JP2501721B2 - ワ―ク積み重ね装置 - Google Patents

ワ―ク積み重ね装置

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JP2501721B2
JP2501721B2 JP18269492A JP18269492A JP2501721B2 JP 2501721 B2 JP2501721 B2 JP 2501721B2 JP 18269492 A JP18269492 A JP 18269492A JP 18269492 A JP18269492 A JP 18269492A JP 2501721 B2 JP2501721 B2 JP 2501721B2
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功 熊木
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状のワークの受け取
り装置に関し、詳しくは、製造工程から搬送機により送
られてきたパーテーションを受け取り、複数段積み重ね
ていく装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記パーテーションは、室内の間仕切り
等に使用されるもので、木製の板材の周囲に化粧面が施
されたものである。製品化されて搬送機により送られて
きたパーテーションは、パレット等に複数段に重ねられ
た後、フォークリフト等により倉庫などの他のストック
スペースへ搬送されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、パ
レット等にパーテーションを複数段積み重ねる作業は人
的作業により行われており、搬送機より送られてきたパ
ーテーションを複数の作業者が一枚ずつ持ち上げた後
に、床に据え置かれたパレットに複数段に積み重ねてい
く作業が行われていた。
【0004】しかしながら、上述した作業は単純動作で
あるが、慎重に積み重ね動作を行わないと、衝撃等によ
りパーテーションどうしが損傷するおそれがあった。そ
こで、人的労力の省力化を図り、かつ機械的動作による
パーテーションの積み重ね作業が望まれていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、人的労力の省力化を図りながら搬送機により送られ
てきた複数のパーテーションを、衝撃を与えずに正常に
複数段積み重ねていくことが可能なワーク積み重ね装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のワーク積み重ね
装置は、横に倒した状態で搬送機により送られてきた複
数の板状のワークを連続して受け取り、複数段積み重ね
ていくワーク積み重ね装置であって、搬送機のワーク払
い出し口を臨む位置に配設された載置台と、この載置台
を低速度で下方に移動させる移動装置と、ワーク払い出
し位口の前方に、先端部が払い出し口と同一水平レベル
とされて配設され、ワークとの接触により前記移動装置
を作動させる接触センサーとを具備してなり、払い出し
口と同一水平レベルに載置台を位置させておき、送られ
てきたワークの一部が載置台上に載ると、ワークと接触
センサーとの接触による載置台の下降によりワークが傾
斜移動して載置台上に受け取られるとともに、載置台上
のワークの上面が払い出し口と同一水平レベルとされ、
このワークの上面に次のワークの一部が載って接触セン
サーと接触することを特徴するものである。
【0007】
【作用】本発明のワーク積み重ね装置によれば、先ず、
載置台を、搬送機の払い出し口と同一水平レベルとなる
ように配設し、ワークを払い出し口側へ送り込んでくる
ことにより、払い出し口と同一水平位置の載置台上にワ
ークの一部が移動する。そして、ワークが載置台の上部
に配設されている接触センサーと接触することにより、
載置台が低速度で下降していく。
【0008】そして、載置台の降下により、ワークが次
第に傾斜移動しながら載置台上に受け取られ、ワークが
載置台上に載ると、ワークと接触センサーとが非接触状
態となるので、移動装置により載置台の下降が停止す
る。この際、載置台上のワークの上面は払い出し口と同
一水平レベルとされる。
【0009】そして、次のワークが払い出し口まで移動
してくると、載置台上のワークの上面に、次のワークの
一部が移動して接触センサーと接触し、移動装置の作動
により載置台が低速度でさらに下降していく。そして、
載置台の降下により、次のワークの先端側が次第に傾斜
移動しながら載置台上に受け取られる。
【0010】以上の動作が繰り返し行われることによ
り、搬送機から送られてきたワークが、受け取られて複
数段積み上げられる。
【0011】
【実施例】本発明のワーク積み重ね装置の実施例につい
て、図1ないし図7を参照して説明する。図中符号1
は、製品化された状態で、複数のローラーにより搬送面
を形成する搬送機2の一端側(払い出し口)3に送られ
てきたパーテーション(以下、ワークと略称する。)で
ある。そして、搬送機2の払い出し口3側には、ワーク
積み重ね装置4が設置されている。符号5は、搬送機2
により送られてきたワーク1が、横に倒された状態で載
せられ、かつ複数段積み重ねられる載置台である。この
載置台5は、装置架台6の縦フレーム7、7にガイドさ
れて上下方向に移動可能とされている。そして、この載
置台5は、移動装置8の駆動により下方向に低速度で移
動するようになっている。
【0012】移動装置8は、装置架台の縦フレーム7、
7間の上下部に回転自在に配設されたシャフト9、9
と、これらシャフト9、9の両端部に軸固定されたチェ
ーン歯車10と、チェーン歯車10、10間に架け渡さ
れたチェーン11、11と、下部側のシャフト9に軸固
定されたモーター連動歯車12と、モーター13と、モ
ーター連動歯車12とモーター13軸とに架け渡された
駆動用チェーン14とで構成されている。そして、チェ
ーン11、11に、載置台5の立設部5aが固定されて
いる。
【0013】これにより、モーター13の駆動により、
駆動用チェーン14からモーター連動歯車12に動力が
伝達されて下部側のシャフト9が回転し、この回転によ
りチェーン11、11が回動することにより載置台5が
上下方向に移動するようになっている。また、載置台5
の上方には、接触センサー20が設けられている。この
接触センサー20は、装置架台6の上部に直交して配設
された長尺な水平部材21と鉛直部材22の鉛直部材2
2の最下部に配設されている。
【0014】ここで、この接触センサー20の接触子2
1は棒形状の部材であり、通常は、その先端部が鉛直下
向きに向けられている。そして、この接触子23がワー
ク1と接触すると、接触子23全体が鉛直下向きに弾性
復帰可能に傾きながら、後述する制御部30(図2以降
参照)に接触信号が送られるようになっている。、ま
た、接触子23がワーク1と非接触状態となると、接触
子23が弾性復帰して鉛直下向きに戻り、制御部30に
は接触信号が送られない構造とされている。この接触子
23の先端部は、払い出し口3と同一水平レベルに設定
されている。
【0015】なお、前記水平部材21及び鉛直部材22
の長手方向には長溝21a、22aが形成されており、
それら長溝21a、22aの所定位置に例えばボルトが
挿通されてナットで締め付ける固定手段25が配設され
ることにより、接触センサー20の水平位置及び上下位
置が自由自在に調整することができるようになってい
る。
【0016】そして、搬送機2から送られてきたワーク
1が接触センサー20の接触子23と接触すると、接触
センサー23から制御部30に接触信号が送られるよう
になっている。制御部30は、接触センサー20から接
触信号が送られてくると、移動装置8のモーター13を
駆動させるものである。そして、モーター13が駆動す
ることにより、載置台5が所定距離だけ下降するように
なっている。
【0017】上記構成からなるワーク積み重ね装置4を
使用して、搬送機2により送られてきた複数のワーク1
を受け取り、複数段積み重ねていく手順を、図2及び図
7を参照して説明する。先ず、載置台5を、搬送機2の
払い出し口3と同一水平レベルに配設しておく。
【0018】次に、ワーク1を、搬送機2の図示しない
送り出し側から払い出し口3側へ送り込んでくる(図2
参照)。そして、払い出し口3まで移動してきたワーク
1は、払い出し口3と同一水平位置の載置台5上に先端
側が移動する。そして、ワーク1の上面1aは、載置台
5の直上に配設されている接触センサー20の接触子2
3と接触する(図3参照)。
【0019】次に、ワーク1の上面1aと接触子23と
が接触することにより、接触センサー23から制御部3
0に接触信号が送られる。接触信号が送られてきた制御
部30は、モーターを駆動させて、載置台5を低速度で
下降させていく。載置台5が降下していくことにより、
ワーク1の先端側が次第に傾斜しながら矢印A方向に移
動していく(図4参照)。そして、ワーク1全体は、載
置台5上に受け取られる。また、ワーク1が載置台5に
載るとワーク1と接触子23とが非接触状態となり、制
御部30からのモーター13への駆動が停止されて載置
台5の下降が停止する。また、載置台5上のワーク1の
上面は、払い出し口3と同一水平レベルとなる(図5参
照)。
【0020】また、次のワーク1が払い出し口3まで移
動してくると、載置台5上のワーク1の上面1aに、次
のワーク1の先端側が移動して接触センサー20の接触
子23と接触する(図6参照)。そして、搬送機2によ
り送られてきた次のワーク1の上面1aと接触子23と
が接触することにより、接触センサー20から接触信号
が制御部30に送られ、載置台5が低速度でさらに下降
していく(図7参照)。
【0021】そして、載置台5の降下により、次のワー
ク1の先端側が次第に傾斜しながら矢印A方向に移動し
ていき、次のワーク1がワーク1上に受け取られる。以
上説明した動作を繰り返し行うことにより、搬送機2か
ら送られてきた複数のワーク1が、複数段積み上げられ
る。
【0022】以上、述べたことから容易に理解できるよ
うに、本実施例においては、搬送機2の払い出し口3か
らワーク1を受け取る載置台5(または、すでに載置台
5に受け取られているワーク1の上面1a)が、払い出
し口3と常に同一水平レベルとされ、かつ先端側を載置
台5(または、ワーク1の上面1a)に載せたワーク1
が、接触センサー20の接触子12との接触により載置
台が低速度で下降していくことにより、傾斜移動して載
置台5(または、ワーク1)上に受け取られるので、衝
撃を与えずにワーク1を複数段積み重ねていくことがで
き、人的労力の低減化を図り、かつワーク積み重ね作業
の自動化を図ることができる。
【0023】なお、図示しないが、載置台5上に、積み
重ねられたワーク1を搬送機2上におけるワーク1の移
動方向と直交する方向に移動させる移動機構を設けた構
造とすることにより、この移動機構からフョークリフト
等の搬送手段に複数のワーク1を一括して移送すること
ができ、さらにワーク積み重ね作業の省力化を図ること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワーク積
み重ね装置は、載置台が払い出し口と同一水平レベルと
され、先端側を載置面上に載ったワークが、接触センサ
ーとの接触により載置台が低速度で下降していくことに
より、傾斜移動して載置台上に受け取られていき、搬送
機から送られてきた次のワークも、上面が払い出し口と
同一水平レベルとされた載置台のワーク上に先端側が載
り、接触センサーとの接触により載置台が低速度で下降
していくことにより、傾斜移動により載置台ワーク上に
受け取られて積み上げられていき、従って、搬送機から
送られてきたワークは払い出し口と常に同一水平レベル
の状態で受け取られて複数段積み上げられていくため、
衝撃を与えずに正常にワークを積み重ね作業を行うこと
ができ、人的労力の低減化及びワーク積み重ね作業の自
動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク積み重ね装置の全体を示す斜視
図である。
【図2】載置台を払い出し口と同一水平レベルとした状
態を示す概略図である。
【図3】ワークが接触センサーと接触した状態を示す概
略図である。
【図4】載置台が下降してワークが載置台上に受け取ら
れていく状態を示す概略図である。
【図5】ワークが載置台上に受け取られた状態を示す概
略図である。
【図6】次のワークが接触センサーと接触する状態を示
す概略図である。
【図7】載置台が下降して次のワークが載置台上に受け
取られていく状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1a ワークの上面 2 搬送機 3 払い出し口(ワーク払い出し口) 5 載置台 8 移動装置 13 モーター 20 接触センサー 23 接触子 30 制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横に倒した状態で搬送機により送られて
    きた複数の板状のワークを連続して受け取り、複数段積
    み重ねていくワーク積み重ね装置であって、 搬送機のワーク払い出し口を臨む位置に配設された載置
    台と、 この載置台を低速度で下方に移動させる移動装置と、 前記ワーク払い出し口の前方に、先端部が払い出し口と
    同一水平レベルとされて配設され、ワークとの接触によ
    り前記移動装置を作動させる接触センサーとを具備して
    なり、 前記ワーク払い出し口と同一水平レベルに前記載置台を
    位置させておき、送られてきたワークの一部が載置台上
    に載ると、ワークと前記接触センサーとの接触による載
    置台の下降によりワークが傾斜移動して載置台上に受け
    取られるとともに、載置台上のワークの上面がワーク払
    い出し口と同一水平レベルとされ、このワークの上面に
    次のワークの一部が載って接触センサーと接触すること
    を特徴するワーク積み重ね装置。
JP18269492A 1992-07-09 1992-07-09 ワ―ク積み重ね装置 Expired - Lifetime JP2501721B2 (ja)

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JPH0648572A JPH0648572A (ja) 1994-02-22
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Effective date: 19960130