JPH0644965Y2 - 配管ユニットの壁パネル振れ止め構造 - Google Patents

配管ユニットの壁パネル振れ止め構造

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JPH0644965Y2
JPH0644965Y2 JP7402788U JP7402788U JPH0644965Y2 JP H0644965 Y2 JPH0644965 Y2 JP H0644965Y2 JP 7402788 U JP7402788 U JP 7402788U JP 7402788 U JP7402788 U JP 7402788U JP H0644965 Y2 JPH0644965 Y2 JP H0644965Y2
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JP
Japan
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wall panel
piping unit
frame
wall
piping
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JP7402788U
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JPH01177309U (ja
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美津秋 境田
和弘 金山
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東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配管ユニットの壁パネル振れ止め構造に関する
ものである。
(従来の技術) 配管類を立方枠状に構成したフレーム内に収納保持せし
め、フレームを壁パネルで覆うようにした配管ユニット
を特願昭62−295462号(特開平1−137025号公報)で本
出願人は先に提案した。
この技術は配管ユニットの前後に大便器、小便器を配設
して共用化し、配管ユニットは壁パネルで覆い、配管ユ
ニット上に大便器、小便器夫々のトイレブースを画成す
る仕切壁パネルを立設したもので、配管ユニットのケー
シングも仕切壁機能を行う。
(考案が解決しようとする課題) ところで配管ユニットのフレームを天井迄延出した壁パ
ネルで覆うようにした場合、配管ユニットのフレームは
高さが配管類を組着、収納するに必要な寸法に設定さ
れ、壁パネルの中間部乃至下部はフレームで保持される
も上部はその儘天井迄延出され、フレームで保持されな
いことから上部がパネルの厚さ方向に振れる虞れがあ
る。配管ユニットが建築躯体の壁面に沿って設けられる
ものであれば壁面からステイ等を突設させて支持するこ
とができるが、既述の如き共用の場合には配管ユニット
の前後に天井迄平行に離間して壁パネルが並設延出さ
れ、パネルの支持が困難となる。
本考案は以上の如き問題点を解決すべくなされたもの
で、その目的とする処は配管ユニットの前後の一方、或
いは前後に壁パネルを配設し、壁パネルを天井迄延出す
るにさいし、壁パネルの上部迄強固、確実に支持し、壁
パネル上部の振れを防止するようにしたことにある。
(課題を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、配管類を取付保
持し、収納した立方枠状のフレームの外面に壁パネルを
臨ませ、該壁パネルを該フレームに支持するようにした
配管ユニットにおいて、前記壁パネルを前記フレームの
上方に延出し、該フレーム上には支持ステイを起設し、
該支持ステイで前記壁パネル上部裏面を支持するように
したことである。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、壁パネルの上部は床上に固定された
フレームから起設されるステイに支持されることとな
り、壁パネル上部の振れは防止される。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。
第3図は建築躯体内に設けられたプレファブルーム式の
トイレルームの一部を示す説明的平面図で、トイレルー
ムTRは壁パネル1や仕切パネル2…で囲まれ、且つ区画
され、洗面ブース3…、小便器ブース4、手洗所5を備
える大便器ブース6,6が設けられ、大便器ブース6,6は仕
切パネル7、ドア8等で区画されている。
以上の大便器ブース6と小便器ブース4間は壁パネルで
区画され、壁パネル間に配管ユニットが配設される。
第1図は配管ユニット10の縦断側面図で、外側のフレー
ム11とこれに取付支持され、収納された配管からなる。
フレーム11は立方枠状をなし、前後の左右に延びる下枠
11a,11b及び上枠11c,11d、前後の両側枠11e,11f…、上
下の両側枠11g,11h…、前後の両側枠間に横架されたク
ロスメンバ11i,11j,11k,11l,11m等からなる。フレーム1
1は下枠11a,11bを床F上にアンカボルト12…で取着固定
し、フレーム11内に給水管13、脱臭用排気管14、排水管
15を取付支持し収納する。
以上の配管ユニット10のフレーム11の前後には床Fから
天井に達する高さの壁パネル16,17を該ユニットの前後
面を覆う如く配設する。
壁パネル16,17はケイ産カルシウム板等の基板16a,17a表
面に例えば外装材としてタイル16b,17b…を貼着してな
り、基板16a,17aの裏面には縦16c,17c、横16d,17d…の
メンバからなるフレーム16e,17eが設けられて補強さ
れ、壁パネル16,17は配管ユニット10のフレーム前後に
クロスメンバ11i,11j,11k,11l,11m等で中間部乃至下部
を取付支持されている。以上の壁パネル16,17はトイレ
ルームTRの天井Rに達する長さに上部が延出され、吊天
井R1,R2下面よりもタイル16b,17bが上方に位置して天井
R1,R2周端との間を廻し縁18で覆い、縦メンバ16c,17cの
上部16f,17fは更に上方に延出されている。
一方の壁パネル16の正面には大便器19を配設し、大便器
19の下部排出部をジョイントパイプ20を介して排水管15
に接続し、メンバ11kはパイプ20と大便器下部排出部の
取付ベースをなす。大便器19の最上部排気部をジョイン
トパイプ21を介して排気管14に接続し、又この下の給水
部をジョイントパイプ22を介して給水管13とジョイント
パイプ23により接続されたフラッシュバルブ24に接続
し、メンバ11jはジョイントパイプ21,22の取付ベースと
し、又メンバ11jは壁パネル16の表面に突出するフラッ
シュバルブ押圧操作ノブ25の取付ベースとした。
他方の壁パネル17の正面側には小便器26を配設し、これ
の下部の排出部をジョイントパイプ27を介して既述の排
水管15に接続し、メンバ11mは取付ベースとして機能さ
せ、小便器26の上部排臭部をジョイントパイプ28を介し
て排気管14は接続し、又上部給水部をジョイントパイプ
29により給水用フラッシュバルブ30に接続し、フラッシ
ュバルブ30はジョイントパイプ31で給水管13に接続さ
れ、メンバ11lは取付ベースを兼ね、実施例ではフラッ
シュバルブ30は光電センサ式とし、壁パネル17に設けた
検知部32で使用を検出し、使用後に自動給水するように
したものである。
以上のように実施例は一つの配管ユニット10で大便器1
9、小便器26の配管を共用するようにし、壁パネル16,17
で配管ユニット10を覆い、且つブース4,6を区画した。
以上において、壁パネル16は配管ユニット10のフレーム
11上方に延出され、天井R上方迄達する高さとなる。そ
こで配管ユニット10のフレーム11上にステイ33を起設す
る。ステイ33はフレーム11の例えば左右の上側枠11k上
にL型のブラケット34を固設し、これに断面チャンネル
状、或いは角パイプ状のステイ33下端を固着して起設し
たもので、ステイ33の上部裏面側に開口33aを形成し、
ここからナット40,40をステイ33の上部正面側背面に溶
着し、ステイ33と壁パネル16のフレーム縦メンバの上部
16fの裏面側16gとの間に角パイプ状のスペーサ35を介装
し、メンバ上部16fの正面側16hに開けた挿入開口16iか
ら長ビス36,36を取付孔16j,16j、スペーサ35の孔35a,35
a、ステイ33の孔33b,33bに通してナット40,40に螺合
し、壁パネル上部を配管ユニット10側のステイ33に結着
する。これにより壁パネル16上部は配管ユニット10に取
付支持されることとなる。他のパネル17も必要に応じて
鎖線Aで示す如くステイに取付支持する。
以上実施例では共用配管ユニットの前後に壁パネルを配
設したが、一側に壁パネルを配設した専用配管ユニット
にも実施することを妨げない。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、配管ユニットのフ
レーム上にステイを起設し、フレーム前面に設けた壁パ
ネルを天井迄延出したとしても該パネル上部をステイに
取付支持するので、壁パネルはフレーム側に取付支持さ
れることとなり、壁パネル上部の取付支持が強固、確実
になし得、壁パネル上部の振れを防止することができ、
特に共用配管ユニットの如くこれの前後に壁パネルを並
設する場合においては壁パネルの取付支持が従来では行
えず、本考案の如くすることにより共用配管ユニットを
利用してブースを夫々化粧した外装パネルで画成し、外
装パネル夫々の取付支持が強固、確実になし得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図はトイレル
ームの説明的平面図である。 尚、図面中、10は配管ユニット、11はフレーム、13,14,
15は配管、16,17は壁パネル、19,26は便器、33はステ
イ、16fは壁パネルの延出部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管類を取付保持し、収納した立方枠状の
    フレームの外面に壁パネルを臨ませ、該壁パネルを該フ
    レームに支持するようにした配管ユニットにおいて、前
    記壁パネルを前記フレームの上方に延出し、該フレーム
    上には支持ステイを起設し、該支持ステイで前記壁パネ
    ル上部裏面を支持するようにしたことを特徴とする配管
    ユニットの壁パネル振れ止め構造。
  2. 【請求項2】前記配管ユニットのフレームの前後に壁パ
    ネルを配設し、該パネルは平行に上方迄延出され、対向
    して離間並設された壁パネルの各正面側に配管ユニット
    内の配管類と接続される大便器、小便器を夫々配設して
    夫々のトイレブースを画成するようにした請求項1の配
    管ユニットの壁パネル振れ止め構造。
JP7402788U 1988-06-03 1988-06-03 配管ユニットの壁パネル振れ止め構造 Expired - Lifetime JPH0644965Y2 (ja)

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JP7402788U JPH0644965Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 配管ユニットの壁パネル振れ止め構造

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Publication Number Publication Date
JPH01177309U JPH01177309U (ja) 1989-12-19
JPH0644965Y2 true JPH0644965Y2 (ja) 1994-11-16

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JP7402788U Expired - Lifetime JPH0644965Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 配管ユニットの壁パネル振れ止め構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11419887B2 (en) 2010-04-07 2022-08-23 California Institute Of Technology Vehicle for delivering a compound to a mucous membrane and related compositions, methods and systems

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11419887B2 (en) 2010-04-07 2022-08-23 California Institute Of Technology Vehicle for delivering a compound to a mucous membrane and related compositions, methods and systems

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JPH01177309U (ja) 1989-12-19

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