JP2957142B2 - テント - Google Patents

テント

Info

Publication number
JP2957142B2
JP2957142B2 JP11635097A JP11635097A JP2957142B2 JP 2957142 B2 JP2957142 B2 JP 2957142B2 JP 11635097 A JP11635097 A JP 11635097A JP 11635097 A JP11635097 A JP 11635097A JP 2957142 B2 JP2957142 B2 JP 2957142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
aggregate
sheet
frame
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11635097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10292677A (ja
Inventor
外治 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11635097A priority Critical patent/JP2957142B2/ja
Publication of JPH10292677A publication Critical patent/JPH10292677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2957142B2 publication Critical patent/JP2957142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンプ場等の屋
外に設営するテントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のキャンプ等に使用するテントは床
面が矩形であって、天井は切り妻型としたものがほとん
どである。そして床面はシートを敷設したのみで、テン
ト内を複数の空間に区分することもしていないのであ
る。
【0003】従来のテントは簡単に設営、解体ができる
構造にすると共に、テント内は雨露をしのげる目的が達
成できることを最少限の条件としたものが多い。したが
って、テントの形態や内部環境の工夫等に対しては無頓
着なものと成っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はテン
トではあっても定着性に優れ、内部環境をも考慮し、簡
易住居としても耐えられるテントを提供せんとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、円形の床面を
形成した円筒状の側面枠と、ドーム状に形成した天井枠
とを骨材で構成した枠体に、下端部を骨材接地端に巻き
込んだ袋状シートを包着したテントを構成したこと、袋
状シートの側面一部に間隔をおいて上下に切り込んだ出
入口を設けたこと、出入口近くのテント内部一側に中仕
切りしたシャワー空間を形成すると共に、シャワー口及
び周囲に水返し壁を有する水槽を設置し、他側に流し台
を設置し、それぞれ給水管及び排水管への接続口を有す
ること、テント内部の奥は板張床としたことを特徴とす
るものである。シャワー空間には外気と連通する換気口
を設けたものとしてもよい。
【0006】本発明のテントは側面枠で円形の床面を形
成し、かつ天井がドーム状と成っているため、風に対し
ては風圧を分散させて和らげる作用を奏し、構造上定着
性の良好なものとなり、テントの大型化も図れるもので
ある。
【0007】又、テント内部に中仕切りした空間にシャ
ワー設備及び流し台を設置してあるため、簡単な洗い物
と身体の清潔を保つことができ、火力は別施設となり、
安全性を確保できるものである。そして、シャワー空間
は中仕切りを設けたことで、湯水のテント内への飛散を
防止できるものであり、換気口は狭いシャワー空間の換
気を促進させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。テントの外形は枠体1と枠体1
を包むシート2で構成してある。枠体1は縦骨材3と横
骨材4より成り、金属製又は硬質樹脂を素材とし、シー
ト2は底面が開口した袋状を成し、防水処理をした布又
は樹脂製シートを用いる。
【0009】縦骨材3は略上半部3Aが弯曲し、略下半
部3Bが垂直で下端にプレート5を嵌着し、多数の縦骨
材3、3…の上端を円鈑6の放射状に配置した連結管7
に圧入し、略下半部3B、3B…が円形の床面を形成す
る側面枠を構成し、略上半部3A、3A…がドーム状の
天井枠を構成するものである。
【0010】又、縦骨材3、3…で構成した枠に端面を
当着した大小の輪状の横骨材4、4…を縦骨材3、3…
の外側に当て、交叉部分を連結部材で固定し、強固な枠
体1としているのである。縦骨材3と横骨材4との交叉
部分の連結部材は、ビニールハウス等の骨パイプ同士を
固定する金属線を折曲したバンド8や切り欠き凹部を有
するU字鈑9Aと楔9Bとの連結具を用いることができ
る。
【0011】出入口13に当たる部分は横骨材4の一部
が切断され、シャワー空間10及び流し台設置空間11
を形成するための水平骨材12、12が内部に向かって
出入口13の縦骨材3、3から突設し、先端は支柱骨材
14、14に連結してある。又、図中15は支柱骨材1
4、14の上端に連結固定する補助横骨材、16は必要
により適宜設けることができる筋交い骨材、17はシャ
ワー空間10、出入口空間18及び流し台設置空間11
を仕切るための仕切り骨材である。
【0012】そして、上記縦骨材3、3…及び横骨材
4、4…等で構成した枠体1を袋状のシート2ですっぽ
り包み込み、出入口13を除く周囲下端部を縦骨材3、
3…のプレート5の内側へ巻き込んで包着し、底面が円
形で天井がドーム状のテントを形成している。
【0013】出入口13はシート2を下端より縦骨材1
3の略下半部3Bの高さ程度まで人の出入できる間隔を
おいて上下に切り込み19、19を形成し、ファスナー
20、20を取り着けて着脱可能とし、開口できるよう
にしてある。21は明かり取り用窓であり、透明材又は
半透明材をシート2の透孔に当着し、その下部に前記出
入口13と同様の切り込み22、22及びファスナー2
3、23を取り着けた換気部24とし、かつ内面側に防
虫ネット25を張設し、換気部24を巻き上げることで
換気作用を奏するものとしている。
【0014】テントの内部は出入口13より突出した水
平骨材12、12及び支柱骨材14、14を利用して中
仕切りシート26、26を張設し、更に支柱骨材14、
14から仕切り空間を設営すべくカーテン幕27、27
を垂設し、それぞれシャワー空間10と流し台設置空間
11を形成している。シャワー空間10は中仕切りシー
ト26及びシート2の内側に補助シート28を張設し、
防水作用を高めている。
【0015】シャワー空間10には周囲に起立壁を有す
る水槽29を設置し、水槽29の水抜口30をテント外
の排水管31と連結し、又テント外の給水管32とシャ
ワー口33の開閉コックを有する通水管と通じるものと
し、テント外に設置する湯沸器(図示)を介在させるも
のとし、更に強制的又は自然に換気作用をする換気口3
4を付設するのが望ましい。
【0016】一方、流し台設置空間11には流し台35
を設置し、前記排水管31及び給水管32とそれぞれ流
し台35の排水口36と給水口37とを連通し、簡易な
台所作業を行えるようにしている。
【0017】更に、シャワー空間10、出入口空間18
及び流し台設置空間11を除く、テント内は板を敷設し
た板張床38とし、板張床38はパネル板を連結して構
成していくものとしている。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は側面枠を円筒状
に形成し、続く天井枠をドーム状に形成して袋状のシー
トを包着したため、テントは側面及び天井面に平面部が
なく曲面となり、風に対して圧力を弱める効果を有す
る。そのため、構造上大型化が可能であり、安定性のあ
るテントと成るものである。
【0019】又、大型化が可能であるため、キャンプ等
の屋外生活に有益となるシャワーの設置や流し台の設置
を可能とし、更に板張床としたことによって快適なテン
トを提供できる効果を発揮し、緊急時の仮居住にも充分
に適応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテントの一実施の形態を示す正面図で
ある。
【図2】本発明のテントの一実施の形態を示す横断平面
図である。
【図3】本発明のテントの一実施の形態を示す水回りの
簡略化した平面図である。
【図4】本発明のテントの一実施の形態を示す枠体の平
面図である。
【図5】本発明のテントの一実施の形態を示す枠体の正
面図である。
【図6】本発明のテントの枠体を構成する骨材の連結部
の一形態を表す正面図である。
【図7】本発明のテントの枠体を構成する骨材の連結部
の一形態を表す正面図である。
【図8】本発明のテントの枠体を構成する骨材の連結部
の他の形態を表す正面図である。
【図9】本発明のテントの枠体を構成する骨材の接地部
を表す正面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 シート 3 縦骨材 3A 略上半部 3B 略下半部 4 横骨材 5 プレート 6 円鈑 7 連結管 8 バンド 9A U字鈑 9B 楔 10 シャワー空間 11 流し台設置空間 12 水平骨材 13 出入口 14 支柱骨材 15 補助横骨材 16 筋交い骨材 17 仕切り骨材 18 出入口空間 19 切り込み 22 切り込み 20 ファスナー 23 ファスナー 21 窓 24 換気部 25 防虫ネット 26 中仕切りシート 27 カーテン幕 28 補助シート 29 水槽 30 水抜口 31 排水管 32 給水管 33 シャワー口 34 換気口 35 流し台 36 排水口 37 給水口 38 板張床

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形の床面を形成した円筒状の側面枠
    と、ドーム状に形成した天井枠とを骨材で構成した枠体
    に、下端部を骨材接地端に巻き込んだ袋状シートを包着
    したテントを構成したこと、袋状シートの側面一部に間
    隔をおいて上下に切り込んだ出入口を設けたこと、出入
    口近くのテント内部一側に中仕切りしたシャワー空間を
    形成すると共に、シャワー口及び周囲に水返し壁を有す
    る水槽を設置し、他側に流し台を設置し、それぞれ給水
    管及び排水管への接続口を有すること、テント内部の奥
    は板張床としたことを特徴とするテント。
  2. 【請求項2】 シャワー空間と外気を連通する換気口を
    設けた請求項1記載のテント。
JP11635097A 1997-04-17 1997-04-17 テント Expired - Fee Related JP2957142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11635097A JP2957142B2 (ja) 1997-04-17 1997-04-17 テント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11635097A JP2957142B2 (ja) 1997-04-17 1997-04-17 テント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10292677A JPH10292677A (ja) 1998-11-04
JP2957142B2 true JP2957142B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=14684786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11635097A Expired - Fee Related JP2957142B2 (ja) 1997-04-17 1997-04-17 テント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2957142B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10292677A (ja) 1998-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0348990B2 (ja)
JP2007044460A (ja) 組立式簡易シャワ−ル−ム(トイレ仕様可)
JP2957142B2 (ja) テント
KR102502329B1 (ko) 건축물의 유지 보수 현장 작업자용 휴식 및 개인위생 관리 시설
JP2007100352A (ja) 突出屋根付き建物
KR101668292B1 (ko) 다용도실 일체형 텐트
JPH043083Y2 (ja)
KR200347940Y1 (ko) 이동 조립식 부스
JP3011826U (ja) 集合住宅用メーターボックス構造
JPH0321676Y2 (ja)
US20050246831A1 (en) Shower cover
JP5123077B2 (ja) 外壁部階間収納部を備える建物
JPS6111428Y2 (ja)
JPH043075Y2 (ja)
KR102182549B1 (ko) 기밀성이 향상된 단열벽체
JP3665988B2 (ja) 浴室
JP2003041651A (ja) バルコニーの構造
JP2534881Y2 (ja) 出窓ユニット
JPH07305522A (ja) 戸建住宅の設備機器設置室
JPH1018370A (ja) 集合住宅
JP2612316B2 (ja) 網パネルユニット
JPH0520229Y2 (ja)
JP2564867Y2 (ja) シャワーユニット付出窓
JPH0355363A (ja) 可搬式簡易家屋
JPH1162279A (ja) インナーガーデンライトコートを備えた住宅

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees