JPH062981Y2 - 枚葉印刷機のフィーダ - Google Patents
枚葉印刷機のフィーダInfo
- Publication number
- JPH062981Y2 JPH062981Y2 JP1987144490U JP14449087U JPH062981Y2 JP H062981 Y2 JPH062981 Y2 JP H062981Y2 JP 1987144490 U JP1987144490 U JP 1987144490U JP 14449087 U JP14449087 U JP 14449087U JP H062981 Y2 JPH062981 Y2 JP H062981Y2
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- JP
- Japan
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- sheet
- pile
- paper
- sensor
- detects
- Prior art date
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は枚葉印刷機のフィーダに関し、枚葉紙パイルの
端面位置を検出するセンサ部の検出不能や損傷を防止し
得るよう企図したものである。
端面位置を検出するセンサ部の検出不能や損傷を防止し
得るよう企図したものである。
〈従来の技術〉 枚葉印刷機による印刷作業において、フィーダの紙積台
上にパレットを介して積載された枚葉紙は、サッカ装置
により上層から1枚づつ吸引され差板上へ搬出され、前
当てと横針装置とで搬送方向前端と左右方向の一端(左
端若しくは右端)との位置とが規制された後、スイング
装置の爪で1枚づつ咥えられて印刷ユニットへ供給され
る。そして、この枚葉紙には、版胴上の版面に形成され
た画像が直接またはゴム胴を介して転写され所定の印刷
が行なわれる。
上にパレットを介して積載された枚葉紙は、サッカ装置
により上層から1枚づつ吸引され差板上へ搬出され、前
当てと横針装置とで搬送方向前端と左右方向の一端(左
端若しくは右端)との位置とが規制された後、スイング
装置の爪で1枚づつ咥えられて印刷ユニットへ供給され
る。そして、この枚葉紙には、版胴上の版面に形成され
た画像が直接またはゴム胴を介して転写され所定の印刷
が行なわれる。
第4図はその種の枚葉印刷機のフィーダ,横針装置及び
版胴の各部における枚葉紙の状態を示す平面図である。
同図中、1は枚葉紙で、特に枚葉紙1Aはフィーダ2の
紙積台3上にパレット4を介して積載された状態、枚葉
紙1Bは差板先端部に設けられた横針装置5のゲージ6
で紙端(図では左端)を規制中の状態、枚葉紙1Cは版
胴7の周面に装着された刷版8で印刷中の状態を夫々示
している。
版胴の各部における枚葉紙の状態を示す平面図である。
同図中、1は枚葉紙で、特に枚葉紙1Aはフィーダ2の
紙積台3上にパレット4を介して積載された状態、枚葉
紙1Bは差板先端部に設けられた横針装置5のゲージ6
で紙端(図では左端)を規制中の状態、枚葉紙1Cは版
胴7の周面に装着された刷版8で印刷中の状態を夫々示
している。
フィーダ2から枚葉紙1を搬出する際には、横針装置5
により枚葉紙1を引き込んで紙端を良好にゲージ6に当
接させるため、ゲージ6と紙端との間隔が所定範囲(例
えば6mm程度)に収まるようにパレット4に積載された
枚葉紙パイルの左右方向の一端面の位置決めを行なう必
要がある。
により枚葉紙1を引き込んで紙端を良好にゲージ6に当
接させるため、ゲージ6と紙端との間隔が所定範囲(例
えば6mm程度)に収まるようにパレット4に積載された
枚葉紙パイルの左右方向の一端面の位置決めを行なう必
要がある。
また、このようにして調節を行なったのち印刷作業を開
始しても、パレット4上に積載された枚葉紙1Aが傾斜
することがあり、この場合、傾斜方向によっては紙端が
ゲージ6に衝突したり、引き込み範囲を外れて引き込ま
れなくなったりし、紙詰りや損紙が発生するので、紙積
位置を常時正しくなるように規制してやる必要がある。
始しても、パレット4上に積載された枚葉紙1Aが傾斜
することがあり、この場合、傾斜方向によっては紙端が
ゲージ6に衝突したり、引き込み範囲を外れて引き込ま
れなくなったりし、紙詰りや損紙が発生するので、紙積
位置を常時正しくなるように規制してやる必要がある。
このため、図示はしないが、フィーダ2は枚葉紙パイル
の左右方向の端面位置を位置決めするための装置を有し
ている。この装置は、種々の形式のものが存在するが、
一般に、枚葉紙パイルの左右方向の一端面を当接させる
ための当板及びこの当板に枚葉紙パイルが所定通りに当
接しているか否かを検出するセンサでなるセンサ部を有
している。更に詳言すると、当板は、枚葉紙1の種類
(大きさ)を設定することにより予め定められた位置
(横針装置5により枚葉紙1が良好に引き込まれるため
に枚葉紙1の左右方向の一端面が占位すべき位置)迄、
ネジ軸の回転に伴ないセンサとともに左右方向に移動す
る。
の左右方向の端面位置を位置決めするための装置を有し
ている。この装置は、種々の形式のものが存在するが、
一般に、枚葉紙パイルの左右方向の一端面を当接させる
ための当板及びこの当板に枚葉紙パイルが所定通りに当
接しているか否かを検出するセンサでなるセンサ部を有
している。更に詳言すると、当板は、枚葉紙1の種類
(大きさ)を設定することにより予め定められた位置
(横針装置5により枚葉紙1が良好に引き込まれるため
に枚葉紙1の左右方向の一端面が占位すべき位置)迄、
ネジ軸の回転に伴ないセンサとともに左右方向に移動す
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記フィーダ2では、枚葉紙1が印刷機へ供給されるに
従い紙積台3が上昇し、パレット4上に枚葉紙1が無く
なったら、紙積台3が下限位置まで降下しこの紙積台3
上に新たな枚葉紙パイルが載せられる。その後は、新た
な枚葉紙パイルの上面が紙出位置に来るよう紙積台3が
上昇する。
従い紙積台3が上昇し、パレット4上に枚葉紙1が無く
なったら、紙積台3が下限位置まで降下しこの紙積台3
上に新たな枚葉紙パイルが載せられる。その後は、新た
な枚葉紙パイルの上面が紙出位置に来るよう紙積台3が
上昇する。
ところで新たな枚葉紙パイルを載せて上昇させる際に、
枚葉紙パイルが傾むいてそのパイル端がセンサ部より外
側にずれていると、枚葉紙パイルの上面でセンサ部を押
し上げてしまう。このような事態が生じると、センサ部
によるパイル端面の検出ができず、更にはセンサ部が損
傷することがある。
枚葉紙パイルが傾むいてそのパイル端がセンサ部より外
側にずれていると、枚葉紙パイルの上面でセンサ部を押
し上げてしまう。このような事態が生じると、センサ部
によるパイル端面の検出ができず、更にはセンサ部が損
傷することがある。
本考案は、上記従来技術に鑑み、パイル端面を検出する
センサ部の検出が確実に行なえしかもセンサ部の損傷の
ない枚葉印刷機のフィーダを提供するものである。
センサ部の検出が確実に行なえしかもセンサ部の損傷の
ない枚葉印刷機のフィーダを提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決する本考案は、紙積台上の枚葉紙残量
が少なくなったら、枚葉紙パイルの端面を検出するセン
サ部を、パイル端面から離し、新たな枚葉紙パイルが紙
積台上に積載されこのパイル上面が紙出位置にセットさ
れたら、センサ部をパイル端面に接触させてパイル端面
位置の検出をすることを、その要旨とする。
が少なくなったら、枚葉紙パイルの端面を検出するセン
サ部を、パイル端面から離し、新たな枚葉紙パイルが紙
積台上に積載されこのパイル上面が紙出位置にセットさ
れたら、センサ部をパイル端面に接触させてパイル端面
位置の検出をすることを、その要旨とする。
〈作用〉 上記構成の本考案によれば、紙積台上の紙の残量が僅少
になってから、紙積台に新たに積んで枚葉紙パイルの上
面が紙出位置に来るよう紙積台が下限位置の上方所定位
置にまで上昇する間、センサ部がフレーム側へ逃げるた
め、センサ部に新たな枚葉紙パイルの上面が衝突するこ
とはない。
になってから、紙積台に新たに積んで枚葉紙パイルの上
面が紙出位置に来るよう紙積台が下限位置の上方所定位
置にまで上昇する間、センサ部がフレーム側へ逃げるた
め、センサ部に新たな枚葉紙パイルの上面が衝突するこ
とはない。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本実施例に係る枚葉印刷機のフィーダを示す正
面図である。
面図である。
同図に示すように、枚葉紙1を積層してなる枚葉紙パイ
ルAは平板状の紙積台3上にパレット4を介して積載さ
れている。紙積台3は図示しない昇降チェーンによって
4隅を吊下されており、手動操作若しくは枚葉紙パイル
Aの上面の検出によるモータ駆動でガイド棒11,12
に案内されて昇降するようになっている。更に詳言する
と、紙積台3はその左右両端面がブロック13,14に
固着されており、このブロック13,14が前記ガイド
棒11,12を挿通している。かくて紙積台3はブロッ
ク13,14がサイドフレーム15,16の内側面に摺
接してガイド棒11,12に案内されることによりパレ
ット4及び枚葉紙パイルAとともに昇降するようになっ
ている。
ルAは平板状の紙積台3上にパレット4を介して積載さ
れている。紙積台3は図示しない昇降チェーンによって
4隅を吊下されており、手動操作若しくは枚葉紙パイル
Aの上面の検出によるモータ駆動でガイド棒11,12
に案内されて昇降するようになっている。更に詳言する
と、紙積台3はその左右両端面がブロック13,14に
固着されており、このブロック13,14が前記ガイド
棒11,12を挿通している。かくて紙積台3はブロッ
ク13,14がサイドフレーム15,16の内側面に摺
接してガイド棒11,12に案内されることによりパレ
ット4及び枚葉紙パイルAとともに昇降するようになっ
ている。
パレット4はその下面に取り付けられたローラ17,1
8により紙積台3上を左右方向に移動し得る、即ち枚葉
紙パイルAの左右方向に関する位置を調整し得るように
なっている。更に詳言すると、紙積台3の下面には軸受
19,20及び支持部材21,22により回転可能に支
承されて左右方向に伸びるネジ軸23が配設されてお
り、このネジ軸23には、紙積台3の左右両端部で左右
方向に切欠かれた切欠部24,25を貫通して上方に伸
びる爪26,27の下端部が螺合されているる。また、
ネジ軸23に対する回転力は、ブラケット28により紙
積台3の下面に固着されたモータ29によりギヤ30,
31を介して供給される。かくて爪26,27はネジ軸
23の回転により切欠部24,25に沿って一緒に左方
向若しくは右方向に移動し、何れか一方の爪26,27
がパレット4の左端面若しくは右端面に当接してパレッ
ト4を右方向若しくは左方向に移動させるようになって
いる。
8により紙積台3上を左右方向に移動し得る、即ち枚葉
紙パイルAの左右方向に関する位置を調整し得るように
なっている。更に詳言すると、紙積台3の下面には軸受
19,20及び支持部材21,22により回転可能に支
承されて左右方向に伸びるネジ軸23が配設されてお
り、このネジ軸23には、紙積台3の左右両端部で左右
方向に切欠かれた切欠部24,25を貫通して上方に伸
びる爪26,27の下端部が螺合されているる。また、
ネジ軸23に対する回転力は、ブラケット28により紙
積台3の下面に固着されたモータ29によりギヤ30,
31を介して供給される。かくて爪26,27はネジ軸
23の回転により切欠部24,25に沿って一緒に左方
向若しくは右方向に移動し、何れか一方の爪26,27
がパレット4の左端面若しくは右端面に当接してパレッ
ト4を右方向若しくは左方向に移動させるようになって
いる。
なお、図示はしないが、紙積台3には電磁石が埋設され
ており、この電磁石を励磁することによりパレット4を
吸引してこのパレット4を紙積台3に固定するようにな
っている。したがって、前述の如くネジ軸23を回転さ
せてパレット4の左右方向位置を調整する際には、前記
電磁石を消勢してから位置調整を行なう。
ており、この電磁石を励磁することによりパレット4を
吸引してこのパレット4を紙積台3に固定するようにな
っている。したがって、前述の如くネジ軸23を回転さ
せてパレット4の左右方向位置を調整する際には、前記
電磁石を消勢してから位置調整を行なう。
ビーム32はサイドフレーム15,16の上部に支持さ
れている。ネジ軸33はビーム32の下面に固着された
軸受34,35及び支持部材36,37により回転可能
に支承されており、その左半分には左ネジが、また右半
分には右ネジが夫々刻設してある。支持部材38,39
は夫々の上端部がネジ軸33の左ネジ部及び右ネジ部に
夫々螺合するとともに上端面をブロック40,41に固
着してある。ブロック40,41は、ネジ軸33に沿い
ビーム32の下面に設けられた溝42,43に上端部が
夫々嵌入されており、これら溝42,43により前後両
端面が規制されている。かくてネジ軸33の回転により
支持部材38,39はネジ軸33に沿い相寄る方向若し
くは離間する方向に同量づつ移動する。また、ネジ軸3
3に対する回転力は、台44によりサイドフレーム16
に固着されたモータ45によりギヤ46,47を介して
供給される。支持部材38には当板48、センサ49,
50及び補助吹き51が、また支持部材39には補助吹
き52が夫々吊下されている。補助吹き51,52は枚
葉紙パイルAの左右両端面からこの枚葉紙パイルAに空
気を吹き入れるものである。
れている。ネジ軸33はビーム32の下面に固着された
軸受34,35及び支持部材36,37により回転可能
に支承されており、その左半分には左ネジが、また右半
分には右ネジが夫々刻設してある。支持部材38,39
は夫々の上端部がネジ軸33の左ネジ部及び右ネジ部に
夫々螺合するとともに上端面をブロック40,41に固
着してある。ブロック40,41は、ネジ軸33に沿い
ビーム32の下面に設けられた溝42,43に上端部が
夫々嵌入されており、これら溝42,43により前後両
端面が規制されている。かくてネジ軸33の回転により
支持部材38,39はネジ軸33に沿い相寄る方向若し
くは離間する方向に同量づつ移動する。また、ネジ軸3
3に対する回転力は、台44によりサイドフレーム16
に固着されたモータ45によりギヤ46,47を介して
供給される。支持部材38には当板48、センサ49,
50及び補助吹き51が、また支持部材39には補助吹
き52が夫々吊下されている。補助吹き51,52は枚
葉紙パイルAの左右両端面からこの枚葉紙パイルAに空
気を吹き入れるものである。
当板48及びセンサ49,50はこの部分を抽出・拡大
して示す第2図に基づき更に詳細に説明する。当板48
は、中央部をブロック53に左右方向移動可能に支持さ
れたロッド54の右端面に固着されている。また、当板
48とブロック53間のロッド54にはバネ55が嵌装
されており、このバネ55のバネ力により当板48を図
中右方向に押圧している。ストッパ56はロッド54の
右方向移動を規制すべくブロック53の左端面に当接す
るようロッド54に固着されている。センサ49,50
は、ブロック53の左端面に固着されて左方向に突出し
ている支持棒57に左右方向に並べて固着されており、
ロッド54の左端部に固着してある検出子58が夫々の
下面と相対向したとき動作するようになっている。即
ち、第3図(a)に示す状態でセンサ49が動作し、第3
図(b)に示す状態でセンサ49,50が動作する。
して示す第2図に基づき更に詳細に説明する。当板48
は、中央部をブロック53に左右方向移動可能に支持さ
れたロッド54の右端面に固着されている。また、当板
48とブロック53間のロッド54にはバネ55が嵌装
されており、このバネ55のバネ力により当板48を図
中右方向に押圧している。ストッパ56はロッド54の
右方向移動を規制すべくブロック53の左端面に当接す
るようロッド54に固着されている。センサ49,50
は、ブロック53の左端面に固着されて左方向に突出し
ている支持棒57に左右方向に並べて固着されており、
ロッド54の左端部に固着してある検出子58が夫々の
下面と相対向したとき動作するようになっている。即
ち、第3図(a)に示す状態でセンサ49が動作し、第3
図(b)に示す状態でセンサ49,50が動作する。
一方、ビーム32の中央にはマイクロスイッチ(パイル
上面検出センサ)60が装着されており、その検出ロッ
ド60aはパイルAの上面に対向している。また、サイ
ドフレーム16には近接センサ61,62が設置されて
いる。近接センサ61,62は、ブロック14を検出す
るものであり、近接センサ(残量検出センサ)61によ
りブロック14を検出したときには紙積台3が上限位置
に近づき枚葉紙1の残量が少なくなったことが判別で
き、近接センサ62によりブロック14を検出したとき
には紙積台3が上限位置に達し枚葉紙1が無くなったこ
とが判別できる。
上面検出センサ)60が装着されており、その検出ロッ
ド60aはパイルAの上面に対向している。また、サイ
ドフレーム16には近接センサ61,62が設置されて
いる。近接センサ61,62は、ブロック14を検出す
るものであり、近接センサ(残量検出センサ)61によ
りブロック14を検出したときには紙積台3が上限位置
に近づき枚葉紙1の残量が少なくなったことが判別で
き、近接センサ62によりブロック14を検出したとき
には紙積台3が上限位置に達し枚葉紙1が無くなったこ
とが判別できる。
制御部63は、センサ49,50、マイクロスイッチ6
0、近接センサ61,62等から検出信号を受け、モー
タ29,45等を駆動制御する。
0、近接センサ61,62等から検出信号を受け、モー
タ29,45等を駆動制御する。
ここで上記構成となっている枚葉印刷機のフィーダの動
作を説明する。
作を説明する。
紙積台3は、枚葉紙1が印刷機へ供給されるに従い上昇
するとともに、センサ部の当板48はパイルAの端面に
当接する。このときセンサ部のセンサ49,50により
検出子58を検出することによりパイルAの端面上部の
位置を検知できる。制御部63は、センサ49,50の
検出信号を基にパイルAの端面上部位置を判別し、この
位置が目的の位置となるように、モータ29を駆動制御
してパレット4の左右位置の調節をする。
するとともに、センサ部の当板48はパイルAの端面に
当接する。このときセンサ部のセンサ49,50により
検出子58を検出することによりパイルAの端面上部の
位置を検知できる。制御部63は、センサ49,50の
検出信号を基にパイルAの端面上部位置を判別し、この
位置が目的の位置となるように、モータ29を駆動制御
してパレット4の左右位置の調節をする。
パイルAが傾むくことがない程度にパレット4上の枚葉
紙1の残量が少なくなったときには、紙積台3は上限位
置に近づき、近接センサ61がブロック14を検出す
る。制御部63は、近接センサ61がブロック14を検
出すると、支持部材38,39が離間するようにモータ
45の回転制御をする。このためセンサ部の当板48,
センサ49,50等や補助吹き51,52がパイルA端
面から離れサイドフレーム15,16の近くまで退避す
る。
紙1の残量が少なくなったときには、紙積台3は上限位
置に近づき、近接センサ61がブロック14を検出す
る。制御部63は、近接センサ61がブロック14を検
出すると、支持部材38,39が離間するようにモータ
45の回転制御をする。このためセンサ部の当板48,
センサ49,50等や補助吹き51,52がパイルA端
面から離れサイドフレーム15,16の近くまで退避す
る。
紙積台3が更に上昇して上限位置に達しパレット4上に
枚葉紙1が無くなったときには、近接センサ62がブロ
ック14を検出する。近接センサ62がブロック14を
検出したところで、紙積台3を上限位置から下限位置に
まで降下させる。
枚葉紙1が無くなったときには、近接センサ62がブロ
ック14を検出する。近接センサ62がブロック14を
検出したところで、紙積台3を上限位置から下限位置に
まで降下させる。
下限位置に着いた紙積台3には、パレット4を介して新
たなパイルAを積載する。その後、紙積台3を徐々に上
昇させ、マイクロスイッチ60の検出ロッド60aが、
新たなパイルAの上面に当接してパイルAの上面を検出
したところで紙積台3を停止させる。このときパイルA
の上面位置は紙出位置に一致している。制御部63は、
マイクロスイッチ60が新たなパイルAの上面を検出す
ると、サイドフレーム15,16側に退避させていた支
持部38,39を相寄らせて紙サイズ位置にくるように
モータ45を回転制御する。これによりセンサ部の当板
48が新たなパイルAの端面に当接するとともに、補助
吹き51,52がパイルA端面に近接する。このように
なったら、枚葉紙1の印刷機への供給を再開する。もち
ろん、枚葉紙1が印刷機へ供給されるに従い、紙積台3
を上昇させるとともに、センサ部のセンサ49,50の
検出信号に応じてパレット4の位置調整をしてパイルA
の端面上部の位置を目的の位置になるよう規制をするこ
とは当然である。
たなパイルAを積載する。その後、紙積台3を徐々に上
昇させ、マイクロスイッチ60の検出ロッド60aが、
新たなパイルAの上面に当接してパイルAの上面を検出
したところで紙積台3を停止させる。このときパイルA
の上面位置は紙出位置に一致している。制御部63は、
マイクロスイッチ60が新たなパイルAの上面を検出す
ると、サイドフレーム15,16側に退避させていた支
持部38,39を相寄らせて紙サイズ位置にくるように
モータ45を回転制御する。これによりセンサ部の当板
48が新たなパイルAの端面に当接するとともに、補助
吹き51,52がパイルA端面に近接する。このように
なったら、枚葉紙1の印刷機への供給を再開する。もち
ろん、枚葉紙1が印刷機へ供給されるに従い、紙積台3
を上昇させるとともに、センサ部のセンサ49,50の
検出信号に応じてパレット4の位置調整をしてパイルA
の端面上部の位置を目的の位置になるよう規制をするこ
とは当然である。
なお、最初にパイルAを紙積台3に積むときも、センサ
部(当板48やセンサ49,50等)及び補助吹き5
1,52を退避させている。
部(当板48やセンサ49,50等)及び補助吹き5
1,52を退避させている。
上述したように本実施例では、センサ部及び補助吹きを
退避させているので、新たなパイルがこれらセンサ部や
補助吹きを押し上げることはない。よって、センサ部や
補助吹きが損傷することはない。
退避させているので、新たなパイルがこれらセンサ部や
補助吹きを押し上げることはない。よって、センサ部や
補助吹きが損傷することはない。
〈考案の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば、先行するパイルの枚葉紙残量が僅少になってか
ら、次のパイルが積載されそのパイルの上面が紙出位置
に達するまでの間、パイル端面を検出するセンサ部をパ
イルの外側へ退避させているため、センサ部に新たなパ
イルが衝突することはない。よってセンサ部の損傷は防
止され、センサ部によるパイル端面の検出が正確に行な
われる。
れば、先行するパイルの枚葉紙残量が僅少になってか
ら、次のパイルが積載されそのパイルの上面が紙出位置
に達するまでの間、パイル端面を検出するセンサ部をパ
イルの外側へ退避させているため、センサ部に新たなパ
イルが衝突することはない。よってセンサ部の損傷は防
止され、センサ部によるパイル端面の検出が正確に行な
われる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示す構成図、第2図はセンサ
部を抽出・拡大して示す構成図、第3図(a),(b)はセン
サ部の動作状態を示す説明図、第4図は枚葉印刷機を示
す平面図である。 図面中、 1は枚葉紙、 2はフィーダ、 3は紙積台、 4はパレット、 23はネジ軸、 26,27は爪、 29はモータ、 33はネジ軸、 38,39は支持部材、 45はモータ、 48は当板、 49,50はセンサ、 51,52は補助吹き、 60はマイクロスイッチ、 61,62は近接センサ、 63は制御部である。
部を抽出・拡大して示す構成図、第3図(a),(b)はセン
サ部の動作状態を示す説明図、第4図は枚葉印刷機を示
す平面図である。 図面中、 1は枚葉紙、 2はフィーダ、 3は紙積台、 4はパレット、 23はネジ軸、 26,27は爪、 29はモータ、 33はネジ軸、 38,39は支持部材、 45はモータ、 48は当板、 49,50はセンサ、 51,52は補助吹き、 60はマイクロスイッチ、 61,62は近接センサ、 63は制御部である。
Claims (1)
- 【請求項1】枚葉紙パイルが積載されるとともに枚葉紙
が印刷機へ供給されるに従い上昇させられる紙積台と、 紙積台の上方位置で枚葉紙の搬出方向と直交する左右方
向に沿い架設されて回転自在に支持されたネジ軸及びこ
のネジ軸を回転させるモータでなる左右移動手段と、 前記ネジ軸の回転によりネジ軸に沿い移動するように設
置されており、枚葉紙パイルの左右の一端面を検出する
センサ部と、 紙積台に積載した枚葉紙パイルを、前記センサ部の検出
信号を基に、左右方向に沿い移動させて枚葉紙の位置を
調節する枚葉紙位置調節手段と、 新たな枚葉紙パイルが積載された紙積台が上昇してくる
際に新たな枚葉紙パイルの上面が一定位置に到達したこ
とを検出するパイル上面検出センサと、を有する枚葉印
刷機のフィーダにおいて、 紙積台上の枚葉紙の残量が少なくなったことを検出する
残量検出センサと、 前記残量検出センサにより枚葉紙残量が少なくなったこ
とを検出すると、前記センサ部が枚葉紙パイルの端面か
ら離れるように前記左右移動手段の駆動制御をし、前記
パイル上面検出センサにより新たな枚葉紙パイルの上面
が紙出位置に到達したことを検出すると、前記センサ部
が枚葉紙パイルの端面を検出し得る位置に占位するよう
前記左右移動手段を駆動制御する制御手段と、を有する
ことを特徴とする枚葉印刷機のフィーダ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144490U JPH062981Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 枚葉印刷機のフィーダ |
US07/247,951 US4971311A (en) | 1987-09-24 | 1988-09-22 | Feeder for sheet-feed printing machine |
EP19920250139 EP0505021A3 (en) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Feeder for a sheet-feed printing machine |
DE8888730217T DE3877104T2 (de) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Zufuehrvorrichtung fuer bogendruckmaschine. |
EP88730217A EP0309388B1 (en) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Feeder for sheet-feed printing machine |
EP19920250138 EP0506221A3 (en) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Feeder for sheet-feed printing machine. |
AT88730217T ATE84010T1 (de) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Zufuehrvorrichtung fuer bogendruckmaschine. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987144490U JPH062981Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 枚葉印刷機のフィーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450252U JPS6450252U (ja) | 1989-03-28 |
JPH062981Y2 true JPH062981Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31412248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987144490U Expired - Lifetime JPH062981Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 枚葉印刷機のフィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062981Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56114957A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-09 | Canon Inc | Transfer material feeder |
JPS61145042A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-02 | Komori Printing Mach Co Ltd | 枚葉印刷機の紙積位置規正装置 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP1987144490U patent/JPH062981Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450252U (ja) | 1989-03-28 |
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