JPH0845781A - 電子薄膜部品およびその製造方法 - Google Patents

電子薄膜部品およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0845781A
JPH0845781A JP7151946A JP15194695A JPH0845781A JP H0845781 A JPH0845781 A JP H0845781A JP 7151946 A JP7151946 A JP 7151946A JP 15194695 A JP15194695 A JP 15194695A JP H0845781 A JPH0845781 A JP H0845781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
substrate
thin film
solution
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7151946A
Other languages
English (en)
Inventor
Mareike Katharine Dr Klee
キャサリン クリー マライク
Hans-Wolfgang Brand
ブラント ハンス−ヴォルフガング
Hans-Otto Jungk
ユンク ハンス−オット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV, Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPH0845781A publication Critical patent/JPH0845781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • H01G4/008Selection of materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/14Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • H01G4/008Selection of materials
    • H01G4/0085Fried electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/06Forming electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/877Conductive materials
    • H10N30/878Conductive materials the principal material being non-metallic, e.g. oxide or carbon based
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた接着性、十分な導電性を示し疲労を示
さない優れた電極層を有する電子薄膜部品を提供する。 【構成】 基板と、底部電極、頂部電極および、随意
の、1つ以上の中間電極のための電極層を備え、さらに
機能的中間層を備える、前記電極層が導電性の、酸化物
化合物を含む電子薄膜部品であって、少なくとも1つの
電極層が TiOx 、式中1≦x≦2、 EuOx 、式中1≦x
≦2、等の特定の酸化物から成るか、あるいは前記酸化
物化合物の物理的混合物および/または固溶体から成る
か、あるいは50重量%以下のさらなる化合物もしくは金
属を添加した前記酸化物化合物の物理的混合物および/
または固溶体から成る電子薄膜部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板と、底部電極、頂部
電極および、随意の、1つ以上の中間電極のための電極
層を備え、さらに機能的中間層を備え、前記電極層が導
電性の、酸化物化合物を含む電子薄膜部品に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる部品は個別部品または多機能、多
部品系、例えば不揮発性強誘電性メモリ、ダイナミック
ランダムアクセス読み書きメモリ、集積化コンデンサ、
薄膜アクチュエータ、薄膜抵抗器、圧電センサ、圧電ト
ランスデューサ、焦電型センサ、電気光学部品または集
積化受動部品(ICM) を含むモジュールである。
【0003】例えば、不揮発性強誘電性メモリ、圧電ト
ランスデューサ、センサおよびアクチュエータならびに
焦電型センサの分野では、PbZrx Ti1-x O3、式中x=
0.3〜0.7 、ならびにPb1-1.5yLay Zrx Ti1-x O3、式中
y= 0.3〜0.07、x= 0.4〜0.6 、およびPb1-1.5yLay
TiO3、式中y=0.05〜0.16の組成のペロブスカイトの機
能的層を電極間に積み重ねる。コンデンサおよび抵抗器
を含む、従来技術におけるフィルタ処理用の高周波モジ
ュールには機能的層としてSiO2およびSi3N4 の組み合わ
せが含まれる。
【0004】これらの薄膜部品および他の薄膜部品で
は、電極物質として白金が用いられる。白金は、 600〜
800 ℃の酸素雰囲気下に薄膜部品を製造する間に電極物
質を焼結する際、電極物質が機能的層の物質、例えばペ
ロブスカイトと反応するのを防ぐため、他の電極物質、
例えばCu、AlまたはAg/Pdよりも好ましい。しかし、白
金電極を基板に接続することには問題がある。Pt電極層
を、SiO2絶縁層を有するシリコンのような、通常の基板
に良好に接着させるために、接着層、例えば薄いTi層を
Si/SiO2とPtの間の中間層として付加的に設ける必要が
ある。また、最適化電極層および接着層の場合には、ペ
ロブスカイト層の焼結後のPt電極の接着が不十分である
ことが多い。結果として、底部電極を含むコンデンサ全
体のアセンブリが後処理中に基板から剥離することにな
る。このことは、多くの用途に高信頼性部品が今日まで
製造されない理由である。
【0005】半導体IC、例えば、集積化コンデンサ、強
誘電性、不揮発性メモリまたはランダムアクセス読み書
きメモリに対する、ならびに焦電型および圧電性部品に
対するペロブスカイト層の集積化を除き、集積化受動部
品を含むモジュールの製造にもペロブスカイト層を用い
る。前記モジュールでは、ペロブスカイト層を薄膜コン
デンサにおける誘電体として用い、またPt電極のよう
な、電極間に堆積する。またこの用途において、基板物
質、例えばSi/SiO2またはAl2O3 への不十分な接着、お
よび機能的層、例えばPb1-1.5yLay Zrx Ti1-x O3、式中
0.53<x<1でy=0.05〜0.15であり、またはPb(Mg、
Nb)x Ti1-x O3、式中0.65<x<1を含む酸化物ペロブ
スカイト層への白金層の不十分な接着は明らかな欠点で
ある。
【0006】Ti/Pt電極層のさらなる欠点はこの物質系
が陰極線スパッタ処理または電子線蒸発のような真空技
術によって堆積することができるにすぎないことにあ
る。しかし、前記方法には、高額な投資、ならびに例え
ば陰極線法の場合には、高価なPtターゲットを購入する
必要があるといった高額な操作費用が含まれる。
【0007】Ti接着層および底部電極としてのPt層なら
びに頂部電極としてのPt層を有するSi基板上の、PbZrx
Ti1-x O3、式中x= 0.2〜0.7 のような、ペロブスカイ
ト層が新規な種類のメモリ、すなわち強誘電性不揮発性
メモリで用いられる。しかし、多くの研究は、かかる強
誘電性メモリセルが堆積条件に依存して、多少の疲労度
を示すことを明らかにした。かかる強誘電性メモリセル
の切替電荷は、数百回の切替サイクルの後、明らかに減
少し、この結果として、かかるメモリセルはもはや機能
的でない。これらの物質における疲労発生の原因となる
現象はこれまで未知であるが、既知の機能的層を組み合
わせた他の電極物質を用いて前記疲労を除去する必要が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この欠点を解決するた
めに、欧州特許出願公開第EP-A-0 495 114号明細書に
は、半導体基板上に能動素子を形成する強誘電性フィル
ムが、強誘電性フィルムと積層構体を形成する電極によ
り集積化される半導体部品が提案されており、上記積層
構体を形成する一方または両方の電極は、主としてITO
(酸化インジウムおよび酸化スズの混晶)、酸化ルテニ
ウム、酸化レニウム、酸化タングステン、酸化クロムま
たは酸化モリブデンから成る酸化物導体である。これら
の酸化物電極はスパッタ処理により製造される。ITO 層
を除き、これら酸化物層は極めて砕けやすく、部分的
に、導電性が不良である。
【0009】したがって、本発明の目的は、優れた接着
性、十分な導電性を示し疲労を示さない優れた電極層を
有する電子薄膜部品、ならびにかかる薄膜部品を製造す
る方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、少なくとも1つの電極層が TiOx 、式中1≦x≦
2、 EuOx 、式中1≦x≦2、LiTi2O4 、LiV2O4、SrVO
3 、Erx NbO3、式中0.65≦x≦0.92、RbWO3 、Nax W
O3 、A2P8W32O112 、式中A=K、Rb、Tl、Nax Ta y W
1-yO3、式中x=0.64およびx−y=0.18、Na1-x Srx N
bO3、LaTiO3、CeTiO3、CaVO3 、La1-x Srx VO3 、SrCoO
3、CaRuO3、SrRuO3、BaRuO3、BaPbO3、SrMoO3、Sr0.5La
0.5O3、La4 BaCu5O13-x、La2-x Srx CuO4- δ、YBa2Cu3
O7-δ、Bi2Sr2CaCu2O8+d 、Bi2Sr2CuO6+d、Bi2Sr2Ca2Cu
3O10+d 、Tl2Ba2CaCu2O8 、TlBa2CuO6+ d 、Tl2Ba2Ca2Cu
3O10+d 、La4BaCu6O15 、Gd1-x Srx VO3 、CaCrO3、SrF
eO3、EuNbO3、SrIrO3、CaMoO3、BaMoO3、Bi3Ru3O11 、V
O2 、CrO2、MoO2、WO2 、RhO2、PtO2、 RuOx 、式中 1.
5≦x<2、 IrOx 、式中 1.5≦x≦2、SnO2-x 、La3
Ni2O7、La3Ni3O10 、M2V2O7-x、式中M=Tm、Lu、M2Mo2
O7 、式中M=Nd、Sm、Gd、Lu2Ru2O7、Pb2Ru2O7、Bi2Ru
2O7、Pb2Os2O7、Tl2Os2O7、Pb2Ir2O2、Tl2Rh2O7-x、K
0.3MoO3、Rb0.3MoO3 、Tl0.3MoO3 、 Mx V2O5、式中M
=Cu、Na、Mo17O47 もしくはTl2O3-x から成るか、ある
いは前記酸化物化合物の物理的混合物および/または固
溶体から成るか、あるいは50重量%以下のさらなる化合
物もしくは金属を添加した前記酸化物化合物の物理的混
合物および/または固溶体から成ることで達成される。
【0011】前記電極層は、 "ダスト形成" がなく、一
層厚い層厚を用いる場合にも、ダスト形成がない、著し
く延性が大で、可撓性の層を形成するので、前記電極層
は優れた接着性を示す。このことは、基板または機能的
層との界面に無機酸化物反応層が容易に形成されるとい
う事実に起因すると思われる。基板への良好な結合によ
り、転送抵抗が低く、電圧ピークがなく、比較的長い作
動時間の後でさえも、界面の不活性化が起こらない。
【0012】本発明に係る導電性酸化物化合物は著しく
高い導電率に特徴がある。これら化合物は低温で製造す
ることができ、従来技術の通常の機能的層と不都合な相
互作用をしない。
【0013】本発明の範囲内では、電極層のさらなる化
合物がRuO2またはReO3であるのが好ましい。これら化合
物が濃密層として接着性が乏しい場合にも、若干のRuO2
を含む電極層は電気光学用に極めて適切であり、若干の
ReO3を含む電極層はメモリ用に極めて適切である場合が
ある。
【0014】他の好ましい例では、電極層がさらに化合
物TiO2、SiO2またはAl2O3 を含む。網状構造の形成の結
果として、これら化合物により電極層の延性が付加的に
増加する。
【0015】さらに、電極層が化合物SnO2を含むのが好
ましい場合がある。前記化合物は電極層の強度を増加さ
せ、その後の層の堆積を容易にする。
【0016】本発明の範囲内では、本発明に係る酸化物
化合物と物理的混合物を形成する、電極層に含まれる金
属が、白金、パラジウム、イリジウム、金、銀および/
または銅あるいはこれらの合金であるのが好ましい場合
がある。前記金属は電極の導電性を高めると同時に、層
の形態を改良し、その結果、最終的温度処理中にヘアク
ラックが形成される傾向を抑制する。
【0017】本発明における電極層は機能的中間層がペ
ロブスカイトから成る電子薄膜部品に極めて適切に用い
ることができる。本発明に係る酸化物化合物を含む電極
層および機能的ペロブスカイトの相互湿潤性は従来技術
の金属電極層に比較して極めて良好であり、さらに熱膨
張率間の相違は小さい。
【0018】電子薄膜部品の基板はSi、GaAs、サファイ
ア、ガラス、石英、ZrO2、MgO 、Al 2O3 またはAlN から
成るのが好ましい。酸化物化合物から成る、SiまたはGa
Asの基板上の従来の絶縁層に対する、本発明に係る酸化
物化合物を含む電極層の接着性は極めて良好である。こ
のことは、例えば、MgO 、Al2O3 、ガラス、石英、ZrO2
またはサファイアから成る酸化物基板にも適用される。
【0019】本発明の電子薄膜部品の製造方法は、基板
または機能的中間層を、湿式化学堆積法により、導電性
の酸化物化合物のための出発化合物を含む純粋な溶液、
ゾルまたは懸濁液で被覆し、その後、熱処理して導電性
酸化物化合物を形成することにより1つ以上の電極層を
製造することを特徴とする。かかる方法は多くの利点を
有する。まず、この方法により酸化物化合物、混晶また
は2以上の元素の物理的混合物を含む電極層を、適切な
出発化合物を単に混合し共堆積法を行うことによる簡単
な方法で作製することができる。第2に、 200nm未満の
厚さを有する極めて薄いフィルムを容易に得ることがで
きる。第3に、このようにして堆積したフィルムは温度
変化に不感受性であるが、電気メッキ、スパッタ処理、
CVD またはPVD により堆積したフィルムは加熱した場合
に離層し易い。
【0020】出発化合物は金属有機化合物または硝酸塩
含有、ハロゲン化物含有または水酸化物含有化合物であ
るのが好ましい。金属有機化合物は相互に容易に混合す
ることができるが、これら化合物は制御された方法で酸
素流中に導入し炭素含有物を除外する必要がある。特に
硝酸塩含有化合物は、極めて低い温度で分解し、それに
より酸化性ガスを反応に与え、前記ガスが酸化物であ
る、導電性化合物の形成を促進するという利点を有す
る。
【0021】本発明の範囲内では、湿式化学堆積法は遠
心法であるのが好ましい。遠心により極めて平滑な、薄
く縦じわのない層を生じる。
【0022】さらに、多数の層に被膜を設けると、層の
延性が増加するので、このようにするのが好ましい。
【0023】種々の層が異なる組成を有し、その結果、
前記層の基板または機能的層への一層良好な適応が達成
されるのが好ましい場合がある。
【0024】あるいはまた、被膜を高温で堆積するのが
好ましい場合がある。これは特に焼結中に著しく収縮す
る電極層に対し有利である。しかし、一般に、この方法
は驚くほど低温で結晶質電極層を生成し、その結果、部
品上の熱負荷が小さくて済むという利点があると考えら
れる。
【0025】さらに、湿式化学堆積法に次いで熱処理を
行うことにより、機能的層をも作製するのが好ましい。
この処理により、簡単で安価な方法が得られ、このよう
にして堆積した層は著しく低温で焼結することができ、
これにより基板、電極層および機能的層のアセンブリ上
の製造プロセス中の熱負荷を減少させることができる。
【0026】次いで、本発明をより詳細に説明する。導
電性酸化物電極層の製造のための、本発明の湿式化学堆
積法を行うために、金属有機出発化合物または分解して
所望の化合物を形成する硝酸塩含有、塩化物含有もしく
は水酸化物含有化合物を用いる。無機化合物として、ニ
トロシル硝酸塩、例えば、ニトロシル硝酸ルテニウム、
ニトロシルハロゲン化物、オキシ硝酸塩、ヒドロキシ硝
酸塩または有機溶媒に溶解する酢酸塩、例えば、酢酸鉛
を用いるのが有利である。金属有機化合物として、多数
の化合物、例えば、酢酸塩または酢酸の塩(カルボン酸
塩)、アルコキシドおよびβ−ジケトネートを用いるこ
とができ、この方法は著しく順応性がある。あるいはま
た硝酸塩、塩化物、水酸化物、等をアルコール、酢酸、
アルデヒド、ケトン等と反応させることにより、その場
で金属有機化合物を調製することができる。これらの金
属を堆積するために、市場で入手し得る樹脂酸塩も極め
て有利に用いることができる。例えば、金属有機化合物
が液体状である場合、これらの化合物は相互に直接混合
することができる。しかし、通常出発化合物を共通の溶
媒、例えば、イソプロパノール、n−ブタノール、キシ
ロール等に溶解する。これら溶液の粘度は25センチポア
ズ〜800 ポアズの範囲でよく、さらにこれら溶液の乾燥
特性および揺変性を随意に設定することができる。金属
有機化合物を用いる方法にはゾル−ゲル法および金属有
機堆積法(MOD) が含まれる。MOD 法は比較的高い分子量
を有する出発物質、例えばオクタン酸塩およびデカン酸
塩を用い、加水分解反応に関してゾル−ゲル法の物質よ
りも感受性が低い。このことにより、著しく一層簡単な
プロセス制御が可能になる。
【0027】これら溶液を基板に塗布する。前記基板は
代表的に単結晶または多結晶シリコンから成るが、ある
いはまた、他の、既知のガラス、石英、サファイア、ヒ
化ガリウム、MgO 、ZrO2、Al2O3 またはAlN のような基
板物質から成る場合がある。
【0028】現在の技術に従って、シリコン基板を絶縁
層SiO2で被覆し、Al2O3 基板をガラス層で被覆して平滑
な基板を得、他の基板を、例えば、パラジウムまたはチ
タン合金の結合層で被覆する。本発明の範囲内では、用
語 "基板" には前記方法で予め処理する基板も含まれる
と解する必要がある。
【0029】基板は遠心法(スピンオン法)によるか、
または含浸、吹き付けもしくはロール塗りにより被覆す
ることができる。
【0030】初めに堆積した層は非晶質であり、溶媒お
よびアルコラート群または他の有機もしくは無機残分を
含む。セラミック電極層を作製するために、温度処理を
行う必要があり、この間に電極層において種々の転化相
が生じる。温度処理の開始時には、層を乾燥し溶媒を蒸
発させる。さらに温度を上昇させて有機および無機残分
を熱分解反応中に放出する。結果として、層を無機フィ
ルムに転化させる。通常出発化合物の熱分解を酸化性雰
囲気、すなわち、酸素または空気中で行う。これら条件
下には、貴金属である白金、パラジウム、イリジウム、
銀、金、銅およびこれらの合金が金属フィルムを形成す
るにすぎない。他の元素は酸化物として堆積する。次い
で、ゲル構造を圧縮する。粒の成長が 400℃で始まり、
所望の微細構造への結晶化が始まる。この方法では、優
れた特性を有する複合酸化物系を含む電極層を製造する
ことができる。次いで、機能的層をこのようにして設け
た電極の上に堆積する。上述の用途には、前記機能的層
は一般的に強誘電性ペロブスカイト、例えばチタン酸ジ
ルコニウム鉛またはそのドーピングした変形物、例えば
チタン酸ニオブマグネシウム鉛、またはチタン酸バリウ
ム、SiO2とSi3N4 との組み合わせから形成するか、また
はPbSc0.5Ta0.5O3の焦電型層である。他の機能的層が当
業者に知られている。また、前記層は湿式化学堆積法、
例えば、ゾル−ゲル法で堆積するのが好ましい。あるい
はまた、スパッタ処理またはレーザアブレーションのよ
うな、他の方法を用いることができる。
【0031】これらの層を堆積した後、層を温度処理す
る必要がある。代表的な値は1分〜1時間 400〜700 ℃
である。
【0032】次いでこれらの機能的層に中間電極および
さらなる機能的層または頂部電極を設ける。前記頂部電
極は従来技術の、例えば、スパッタ処理したPt電極でよ
い。本発明に係る頂部電極は、湿式化学堆積した、導電
性酸化物化合物を含み、また高割合の貴金属を含む必要
がある。次いで、頂部電極をリソグラフィ法、イオンエ
ッチングまたは同様の方法により構造化する。次に、こ
の部品にさらなる温度処理を施し、随意に、機能的層に
さらなる構成化法を施す。
【0033】
【実施例】
実施例1 遠心法によるSi基板上への薄い RuOx 層の堆積 薄い RuOx 層を堆積するために、0.3171g のニトロシル
硝酸ルテニウムを5mlの1−プロパノールに溶解し、0.
2 μm の孔径を有するテフロンフィルタに通した。この
ようにして製造した溶液を、熱酸化により製造した0.5
μm の厚さのSiO2層から成るSi-(100)−基板上に塗布し
た。堆積処理後、この基板を 350℃で3分間加熱板上で
熱処理した。この処理後に、約0.03μm の厚さを有する
薄い、結晶質の、微粒子 RuOx 層を得た。約 0.1μm の
層厚を得るために、被覆処理を2回繰り返した。
【0034】ルテニウム含有層は既に極めて低い温度で
著しく不規則な酸化物を初めに形成する不足当量(sub-s
toichiometric)の RuOx を含み、さらにその後の電極層
は、高結晶性の、十分な架橋形態および金属導電性を示
す。
【0035】実施例2 遠心法によるSi基板上への薄いPb2Ru2O7層の堆積 薄いPb2Ru2O7層を堆積するために、0.3171g のニトロシ
ル硝酸ルテニウムおよび0.3243g の酢酸鉛(Pb 63.9 重
量%)を5mlの1−プロパノールに溶解し、0.2 μm の
孔径を有するテフロンフィルタに通した。このようにし
て製造した溶液を、熱酸化により製造した0.5 μm の厚
さのSiO2層から成るSi-(100)−基板上に塗布した。前記
被覆処理後、この基板を 350℃で3分間加熱板上で熱処
理した。前記処理後に、薄いPb2Ru2O7層を得た。層厚を
増すために、被覆処理を数回繰り返した。
【0036】実施例3 RuOx 層上へのPbZrx Ti1-x O3層の堆積 実施例1により製造した、底部電極として導電性 RuOx
層を含む基板上にPbZr x Ti1-x O3層を堆積するために、
次の溶液を調製した。組成PbZr0.35Ti0.65O3の最初のPb
Zrx Ti1-x O3層を堆積するために、17.97gの酢酸鉛三水
和物(Pb 54.8重量%)を60g のメトキシエタノールに
溶解し、この溶液に9.34g のチタン−テトラ−n−ブチ
レート(Ti 14.1 重量%)および6.57g のジルコニウム
−テトラ−n−ブチレート(Zr 20.53重量%)を添加し
た。この溶液を均一に混合した。過剰の鉛を含む溶液を
24時間後に、約0.2 μm の孔径を有するテフロンフィル
タに通した。実施例1で製造した基板を組成Pb:Zr:Ti
= 1.1:0.35:0.65を有するこの溶液で、被覆した。被
覆はこの溶液を基板上に1分当たり 2,500回転でスピン
塗布することにより行った。被覆した基板を 350℃/分
の割合で 550℃まで加熱しこの温度に1時間維持し、次
いで約 350℃/分の割合で冷却した。
【0037】組成PbZr0.53Ti0.47O3のさらなるペロブス
カイト層をこのペロブスカイト層上に堆積した。この目
的のために、次のような溶液を調製した。 9.41gの酢酸
鉛(Pb 63.9 重量%)を13mlのメトキシエタノールに溶
解した。4.22g のチタン−テトラ−n−ブチレート(Ti
14.1 重量%)および6.57g のジルコニウム−テトラ−
n−ブチレート(Zr 20.53重量%)を3mlのメトキシエ
タノールに溶解した。かき混ぜながらチタンおよびジル
コニウム含有溶液を酢酸鉛溶液に添加した。この溶液は
過剰量の鉛を含んだ。さらに、0.71mlの蒸留水、0.37ml
の濃HNO3および26.4mlのメトキシエタノールから加水分
解溶液を調製した。この加水分解溶液を鉛、チタンおよ
びジルコニウムを含む溶液に添加した。このようにして
予め加水分解した溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロ
ンフィルタに通した。この溶液を上述のPbZr0.35Ti0.65
O3層に塗布した。組成Pb:Zr:Ti= 1.1:0.53:0.47を
有する溶液を、1分当たり 2,500回転でスピン塗布する
ことにより均一に分配して600℃で転化させた。次い
で、この層を5℃/分の割合で 650℃まで加熱しこの温
度で30分間処理した。ここに記載した層構造はほとんど
疲労を示さない強誘電性メモリセルの製造にとって重要
である。
【0038】実施例4 2つの導電性 RuOx 層上へのPbZrx Ti1-x O3層の堆積 ほとんど疲労を示さない、強誘電性不揮発性メモリセル
のためのコンデンサ配列を堆積するために、PbZrx Ti
1-x O3層を2つの導電性酸化物電極、すなわち、底部電
極および頂部電極間に積み重ねた。
【0039】この目的に対し、導電性酸化物 RuOx
を、 0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi基板上に堆積し
た。 RuOx 被覆法は実施例1の方法に相当する。この R
uOx 層を実施例3に従ってPbZr0.35Ti0.65O3層およびPb
Zr0.53Ti0.47O3層で被覆した。前記PbZr0.53Ti0.47O3
に約 0.1μm の厚さの RuOx 層を実施例1に従って設け
た。
【0040】実施例5 RuOx 層上へのPbMg0.33Nb0.67O3層の堆積 Si/SiO2、Al2O3 、ガラス、石英のような基板に良好に
接着する薄膜コンデンサを製造するために、 0.1μm の
厚さの RuOx 層を実施例1に従って 500nmの厚さのSiO2
層から成るSi基板の上に堆積した。PbZr0.35Ti0.65O3
を実施例3に従って遠心法によりこの RuOx 層上に堆積
した。この被膜を 650℃で1分間焼結した。Pb(Mg0.33N
b0.67)0.65Ti0.45O3層をゾル−ゲル法によりこのペロブ
スカイト層上に堆積した。被覆溶液を調製するために、
1.822gのマグネシウムエトキシド(Mg 21.46重量%、1
0.24gのニオブエトキシド(Nb 29.64重量%)および7.4
6gのチタン−イソ−プロポキシド(Ti 16.86重量%)を
104gのエチレングリコールモノメチルエーテル中に溶解
し、24時間還流させた。さらに、 56.93g の酢酸鉛(Pb
63.85重量%)を185gのエチレングリコールモノメチル
エーテルに溶解した。61.12gのMg−Nb−Ti溶液を、かき
混ぜながら、56.26gの酢酸鉛溶液と混合し、20時間還流
した。次いで、過剰量の鉛を含む溶液を0.2 μm の孔径
を有するテフロンフィルタに通し、濾液を上記の、予め
処理した基板に1分当たり 2,500回転の遠心により塗布
した。この被膜を 650℃で1分間焼結した。Pb(Mg0.33N
b0.67)O3層を設ける処理を5回繰り返した。
【0041】実施例6 RuOx 層上へのPb0.82La0.12Zr0.7Ti0.3O3層の堆積 高シートキャパシタンスおよび、Si/SiO2、Al2O3 、ガ
ラス、石英のような、基板への良好な接着を有する薄膜
コンデンサを製造するために、 500nmの厚さのSiO2層か
ら成るSi基板に実施例1に従って 0.1μm の厚さの RuO
x 層を設けた。実施例3に従って、PbZr0.35Ti0.65O3
を遠心によりこの RuOx 層上に設けた。Pb0.82La0.12Zr
0.7Ti0.3O3層をゾル−ゲル法により、このペロブスカイ
ト層上に堆積した。この目的のため、溶液を調製した。
被膜を設けるために、8.118gの酢酸鉛(Pb 63.85重量
%)を30mlのメトキシエタノールに溶解した。7.714gの
ジルコニウム−n−プロポキシド(Zr 20.68重量%)、
2.131gのチタン−イソ−プロポキシド(Ti 16.85重量
%)および1.28g の酢酸ランタン水和物(La 32.3 重量
%)をこのPb溶液に添加した。過剰量の鉛を含むこの溶
液を均一に混合し、メトキシエタノールと1:1の比で
希釈し、次いで0.2 μm の孔径を有する酢酸セルロース
フィルタに通した。 RuOx およびPbZr0.35Ti0.65O3層を
有する基板上にわたり、この濾液を1分当たり 2,000回
転の遠心により分配した。この被膜を 400℃/分の割合
で酸素雰囲気下の拡散炉で 700℃まで加熱し、この温度
に40分間維持し、その後約 400℃/分の割合で冷却し
た。所望の層厚に依存して、この被覆処理を何回か繰り
返すことができる。最後の被覆処理後、この層をまず 4
00℃/分の割合で 700℃まで加熱し、この温度に40分間
維持し、5℃/分の割合で 750℃まで加熱し、次いで約
400℃/分の割合で冷却する最後の処理にかける。
【0042】実施例7 Pb2Ru2O7層上へのPb0.82La0.12Zr0.7Ti0.3O3層の堆積 薄膜コンデンサを製造するために、 500nmの厚さのSiO2
層から成るSi基板に実施例2に従って 0.1μm の厚さの
Pb2Ru2O7層を設けた。実施例3に従って、PbZr 0.35Ti
0.65O3層を遠心によりこのPb2Ru2O7層上に設けた。この
ペロブスカイト層にPb0.82La0.12Zr0.3O3 層を実施例6
に従って、ゾル−ゲル法により、設けた。
【0043】実施例8 Pb2Ru2O7層上へのPb0.93La0.05Zr0.53Ti0.47O3層の堆積 圧電性用途にPb0.93La0.05Zr0.53Ti0.47O3層を堆積する
ために、 500nmの厚さのSiO2層から成るSi基板に実施例
2に従ってPb2Ru2O7層を設けた。実施例3に従って、Pb
Zr0.35Ti0.65O3層を遠心によりこのPb2Ru2O7層上に設け
た。Pb0.93La0. 05Zr0.53Ti0.47O3層をゾル−ゲル法によ
り、このペロブスカイト層に設けた。この目的のため
に、ある溶液を調製した。被覆用に、10.0g の酢酸鉛
(Pb 63.85重量%)を35mlのメトキシエタノールに溶解
した。6.480gのジルコニウム−n−プロポキシド(Zr 2
0.68重量%)を7mlのメトキシエタノールに溶解した。
3.701gのチタン−テトラ−n−ブチレート(Ti 14.1 重
量%)および0.596gの酢酸ランタン水和物(La 32.3 重
量%)をこの溶液に添加した。この過剰量の鉛を含む溶
液を均一に混合し、次いでメトキシエタノールと1:1
の比で希釈し、その後0.2 μm の孔径を有するテフロン
フィルタに通した。この濾液を、Pb2Ru2O7およびPbZr
0.35Ti0.65O3層を有する基板上にわたり、1分当たり
2,000回転の遠心により分配した。この被膜を約 400℃
/分の割合で酸素雰囲気下の拡散炉で 700℃まで加熱
し、この温度に1時間維持し、次いで 400℃/分の割合
で冷却した。所望の層厚に依存して、この被覆法を何回
か繰り返すことができる。最後の被覆処理において、こ
の層を 400℃/分の割合で 700℃まで加熱し、この温度
に40分間維持し、次いで5℃/分の割合で 750℃まで加
熱し、 750℃で1時間処理し、次いで 400℃/分の割合
で冷却した。
【0044】実施例9 遠心法によるSi基板上へのSr0.5La0.5CoO3層およびPbZr
x Ti1-x O3層の堆積 薄いSr0.5La0.5CoO3層を堆積するために、1.0270g のオ
クタン酸ストロンチウム(Sr 9.38 重量%)および1.32
97g のナフテン酸コバルトを16mlのブタノールおよび3
mlのメタノールに溶解した。0.4847g のランタンアセチ
ルアセトネートをこの溶液に添加し、溶液を24時間均一
に混合して、0.2 μm の孔径を有するテフロンフィルタ
に通した。このようにして調製した溶液を、熱酸化によ
り製造した0.5 μm の厚さのSiO2層から成るSi-(100)−
基板上に塗布した。被覆処理後、基板を 600℃で30分間
処理した。この被覆法を5回繰り返した。実施例3に従
って、この基板に薄いPbZr0.35Ti0.65O3層および薄いPb
Zr0.53Ti0.47O3層を連続して塗布した。これらの層の積
み重ねは、ほとんど疲労を示さない、強誘電性、不揮発
性メモリセルの作製にとって極めて重要である。Sr0.5L
a0.5CoO3層を含む電極層はペロブスカイトの、機能的層
のエピタキシャル成長を高め、それらの特性に明らかな
効果を示す。
【0045】実施例10 遠心法によるSi基板上へのSr0.5La0.5CoO3層、PbZrx Ti
1-x O3層ならびにSr0.5La0.5CoO3層の堆積 ほとんど疲労を示さない強誘電性メモリセルを作製する
ために、Si基板、 500nmの厚さのSiO2層、Sr0.5La0.5Co
O3層ならびにPbZr0.35Ti0.65O3層およびPbZr0. 53Ti0.47
O3層を含む構成物を実施例3に従って製造した。薄いSr
0.5La0.5CoO3層を遠心によりPb0.53Ti0.47O3層上に設け
た。この目的のため、実施例3に従って調製した溶液を
Pb0.53Ti0.47O3層上に塗布し、1分当たり 2,000回転で
均一に分配した。被覆処理後、この構造体を30分間 600
℃で処理した。この被覆法を5回繰り返した。
【0046】実施例11 RuOx 層上へのPbZrx Ti1-x O3層の堆積 焦電型用途にPbZr0.48Ti0.52O3層を堆積するために、 5
00nmの厚さのSiO2層から成るSi基板に実施例1に従っ
て、 RuOx 層を設ける。実施例3で説明した溶液を含
む、 0.1μm の厚さのPbZr0.35Ti0.65O3層をこの RuOx
層上に設ける。この溶液を1分当たり 2,500回転の遠心
により堆積する。PbZr0.35Ti0.65O3層を形成するため
に、この構造体を約 350℃/分の割合で拡散炉において
550℃まで加熱し、この温度に1時間維持し、次いで約
350℃/分の割合で冷却する。このPbZr 0.35Ti0.65O3
上に、組成PbZr0.48Ti0.52O3のペロブスカイト層を堆積
するために、溶液を次のように調製する。8.650gの酢酸
鉛(Pb 63.9 重量%)を13.1mlのメトキシエタノールに
溶解した。4.204gのチタン−テトラ−n−ブチレート
(Ti14.1 重量%)および5.076gのジルコニウム−テト
ラ−n−ブチレート(Zr 20.53重量%)を3mlのメトキ
シエタノールに溶解した。このチタンおよびジルコニウ
ム含有溶液をかき混ぜながら酢酸鉛の溶液に添加した。
さらに、0.64mlの蒸留水、0.33mlの濃HNO3および26.4ml
のメトキシエタノールから成る加水分解溶液を調製し
た。この加水分解溶液を鉛、チタンおよびジルコニウム
を含む溶液に添加した。このようにして予め加水分解し
た溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロンフィルタに通
した。次いで、この過剰量の鉛を含む溶液を組成PbZr
0.35Ti0.65O3の基板上にわたり、1分当たり 2,500回転
の遠心により均一に分配した。この構造体を 600℃で1
時間焼成した。所望の層厚に依存して、この被覆法を何
回か繰り返すことができる。最後の被覆処理で、この層
を 600℃で1時間予備焼成し、5℃/分の割合で 650℃
まで加熱し、この温度で30分間処理する。
【0047】実施例12 遠心によるSi基板上への薄いSrRuO3層の堆積 薄いSrRuO3層を堆積するために、0.2357g のストロンチ
ウム−イソ−プロポキシド(Sr 37.18重量%)を2mlの
メトキシエタノールに溶解した。0.3171g のニトロシル
硝酸ルテニウムを3mlのメトキシエタノールに溶解し
た。両溶液をかき混ぜながら混合し、次いで、0.2 μm
の孔径を有するテフロンフィルタに通した。このように
して調製した溶液を、熱酸化により製造した 0.5μm の
厚さのSiO2層から成るSi-(100)−基板上に塗布した。被
覆処理の後、この基板を 350℃で3分間加熱板上で熱処
理した。所望の層厚を得るために、この被覆法を何回か
繰り返した。
【0048】実施例13 SrRuO3層上へのPb0.82La0.12Zr0.7Ti0.3O3層の堆積 高シート静電容量および、Si/SiO2、Al2O3 、ガラス、
石英のような、基板への良好な接着を有する薄膜コンデ
ンサを製造するために、 500nmの厚さのSiO2層から成る
Si基板に実施例14に従ってSrRuO3層を設けた。実施例
3に従って、PbZr0.35Ti0.65O3層を遠心によりこのSrRu
O3層上に設けた。Pb0.82La0.12Zr0.7Ti0 .3O3層をゾル−
ゲル法により、このペロブスカイト層上に堆積した。こ
の目的のため、実施例7に従って調製した溶液を製造し
た。SrRuO3およびPbZr0.35Ti0.65O3層を含む基板上にわ
たり、この溶液を1分当たり 2,000回転の遠心により分
配した。この被膜を約 750℃で1分間、酸素雰囲気下の
拡散炉で焼結した。このPb 0.82La0.12Zr0.7Ti0.3O3層を
塗布する被覆法を4回繰り返した。
【0049】実施例14 遠心法によるSi基板上への薄いBaRuO3層の堆積 薄いBaRuO3層を堆積するために、0.31572gのバリウムエ
トキシド(Ba 43.5 重量%)を5mlのメトキシエタノー
ルに溶解した。この溶液に0.3171g のニトロシル硝酸ル
テニウムを添加した。この溶液を0.2 μm の孔径を有す
るテフロンフィルタに通した。このようにして調製した
溶液を、熱酸化により製造した 0.5μmの厚さのSiO2
から成るSi-(100)−基板上に塗布した。被覆処理の後、
この基板を 350℃で3分間、加熱板上で熱処理した。所
望の層厚を得るために、この被覆法を何回か繰り返し
た。
【0050】実施例15 BaRuO3層上へのPb(Mg0.33Nb0.67)0.65Ti0.35O3層の堆積 Si/SiO2、Al2O3 、ガラス、石英のような基板への良好
な接着を示す薄膜コンデンサを製造するために、実施例
14に従って 500nmの厚さのSiO2層から成るSi基板にBa
RuO3層を設けた。実施例3に従って、PbZr0.35Ti0.65O3
層を遠心によりこのBaRuO3層上に設けた。この被膜を 6
50℃で1分間焼結した。Pb(Mg0.33Nb0.6 7)0.65Ti0.35O3
層をゾル−ゲル法によりこのペロブスカイト層上に設け
た。被覆溶液に対して、実施例6における処理を繰り返
した。この溶液を上記の、予め処理した基板に1分当た
り 2,500回転の遠心により塗布した。この被膜を 650℃
で1分間焼結した。Pb(Mg0.33Nb0.67)0.65Ti0.35O3被膜
を設ける処理を6回繰り返した。
【0051】実施例16 Si基板上への薄い(RuOx )0.7(TiO2)0.3 層の堆積 薄い(RuOx )0.7(TiO2)0.3 層を堆積するために、0.3171
g のニトロシル硝酸ルテニウムおよび0.1459g のチタン
−テトラ−n−ブチレートを5mlの1−プロパノールに
溶解した。この溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロン
フィルタに通した。このようにして調製した溶液を、
0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi(100)−基板上に塗布
した。被覆処理の後、この基板を 350℃で3分間、加熱
板上で熱処理した。所望の層厚を得るために、この方法
を何回か繰り返した。
【0052】実施例17 Si基板上への薄い、導電性の RuOx およびPt層の堆積 薄い、導電性の RuOx および金属Ptから成る層を堆積す
るために、0.3171g のニトロシル硝酸ルテニウムおよび
0.1966g の白金アセチルアセトネートを8mlのメトキシ
エタノールに溶解した。この溶液を0.2 μm の孔径を有
するテフロンフィルタに通した。このようにして調製し
た溶液を、 0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi(100) −
基板上に塗布した。被覆処理の後、この基板を 600℃で
1分間、炉の中で熱処理した。所望の層厚を得るため
に、この方法を何回か繰り返した。
【0053】実施例18 Si基板上への薄い、導電性の RuOx およびPt層の堆積 薄い、導電性の RuOx および金属Ptから成る層を堆積す
るために、0.3171g のニトロシル硝酸ルテニウムおよび
0.3044g の白金−ヘキサ−フルオロアセチルアセトネー
トを8mlのメトキシエタノールに溶解した。この溶液を
0.2 μm の孔径を有するテフロンフィルタに通した。こ
のようにして調製した溶液を、 0.5μmの厚さのSiO2
から成るSi(100) −基板上に塗布した。被覆処理の後、
この基板を 350℃で3分間、加熱板上で熱処理した。所
望の層厚を得るために、この方法を何回か繰り返した。
次いで、最終的処理を 650℃の炉の中で行った。
【0054】実施例19 Si基板上への薄い、導電性の RuOx およびPd層の堆積 薄い、導電性の RuOx および金属Pdから成る層を堆積す
るために、0.3171g のニトロシル硝酸ルテニウムを5ml
の1−プロパノールに溶解した。0.09g の酢酸パラジウ
ムを2mlの酢酸に溶解した。パラジウム含有溶液をルテ
ニウム溶液に添加した。このPd−Ru溶液を0.2 μm の孔
径を有するテフロンフィルタに通した。このようにして
調製した溶液を、 0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi(1
00) −基板上に塗布した。被覆処理の後、この基板を 5
50℃の温度で30分間、熱処理した。所望の層厚を得るた
めに、この方法を何回か繰り返した。次いで、最終的処
理を 600℃の炉の中で行った。
【0055】実施例20 Si基板上への薄い導電性の RuOx およびPd層の堆積 薄い、導電性の RuOx および金属Pdから成る層を堆積す
るために、0.3171g のニトロシル硝酸ルテニウムおよび
0.1520g のパラジウムアセチルアセトネートを8mlのメ
トキシエタノールに溶解した。この溶液を0.2 μm の孔
径を有するテフロンフィルタに通した。このようにして
調製した溶液を、 0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi(1
00) −基板上に塗布した。被覆処理の後、この基板を 6
00℃で1分間、炉の中で熱処理した。所望の層厚を得る
ために、この方法を何回か繰り返した。
【0056】実施例21 Si基板上への薄い、導電性の RuOx およびPd層の堆積 薄い、導電性の RuOx および金属Pdから成る層を堆積す
るために、0.3171g のニトロシル硝酸ルテニウムを5ml
の1−プロパノールに溶解した。0.1153g の硝酸パラジ
ウム水和物を0.144gの2−エチルヘキサン酸に溶解し
た。パラジウム含有溶液をルテニウム溶液に添加し、混
合した後、これらの溶液を0.2 μm の孔径を有するテフ
ロンフィルタに通した。このようにして調製した溶液
を、 0.5μmの厚さのSiO2層から成るSi(100) −基板上
に塗布した。得られた層を 350℃の温度で5分間、熱処
理した。所望の厚さに達するまで、この被覆法を何回か
繰り返した。この部品を 600℃の温度の炉の中で1分
間、後処理にかけた。
【0057】実施例22 RuOx 電極層上へのPb(Sc0.5Ta0.5)O3層の堆積 650℃でPb(Sc0.5Ta0.5)O3層を製造するために、 500nm
の厚さのSiO2層から成るSi基板に、まず実施例1に記載
したような 0.5μm の厚さの RuOx 層を設けた。実施例
3に従って、PbZr0.35Ti0.65O3の成核層を遠心によりこ
の RuOx 層上に設けた。この被膜を 550℃で1時間焼結
した。Pb(Sc0.5Ta0.5)O3層をゾル−ゲル法によりこの基
板上に堆積した。被覆溶液を調製するために、2.540gの
タンタルメトキシド(Ta 44.5 重量%)および2.152gの
スカンジウムアセチルアセトネート(Sc 12.95重量%)
をエチレングリコールモノメチルエーテルに溶解し、2
時間還流させ、次いで冷却した。次に、4.640gの酢酸鉛
(Pb 64.1 重量%)をこのスカンジウム−タンタル溶液
に添加し、前記溶液をさらに2時間還流した。次いで、
この溶液をテフロンフィルタに通し、この濾液を調製し
た基板上に、1分当たり 2,500回転の遠心により塗布し
た。この被膜を 600℃で1時間、酸素流中で処理した。
この鉛−スカンジウム−タンタル溶液を塗布する被覆法
を3回繰り返した。この層パケットを 650℃の酸素流中
で1時間処理する、熱後処理にかけた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】実施例3 RuOx 層上へのPbZrx Ti1-x O3層の堆積 実施例1により製造した、底部電極として導電性 RuOx
層を含む基板上にPbZr x Ti1-x O3層を堆積するために、
次の溶液を調製した。組成PbZr0.35Ti0.65O3の最初のPb
Zrx Ti1-x O3層を堆積するために、17.97gの酢酸鉛三水
和物(Pb 54.8重量%)を60g のメトキシエタノールに
溶解し、この溶液に9.34g のチタン−テトラ−n−ブチ
ラート(Ti 14.1 重量%)および6.57g のジルコニウム
−テトラ−n−ブチラート(Zr 20.53重量%)を添加し
た。この溶液を均一に混合した。過剰の鉛を含む溶液を
24時間後に、約0.2 μm の孔径を有するテフロンフィル
タに通した。実施例1で製造した基板を組成Pb:Zr:Ti
= 1.1:0.35:0.65を有するこの溶液で、被覆した。被
覆はこの溶液を基板上に1分当たり 2,500回転でスピン
塗布することにより行った。被覆した基板を 350℃/分
の割合で 550℃まで加熱しこの温度に1時間維持し、次
いで約 350℃/分の割合で冷却した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】組成PbZr0.53Ti0.47O3のさらなるペロブス
カイト層をこのペロブスカイト層上に堆積した。この目
的のために、次のような溶液を調製した。 9.41gの酢酸
鉛(Pb 63.9 重量%)を13mlのメトキシエタノールに溶
解した。4.22g のチタン−テトラ−n−ブチラート(Ti
14.1 重量%)および6.57g のジルコニウム−テトラ−
n−ブチラート(Zr 20.53重量%)を3mlのメトキシエ
タノールに溶解した。かき混ぜながらチタンおよびジル
コニウム含有溶液を酢酸鉛溶液に添加した。この溶液は
過剰量の鉛を含んだ。さらに、0.71mlの蒸留水、0.37ml
の濃HNO3および26.4mlのメトキシエタノールから加水分
解溶液を調製した。この加水分解溶液を鉛、チタンおよ
びジルコニウムを含む溶液に添加した。このようにして
予め加水分解した溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロ
ンフィルタに通した。この溶液を上述のPbZr0.35Ti0.65
O3層に塗布した。組成Pb:Zr:Ti= 1.1:0.53:0.47を
有する溶液を、1分当たり 2,500回転でスピン塗布する
ことにより均一に分配して600℃で転化させた。次い
で、この層を5℃/分の割合で 650℃まで加熱しこの温
度で30分間処理した。ここに記載した層構造はほとんど
疲労を示さない強誘電性メモリセルの製造にとって重要
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】実施例8 Pb2Ru2O7層上へのPb0.93La0.05Zr0.53Ti0.47O3層の堆積 圧電性用途にPb0.93La0.05Zr0.53Ti0.47O3層を堆積する
ために、 500nmの厚さのSiO2層から成るSi基板に実施例
2に従ってPb2Ru2O7層を設けた。実施例3に従って、Pb
Zr0.35Ti0.65O3層を遠心によりこのPb2Ru2O7層上に設け
た。Pb0.93La0. 05Zr0.53Ti0.47O3層をゾル−ゲル法によ
り、このペロブスカイト層に設けた。この目的のため
に、ある溶液を調製した。被覆用に、10.0g の酢酸鉛
(Pb 63.85重量%)を35mlのメトキシエタノールに溶解
した。6.480gのジルコニウム−n−プロポキシド(Zr 2
0.68重量%)を7mlのメトキシエタノールに溶解した。
3.701gのチタン−テトラ−n−ブチラート(Ti 14.1 重
量%)および0.596gの酢酸ランタン水和物(La 32.3 重
量%)をこの溶液に添加した。この過剰量の鉛を含む溶
液を均一に混合し、次いでメトキシエタノールと1:1
の比で希釈し、その後0.2 μm の孔径を有するテフロン
フィルタに通した。この濾液を、Pb2Ru2O7およびPbZr
0.35Ti0.65O3層を有する基板上にわたり、1分当たり
2,000回転の遠心により分配した。この被膜を約 400℃
/分の割合で酸素雰囲気下の拡散炉で 700℃まで加熱
し、この温度に1時間維持し、次いで 400℃/分の割合
で冷却した。所望の層厚に依存して、この被覆法を何回
か繰り返すことができる。最後の被覆処理において、こ
の層を 400℃/分の割合で 700℃まで加熱し、この温度
に40分間維持し、次いで5℃/分の割合で 750℃まで加
熱し、 750℃で1時間処理し、次いで 400℃/分の割合
で冷却した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】実施例11 RuOx 層上へのPbZrx Ti1-x O3層の堆積 焦電型用途にPbZr0.48Ti0.52O3層を堆積するために、 5
00nmの厚さのSiO2層から成るSi基板に実施例1に従っ
て、 RuOx 層を設ける。実施例3で説明した溶液を含
む、 0.1μm の厚さのPbZr0.35Ti0.65O3層をこの RuOx
層上に設ける。この溶液を1分当たり 2,500回転の遠心
により堆積する。PbZr0.35Ti0.65O3層を形成するため
に、この構造体を約 350℃/分の割合で拡散炉において
550℃まで加熱し、この温度に1時間維持し、次いで約
350℃/分の割合で冷却する。このPbZr 0.35Ti0.65O3
上に、組成PbZr0.48Ti0.52O3のペロブスカイト層を堆積
するために、溶液を次のように調製する。8.650gの酢酸
鉛(Pb 63.9 重量%)を13.1mlのメトキシエタノールに
溶解した。4.204gのチタン−テトラ−n−ブチラート
(Ti14.1 重量%)および5.076gのジルコニウム−テト
ラ−n−ブチラート(Zr 20.53重量%)を3mlのメトキ
シエタノールに溶解した。このチタンおよびジルコニウ
ム含有溶液をかき混ぜながら酢酸鉛の溶液に添加した。
さらに、0.64mlの蒸留水、0.33mlの濃HNO3および26.4ml
のメトキシエタノールから成る加水分解溶液を調製し
た。この加水分解溶液を鉛、チタンおよびジルコニウム
を含む溶液に添加した。このようにして予め加水分解し
た溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロンフィルタに通
した。次いで、この過剰量の鉛を含む溶液を組成PbZr
0.35Ti0.65O3の基板上にわたり、1分当たり 2,500回転
の遠心により均一に分配した。この構造体を 600℃で1
時間焼成した。所望の層厚に依存して、この被覆法を何
回か繰り返すことができる。最後の被覆処理で、この層
を 600℃で1時間予備焼成し、5℃/分の割合で 650℃
まで加熱し、この温度で30分間処理する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】実施例16 Si基板上への薄い(RuOx )0.7(TiO2)0.3 層の堆積 薄い(RuOx )0.7(TiO2)0.3 層を堆積するために、0.3171
g のニトロシル硝酸ルテニウムおよび0.1459g のチタン
−テトラ−n−ブチラートを5mlの1−プロパノールに
溶解した。この溶液を0.2 μm の孔径を有するテフロン
フィルタに通した。このようにして調製した溶液を、
0.5μm の厚さのSiO2層から成るSi(100)−基板上に塗布
した。被覆処理の後、この基板を 350℃で3分間、加熱
板上で熱処理した。所望の層厚を得るために、この方法
を何回か繰り返した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01C 7/00 Z (72)発明者 ハンス−ヴォルフガング ブラント ドイツ連邦共和国 52072 アーヘン シ ュロスパークシュトラーセ 43 (72)発明者 ハンス−オット ユンク ドイツ連邦共和国 52078 アーヘン ヴ ォルフェルスカウル 58

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、底部電極、頂部電極および、随
    意の、1つ以上の中間電極のための電極層を備え、さら
    に機能的中間層を備え、前記電極層が導電性の、酸化物
    化合物を含む電子薄膜部品であって、少なくとも1つの
    電極層が TiO x 、式中1≦x≦2、 EuOx 、式中1≦x
    ≦2、LiTi2O4 、LiV2O4、SrVO3 、Er x NbO3、式中0.65
    ≦x≦0.92、RbWO3 、Nax WO3 、A2P8W32O112 、式中A
    =K、Rb、Tl、Nax Tay W1-yO3、式中x=0.64およびx
    −y=0.18、Na1-x Srx NbO3、LaTiO3、CeTiO3、CaVO
    3 、La1-x Srx VO3 、SrCoO3、CaRuO3、SrRuO3、BaRu
    O3、BaPbO3、SrMoO3、Sr0.5La0.5O3、La4 BaCu5O13-x
    La2-x Srx CuO4- δ、YBa2Cu 3O7-δ、Bi2Sr2CaCu
    2O8+d 、Bi2Sr2CuO6+d、Bi2Sr2Ca2Cu3O10+d 、Tl2Ba2Ca
    Cu2O 8 、TlBa2CuO6+d 、Tl2Ba2Ca2Cu3O10+d 、La4BaCu6
    O15 、Gd1-x Srx VO3 、CaCrO3、SrFeO3、EuNbO3、SrIr
    O3、CaMoO3、BaMoO3、Bi3Ru3O11 、VO2 、CrO2、MoO2
    WO2 、RhO2、PtO2、 RuOx 、式中 1.5≦x<2、 Ir
    Ox 、式中 1.5≦x≦2、SnO2-x 、La3Ni2O7、La3Ni3O
    10 、M2V2O7-x、式中M=Tm、Lu、M2Mo2O7 、式中M=N
    d、Sm、Gd、Lu2Ru2O7、Pb2Ru2O7、Bi2Ru2O7、Pb2Os
    2O7、Tl2Os2O7、Pb2Ir2O2、Tl2Rh2O7-x、K0.3MoO3、Rb
    0.3MoO3 、Tl0.3MoO3 、 Mx V2O5、式中M=Cu、Na、Mo
    17O47 もしくはTl2O3-x から成るか、あるいは前記酸化
    物化合物の物理的混合物および/または固溶体から成る
    か、あるいは50重量%以下のさらなる化合物もしくは金
    属を添加した前記酸化物化合物の物理的混合物および/
    または固溶体から成ることを特徴とする電子薄膜部品。
  2. 【請求項2】 前記さらなる化合物がReO3またはRuO2
    あることを特徴とする請求項1に記載の電子薄膜部品。
  3. 【請求項3】 前記さらなる化合物がTiO2、SiO2または
    Al2O3 であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の電子薄膜部品。
  4. 【請求項4】 前記さらなる化合物がSnO2であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の電
    子薄膜部品。
  5. 【請求項5】 前記金属が白金、パラジウム、イリジウ
    ム、銀、金および/または銅あるいはそれらの合金であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つの項に
    記載の電子薄膜部品。
  6. 【請求項6】 前記機能的中間層がペロブスカイトから
    成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの項
    に記載の電子薄膜部品。
  7. 【請求項7】 前記基板がSi、GaAs、サファイア、ガラ
    ス、石英、ZrO2、MgO 、Al2O3 またはAlN から成ること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つの項に記載の
    電子薄膜部品。
  8. 【請求項8】 基板または機能的中間層を、湿式化学堆
    積法により、導電性の、酸化物化合物のための出発化合
    物を有機溶媒中に含む純粋な溶液、ゾルまたは懸濁液で
    被覆し、その後、熱処理して導電性の、酸化物化合物を
    形成することにより1つ以上の電極層を製造することを
    特徴とする電子薄膜部品の製造方法。
JP7151946A 1994-06-18 1995-06-19 電子薄膜部品およびその製造方法 Pending JPH0845781A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4421007:8 1994-06-18
DE4421007A DE4421007A1 (de) 1994-06-18 1994-06-18 Elektronisches Bauteil und Verfahren zu seiner Herstellung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0845781A true JPH0845781A (ja) 1996-02-16

Family

ID=6520712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7151946A Pending JPH0845781A (ja) 1994-06-18 1995-06-19 電子薄膜部品およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5995359A (ja)
EP (1) EP0689249A3 (ja)
JP (1) JPH0845781A (ja)
DE (1) DE4421007A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042669A1 (ja) * 2003-10-30 2005-05-12 Japan Science And Technology Agency 電界発光材料及びそれを用いた電界発光素子

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3929513B2 (ja) 1995-07-07 2007-06-13 ローム株式会社 誘電体キャパシタおよびその製造方法
GB9601236D0 (en) * 1996-01-22 1996-03-20 Atraverda Ltd Conductive coating
US6313035B1 (en) 1996-05-31 2001-11-06 Micron Technology, Inc. Chemical vapor deposition using organometallic precursors
JP3520403B2 (ja) 1998-01-23 2004-04-19 セイコーエプソン株式会社 圧電体薄膜素子、アクチュエータ、インクジェット式記録ヘッド、及びインクジェット式記録装置
JP3379479B2 (ja) * 1998-07-01 2003-02-24 セイコーエプソン株式会社 機能性薄膜、圧電体素子、インクジェット式記録ヘッド、プリンタ、圧電体素子の製造方法およびインクジェット式記録ヘッドの製造方法、
DE19859914A1 (de) * 1998-07-22 2000-02-03 Samsung Electro Mech Verfahren zum Herstellen eines Aktuators für einen Tintenstrahldruckkopf
JP2000357826A (ja) 1999-04-13 2000-12-26 Seiko Epson Corp 圧電体素子の製造方法、圧電体素子、インクジェット式記録ヘッドおよびプリンタ
DE19931297A1 (de) * 1999-07-07 2001-01-11 Philips Corp Intellectual Pty Volumenwellen-Filter
KR100336774B1 (ko) * 1999-11-26 2002-05-16 박종섭 유기금속 화학기상증착 장비를 이용한 전극 제조방법
JP2001196547A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Fujitsu Ltd 半導体装置
US6693033B2 (en) 2000-02-10 2004-02-17 Motorola, Inc. Method of removing an amorphous oxide from a monocrystalline surface
JP3796394B2 (ja) * 2000-06-21 2006-07-12 キヤノン株式会社 圧電素子の製造方法および液体噴射記録ヘッドの製造方法
US6501973B1 (en) 2000-06-30 2002-12-31 Motorola, Inc. Apparatus and method for measuring selected physical condition of an animate subject
US6410941B1 (en) 2000-06-30 2002-06-25 Motorola, Inc. Reconfigurable systems using hybrid integrated circuits with optical ports
US6477285B1 (en) 2000-06-30 2002-11-05 Motorola, Inc. Integrated circuits with optical signal propagation
WO2002003471A1 (en) * 2000-06-30 2002-01-10 Motorola, Inc. Hybrid semiconductor structure and device
US6427066B1 (en) 2000-06-30 2002-07-30 Motorola, Inc. Apparatus and method for effecting communications among a plurality of remote stations
JP2002026312A (ja) * 2000-07-06 2002-01-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 半導体装置
US6555946B1 (en) 2000-07-24 2003-04-29 Motorola, Inc. Acoustic wave device and process for forming the same
US6465128B1 (en) 2000-08-03 2002-10-15 The Gillette Company Method of making a cathode or battery from a metal napthenate
US6638838B1 (en) 2000-10-02 2003-10-28 Motorola, Inc. Semiconductor structure including a partially annealed layer and method of forming the same
US6563118B2 (en) 2000-12-08 2003-05-13 Motorola, Inc. Pyroelectric device on a monocrystalline semiconductor substrate and process for fabricating same
JP4790118B2 (ja) * 2000-12-26 2011-10-12 Jx日鉱日石金属株式会社 酸化物焼結体及びその製造方法
US6673646B2 (en) 2001-02-28 2004-01-06 Motorola, Inc. Growth of compound semiconductor structures on patterned oxide films and process for fabricating same
US7914755B2 (en) * 2001-04-12 2011-03-29 Eestor, Inc. Method of preparing ceramic powders using chelate precursors
US6709989B2 (en) 2001-06-21 2004-03-23 Motorola, Inc. Method for fabricating a semiconductor structure including a metal oxide interface with silicon
US6646293B2 (en) 2001-07-18 2003-11-11 Motorola, Inc. Structure for fabricating high electron mobility transistors utilizing the formation of complaint substrates
US6693298B2 (en) 2001-07-20 2004-02-17 Motorola, Inc. Structure and method for fabricating epitaxial semiconductor on insulator (SOI) structures and devices utilizing the formation of a compliant substrate for materials used to form same
US6472694B1 (en) 2001-07-23 2002-10-29 Motorola, Inc. Microprocessor structure having a compound semiconductor layer
US6585424B2 (en) 2001-07-25 2003-07-01 Motorola, Inc. Structure and method for fabricating an electro-rheological lens
US6667196B2 (en) 2001-07-25 2003-12-23 Motorola, Inc. Method for real-time monitoring and controlling perovskite oxide film growth and semiconductor structure formed using the method
US6594414B2 (en) 2001-07-25 2003-07-15 Motorola, Inc. Structure and method of fabrication for an optical switch
US6589856B2 (en) 2001-08-06 2003-07-08 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling anti-phase domains in semiconductor structures and devices
US6462360B1 (en) 2001-08-06 2002-10-08 Motorola, Inc. Integrated gallium arsenide communications systems
US6639249B2 (en) 2001-08-06 2003-10-28 Motorola, Inc. Structure and method for fabrication for a solid-state lighting device
US6673667B2 (en) 2001-08-15 2004-01-06 Motorola, Inc. Method for manufacturing a substantially integral monolithic apparatus including a plurality of semiconductor materials
US20030071327A1 (en) * 2001-10-17 2003-04-17 Motorola, Inc. Method and apparatus utilizing monocrystalline insulator
JP2003133531A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Fujitsu Ltd 電子装置とその製造方法
US6870204B2 (en) * 2001-11-21 2005-03-22 Astralux, Inc. Heterojunction bipolar transistor containing at least one silicon carbide layer
JP2003298134A (ja) * 2002-01-31 2003-10-17 Toyota Motor Corp 積層型圧電アクチュエータ
JP2003332539A (ja) * 2002-05-17 2003-11-21 Nec Electronics Corp 強誘電体キャパシタ及びその製造方法並びに半導体記憶装置
US6824814B2 (en) * 2002-05-21 2004-11-30 Sharp Laboratories Of America, Inc. Preparation of LCPMO thin films which have reversible resistance change properties
JP4544501B2 (ja) * 2002-08-06 2010-09-15 日鉱金属株式会社 導電性酸化物焼結体、同焼結体からなるスパッタリングターゲット及びこれらの製造方法
JP3974096B2 (ja) 2002-09-20 2007-09-12 キヤノン株式会社 圧電体素子及びインクジェット記録ヘッド
US7601278B2 (en) * 2003-07-04 2009-10-13 Nxp B.V. Precursor solution, method of preparation thereof and use thereof
US7261841B2 (en) * 2003-11-19 2007-08-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thick film conductor case compositions for LTCC tape
CN1914695B (zh) * 2004-02-09 2010-05-05 旭硝子株式会社 透明电极的制造方法
US7731812B2 (en) * 2004-10-19 2010-06-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Thick film conductor case compositions for LTCC tape
JP4344942B2 (ja) * 2004-12-28 2009-10-14 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッドおよび圧電アクチュエーター
DE102006018034A1 (de) * 2006-04-19 2007-10-31 Robert Bosch Gmbh Piezoaktor und Verfahren zu dessen Herstellung
US8853116B2 (en) * 2006-08-02 2014-10-07 Eestor, Inc. Method of preparing ceramic powders
US7993611B2 (en) * 2006-08-02 2011-08-09 Eestor, Inc. Method of preparing ceramic powders using ammonium oxalate
JP2012519142A (ja) * 2009-02-27 2012-08-23 イーストー,インコーポレイティド 酸化物粉末の湿式化学的共沈のための反応管および熱水処理
FR2959657B1 (fr) * 2010-05-06 2012-06-22 Commissariat Energie Atomique Transducteur de variation temporelle de température, puce électronique incorporant ce transducteur et procédé de fabrication de cette puce
US9689748B2 (en) 2011-08-08 2017-06-27 Panasonic Corporation Infrared detection element
WO2013021614A1 (ja) * 2011-08-08 2013-02-14 パナソニック株式会社 圧電体素子
KR101665829B1 (ko) * 2011-11-18 2016-10-12 고쿠리츠켄큐카이하츠호진 카가쿠기쥬츠신코키코 비정질 도전성 산화물 막의 형성 방법
KR102099970B1 (ko) 2013-11-01 2020-04-10 삼성전자주식회사 투명 전도성 박막
US10099938B2 (en) 2013-12-12 2018-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrically conductive thin films
KR102251775B1 (ko) 2014-07-18 2021-05-12 삼성전자주식회사 전극 구조체 및 이를 사용하는 접촉 감지 센서
US10438715B2 (en) 2014-11-12 2019-10-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Nanostructure, method of preparing the same, and panel units comprising the nanostructure
KR102375891B1 (ko) 2014-12-24 2022-03-16 삼성전자주식회사 투명전극 및 이를 포함하는 전자 소자
CN107039101B (zh) 2015-09-25 2020-03-10 三星电子株式会社 电导体、一维-二维混杂结构体、和包括其的电子器件
CN107025951B (zh) 2015-09-25 2020-02-18 三星电子株式会社 电导体、其制造方法、和包括其的电子器件
DE102016102501A1 (de) * 2016-02-12 2017-08-17 Technische Universität Darmstadt Mikroelektronische Elektrodenanordnung

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0485878A (ja) * 1990-07-26 1992-03-18 Seiko Epson Corp 半導体装置
US5164808A (en) * 1991-08-09 1992-11-17 Radiant Technologies Platinum electrode structure for use in conjunction with ferroelectric materials
WO1993021637A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Ceram, Inc. Multilayer electrodes for ferroelectric devices
US5348894A (en) * 1993-01-27 1994-09-20 Texas Instruments Incorporated Method of forming electrical connections to high dielectric constant materials

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042669A1 (ja) * 2003-10-30 2005-05-12 Japan Science And Technology Agency 電界発光材料及びそれを用いた電界発光素子
US7674399B2 (en) 2003-10-30 2010-03-09 Japan Science And Technology Agency Electroluminescent material and electroluminescent element using the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0689249A3 (de) 1997-09-10
EP0689249A2 (de) 1995-12-27
US5995359A (en) 1999-11-30
DE4421007A1 (de) 1995-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5995359A (en) Electronic component and method of manufacturing same
US6125027A (en) Component comprising a capacitor
KR100269025B1 (ko) 층진 초격자 물질의 제조를 위한공정
US5614018A (en) Integrated circuit capacitors and process for making the same
US5160762A (en) Method of manufacturing mono-layer capacitors
KR20010031913A (ko) 유전체 소자와 그 제조 방법
CN1790569B (zh) 电介质薄膜、薄膜电介质元件及其制造方法
JPS60236404A (ja) 薄膜強誘電体の製造方法
US5244742A (en) Ultrahigh-purity ferroelectric thin film
US6528863B1 (en) Perovskite-containing composite material, method of manufacturing said material, electronic component and module
JPH11260667A (ja) 高周波用容量可変素子の製造方法及び高周波用容量可変素子
JP4419332B2 (ja) ペロブスカイト型酸化物膜の基板表面構造とその基板およびペロブスカイト型酸化物膜
JPH09102587A (ja) 強誘電体薄膜素子
KR100381498B1 (ko) 비스무스계유전체박막및그의형성방법및그박막형성용조성물
KR20050100700A (ko) 박막용량소자 및 그것을 포함한 전자회로 및 전자기기
JP2003318369A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3106913B2 (ja) Bi系強誘電体薄膜形成用組成物並びにBi系強誘電体薄膜及びその製造方法
JPH0695443B2 (ja) 強誘電体薄膜の製造方法
JP3120696B2 (ja) Sr−Bi−Ta−O系誘電体、誘電体薄膜、薄膜形成用組成物及び薄膜形成方法
JPH025507A (ja) セラミックコンデンサ
US6327135B1 (en) Thin film capacitors on gallium arsenide substrate
JPH07133198A (ja) 配向性導電性薄膜の作製方法
JP3180642B2 (ja) Bi系強誘電体薄膜及びその形成方法
JPH04328817A (ja) 電極付きセラミック薄膜の製造方法
JP3223772B2 (ja) Bi系強誘電体薄膜形成用組成物、薄膜形成方法及びBi系強誘電体薄膜

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20031224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420