JP3801973B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機,FAX,プリンタ及びこれらの複合機等としての画像形成装置及びこの画像形成装置を構成するシート給送装置、特に、エアでシート状の記録材(コピー用紙,プラスチックフィルム等)を吸着して給送するシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、給紙トレイや原稿台等の記録材載置台上に積載されたシート状の記録材にエアを吹き付けて、記録材載置台上の記録材を浮き上がらせて一枚ずつに分離し、その分離した記録材の一枚を給送ベルトにエアで吸着させて送り出すように構成されたシート給送装置が知られている(例えば、特開平1−117139号公報参照)。しかしながら、この従来から一般に知られているシート給送装置は、記録材載置台上に積載された記録材にカール癖が付いている場合、記録材の先端位置がカールの上向きか又は下向きかによって異なることになり、記録材を一枚ずつに捌くためのエアの吹き出し位置と記録材の先端位置とにずれを生じてしまい、記録材が十分に捌かれないという問題を有していた。
【0003】
そこで、記録材載置台上の最も上の記録材が所定の給紙高さ位置まで昇降したことを第1検知センサで検知し、次いで、記録材載置台上の最も上の記録材の側端の高さ位置を第2検知センサによって検知し、これら第1及び第2の検知センサの検知結果から記録材のカール癖(上向きか又は下向きか)を判別し、その判別結果に基づいてエアの吹き出し位置と吹き出し角度を変えるようにして、記録材の捌きを向上させた技術が開発された(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−187422号公報(第1頁,段落番号0007,0027,図11〜図13)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のシート給送装置において、記録材載置台上の記録材を捌くために吹き付けられるエアにより、記録材が記録材載置台上から浮き上がることになるが、その浮き上がり量が記録材の材質や厚さ等によって大きく異なることになる。その結果、従来のシート給送装置は、記録材の材質や厚さ等の違いにより、エアの吹き出しによって捌かれた記録材を確実に搬送ベルト(記録材給送手段)に吸着できない虞があった。
【0006】
そこで、本発明は、記録材の材質や厚さ及びカール癖に影響されずに、記録材を一枚ずつ確実に給送することができるシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、昇降可能な記録材載置台に載置したシート状の記録材の先端に、エア吹き付け手段から吹き出すエアを吹き付けて、記録材載置台上の記録材先端を浮上させ、その浮上した記録材を記録材吸着手段のエアの吸引により記録材給送手段に吸着し、その記録材給送手段によって記録材を記載材載置台上から送り出すシート給送装置に関するものである。そして、本発明のシート給送装置は、前記記録材載置台上の最も上の記録材を第1の検知手段で検知するまで前記記録材載置台を上昇させ、前記第1の検知手段によって前記記録材載置台上の最も上の記録材が検知されると前記記録材載置台を停止させ、前記エア吹き付け手段からエアを吹き出させて前記記録材載置台上の記録材の先端を浮上させ、この浮上した記録材のうちの最も上の記録材の先端側コーナー部を第2の検知手段が検知するまで、前記記録材載置台を再度上昇させるようになっている。
【0009】
また、請求項2の発明は、前記請求項1に記載のシート給送装置と、このシート給送装置から送り出された記録材に画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0011】
[第1の実施の形態]
(画像形成装置の概略構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。この図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置1は、画像形成装置本体2内に配置された第1〜第3のシート給送装置3〜5及び外付けされる第4のシート給送装置6のいずれかに積載された記録材(シート状のコピー用紙,プラスチックフィルム等)Sを一枚ずつ搬送路7に送り出す給紙部8と、この給紙部8から送り出された記録材Sを搬送路7に沿って搬送するフィードローラ10やレジストローラ11等からなる搬送部12と、この搬送部12によって搬送された記録材Sにトナー画像を形成する画像形成部13と、この画像形成部13によって記録材Sに形成されたトナー画像を記録材Sに定着させる定着部14と、この定着部14によって画像が定着された記録材Sを画像形成装置本体2の外部に排出する排出ローラ部15と、原稿の画像データを読み取る画像読み取り部16と、を備えている。また、この画像形成装置1は、図外の画像形成装置やコンピュータ等とのデータの送受信を可能にしたり、給紙部8や画像形成部13等の各部の作動を制御する制御部17を備えている。尚、画像形成部13は、ドラム型の感光体18と、その周囲に配置された帯電器20,露光装置21,現像装置22,転写ベルト23,クリーニング装置24等からなっている。
【0012】
(第4のシート給送装置)
上述の給紙部8のうちの第4のシート給送装置6を、図1及び図2に基づき説明する。これらの図1及び図2に示す第4のシート給送装置6は、記録材載置台25が昇降可能になっており、装置本体26に固定されたフレーム27に取り付けられた第1センサ(第1の検知手段)28によって記録材載置台25上の最上位の記録材S1を検知し、その第1センサ28の検知結果に基づいて記録材載置台25上の最上位の記録材S1の高さ位置が所定位置になるように、記録材載置台25の昇降モータ(図示せず)が作動制御されるようになっている。また、第4のシート給送装置6は、記録材載置台25が第1センサ28の検知結果に基づいて所定位置まで昇降されると、記録材載置台25上の記録材Sの先端にエア吹き付け手段30のノズル(31,32)からエアを吹き付けて、記録材載置台25上の記録材Sを浮き上がらせる。そして、この第4のシート給送装置6は、記録材載置台25から浮き上がった記録材S1の先端(図2中の左)側コーナー部を第2センサ(第2の検知手段)34で検知できるところまで記録材載置台25を再度昇降させる(図6〜図8参照)。これにより、記録材載置台25から浮き上がった最上位の記録材S1とこの記録材S1を吸着搬送する記録材給送手段(搬送ベルト)35との間隔が最適の寸法に保たれる。そして、第4のシート給送装置6は、記録材吸着手段36が作動して、浮き上がった最上位の記録材S1を記録材給送手段としての搬送ベルト35に吸着させ、この搬送ベルト35に吸着された記録材S1をその搬送ベルト35によって記録材載置台25上から送り出すようになっている。
【0013】
第1センサ28は、記録材載置台25上に載置された記録材S1の後端側の高さ位置を検知する光センサであり、装置本体26に固定されたフレーム27に取り付けられている。ここで、この第1センサ28は、記録材載置台25上の記録材S1が所定高さ位置まで達していない場合に、発光部37から発せられた光が押圧棒38に固定された被検知板40によって遮られて受光部41に入光しないようになっている。一方、この第1センサ28は、記録材載置台25が上昇して、記録材載置台25上の最上位の記録材S1が押圧棒38をばね42の力に抗して持ち上げ、被検知板40が所定量上昇すると、発光部37から発せられた光が受光部41に入光し、記録材載置台25上の最上位の記録材S1が所定位置まで上昇したことが検知される。この第1センサ28の検知信号が制御部17に入力され、制御部17によって記録材載置台25を昇降させる図外の昇降モータが停止させられる。
【0014】
尚、押圧棒38は、図2及び図4に示すように、記録材Sの後端側の幅方向中央部を押さえ、記録材Sの後端側の浮き上がりを防止している。また、記録材Sの後端側の幅方向両端部を押さえ、記録材Sの後端側の浮き上がりを防止する押さえ部材43,43が、押圧棒38と共にフレーム27に取り付けられている。ここで、押さえ部材43は、フレーム27に固定された支持部材44に軸45を介して回動可能に支持されており、自重によって記録材の浮き上がりを抑えるようになっている。また、押圧棒38は、フレーム27に固定された支持部材46に上下動可能に支持されており、ばね42によって常時下方に押圧されている。
【0015】
エア吹き付け手段30は、図2及び図3に示すように、ブロア47によって生じる空気流がダクト48を介して送られてくるようになっており、第1のノズル31と第2のノズル32からエアが吹き出すようになっている。このうち、第1のノズル31は、記録材載置台25上に積載された複数の記録材Sの先端上部にエアを吹き付け、上部数枚の記録材Sを浮き上がらせる。また、第2のノズル32は、搬送ベルト35の先端側に向けてエアを吹き付けるようになっており、搬送ベルト35に吸着された記録材S1とその真下の二枚目の記録材S2との間にエアを送り込み、最上位(第一枚目)の記録材S1と第二枚目の記録材S2とを分離するようになっている。
【0016】
搬送ベルト35は、図2に示すように、駆動ローラ50と従動ローラ51とに掛け渡されており、駆動ローラ50が図外のモータによって駆動されることにより、駆動ローラ50と共に回動するようになっている。尚、駆動ローラ50及び従動ローラ51は、図2及び図5に示すように、記録材給送方向に対して直交する方向(幅方向)に複数配置されており、支持軸52,53を介して側板54,55に支持されており、それら複数の駆動ローラ50と従動ローラ51にそれぞれ搬送ベルト35が掛け渡されている。そして、搬送ベルト35には、エアの通過を許容する孔56が多数形成されている。
【0017】
記録材吸着手段36は、図2及び図3に示すように、駆動ローラ50,従動ローラ51及び搬送ベルト35の間のスペースに吸着室57を配置し、この吸着室57に図外のバキュームポンプを接続し、この図外のバキュームポンプを作動させることにより、吸着室57の記録材S1に対向する面側で且つ給紙方向先端側に形成した開口部分58からエアを吸引するようになっている。その結果、搬送ベルト35に形成された孔56及び開口部分58を通過して吸着室57内に吸い込まれる空気流が生じて、エア吹き付け手段30によって吹き上げられた最も上の記録材S1が搬送ベルト35に吸着される。
【0018】
第2センサ34は、図3,図6〜図8に示すように、発光部60と受光部61とからなる光センサであり、発光部60がエア吹き付け手段30側に取り付けられ、受光部61が記録材載置台25の側面側に配置されたフレーム62に取り付けられ、発光部60から発せられた光が記録材S1の先端側コーナー部33を斜めに横切るようになっており、エア吹き付け手段30の第1のノズル31から吹き出すエアによって吹き上げられる記録材Sの最も上の記録材S1の先端側コーナー部33を検知し、その検知信号を制御部17に出力するようになっている。尚、記録材載置台25は、第1センサ28が最上位の記録材S1を検知する所定位置まで上昇させられ、エア吹き付け手段30が作動した後、再度、第2センサ34がエアによって吹き上げられた最上位の記録材S1の先端側コーナー部33を検知するまで上昇させられるようになっている。すなわち、第2センサ34は、エアで吹き上げられた記録材S1と搬送ベルト35との位置関係を決定することになる。
【0019】
ここで、エア吹き付け手段30によって吹き上げられる最上位の記録材S1は、図6及び図8に示すように、その先端側のコーナー部33に吹き付けられるエアが弱いために垂れ下がる。したがって、この記録材S1の垂れ下がる先端側コーナー部33を第2センサ34で検知し、記録材載置台25の上昇位置を決定するようにすれば、記録材S1の先端側のコーナー部33以外の部分は搬送ベルト35により近い位置にあるため、記録材S1を搬送ベルト35に確実に吸着することができる。
【0020】
次に、このように構成された第4のシート給送装置6の作動状態を図9のフローチャート図に従って説明する。
【0021】
以上のように構成された本実施の形態の第4のシート給送装置6は、画像形成装置1の制御部17に第4のシート給送装置6を選択する信号及び印刷スタート信号が入力されると、制御部17から図外の昇降モータに制御信号が出力され、記録材載置台25が昇降モータによって上昇させられる(ステップS1)。
【0022】
記録材載置台25が上昇していき、押圧棒38の被検知板40によって遮られていた第1センサ28の受光部41に発光部37から発せられた光が入光することにより、記録材載置台25上の最も上の記録材S1が所定高さ位置まで達したことが第1センサ28で検知されることになる(ステップS2)。そして、この第1センサ28の検知信号が制御部17に入力され、制御部17から図外の昇降モータに制御信号が出力されて、記録材載置台25(最も上の記録材S1)が所定の高さ位置で保持される(ステップS3)。
【0023】
次いで、エア吹き付け手段30の第1のノズル31から吹き出されるエアによって記録材載置台25上の記録材Sの上部先端側が浮き上げられる(ステップS4)。ここで、第2センサ34が記録材載置台25上の記録材S1を検知できない場合(ステップS5)、すなわち、第2センサ34の発光部60から発せられた光が記録材S1によって遮られずに第2センサ34の受光部61に入射する場合には、制御部17から図外の昇降モータに作動開始信号が出力され、再度、記録材載置台25が上昇する(ステップS21)。その後、第2センサ34の発光部60から発せられた光が第1のノズル31から吹き出すエアによって浮き上げられた記録材S1の先端側コーナー部33によって遮られると(ステップS22)、その信号(記録材検知信号)が制御部17に入力され、記録材載置台25の上昇が停止される(ステップS23)。すなわち、記録材検知信号が制御部17に入力されると、制御部17から図外の昇降モータに出力され、昇降モータの作動が停止して、記録材載置台25がその高さ位置に保持される。
【0024】
次いで、記録材吸着手段36が作動してエア吸引し、エア吹き出し手段30の第1のノズル31から吹き出すエアによって浮き上げられた記録材Sのうちの最上位の記録材S1が搬送ベルト35に吸着される(ステップS6)。この際、第2のノズル32から吹き出すエアが搬送ベルト35に吸着された最上位の記録材(第1枚目の記録材)S1とその真下の記録材(第2枚目の記録材)S2との間に吹き込み、搬送ベルト35に吸着された第1枚目の記録材S1と第2枚目の記録材S2とがエアによって分離される。
【0025】
その後、図外のモータが作動して駆動ローラ50を回転させ、搬送ベルト35が給紙方向に回転する(ステップS7)。そして、搬送ベルト35に吸着された記録材S1が回転する搬送ベルト35によって記録材載置台25から送り出され、記録材S1の先端が送り出しローラ対63のニップ部に送り込まれる。さらに、記録材S1は、送り出しローラ対63によって搬送路7に送り出され、フィードローラ10によって画像形成部13側へ搬送される。
【0026】
そして、記録材S1の後端が送り出しローラ対63のニップ部から完全に送り出されたことが図外の給紙センサによって検知されると(ステップS8)、制御部17からの制御信号に基づいて記録材吸着手段36が停止し(ステップS9)、モータが停止して、モータによって回転駆動される搬送ベルト35の回転が停止する(ステップS10)。これにより、一枚目の記録材S1の給紙動作が完了する。第二枚目以降の記録材S2……が連続して給送される場合には、一枚目の記録材S1の給紙動作と同様の動作が繰り返し行われることになる。そして、この第4のシート給送装置6の給紙ジョブが終了すると(ステップS11)、エア吹き付け手段30の作動も停止し(ステップS12)、記録材載置台25が昇降モータによって元の最下位位置まで降下させられ(ステップS13)、全ての給紙動作が停止される。
【0027】
以上のような本実施の形態によれば、エアを吹き付けられることによって記録材載置台25上から浮き上がった記録材S1の先端位置を検知し、その浮き上がった記録材S1の先端位置と搬送ベルト35との距離を調整し、記録材S1を搬送ベルト35に確実に吸着できるようになっているため、記録材S1の材質や厚さ及びカール癖に影響されずに、記録材S1を一枚ずつ確実に給送することができる。
【0028】
また、本実施の形態によれば、エアの風量が弱くなる記録材S1の先端側コーナー部33を第2センサ34で検知するようになっているため、記録材S1の先端側のコーナー部33以外の部分がより搬送ベルト35寄りの位置まで吹き上げられていることになり、記録材S1が記録材吸着手段36によって搬送ベルト35に確実に吸着される。
【0029】
また、本実施の形態によれば、エアで吹き上げられた記録材S1の先端を検知する第2センサ34が非接触式の光センサであるため、エアで吹き上げられた記録材S1の先端を検知する際に、エア吹き付け手段30の記録材吹き上げ機能を妨げることがない。
【0030】
尚、本実施の形態は、画像形成装置1に外付けのシート給送装置6を取り付けて使用する態様を例示したが、これに限られず、本発明のシート給送装置をエア給紙装置である第1のシート給送装置3に適用してもよい。
【0031】
また、本実施の形態は、画像形成するための記録材Sを画像形成部11に向けて送り出すシート給送装置6を例示したが、これに限られず、本発明のシート給送装置を記録材としての原稿を画像読み取り位置に送り出す原稿給紙装置に適用することができる。
【0032】
また、本実施の形態は、第1センサ28及び第2センサ34を非接触式の光センサとしたが、これに限られず、第1センサ28は接触式の位置センサでもよく、また、第2センサ34は光センサ以外の非接触式のセンサを使用するようにしてもよい。
【0033】
また、本実施の形態は、図7に示すように、第2センサ34の発光部60をエア吹き付け手段30側に配置し、受光部61をフレーム62側に配置する態様を例示したが、発光部60をフレーム62側に配置し、受光部61をエア吹き付け手段30側に配置するようにしてもよい。
【0034】
また、本実施の形態の第4のシート給送装置6は、インクジェット方式の画像形成装置のシート給送装置や、スキャナ等の画像読み取り装置への原稿自動供給装置としても使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、エアを吹き付けられることによって記録材載置台上から浮き上がった記録材の先端位置を検知し、その浮き上がった記録材の先端位置と搬送ベルトとの距離を調整し、記録材を搬送ベルトに確実に吸着できるようになっているため、記録材の材質や厚さ及びカール癖に影響されずに、記録材を一枚ずつ確実に給送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る第4のシート給送装置の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るエア吹き付け手段を示す斜視図である。
【図4】図1のA−A線に沿って切断して示す断面図である。
【図5】搬送ベルトと吸着室との関係を示す図であり、図2の下方から搬送ベルトを見た図である。
【図6】第2センサによる記録材検知状態を模式的に示す斜視図である。
【図7】第2センサによる記録材検知状態を模式的に示す平面図である。
【図8】図7のB方向から見た図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る第4のシート給送装置の作動状態を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1……画像形成装置、6……第4のシート給送装置、13……画像形成部、25……記録材載置台、28……第1センサ(第1の検知手段)、30……エア吹き付け手段、34……第2センサ(第2の検知手段)、35……搬送ベルト(記録材給送手段)、36……記録材吸着手段、S,S1,S2……記録材
Claims (2)
- 昇降可能な記録材載置台に載置したシート状の記録材の先端に、エア吹き付け手段から吹き出すエアを吹き付けて、記録材載置台上の記録材先端を浮上させ、その浮上した記録材を記録材吸着手段のエアの吸引により記録材給送手段に吸着し、その記録材給送手段によって記録材を記載材載置台上から送り出すシート給送装置において、
前記記録材載置台上の最も上の記録材を第1の検知手段で検知するまで前記記録材載置台を上昇させ、
前記第1の検知手段によって前記記録材載置台上の最も上の記録材が検知されると前記記録材載置台を停止させ、
前記エア吹き付け手段からエアを吹き出させて前記記録材載置台上の記録材の先端を浮上させ、
この浮上した記録材のうちの最も上の記録材の先端側コーナー部を第2の検知手段が検知するまで、前記記録材載置台を再度上昇させる、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 前記請求項1に記載のシート給送装置と、このシート給送装置から送り出された記録材に画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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