JP3328826B2 - 洗面ユニットの床構造 - Google Patents

洗面ユニットの床構造

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JP3328826B2 JP09178195A JP9178195A JP3328826B2 JP 3328826 B2 JP3328826 B2 JP 3328826B2 JP 09178195 A JP09178195 A JP 09178195A JP 9178195 A JP9178195 A JP 9178195A JP 3328826 B2 JP3328826 B2 JP 3328826B2
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順也 金子
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面ユニットの床構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、浴室と隣り合わせで
設置される洗面ユニットは、基礎構造体上に床パネルを
配設して構築されるが、床パネルの強度に問題があり、
また、床パネルの床下に配設される配管を支持する部材
がなく、配管の固定力にも問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、床パネルの設置状態の
強度を高め、かつ配管の固定力を高めることのできる洗
面ユニットの床構造を提供せんことを目的とし、その第
1の要旨は、基礎面上にそれぞれ立設された二列の基礎
構造体上に浴室と隣り合わせで設置される洗面ユニット
の床パネルは、前記二列の基礎構造体上に掛け渡し状に
並設された複数本の鋼製根太上に載置されるとともに、
前記各根太には、前記基礎面に下端が当接する支持束が
垂設され、該支持束に、前記床パネルの床下に配設され
給湯配管と給水配管をそれぞれU字ボルトを介して連
結固定したことである。また、第2の要旨は、前記支持
束は、その下端に高さ調節ボルトを備えていることであ
る。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、基礎構造体上には掛
け渡し状に複数本の鋼製根太が並設され、この鋼製根太
上に洗面ユニットの床面を構成する床パネルが載置され
るため、床パネルは鋼製根太によりその強度が高められ
ることとなり、しかも、各根太には垂設状に支持束が設
けられているため、この支持束により鋼製根太の撓み等
がなくなり、より強度が向上したものとなり、さらに、
支持束にUボルトにて床下の配管を固定することがで
き、床パネルの強度と配管の固定力を良好に向上させる
ことができる。また、前記第2の要旨において、支持束
には高さ調節ボルトが備えられているため、高さ調節ボ
ルトを調節して支持束を介し強固に鋼製根太を支持する
ことができ、鋼製根太の撓み等が確実に防がれて、強度
が向上したものとなる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一般住宅用の洗面ユニットの基礎構造を
示すものであり、基礎面B上に、基礎構造体1A,1B
が二列平行に間隔を置いてそれぞれ立設されており、こ
の各基礎構造体1A,1Bは、基礎2上に土台3が配設
されて形成されたものであり、この基礎構造体1A,1
B上の図示左側には浴室の床面を構成する浴室防水パン
4が設置されるものであり、この浴室防水パン4と隣り
合わせで、洗面ユニット11の床面を構成する床パネル
5が載置されるのである。
【0006】この床パネル5を載置する部位には、あら
かじめ前記基礎構造体1A,1B上に掛け渡し状に所定
間隔で複数の鋼製根太6,6,6が固定されるものであ
り、各鋼製根太6の両端側が前記基礎構造体1Aおよび
1Bの土台3上に金具等を介し固定される。この各鋼製
根太6のほぼ中央部には垂下状に支持束7が溶接等によ
り固定されており、各支持束7は鋼製パイプ材で形成さ
れており、支持束7の下端部には高さ調節可能に高さ調
節ボルト7aが螺合されたものとなっている。この各高
さ調節ボルト7aは現場で適宜調節してその下端部を前
記基礎面B上に当接させて設置することができ、高さ調
節ボルト7aを調節して前記鋼製根太6の撓みをなく
し、支持束7により強固に各鋼製根太6を基礎面B上に
支持することができ、各鋼製根太6は強固な固定状態を
得ることができる。
【0007】このようにそれぞれ支持束7を備えた鋼製
根太6を固定した後に、この複数の鋼製根太6,6,6
上に床パネル5を載置して床パネル5の載置状態の強度
を良好に確保することができる。このようにして基礎構
造体1A,1B上に浴室防水パン4と床パネル5を隣り
合わせで設置した後に、前記浴室防水パン4の四周には
浴室を構成するパネルが立設状に建付けられるものであ
り、浴室10の内部には図2に示すように浴槽12が設
置され、浴槽12の手前には防水パン4上に洗い場13
が形成されるものである。
【0008】また、あらかじめ前記浴室防水パン4およ
び床パネル5の床下には配管8,9が配設されるが、給
湯配管8と給水配管9は、それぞれU字ボルトを介し前
記各支持束7に連結させて固定することができ、従来の
ように配管8,9が中に浮いた状態ではなく、強固に支
持束7に配管8,9を固定させて配管を床下に配設する
ことができ、各配管8,9の先端は浴室10側で水栓1
4,15に接続されて、各水栓14,15に給水,給湯
されるものである。
【0009】前記浴室10と洗面ユニット11は浴室パ
ネル16と浴室ドア17により仕切られるものであり、
洗面ユニット11内には図2および図3で示すように、
上面に洗面器を備えた洗面台20が設置されるものであ
り、本例ではこの洗面台20の上方側にガラス窓を備え
た外壁窓21が形成されており、この外壁窓21の上方
にはアッパーキャビネット22が設置されている。ま
た、洗面台20の右側方にはサイドキャビネット25が
配設され、このサイドキャビネット25上にはトールキ
ャビネット24が立設されたものとなっており、このト
ールキャビネット24は前記外壁窓21に対し直角状に
配設されており、このトールキャビネット24により間
仕切りされた状態で、トールキャビネット24の図示右
側には洗濯機27を配設する空間が形成され、この空間
の前面には観音開き状に開閉可能に扉26が設けられて
いる。
【0010】また、前記外壁窓21の前面側には、前面
にミラーを備えたミラーキャビネット23が設けられて
おり、このミラーキャビネット23は、外壁窓21の前
面側に移動されて洗面台20の上方に位置する使用位置
から、前記トールキャビネット24の側面側に移動され
てトールキャビネット24の側面側に収納される収納位
置に亘り移動可能に配設されたものとなっており、洗面
台20で洗面とか化粧等を行う際には、このミラーキャ
ビネット23を外壁窓21の前面に移動させて良好にミ
ラーを使用することができ、使用しない時には、図示右
側へ横移動させてトールキャビネット24の側面側の洗
面台20の側方へ収納させておくことができ、この収納
状態では、外壁窓21が相当広い開口面積で露出するた
め、この外壁窓21から良好に洗面ユニット11内に光
を取り入れることができ、洗面ユニット11内を明るく
衛生的な状態とすることができる。
【0011】なお、ミラーキャビネット23は、洗面台
20の上方にレール等を配設し、このレール等を介し外
壁窓21の前面側で横移動可能に構成することができ
る。なお、図2中、Eは洗面ユニット11の入口であ
り、この入口Eから洗面ユニット11内に入室して洗面
ユニット11内を脱衣室として使用することができ、そ
の後に浴室ドア17を開けて浴室10内に入室すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、基礎面上にそれぞれ立設され
た二列の基礎構造体上に浴室と隣り合わせで設置される
洗面ユニットの床パネルは、前記二列の基礎構造体上に
掛け渡し状に並設された複数本の鋼製根太上に載置され
るとともに、前記各根太には、前記基礎面に下端が当接
する支持束が垂設され、該支持束に、前記床パネルの床
下に配設される給湯配管と給水配管をそれぞれU字ボル
トを介して連結固定したことにより、洗面ユニットの床
面を構成する床パネルは複数の鋼製根太上に載置されて
その強度が確保され、しかも、各鋼製根太には支持束が
垂設されているため、支持束により鋼製根太の撓み等が
無く、より強度が確保されたものとなり、この支持束に
床下に配設される配管を連結することにより、配管の固
定力をも向上させることができる効果を有する。また、
前記支持束は、その下端に高さ調節ボルトを備えている
ことにより、高さ調節ボルトを現場で適宜調節して、支
持束の支持力をより確実なものとして鋼製根太の強度を
確保することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】二列の基礎構造体上に浴室防水パンと洗面ユニ
ットの床パネルを設置する状態の斜視構成図である。
【図2】浴室と洗面ユニットの平面構成図である。
【図3】洗面ユニットの斜視構成図である。
【符号の説明】
B 基礎面 1A,1B 基礎構造体 4 浴室防水パン 5 床パネル 6 鋼製根太 7 支持束 7a 高さ調節ボルト 8,9 配管 10 浴室 11 洗面ユニット 12 浴槽 20 洗面台 21 外壁窓 23 ミラーキャビネット 24 トールキャビネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12 301 E04B 1/58 510 F16L 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎面上にそれぞれ立設された二列の基
    礎構造体上に浴室と隣り合わせで設置される洗面ユニッ
    トの床パネルは、前記二列の基礎構造体上に掛け渡し状
    に並設された複数本の鋼製根太上に載置されるととも
    に、前記各根太には、前記基礎面に下端が当接する支持
    束が垂設され、該支持束に、前記床パネルの床下に配設
    される給湯配管と給水配管をそれぞれU字ボルトを介し
    て連結固定したことを特徴とする洗面ユニットの床構
    造。
  2. 【請求項2】 前記支持束は、その下端に高さ調節ボル
    トを備えている請求項1に記載の洗面ユニットの床構
    造。
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