JPH08503266A - テクスタイル帯をクロシェット編みによって製造するための経編み機と、この経編み機によって製造されるゴム状弾性帯 - Google Patents

テクスタイル帯をクロシェット編みによって製造するための経編み機と、この経編み機によって製造されるゴム状弾性帯

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JPH08503266A
JPH08503266A JP6511637A JP51163794A JPH08503266A JP H08503266 A JPH08503266 A JP H08503266A JP 6511637 A JP6511637 A JP 6511637A JP 51163794 A JP51163794 A JP 51163794A JP H08503266 A JPH08503266 A JP H08503266A
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JP6511637A
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ベルガー、ヨハン
シューライン、フリッツ
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ベルガー ゲーエムベーハー トロイヒトリンゲン
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Abstract

(57)【要約】 ベルベットを有する弾性帯(バンド)をクロシェット編みするための経編み機と、この経編み機によって作製された弾性帯。この弾性帯は、その縁部にピコ(ループ)を有しても、有しなくとも良い。この経編み機は、非常に細密な弾性帯、即ち経編み機の幅1cm当り8針より多い、特に12針のケージによる弾性帯の製造を可能とする。ベルベットは、あるパターンを有しても良い。ベルベットは、弾性帯の一面又は、その両面に形成できる。経編み機は、クロシェットニードル(4)と、ゴム状弾性糸(14)のかせを供給するためのガイド装置(80)と、経糸(22)のかせのためのガイド装置(20)とを備える。ゴム状弾性糸の前方に、前方側の単一緯糸ガイド装置(30v)が、前方の緯糸(32v)を案内するために設けられる。ゴム状弾性糸の後方に、後部側の単一緯糸ガイド装置(30h)か設けられる。特に細密な弾性帯を形成するために、経編み機の機幅1cm当り8より多くの、特に12のクロシェット編み要素が設けられる。ベルベットを形成するために、ゴム状弾性糸(14)の前方及び/又は後方に(各)1つの緯糸かせガイド装置(50v、50h)が、緯度一目孔針(52v、52h)の複数の組と共に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の名称] ベルベットつき弾性帯、場合によってはピコをクロシェット編みするための経編 み機と、この経編み機によって製造される弾性帯 本発明は、第1に一方又は両方の面にベルベット(Flausch,coating)を備え た弾性の帯(バンド)をクロシェット編みないしメリヤス編みによって形成する ための経編み機(Kettenwirkmaschine,Haekelmaschine)に関する。この弾性帯 は、一方又は両方の縁部に更に小ループ(ピコpicos,picots)を備えていても よい。 この経編み機は、非常に細密なバンド、即ち、機幅1cm当り8針より多いピ ッチ、特に12針又はそれ以上のピッチのバンドの製造を可能とするものとする 。ベルベットは、あるパターン(模様)を有することができ、この模様は大きく 変動することができるべきである。バンドの一方のみ又は両方の面に模様つきベ ルベットを形成する可能性がつくり出されるべきである。 この弾性帯は織成(Weben)によっても形成される。 しかし、そのためには、バンドの長手方向に延在するゴム状弾性糸を本来の製織 工程の前に一緒に被覆紡糸(umspinnen)することが必要となり、そのために余 分の製造コストが必要とされる。 本発明の目的は、この付加的被覆紡糸(Umspinnen)を不要とし、ゴム状弾性 糸にクロシェット編みの工程内において一緒に編込んで編目を形成させることに ある。これによって製造コストを織成の場合に比べて約30%低減させることが できる。 この目的は、本発明によれば請求項第1項に従って達成される(以下の説明で は、請求の範囲各項に記載された概念も用いられる)。 「前方」、「後方」、「右側」又は「左側」などは、クロシェット編み機の視 者の通常の位置(基準点)(図1〜3、5及び6の位置B)に対するものとする 。 本出願人の非公開のドイツ国の先願P4131809.9によれば、クロシェット針が針 棒間において締付けられ、この針棒と共に前後方向に動かされ、経糸のかせ(群 )が目孔針の複数の組を経て前方から供給され、弾性糸のかせが上方から櫛状部 材を経て供給され、前方及び後方の単一緯糸が各1つの小管によって弾性糸のか せを横切る方向に向いた右−左−右の方向に移動されることが示されている。 バンドの高細密度は、前記の及びその他クロシェッ ト要素の所望の細密度において、即ち機幅1cm当り8より多くの、特に12以 上のクロシェット要素(1cm当り16までのクロシェット要素が目論まれる) とすることによって達せられる。機幅1cm当りの必要な数の目孔針をどのよう に配置しうるかは、BergerのEP-A-0266481に記載されている。 バンドの(視者の基準点Bから見て)前方の幅広側にベルベットを形成するに は、本発明に従って、ゴム状弾性糸のかせ(Scharen)の経路の前方に、緯糸か せガイド装置を配設すると共に、弾性糸のかせの経路の前方及び後方に、各1つ の単一緯糸ガイド装置(Legevorrichtung)(即ち、単一緯糸又は互いに平行と した緯糸の束を弾性糸のかせの幅に亘り横切る方向にガイドする装置)を配設す る。緯糸かせガイド装置は、前後方向に移動可能であると共に、横方向にも変位 可能に配設されているので、1組の緯糸ニードルのうちどの緯糸ニードルが緯糸 をガイドしているかとは係わりなく、所望のベルベットのパターンを形成するこ とかできる。 本発明の別の視点は、請求の範囲に記載のいずれかの装置によつてクロシェッ ト編みされ、ベルベット及び場合によってはピコを備えている弾性帯に係る。 2つの発明の好ましい実施態様は、各々の従属項に記載されている。 バンドがその裏面にもベルベットを有するべき場合には、後方側の緯糸かせガ イド装置が後方側の単一緯糸ガイド装置の代りに設けられる。その反対に、バン ドの裏面を平滑にしたい場合、即ちベルベットのない面としたい場合には、後方 側に、既知のように只1つの単一緯糸ガイド装置を配設する。 弾性帯の所望の高細密度に留意すると、緯糸かせガイド装置の目孔針は、クロ シェットニードルの頭部の間に噛合(greifen)させることはできない。前方の 緯糸かせガイド装置の頭部は、一時的に前上方から経糸−目孔針から編目形成個 所まで延在される経糸かせの経糸の間に噛合させる。その場合、前方の緯糸のか せは、経糸によってクロシェット針の頭部に向って連行同伴される。 後部側の緯糸かせガイド装置を用いる場合、上部目孔針の頭部は、クロシェッ トニードルが後退した状態において、編目形成個所に、即ち、突外しバー(Schi ene)と後部保持バー(仕上げクロシェット編みされた弾性帯は、これらの間を 通って下方に引出される)との上部縁の個所に後方の上側から可及的に引寄せら れる。後部緯糸のかせは、クロシェットニードルの頭部によって掴まれ、連行同 伴される。 弾性帯がその一方又は両方の縁部に小ループ(ピコ)を有すべきでない場合に は、各弾性帯について1個も しくは2個の爪状のエレメント(爪)を、各1つの駆動軸に固定する。これらの 爪は、クロシェット編成部材のガイドバーと平行に延在されて、上下往復揺動さ れることにより、供給された単一の緯糸の1つが、各々の爪の先端にその偏向時 に巻付けられる。この緯糸が掛かってループを形成(einhaekeln)し、爪が後方 に揺動された後には、ピコが形成されている。時間的なずれをもって爪が往復状 に揺動されるバンドの他側の縁部についても同様となる。 次に本発明の他の特徴を備えた実施例を図面について更に詳述する。 [図面の簡単な説明] 図1は、前面のベルベット及び縁部側のピコを備えた弾性帯を作成するための クロシェット編成機構部材を備えたクロシェット編み機を示す左側面図である。 図2は、両面にベルベットを備えた弾性帯を作製するためのクロシェット編成 機構部材(Haekelwerkzeuge)を示す同様の図である。 図3は、図1の編成機構部材のうちいくつかを示す上面図である。 図4は、チェーンリンク制御部の一部を示す正面図である。 図5は、クロシェットニードルを前方に移動させた状態において図1のいくつ かの編成機構部材を示す左 上方より見た斜視図である。 図6は、クロシェットニードルを最大限度後退させた状態で図1のいくつかの 編成機構部材を示す右上方より見た斜視図である。 [実施例] 視者の位置(基準点)Bは、図1、2、5において右側、図6において左側、 図3において下側にそれぞれ位置される。 ゴム状弾性糸14(天然ゴム又は合成ゴムから成る)のかせは、櫛状部材16 の櫛刃の間を通って編目形成個所6へと強い伸張(約100%)の下に上方から 導かれる。仕上げされたクロシェット編み帯状布ないしベルト8は、同一の伸張 の下に下方に、突外しバー10と保持バー12との間の狭い間隙を通って引出さ れる。 図1の左側には、頭部5を備えたクロシェットニードル4(リングニードル、 カラビーナーニードル)が内部に締付けられる針棒2が示されている。クロシェ ットニードル4は、針棒により、突外しバー10の歯部3とゴム状弾性糸14と の間の、図1、2に示した後方の極限位置から、前方に向って図5の位置に移動 し次に後方に復帰するようになっている。 経糸22のかせは、経糸ビーム24から経糸目孔針26の頭部28を経て編目 形成個所6へと導かれる。 2組の目孔針26が1つの経糸ガイドバー29に、BergerのEP-A-0266481号に記 載されたように、目孔針26の頭部同士が互いに係合するようにして、強く固定 されている。経糸−目孔針は、(基準点Bから見て)前後の方向に移動される。 また経糸一目孔針は、経糸がクロシェットニードルの頭部5に巻付くようにほぼ 2つのクロシェットニードル4の間の距離に亘って右−左−右と往復運動される 。 前方の緯糸(ここでは「単一緯糸」と呼ばれるものであるが、これは単一の糸 でも並置された単一の糸の1つの束でもよい)を導く役目は後方及び前方の単一 経糸ガイド装置30h、30vが行う。これらのガイド装置は、弾性糸14の各 1つのかせの通路の後方及び前方にそれそれ配設されている。単一緯糸のガイド 装置は、各1つの緯糸案内装置34h、34vを備えており、これらの緯糸案内 装置の上部は、ガイドバー38h)38vをフック39h、39vによって強く 掴み、これらのガイドバーによって操作される。緯糸案内装置34h、34vは 、その下端部に小管36h、36vを有しており、単一緯糸32h、32vはこ れらの小管36h、36vを経て、経糸22の上方において経糸22に対して斜 め方向に編目形成個所6の近くまで、往復運動するように導かれる。小管36h 、36vは経糸のかせ及びゴム状弾性糸の左側端からそ の右側端まで次に右側端から左側端に復帰するように上方に湾曲した経路上にお いて緯糸を案内することによって、緯糸が一緒にループないし編目を形成する。 バンド8の表面にベルベットを形成するために、前方の緯糸かせガイド装置5 0vから緯糸のかせ56vが緯糸からガイドバー54vに取付けられた目孔針5 2vの頭部53vを経て導かれる。詳細を図5に示す。好ましくは、これらの目 孔針52vも、目孔針26と同様に従って斜め方向に互いに他のものの内側に櫛 状に噛み合う目孔針のパケットの形状において配列されている。目孔針52vは 、図1において2つの別々の層として、即ち、前方の緯糸56vが前方から斜め 方向に編目形成個所6に至っている上層、及び緯糸−目孔針53vの頭部が経糸 22のかせを通って導かれる下層として図示されている。緯糸はそこからクロシ ェットニードルの頭部5に経糸が巻付けられる際に経糸によつて同伴連行され、 一緒に編付けされる。 クロシェット編みするべき弾性帯(バンド)がその一方の例えば表面の幅広の 面のみにベルベットを備えるべき場合には、緯糸の非対称によって後にバンド全 体が丸くなることを防止することが必要となる。この目的のために、後方の単一 緯糸ガイド装置30hからこの場合は単一の緯糸でなく互いに平行とした緯糸の 束が供給される。この緯糸束は、緯糸かせガイド装置 (例えば50h)から供給される緯糸かせと混同すべきではない。 弾性帯(バンド)の裏面にコーティングを形成する場合には、図2に示すよう に後部側の緯糸のかせ56hを編目形成個所に導くための後部側の緯糸かせガイ ド装置50hを後部側の単一緯糸ガイド装置30hの代りに配することができる 。図2は、後部側の緯糸−目孔針52hが最大限度まで編目形成個所6まで近付 けられた状態を示している。この状態によっても、緯糸は一緒に編付けされ、こ の場合、針52hの先行する右−左の変位がどのタロシェットニードルの間にお いてこのことが生ずるかを定める。 前方及び後方の緯糸かせガイド装置を使用した場合、両側のベルベットを備え た弾性帯(複数)をクロシェット編みできる。 図3には、縮尺を多少変更して針棒2とその内部において締付けられたクロシ ェットニードル4と、後部側及び前方側の単一緯糸のための小管36h、36v をそれぞれ備えた緯糸案内装置34h、34vとが、上面図により示される。ガ イドバ−80には、ゴム状弾性糸のための櫛刃部材16が固定されている。 前方の緯糸−目孔針52vは、前方の緯糸ガイドバー54vに固定されており 、経糸用目孔針26は、所属する経糸ガイドバー29に固定されている。 図3には、図示を簡略にするために、1組ずつのクロシェット編成部材が図示 されている。しかし既知のように機幅に沿って多数の同様の編成部材の組が配設 されている。 図4には、チェーンリンクドラム82が配設されている。各々のガイドバーを 側部側に制御するために、チェーン(複数)がドラムに掛回されている。図には 、前方の緯糸かせガイドバー54vを制御するためのチェーンリンク84、86 を備えた只1つのチェーンが図示されている。チェーンリンクの(径方向に測定 した)高さに従って、前方側の緯糸−目孔針52v用のガイドバー54vを側方 側に走査ロール88を介して移動させる。これにより前方側の緯糸をベルベット の所望のパターンに従って1以上の経糸から先に移動させることができる。パタ ーンは、既知のように高い位置又は低い位置にあるチェーンリンク84、86の 使用によって達せられる。 図4には示さない後部側の緯糸ガイドバー54hも同様である。経糸−ガイド バー29並びに後部側及び前方側のガイドバー38h、38vは他のチェーン( 複数)によって案内される。経糸ガイドバー29は、右−左−右と変位されるが 、変位の幅は小さく、即ち、実質的に2つの隣接したクロシェットニードルの頭 部5の中心間の距離に等しい。 図5に、最大限度前方にクロシェットニードル4を移動させた状態で、クロシ ェット編成機構部材の一部を示す。この図は特に並置された多数組の前方側経糸 −目孔針26のうち1つを示すが、経糸22のかせは只1つしか示さない。経糸 は、目孔針26の頭部28から編目形成個所6に向って移動する。小管36hは 、その最も外側の左側の位置にある。この小管は、後部側の緯糸32hを搬送す る。緯糸案内装置34hのフック39hは、その(後部側の)ガイドバー38h の回りを掴み、このガイドバーと共に右左−右と移動される。 前方の単一緯糸−ガイド装置30vと後部側の緯糸かせガイド装置50hとは 、図示を簡単にするために、図5、6には図示されていない。 図5、6からわかるように、前方側の緯糸のかせ56vは、前方側の緯糸−目 孔針52vの頭部に向って上方から導かれる。前方側緯糸−目孔針52vの組は 、(図5において右後方に)チェーンリンクドラムに向って延在するガイドバー 54vに固着されている。 前述したクロシェット編成機構部材の作用 ゴム状弾性糸14の各1つのかせは、櫛状部材16のうち1つのものの櫛刃の 間を通って上方から編目形成個所6に導かれる。クロシェットニードル4は、針 棒2と共に、突外しバー10の歯部3の間において前 後方向に移動し、ゴム状弾性糸の間に噛合する(durchgreifen)。経糸−目孔針 26は、経糸22を前方側から案内し、横方向への変位によってクロシェットニ ードルの頭部5に経糸22を掛回すように作用する。後部側の緯糸ガイド34h は、ゴム状弾性糸14のかせの上を横切る方向に、後部側の緯糸を右側から左側 に、またその逆にガイドする。前方の緯糸−目孔針52vは、上前方から斜め下 方に経糸22のかせの間に噛合(greifen)するので、前方側の緯糸56vは、 斜め下方から編目形成個所6に導かれ、経糸と共に、クロシェットニードルの頭 部中に位置される。既知のようにして、編目が形成され、完成した弾性帯8は下 方に引かれ、その際に弾性糸は、経糸22が許容する限度内において伸張される 。その後、弾性帯の負荷が除かれると、弾性帯は、長手方向に収縮する。所望の ベルベットは、最初平滑であった前方側の緯糸52vが今やループを形成するこ とによって形成される。 ベルベットの構造は、一面では、使用される緯糸56vの数によって変化する 。一般に全ての緯糸−目孔針52vに緯糸を通す必要はない。むしろ、所望のパ ターンに従って、緯糸案内目孔針の間に別の目孔針を自由にしても良い。又、ガ イドバー及び緯糸−目孔針の側方への運動の大きさは、使用されたチェーンリン クの高さ及び周長によって制御される。 更に、後部側の緯糸かせガイド装置50hが配されているので、幅広の両面に ベルベットを備えた弾性帯が編成できる。なお、幅広の両面のベルベットのパタ ーンは、同一でも異っていてもよい。 バンドのどちらの面にもベエルベットを形成しない場合には、前方及び後方の 緯糸かせ−ガイド装置50v、50hの代りに、前方及び後方の単一緯糸ガイド 装置30v、30hを使用する。 ピコ装置及びその機能 弾性帯ないしバンドがその一方又は両方の縁部にピコ(小ループ)を有するべ き場合には、図1、6にのみ示すように、右側及び左側のピコ装置70R、70 Lが補助的に使用される。両方のピコ装置の各々は、いわゆる爪74R、74L (いわゆるドルン即ちピン状突起)を備えている。これらの爪は、図1において 上方の先端が尖状になっており、左方に湾曲している。各々の爪74R、74L は、ホルダ76R、76L中に固定され、それそれのホルダは回転不可能に駆動 軸72R、72L上に着座している。両方の駆動軸は、同じくチェーンリンクド ラムのチェーンによって機構制御され、最初に生じた右−左の運動は、機械的な 偏向機構によって、それ自体として既知のように、駆動軸72R、72Lの純粋 な揺動運動に変換される。 バンドの一方の縁部のみにピコを形成するべき場合 には、一方の爪のみを作動させ、他方の爪は外方に揺動させた状態に保つ(図1 の爪74L)か、又は取外す。前方の緯糸32vを完全に右方に導いた場合、爪 74Rは、ピコを形成するために、図1に示した作用位置に揺動させる。前方の 緯糸32vは、慣用されるように、前方の緯糸ガイド34vから経糸かせの幅に 亘って左方に移動させ、そこで鉤掛け(ループ形成)される(einhaekeln)。次 いで右側の爪を次に外方に揺動させる。バンドの右側縁にはピコが残留される。 バンドの左側縁についても同様であり、爪74Lによって同様にピコを形成す ることができる。 左側縁又は右側縁のみに、又は両方の縁にピコを形成でき、このピコは駆動軸 72R、72Lの制御によって規則的にか又は不規則的に比較的小さな距離又は 大きな距離に形成できる。 [符号の説明] B・・・観視者の位置(基準点) 2・・・針棒 3・・・爪 4・・・クロシェット編み針 5・・・クロシェット針頭部 6・・・編目形成個所 8・・・弾性帯ないしバンド 10・・・突外しバー 12・・・後部保持バー 14・・・弾性糸 16・・・櫛刃部材 20・・・経糸かせのガイド装置 22・・・経糸 24・・・経糸ビーム 26・・・経糸−目孔針 28・・・経糸−目孔針の頭部 29・・・経糸ガイドバー 30h、30v・・・後方及び前方の単一緯糸ガイド装置 32h、32v・・・後方及び前方の緯糸 34h、34v・・・後方及び前方の緯糸ガイド 36h、36v・・・後方及び前方の小管 38h、38v・・・単一緯糸用の後方及び前方のガイドバー 39h、39v・・・後方及び前方のフック 50h、50v・・・後方及び前方の緯糸かせ−ガイド装置 52h、52v・・・後方及び前方の緯糸かせ 53h、53v・・・後方及び前方の目孔針の頭部 54h、54v・・・後方及び前方の緯糸かせ−ガイドバー 56h、56v・・・後方及び前方の緯糸 70L、70R・・・ピコ装置 72L、72R・・・左側及び右側の爪の駆動軸 74L、74R・・・左側及び右側の爪 76L、76R・・・左側及び右側のホルダ 80・・・ゴム状弾性糸のガイド装置 82・・・チェーンリングドラム 84、86・・・チェーンリンク 88・・・走査ロール
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月17日 【補正内容】 (補正書訳文=原明細書第1〜3頁及び第6頁「差替第1〜3頁、第6頁」の訳 文) (差替第1頁) 明細書 [発明の名称] テクスタイル帯をクロシェット編みによって製造するための経編み機と、この 経編み機によって製造されるゴム状弾性帯 本発明は、第1に請求の範囲第1項の上部概念に記載の編成部材を備えたテク スタイル帯(バンド)をクロシェット編みによって製造するための経編み機に関 する。 この経編み機によれば、少なくとも一方の幅広の面にベルベットを備えた特に 細密なゴム状弾性帯(バンド)か製造される。この形式のバンドは、婦人用の下 着特にコルセットに適合しており、少なくともその幅広側に非常に弱い表面即ち ベルベット(Flausch)を備えているべきである。 本発明の経編み機は、非常に細密なバンド即ち経編み機の機幅の1cm当り8 針より多いピッチ、特に1 (差替第2頁) 2針以上のピッチによってバンドを製造することを可能とするべきである。ベル ベットは、パターン(模様)を有することかでき、その場合のパターンは、広範 に変えることができるべきである。バンドの一方の幅広の面にのみ、又は両方の 幅広の面に、パターンを有するベルベットを形成する可能性が得られるべきであ る。 この種の弾性帯は、織成によっても形成される。しかしそのためには、バンド の長手方向に延在するゴム状弾性糸を本来の織成工程の前に被覆紡糸(umspinne n)することが必要となり、それによって余分の製造コストが必要となる。 本発明によれば、この余分の被覆紡糸は不要とされる。またゴム状弾性糸は、 クロシェット編みのプロセスの枠内において一緒に編込んで編目を形成する。こ れにより製織した場合に比べて製造コストを約30%削除できる。 EP-A-0210518及びGB-A-2012828によれば、ポールループ編成物(Polschlingen gewirk)即ちループが大きく突出した編成物例えばバスタオルの製造に用いられ る、請求の範囲第1項の上部概念に記載の装置は、既知となっている。この形式 の装置によれば、バンドの所望の高細密度即ち機幅1cm当り8より大の特に1 2より大のクロシェット編成要素を実現することはできない。 それは、ポールループ及び保持体シートバー(Platinen)をクロシェット針の 間に案内しなければならないのに、その幅がクロシェットニードルを所望の密度 において互いに並べて配列することをできなくする値となっているためである。 緯糸を供給するための目孔針も、対応した大きな相互からの幅を備えている。 これらの要求は、全て請求の範囲第1項の本発明によって達せられる(以下の 説明では、請求の範囲各項に記載された概念も用いられる)。 「前方」、「後方」、「右側」又は「左側」などは、クロシェット編み機の視 者の通常の位置(基準点)(図1〜3、5及び6の点B)に対するものとする。 本出願人の非公開のドイツ国の先願P4131809.9によれば、クロシェットニード ルが針棒内において締付けられ、この針棒と共に前後に動かされ、経糸のかせ( 群)が目孔針の複数の組を経て前方から供給され、弾性糸のかせが上方から櫛状 部材を経て供給され、前方及び後方の単一緯糸が各1つの小管によって弾性糸の かせを横切る方向に右−左−右方向に移動することが示されている。 バンドの高細密度は、前記の及びその他クロシエツト要素が所望の細密度にお いて、即ち、機幅1cm当り8より多くの、特に12以上のクロシェット要素1 cm当り16までのクロシェット要素が目論まれる)において配列されたことに よって達せられる。機幅1cm当りの必要な数の目孔針をどのように配置しうる かは、BergerのEP-A-0266481に記載されている。 バンドの(視者の基準点Bから見て)前方の幅広の面においてベルベットを形 成するには、本発明に従ってゴム状弾性糸のかせの経路の前方に、緯糸かせガイ ド装置を配設すると共に、弾性糸のかせの前方及び後方に各1つの単一緯糸ガイ ド装置(即ち、単一緯糸又は互いに平行とした緯糸の束を弾性糸のかせの全幅に 亘り横切る方向にガイドする装置)を配設する。緯糸かせガイド装置は、前後方 向に移動すると共に横方向にも変位しうるように配設されているので、1組の緯 糸ニードルのうちどの緯糸ニードルが緯糸をガイドしているかと係わりなく、所 望のベルベットのパターンを形成することができる。 (差替第3頁) 本発明の別の様相は、請求されたクロシェット編み機によって編成され、高度 の自由度をもち、その少なくとも一方の幅広の面にベルベットを備えている、ゴ ム状弾性帯に関する。 前記2つの発明の更なる実施態様は、各従属項に記載されている。 バンドが裏面にもベルベットを備えるべき場合には、後部側の単一緯糸ガイド 装置の代りに後部側の緯糸かせガイド装置を配置する。その反対にバンドの裏面 を平滑にしたい場合、即ち、この裏面にはベルベットを形成しない場合には、バ ンドの全幅に亘って1以上の緯糸を案内する単一緯糸ガイド装置のみを既知のよ うに配設する。 弾性帯の所望の高細密度に留意すると、1以上の緯糸かせガイド装置の目孔針 は、クロシェットニードルの頭部の間に噛合(greifen)させることはできない 。前方の緯糸かせガイド装置の頭部は、一時的に前上方から、緯糸−目孔針から 編目形成個所まで延在される経糸かせの経糸の間に噛合させる。その場合、前方 の緯糸のかせは、経糸によってクロシェットニードルの頭部に向って同伴される 。 後部側の緯糸かせガイド装置を用いる場合、この装置の上部目孔針の頭部は、 クロシェットニードルが後 退した状態において、後上方が編目形成個所に、即ち、突外しバーと後部保持バ ー(仕上げクロシェット編みされた弾性帯は、これらの間を通って下方に引出さ れる)との上部縁の個所に可及的に引寄せられる。後部緯糸は、クロシェットニ ードルの頭部によって掴まれ、同伴される。 弾性帯は、既知のようにして形成可能な小ループ(ピコ)を一方又は両方の縁 に有していてもよい。 (原明細書第4頁に続く。) (翻訳文第5頁10行「次に本発明の〜」に続く。) (差替第6頁) 訳文:原文の第6頁第1行の”Sie”(それら)を”Die Schussfaden”(緯糸 )と補正した。この点は原文の訳文第8頁第15行でその通り訳出しているので 、訳文上は変更なし。 (請求の範囲差替え) 請求の範囲 1.テクスタイル帯(8)をクロシェット編みするための経編み機(クロシェッ ト編み機)であって、次の編成機構部材即ち a)針棒(2)中に締付けられていて針棒(2)と共に前後方向に可動なクロシ ェットニードル(4)と、 b)経糸−目孔針(26)の複数の組のためのキャリヤを備えた、前後方向に可 動でまた側方に変位自在な経糸−ガイドバー(29)を備えた経糸(22)のか せのためのガイド装置(20)と、 c)前方及び/又は後方の緯糸ガイド装置(30h、30v)と、を有するもの において、 少なくとも一方の幅広の面にベルベットを備えている特別に細密なゴム状弾性 帯を形成するために、以下の特徴即ち、 d)機幅1cm当り8より多くのクロシェット編成要素が備えられたことと、 e)ゴム状弾性糸(14)のかせを強い伸張の下に案内するためのガイド装置が 備えられたことと、 f)2組ずつの目孔針(26、52v、52h)が、一方の組の目孔針の頭部と 他方の組の目孔針の頭部とが互いに櫛状に噛合うように、鋭角の下に互いに対し 固定されて配置されたことと、 g)ゴム状弾性糸(14)のかせが描く経路の少なくとも一側にベルベットを形 成するために、緯糸(56v、56h)のかせを案内するための緯糸−目孔針( 52v、52h)の複数の組を備えた緯糸かせガイド装置(50v、50h)が 備えられたこと、 を組合せて有することを特徴とする経編み機。 2.機幅1cm当り少なくとも12個のクロシェット編成要素が備えられたこと を特徴とする請求項第1項記載の経編み機。 3.ベルベットのない弾性帯の面を形成するために、少なくとも1つの緯糸を案 内する単一緯糸ガイド装置(30v、30h)を有することを特徴とする請求項 第1項又は第2項記載の経編み機。 4.各々の緯糸かせガイド装置(50v)50h)が緯糸ガイド装置(54v、 54h)を有し、該緯糸ガイド装置が、編目形成個所(6)に対して長手方向に 制御下に往復運動可能に配され、長手方向軸線の回りに制御下に揺動自在とされ たことを特徴とする請求項第1項記載の経編み機。 5.前方側の緯糸かせガイド装置(50v)の緯糸−目孔針(52v)の頭部( 53v)が前上方から揺動した後に、経糸−目孔針(26)から編目形成個所( 6)まで延在している経糸かせ(22)の経糸の間に 係合するように、前方側の緯糸かせガイド装置(50v)を構成し案内したこと を特徴とする請求項第4項記載の経編み機。 6.後部側の緯糸かせガイド装置(50h)の緯糸目孔針(52h)の頭部が、 クロシェットニードル(4)の後退時に後上方から編目形成個所(6)の近くへ 引寄せられるように、後部側の緯糸かせガイド装置(50h)を構成したことを 特徴とする請求項第4項記載の経編み機。 7.a)前記各項のいずれか1項記載の経編み機(クロシェット編み機)を使用 して編成されたことと、 b)経編み機の機幅1cm当り8個より多くの、特に12個もしくはそれより多 くのゴム状弾性糸に対応する細密度をもつことと、 c)1組の付加的な緯糸のかせから成るベルベットを少なくともその一方の幅広 の面に備えたことと、を特徴とするゴム状弾性帯。 8.少なくとも1つの縁部に小ループ(ピコ)を備えたことを特徴とする請求項 第7項記載のゴム状弾性帯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BG,BR,BY,C A,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK ,LV,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,UA, US,VN (72)発明者 シューライン、フリッツ ドイツ連邦共和国、デー―91757 トロイ ヒトリンゲン、グシュタダー シュトラー セ 13 【要約の続き】 の緯糸かせガイド装置(50v、50h)が、緯度一目 孔針(52v、52h)の複数の組と共に配設されてい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.弾性帯(8)をクロシェット編みするための経編み機(クロシェット編み機 )であって、次のクロシェット編成機構部材即ち a)針棒(2)中に締付けられていて針棒(2)と共に前後方向に可動なクロシ ェットニードル(4)と、 b)ゴム状弾性糸(14)のかせを供給するためのガイド装置(80)と、 c)経糸−目孔針(26)の複数の組のためのキャリヤを備えた、前後方向に可 動でまた側方に変位自在な経糸−ガイドバー(29)を備えた経糸(22)のか せのためのガイド装置(20)と、 d)前方の緯糸(32v)又は前方の緯糸の束を案内するための、ゴム状弾性糸 に描く経路(Bahn)の前方に配される、前方単一緯糸ガイド装置(30v)と、 e)ゴム状弾性糸の描く経路の後方に場合によって配される後方単一緯糸ガイド 装置(30h)と、を有するものにおいて、 f)特に微細なバンドを形成するために、編み機の機幅1cm当り8個より多く の、特に12個のクロシェット編みエレメントを配したことと、 g)ベルベットを形成するために、前記バンドの一方又は両方の幅広の面に、ゴ ム状弾性糸(14)の描く 経路の前方及び/又は後方に、各1つの緯糸かせ(56v、56h)を案内する ための緯糸−目孔針(52v、52h)の複数の組と共に(各)1つの緯糸かせ ガイド装置(50v、50h)を配したこと、 を特徴とする経編み機。 2.裏面側のベルベットをクロシェット編みするために後方側の緯糸かせガイド 装置(50h)を、又はベルベットのない裏面を備えたバンドをクロシェット編 みするために、後方側の単一緯糸ガイド装置(30h)を、ゴム状弾性糸の経路 の後方に備えることを特徴とする請求項第1項に記載の経編み機。 3.各々の緯糸かせガイド装置(50v、50h)が、編目形成個所(6)に対 して長手方向に制御下に往復運動され長手方向軸線の回りに制御下に揺動自在と した緯糸ガイド装置(54v、54h)を有すること特徴とする請求項第1項記 載の経編み機。 4.経糸−目孔針(52v)の頭部(53v)が一時的に前上方から、経糸−目 孔針(26)から編目形成点(6)に向って延在する経糸のかせの経糸(22) の間に噛合するように、前方緯糸かせのガイド装置(50v)を構成したことを 特徴とする請求項第3項記載の経編み機。 5.緯糸−目孔針(52h)の頭部が、クロシェットニードル(4)の後退時に 後上方から編目形成個所( 6)の近くへ引寄せられるように、後部側の緯糸かせガイド装置(50h)を構 成したことを特徴とする請求項第3項記載の経編み機。 6.それ自体として既知のように、各2組の目孔針(26、52v、52h)を 鋭角をなすように互いに固定し、一方の組及び他方の組の頭部が互いに他に対し て櫛状に噛合するようにしたことを特徴とする請求項第1項又は第3項に記載の 経編み機。 7.各々の単一緯糸ガイド装置(30v、30h)がゴム状弾性糸(14)の組 の側方の前方及び/又は後方において、幅方向に往復運動自在な緯糸ガイド(3 4v、34h)を有することを特徴とする請求項第1項又は第2項記載の経編み 機。 8.a)弾性帯の少なくとも一方の縁部に小さなループ(ピコ)を形成するため に、各々の弾性帯について1個又は2個の爪状の要素(「爪」74L、74R) を各1つの駆動軸(72L、72R)に固定し、該爪状の要素(複数)は、ガイ ドバーと平行に配置して制御下に揺動可能としたことと、 b)各々の爪(74L、74R)の尖端をゴム状弾性糸(32v、32h)のか せの最も外側のゴム状弾性糸(14)のすぐ外側に揺動可能として、供給された 単一緯糸(32v、32h)が、揺動した前記爪の尖端を掴み、該爪は緯糸を拘 束したあとに再び外方に揺 動されるようにしたことを特徴とする請求項第1項記載の経編み機。 9.ガイドバー(29、38v、38h、54v、54h)を側方に制御すると 共に必要に応じて爪−駆動軸(72L、72R)の回動を制御するために、製造 しようとするベルベットパターンに対応して、それ自体として既知の回動可能な チエーンリンク(84、86)付きチェーンリングドラム(82)を有すること を特徴とする請求項第1〜8項のいずれか1項記載の経編み機。 10.a)前記各項のいずれか1項記載のクロシェット編成部材を備えた経編み 機(タロシェット編み機)を使用して編成されたことと、 b)経編み機の機幅1cm当り8個より多くの、特に12個のゴム状弾性糸に対 応する細密度をもつことと、 c)少なくとも1組の付加的な緯糸のかせから成るベルベットをその一方の幅広 の面に備えたことと と特徴とする弾性帯。 11.付加的な緯糸の少なくとも1つのかせから成るベルベットを他方の幅広の 面にも備えたことを特徴とする請求項第10項記載の弾性帯。 12.少なくとも1つの縁部に小ループ(ピコ)を備えたことを特徴とする請求 項第10項又は第11項記載の弾性帯。
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