JPH0536328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536328B2 JPH0536328B2 JP59266236A JP26623684A JPH0536328B2 JP H0536328 B2 JPH0536328 B2 JP H0536328B2 JP 59266236 A JP59266236 A JP 59266236A JP 26623684 A JP26623684 A JP 26623684A JP H0536328 B2 JPH0536328 B2 JP H0536328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- pallet
- paper stacking
- stacking table
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/08—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device
- B65H1/14—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device comprising positively-acting mechanical devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2801/00—Application field
- B65H2801/03—Image reproduction devices
- B65H2801/21—Industrial-size printers, e.g. rotary printing press
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は枚葉印刷機の給紙部において印刷用紙
を紙積台上にパレツトを介して積載する給紙用紙
積装置に関するものである。
を紙積台上にパレツトを介して積載する給紙用紙
積装置に関するものである。
枚葉印刷機による印刷作業において、給紙部の
紙積台上にパレツトを介して積載された紙は、サ
ツカ装置により上層から1枚ずつ吸引され差板上
へ送り出されて前当てと横針装置とで天地方向と
左右方向との位置をそれぞれ規正されたのち、ス
イング装置の爪で1枚ずつ咥えられて印刷ユニツ
トへ供給される。そして、この紙には、版胴上の
版面に形成された画像が直接またはゴム胴を介し
転写されて印刷が施される。
紙積台上にパレツトを介して積載された紙は、サ
ツカ装置により上層から1枚ずつ吸引され差板上
へ送り出されて前当てと横針装置とで天地方向と
左右方向との位置をそれぞれ規正されたのち、ス
イング装置の爪で1枚ずつ咥えられて印刷ユニツ
トへ供給される。そして、この紙には、版胴上の
版面に形成された画像が直接またはゴム胴を介し
転写されて印刷が施される。
このような印刷作業において給紙部へ紙を供給
するには、紙を積載したパレツトをフオークリフ
トのフオーク等ですくい上げて運搬し、紙積台上
へ載置したのちフオークを抜くという方法が一般
にとられている。そして紙積台上へ載置されたパ
レツト上の紙は、その左右方向の位置がずれてい
ると、前記差板上へ送り出されたときに横針装置
へ衝突したり横針装置の引き込み範囲を外れたり
して多くの損紙が発生するので、印刷開始前およ
び印刷中の位置ずれ時にパレツトを左右動させて
紙の位置規正を行なう必要があり、そこで従来パ
レツトの左右動を可能にした種々の紙積装置が提
案されている。
するには、紙を積載したパレツトをフオークリフ
トのフオーク等ですくい上げて運搬し、紙積台上
へ載置したのちフオークを抜くという方法が一般
にとられている。そして紙積台上へ載置されたパ
レツト上の紙は、その左右方向の位置がずれてい
ると、前記差板上へ送り出されたときに横針装置
へ衝突したり横針装置の引き込み範囲を外れたり
して多くの損紙が発生するので、印刷開始前およ
び印刷中の位置ずれ時にパレツトを左右動させて
紙の位置規正を行なう必要があり、そこで従来パ
レツトの左右動を可能にした種々の紙積装置が提
案されている。
しかしながら、従来におけるこの種の紙積装置
は、いずれも構造が複雑であるばかりでなく、近
年開発が進められつつある印刷機給紙部への紙の
運搬、供給等の自動化に対応できない。
は、いずれも構造が複雑であるばかりでなく、近
年開発が進められつつある印刷機給紙部への紙の
運搬、供給等の自動化に対応できない。
このような問題点を解決するために、本発明で
は複数個のころ孔とマグネツト孔とを有する昇降
自在な紙積台と、ピツト内へ下降した紙積台の下
降限においてころ孔から上方へ一部を突出させる
ようにピツト側に支持された複数個のガイドころ
と、紙を積載して紙積台後方の床面からガイドこ
ろを転動させつつ押し込まれるパレツトと、押込
まれたパレツトの下面よりも上端を低く位置させ
て紙積台側に回転自在に支持され紙積台の上昇と
ともにパレツトを着座させて転動によりパレツト
を左右動可能に支持する支持ころと、紙積台側に
固定されて上端吸引面をパレツトの下端吸着面に
対向させ給紙位置に対するパレツトの押込み時と
押出し時とにおけるガイドころの転動による前後
動および紙の左右位置変更時における支持ころの
転動による左右動時以外に励磁されてパレツトを
吸引するマグネツトと、紙積台に支持されパレツ
トに当接してこれを左右に移動させる左右駆動手
段とを設けた。
は複数個のころ孔とマグネツト孔とを有する昇降
自在な紙積台と、ピツト内へ下降した紙積台の下
降限においてころ孔から上方へ一部を突出させる
ようにピツト側に支持された複数個のガイドころ
と、紙を積載して紙積台後方の床面からガイドこ
ろを転動させつつ押し込まれるパレツトと、押込
まれたパレツトの下面よりも上端を低く位置させ
て紙積台側に回転自在に支持され紙積台の上昇と
ともにパレツトを着座させて転動によりパレツト
を左右動可能に支持する支持ころと、紙積台側に
固定されて上端吸引面をパレツトの下端吸着面に
対向させ給紙位置に対するパレツトの押込み時と
押出し時とにおけるガイドころの転動による前後
動および紙の左右位置変更時における支持ころの
転動による左右動時以外に励磁されてパレツトを
吸引するマグネツトと、紙積台に支持されパレツ
トに当接してこれを左右に移動させる左右駆動手
段とを設けた。
このように構成することにより、紙積台が下降
限で停止しているところへその後方の床面上に準
備された紙積載パレツトが押し込まれると、パレ
ツトはガイドころを転動させながら紙積台上へ移
動し、停止後マグネツトで固定されるので、紙積
台を上昇させると、紙積台はガイドころをピツト
側に残して支持ころで支承されながらマグネツト
で移動を規制されて上昇する。上昇後印刷作業が
開始されるが、印刷前や印刷中の紙積位置規正時
には、マグネツトが消磁されてパレツトの移動が
可能となる。パレツト上の紙がなくなると、紙積
台がパレツトを支持ころで支承しマグネツトで移
動を規制しながら下降し、パレツトがガイドころ
に着座すると支持ころがパレツトから離れるの
で、マグネツトを消磁してパレツトを機外へ押し
出す。
限で停止しているところへその後方の床面上に準
備された紙積載パレツトが押し込まれると、パレ
ツトはガイドころを転動させながら紙積台上へ移
動し、停止後マグネツトで固定されるので、紙積
台を上昇させると、紙積台はガイドころをピツト
側に残して支持ころで支承されながらマグネツト
で移動を規制されて上昇する。上昇後印刷作業が
開始されるが、印刷前や印刷中の紙積位置規正時
には、マグネツトが消磁されてパレツトの移動が
可能となる。パレツト上の紙がなくなると、紙積
台がパレツトを支持ころで支承しマグネツトで移
動を規制しながら下降し、パレツトがガイドころ
に着座すると支持ころがパレツトから離れるの
で、マグネツトを消磁してパレツトを機外へ押し
出す。
第1図ないし第6図は本発明に係る紙積位置規
正装置の実施例を示し、第1図はその正面図、第
2図は同じく平面図、第3図は同じく要部の側面
図、第4図は第1図要部のAA断面図、第5図は
センサ近傍の拡大断面図、第6図はパレツト押出
装置の平面図である。図において、全体を符号1
で示す紙積装置は、4隅に切欠きを有する長方形
の板2aとその両端縁にボルト止めされた垂直部
材2bとからなる紙積台2を備えており、各垂直
部材2bの中央部には、一対の正方形板3aの4
隅をガイドピン3bで連結してなる昇降板3がそ
れぞれ下段のガイドピン3bで固定されている。
一方、左右のフイーダフレーム4には、長尺のガ
イドバー5が垂直状に固定されており、紙積台2
は左右の昇降板3をガイドバー5と係合させるこ
とにより昇降自在に支持されている。そして、紙
積台2は図示しない昇降チエーンによつて4隅を
吊下されており、手動操作または積載紙上面の検
出によるモータ駆動でガイドバー5に案内されて
昇降するように構成されている。紙積台2の下降
限は、第3図に符号hで示すように床面6よりも
低くピツト7内へ係入するように設定されてい
る。8はピツト7内にブラケツト9を介して回動
自在に支持された複数個のガイドころであつて、
その上端が床面6とほぼ同一平面となるように高
さを設定されており、紙積台2に複数個(本実施
例では4列3行計12個)穿設したころ孔10に係
入させることにより、紙積台2の床面下への下降
を許している。11は紙12を積載して紙積台2
上へ搭載される鉄板製のパレツトであつて、枠材
により補強されているとともに、フオークリフト
のフオーク等ですくい上げが可能な凹部を下面に
備えており、このパレツト11はフオークリフト
等で第3図に符号11Aで示す位置へ運搬された
のち、図示しない押込み装置により矢印B方向へ
押込まれ紙積台2上へ搭載されるが、このときパ
レツト11は紙積台2から突出するガイドころ8
を転動させながら移動する。13はパレツト11
と紙12との前端面を当接させて紙12の前端を
揃える複数個の前当てバーであつて、左右のフイ
ーダフレーム4を連結するステー14等によつて
垂直状に並列して支持されている。なお、第3図
において、パレツト11は上昇位置を実線で示し
ており、また下降位置を鎖線で示している。ま
た、紙12は最大紙を実線で示しており、最小紙
を鎖線で示している。
正装置の実施例を示し、第1図はその正面図、第
2図は同じく平面図、第3図は同じく要部の側面
図、第4図は第1図要部のAA断面図、第5図は
センサ近傍の拡大断面図、第6図はパレツト押出
装置の平面図である。図において、全体を符号1
で示す紙積装置は、4隅に切欠きを有する長方形
の板2aとその両端縁にボルト止めされた垂直部
材2bとからなる紙積台2を備えており、各垂直
部材2bの中央部には、一対の正方形板3aの4
隅をガイドピン3bで連結してなる昇降板3がそ
れぞれ下段のガイドピン3bで固定されている。
一方、左右のフイーダフレーム4には、長尺のガ
イドバー5が垂直状に固定されており、紙積台2
は左右の昇降板3をガイドバー5と係合させるこ
とにより昇降自在に支持されている。そして、紙
積台2は図示しない昇降チエーンによつて4隅を
吊下されており、手動操作または積載紙上面の検
出によるモータ駆動でガイドバー5に案内されて
昇降するように構成されている。紙積台2の下降
限は、第3図に符号hで示すように床面6よりも
低くピツト7内へ係入するように設定されてい
る。8はピツト7内にブラケツト9を介して回動
自在に支持された複数個のガイドころであつて、
その上端が床面6とほぼ同一平面となるように高
さを設定されており、紙積台2に複数個(本実施
例では4列3行計12個)穿設したころ孔10に係
入させることにより、紙積台2の床面下への下降
を許している。11は紙12を積載して紙積台2
上へ搭載される鉄板製のパレツトであつて、枠材
により補強されているとともに、フオークリフト
のフオーク等ですくい上げが可能な凹部を下面に
備えており、このパレツト11はフオークリフト
等で第3図に符号11Aで示す位置へ運搬された
のち、図示しない押込み装置により矢印B方向へ
押込まれ紙積台2上へ搭載されるが、このときパ
レツト11は紙積台2から突出するガイドころ8
を転動させながら移動する。13はパレツト11
と紙12との前端面を当接させて紙12の前端を
揃える複数個の前当てバーであつて、左右のフイ
ーダフレーム4を連結するステー14等によつて
垂直状に並列して支持されている。なお、第3図
において、パレツト11は上昇位置を実線で示し
ており、また下降位置を鎖線で示している。ま
た、紙12は最大紙を実線で示しており、最小紙
を鎖線で示している。
そして、紙積台2には、その上昇時にパレツト
11を支承するころと、パレツト11を固定する
マグネツトと、後述する検知部のセンサからの信
号でパレツト11を左右方向へ移動させて正しく
位置決めする規正装置とが付設されている。すな
わち、紙積台2の板2aには、複数個(本実施例
では2列6行計12個)のころ孔15が穿設されて
おり、このころ孔15には、板2aの裏面にブラ
ケツト16を介して装着された回動自在な支持こ
ろ17が係入されている。この支持ころ17は、
パレツト11が前記ガイドころ8に着座したとき
にパレツト11との間にすき間ができるようにそ
の高さが設定されており、紙積台2がガイドころ
8を残して上昇すると、支持ころ17がパレツト
11に接触してこれを一体的に上昇させるととも
に、パレツト11を左右方向へ移動自在に支承す
るように構成されている。
11を支承するころと、パレツト11を固定する
マグネツトと、後述する検知部のセンサからの信
号でパレツト11を左右方向へ移動させて正しく
位置決めする規正装置とが付設されている。すな
わち、紙積台2の板2aには、複数個(本実施例
では2列6行計12個)のころ孔15が穿設されて
おり、このころ孔15には、板2aの裏面にブラ
ケツト16を介して装着された回動自在な支持こ
ろ17が係入されている。この支持ころ17は、
パレツト11が前記ガイドころ8に着座したとき
にパレツト11との間にすき間ができるようにそ
の高さが設定されており、紙積台2がガイドころ
8を残して上昇すると、支持ころ17がパレツト
11に接触してこれを一体的に上昇させるととも
に、パレツト11を左右方向へ移動自在に支承す
るように構成されている。
さらに、紙積台2の板2aには、複数個(本実
施例では4個)のマグネツト孔18が穿設されて
おり、このマグネツト孔18には板2aの裏面に
支持台19を介して支持された円筒状のマグネツ
ト20が係入されている。このマグネツト20は
励磁によりパレツト11を吸引してその移動を係
止するものであつて、パレツト11がガイドころ
8に着座したときにはガイドころ8の転動を妨げ
ないようにマグネツト20とパレツト11との間
にすき間が形成されているが、この場合でもパレ
ツト11に対して吸引力が作用するようにすき間
を小さく設定されている。そして、マグネツト2
0の励磁、消磁は制御装置により所定のタイミン
グで行なわれる。
施例では4個)のマグネツト孔18が穿設されて
おり、このマグネツト孔18には板2aの裏面に
支持台19を介して支持された円筒状のマグネツ
ト20が係入されている。このマグネツト20は
励磁によりパレツト11を吸引してその移動を係
止するものであつて、パレツト11がガイドころ
8に着座したときにはガイドころ8の転動を妨げ
ないようにマグネツト20とパレツト11との間
にすき間が形成されているが、この場合でもパレ
ツト11に対して吸引力が作用するようにすき間
を小さく設定されている。そして、マグネツト2
0の励磁、消磁は制御装置により所定のタイミン
グで行なわれる。
紙積台2の板2aには、一対のブラケツト2
1,22が裏面の中央部に位置して固定されてお
り、一方のブラケツト21には、後述するセンサ
54,55からの信号によつて正逆転する紙積台
左右動駆動手段としてのモータ23が固定されて
いる。両方のブラケツト21,22には両方のフ
イーダフレーム4方向へ延びるねじ軸24が軸支
されており、このねじ軸24に軸着されたギア2
5はモータ軸上のギア26と噛合つている。27
は、ねじ軸24の両端ねじ部にめねじ部材27a
を螺合させてねじ軸24と直交する方向へ延びる
一対のバーであつて、各バー27の両端部には、
板2aの4隅部にブラケツト28を介して軸支さ
れた支軸29上の摺動自在な支持部が係合されて
いる。左右の各支軸29の両端部には、爪ホルダ
30が支軸29と直交してナツト31で固定され
ており、各爪ホルダ30の先端部には、パレツト
11の下端部に上端部を対向させて直交する爪3
2がそれぞれ固定されている。こうすることによ
りモータ23を回転させると、ギア26,25を
介してねじ軸24が回転し、そのねじ作用により
左右のバー27が両端の支持部を支軸29上で摺
動させながら同方向へ移動して爪32によりパレ
ツト11を押して移動させるように構成されてい
る。この場合、パレツト11は支持ころ17を転
動させながら移動し、モータ23の回転方向によ
つて移動方向が異なる。33,34は板2aの後
端左右2箇所に装着されてモータ23の電源に接
続されたリミツトスイツチであつて、そのアクチ
ユエータには、爪ホルダ30に固定されたプレー
ト35,36がそれぞれ対接されており、爪32
の左右移動限において作動してモータ23を停止
させる安全装置の役目をしている。また37は紙
サイズ変更時に手動で左右方向へ移動させて紙1
2の両側端を当接させる横当てである。
1,22が裏面の中央部に位置して固定されてお
り、一方のブラケツト21には、後述するセンサ
54,55からの信号によつて正逆転する紙積台
左右動駆動手段としてのモータ23が固定されて
いる。両方のブラケツト21,22には両方のフ
イーダフレーム4方向へ延びるねじ軸24が軸支
されており、このねじ軸24に軸着されたギア2
5はモータ軸上のギア26と噛合つている。27
は、ねじ軸24の両端ねじ部にめねじ部材27a
を螺合させてねじ軸24と直交する方向へ延びる
一対のバーであつて、各バー27の両端部には、
板2aの4隅部にブラケツト28を介して軸支さ
れた支軸29上の摺動自在な支持部が係合されて
いる。左右の各支軸29の両端部には、爪ホルダ
30が支軸29と直交してナツト31で固定され
ており、各爪ホルダ30の先端部には、パレツト
11の下端部に上端部を対向させて直交する爪3
2がそれぞれ固定されている。こうすることによ
りモータ23を回転させると、ギア26,25を
介してねじ軸24が回転し、そのねじ作用により
左右のバー27が両端の支持部を支軸29上で摺
動させながら同方向へ移動して爪32によりパレ
ツト11を押して移動させるように構成されてい
る。この場合、パレツト11は支持ころ17を転
動させながら移動し、モータ23の回転方向によ
つて移動方向が異なる。33,34は板2aの後
端左右2箇所に装着されてモータ23の電源に接
続されたリミツトスイツチであつて、そのアクチ
ユエータには、爪ホルダ30に固定されたプレー
ト35,36がそれぞれ対接されており、爪32
の左右移動限において作動してモータ23を停止
させる安全装置の役目をしている。また37は紙
サイズ変更時に手動で左右方向へ移動させて紙1
2の両側端を当接させる横当てである。
次に紙積位置規正用の検出部について説明す
る。左右のフイーダフレーム4間には、大小2個
のステー38,39が、紙12の前端を規制する
前記前当てバー13のほぼ上方に位置して支架さ
れており、両方のステー38,39はブラケツト
40,41によつて中間部の4箇所を連結されて
いる。また、ブラケツト40のうちの1つと、ス
テー38に固定された別のブラケツト42との間
には、モータ台43が支架されており、このモー
タ台43上には、紙サイズに対応して選択された
押ボタンの操作によつて所定の回転数だけ回転す
るモータ44が固定されている。このモータ44
のモータ軸45はステー38を貫通して下端部を
ブラケツト40で支持されており、このモータ軸
45の下端部には、ベベルギア46が軸着されて
いる。また、4個のブラケツト40間には、右ね
じ47aと左ねじ47bとを左右に有するねじ軸
47が中間部をカツプリング48で連結されて回
動自在に軸支されており、このねじ軸47に軸着
されたベベルギア49は前記モータ軸45のベベ
ルギア46と噛合つている。50,51はねじ軸
47の右ねじ47aと左ねじ47bとにそれぞれ
1個ずつ螺合されたセンサホルダであつて、ねじ
軸47と平行して支架された支軸52によつて回
動を規制されており、各センサホルダ50,51
には、L字状の支持板53がボルト止めされてい
る。そして、各支持板53には、2個のセンサ5
4,55が上昇した紙12の上層面前端に近接し
て装着されており、本実施例では光電スイツチが
用いられている。これらのセンサ54,55は、
第5図に拡大平面図を示すように前後方向へ互に
位相をずらして配設されているとともに、左右方
向へも互に位相をずらして配設されている。すな
わち、この紙積装置1と印刷ユニツトとの間に
は、上下のローラで紙端部を引き込んでゲージに
当接させることにより紙端位置を規正する図示し
ない横針装置が設けられており、そのローラによ
る引込み量が5〜6mm程度のときにゲージによる
紙揃えが最も良好になるものであるから、紙端が
この位置へ来るように紙積位置を規正する必要が
あり、第5図に符号Lで示す横針装置のゲージ位
置と紙12の端との間隔tが、5〜6mm±2mm程
度となるように紙積位置が規正される。このため
に第5図に符号t1+t2で示す両センサ54,55
の間隔が4mm程度に設定されており、内側のセン
サ54のみが紙12の存在を検出したときにのみ
前記モータ23が停止するように構成されてい
る。そして紙12が内側へ移動してセンサ54,
55がともに紙12を検出しなくなると、センサ
54からの信号でモータ23が所定回転数だけ正
回転して紙12がパレツト11とともに外側へ移
動し、t1,t2がともに2mm程度となるような図示
の位置へ規正される。また紙12が外側へ移動し
てセンサ54,55がともに紙12を検出するよ
うになると、センサ55からの信号でモータ23
が所定回転数だけ逆回転して紙12がパレツト1
1とともに内側へ移動し、t1,t2がともに2mm程
度となるような図示の位置へ規正されるように構
成されている。
る。左右のフイーダフレーム4間には、大小2個
のステー38,39が、紙12の前端を規制する
前記前当てバー13のほぼ上方に位置して支架さ
れており、両方のステー38,39はブラケツト
40,41によつて中間部の4箇所を連結されて
いる。また、ブラケツト40のうちの1つと、ス
テー38に固定された別のブラケツト42との間
には、モータ台43が支架されており、このモー
タ台43上には、紙サイズに対応して選択された
押ボタンの操作によつて所定の回転数だけ回転す
るモータ44が固定されている。このモータ44
のモータ軸45はステー38を貫通して下端部を
ブラケツト40で支持されており、このモータ軸
45の下端部には、ベベルギア46が軸着されて
いる。また、4個のブラケツト40間には、右ね
じ47aと左ねじ47bとを左右に有するねじ軸
47が中間部をカツプリング48で連結されて回
動自在に軸支されており、このねじ軸47に軸着
されたベベルギア49は前記モータ軸45のベベ
ルギア46と噛合つている。50,51はねじ軸
47の右ねじ47aと左ねじ47bとにそれぞれ
1個ずつ螺合されたセンサホルダであつて、ねじ
軸47と平行して支架された支軸52によつて回
動を規制されており、各センサホルダ50,51
には、L字状の支持板53がボルト止めされてい
る。そして、各支持板53には、2個のセンサ5
4,55が上昇した紙12の上層面前端に近接し
て装着されており、本実施例では光電スイツチが
用いられている。これらのセンサ54,55は、
第5図に拡大平面図を示すように前後方向へ互に
位相をずらして配設されているとともに、左右方
向へも互に位相をずらして配設されている。すな
わち、この紙積装置1と印刷ユニツトとの間に
は、上下のローラで紙端部を引き込んでゲージに
当接させることにより紙端位置を規正する図示し
ない横針装置が設けられており、そのローラによ
る引込み量が5〜6mm程度のときにゲージによる
紙揃えが最も良好になるものであるから、紙端が
この位置へ来るように紙積位置を規正する必要が
あり、第5図に符号Lで示す横針装置のゲージ位
置と紙12の端との間隔tが、5〜6mm±2mm程
度となるように紙積位置が規正される。このため
に第5図に符号t1+t2で示す両センサ54,55
の間隔が4mm程度に設定されており、内側のセン
サ54のみが紙12の存在を検出したときにのみ
前記モータ23が停止するように構成されてい
る。そして紙12が内側へ移動してセンサ54,
55がともに紙12を検出しなくなると、センサ
54からの信号でモータ23が所定回転数だけ正
回転して紙12がパレツト11とともに外側へ移
動し、t1,t2がともに2mm程度となるような図示
の位置へ規正される。また紙12が外側へ移動し
てセンサ54,55がともに紙12を検出するよ
うになると、センサ55からの信号でモータ23
が所定回転数だけ逆回転して紙12がパレツト1
1とともに内側へ移動し、t1,t2がともに2mm程
度となるような図示の位置へ規正されるように構
成されている。
第1図に符号56で示すものは、ステー38,
39を連結する中間フレーム57に支持されたリ
ミツトスイツチであつて、昇降装置で昇降する紙
積台2の上昇限において紙12の上面を当接させ
て上昇を停止させるように構成されている。また
ブラケツト40には左右一対のリミツトスイツチ
58,59が支持されており、センサホルダ51
が左右への移動限においてこれに接触することに
よりモータ44を停止させて行き過ぎを防止する
ように構成されている。符号60で示すものは、
ブラケツト40に支持されてねじ軸47との間を
ベベルギア61,62で駆動連結されたエンコー
ダであつて、制御装置との間を接続されており、
ねじ軸47の回動すなわちセンサ54,55の移
動量を記憶して制御装置へ信号を送るように構成
されている。
39を連結する中間フレーム57に支持されたリ
ミツトスイツチであつて、昇降装置で昇降する紙
積台2の上昇限において紙12の上面を当接させ
て上昇を停止させるように構成されている。また
ブラケツト40には左右一対のリミツトスイツチ
58,59が支持されており、センサホルダ51
が左右への移動限においてこれに接触することに
よりモータ44を停止させて行き過ぎを防止する
ように構成されている。符号60で示すものは、
ブラケツト40に支持されてねじ軸47との間を
ベベルギア61,62で駆動連結されたエンコー
ダであつて、制御装置との間を接続されており、
ねじ軸47の回動すなわちセンサ54,55の移
動量を記憶して制御装置へ信号を送るように構成
されている。
次にパレツト押出装置を第6図に基いて説明す
る。図において前当てバー13に当接しているパ
レツト11の前方には、前当てバー13を支持す
る前記ステー14がフイーダフレーム4を連結し
て架設されており、さらにフイーダフレーム4は
ステー14と平行するビーム63で連結されてい
る。このようなフイーダフレーム4の前方には、
図示しない横針装置が装着された差板が延設され
ており、この差板の下方には、パレツト押出装置
64が配設されている。すなわち、左右のフイー
ダフレーム4から前方へ突設されたブラケツト6
5を連結するビーム66には、左右一対のエアシ
リンダ67の基部がブラケツト68を介して支持
されており、これらのエアシリンダ67のシリン
ダ先端部は前記ステー14にL字状のブラケツト
69を介して支持されている。エアシリンダ67
のエア圧で進退するピストンロツド70の先端面
は、下降限にあるパレツト11の前端面に対向し
ており、この先端面には緩衝用の硬質ゴム71が
接着されている。そして、給紙を終つてパレツト
11が下降してときにエアシリンダ67のピスト
ンロツド7を前進させることにより空パレツト1
1が機外へ押出されるように構成されている。7
2は、ビームに固定されて制御装置と電気接続さ
れ、エアシリンダ67へのエア通路を所定のタイ
ミングで開閉する電磁切換弁であり、また73
は、ステー14の中央部に固定されて配電盤との
間を接続されパレツト11が紙積台2上へ押込ま
れたときに、前当てバー13に当接する手前でこ
れを検知して閉成する近接スイツチである。
る。図において前当てバー13に当接しているパ
レツト11の前方には、前当てバー13を支持す
る前記ステー14がフイーダフレーム4を連結し
て架設されており、さらにフイーダフレーム4は
ステー14と平行するビーム63で連結されてい
る。このようなフイーダフレーム4の前方には、
図示しない横針装置が装着された差板が延設され
ており、この差板の下方には、パレツト押出装置
64が配設されている。すなわち、左右のフイー
ダフレーム4から前方へ突設されたブラケツト6
5を連結するビーム66には、左右一対のエアシ
リンダ67の基部がブラケツト68を介して支持
されており、これらのエアシリンダ67のシリン
ダ先端部は前記ステー14にL字状のブラケツト
69を介して支持されている。エアシリンダ67
のエア圧で進退するピストンロツド70の先端面
は、下降限にあるパレツト11の前端面に対向し
ており、この先端面には緩衝用の硬質ゴム71が
接着されている。そして、給紙を終つてパレツト
11が下降してときにエアシリンダ67のピスト
ンロツド7を前進させることにより空パレツト1
1が機外へ押出されるように構成されている。7
2は、ビームに固定されて制御装置と電気接続さ
れ、エアシリンダ67へのエア通路を所定のタイ
ミングで開閉する電磁切換弁であり、また73
は、ステー14の中央部に固定されて配電盤との
間を接続されパレツト11が紙積台2上へ押込ま
れたときに、前当てバー13に当接する手前でこ
れを検知して閉成する近接スイツチである。
以上のように構成された紙積装置の動作を、例
えば紙サイズが最大紙から最小紙に変つた場合を
例にとつて説明する。まず図示しない横針装置を
内側へ移動させてそのゲージが版面の所定位置と
対応する第5図の線Lへ来るように調節する。次
いで最小紙用の押しボタンを押すとモータ44が
回転し、ねじ軸47の回転によりセンサホルダ5
0,51が第1図の鎖線位置から実線位置へ移動
し、両センサ54,55の中心が線Lから5〜6
mm離れた第5図に示す位置で停止する。そこで、
紙12を中心位置へ積載して紙積台2の後方に用
意されたパレツト11を、下降位置で停止してい
る紙積台2上へ押込むと、紙積台2からはガイド
ころ8のみが上方へ突出しているので、パレツト
11はガイドころ8を転動させながら移動し、前
当てバー13に当つて停止する。この状態でマグ
ネツト20を励磁してパレツト11を紙積台2側
に吸引固定したのち、昇降装置で紙積台2を上昇
させると、紙積台2はガイドころ8をピツト7側
に残して支持ころ17でパレツト11を支承しな
がら上昇する。この場合、パレツト11が支持こ
ろ17上に載つていてもマグネツト20で吸引さ
れているので、左右へ移動することがない。そし
て、紙12がリミツトスイツチ56に当接するこ
とによりモータが停止して紙積台2の上昇が停止
する。そこでセンサ54,55の電源を入れる
と、マグネツト20が消磁されるとともに、セン
サ54,55が紙12の端部を検出し、紙端が内
側へ行き過ぎて両方のセンサ54,55から外れ
ている場合には、モータ23が正回転し、ギア2
6,25とねじ軸24とを介して爪32がバー2
7とともに図の左方へ移動する。したがつてパレ
ツト11が支持ころ17を転動させながら左方へ
移動し、紙端がセンサ54とセンサ55との間へ
くると、センサ54からの信号でモータ23が停
止し、紙積台2は、紙12が正しい紙積位置に規
正された状態で停止する。また紙端が外側へ行き
過ぎて両方のセンサ54,55がこれを検出して
いる場合には、センサ55からの信号でモータ2
3が逆回転し、爪32が右方へ移動して紙積位置
が規正される。規正と同時にマグネツト20が励
磁されてパレツト11が固定される。
えば紙サイズが最大紙から最小紙に変つた場合を
例にとつて説明する。まず図示しない横針装置を
内側へ移動させてそのゲージが版面の所定位置と
対応する第5図の線Lへ来るように調節する。次
いで最小紙用の押しボタンを押すとモータ44が
回転し、ねじ軸47の回転によりセンサホルダ5
0,51が第1図の鎖線位置から実線位置へ移動
し、両センサ54,55の中心が線Lから5〜6
mm離れた第5図に示す位置で停止する。そこで、
紙12を中心位置へ積載して紙積台2の後方に用
意されたパレツト11を、下降位置で停止してい
る紙積台2上へ押込むと、紙積台2からはガイド
ころ8のみが上方へ突出しているので、パレツト
11はガイドころ8を転動させながら移動し、前
当てバー13に当つて停止する。この状態でマグ
ネツト20を励磁してパレツト11を紙積台2側
に吸引固定したのち、昇降装置で紙積台2を上昇
させると、紙積台2はガイドころ8をピツト7側
に残して支持ころ17でパレツト11を支承しな
がら上昇する。この場合、パレツト11が支持こ
ろ17上に載つていてもマグネツト20で吸引さ
れているので、左右へ移動することがない。そし
て、紙12がリミツトスイツチ56に当接するこ
とによりモータが停止して紙積台2の上昇が停止
する。そこでセンサ54,55の電源を入れる
と、マグネツト20が消磁されるとともに、セン
サ54,55が紙12の端部を検出し、紙端が内
側へ行き過ぎて両方のセンサ54,55から外れ
ている場合には、モータ23が正回転し、ギア2
6,25とねじ軸24とを介して爪32がバー2
7とともに図の左方へ移動する。したがつてパレ
ツト11が支持ころ17を転動させながら左方へ
移動し、紙端がセンサ54とセンサ55との間へ
くると、センサ54からの信号でモータ23が停
止し、紙積台2は、紙12が正しい紙積位置に規
正された状態で停止する。また紙端が外側へ行き
過ぎて両方のセンサ54,55がこれを検出して
いる場合には、センサ55からの信号でモータ2
3が逆回転し、爪32が右方へ移動して紙積位置
が規正される。規正と同時にマグネツト20が励
磁されてパレツト11が固定される。
そこで、印刷作業を開始すると、図示しないサ
ツカ装置が紙12を上層から1枚ずつ吸引して差
板上へ送り出し、横針装置の上下のローラに捕捉
されてゲージへ当るように引き込まれる。この場
合、紙積位置が規正されていることにより、紙端
がゲージから5〜6mmの位置を通過し、紙12は
ローラで良好に引き込まれてゲージで正しく位置
規制される。横針装置で規正された紙12は、印
刷ユニツトへ供給されて正しい位置に印刷が施さ
れる。
ツカ装置が紙12を上層から1枚ずつ吸引して差
板上へ送り出し、横針装置の上下のローラに捕捉
されてゲージへ当るように引き込まれる。この場
合、紙積位置が規正されていることにより、紙端
がゲージから5〜6mmの位置を通過し、紙12は
ローラで良好に引き込まれてゲージで正しく位置
規制される。横針装置で規正された紙12は、印
刷ユニツトへ供給されて正しい位置に印刷が施さ
れる。
印刷中に紙積不良で紙端位置がずれた場合に
は、上記と同様にしてセンサ54,55による紙
端の検出と、マグネツト20の励磁、消磁とが同
時に行なわれ、紙積位置が規正される。そして、
給紙とともに紙積台2が自動的に上昇し、紙12
がなくなつてパレツト11が図示しないリミツト
スイツチに当接すると、印刷ユニツトで胴抜きが
行なわれるとともに、紙積台2が下降し、図示し
ないリミツトスイツチの作用で第3図に示す下降
限位置で停止する。このときパレツト11がガイ
ドころ8に着座したのち紙積台2がわずかに下降
するので、支持ころ17およびマグネツト20は
パレツト11から離間する。次いで、マグネツト
20が消磁され、電磁切換弁72の切換でエアシ
リンダ67のピストンロツド70が前進するの
で、パレツト11は支持ころ17を転動させなが
ら機外へ押し出される。
は、上記と同様にしてセンサ54,55による紙
端の検出と、マグネツト20の励磁、消磁とが同
時に行なわれ、紙積位置が規正される。そして、
給紙とともに紙積台2が自動的に上昇し、紙12
がなくなつてパレツト11が図示しないリミツト
スイツチに当接すると、印刷ユニツトで胴抜きが
行なわれるとともに、紙積台2が下降し、図示し
ないリミツトスイツチの作用で第3図に示す下降
限位置で停止する。このときパレツト11がガイ
ドころ8に着座したのち紙積台2がわずかに下降
するので、支持ころ17およびマグネツト20は
パレツト11から離間する。次いで、マグネツト
20が消磁され、電磁切換弁72の切換でエアシ
リンダ67のピストンロツド70が前進するの
で、パレツト11は支持ころ17を転動させなが
ら機外へ押し出される。
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば、枚葉印刷機の給紙用紙積装置において、複
数個のころ孔とマグネツト孔とを有する昇降自在
な紙積台と、そのピツト内への下降限においてこ
ろ孔から上方へ一部を突出させるようにピツト側
に支持された複数個のガイドころと、紙を積載し
て紙積台後方の床面からガイドころを転動させつ
つ押し込まれるパレツトと、この押込まれたパレ
ツトの下面よりも上端を低く位置させて紙積台側
に回転自在に支持され紙積台の上昇とともにパレ
ツトを着座させて転動によりパレツトを左右動可
能に支持する支持ころと、紙積台側に固定されて
上端吸引面をパレツトの下端吸着面に対向させ給
紙位置に対するパレツトの押込み時と押出し時と
におけるガイドころの転動による前後動および紙
の左右位置変更時における支持ころの転動による
左右動時以外に励磁されてパレツトを吸引するマ
グネツトと、紙積台に支持されパレツトに当接し
てこれを左右に移動させる左右駆動手段とを設
け、紙積台に対するパレツトの出し入れに際して
は、マグネツトを消磁し支持ころを接触させるこ
となくガイドころのみを転動させながら移動さ
せ、紙積台の昇降に際してはマグネツトを励磁し
ガイドころを接触させることなく上下動させると
ともに、紙積位置規正時にはマグネツトを消磁し
パレツトの移動を可能にするように構成すること
により、パレツトの出し入れや紙積位置規正がき
わめて円滑に行なわれ、パレツトを確実に固定し
たまま紙積台を昇降させることができるととも
に、構造の簡素化を計ることができる。また、制
御装置への組入れが容易であるから、紙の運搬、
供給および紙積位置規正等一連作業の自動化に容
易に対応することができる。
れば、枚葉印刷機の給紙用紙積装置において、複
数個のころ孔とマグネツト孔とを有する昇降自在
な紙積台と、そのピツト内への下降限においてこ
ろ孔から上方へ一部を突出させるようにピツト側
に支持された複数個のガイドころと、紙を積載し
て紙積台後方の床面からガイドころを転動させつ
つ押し込まれるパレツトと、この押込まれたパレ
ツトの下面よりも上端を低く位置させて紙積台側
に回転自在に支持され紙積台の上昇とともにパレ
ツトを着座させて転動によりパレツトを左右動可
能に支持する支持ころと、紙積台側に固定されて
上端吸引面をパレツトの下端吸着面に対向させ給
紙位置に対するパレツトの押込み時と押出し時と
におけるガイドころの転動による前後動および紙
の左右位置変更時における支持ころの転動による
左右動時以外に励磁されてパレツトを吸引するマ
グネツトと、紙積台に支持されパレツトに当接し
てこれを左右に移動させる左右駆動手段とを設
け、紙積台に対するパレツトの出し入れに際して
は、マグネツトを消磁し支持ころを接触させるこ
となくガイドころのみを転動させながら移動さ
せ、紙積台の昇降に際してはマグネツトを励磁し
ガイドころを接触させることなく上下動させると
ともに、紙積位置規正時にはマグネツトを消磁し
パレツトの移動を可能にするように構成すること
により、パレツトの出し入れや紙積位置規正がき
わめて円滑に行なわれ、パレツトを確実に固定し
たまま紙積台を昇降させることができるととも
に、構造の簡素化を計ることができる。また、制
御装置への組入れが容易であるから、紙の運搬、
供給および紙積位置規正等一連作業の自動化に容
易に対応することができる。
第1図ないし第6図は本発明に係る枚葉印刷機
の給紙用紙積装置の実施例を示し、第1図はその
正面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
要部の側面図、第4図は第1図要部のAA断面
図、第5図はセンサ近傍の拡大断面図、第6図は
パレツト押出装置の平面図である。 1……紙積装置、2……紙積台、4……フイー
ダフレーム、7……ピツト、8……ガイドころ、
9……ブラケツト、10……ころ孔、11,11
A……パレツト、12……紙、17……支持こ
ろ、18……マグネツト孔、19……支持台、2
0……マグネツト、23……モータ。
の給紙用紙積装置の実施例を示し、第1図はその
正面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
要部の側面図、第4図は第1図要部のAA断面
図、第5図はセンサ近傍の拡大断面図、第6図は
パレツト押出装置の平面図である。 1……紙積装置、2……紙積台、4……フイー
ダフレーム、7……ピツト、8……ガイドころ、
9……ブラケツト、10……ころ孔、11,11
A……パレツト、12……紙、17……支持こ
ろ、18……マグネツト孔、19……支持台、2
0……マグネツト、23……モータ。
Claims (1)
- 1 方形板状に形成されてその表裏両面を貫通す
るそれぞれ複数個のころ孔とマグネツト孔とを備
え給紙フレーム側に昇降自在に支持された紙積台
と、ピツト内へ下降したこの紙積台の下降限にお
いて前記各ころ孔から上方へ一部を突出させ前記
ピツト側に回転自在に支持された複数個のガイド
ころと、紙を積載し紙積台後方の床面から前記ガ
イドころを転動させながら押込まれるパレツト
と、この押込まれたパレツトの下面よりも上端を
低く位置させて前記紙積台側に回転自在に支持さ
れ紙積台の上昇とともに前記パレツトを着座させ
て転動によりこのパレツトを左右動するように支
持する複数個の支持ころと、前記紙積台側に固定
されて上端吸引面を前記パレツトの下端吸着面に
対向させたマグネツトであつて給紙位置へのパレ
ツトの押込み時と給紙位置からの押出し時とにお
ける前記ガイドころの転動による前後動および紙
の左右位置変更時における前記支持ころの転動に
よる左右動時以外に励磁されてパレツトを吸引す
るマグネツトと、前記紙積台に設けられ前記パレ
ツトに当接してこのパレツトを左右に移動させる
左右動駆動手段とを設けたことを特徴とする枚葉
印刷機の給紙用紙積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26623684A JPS61145045A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 枚葉印刷機の給紙用紙積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26623684A JPS61145045A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 枚葉印刷機の給紙用紙積装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145045A JPS61145045A (ja) | 1986-07-02 |
JPH0536328B2 true JPH0536328B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17428158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26623684A Granted JPS61145045A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 枚葉印刷機の給紙用紙積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61145045A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0626493Y2 (ja) * | 1987-06-05 | 1994-07-20 | 株式会社新潟鐵工所 | シ−トフィ−ダ装置 |
US10703592B2 (en) | 2017-11-24 | 2020-07-07 | Canon Finetech Nisca Inc. | Feeding apparatus, and image forming system |
CN111573272B (zh) * | 2020-05-13 | 2021-11-19 | 盐城市钊扬工业设计有限公司 | 一种机床生产用运输装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654164U (ja) * | 1979-10-03 | 1981-05-12 | ||
JPS57189926A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-22 | Shinko Electric Co Ltd | Stopping device for moving object in conveyor |
JPS5986519A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-18 | Komori Printing Mach Co Ltd | 枚葉印刷機の給紙用紙積装置 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP26623684A patent/JPS61145045A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654164U (ja) * | 1979-10-03 | 1981-05-12 | ||
JPS57189926A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-22 | Shinko Electric Co Ltd | Stopping device for moving object in conveyor |
JPS5986519A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-18 | Komori Printing Mach Co Ltd | 枚葉印刷機の給紙用紙積装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61145045A (ja) | 1986-07-02 |
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