JP3468569B2 - 給紙機 - Google Patents

給紙機

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JP3468569B2
JP3468569B2 JP04209394A JP4209394A JP3468569B2 JP 3468569 B2 JP3468569 B2 JP 3468569B2 JP 04209394 A JP04209394 A JP 04209394A JP 4209394 A JP4209394 A JP 4209394A JP 3468569 B2 JP3468569 B2 JP 3468569B2
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俊之 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給紙機に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭64−50252号公報に開示さ
れた給紙機を図2に基づいて説明する。図2に示すよう
に、パレット21に積載した積み紙22を図示しないロ
ーラコンベアで紙積台31上に搬送する。積み紙22の
上面を検出ロッド32に当接させるよう制御部33で紙
積台31を上昇させる。積み紙22が検出ロッド32に
当接すると、制御部33は、紙積台31を停止させると
共に、積み紙22の衝突で破損しないようにサイドフレ
ーム34側へ退避させていた補助吹き35及びセンサ3
6を所定の位置に配置するようモータ37を駆動して、
ねじ軸38を回転させる。
【0003】補助吹き35及びセンサ36を所定の位置
に配置すると、当板39は、ばね40の弾性力により、
積み紙22に当接する。この際、積み紙22の位置がず
れていると、センサ36の検出範囲内に検出子41が配
設される。制御部33は、センサ36からの信号に基づ
いて、積み紙22が所定の位置に配置されるようモータ
42を駆動して、ねじ軸43に螺合する爪44を移動す
ることにより、パレット21を移動する。
【0004】これにより、積み紙22は、常に所定の位
置となるよう給紙機に供給されるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開昭64−5025
2号公報に開示された給紙機では、紙積台31で積み紙
22を上昇した後、制御部33に入力された枚葉紙の大
きさに基づいて、制御部33が補助吹き35及びセンサ
36を積み紙22に接近させている。ところが、入力デ
ータを間違えたり、積み紙を間違えたりして、制御部3
3に入力された枚葉紙の大きさよりも、紙積台31上の
積み紙22の大きさの方が大きい場合が生じてしまう
と、補助吹き35及びセンサ36は、積み紙22に衝突
してしまい、破損してしまう恐れがある。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】 前述した課題を解決する
ため 、本発明は、ハウジングに昇降可能に設けられ且つ
積み紙が枚葉紙のパスライン方向と交差する方向へ移動
可能となるよう当該積み紙を支持する紙積台と、枚葉紙
のパスライン方向と交差する方向へ移動可能となるよう
前記ハウジングの内部の当該枚葉紙のパスライン方向と
交差する方向の両側それぞれ設けられ且つ前記積み紙
を検出する複数の側面検出器と、前記ハウジングに設け
られ且つ前記積み紙の上面を検出する上面検出器と、入
力されたデータに基づいて前記側面検出器を所定の位置
に移動させ、前記上面検出器からの信号に基づいて上昇
する前記紙積台を所定の位置に一時停止させ、当該側面
検出器からの信号に基づいて当該積み紙の枚葉紙のパス
ライン方向と交差する方向の長さと所定の長さとの大小
関係を比較し、所定の長さよりも当該積み紙の長さが大
きい場合には当該紙積台の上昇を中止させる制御装置と
を備えて、給紙機を構成したのである。また、本発明
は、上述した給紙機において、前記制御装置が、入力さ
れたデータに基づいて前記側面検出器を所定の位置に移
動させた後に、前記枚葉紙のパスライン方向と交差する
方向のいずれか一方側の当該側面検出器で前記積み紙の
側面を検出するように前記紙積台を当該枚葉紙のパスラ
イン方向と交差する方向へ移動させるようにしたもので
ある。 また、本発明は、上述した給紙機において、いず
れか一方側の前記側面検出器が、前記枚葉紙のパスライ
ン方向と交差する方向の両方側にそれぞれ設けられた横
針のうちの選択された一方側の当該横針と同一側のもの
である。 また、本発明は、上述した給紙機において、前
記制御装置が、入力されたデータに基づいて前記側面検
出器を所定の位置に移動させた後に、前記枚葉紙のパス
ライン方向と交差する方向の両方側の前記側面検出器が
前記積み紙を検出した場合に、当該積み紙の枚葉紙のパ
スライン方向と交差する方向の長さが所定の長さよりも
大きいと判断するようにしたものである。 また、本発明
は、上述した給紙機において、前記制御装置が、入力さ
れたデータに基づいて前記側面検出器を所定の位置に移
動させた後に、前記枚葉紙のパス ライン方向と交差する
方向の一方側の当該側面検出器で前記積み紙を検出し
て、他方側の当該側面検出器で前記積み紙を検出しない
場合、一方側及び他方側のどちらかの当該側面検出器で
の当該積み紙の検出信号に変化を生じるまで前記紙積台
を他方側の当該側面検出器側へ移動させて、両方側の当
該側面検出器で当該積み紙を検出した場合に、当該積み
紙の前記枚葉紙のパスライン方向と交差する方向の長さ
が所定の長さよりも大きいと判断するものである。
た、本発明は、上述した給紙機において、前記積み紙の
前記枚葉紙のパスライン方向と交差する方向側の位置決
めを行う側面位置決め検出器を備えると共に、前記制御
装置が、所定の長さよりも前記積み紙の長さが小さい場
合または所定の長さと当該積み紙の長さとが一致する場
合には、当該積み紙を前記側面位置決め検出器に当接さ
せるように前記紙積台を前記枚葉紙のパスライン方向と
交差する方向に移動させて当該積み紙の最終的な位置決
めを行うものである。 また、本発明は、上述した給紙機
において、前記紙積台に設けられた検出ブロックと、前
記ハウジングの下方側に設けられ且つ前記検出ブロック
を検出する下方ブロック検出器と、前記ハウジングの上
方側に設けられ且つ前記検出ブロックを検出する上方ブ
ロック検出器とをさらに備え、前記制御装置が、前記上
方ブロック検出器で前記検出ブロックを検出すると、前
記紙積台を下降させて、前記下方ブロック検出器で当該
検出ブロックを検出したときに当該紙積台の下降を停止
させた後、前記枚葉紙のパスライン方向と交差する方向
に対して、当該積紙台上で前記積み紙を積載していたパ
レットのセンタリングを行うよう当該紙積台を移動させ
るものである。
【0008】
【0009】
【作用】 述した構成による給紙機では、制御装置にデ
ータを入力すると、制御装置は、側面検出器を入力され
たデータに基づいて所定の位置に移動させる。積み紙を
載せた紙積台を上昇させ、上面検出器が積み紙の上面を
検出すると、制御装置は、紙積台を所定の位置に一時停
止させる。制御装置が側面検出器により積み紙の枚葉紙
のパスライン方向と交差する方向の長さと所定の長さと
の大小関係を比較した結果、所定の長さよりも積み紙の
長さが大きいと、制御装置は、紙積台の上昇を中止させ
る。
【0010】
【実施例】本発明による給紙機の一実施例を図1に基づ
いて説明する。なお、図1は、その給紙機の概略構成図
である。
【0011】図1に示すように、ハウジング1の内部に
は、図示しない昇降チェーンで四隅を吊下された昇降台
2aが設けられている。昇降台2aの上面には、図示し
ない移動モータで枚葉紙のパスライン方向と交差する方
向、即ち、図1中、左右方向へ移動可能な移動台2bが
設けられている。昇降台2a及び移動台2bにより、紙
積台2をなしている。前記昇降チェーンは、図示しない
昇降モータに連結されている。この昇降モータは、切り
換えにより、低速もしくは高速の速度を選択できるよう
になっている。つまり、紙積台2は、前記昇降モータの
切り換えにより、低速度もしくは高速度で昇降するので
ある。ハウジング1の下部近傍には、図示しないローラ
コンベアが設けられている。従って、紙積台2をハウジ
ング1の下部へ位置させることにより、積み紙22を積
載したパレット21を紙積台2上へ搬入したり、空のパ
レットを紙積台2上から搬出したりすることができるの
である。
【0012】ハウジング1の枚葉紙のパスライン方向と
交差する方向の一方側、即ち、図1中、右側のサイドプ
レート1aの上方には、右ねじを螺刻したねじ軸3aが
枚葉紙のパスライン方向と交差する方向、即ち、図1
中、左右方向へ軸心を向けてハウジング1の内部に設け
られるように軸支されている。ねじ軸3aの一端側、即
ち、図1中、右端側には、ハウジング1の外側に設けら
れた伝動歯車4aが同軸をなして連結されている。伝動
歯車4aには、ハウジング1の外側に設けられた正逆回
転可能な調節モータ5aの駆動歯車6aが噛合してい
る。
【0013】ねじ軸3aには、ホルダブロック7aが螺
合している。ホルダブロック7aのねじ軸3aの他端
側、即ち、図1中、左側の上方には、積み紙22の側面
を検出する側面検出器8aが検出部分を下方に向けて設
けられている。ホルダブロック7aのねじ軸3aの一端
側、即ち、図1中、右側の下方には、積み紙22へ空気
を吹き付ける補助吹き9aが設けられている。ホルダブ
ロック7aの側面検出器8aと補助吹き9aとの間に
は、積み紙22の側面側の位置決めを行う側面位置決め
検出器10aが設けられており、側面位置決め検出器1
0aは、上下方向で補助吹き9aと同じ高さもしくは補
助吹き9aよりも下方に位置するように設定されてい
る。
【0014】従って、調節モータ5aを駆動すると、駆
動歯車6a、伝動歯車4aを介してねじ軸3aが回転
し、ホルダブロック7aに設けられた側面検出器8a、
補助吹き9a、側面位置決め検出器10aは、図1中、
左右方向へ移動するのである。
【0015】一方、ハウジング1の他方側、即ち、図1
中、左側のサイドプレート1bの上方には、左ねじを螺
刻したねじ軸3bが枚葉紙のパスライン方向と交差する
方向、即ち、図1中、左右方向へ軸心を向けてハウジン
グ1の内部に設けられるように軸支されている。ねじ軸
3b側には、ねじ軸3a側に設けられた伝動歯車4a、
調節モータ5a、駆動歯車6a、ホルダブロック7a、
側面検出器8a、補助吹き9a、側面位置決め検出器1
0aと同様な伝動歯車4b、調節モータ5b、駆動歯車
6b、ホルダブロック7b、側面検出器8b、補助吹き
9b、側面位置決め検出器10bが図1中、ハウジング
1の中央部分を中心として左右対象となるようにそれぞ
れ設けられている。
【0016】従って、調節モータ5bを駆動すると、駆
動歯車6b、伝動歯車4bを介してねじ軸3bが回転
し、ホルダブロック7bに設けられた側面検出器8b、
補助吹き9b、側面位置決め検出器10bは、図1中、
左右方向へ移動するのである。
【0017】ハウジング1のサイドプレート1a、1b
の側面位置決め検出器10a、10bの下方近傍部分に
は、積み紙22の上面を検出する上面検出器11a,1
1bがそれぞれ対向するように設けられている。ハウジ
ング1の天板1cの中央部分には、積み紙22の上面の
位置決めを行う上面位置決め検出器12が垂設されてい
る。ハウジング1のサイドプレート1aの下方側には、
紙積台2の側面に設けられた検出ブロック13を検出す
る下方ブロック検出器14が設けられている。ハウジン
グ1のサイドプレート1aの上面検出器11a上方に
は、検出ブロック13を検出する上方ブロック検出器1
5が設けられている。
【0018】ハウジング1の近傍には、制御装置16が
設けられている。制御装置16の入力部には、側面検出
器8a,8b、側面位置決め検出器10a,10b、上
面検出器11a,11b、上面位置決め検出器12、下
方ブロック検出器14、上方ブロック検出器15がそれ
ぞれ電気的に接続されている。制御装置16の出力部に
は、前記昇降モータ、前記移動モータ、調節モータ5
a,5bがそれぞれ電気的に接続されている。制御装置
16には、積み紙22の大きさなどのデータを入力する
操作部が設けられている。この操作部には、給紙機に設
けられた図示しないテーブルの両側端に設けられた図示
しない横針の一方側を選択する選択スイッチも設けられ
ている。
【0019】このような給紙機を用いた積み紙供給方法
を下記に説明する。制御装置16に使用予定の枚葉紙の
大きさのデータ及び前記横針の選択方向を入力すると、
制御装置16は、枚葉紙の大きさや横針の選択方向に応
じてホルダブロック7a,7bが所定の位置に配設され
るよう調節モータ5a,5bを駆動する。前記ローラコ
ンベアが積み紙22を積載したパレット21を紙積台2
上に搬入すると、制御装置16は、紙積台2が高速で上
昇するよう前記昇降モータを高速側へ切り換えて駆動す
る。上面検出器11a,11bが積み紙22の上面を検
出すると、制御装置16は、紙積台2が停止するよう前
記昇降モータを停止する。
【0020】ここで、例えば、図1中、左側の前記横針
を選択している場合には、制御装置16は、側面検出器
8bが積み紙22の側面を検出するよう前記移動モータ
を駆動して、移動台2bを図1中、左右方向へ移動させ
る。側面検出器8bの下方に積み紙22の側面が位置し
たら、制御装置16は、側面検出器8aの信号に基づい
て、各種の指示を行う。
【0021】即ち、側面検出器8aが積み紙22の上面
を検出した場合には、制御装置16に入力された枚葉紙
の大きさよりも紙積台2上の枚葉紙の方が大きい(以
下、これを大状態と呼ぶ)ので、制御装置16は、エラ
ーを出力すると共に、積み紙22の供給作業が中止され
るよう指示する。側面検出器8aが積み紙22を検出し
ない場合には、制御装置16に入力された枚葉紙の大き
さよりも紙積台2上の枚葉紙の方が小さい(以下、これ
を小状態と呼ぶ)ので、制御装置16は、エラーを出力
するが、積み紙22がホルダブロック7aなどに衝突す
ることはないため、そのまま積み紙22の供給作業が継
続されるよう指示する。側面検出器8aが積み紙22の
側面を検出する場合には、制御装置16に入力された枚
葉紙の大きさと紙積台2上の枚葉紙の大きさとは一致す
る(以下、これを一致状態と呼ぶ)ので、制御装置16
は、何ら問題なく積み紙22の供給作業が継続されるよ
う指示する。
【0022】積み紙22が一致状態もしくは小状態と判
断されると、制御装置16は、紙積台2が低速で上昇す
るよう前記昇降モータを低速側へ切り換えて駆動する。
積み紙22の上面が上面位置決め検出器12に当接する
と、制御装置16は、紙積台2が停止するよう前記昇降
モータを停止する。
【0023】最終的な積み紙22の位置決めを行うた
め、制御装置16は、側面位置決め検出器10bに積み
紙22が当接するよう前記移動モータを駆動して、微調
整を行う。
【0024】これらの作業により、枚葉紙は送給可能と
なるのである。
【0025】枚葉紙の送給に伴い、制御装置16は、積
み紙22の上面が常に上面位置決め検出器12に当接す
るよう前記昇降モータを駆動して、紙積台2を上昇させ
る。紙積台2上の積み紙22が減少し、上方ブロック検
出器15が検出ブロック13を検出すると、制御装置1
6は、枚葉紙の送給を停止すると共に、紙積台2が停止
するよう前記昇降モータを停止する。
【0026】制御装置16は、紙積台2が高速で下降す
るよう前記昇降モータを高速側へ切り換えて駆動する。
下方ブロック検出器14が検出ブロック13を検出する
と、制御装置16は、紙積台2が停止するよう前記昇降
モータを停止する。積み紙22の位置決めにより、図1
中、左右方向へずれたパレット21のセンタリングを行
うため、制御装置16は、移動台2bが中心に位置する
よう前記移動モータを駆動する。パレット21のセンタ
リング終了後、制御装置16は、紙積台2が低速で下降
するよう前記昇降モータを低速側へ切り換えて駆動す
る。
【0027】紙積台2がハウジング1の下部まで下降す
ると、制御装置16は、前記昇降モータを停止する。前
記ローラコンベアにより、紙積台2のパレット21を搬
出し、新たな積み紙22を積載したパレット21を紙積
台2上に搬入する。以下、前述と同様に操作することに
より、給紙機に積み紙22が自動的に連続して供給され
るのである。
【0028】従って、給紙機に大状態の積み紙22が供
給されても、補助吹き9a,9bや側面位置決め検出器
10a,10bなどが積み紙22と衝突して破損するこ
とがないのである。
【0029】また、テーブルの両側端に設けた横針の一
方側に対応するよう積み紙22の一側端面を位置決めす
るので、小状態の積み紙22が供給されても、枚葉紙を
適切に送給することができるのである。
【0030】また、紙積台2を低速もしくは高速の二種
類の速度から選択して昇降させるので、作業を確実に行
ないながらも迅速な供給が行えるのである。
【0031】また、パレット21の交換前に紙積台2上
のパレット21は、移動台2bの移動により、センタリ
ングが行われるので、ローラコンベアによるパレット交
換が非常に容易となり、積み紙22の供給を効率良く行
うことができるのである。
【0032】なお、前述した実施例では、図1中、左側
の前記横針を選択した場合を説明したが、図1中、右側
の横針を選択した場合には、調整モータ5b、ホルダブ
ロック7b、側面検出機8b、側面位置決め検出機10
b、などの部材と、調整モータ5a、ホルダブロック7
a、側面検出器8a、側面位置決め検出機10a、など
の部材とが前述した実施例と互いに逆になるように作用
して、前述した実施例と全く同様に枚葉紙を送給するこ
とができる。
【0033】また、前述した実施例では、一方側の側面
検出器を基準とし、他方側の側面検出器の信号に基づい
て、枚葉紙の大きさを判断したが、以下のように、両方
側の側面検出器で積み紙の上面を同時にそれぞれ検出し
て、枚葉紙の大きさを判断しても良い。
【0034】即ち、両方側の側面検出器8a,8bで積
み紙22の上面を同時にそれぞれ検出し、両方側の側面
検出器8a,8bが積み紙22の上面をそれぞれ検出し
た場合には、制御装置16は、積み紙22が大状態であ
ると判断する。両方側の側面検出器8a,8bが積み紙
22の上面をそれぞれ検出しない場合には、制御装置1
6は、積み紙22が小状態もしくは一致状態であると判
断する。
【0035】一方側の側面検出器8aが積み紙22の上
面を検出し、他方側の側面検出器8bが積み紙22の上
面を検出しない場合には、制御装置16は、側面検出器
8bが積み紙22の上面を検出するよう前記移動モータ
を駆動して、移動台2bを図1中、左側へ移動する。こ
の際、制御装置16は、側面検出器8a,8bにより積
み紙22の状態を常に検出し、側面検出器8a,8bの
どちらかの検出信号に変化を生じた時点で移動台2bの
移動を停止するよう前記移動モータの駆動を停止する。
この時、両方側の側面検出器8a,8bが積み紙22の
上面を検出した場合には、制御装置16は、積み紙22
が大状態であると判断する。両方側の側面検出器8a,
8bが積み紙22の上面を検出しない場合には、制御装
置16は、積み紙22が小状態もしくは一致状態である
と判断する。
【0036】一方、他方側の側面検出器8bが積み紙2
2の上面を検出し、一方側の側面検出器8aが積み紙2
2の上面を検出しない場合には、制御装置16は、側面
検出器8aが積み紙22の上面を検出するよう前記移動
モータを駆動して、移動台2bを図1中、右側へ移動す
る。この際、制御装置16は、上述した場合と同様に、
側面検出器8a,8bにより積み紙22の状態を常に検
出し、側面検出器8a,8bのどちらかの検出信号に変
化を生じた時点で移動台2bの移動を停止するよう前記
移動モータの駆動を停止する。この時、両方側の側面検
出器8a,8bが積み紙22の上面を検出した場合に
は、制御装置16は、積み紙22が大状態であると判断
する。両方側の側面検出器8a,8bが積み紙22の上
面を検出しない場合には、制御装置16は、積み紙22
が小状態もしくは一致状態であると判断する。
【0037】ここで、側面検出器8a,8bの間隔は、
前述した実施例と同様に、制御装置16に入力された使
用予定の枚葉紙の大きさのデータに基づいて、制御装置
16により調整モータ5a,5b、ホルダブロック7
a,7bなどを介して設定されている。つまり、前述し
た実施例と同様に、紙積台2上の枚葉紙の大きさが入力
された枚葉紙の大きさと同一の場合や小さい場合には、
両方側の側面検出器8a,8bは積み紙22の上面を検
出せず、大きい場合のみ、両方側の側面検出器8a,8
bが積み紙22の上面を検出するのである。
【0038】このようにして枚葉紙の大きさを判断し
て、前述した実施例と同様に制御装置16が各種の指示
を行えば、前述した実施例と同様な効果が得られるので
ある。
【0039】なお、前述した実施例では、移動台2bを
移動して、側面検出器8a,8bで枚葉紙の大きさを判
断したが、移動台2bの移動に代えて、側面検出器8
a,8bを移動するようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】前述したように、本発明による給紙機
は、積み紙の供給作業の途中で積み紙の長さと所定の長
さとの大小関係を比較して、所定の長さよりも積み紙の
長さが大きい場合には、積み紙の供給作業を中止するの
で、例えば、給紙機のハウジング内の上方に設けられた
補助吹きや側面位置決め検出器などに枚葉紙が衝突し
て、これら部材を破損することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による給紙機の概略構成図である。
【図2】従来の給紙機の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 紙積台 5a,5b 調節モータ 8a,8b 側面検出器 10a,10b 側面位置決め検出器 11a,11b 上面検出器 12 上面位置決め検出器 13 検出ブロック 14 下方ブロック検出器 15 上方ブロック検出器 16 制御装置 22 積み紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−131263(JP,A) 特開 昭61−145042(JP,A) 実開 昭64−144490(JP,U) 実開 昭61−181026(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/04 322 B65H 1/00 501 B65H 1/18 310 B41F 21/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに昇降可能に設けられ且つ積
    み紙が枚葉紙のパスライン方向と交差する方向へ移動可
    能となるよう当該積み紙を支持する紙積台と、 枚葉紙のパスライン方向と交差する方向へ移動可能とな
    るよう前記ハウジングの内部の当該枚葉紙のパスライン
    方向と交差する方向の両側それぞれ設けられ且つ前記
    積み紙を検出する複数の側面検出器と、 前記ハウジングに設けられ且つ前記積み紙の上面を検出
    する上面検出器と、 入力されたデータに基づいて前記側面検出器を所定の位
    置に移動させ、前記上面検出器からの信号に基づいて上
    昇する前記紙積台を所定の位置に一時停止させ、当該側
    面検出器からの信号に基づいて当該積み紙の枚葉紙のパ
    スライン方向と交差する方向の長さと所定の長さとの大
    小関係を比較し、所定の長さよりも当該積み紙の長さが
    大きい場合には当該紙積台の上昇を中止させる制御装置
    とを備えることを特徴とする給紙機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御装置が、入力されたデータに基づいて前記側面
    検出器を所定の位置に移動させた後に、前記枚葉紙のパ
    スライン方向と交差する方向のいずれか一方側の当該側
    面検出器で前記積み紙の側面を検出するように前記紙積
    台を当該枚葉紙のパスライン方向と交差する方向へ移動
    させる ことを特徴とする給紙機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 いずれか一方側の前記側面検出器が、前記枚葉紙のパス
    ライン方向と交差する方向の両方側にそれぞれ設けられ
    た横針のうちの選択された一方側の当該横針と同一側の
    ものである ことを特徴とする給紙機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御装置が、入力されたデータに基づいて前記側面
    検出器を所定の位置に移動させた後に、前記枚葉紙のパ
    スライン方向と交差する方向の両方側の前記側面検出器
    が前記積み紙を検出した場合に、当該積み紙の枚葉紙の
    パスライン方向 と交差する方向の長さが所定の長さより
    も大きいと判断する ことを特徴とする給紙機。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記制御装置が、入力されたデータに基づいて前記側面
    検出器を所定の位置に移動させた後に、前記枚葉紙のパ
    スライン方向と交差する方向の一方側の当該側面検出器
    で前記積み紙を検出して、他方側の当該側面検出器で前
    記積み紙を検出しない場合、一方側及び他方側のどちら
    かの当該側面検出器での当該積み紙の検出信号に変化を
    生じるまで前記紙積台を他方側の当該側面検出器側へ移
    動させて、両方側の当該側面検出器で当該積み紙を検出
    した場合に、当該積み紙の前記枚葉紙のパスライン方向
    と交差する方向の長さが所定の長さよりも大きいと判断
    する ことを特徴とする給紙機。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
    て、 前記積み紙の前記枚葉紙のパスライン方向と交差する方
    向側の位置決めを行う側面位置決め検出器を備えると共
    に、 前記制御装置が、所定の長さよりも前記積み紙の長さが
    小さい場合または所定の長さと当該積み紙の長さとが一
    致する場合には、当該積み紙を前記側面位置決め検出器
    に当接させるように前記紙積台を前記枚葉紙のパスライ
    ン方向と交差する方向に移動させて当該積み紙の最終的
    な位置決めを行う ことを特徴とする給紙機。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、 前記紙積台に設けられた検出ブロックと、 前記ハウジングの下方側に設けられ且つ前記検出ブロッ
    クを検出する下方ブロック検出器と、 前記ハウジングの上方側に設けられ且つ前記検出ブロッ
    クを検出する上方ブロック検出器と をさらに備え、 前記制御装置が、前記上方ブロック検出器で前記検出ブ
    ロックを検出すると、前記紙積台を下降させて、前記下
    方ブロック検出器で当該検出ブロックを検出し たときに
    当該紙積台の下降を停止させた後、前記枚葉紙のパスラ
    イン方向と交差する方向に対して、当該積紙台上で前記
    積み紙を積載していたパレットのセンタリングを行うよ
    う当該紙積台を移動させる ことを特徴とする給紙機。
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