊離ホルムアルデヒドと反応させる請求項12による方法 。 18. ホルムアルデヒドスカベンジャーが尿素である請求項17による方法 。 19. 反応生成物の回収に先立って、塩基を反応混合物中に導入して実質的 に中性のpHの樹脂の回収を達成する請求項12による方法。 20. 塩基が水酸化アンモニウムである請求項19の方法。
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