JPH0840602A - 高積み紙揃え装置 - Google Patents

高積み紙揃え装置

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JPH0840602A
JPH0840602A JP19788694A JP19788694A JPH0840602A JP H0840602 A JPH0840602 A JP H0840602A JP 19788694 A JP19788694 A JP 19788694A JP 19788694 A JP19788694 A JP 19788694A JP H0840602 A JPH0840602 A JP H0840602A
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Kanehiro Watanabe
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SHIBAHASHI KK
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BUNSHIYOUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積上装置側のテーブルに積上げられた用紙の
2辺に振動を与えて紙揃え作業が簡単迅速にできるよう
にする。 【構成】 積上装置B全体を、後方側で、且つ左側面側
へ下り傾斜させる装置と、テーブル2上に積上げられた
用紙Pの四側面に当接する天地方向バイブレーター69
を付設した天地方向ガイド定規部材65、左横側バイブ
レーター82を付設した左横ガイド定規板80を備えた
左横ガイド定規部材77、昇降、前後動自在な前方ガイ
ド定規板99を備えた前方ガイド定規部材88、昇降、
左右動自在な右横ガイド定規板114を備えた右横ガイ
ド定規部材103とを装置し、積上装置Bのテーブル2
上に積上げられた用紙Pの後端部を押圧すると共に、空
気の吹出し口74を備えた用紙押え兼空気吹出し板72
を天地方向ガイド定規板67の後方部において昇降、前
後退自在に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動印刷機を用いて紙
に印刷を行う場合の前工程として、多数枚の紙の2辺を
揃えた状態で高積みすることのできる高積み紙揃え装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動印刷機を用いて紙に印刷を行う場
合、印刷を同一条件で行うためには、各印刷用紙の角を
揃えてセットする必要があり、また大きさの異なる紙を
同一寸法に裁断するには、各紙の少なくとも2辺を揃え
る必要がある。
【0003】従来、前記目的のために用紙の2辺を揃え
て高積みすることのできる高積み紙揃え装置として、特
公昭62−61492号公報に開示されたものが知られ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公昭62−61492号公報に開示された高積み紙揃え
装置は、底板2の底面側に機枠体1の傾動手段が設けて
あるため、その分底板2が機枠体1の高い位置に配設さ
れることとなり、その結果底板2上に載置されたパレッ
ト上に高積みされる用紙がその分少なくなるという問題
点があった。また、機枠体1側には底板2に載置したパ
レット上に積み重ねた用紙が所定の高さに達するとオン
するスイッチ25と、このスイッチ25のオンに従って
底板2を所定巾分だけ降下作動せしめるテーブル昇降駆
動手段が設けてあるため、積み重ねられた用紙が予め設
定された厚さ(所定高さ)に達するまで降下せず、用紙
の積み重ねに当たっては適宜スイッチ25が用紙に接触
できるよう加減して積み重ねなければならず、不便であ
るという問題点があった。本発明は前記問題点を解決す
ることを目的とする高積み紙揃え装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テーブルを載
置したフォークを上下動自在に取付けた積上装置全体
を、後方側で、且つ左側面側へ下り傾斜させる装置を、
供給装置の前面部と積上装置の後面部とに亘って設け、
供給装置より移送されて積上装置のテーブル上に積上げ
られた用紙の四側端面に当接する、後当て板と天地方向
バイブレーターを付設した天地方向ガイド定規板を備え
た天地方向ガイド定規部材、左横側バイブレーターを付
設した左横ガイド定規板を備えた左横ガイド定規部材、
昇降および前後動自在な前方ガイド定規板を備えた前方
ガイド定規部材、および昇降および左右動自在な右横ガ
イド定規板を備えた右横ガイド定規部材とが積上装置側
に装置され、前記積上装置のテーブル上に積上げられた
用紙の後端部を押圧すると共に、空気を吹出す吹出し口
を備えた用紙押え兼空気吹出し板を前記天地方向ガイド
定規板の後方部において昇降、前後退自在に設置し、更
に積上装置のテーブル上に積上げられた用紙の高さを検
知して該高さ分だけフォークを降下させる赤外線センサ
ーを取付けるという手段を採用することにより、上記問
題点を解決した。
【0006】
【作用】上記構成より成る本発明によれば、積上装置の
テーブル上に積上げられた用紙は、後方側で、且つ左側
面側に強制的に傾斜すると共に、該用紙の四側端面は後
当て板、天地方向バイブレーターを備えた天地方向ガイ
ド定規板、左横側バイブレーターを備えた左横ガイド定
規板、前方ガイド定規板および右横ガイド定規板に当接
する。
【0007】天地方向バイブレーターおよび左横側バイ
ブレーターを作動させて用紙の後側面および左側面の2
辺に振動を与え、用紙の後側面および左側面の2辺が揃
うことにより、他の2辺も揃う。次に積上装置へ用紙が
移送されるとき、既に積上装置のテーブル上に積上げら
れた用紙の後端面上を用紙押え兼空気吹出し板で前回積
上げられた用紙のずれを防止すると共に、空気を空気吹
出し口より前記用紙上に送気してエアカーテンを作り、
前記既に積上げられた用紙と新しく積上げられる用紙と
のすべりを良くし、更に用紙の揃いを一層良くする。用
紙が供給装置側から移送されて積上装置のテーブル上に
積上げられるたびごとに、その各積上げ高さを赤外線セ
ンサーが検知して、各積上げ高さ分だけ積上装置側のフ
ォークが降下する。
【0008】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて詳細に
説明すると、本発明装置は用紙Pの供給装置Aと、用紙
を積上げる積上装置Bとにより構成されており、前記供
給装置Aは床面G上に載置固定されると共に、積上装置
Bは用紙Pの移動方向である供給装置Aの前面部に傾動
自在に支持されている。
【0009】供給装置Aの後面部にはフォーク1が上下
動自在に配設固定され、該フォーク1上に載置されたテ
ーブル2上に紙揃え工程にはいる前の用紙Pが積重ねら
れて載置されている。前記供給装置Aおよび積上装置B
の左側端部において、供給装置Aから用紙Pを咬えて積
上装置B方向へ移動させる咬え装置3を案内するガイド
レール4が、供給装置Aから積上装置Bのほぼ全長に亘
って、該供給装置Aと積上装置Bの左方向側に間隔を有
して配置された機枠5の上方部に横設固定されている。
【0010】前記咬え装置3は供給装置Aのフレーム6
の上面板7より稍上方に配設され、多数枚重合された用
紙Pの先端部分を咬えられるような構成を有するもので
あればよく、その構成は特に限定しないが好ましくは、
図1〜3に示すように水平な底板8の前端縁に直角に起
立板9を立設したL字状の鋼板より成る挟持板10の前
記起立板9が、前記ガイドレール4に基端部を前後動自
在なるように係合した保持バー11に連結固定され、且
つ該保持バー11に複数個固定されたエアシリンダー1
2の下端に押え板13を固定して形成することが推奨さ
れる。エアシリンダー12を作動して押え板13を降下
させて、底板8と押え板13により多数枚重合された用
紙Pの先端部分を咬えて積上装置B上へ前記ガイドレー
ル4を介して移送する。そして、前記積上装置B上の所
定位置まで移送させた時点で、押え板13を上昇させて
前記用紙Pの咬え状態を解除して、用紙Pを積上装置B
上に積上げるのである。前記保持バー11の駆動は図示
していないモーターにより行い、その前進、後退、停止
の作動は予め設定されたコンピュータ制御によりこれを
行う。
【0011】供給装置Aのフレーム6の上面板7の前端
縁部には、積上装置B上の後端部上まで達する用紙Pの
案内板14が延設されており、且つ該案内板14の前方
部は用紙Pの移送方向へ下り傾斜すると共に、ガイドレ
ール4側へ下り傾斜した斜面部15に形成されている。
【0012】供給装置Aが床面G上に固定されているの
に対し、積上装置Bは供給装置Aの前面部において前後
および左右方向に傾動自在なるよう連結されている。
【0013】供給装置Aと積上装置Bの左側端部の中間
部位置は、積上装置Bの前後方向および左右方向への傾
動時の支点となる前後左右に回動自在な軸支部16によ
って連結されている。すなわち、前記軸支部16は供給
装置Aのフレーム6の前部側板17の左側端部と、積上
装置Bのフレーム18の後部側板19の左側端部とを連
結するように配設固定されている。前記軸支部16は特
に限定する必要はないが好ましくは図9〜10に示すよ
うに、供給装置Aのフレーム6の前部側板17に突設さ
れた取付座20の上面に、上端に鋼球21を突設した軸
部22を固定すると共に、積上装置Bのフレーム18の
後部側板19に突設された取付座23の下面に前記鋼球
21を受容する半球状凹部24を備えた受金具25を固
定して形成することが推奨される。
【0014】また、供給装置Aと積上装置Bの左側端部
寄りの下方部位置において、積上装置Bを供給装置Aに
対して前後方向に傾動させる前後傾斜油圧装置26が装
置されている。すなわち、前記前後傾斜油圧装置26
は、供給装置Aのフレーム6の前部側板17の凹部17
aに、油圧シリンダー27の基部に突設された鋼球28
を受容する半球状凹部29を備えた受金具30を取付座
31を介して固定すると共に、積上装置Bのフレーム1
8の後部側板19の凹部19aに、ピストンロッド32
の先端に突設された鋼球33を受容する半球状凹部34
を備えた受金具35を取付座36を介して固定して形成
されている。
【0015】供給装置Aと積上装置Bの右側端部の略中
間位置である前記軸支部16の対称位置に、積上装置B
を左右方向に傾動する左右傾斜油圧装置37の上方部が
位置するよう装置されている。そして、前記左右傾斜油
圧装置37は次のように構成されている。
【0016】すなわち、供給装置Aのフレーム6の前部
側板17の右側端部に断面逆L字状のアングル板38を
固定すると共に、該アングル板38の上方部内方にボー
ルベアリング39を回転自在に軸支し、更に積上装置B
のフレーム18の後部側板19の右側端部に前記ボール
ベアリング39を案内する断面凹状のガイドレール板4
0を固定し、且つ該ガイドレール板40の上方端部より
内方へ向けて保持板41を突設する。更に、供給装置A
のフレーム6の底板42上に、油圧シリンダー43の下
端部に垂設された鋼球44を受容する半球状凹部45を
備えた受金具46を取付座47を介して固定すると共
に、前記保持板41の下面に前記油圧シリンダー43の
ピストンロッド48の上端に突設された鋼球49を受容
する半球状凹部50を備えた受金具51を取付座52を
介して固定して左右傾斜油圧装置37が形成されてい
る。
【0017】前記前後傾斜油圧装置26を作動させた
後、左右傾斜油圧装置37を作動させると、積上装置B
全体は後方左側面側へ下り傾斜し、後述する用紙Pを積
上げるテーブル54も後方左側面側へ下り傾斜する。
【0018】すなわち、前後傾斜油圧装置26を作動さ
せピストンロッド32を前進させると、前記前後傾斜油
圧装置26は供給装置Aおよび積上装置Bの下方側に配
設されているため、軸支部16および2つの鋼球44,
49によって回動自在に受金具46,51に支持されて
いる左右傾斜油圧装置37の上方部をそれぞれ支点とし
て積上装置Bの下方部が前方へ押圧されて移動すると共
に、積上装置Bの上方部が後方側へ移動し、該積上装置
Bは全体として後方側へ傾斜する。
【0019】この状態において、左右傾斜油圧装置37
を作動させピストンロッド48を上昇させると、前記左
右傾斜油圧装置37は供給装置Aおよび積上装置Bの右
側端部下面に配設されているため、軸支部16を支点と
して積上装置Bの右側端部が、前記ボールベアリング3
9がガイドレール板40を摺動して上昇することによ
り、積上装置Bは全体として後方側で、且つ左側面側へ
下り傾斜する。なお、前後傾斜油圧装置26の両端はそ
れぞれ鋼球21,28によって回動自在に受金具25,
30に支持されているため、前記積上装置Bの右側端部
の上昇作動に障害はない。
【0020】一方、積上装置Bの前面部にはフォーク5
3が2本夫々上下動自在なるようにフレーム18より突
出して形成されていると共に、該フォーク53上には供
給装置Aから送られてきた用紙Pを積上げるテーブル5
4が載置されている。前記フォーク53の昇降作動の機
構は特に限定しないが、好ましくは、図13に示すよう
な構成にすることが推奨される。すなわち、フォーク5
3の基部が積上装置Bのフレーム18内においてブラケ
ット55に連結固定され、且つ該ブラケット55は鉛直
方向に立設されたスライドレール56を挟持してスライ
ドするよう軸支された複数個のコロ57をガイドとし
て、ブラケット55の後側端部に固定された吊下げチェ
ーン58を介して上下動できるよう構成されている。
【0021】前記吊下げチェーン58はテンションチェ
ーンホイール59、フォーク上下用モーター60に連結
され、更にフォーク上下用モーター60からトルクリミ
ッターカップリング61、減速機62、カウンターチェ
ーンホイール63を経て巻回されており、前記フォーク
上下用モーター60の正回転により吊下げチェーン58
は上方へ引き上げられてフォーク53は上昇し、フォー
ク上下用モーター60の逆回転により吊下げチェーン5
8は下方へ降下してフォーク53は降下する。
【0022】積上装置Bのフレーム18の前部側板64
にはテーブル54上に積上げられた用紙Pの天地方向ガ
イド定規部材65が固定されている。
【0023】前記天地方向ガイド定規部材65は積上装
置Bのフレーム18の前部側板64の内側面に、その下
端より上端に達するまで用紙Pの後側端面に当接する後
当て板66が適宜間隔を有して複数本鉛直方向に立設さ
れ、且つ前記フレーム18の前部側板64上端には、供
給装置A側から移送された用紙Pを積上装置Bのフォー
ク53上に載置されたテーブル54上に積上げた際、用
紙Pの後側端面に当接して振動を与えて揃えるための天
地方向ガイド定規板67が、振動吸収ゴム板68を介し
て立設され、且つ該天地方向ガイド定規板67はこれに
接して設けられた天地方向バイブレーター69によって
振動を付与されるようにして形成されている。
【0024】また、前記天地方向ガイド定規板67の両
側部に凹欠部70を設け、前記積上装置Bのフレーム1
8の上面板71上に上下方向および前後方向に移動自在
に突設された用紙押え兼空気吹き出し板72を、それぞ
れ前記凹欠部70より前方へ突出して降下、上昇、ある
いは後方へ後退して降下、上昇することができるように
形成されている。
【0025】前記用紙押え兼空気吹き出し板72は、図
示していないエアシリンダー等により昇降および前後動
ができると共に、図示していないエアブロー装置に連結
されて前記上面板71上に突設された送気通路を備えた
中空の支柱73上に水平に固定され、且つ前端縁に前記
支柱73の送気通路と連通して、エアブロー装置からの
空気を吹出す吹出し口74を設けて形成されている。
【0026】また、前記積上装置Bのフレーム18の上
面板71の右側前方部には、テーブル54上に用紙Pが
積上げられて行くたびごとに、その積上げ高さを検知す
る赤外線センサー75が装置されていて、該赤外線セン
サー75の検知信号を受けて、フォーク53を積上げた
用紙Pの高さ分だけ降下せしめ、次に積上げられる用紙
Pを受け入れる積上げ側の高さを常に一定に保持する。
【0027】供給装置Aと積上装置Bの左側端部から間
隔を有して、そのほぼ全長に亘って配設された機枠5の
うち、積上装置B側の機枠5の上方寄りに前方へ向けて
支架固定された支持板76上にテーブル54上に積上げ
られた用紙Pの左側端面に当接する左横ガイド定規部材
77が装置されている。
【0028】前記左横ガイド定規部材77は、前記支持
板76上に前後2ヶ所に亘って間隔を有して固定された
メタル78に、取付軸79が左右動可能に貫挿され、且
つ該取付軸79の右端部に用紙Pの左側端面に当接する
左横ガイド定規板80が揺動自在に固定されると共に、
前記メタル78と左横ガイド定規板80間の各取付軸7
9に押しばね81を貫挿し、且つ前記左横ガイド定規板
80の左側面に左横側バイブレーター82が取付けら
れ、更に前記左横ガイド定規板80には、該左横ガイド
定規板80より下方に位置する、テーブル54上に積上
げられた用紙Pの左側端面に当接する紙押えアーム83
が間隔を有して2本揺動自在に垂設され、そして前記各
取付軸79の左端部は連結杆84により連結固定され、
前記支持板76上に固定されたモーター85によって回
転駆動する螺旋棒86の左端部が連結杆84に回転自在
に固着されると共に、該螺旋棒86の右端部は支持板7
6上に固定された軸受87に貫通軸支されて形成されて
いる。
【0029】前記左横ガイド定規板80を前進(右方向
へ移動)させる場合、モーター85を正回転させて螺旋
棒86を正回転させることにより、該螺旋棒86を右方
向へ回転移動させる。これにより前記螺旋棒86の左端
部に連結された連結杆84が右移動すると共に、該連結
杆84に連結された各取付軸79がメタル78を介して
右方向へ移動し、該各取付軸79の右端部に取付けられ
た左横ガイド定規板80が前進(右方向へ移動)する。
そして、左横ガイド定規板80を後退(左方向へ移動)
させる場合は、前記とは逆にモーター85を逆回転させ
て螺旋棒86を逆回転させることにより行う。
【0030】前記支持板76の前方部には用紙Pの前側
端面に当接する前方ガイド定規部材88が昇降および前
後動自在に配設されている。前記前方ガイド定規部材8
8は前記支持板76上の前方部に長凹状板89を固定
し、該長凹状板89の前後方向に支持板76上に装置さ
れたモーター90の回転軸91に巻回されたチェーン9
2を介して回転駆動する螺旋棒93を回転自在に配設し
て、該螺旋棒93に前方ガイド定規板支持アーム94の
左端部を保持する保持板95が螺挿されると共に、該保
持板95にはエアシリンダー96が取付けられ、且つ該
エアシリンダー96のピストンロッド97の上端に前記
前方ガイド定規板支持アーム94の左端部が連結固定さ
れて、該エアシリンダー96により、前方ガイド定規板
支持アーム94が昇降自在とされ、更に前記前方ガイド
定規板支持アーム94の右方側に2本の取付軸98が内
側方向へ突設され、且つ前記取付軸98の先端に用紙P
の前側端面に当接する前方ガイド定規板99が揺動自在
に固定されると共に、前記前方ガイド定規板支持アーム
94と前方ガイド定規板99間の各取付軸98に押しば
ね100を貫挿し、且つ前記モーター90の正または逆
回転により螺旋棒93を正または逆回転させ、前方ガイ
ド定規板支持アーム94を前進または後退させるよう形
成される一方、前記前方ガイド定規板99には該前方ガ
イド定規板99より下方に位置する、テーブル54上に
積上げられた用紙Pの前側端面に当接する紙押えアーム
101が間隔を有して2本揺動自在に垂設されて形成さ
れている。
【0031】更に、前記積上装置Bのフレーム18の前
部側板64の右端部の前方に、該フレーム18とは別に
立設された取付板102には用紙Pの右側端面に当接す
る右横ガイド定規部材103が昇降、左右動自在に配設
されている。前記右横ガイド定規部材103は、前記取
付板102上の上方部に長凹状板104を固定し、該長
凹状板104の左右方向に、取付板102上に装置され
たモーター105の回転軸106に巻回されたチェーン
107を介して回転駆動する螺旋棒108を回転自在に
配設して、該螺旋棒108に右横ガイド定規板支持アー
ム109の後端部を保持する保持板110が螺挿される
と共に、該保持板110にはエアシリンダー111が取
付けられ、且つ該エアシリンダー111のピストンロッ
ド112の上端に前記右横ガイド定規板支持アーム10
9の後端部が連結固定されて、該エアシリンダー111
により、右横ガイド定規板支持アーム109が昇降自在
とされ、更に前記右横ガイド定規板支持アーム109の
前方側に2本の取付軸113が内側方向へ突設され、且
つ前記取付軸113の先端に用紙Pの右側端面に当接す
る右横ガイド定規板114が揺動自在に固定されると共
に、前記右横ガイド定規板支持アーム109と右横ガイ
ド定規板114間の各取付軸113に押しばね115を
貫挿し、且つ前記モーター105の正または逆回転によ
り螺旋棒108を正または逆回転させ、右横ガイド定規
板支持アーム109を前進または後退させるよう形成さ
れる一方、前記右横ガイド定規板114には、該右横ガ
イド定規板114より下方に位置する、テーブル54上
に積上げられた用紙Pの右側端面に当接する紙押えアー
ム116が間隔を有して2本揺動自在に垂設されて形成
されている。
【0032】前記各装置の操作はすべてコンピュータに
より制御されており、供給装置Aおよび積上装置Bの右
側面部に位置する操作用フレーム117に配設された操
作パネル118の表示に従い操作する。
【0033】次に本発明の実施例の作用について説明す
る。図12は本発明装置のフローチャートであるが、こ
れに基づいて本発明装置の作業工程を説明すると、先ず
供給装置Aのテーブル2上に紙揃えをする用紙Pを多数
枚積上げて主電源をONにして、操作パネル118の指
示に従い、用紙Pのサイズを入力すると、供給装置A側
のフォーク1が用紙Pを案内板14を介して積上装置B
側へ移送できる高さ分まで上昇すると共に、積上装置B
側の前方ガイド定規板支持アーム94と右横ガイド定規
板支持アーム109が前記用紙Pのサイズに合わせて前
進または後退して寸法の調整をし、更に積上装置B側の
フォーク53が供給装置A側から移送される第1回目の
用紙Pを積上げることができる位置まで上昇し、そして
前後傾斜油圧装置26を作動させて積上装置B全体を後
方側へ傾斜させ、その後左右傾斜油圧装置37を作動さ
せて前記積上装置Bを後方側へ傾斜させた状態で更に左
側面側へ傾斜させ、供給装置Aから移送された用紙Pを
積上げるテーブル54を後方側で、且つ左側面側へ下り
傾斜して保持する。これにより用紙Pを供給装置A側か
ら積上装置Bへ移送する準備が完了する。なお、前記テ
ーブル54の後方側への傾斜角度は8度前後および左側
面側への傾斜角度は8度前後とするのが好ましい。
【0034】前記準備完了後、供給装置Aの後方側に配
設された作業台(図示せず)に作業員が乗り、所定枚数
の用紙Pの先端部を、咬え装置3のエアシリンダー12
を作動させて挟持板10と押え板13間に咬え込み、前
記咬え装置3をガイドレール4を介して積上装置B上へ
移動させる。用紙Pは咬え装置3に咬え込まれたまま案
内板14に沿ってテーブル54上へ移送されるが、案内
板14の前方は前記テーブル54の傾斜に合うよう斜面
部15に形成されているため用紙Pの移送作業がスムー
ズに行える。その間、供給装置A側のフォーク1が前記
移送した用紙Pの高さ分だけ上昇する。
【0035】用紙Pがテーブル54上へ積上げられる直
前において、前方ガイド定規板99と右横ガイド定規板
114はそれぞれモーター85、105を逆回転させる
ことにより若干後退し、そしてテーブル54上へ移送さ
れた用紙Pは、咬え装置3のエアシリンダー12を作動
させて咬え込み状態を解除することにより、テーブル5
4上へ積上げられると同時に、前記若干後退していた前
方ガイド定規板99と右横ガイド定規板114はそれぞ
れモーター85、105を正回転させることにより前進
し、前記積上げられた用紙Pの前側端面および右側端面
に当接し、更に赤外線センサー75によりテーブル54
上へ積上げられた用紙Pの高さを検知して、その検知信
号を受けてその高さ分だけフォーク53が降下する。そ
の間に咬え装置3は供給装置Aの元の位置に復帰する。
【0036】前記テーブル54上に積上げられた用紙P
は強制的に傾斜し、その四側面は、天地方向ガイド定規
板67と下面の後当て板66、左横ガイド定規板80と
下面の紙押えアーム83、前方ガイド定規板99と下面
の紙押えアーム101および右横ガイド定規板114と
下面の紙押えアーム116とにそれぞれ当接すると共
に、天地方向ガイド定規板67に固定された天地方向バ
イブレーター69および左横ガイド定規板80に固定さ
れた左横側バイブレーター82を作動させると、前記天
地方向ガイド定規板67,左横ガイド定規板80,前方
ガイド定規板99,右横ガイド定規板114、後当て板
66および各紙押えアーム83,101,116に接し
たまま用紙Pの後側面および左側面の2辺に振動を与え
る。これによりテーブル54全体が後方側で、且つ左側
面側へ傾斜しているため、用紙P全体が振動を受けなが
ら後方側で、且つ左側面側へ移動して、テーブル54に
積上げられた用紙Pの後側面および左側面の2辺が正確
に揃うことにより、当然残りの2辺も揃い、第1回目に
テーブル54上に積上げられた用紙Pの紙揃え作業が完
了する。なお、左横ガイド定規板80、前方ガイド定規
板99および右横ガイド定規板114は各取付軸79,
98,113の先端に揺動自在に固定されると共に、押
しばね81,100,115によって用紙P方向へ押圧
されているため、用紙Pの傾斜状態にも適応できる。
【0037】次に、第2回目以降に積上装置Bへ移送さ
れた用紙Pの紙揃え作業について説明する。前記第1回
目の用紙Pの紙揃え作業が完了して、2回目の用紙Pの
移送作業に入ると直ちに用紙押え兼空気吹出し板72
が、天地方向ガイド定規板67の凹欠部70より前進
し、前記第1回目の紙揃え作業完了後の用紙Pの後端部
上へ降下して圧接すると共に、吹出し口74より空気を
前記用紙P上に送気する。その後、前記第1回目と同様
用紙Pを咬え装置3によりテーブル54に積上げられた
用紙P上に更に積上げる。この間第1回目の用紙Pはそ
の後端部が用紙押え兼空気吹出し板72により押圧され
ているので、前記積上げられた用紙Pのずれを防止する
と共に、空気が吹出し口74より前記第1回目の用紙P
上に送気されエアカーテンを作り、前記既に積上げられ
た第1回目の用紙Pと新しく積上げる第2回目の用紙P
とのすべりを良くし、更に用紙Pの揃いを一層良くす
る。そして、第2回目の用紙Pが積上げられると、前記
用紙押え兼空気吹出し板72は上昇して天地方向ガイド
定規板67の後方へ後退し、その後の用紙Pの揃え作業
は第1回目と同一であり、更に第3回目以降の揃え作業
も第2回目と同一作業となる。
【0038】前記紙揃え作業によりテーブル54上に所
定高さの用紙Pが積上げられると作業が完了し、操作パ
ネル118の作業完了のボタンを押圧すると、左右傾斜
油圧装置37および前後傾斜油圧装置26が作動して積
上装置Bは水平状態の原位置に復帰すると共に、前方ガ
イド定規板99および右横ガイド定規板114も後退し
て原位置に復帰し、更にフォーク53も下降して原位置
に復帰する一方、供給装置A側のフォーク1も下降して
原位置に復帰して、主電源をOFFすることにより本発
明装置の作動が停止する。
【0039】前記本発明装置の作動が停止した後、フォ
ークリフトまたはハンドリフトにより積上装置B側の揃
え作業を完了した用紙Pを積上げたフォーク53上のテ
ーブル54を印刷機等の方へ移送する。再び紙揃え作業
を続行する場合は、前記作業の繰返しとなる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、供給装
置側から積上装置に移送された用紙は、後方側で、且つ
左側面側に傾斜されたテーブル上に積上げられてテーブ
ルの前記傾斜に従って強制的に傾斜して、その四側は天
地方向ガイド定規板、左横ガイド定規板、前方ガイド定
規板および右横ガイド定規板にそれぞれ当接して、天地
方向ガイド定規板および左横ガイド定規板に付設された
天地方向バイブレーターおよび左横側バイブレーターに
よって振動が与えられて、用紙の後側面および左側面の
2辺が揃うことにより、他の2辺も自動的に揃う。前記
揃え作業が完了した用紙上に供給装置から用紙を更に積
上装置へ移送する場合、既にテーブル上に積上げられた
用紙の後端面上を用紙押え兼空気吹出し板で押圧すると
共に、空気を空気吹出し口より前記用紙上に送気するこ
とにより、前記既に積上げられた用紙のめくれや浮き上
がりが防止され、新たに積上げられる用紙の積上作業が
円滑に行える。また、用紙が供給装置側から移送されて
積上装置のテーブル上に積上げられるたびごとに、その
各積上げ高さを赤外線センサーが検知して、各積上げ高
さ分だけ積上装置側のフォークが降下し、常に供給装置
側から移送される用紙を積上げるテーブル側の高さを一
定にしてあるため、移送された用紙をテーブル上に落下
させることなく、静かに載置することができるので、紙
揃え作業が極めて迅速に行うことができる。また更に、
積上装置側のテーブルの下面には共に上下動するフォー
ク以外部品がないため、前記テーブルは低い位置に配設
され、該テーブル上に高積みされる用紙が従来に比して
多いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明高積み紙揃え装置を右側面側から見た概
略斜視図である。
【図2】本発明高積み紙揃え装置の概略右側面図であ
る。
【図3】本発明高積み紙揃え装置の概略平面図である。
【図4】本発明高積み紙揃え装置における積上装置側の
平面図である。
【図5】図4のAーA線拡大断面図である。
【図6】図4のBーB線拡大断面図である。
【図7】本発明高積み紙揃え装置における案内板の斜視
図である。
【図8】本発明高積み紙揃え装置における積上装置のフ
レームの前部側を示す斜視図である。
【図9】本発明高積み紙揃え装置における傾動装置の位
置関係を示す横断面図である。
【図10】本発明高積み紙揃え装置における傾動装置の
位置関係を示す斜視図である。
【図11】本発明高積み紙揃え装置における傾動装置の
拡大平面図である。
【図12】本発明高積み紙揃え装置における傾動装置の
拡大正面図である。
【図13】本発明高積み紙揃え装置におけるフォークの
上下動装置を示す概略側面図である。
【図14】本発明高積み紙揃え装置における作動のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
P 用紙、 G 床面、 A 供給装置、 B 積上装
置、 1 フォーク、2 テーブル、 3 咬え装置、
4 ガイドレール、 5 機枠、 6 フレーム、
7 上面板、 8 底板、 9 起立板、 10 挟持
板、 11保持バー、 12 エアシリンダー、 13
押え板、 14 案内板、 15斜面部、 16 軸
支部、 17 前部側板、17a 前部側板の凹部、
18 フレーム、 19 後部側板、19a 後部側板
の凹部、 20 取付座、21 鋼球、 22 軸部、
23 取付座、 24 半球状凹部、 25受金具、
26 前後傾斜油圧装置、 27 油圧シリンダー、
28 鋼球、29 半球状凹部、 30 受金具、
31 取付座、 32 ピストンロッド、 33 鋼
球、 34 半球状凹部、 35 受金具、 36 取
付座、37 左右傾斜油圧装置、 38 アングル板、
39 ボールベアリング、40 ガイドレール板、
41 保持板、 42 底板、 43 油圧シリンダ
ー、 44 鋼球、 45 半球状凹部、 46 受金
具、 47 取付座、48 ピストンロッド、 49
鋼球、 50 半球状凹部、 51 受金具、52 取
付座、 53 フォーク、 54 テーブル、 55
ブラケット、56 スライドレール、 57 コロ、
58 吊下げチェーン、 59 テンションチェーンホ
イール、 60 フォーク上下用モーター、 61 ト
ルクリミッターカップリング、 62 減速機、 63
カウンターチェーンホイール、 64 前部側板、
65 天地方向ガイド定規部材、 66 後当て板、6
7 天地方向ガイド定規板、 68 振動吸収ゴム板、
69 天地方向バイブレーター、 70 凹欠部、
71 上面板、 72 用紙押え兼空気吹き出し板、
73 支柱、 74 吹出し口、 75 赤外線センサ
ー、 76支持板、 77 左横ガイド定規部材、 7
8 メタル、 79 取付軸、 80 左横ガイド定規
板、 81 押しばね、 82 左横側バイブレータ
ー、83 紙押えアーム、 84 連結杆、 85 モ
ーター、 86 螺旋棒、87 軸受、 88 前方ガ
イド定規部材、 89 長凹状板、 90 モーター、
91 回転軸、 92 チェーン、 93 螺旋棒、
94 前方ガイド定規板支持アーム、 95 保持
板、 96 エアシリンダー、 97 ピストンロッ
ド、 98 取付軸、 99 前方ガイド定規板、 1
00 押しばね、101 紙押えアーム、 102 取
付板、 103 右横ガイド定規部材、104 長凹状
板、 105 モーター、 106 回転軸、 107
チェーン、 108 螺旋棒、 109 右横ガイド
定規板支持アーム、 110保持板、 111 エアシ
リンダー、 112 ピストンロッド、 113 取付
軸、 114 右横ガイド定規板、 115 押しば
ね、 116 紙押えアーム、 117 操作用フレー
ム、 118 操作パネル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルを載置したフォークを上下動自
    在に取付けた積上装置全体を、後方側で、且つ左側面側
    へ下り傾斜させる装置を、供給装置の前面部と積上装置
    の後面部とに亘って設け、 供給装置より移送されて積上装置のテーブル上に積上げ
    られた用紙の四側端面に当接する、後当て板と天地方向
    バイブレーターを付設した天地方向ガイド定規板を備え
    た天地方向ガイド定規部材、左横側バイブレーターを付
    設した左横ガイド定規板を備えた左横ガイド定規部材、
    昇降および前後動自在な前方ガイド定規板を備えた前方
    ガイド定規部材、および昇降および左右動自在な右横ガ
    イド定規板を備えた右横ガイド定規部材とが積上装置側
    に装置され、 前記積上装置のテーブル上に積上げられた用紙の後端部
    を押圧すると共に、空気を吹出す吹出し口を備えた用紙
    押え兼空気吹出し板を前記天地方向ガイド定規板の後方
    部において昇降、前後退自在に設置し、更に積上装置の
    テーブル上に積上げられた用紙の高さを検知して該高さ
    分だけフォークを降下させる赤外線センサーを取付けた
    ことを特徴とする高積み紙揃え装置。
  2. 【請求項2】 テーブルを載置したフォークを上下動自
    在に取付けた積上装置全体を後方側で、且つ左側面側へ
    下り傾斜させる装置が、 供給装置のフレームの前部側板の左側端部と、積上装置
    のフレームの後部側板の左側端部のそれぞれの中間部位
    置を連結するユニバーサルジョイントと、 供給装置と積上装置の左側端部寄りの下方部位置におい
    て取付けられた前後傾斜油圧装置と、 供給装置と積上装置の右側端部に取付けられた左右傾斜
    油圧装置とにより構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の高積み紙揃え装置。
  3. 【請求項3】 天地方向ガイド定規部材が、積上装置の
    フレームの前部側板の内側面に後当て板が複数本鉛直方
    向に立設され、且つ天地方向ガイド定規板を、積上装置
    の前部側板上端に振動吸収ゴム板を介して立設すると共
    に、該天地方向ガイド定規板に接して天地方向バイブレ
    ーターが設けられて構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の高積み紙揃え装置。
  4. 【請求項4】 左横ガイド定規部材が、支持板上にそれ
    ぞれ間隔を有して固定されたメタルに、取付軸が左右動
    可能に貫挿され、且つ該各取付軸の右端部に左横ガイド
    定規板が揺動自在に固定されると共に、前記メタルと左
    横ガイド定規板間の取付軸に押しばねを貫挿し、且つ前
    記左横ガイド定規板の左側面に左横側バイブレーターが
    取付けられ、更に前記左横ガイド定規板には該左横ガイ
    ド定規板より下方に位置する用紙Pの左側端面に当接す
    る紙押えアームが間隔を有して2本揺動自在に垂設され
    ると共に、前記各取付軸の左端部は連結杆により連結固
    定され、前記支持板上に固定されたモーターによって回
    転駆動する螺旋棒の左端部が連結杆に回転自在に固着さ
    れ、且つ該螺旋棒の右端部は支持板上に固定された軸受
    に貫通軸支して構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の高積み紙揃え装置。
  5. 【請求項5】 前方ガイド定規部材が、支持板上の前方
    部に長凹状板を固定し、該長凹状板の前後方向に支持板
    上に装置されたモーターの回転軸に巻回されたチェーン
    を介して回転駆動する螺旋棒を回転自在に配設して、該
    螺旋棒に前方ガイド定規板支持アームの左端部を連結す
    る保持板が螺挿されると共に、該保持板には油圧シリン
    ダーが取付けられ、且つ該油圧シリンダーのピストンロ
    ッドの上端に前記前方ガイド定規板支持アームの左端部
    が連結固定され、更に前記前方ガイド定規板支持アーム
    の右方側に2本の取付軸が内側方向へ突設され、且つ前
    記取付軸の先端に用紙の前側端面に当接する前方ガイド
    定規板が揺動自在に固定されると共に、前記前方ガイド
    定規板支持アームと前方ガイド定規板間の各取付軸に押
    しばねを貫挿し、且つ前記モーターの正または逆回転に
    より螺旋棒を正または逆回転させ、前方ガイド定規板支
    持アームを前進または後退させるよう形成される一方、
    前記前方ガイド定規板には該前方ガイド定規板より下方
    に位置する用紙Pの前方側端面に当接する紙押えアーム
    が間隔を有して2本揺動自在に垂設されて構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の高積み紙揃え装置。
  6. 【請求項6】 右横ガイド定規部材が、積上装置のフレ
    ームとは別に立設された取付板の上方部に固定された長
    凹状板の左右方向に、前記取付板上に装置されたモータ
    ーの回転軸に巻回されたチェーンによって回転駆動する
    螺旋棒を回転自在に配設して、該螺旋棒に右横ガイド定
    規板支持アームの後端部を保持する保持板が螺挿される
    と共に、該保持板には油圧シリンダーが取付けられ、且
    つ該油圧シリンダーのピストンロッドの上端に前記右横
    ガイド定規板支持アームの後端部が連結固定され、更に
    前記右横ガイド定規板支持アームの先方側に2本の取付
    軸が内側方向へ突設され、且つ前記各取付軸の先端に用
    紙の右側端面に当接する右横ガイド定規板が揺動自在に
    固定されると共に、前記右横ガイド定規板支持アームと
    右横ガイド定規板間の各取付軸に押しばねを貫挿し、且
    つ前記モーターの正または逆回転により螺旋棒を正また
    は逆回転させ、右横ガイド定規板支持アームを前進また
    は後退させるよう形成される一方、前記右横ガイド定規
    板には該右横ガイド定規板より下方に位置する用紙の右
    側端面に当接する紙押えアームが間隔を有して2本揺動
    自在に垂設されて構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の高積み紙揃え装置。
  7. 【請求項7】 前後傾斜油圧装置が、供給装置のフレー
    ムの前部側板に、油圧シリンダーの基部に突設された鋼
    球を受容する半球状凹部を備えた受金具を取付座を介し
    て固定すると共に、積上装置のフレームの後部側板に、
    ピストンロッドの先端に突設された鋼球を受容する半球
    状凹部を備えた受金具を取付座を介して固定して構成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の高積み紙揃え
    装置。
  8. 【請求項8】 左右傾斜油圧装置が、供給装置のフレー
    ムの前部側板の右側端部に断面逆L字状のアングル板を
    連結固定すると共に、該アングル板の上方部内方にボー
    ルベアリングを回転自在に軸支し、更に積上装置のフレ
    ームの後部側板の右側端部に前記ボールベアリングを案
    内する断面凹状のガイドレール板を固定し、且つ該ガイ
    ドレール板の上方端部より内方へ向けて保持板を突設
    し、更に、供給装置のフレームの底板上に、油圧シリン
    ダーの下端部に垂設された鋼球を受容する半球状凹部を
    備えた受金具を取付座を介して固定すると共に、前記保
    持板の下面に前記油圧シリンダーのピストンロッドの上
    端に突設された鋼球を受容する半球状凹部を備えた受金
    具を取付座を介して固定して構成されていることを特徴
    とする請求項2記載の高積み紙揃え装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001089010A (ja) * 1999-09-17 2001-04-03 Miura Tekkosho:Kk 高積紙揃機
KR101021104B1 (ko) * 2009-03-18 2011-03-14 구정민 인쇄 매체 정리기
CN109648650A (zh) * 2019-01-18 2019-04-19 东莞市炜天智能设备有限公司 一种应用于高速模切机的自动上料装置
CN110530698A (zh) * 2019-09-26 2019-12-03 重庆中烟工业有限责任公司 一种烟用纸张电动卷制器
CN113911807A (zh) * 2020-07-07 2022-01-11 佳能株式会社 片材对准设备、片材处理设备和成像系统

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