JP2612316B2 - 網パネルユニット - Google Patents

網パネルユニット

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JP2612316B2
JP2612316B2 JP63185139A JP18513988A JP2612316B2 JP 2612316 B2 JP2612316 B2 JP 2612316B2 JP 63185139 A JP63185139 A JP 63185139A JP 18513988 A JP18513988 A JP 18513988A JP 2612316 B2 JP2612316 B2 JP 2612316B2
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JP
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net
panel unit
toilet
panel
unit
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JP63185139A
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邦保 松尾
憲一郎 青山
智 仲戸川
浩介 武井
国男 西村
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトイレ等のプレハブ建築の周壁材として用い
られる網パネルユニットに関するものである。
(従来の技術) パネル方式でプレハブ化した従来の屋外トイレでは、
基礎上に立上げた軸組に内装用の壁パネルと外装パネル
を組付け、屋根、天井、ドア、窓等を設け、更に配管ユ
ニットを設けた上で大小便器、手洗い器等の機器を取付
けていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の屋外トイレでは、内装用の壁
パネルと配管ユニット、更に外装パネルが必要であり、
プレハブ方式とはいえ、建付物が多く、作業効率が悪い
上にコスト的にもまだ追求の余地が残されていた。
本発明は斯かる従来の不都合を解決すべくなされたも
ので、その目的とする処は、壁パネル、配管ユニット、
外装パネルの一体化を図って建付物を減少し、作業効率
を向上させると共に、大幅にコストダウンし、更に機器
取付けの際、取付け箇所を自由に選択できるようにする
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、囲枠21,23と、
該囲枠21で囲繞される空間に張設された網体27と、囲枠
23の一面を塞ぐように設けられたシート状外装材31とか
ら成る構造体5を周壁の少なくとも一部に用い、前記網
体27の一部を機器の取付部としたものである。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、内装用の壁パネルと配管ユニット
及び外装パネルを一体化したユニットとすることができ
る。
(実施例) 次に本発明を屋外トイレに適用した実施例を添付図面
に基づいて説明する。
第1図は本発明の網パネルユニットを適用した男子用
屋外トイレを示す。
図で1は男子用屋外トイレを示し、男子用屋外トイレ
1は地面Eに図示せざるコンクリート等の基礎を設け、
この基礎の上に床パンを組込んだ軽量鉄骨製の床ユニッ
ト3を固定し、床ユニット3上の四方に網パネルユニッ
ト5を建並べてトイレスペースTを画成したものであ
る。網パネルユニット5は隣接するもの同士上端部5a,5
a間に長方形の板状のジョイント7を架設して連結固定
し、網パネルユニット5…の上端部間には陸屋根天井ユ
ニット9を載設する。又、屋外トイレ1の正面出入口Et
を臨んで敷石11が敷かれ、床ユニット3には床パネル13
…が配設されている。
網パネルユニット5のトイレペースT側には、ストー
ル型小便器15,手洗い器17,鏡19等が取り付けられてい
る。
次にこの網パネルユニット5の詳細を第2図及び第3
図により説明する。
トイレスペースT側及び屋外側に夫々軽量鉄骨製の鋼
材(山形鋼)で外形が正面視長方形状の一対の同じ大き
さの囲枠21,23が形成され、この両囲枠21,23は20cm程度
離れて対向し、上下方向に間隔をおいて適宜横材25…が
組付けられている。トイレスペースT側の囲枠21で囲繞
される空間には縦横に夫々10cm以上の間隔をおいて鋼線
が張設され、格子状の網目を持つ網体27が形成されてい
る。縦横に張設された鋼線の各交点は溶接して強度を持
たせている。又、屋外側の囲枠23には壁装下地板29が取
着され、更にこの壁装下地板29に外装パネルとなるシー
ト状外装材31が取着されている。
網パネルユニット5は、トイレスペースT側の囲枠21
に張設された網体27に大小便器、手洗い器等のトイレ設
備用の機器を係止でき、同時に網体27は内装用の壁パネ
ルとなり、囲枠21と囲枠23の間の空間Sにはこれらトイ
レ設備用の機器のための配管を収納し、更に屋外側の囲
枠23に取着されたシート状外装材31は外装パネルとする
ことができる。
次に上述の屋外トイレの周壁として用いた網パネルユ
ニットにトイレ設備用の機器を取着した実施例を第4図
〜第6図により説明する。尚、網パネルユニット5につ
いては上述の通りなので同一番号を付して説明を省略す
る。
第4図に示すように、ストール型小便器15は、背部15
aの上部と下部に夫々フック33,35を取着し、このフック
33,35を網パネルユニット5の網体27に係止して固定し
ている。網パネルユニット5の囲枠21と23の間の空間に
は、給水管37,汚水管39等を収納する。給水管37は網体2
7に係止した取付板41に挿通して固定し、小便器15の上
部に連結する。汚水管39は小便器15の背部15aの下部に
連結し、支持管43を介してフック45で網体27に固定す
る。
第5図に示すように、手洗い器17は、背部17aの上部
と下部に夫々フック47,49を取着し、このフック47,49を
網パネルユニット5の網体27に係止して固定している。
網パネルユニット5の空間S内に収納された上水管51
は、手洗い器17の背部17aから手洗い器上面17bに設けら
れた水栓53に連結されている。同様に下水管55は網体27
に係止した取付板57に挿通して固定し、手洗い器17の底
部に設けられた排水口59に連結されている。
第6図は洋式便器61を網パネルユニット5に取着した
例を示す。
フック63で網体27に固定された洋式便器61の上方には
給水槽65がその背部65aでフック67,69によって網体27に
係止固定されている。給水槽65は、網パネルユニット5
内の空間Sに配設された給水管71に連結され、給水槽65
は管73を介して洋式便器に連結されている。又、洋式便
器に連結された汚水管75は支持管77を介してU字型ボル
ト79で網パネルユニット5の囲枠23に固定されている。
尚、上述の屋外トイレの実施例では、基礎上に床パン
を組込んだ床ユニットを固定し、この床ユニット上に周
壁となる網パネルユニットを建巡らすようにしたが、基
礎上に直に網パネルユニットを建巡らし、床パネルをこ
の網パネルユニットに係止させる、より簡易な構造にし
ても良い。
又、本発明の網パネルユニットを天井ユニットとして
適用することも可能である。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、壁パネルと配管
ユニットと外装パネルを一体化したので、建付物を大幅
に減少して作業効率を向上できると共に、大幅にコスト
ダウンすることができる。又、網パネルユニットの囲枠
に網体を張設したので、建物の周壁として用いる際機器
類を簡易に又、取付箇所を自由に選択して係止させるこ
とができ、更に網体を通して網パネルユニット内に収納
した配管類が見えるため容易に点検、修理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適実施例を示すもので、第1図は本発
明の網パネルユニットを適用した男子用屋外トイレの一
部を切欠いた斜視図、第2図は網パネルユニットの分解
斜視図、第3図は同側断面図、第4図〜第6図は本発明
の実施例を示す側断面図である。 尚、図面で、5は網パネルユニット、21,23は囲枠、27
は網体、31はシート状外装材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 浩介 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 西村 国男 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実公 昭57−12095(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】囲枠と、該囲枠で囲繞される空間に張設さ
    れた網体と、囲枠の一面を塞ぐように設けられたシート
    状外装材とから成る構造体を周壁の少なくとも一部に用
    い、前記網体の一部を機器の取付部としたことを特徴と
    する網パネルユニット。
JP63185139A 1988-07-25 1988-07-25 網パネルユニット Expired - Lifetime JP2612316B2 (ja)

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JP63185139A JP2612316B2 (ja) 1988-07-25 1988-07-25 網パネルユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0235151A JPH0235151A (ja) 1990-02-05
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ID=16165559

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712095U (ja) * 1980-06-20 1982-01-21

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JPH0235151A (ja) 1990-02-05

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