JPH0841668A - 金属水酸化物の製造法 - Google Patents

金属水酸化物の製造法

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JPH0841668A
JPH0841668A JP7142381A JP14238195A JPH0841668A JP H0841668 A JPH0841668 A JP H0841668A JP 7142381 A JP7142381 A JP 7142381A JP 14238195 A JP14238195 A JP 14238195A JP H0841668 A JPH0841668 A JP H0841668A
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hydroxide
nickel
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membrane
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JP7142381A
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Dirk Dr Naumann
デイルク・ナウマン
Armin Olbrich
アルミン・オルブリヒ
Josef Dr Schmoll
ヨゼフ・シユモル
Wilfried Dr Gutknecht
ビルフリート・グトクネヒト
Bernd Bauer
ベルント・バウアー
Thomas Menzel
トーマス・メンツエル
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HC Starck GmbH
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Fraunhofer Gesellschaft zur Forderung der Angewandten Forschung eV
HC Starck GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気化学的隔膜法による金属水酸化物および
/または金属酸化物/水酸化物の製造。 【構成】 本発明においては、陽極室において対応する
金属を陽極で溶解して金属イオンを生成させ、陰イオン
交換膜で仕切られた陰極室中において水を陰極還元して
水酸イオンを生成させ、該水酸イオンを電場の動電力の
下でイオン交換膜を通して陽極室へと移動させる電気化
学的隔膜法で金属イオンを生成させる対応する金属イオ
ンおよび水酸イオンから金属水酸化物および/または金
属酸化物/水酸化物を製造する方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の背景】本発明は金属水酸化物および/または
金属酸化物/水酸化物を対応する金属イオンおよび水酸
イオンから製造する方法に関する。本発明方法において
は電気化学的隔膜法で陽極室において対応する金属を陽
極で溶解して金属イオンを生成させ、イオン交換膜で仕
切られた陰極室中において水を陰極還元して水酸イオン
を生成させ、該水酸イオンを電場の動電力の下でイオン
交換膜を通して陽極室へと移動させる。
【0002】金属水酸化物および金属酸化物/水酸化物
は該金属の無機または有機塩、対応する酸化物、または
純粋な金属自身の製造に対する有用な中間体である。例
えば水酸化コバルトから、カ焼することによりバリスタ
の製造または電池の中における電子回路に使用するため
の一定の組成をもったコバルトの酸化物を、また還元す
ることにより一定の粒径分布をもった金属コバルトの粉
末を製造することができる。ニッケルの水酸化物は顔料
として使用されるか、またはドーピング剤および粒子状
構造物と共に電池に使用される。亜鉛の水酸化物は顔料
の原料として用いることができ、また銅化合物は触媒と
しての活性をもった材料に変えることができる。
【0003】種々の用途に対して水酸化物を製造する
間、第1の目的はさらに加工を行うためにできれば緻密
な自由流動性をもった材料を製造することである。コバ
ルトの水酸化物またはコバルトの酸化物/水酸化物から
つくられたコバルトの金属粉末は、炭化タングステンと
一緒に焼結すると、例えば特殊な硬質金属工具のような
製品を製造し得る粒径分布と粒子の構造が得られる。
【0004】ニッケル水素化物の蓄電池に使用される新
しく開発された海綿状陽極に対して、ニッケル水素化物
は使用される用途および加工の両方に関して最適化され
た物理的性質をもっていることが要求される。海綿状の
ニッケル電極(ペースト法によるもの)をもった高性能
電池に使用する場合、良好な流動特性、緻密な粒子の
形、狭い粒径分布、および品質の一定性をもった材料が
要求される。さらに生成物は通常使用される添加剤、例
えばコバルト金属の粉末および酸化コバルトと容易に混
合し得る能力をもっていなければならない。
【0005】この製造工程の対応する材料および主な特
徴は日本特許平4−80513号に記載されている。直
径が1〜100μmのニッケル水素化物の粒子をニッケ
ル塩の溶液および水酸化アルカリから晶出させ、一定の
pHおよび一定の温度において固体または液体の形で反
応容器の中に導入される。有利な試験条件としてはpH
が11、温度が48℃である。
【0006】アンモニアまたはアンモニウム塩の存在下
において沈澱させることにより十分に緻密な水酸化ニッ
ケルを製造することも公知である。Trans.Far
aday Soc.誌51巻(1955年)961頁記
載の論文によれば、硝酸ニッケルおよびアンモニア水溶
液からニッケル・アミン錯体溶液をつくり、これを常圧
または減圧で沸騰させるか、または水蒸気で処理するこ
とにより水酸化ニッケルが得られる。このような水酸化
物はアンモニアを存在させずに沈澱させた水酸化ニッケ
ルと比べ遥かに低い表面積(13〜20m2/g)をも
っている。アンモニアまたはアンモニウム塩の存在下に
おいて緻密な水酸化ニッケルを製造する方法は日本特許
願A53−6119号および同61−18107号にも
記載されている。該A53−6119号においては、p
Hが少なくとも3.0の対応する溶液にアルカリ溶液を
添加して水酸化ニッケルを沈澱させることが記載されて
いる。この方法でつくられた材料に電気化学的試験を行
って、市販の水酸化ニッケルにくらべ比電荷容量が特に
高いことが示されている。
【0007】しかしこのような製品は粒子の形、粒径分
布および流動特性に関する上記の要件を満たしていな
い。
【0008】緻密な水酸化ニッケルの製造工程およびそ
れをアルカリ電池に使用することに関する重要な特徴が
ヨーロッパ特許A353 837号に記載されている。
硝酸ニッケルまたは硫酸ニッケルを希薄アンモニア溶液
に溶解し、水酸化ナトリウム溶液を調節しながら加え、
下記式に従って分解させることによりニッケル(II)
−テトラミン溶液をつくる。
【0009】(1)Ni(NH34SO4+2NaOH
=> Ni(OH)2+Na2SO4+4NH3 この反応は温度40〜50℃、pH11〜13で起こ
る。pHが低下すると共に細孔容積も低下する。細孔を
もたない生成物は反応速度が十分に遅い場合においての
み結晶化させることができる。さらにこの方法でつくら
れた水酸化ニッケルは高い結晶化度、低い比表面積、低
い細孔容積をもち、従って高い物理的密度を有してい
る。この製品の欠点が高い密度にあることも記載されて
いる。比表面積が低いと、プロトン伝導度が低く、また
電流密度が高くなり、それによって電極を膨潤させる原
因となる望ましくないγ−NiOOHの生成が促進され
る。低いpHで結晶化した水酸化ニッケルは高い密度を
もっているが、γ−NiOOHを生じる傾向が大きい。
平均のpHを選ぶことにより、必要な高密度と或る程度
必要とされる多孔度との間に妥協を図ることができる。
この方法に従えば、固溶体として3〜10%のZn、1
〜3%のMgを含む水酸化ニッケルがつくられる。この
ようなドーピング剤はγ−NiOOHの生成を抑制す
る。
【0010】球形の粒子の形をもった水酸化ニッケルを
晶出させる連続法は日本特許平4−68249号に記載
されている。この方法では、ニッケル塩溶液(0.5〜
3.5モル/リットル)、希薄アルカリ溶液(1.25
〜10モル/リットル)およびアンモニアおよび/また
はアンモニウム溶液を撹拌しながら計量ポンプで溢流パ
イプを備えた加熱した円筒容器の中に圧入する。この際
アンモニアはガスの形で導入することもできる。アンモ
ニアの濃度は10〜28重量%であり、アンモニウム塩
の濃度は3〜7.5モル/リットルである。ニッケルの
錯体をつくるためには、ニッケル塩溶液1モル当たり
0.1〜1.5モルのアンモニアを導入する。約10〜
30時間後、反応系は定常状態に達する。その後一定の
品質をもった生成物を連続的に取り出すことができる。
該容器中における滞在時間は0.5〜5時間である。
【0011】この方法の重要な特徴は反応が一定のp
H、および一定の温度で行われるという事実である。ア
ルカリ溶液をpHをコントロールしながら導入すること
によりpHを±0.1の誤差で9〜12の範囲の一定値
に保ち、温度は20〜80℃の範囲内で温度の変動を±
2K以内に保たなければならない。これらの条件下にお
いて粒径が2〜50μmの球形の緻密な粒子が得られ
る。粒径は流入するNH3の量、滞在時間および撹拌速
度を変えることにより調節することができる。撹拌速度
を減少させ、NHの流入量を増加させると、生成物は粗
くなり、粒径分布は狭くなる。晶出した生成物を次に濾
過し、水洗して乾燥する。この方法でつくられた製品は
冒頭に述べた性質をもっており、磨砕の必要はない。
【0012】ヨーロッパ特許A462 889号には水
酸化ニッケルの製造法が記載されている。晶出の温度は
80℃より高い。コバルト、カドミウムおよび/または
亜鉛をドーピングした硝酸塩または硫酸塩の溶液を用い
る。コバルトの含量は1〜8重量%、カドミウムおよび
/または亜鉛の含量は3〜10重量%である。錯化はア
ンモニウム塩を用いて行い、NH3/Niのモル比を
0.6〜0.6にする。この方法ではpHを9.2±
0.1に保つ。さらに容器の直径の半分以上の直径をも
った3枚羽根の撹拌機を用い、その回転速度を300〜
1000/分にする。
【0013】前述の方法と同様に、生成物を濾過し、洗
滌して乾燥する。
【0014】この方法の欠点は一方では水酸化ニッケル
の化学量論的必要量の少なくとも2倍の大量の中性塩を
使用し、これを流出流へと放出しなければならないこと
である。また他方では、この方法の流出流は、錯体の形
で溶解した少量のニッケルの他に、大量のアンモニアを
含み、これを廃棄しなければならない欠点をもってい
る。
【0015】球形の水酸化ニッケルを製造するために沈
澱晶出を行う化学的方法では、水酸化ニッケル1モル当
たり2モルの塩化ナトリウムが生成するのを避けること
ができない。一方では流出流に対する環境基準および限
度がもっと厳しくなり、他方では大量の液を消費しその
結果生じた塩の貯蔵コストが高騰することによる経済的
観点を考慮すれば、閉鎖した製造ラインを開発しなけれ
ばならない。
【0016】このような方法では、例えばニッケルは例
えば電解により陽極において金属塩溶液の中へと溶解
し、陰極で生じた水酸イオンにより水酸化ニッケルとし
て沈澱する。沈降させ、以後種々の洗滌工程を経て沈澱
生成物から尚存在しているか、または沈澱中に捕捉され
た塩を除去した後、純粋な生成物が得られる。
【0017】金属水酸化物を生成する方法は既に下記特
許に記載されている。
【0018】日本特許願A63/247 385号に
は、東洋ソーダ製のパーフルオロ化された陰イオン交換
膜および不活性電極を用いて金属水酸化物を電解的に製
造する方法が記載されている。製造すべき金属水酸化物
の金属塩を陽極側で電解質として用いる。陰極回路では
アルカリ溶液を使用する。
【0019】ヨーロッパ特許A0 559 590号に
おいては、同様な装置において電極を陽極で溶解するこ
とにより金属塩を連続的に添加する。この方法に関する
必要条件、特に使用する膜、電解質溶液および試験条件
については十分な記載はなされていない。
【0020】本発明の目的は上記従来法の欠点をもたな
い金属水酸化物および/または金属酸化物/水酸化物の
製造法を提供することである。
【0021】
【本発明の要約】本発明の目的は電気化学的隔膜法で陽
極室において対応する金属を陽極で溶解して金属イオン
を生成させ、イオン交換膜で仕切られた陰極室中におい
て水を陰極還元して水酸イオンを生成させ、該水酸イオ
ンを電場の動電力の下でイオン交換膜を通して陽極室へ
と移動させ、対応する金属水酸化物および/または金属
酸化物/水酸化物を製造する方法において、pHが7よ
り高い条件下で錯化剤を存在させて金属を溶解させるこ
とを特徴とする方法により達成される。
【0022】本発明の意味における錯化剤としては、ア
ンモニア、および/または炭素鎖長が1〜6の有機モノ
−および/またはジアミンを使用することが好ましい。
金属は特にCo、Ni、Cu、Fe、In、Mn、S
n、Zn、Zr、Ti、Al、CdおよびUから成る群
から選ばれる1種またはそれ以上の金属である。Coお
よび/またはNiが特に好適である。以下に水酸化ニッ
ケルを製造する場合について本発明方法を説明するが、
本発明はこの具体化例によって限定されるものではな
い。
【0023】本発明方法を実施するのに適した隔膜式電
解槽の原理的な配置を下記に説明する。この電解槽の陰
極室および陽極室は陰イオン交換膜で分離され、二つの
別々の回路が作られている。陰極側の回路は陰極液と呼
ばれ、陽極側の回路は陽極液と呼ばれる。好ましくは水
酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのようなアルカリ
溶液を陰極液として使用する。この溶液自身が高い伝導
度をもち、使用されるアルカリ溶液の陽イオンが陽極側
で使用されている場合、この方法の効率は有利となる。
陰極自身は急冷鍛造鋼、白金鍍金したチタン、ニッケル
またはニッケル合金から成っていることができる。
【0024】陽極液の組成は水酸化ニッケルの製造原
料、即ちアンモニア、塩化ナトリウムおよび少量の硫酸
ニッケルから得られる。塩化ナトリウムは主として溶液
の伝導度を増加させるのに使用され、少量の硫酸塩を添
加することにより陽極におけるニッケル電極の溶解が改
善される。陽極液の中に塩化物および/または硫酸塩イ
オンが存在する場合、特に良好な結果が得られる。陽極
自身は純粋なニッケルの、好ましくは電気化学的に製造
された陽極から成っている。
【0025】他の金属水酸化物および/または金属酸化
物/水酸化物を製造する場合、陽極は対応する金属から
成っている。従って原理的には消費電極が使用される。
【0026】外部から電圧をかける活性化された移動条
件下においては、ニッケルはNi2+として溶解し、電子
が放出される。アンモニアが存在すると、アルカリ性条
件下においてNi(OH)2が自発的に沈澱するのが防
がれ、種々の中間段階を経て2価のニッケル−アミン錯
体が生じる。
【0027】 陽極 (2) Ni+nNH3+2Cl- → Ni(NH3)nCl2+2e- (3) Ni(NH3)nCl2+2OH- → Ni(OH)2↓nNH3↑+2Cl- 陰極 (4) 2H2O+2e- → H2↑+2OH- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (5) Ni+2H2O → H2↑+NI(OH)2↓ 陰極での反応により電子が取り込まれて水素が生じ、こ
れはガスの形で逃げ出し、水酸イオンはその電荷のため
に陰イオン交換膜を介して陽極回路へと移動する。この
時溶解度の限度を越えれば水酸化ニッケルの生成と沈澱
が陽極液中で起こる。沈澱が生じると動的な平衡が達成
され、リガンドの交換(水酸化物に対してはアンモニ
ア)が生じる。
【0028】球形の生成物が生じるかどうかは晶出の条
件、即ち陽極回路における個々の成分の濃度および温度
制御によって実質的に決定される。沈澱した生成物を次
に陽極回路から連続的に分離する。分離は生成物と溶媒
との密度差が大きいことに基づく化学工学的には簡単に
設計された沈降槽で行うことができる。均一な粒径をも
った生成物を分離するためには瀘過段階(微小瀘過)を
介して分離を行う。この変形法の実質的な利点は、陽極
回路の中に保持されているため種々の原料を回収する個
別的な付加工程を必要としない点である。
【0029】上記の電気化学的隔膜法を実用化するため
には、使用する陰イオン交換膜が下記の条件を満たす必
要がある。
【0030】陰イオン交換膜はアルカリに抵抗性をも
ち、特に隣接溶液に(最高飽和濃度までのNH3に)対
して化学的に安定であり、酸化(Ni2+/Ni3+;Cl
-,ClO3-)に対して抵抗性があり、最高80℃まで
の温度耐性をもっていなければならず、また高い透過選
択性、低い膜抵抗、高い機械的強度と寸度安定性、およ
び十分な長期間に亙る安定性をもっていなければならな
い。
【0031】工業的に信頼性のある陰イオン交換膜は通
常微視的な不均一性および/またはインターポリマー
(interpolymer)の形状を示す。従って機
械的性質と電気的性質とが無関係になるように調節しな
ければならない。そのため膜はマトリックス重合体、繊
維布または接合剤から、およびインターポリマーまたは
イオノマーから構成される。イオン交換膜の不均一性に
よって均一な膜、インターポリマーの膜、微視的な不均
一性をもったグラフトまたはブロック共重合体の膜、お
よび不均一な膜の区別が生じる。
【0032】大部分の用途に対し十分に良好な電気的お
よび機械的性質を示すためには、重合体の網状構造は異
なった構造をもっていることができる。ポリ塩化ビニル
およびポリアクリレートは通常電気的に中性なマトリッ
クス重合体として使用される。ポリエチレン、ポリプロ
ピレンまたはポリスルフォンは他のマトリックス重合体
として使用されるが、アルカリ性の条件下においてのみ
長期間に亙る化学的安定性をもっているに過ぎない。
【0033】従って本発明方法においては陰イオン交換
膜はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエーテルケト
ン、ポリスルフォン、ポリフェニルオキシドおよび/ま
たはスルフィドをベースにするものであることが好まし
い。
【0034】陰イオン交換膜のイオン伝導性をもった高
分子電解質は正の過剰な電荷と動き得る負に帯電した反
対イオンとをもつ網状構造から成っている。弱塩基性の
アミノおよびイミノ基により、また強塩基性のアンモニ
ウムおよび第4アンモニウム基、 −NH3 +、−RNH2 +、−R3+、=R2+ から固定されたイオン構造をつくることができる。
【0035】本発明方法に使用される陰イオン交換膜は
アルキル化されたポリビニルイミダゾール、ポリビニル
ピリジンおよび/またはアルキル化された1,4−ジア
ザビシクロ[2.2.2]オクタンから成る交換基をも
っていることが特に好適である。
【0036】特に適した膜はドイツ特許A42 11
266号に記載されている。
【0037】固定イオンの種類および濃度は主として膜
の透過選択性および電気抵抗を決定するが、これはまた
機械的性質、特に固定イオンの濃度から見た膜の膨潤性
に影響を及ぼす。強塩基性の第4アンモニウム基はすべ
てのpH値において解離するが、1級アンモニウム基は
解離が困難である。このため特殊な性質の膜をつくる場
合を除いて、市販の陰イオン交換膜には大部分第4アン
モニウム基が混入されている。
【0038】クロロメチル化されたポリスチレン、スチ
レン/ジビニルベンゼン共重合体、および後でトリメチ
ルアミンによって4級化されたスチレン/ブタジエン共
重合体をベースにした系が最も頻繁に用いられる。
【0039】陰イオン交換膜の長期間に亙る化学的安定
性は下記の因子に影響を受けるだけである。
【0040】− 重合体マトリックスの崩壊(アルカリ
性溶液中におけるマトリックス重合体またはインターポ
リマー安定性が不適切)。
【0041】− 固定イオン構造/重合体マトリックス
系の形態的変化。
【0042】− アルカリ性または酸化性条件下におけ
る固定イオンの化学的分解。
【0043】球形の水酸化ニッケルをアンモニア溶液か
ら隔膜電解により製造する場合に使用する陰イオン交換
膜を選択した時と同じ方法で、電気化学的、機械的およ
び化学的性質を最適化しなければならない。このことは
製造業者によってつくられた膜および材料の選択、およ
び物理化学的性質に関する要求を取り上げ、評価しなけ
ればならないことを意味する。本発明に使用する膜に対
するこのような要求を下記にまとめる。
【0044】電気化学的性質に関しては、 電気抵抗 < 10Ωcm2、 透過選択性 > 92%、 膨潤性 < 25%、 イオン交換能 > 1.2ミリモル・g でなければならない。
【0045】機械的性質に関しては、繊維布は 温度、アルカリおよび酸化に抵抗性をもった重合体(ポ
リプロピレン、ポリエチレンポリエーテルケトン) から成り、固定された充填剤として 化学的に安定な第4アンモニウム塩(ビニルイミダゾー
ル、4,4’−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン) をもっていなければならない。
【0046】適当な膜はドイツ特許A44 21 12
66号に記載されている。本発明の方法は連続的に行
い、生成する金属水酸化物および/または金属酸化物/
水酸化物を陽極液から分離し、錯化剤を陽極室に戻すこ
とが特に好適である。
【0047】
【好適具体化例の詳細な説明】下記実施例により本発明
を例示する。これらの実施例は本発明を限定するもので
はない。
【0048】実施例 1 水酸化コバルトの製造 電解槽の原理的な構造 図1に電解槽を示す。このものは2個の陰極、2個のポ
リエチレンのスペーサー、2枚の膜とコバルト消費陽
極、並びに4個の種々の厚さの部屋から成っている。電
解槽はニッケル電極が電解槽の外側をなし、有効電極面
の表面積が120×200mm2になるように作られて
いる。重ね合わされた電極表面には電気的な接続がなさ
れている。陰極には厚さ5mmのポリエチレンのフレー
ムがあり、その上に膜が載せられている。膜とコバルト
陽極との間隙は厚さ10mmの他のフレームにより保持
され、この陽極は該フレームの上にあり、電気導線が取
り付けられている。コバルトの陽極は厚さ20mmの純
コバルトから成っている。構造全体は支持物によって液
漏れを起こさないように圧し付けられている。陰極と膜
との間にポリエチレンの格子状の網から成る芯が挿入さ
れ、これによって陰極と膜とが接触するのを防いでい
る。陽極と膜とを分離するフレームには陽極液が出入り
する孔が備えられている。同様に陰極にも、陰極と膜と
を分離するフレームの所に入り口が備えられ、全陰極室
の中で陰極液が均一に流れるようになっている。
【0049】陰極液および陽極液はそれぞれ100g/
リットルのNaClを含んでいる。陰極液はまた40g
/リットルのNaOHを含んでいる。
【0050】陰極液を100リットル/時の速度でポン
プにより循環(再循環)させる。この速度は陰極室にお
ける電解質の滞在時間が9秒であることに相当してい
る。陽極液は電解中650リットル/時の速度で再循環
回路に圧入される。この速度は陽極室中における平均滞
在時間2.7秒に相当している。陽極液の温度は50℃
である。陽極液中のアンモニアの濃度を2モル/リット
ルに調節し、陽極回路にアンモニアを添加して蒸発によ
る損失を補う。
【0051】生成する水酸化コバルトの定常的な固体濃
度は80g/リットルであり、滞在時間は4時間であ
る。
【0052】500A/m2に対応して電流が12Aに
なるように電解条件を選び、Co(OH)2の形の水酸
化コバルトを毎時21g得た。これを回路から0.26
リットルの懸濁液として取り出し、濾過により分離し
た。水洗後、きれいな水酸化コバルトが得られた。生成
した水素は陰極液の貯蔵容器から外に逃がす。
【0053】 陽極液のpH: 10.5〜11.5 膜: ネオセプタ(Neosepta)(R)AMH, 徳山ソーダ製 最終生成物の組成 水酸化コバルト: 分析によればCo(OH)2とCo
OOHとの80/20混合物である。
【0054】嵩密度: 1.6g/cm3 コバルト含量: 63.5% 色: 暗褐色 実施例 2 電極と膜とを積み重ね、その間に電極室を設けて同様な
方法で(実施例1と同様)作られた電解槽において、ア
ンモニアを存在させてニッケルを電気化学的に溶解し、
生じたアミン錯体を分解して水酸化ニッケルにした。
【0055】電解質の組成: 陽極液: 16.5モル/リットルのNiSO4 220mlのNH3(25%)/リットル 2モル/リットルのNaCl 陰極液: 1モル/リットルのNaOH 陽極: 超高純度ニッケル 陰極: 白金鍍金したチタン 温度: 電解温度40℃ 錯体の分解温度70℃ 電流密度:1000A/m2 電極/膜間の間隙:2mm 溢流速度:>10cm/秒 陽極室のpH:10.5〜11.5 膜: 徳山ソーダ製ネオセプタ(R)AMH 電解で生じたアミン錯体を分解して水酸化ニッケルにす
るには、反応器中で電解質の温度を上昇させる。
【0056】(a)緻密な球形の水酸化ニッケルの製造 撹拌反応器中でアミン錯体を分解させ、分解生成物を凝
集させて緻密な球形の粒子にする。凝集した材料を懸濁
液として溢流部を通し連続的に陽極回路から分離する。
【0057】溢流部から出る水酸化ニッケル: 嵩密度: 1.35g/cm3 平均粒径:10μm (b)ニッケルの繊維または平均粒径200μmの球形
のイオン交換樹脂のような基質を存在させると、分解反
応器の中の該基質の上に水酸化ニッケルの均一な層が沈
澱する。
【0058】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.電気化学的隔膜法で陽極室において対応する金属を
陽極で溶解して金属イオンを生成させ、イオン交換膜で
仕切られた陰極室中において水を陰極還元して水酸イオ
ンを生成させ、該水酸イオンを電場の動電力の下でイオ
ン交換膜を通して陽極室へと移動させ、金属水酸化物お
よび/または金属酸化物/水酸化物を製造する方法にお
いて、pHが7より高い条件下で錯化剤を存在させて金
属を溶解させる方法。
【0059】2.使用する錯化剤はアンモニア、炭素数
1〜6の有機モノアミンおよび炭素数1〜6の有機ジア
ミンから成る群から選ばれる上記第1項記載の方法。
【0060】3.使用する金属はCo、Ni、Cu、F
e、In、Mn、Sn、Zn、Zr、Ti、Al、C
d、およびUから成る群から選ばれる上記第1項記載の
方法。
【0061】4.使用する金属はCoおよびNiから成
る群から選ばれる上記第1項記載の方法。
【0062】5.使用する陰極液はアルカリ水溶液であ
る上記第1項記載の方法。
【0063】6.塩化物および/または硫酸塩のイオン
が陽極液中に存在する上記第1項記載の方法。
【0064】7.塩化物および/または硫酸塩のイオン
が陽極液中に存在する上記第4項記載の方法。
【0065】8.使用する錯化剤はアンモニア、炭素数
1〜6の有機モノアミンおよび炭素数1〜6の有機ジア
ミンから成る群から選ばれ、使用する金属はCo、N
i、Cu、Fe、In、Mn、Sn、Zn、Zr、T
i、Al、CdおよびUから成る群から選ばれる上記第
4、5または6項記載の方法。
【0066】9.使用するイオン交換膜はポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエーテルケトン、ポリスルフ
ォン、ポリフェニルオキシドおよびスルフィドから成る
群から選ばれる材料をベースとした膜である上記第4、
5または6項記載の方法。
【0067】10.イオン交換膜はアルキル化されたポ
リビニルイミダゾール、ポリビニルピリジン、および/
またはアルキル化された1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタンから成る群から選ばれる交換基を有し
ている上記第9項記載の方法。
【0068】11.生じる金属水酸化物および/または
金属酸化物/水酸化物を陽極液から分離し、錯化剤を陽
極室へと戻す上記第4、5または6項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用される電解槽の一具体化例を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591007228 エイチ・シー・スタルク・ゲゼルシヤフ ト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツン グ・ウント・コンパニー・コマンジツトゲ ゼルシヤフト H.C.STARCK GESELLSC HAFT MIT BESCHRANKT ER HAFTUNG & COMPAG NIE KOMMANDIT GESEL LSCHAFT ドイツ連邦共和国デー38642ゴスラー・イ ムシユレーケ78−91 (72)発明者 デイルク・ナウマン ドイツ38667バトハルツブルク・ゲーテシ ユトラーセ14アー (72)発明者 アルミン・オルブリヒ ドイツ38723ゼーゼン・アルテドルフシユ トラーセ20 (72)発明者 ヨゼフ・シユモル ドイツ38642ゴスラー・ルドルフ−ニツケ ル−ベーク3 (72)発明者 ビルフリート・グトクネヒト ドイツ38642ゴスラー・ビルヘルム−ゼフ ゲ−ベーク10 (72)発明者 ベルント・バウアー ドイツ66130フエヒンゲン・ツムハーゼン ベルク7 (72)発明者 トーマス・メンツエル ドイツ70567シユトウツトガルト・アイゼ シユトラーセ9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気化学的隔膜法で陽極室において対応
    する金属を陽極で溶解して金属イオンを生成させ、イオ
    ン交換膜で仕切られた陰極室中において水を陰極還元し
    て水酸イオンを生成させ、該水酸イオンを電場の動電力
    の下でイオン交換膜を通して陽極室へと移動させ、対応
    する金属水酸化物および/または金属酸化物/水酸化物
    を製造する方法において、pHが7より高い条件下で錯
    化剤を存在させて金属を溶解させることを特徴とする方
    法。
JP7142381A 1994-05-24 1995-05-18 金属水酸化物の製造法 Pending JPH0841668A (ja)

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