JPS6310046Y2 - - Google Patents

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JPS6310046Y2
JPS6310046Y2 JP19579481U JP19579481U JPS6310046Y2 JP S6310046 Y2 JPS6310046 Y2 JP S6310046Y2 JP 19579481 U JP19579481 U JP 19579481U JP 19579481 U JP19579481 U JP 19579481U JP S6310046 Y2 JPS6310046 Y2 JP S6310046Y2
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JP
Japan
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hollow
support
hollow part
wiring
drainage
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JP19579481U
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JPS58101915U (ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡易倉庫、車庫、待合所等の簡易建築
物に関するものである。
かかる建築物ではなるべく簡素で部品点数が少
ないこと、及び外側に顕出する部材をなるべく少
なくすることが施工の合理化の面やデザイン面の
みならず耐久性を増すという点からも要求され
る。
一方、従来上記建築物内に照明器具等の電気器
具を取付ける場合には壁や天井内が空間となつて
いないことが多いので配線を収納するダクトが外
部にむき出しの形で取付いてしまう。
また、屋根の雨水を処理するために樋を設ける
ことも必要であるが、この樋の存在が邪魔になる
ことが多い。
本考案の目的は上記不都合を解消し、特別な配
線用ダクトを必要とせず、縦樋やこれに代る導水
用のくさり等も不要となり、部品点数が少なく施
工が容易であるとともに、デザイン面でも美観が
得られる簡易建築物を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、中空支柱
と中空梁とを中空継手金物を介して連結する簡易
建築物において、仕切板により内部を排水用中空
部と配線用中空部とに区画された中空支柱の前記
配線用中空部を、仕切壁で区画された中空継手金
物の一方の中空部を介して配線通路が形成される
よう中空梁に連結し、また、仕切壁で区画された
中空継手金物の他方の中空部を中空支柱の排水用
中空部に連結して排水通路を形成し、さらに、中
空継手金物の壁面には該中空継手金物の前記他方
の中空部に連通する雨樋連結用の透孔を設けるこ
とにより達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の簡易建築物の実施例を示す斜
視図、第2図は本考案で使用する支柱の斜視図
で、支柱1はアルミニウム合金の押出形材で製造
し、中央を仕切板1aで仕切つて各々独立した配
線用の中空部1bと排水用の中空部1cとを設け
た。
各中空部1b,1cの外側コーナーにビスポケ
ツト1dを形成し、また支柱1の側面中央に袋溝
1eを縦設する。
この袋溝1eは後述のスクリーン8や標識、安
全棚、電話ボツクス等を支柱1に直接取付けるブ
ラケツト9を嵌合装着するためのものであり、数
は図示の2個に限定されるものではない。
第1図は上記支柱1を用いて構築したバス等の
待合所の斜視図で、図中2はプレキヤストコンク
リートブロツク2a,2bを適宜な形に敷設しか
つ相互に接合した基礎で、支柱1を上記プレキヤ
ストコンクリートブロツク2aに予め設けた立設
孔に挿入して立設した後にモルタルを充填して固
定し、また、ブロツク2a,2bで形成される基
礎2内の中応空間部には床となるコンクリート板
3を敷設する。
支柱1に継手金物4を介して梁5及びつなぎ梁
6とを接合し、つなぎ梁6に延長した突出片で屋
根板7,7′を支承し、また支柱2の相互間にス
クリーン8を取付ける。
第3図は上記つなぎ梁6の一例を示す縦断側面
図で、アルミニウム合金の押出形材で製造した中
空部材からなり、下面に上記支柱1の袋溝1eと
同様な袋溝6aを形成し、また一側面下部に開口
6bを設け、該開口6bの上端に長手方向に沿う
突条を形成し、この突条に開閉蓋6cの上端に形
成した溝を嵌合して該開閉蓋6cを開口6bに嵌
着し、さらに開口6bの上部からひさし状の突出
片6dを延設する。
さらに、上記つなぎ梁6の他側面上部は内側に
へこませて凹部6eを形成し、ここに横樋10を
収納してビス止め等で取付けるようにした。
また、上記つなぎ梁6は第4図に示すように横
樋10の収納用凹部6eを設けずに曲面状部とし
たものでもよく、この場合は横樋10は図示のご
とくつなぎ梁6の上記曲面状部の下方の側面に取
付ける。
一方、梁5は図示しないが上記支柱1と同一の
断面形状のものを使用する。
第5図は支柱1と梁5、つなぎ梁6とを接合す
る継手金物4の正面図、第6図は同上側面図、第
7図は同上底面図、第8図は縦断正面図で、継手
金物4は支柱1、梁5、つなぎ梁6と同じくアル
ミ鋳物で製造し、上部の一方の各部を曲面に形成
した略直方体の本体4aの一側面から梁5の端部
に挿入する二連の突出部4b,4b′を、底面から
支柱1の上端に挿入する二連の突出部4c,4
c′をそれぞれ設け、また上記側面と直交する幅広
の側面の一方につなぎ梁6の端部に挿入する突出
部4dを設けたものである。
これら突出部4b,4b′,4c,4c′,4dは
それぞれ挿入すべき支柱1、梁5、つなぎ梁6の
内部中空形状とほぼ同一の外部形状を有する中空
のもので、第8図に示すように、突出部4bは突
出部4cと、また突出部4b′は突出部4c′とそれ
ぞれ本体4a内で仕切られ相互に独立した湾曲す
る二連の中空部4e,4e′を介して連通する。
また、本体4aの上記突出部4dの周囲に中空
部4e′に臨む穴4fを開け、突出部4d内の本体
4aの壁にも穴4gを設けて該突出部4dを中空
部4eと連通させる。
このような継手金物4を用いて支柱1と梁5、
及びつなぎ梁6を第9図及び第10図に示すよう
にネジ止めにより接合すれば、継手金物4の突出
部4c,4c′が支柱1の配線用中空部1b、排水
用中空部1c内に挿入し、また同じく継手金物4
の突出部4b,4b′が梁5の図示しない二連の中
空部に挿入することにより継手金物4の中空部4
e,4e′を介して支柱1と梁5の二連中空部はそ
れぞれ独立した状態で連通する。
さらに、つなぎ梁6の端部には上記継手金物4
の突出部4dが挿入されるので、つなぎ梁6内は
継手金物4の穴4g及び第8図の中空部4eを介
して支柱1の配線用中空部1b及び梁5の一方の
中空部と連通する。
一方、つなぎ梁6に設けた横樋10の端面は継
手金物4の穴4fに衝合し、該横樋10は上記穴
4f及び継手金物4の中空部4e′を介して支柱1
の排水用中空部1cと連通する。
屋根板7又は7′の端部はつなぎ梁6の突出片
6d上で支承し、その端部のアルミニウム押出形
材からなるフレーム7aはパツキング11を介し
て該つなぎ梁6の側面に当接させる。
さらに、第11図に示すように屋根板7,7′
の相互突合せ端部はフレーム7b内に嵌着したパ
ツキング11相互を衝合させ、該フレーム7bの
下部に設けた横L字形突片7c同士を突き合せて
袋溝7dを形成し、この袋溝7d内に角板ナツト
12を挿入して照明器具13を屋根板7,7′の
裏面に取付ける。
一方、第12図に示すすようにスクリーン8は
支柱1の袋溝1e内に嵌着したブラケツト9を用
いて支柱1の相互間にタツピングネジ等を用いた
ビス止めにより固定する。
次に上述した本考案の簡易建築物の支柱の作用
について述べる。
まず、配線の点については、電線や電話線は支
柱1の下部に設けた開口を介して地下ケーブルか
ら該支柱1の配線用中空部1bを通して梁5の一
方の中空部又はつなぎ梁6へと延設し、ここから
直接又は他の支柱1の中空部1bを介して上記照
明器具13や行先表示板等の電気器具又は公衆電
話機等へ接続する。
なお、つなぎ梁6の開口6bに設けた開閉蓋6
cは、上記配線の設置及び点検補修等を行なう際
に使用するものである。
一方、雨水の処理については、屋根板7,7′
に降る雨水は屋根板7,7′の上面を流れて横樋
10に流入し、さらに横樋10の端部から穴4
f、継手金物4の中空部4e′を介して支柱1の排
水用中空部1cへ流れ込み、この中空部1cが縦
樋の役割をなして支柱1の下端から例えば基礎2
の側面に設けた穴を経て下水へと排出される。
この場合、支柱1の配線用中空部1bと排水用
中空部1cとは仕切板1aにより完全に区画され
て独立したものであるので、支障は生じない。
また、上記仕切板1aの存在により支柱1自体
の強度も増加する。
以上述べたように本考案の簡易建築物は、継手
金物を介して中空梁と中空支柱とを連結する場合
に、支柱内部を排水用中空部と配線用中空部とに
区画したので、配線用のダクト及び縦樋やこれに
代る導水用くさり等が不要となり、部品定数が減
少して施工が合理化できるとともに、デザイン面
でもすつきりしたものとなり美観が得られるもの
である。
なお、本考案は上記実施例に限らず簡易倉庫、
車庫、シエルター、その他種々の簡易建築物に適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の簡易建物の実施例を示すバス
等の待合所の斜視図、第2図は本考案で使用する
支柱の斜視図、第3図は上記待合所で使用するつ
なぎ梁の縦断側面図、第4図はつなぎ梁の他例を
示す縦断側面図、第5図は継手金物の正面図、第
6図は同上側面図、第7図は同上底面図、第8図
は同上縦断正面図、第9図は支柱と梁及びつなぎ
梁との接合状態の一例を示す縦断正面図、第10
図は同上他例を示す縦断側面図、第11図は屋根
仮相互の接合を示す斜視図、第12図はスクリー
ンの取付状態を示す斜視図である。 1…支柱、1a…仕切板、1b…配線用中空
部、1c…排水用中空部、1d…ビスポケツト、
1e…袋溝、2…基礎、2a,2b…プレキヤス
トコンクリートブロツク、3…コンクリート板、
4…継手金物、4a…本体、4e,4e′…中空
部、4b,4b′,4c,4c′,4d…突出部、4
f,4g…穴、5…梁、6…つなぎ梁、6a…袋
溝、6b…開口、6c…開閉蓋、6d…突出片、
6e…凹部、7,7′…屋根板、7a,7b…フ
レーム、7c…突片、7d…袋溝、8…スクリー
ン、9…ブラケツト、10…横樋、11…パツキ
ング、12…角板ナツト、13…照明器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空支柱と中空梁とを中空継手金物を介して連
    結する簡易建築物において、仕切板により内部を
    排水用中空部と配線用中空部とに区画された中空
    支柱の前記配線用中空部を、仕切壁で区画された
    中空継手金物の一方の中空部を介して配線通路が
    形成されるように中空梁に連結し、また、仕切壁
    で区画された中空継手金物の他方の中空部を中空
    支柱の排水用中空部に連結して排水通路を形成
    し、さらに、中空継手金物の壁面には該中空継手
    金物の前記他方の中空部に連通する雨樋連結用の
    透孔を設けたことを特徴とする簡易建築物。
JP19579481U 1981-12-29 1981-12-29 簡易建築物 Granted JPS58101915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19579481U JPS58101915U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 簡易建築物

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JP19579481U JPS58101915U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 簡易建築物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101915U JPS58101915U (ja) 1983-07-11
JPS6310046Y2 true JPS6310046Y2 (ja) 1988-03-24

Family

ID=30109055

Family Applications (1)

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JP19579481U Granted JPS58101915U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 簡易建築物

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743303Y2 (ja) * 1987-12-28 1995-10-09 新日軽株式会社 杆状構築物
JP2565621B2 (ja) * 1992-06-23 1996-12-18 ミサワホーム株式会社 アルミニウム製の柱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58101915U (ja) 1983-07-11

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