JPH084070A - トイレルームにおける排水構造 - Google Patents
トイレルームにおける排水構造Info
- Publication number
- JPH084070A JPH084070A JP16313694A JP16313694A JPH084070A JP H084070 A JPH084070 A JP H084070A JP 16313694 A JP16313694 A JP 16313694A JP 16313694 A JP16313694 A JP 16313694A JP H084070 A JPH084070 A JP H084070A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- floor
- toilet room
- drainage
- trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】床排水のための施工が簡単であり、また床が防
水パンにて構成される場合において様々な大きさの防水
パンに対応可能なトイレルームの床排水構造を提供す
る。 【構成】トイレルーム10における壁パネル16を支持
し且つ立ち上げるための立上部材14に、床排水用の排
水溝18を床12の周辺に沿って一体に形成する。
水パンにて構成される場合において様々な大きさの防水
パンに対応可能なトイレルームの床排水構造を提供す
る。 【構成】トイレルーム10における壁パネル16を支持
し且つ立ち上げるための立上部材14に、床排水用の排
水溝18を床12の周辺に沿って一体に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトイレルームにおける
床排水のための排水構造に関する。
床排水のための排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル内に設けられるシステムトイレ、即
ち工場で生産した壁パネル,配管ユニット等をビル内の
現場に搬入し、組立施工する形式のシステムトイレにあ
っては、従来床排水のための排水口,排水トラップ等が
湿式で施工されていた。
ち工場で生産した壁パネル,配管ユニット等をビル内の
現場に搬入し、組立施工する形式のシステムトイレにあ
っては、従来床排水のための排水口,排水トラップ等が
湿式で施工されていた。
【0003】図3はその一例を示している。この図にお
いて100はコンクリートスラブ102の上に固設され
た、壁パネル立上げ用の立上部材で、この立上部材10
0の上にフレーム104と化粧タイル106とから成る
壁パネル108が載置され、支持されている。
いて100はコンクリートスラブ102の上に固設され
た、壁パネル立上げ用の立上部材で、この立上部材10
0の上にフレーム104と化粧タイル106とから成る
壁パネル108が載置され、支持されている。
【0004】110はシステムトイレにおける床で、コ
ンクリートスラブ102の上にコンクリート層112を
介して化粧床タイル114が張付固定されている。また
併せて排水口部116に目皿118と目皿受120とを
含む排水トラップ122が湿式施工されている。
ンクリートスラブ102の上にコンクリート層112を
介して化粧床タイル114が張付固定されている。また
併せて排水口部116に目皿118と目皿受120とを
含む排水トラップ122が湿式施工されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら組立式の
システムトイレにあって、施工現場で排水口及び排水ト
ラップ等を湿式施工するのは面倒であり、しかも床面を
その排水口に向って所定勾配で傾斜させなければなら
ず、これも施工を面倒とする要因となっていた。
システムトイレにあって、施工現場で排水口及び排水ト
ラップ等を湿式施工するのは面倒であり、しかも床面を
その排水口に向って所定勾配で傾斜させなければなら
ず、これも施工を面倒とする要因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものであり、その要旨
は、トイレルームにおける壁パネルを支持し且つ立ち上
げるための立上部材に、床排水用の排水溝を床の周辺に
沿って一体に形成したことにある。
課題を解決するためになされたものであり、その要旨
は、トイレルームにおける壁パネルを支持し且つ立ち上
げるための立上部材に、床排水用の排水溝を床の周辺に
沿って一体に形成したことにある。
【0007】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明は、壁立上
部材に排水溝を一体に形成したもので、本発明によれば
床面を周辺に沿って傾斜させておくことにより、床に別
途に排水口を設けなくても床排水を円滑に行うことがで
きる。またトイレルームの構成部材である立上部材に排
水溝が一体に形成されているため、施工現場において排
水口及び排水トラップ等を別途に湿式施工しなくても良
い利点が得られる。
部材に排水溝を一体に形成したもので、本発明によれば
床面を周辺に沿って傾斜させておくことにより、床に別
途に排水口を設けなくても床排水を円滑に行うことがで
きる。またトイレルームの構成部材である立上部材に排
水溝が一体に形成されているため、施工現場において排
水口及び排水トラップ等を別途に湿式施工しなくても良
い利点が得られる。
【0008】本発明は、壁パネル,その立上部材及び床
構成部材としての防水パンを含む組立式のユニットトイ
レにも適用可能である。即ちトイレの床が上記図3に示
す湿式施工による床のみならず、防水パンにて構成され
る床であっても適用可能であり、この場合において防水
パンの大きさが変化した場合にも対応可能である利点を
有する。
構成部材としての防水パンを含む組立式のユニットトイ
レにも適用可能である。即ちトイレの床が上記図3に示
す湿式施工による床のみならず、防水パンにて構成され
る床であっても適用可能であり、この場合において防水
パンの大きさが変化した場合にも対応可能である利点を
有する。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1,2はシステムトイレ,ユニットトイレ
等のトイレルーム10の要部を示したもので、図中12
はコンクリート等湿式施工による床ないしは防水パン等
から成る床で、この床12の周辺に沿って立上部材14
が配置されている。立上部材14は壁パネル16を立ち
上げるためのもので、この立上部材14の上面に壁パネ
ル16が載置され、支持されている。
説明する。図1,2はシステムトイレ,ユニットトイレ
等のトイレルーム10の要部を示したもので、図中12
はコンクリート等湿式施工による床ないしは防水パン等
から成る床で、この床12の周辺に沿って立上部材14
が配置されている。立上部材14は壁パネル16を立ち
上げるためのもので、この立上部材14の上面に壁パネ
ル16が載置され、支持されている。
【0010】立上部材14には、床12の周辺に沿って
断面コ字形状の且つ上端開放形状の排水溝18が一体に
形成されている。この排水溝18の所定個所には排水口
20が配置されており、更にこの排水口20の開口部を
覆う目皿22と目皿受を含むトラップ24が配設され、
更にこのトラップ24より排水管26が延び出してい
る。
断面コ字形状の且つ上端開放形状の排水溝18が一体に
形成されている。この排水溝18の所定個所には排水口
20が配置されており、更にこの排水口20の開口部を
覆う目皿22と目皿受を含むトラップ24が配設され、
更にこのトラップ24より排水管26が延び出してい
る。
【0011】本例においては、立上部材14が排水溝1
8を一体に有しているため、床面を外周辺に向けて若干
傾斜させておくだけで床排水を行うことができ、床12
の中央部に排水口や排水トラップ等を湿式施工する必要
がなく、床排水のための施工が大幅に簡単化する。また
床12を防水パンにて構成する場合において、様々な大
きさの防水パンに対応できる利点を有する。
8を一体に有しているため、床面を外周辺に向けて若干
傾斜させておくだけで床排水を行うことができ、床12
の中央部に排水口や排水トラップ等を湿式施工する必要
がなく、床排水のための施工が大幅に簡単化する。また
床12を防水パンにて構成する場合において、様々な大
きさの防水パンに対応できる利点を有する。
【0012】尚、上記目皿22,排水トラップ24等を
立上部材14に一体に形成しておくことが可能であり、
この場合排水管26を排水トラップ24に接続するだけ
で良く、排水のための施工が著しく簡単化する利点が得
られる。
立上部材14に一体に形成しておくことが可能であり、
この場合排水管26を排水トラップ24に接続するだけ
で良く、排水のための施工が著しく簡単化する利点が得
られる。
【0013】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は他の様々な形態のトイレ
ルームに適用することが可能であるし、また排水溝の形
態を上例以外の種々形態とすることも可能であるなど、
本発明はその主旨を逸脱しない範囲において様々な変更
を加えた形態で構成可能である。
くまで一例示であり、本発明は他の様々な形態のトイレ
ルームに適用することが可能であるし、また排水溝の形
態を上例以外の種々形態とすることも可能であるなど、
本発明はその主旨を逸脱しない範囲において様々な変更
を加えた形態で構成可能である。
【図1】本発明の一実施例であるトイレルームの排水構
造の要部の斜視図である。
造の要部の斜視図である。
【図2】図1に示す排水構造を含むトイレルームの断面
図である。
図である。
【図3】従来のトイレルームの排水構造を示す要部断面
図である。
図である。
10 トイレルーム 12 床 14 立上部材 16 壁パネル 18 排水溝
Claims (1)
- 【請求項1】 トイレルームにおける壁パネルを支持し
且つ立ち上げるための立上部材に、床排水用の排水溝を
床の周辺に沿って一体に形成したことを特徴とするトイ
レルームにおける排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16313694A JPH084070A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トイレルームにおける排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16313694A JPH084070A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トイレルームにおける排水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084070A true JPH084070A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15767891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16313694A Pending JPH084070A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トイレルームにおける排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084070A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019075996A1 (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 增城市碧桂园物业发展有限公司 | 卫生间 |
WO2019075995A1 (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 增城市碧桂园物业发展有限公司 | 卫生间 |
CN110761586A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-02-07 | 谢伦杰 | 一种装配式集成卫生间 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP16313694A patent/JPH084070A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019075996A1 (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 增城市碧桂园物业发展有限公司 | 卫生间 |
WO2019075995A1 (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | 增城市碧桂园物业发展有限公司 | 卫生间 |
CN110761586A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-02-07 | 谢伦杰 | 一种装配式集成卫生间 |
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