JPH08258963A - パネル芯材供給装置 - Google Patents

パネル芯材供給装置

Info

Publication number
JPH08258963A
JPH08258963A JP7134995A JP7134995A JPH08258963A JP H08258963 A JPH08258963 A JP H08258963A JP 7134995 A JP7134995 A JP 7134995A JP 7134995 A JP7134995 A JP 7134995A JP H08258963 A JPH08258963 A JP H08258963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
conveyor
panel core
panel
roller conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7134995A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Ishizuka
睦実 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IBARAKI JUTAKU KOGYO KK
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
IBARAKI JUTAKU KOGYO KK
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IBARAKI JUTAKU KOGYO KK, Misawa Homes Co Ltd filed Critical IBARAKI JUTAKU KOGYO KK
Priority to JP7134995A priority Critical patent/JPH08258963A/ja
Publication of JPH08258963A publication Critical patent/JPH08258963A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル芯材を整列させながらストックでき、
かつ、ストックしたパネル芯材を1本ずつ確実に供給す
ることができるパネル芯材供給装置を提供する。 【構成】 パネル芯材1を長手方向に搬送するローラコ
ンベア21の終端にパネル芯材1を長手方向に対して直
交する方向に搬送するチェーン駆動式のチェーンローラ
コンベア31を配置し、このチェーンローラコンベア3
1の終端にローラコンベア51を配置する。ローラコン
ベア51は昇降可能に構成され、下降時にチェーンロー
ラコンベア31からのパネル芯材1を1本ずつ受入れる
とともに、上昇時にチェーンローラコンベア31上のパ
ネル芯材1の搬送方向の移動を規制するストッパ56を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル芯材供給装置に
関する。詳しくは、パネル芯材を枠組みして枠組体を形
成し、この枠組体の少なくとも片面に面材を貼り付けて
パネル材を製造するに際し、前記枠組体の形成にあたっ
てパネル芯材を供給するためのパネル芯材供給装置に関
する。
【0002】
【背景技術】予め工場などでパネル材を製造し、これを
建設現場において組み合わせて建物などを建てるパネル
工法が知られている。パネル工法で用いられるパネル材
は、図1に示すように、木製の角材などからなるパネル
芯材1(長尺芯材1Aおよび短尺芯材1Bなど)を四角
枠状に枠組みして枠組体3を形成し、この枠組体3内に
必要に応じて断熱材5を充填するとともに、表面(少な
くとも片面)に合板などの面材4,4を貼り付けた構造
である。
【0003】従来、図1に示すパネル材6の製造にあた
っては、図2に示す工程で行われている。 プレーナ加工工程;芯材1の表面(3〜4面)を鉋盤
11で鉋かけする。 プライマ塗布工程;芯材1をプライマ塗布ローラ12
の間を通しながら、芯材1の面材4,4が貼着される表
面にプライマを塗布する。 プライマ乾燥工程;芯材1を加熱板13の間を通しな
がらプライマを乾燥させる。 芯材縦起こし工程;横にして流れてきた芯材1を次の
溝加工などのために縦に起こす。 溝加工工程 ;回転鋸15によって芯材1に溝2
aを加工する。 枠組工程 ;複数の芯材1を四角枠状に枠組み
したのち、釘打ちして枠組体3を製造する。このとき、
短尺芯材1Bについては、溝加工機16によって中央、
両端側に溝2b,2c,2dを加工したのち枠組みす
る。 面材貼付工程 ;枠組体3の表面(プライマが塗布
されている面)に接着剤を塗布したのち、合板などの面
材4,4を貼り付けてパネル材6を製造する。このと
き、枠組体3内には断熱材5を充填する。 サイザ加工工程 ;サイザ加工機18によってパネル
材6の寸法出しのために外周をカットする。 搬出工程 ;パネル材搬送装置19によってパ
ネル材6を方向転換しながら次工程(たとえば、複数の
パネル材同士を組み合わせる工程など)に搬出する。
【0004】ところで、前記の枠組工程では、作業者
がパネル芯材1を1本ずつ釘打機にセットしたのち、釘
打機によって釘打ちしているため、従来は、図6に示す
装置によってパネル芯材1をストックしながら1本ずつ
作業者の近傍まで供給するようにしていた。まず、ロー
ラコンベア101によってパネル芯材1をその長手方向
に搬送する。パネル芯材1がローラコンベア101の先
端に設けられたストッパ102にあたったのち、払出装
置103でパネル芯材1をストック用のローラコンベア
104に移載する。ローラコンベア104は、フレーム
に複数のローラを回転自在に支持した4本のコンベア要
素1041 〜1044 を傾斜状、つまり、搬送方向に向
かうに従って次第に下方に傾斜するように配置した構造
である。ローラコンベア104に移載されたパネル芯材
1は、各コンベア要素1041 〜1044 の傾斜に沿っ
て滑り落ちたのち、次のローラコンベア105によって
長手方向に搬送され釘打機106の近傍まで搬送され
る。
【0005】釘打機106の近傍にいる作業者107
は、ローラコンベア105によって搬送されてきたパネ
ル芯材1を1本ずつ取り出し、釘打機106に四角枠状
にセットする。この際、パネル芯材1のうち、短尺芯材
1Bについては、予め、釘打機106の近傍に設置され
た溝加工機16によって中央、両端側に溝2b,2c,
2dを加工したのち、釘打機106にセットする。釘打
機106の釘打ちによって四角枠状に形成された枠組体
3は、搬出用ローラコンベア108によって次の工程ま
で搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
装置では、次のような問題があった。まず、ローラコン
ベア104では、フレームに複数のローラを回転自在に
支持した4本のコンベア要素1041 〜1044 を傾斜
状に配置し、その傾斜によってパネル芯材1が自らの自
重により滑り落ちる構造であるため、傾斜角度をきつく
すると、パネル芯材1の落下速度が早すぎ、逆に、傾斜
角度がゆるいと、パネル芯材1が途中で停止してしま
い、角度設定が難しいという問題があった。
【0007】また、パネル芯材1が自らの自重によりコ
ンベア要素1041 〜1044 上を滑り落ちる構造であ
るため、パネル芯材1が斜めになって滑り落ち、つま
り、ローラコンベア101に対して斜めになった姿勢で
滑り落ちることが多く、時としてコンベア要素1041
〜1044 から落下することもあった。しかも、コンベ
ア要素1041 〜1044 上を斜めの姿勢で滑り落ちて
くると、搬送終端部でその姿勢のまま静止してしまうの
で、パネル芯材1が整列しない。
【0008】つまり、ローラコンベア104上に複数の
パネル芯材1を整列させた状態でストックできないとい
う問題があった。しかも、ローラコンベア104上にお
いて、パネル芯材1を整列させた状態でストックできな
いため、パネル芯材1が次のローラコンベア105に乗
り移りずらく、パネル芯材1を1本ずつ確実に供給でき
ないという問題があった。
【0009】本発明の目的は、このような従来の問題を
解消し、パネル芯材を整列させた状態でストックでき、
かつ、ストックしたパネル芯材を1本ずつ確実に供給す
ることができるパネル芯材供給装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のパネル芯材供給
装置は、パネル芯材を枠組みして枠組体を形成し、この
枠組体の少なくとも片面に面材を貼り付けてパネル材を
製造するに際し、前記枠組体の形成にあたってパネル芯
材を供給するためのパネル芯材供給装置であって、前記
パネル芯材をその長手方向に搬送する第1の搬送コンベ
アと、この第1の搬送コンベアによって搬送されてきた
パネル芯材をその長手方向に対して直交する方向に搬送
する駆動式の第2の搬送コンベアと、前記第1の搬送コ
ンベア上のパネル芯材を前記第2の搬送コンベア上に移
載する移載手段と、前記第2の搬送コンベアによって搬
送されてきたパネル芯材を1本ずつその長手方向に搬送
する第3の搬送コンベアとを備え、前記第3の搬送コン
ベアは、搬送面が昇降可能に構成され、かつ、下降時に
前記第2の搬送コンベアからのパネル芯材を1本ずつ受
入れるとともに、上昇時に前記第2の搬送コンベア上の
パネル芯材の搬送方向の移動を規制する移動規制用スト
ッパを備えていることを特徴とする。
【0011】ここで、前記第2の搬送コンベアは、前記
第1の搬送コンベアと第3の搬送コンベアとの間にこれ
らの搬送方向に対して直交して配置されかつ長手方向の
所定間隔位置にローラを有する複数本の搬送チェーン
と、これらの搬送チェーンを回行駆動させる駆動手段と
から構成してもよい。また、前記第1の搬送コンベア上
には、前記移載手段によって前記第2の搬送コンベア上
に移載されるパネル芯材が第2の搬送コンベアの幅方向
に対して略中央に位置するように、パネル芯材の停止位
置を異なる位置に規制する複数の位置決め用ストッパが
設けられていてもよい。
【0012】
【作用】本発明のパネル芯材供給装置によれば、パネル
芯材は、第1の搬送コンベアによってその長手方向に搬
送されたのち、移載手段によって第2の搬送コンベア上
に移載される。このとき、第1の搬送コンベア上にパネ
ル芯材の停止位置を異なる位置に規制する複数の位置決
め用ストッパを設けておけば、パネル芯材の長さが異な
るものが搬送されてきても、第2の搬送コンベア上に移
載されたパネル芯材を第2の搬送コンベアの幅方向に対
して略中央に位置させることができる。
【0013】第2の搬送コンベア上に移載されたパネル
芯材は、その第2の搬送コンベアの駆動によって第3の
搬送コンベアまで搬送される。従って、パネル芯材はそ
の姿勢のまま、長手方向に対して直交する方向へ搬送さ
れる。パネル芯材が第3の搬送コンベアまで達すると、
第3の搬送コンベアの移動規制用ストッパによって搬送
方向の移動が規制される。つまり、この位置で待機され
ている。これにより、パネル芯材は、整列された状態で
第2の搬送コンベア上にストックされる。このとき、第
2の搬送コンベアを、第1の搬送コンベアと第3の搬送
コンベアとの間にこれらの搬送方向に対して直交して配
置されかつ長手方向の所定間隔位置にローラを有する複
数本の搬送チェーンと、これらの搬送チェーンを回行駆
動させる駆動手段とから構成すれば、パネル芯材が第2
の搬送コンベア上で移動が規制されても、搬送チェーン
のローラが空転するからパネル芯材が傷つくことがな
い。
【0014】やがて、第3の搬送コンベアが下降する
と、第2の搬送コンベア上のパネル芯材が1本ずつ第3
の搬送コンベア上に搬入される。第3の搬送コンベア上
に搬入されたパネル芯材は、第3の搬送コンベアが上昇
したのち駆動することにより釘打機まで搬送される。こ
のとき、第3の搬送コンベアが上昇すると、移動規制用
ストッパによって第2の搬送コンベア上のパネル芯材の
移動が規制されるから、第2の搬送コンベア上にストッ
クされたパネル芯材を1本ずつ確実に供給することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のパネル芯材供給装置を図2に
おける枠組工程に適用した実施例について、図を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本実施例のパネル芯材供
給装置を示す平面図、図4はその概略斜視図、図5は図
4の V−V 線断面図である。同パネル芯材供給装置は、
パネル芯材1をその長手方向に搬送する第1の搬送コン
ベアとしてのローラコンベア21と、このローラコンベ
ア21によって搬送されてきたパネル芯材1をその長手
方向に対して直交する方向に搬送する第2の搬送コンベ
アとしての駆動式のチェーンローラコンベア31と、前
記ローラコンベア21の搬送方向に対して直交する方向
に進退可能に設けられそのコンベア21上のパネル芯材
1をチェーンローラコンベア31上に移載する移載手段
としての払出装置41と、前記チェーンローラコンベア
31によって搬送されてきたパネル芯材1を1本ずつそ
の長手方向に搬送する第3の搬送コンベアとしてのロー
ラコンベア51と、このローラコンベア51の先端から
釘打機106と作業者107との間までパネル芯材1を
搬送するローラコンベア61とを備えている。なお、ロ
ーラコンベア61の搬送面は、他のコンベア21,31
よりも高く、作業者107の手元高さレベルに略一致す
る高さに設定されている。また、16は溝加工機、10
8は搬出用ローラコンベアである。
【0016】前記ローラコンベア21上には、前記払出
装置41の進出動作によって前記チェーンローラコンベ
ア31上に移載されるパネル芯材1がそのチェーンロー
ラコンベア31の幅方向に対して略中央に位置するよう
に、パネル芯材1の先端停止位置を異なる位置に規制す
る複数の位置決め用ストッパ22,23が設けられてい
る。具体的には、ローラコンベア21の搬送方向終端部
に長尺芯材1A用の第1の位置決め用ストッパ22が固
定されているとともに、それより手前位置に短尺芯材1
B用の第2の位置決め用ストッパ23が選択的に搬送面
から突出可能に設けられている。
【0017】前記チェーンローラコンベア31は、前記
ローラコンベア21,51間にそれらの搬送方向に対し
て直交してかつ互いに平行に配置された複数本(4本)
のガイドフレーム321 〜324 と、この各ガイドフレ
ーム321 〜324 にスプロケットを介して回行可能に
巻回された搬送チェーン331 〜334 と、これらの搬
送チェーン331 〜334 を回行駆動させる駆動手段3
4とから構成されている。各搬送チェーン331 〜33
4 には、その長手方向の一定間隔位置にローラ35が回
転自在に取り付けられている。駆動手段34は、各搬送
チェーン331〜334 のスプロケットを回転させる回
転軸36に取り付けられたスプロケット37と、モータ
38と、このモータ38の回転を前記スプロケット37
に伝達するチェーン39とから構成されている。
【0018】前記ローラコンベア51は、フレーム52
と、このフレーム52にチェーン駆動のリフト機構53
を介して昇降可能に設けられた昇降フレーム54と、こ
の昇降フレーム54に図示省略の駆動源を介して回転可
能に設けられた複数のローラ55とから構成されてい
る。つまり、ローラ55が形成する搬送面が、前記チェ
ーンローラコンベア31の搬送面から前記ローラコンベ
ア61の搬送面まで昇降可能に構成されている。搬送面
の下降時には、ローラ55の搬送面が前記チェーンロー
ラコンベア31の搬送面と一致し、チェーンローラコン
ベア31からのパネル芯材1を1本ずつ受入れることが
できるようになっている。
【0019】前記各ローラ55を支持する昇降フレーム
54の一側壁54A(チェーンローラコンベア31側の
壁)には、その昇降フレーム54が上昇したとき、前記
チェーンローラコンベア31上のパネル芯材1の搬送方
向の移動を規制する移動規制用ストッパ56が下方に向
かってそれぞれ突設されている。また、昇降フレーム5
4の他側壁54Bには、ローラコンベア51上にパネル
芯材1が搬入されたことを検知し、チェーンローラコン
ベア31の駆動を停止させるとともに、昇降フレーム5
4を上昇させる搬入検知用スイッチ57が設けられてい
る。さらに、フレーム52には、昇降フレーム54が下
降したことを検知しチェーンローラコンベア31を駆動
させる下降検知用スイッチ58が設けられている。
【0020】以上の構造において、パネル芯材1は、ロ
ーラコンベア21によってその長手方向に搬送され、い
ずれかのストッパ22,23で停止される。このとき、
長尺芯材1Aの場合にはストッパ22が、短尺芯材1B
の場合にはストッパ23がそれぞれ働くようにストッパ
23を選択的にローラコンベア21の搬送面から突出さ
せる。ストッパ22,23によって停止されたパネル芯
材1は、払出装置41の進出動作によってチェーンロー
ラコンベア31上に移載されたのち、そのチェーンロー
ラコンベア31の駆動によりローラコンベア51まで搬
送される。このとき、パネル芯材1はチェーンローラコ
ンベア31の駆動により搬送されていくため、その姿勢
のまま搬送、つまり、長手方向に対して直交する方向へ
搬送される。
【0021】パネル芯材1がローラコンベア51まで達
すると、移動規制用ストッパ56によって搬送方向の移
動が規制される。つまり、この位置で待機される。この
とき、チェーンローラコンベア31が駆動していても、
各搬送チェーン331 〜33 4 のローラ35が空転する
ため、パネル芯材1が傷つくことがない。
【0022】やがて、ローラコンベア51が下降する
と、チェーンローラコンベア31上のパネル芯材1が1
本ずつローラコンベア51上に搬入される。すると、こ
れを搬入検知用スイッチ57が検知し、チェーンローラ
コンベア31の駆動が停止されるとともに、ローラコン
ベア51が上昇される。ここで、ローラコンベア51
は、先のローラコンベア61上にパネル芯材1があると
きは駆動されず、パネル芯材1がなくなると駆動され
る。これにより、ローラコンベア51上に搬入されたパ
ネル心材1は、ローラコンベア61上にパネル芯材1が
なくなったことを条件に、ローラコンベア61に搬入さ
れ釘打機106まで搬送される。このとき、ローラコン
ベア51が上昇すると、移動規制用ストッパ56によっ
てチェーンローラコンベア31上のパネル芯材1の移動
が規制されているから、パネル芯材1を1本ずつ釘打機
106まで確実に供給することができる。
【0023】釘打機106の近傍にいる作業者107
は、搬送されてきたパネル芯材1を1本ずつ前方へ押し
出し、釘打機106に四角枠状にセットする。この際、
パネル芯材1のうち、短尺芯材1Bについては、釘打機
106の近傍に設置された溝加工機16によって中央、
両端側に溝2b,2c,2dを加工したのち、釘打機1
06に四角枠状にセットする。釘打機106の釘打ちに
よって四角枠状に形成された枠組体3は、搬出用ローラ
コンベア108によって次の工程まで搬送される。
【0024】本実施例によれば、ローラコンベア21に
よって長手方向に搬送されてきたパネル芯材1を、払出
装置41によってチェーンローラコンベア31上に移載
したのち、チェーンローラコンベア31の駆動によって
その長手方向に対して直交する方向へ搬送するようにし
たので、パネル芯材1をローラコンベア21で搬送され
てきた姿勢のままその搬送方向に対して直交する方向へ
搬送することができる。従って、従来のように、パネル
芯材1が斜めに傾いた姿勢で搬送されることがないか
ら、落下することもなく、チェーンローラコンベア31
上にパネル芯材1を整列させた状態でストックできる。
【0025】また、ローラコンベア51を昇降可能に構
成するとともに、下降時にチェーンローラコンベア31
からのパネル芯材1を1本ずつ受入れるとともに、上昇
時にチェーンローラコンベア31上のパネル芯材1の搬
送方向の移動を規制する移動規制用ストッパ56を設け
たので、ローラコンベア51の昇降動作によってチェー
ンローラコンベア31上のパネル芯材1を1本ずつ供給
することができる。
【0026】また、ローラコンベア51上にパネル芯材
1が搬入されたことを検知し、チェーンローラコンベア
31の駆動を停止させるとともに、昇降フレーム54を
上昇させる搬入検知用スイッチ57と、昇降フレーム5
4が下降したことを検知しチェーンローラコンベア31
を駆動させる下降検知用スイッチ58とを設けたので、
ローラコンベア51上にパネル芯材1が搬入されたとき
チェーンローラコンベア31の駆動を停止させ、昇降フ
レーム54が下降したときチェーンローラコンベア31
が駆動されるから、チェーンローラコンベア31の駆動
停止を自動的に行うことができる。
【0027】また、ローラコンベア51が上昇したとき
に、そのローラコンベア51の搬送面が次のローラコン
ベア61の搬送面と一致し、ローラコンベア61を介し
て釘打機106の作業者107の手元までパネル芯材1
を搬送することができるから、作業者107はパネル芯
材1を取り出しやすい。しかも、取り出したパネル芯材
1を前方の釘打機71に移すだけでよいから、作業者1
07にかかる負担を軽減することができる。
【0028】また、ローラコンベア51は、上昇した状
態において、次のローラコンベア61上にパネル芯材1
があるときは駆動されず、パネル芯材1がないときは駆
動されるように構成されているから、先のローラコンベ
ア61上にパネル芯材1がなくなったことを条件に、そ
のローラコンベア61上にパネル芯材1を1本ずつ確実
に供給することができる。
【0029】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更が可能で
ある。たとえば、上記実施例では、第1および第3の搬
送コンベアをローラコンベア21,51によって構成す
るとともに、第2の搬送コンベアをチェーンローラコン
ベア31によって構成したが、これに限られるものでは
ない。要は、第1および第3の搬送コンベアはパネル芯
材1を長手方向に、第2の搬送コンベアはパネル芯材1
をその長手方向に対して直交する方向に、それぞれ搬送
するものであればどのような構造のコンベアでもよい。
【0030】また、上記実施例では、払出装置41を、
ローラコンベア21の搬送方向に対して直交する方向に
進退する構造としたが、これに限らず他の構造でもよ
い。たとえば、基端がチェーンローラコンベア31側に
回動自在に支持されかつ先端がローラコンベア21の搬
送面に対して起伏する複数本の起伏アームを設け、この
起伏アームの起伏動作によって、ローラコンベア21上
のパネル芯材1をチェーンローラコンベア31側に移載
するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明のパネル芯材供給装置によれば、
パネル芯材をその長手方向に搬送する第1の搬送コンベ
アと、この第1の搬送コンベアによって搬送されてきた
パネル芯材をその長手方向に対して直交する方向に搬送
する駆動式の第2の搬送コンベアと、この第2の搬送コ
ンベアによって搬送されてきたパネル芯材を1本ずつそ
の長手方向に搬送する第3の搬送コンベアとを備え、第
3の搬送コンベアは、昇降可能に構成され、かつ、下降
時に第2の搬送コンベアからのパネル芯材を1本ずつ受
入れるとともに、上昇時に第2の搬送コンベア上のパネ
ル芯材の搬送方向の移動を規制する移動規制用ストッパ
を備える構成としたから、パネル芯材を整列させた状態
でストックでき、かつ、ストックしたパネル芯材を1本
ずつ確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネル材を示す分解斜視図である。
【図2】パネル材の製造工程を示す図である。
【図3】本発明のパネル芯材供給装置の一実施例を示す
平面図である。
【図4】同上実施例の概略斜視図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】従来のパネル芯材供給装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】 1 パネル芯材 3 枠組体 4 面材 6 パネル材 21 ローラコンベア(第1の搬送コンベア) 22 第1の位置決め用ストッパ 23 第2の位置決め用ストッパ 31 チェーンローラコンベア(第2の搬送コンベア) 331 〜364 搬送チェーン 34 駆動手段 35 ローラ 41 払出装置(移載手段) 51 ローラコンベア(第3の搬送コンベア) 56 移動規制用ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル芯材を枠組みして枠組体を形成
    し、この枠組体の少なくとも片面に面材を貼り付けてパ
    ネル材を製造するに際し、前記枠組体の形成にあたって
    パネル芯材を供給するためのパネル芯材供給装置であっ
    て、 前記パネル芯材をその長手方向に搬送する第1の搬送コ
    ンベアと、この第1の搬送コンベアによって搬送されて
    きたパネル芯材をその長手方向に対して直交する方向に
    搬送する駆動式の第2の搬送コンベアと、前記第1の搬
    送コンベア上のパネル芯材を前記第2の搬送コンベア上
    に移載する移載手段と、前記第2の搬送コンベアによっ
    て搬送されてきたパネル芯材を1本ずつその長手方向に
    搬送する第3の搬送コンベアとを備え、 前記第3の搬送コンベアは、搬送面が昇降可能に構成さ
    れ、かつ、下降時に前記第2の搬送コンベアからのパネ
    ル芯材を1本ずつ受入れるとともに、上昇時に前記第2
    の搬送コンベア上のパネル芯材の搬送方向の移動を規制
    する移動規制用ストッパを備えていることを特徴とする
    パネル芯材供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパネル芯材供給装置に
    おいて、前記第2の搬送コンベアは、前記第1の搬送コ
    ンベアと第3の搬送コンベアとの間にこれらの搬送方向
    に対して直交して配置されかつ長手方向の所定間隔位置
    にローラを有する複数本の搬送チェーンと、これらの搬
    送チェーンを回行駆動させる駆動手段とから構成されて
    いることを特徴とするパネル芯材供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のパネル芯材供給装置に
    おいて、前記第1の搬送コンベア上には、前記移載手段
    によって前記第2の搬送コンベア上に移載されるパネル
    芯材が第2の搬送コンベアの幅方向に対して略中央に位
    置するように、パネル芯材の停止位置を異なる位置に規
    制する複数の位置決め用ストッパが設けられていること
    を特徴とするパネル芯材供給装置。
JP7134995A 1995-03-29 1995-03-29 パネル芯材供給装置 Withdrawn JPH08258963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7134995A JPH08258963A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 パネル芯材供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7134995A JPH08258963A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 パネル芯材供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08258963A true JPH08258963A (ja) 1996-10-08

Family

ID=13457940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7134995A Withdrawn JPH08258963A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 パネル芯材供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08258963A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199489A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Kikukawa Tekkosho:Kk 木材の搬送方法及びその装置
JP2009023755A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Shizuoka Shibuya Seiki Co Ltd 長尺体の方向変換装置
CN115520588A (zh) * 2022-10-21 2022-12-27 巨石集团有限公司 一种布辊转运系统及方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199489A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Kikukawa Tekkosho:Kk 木材の搬送方法及びその装置
JP4513086B2 (ja) * 2004-01-14 2010-07-28 株式会社菊川鉄工所 木材の搬送方法及びその装置
JP2009023755A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Shizuoka Shibuya Seiki Co Ltd 長尺体の方向変換装置
CN115520588A (zh) * 2022-10-21 2022-12-27 巨石集团有限公司 一种布辊转运系统及方法
CN115520588B (zh) * 2022-10-21 2024-02-20 巨石集团有限公司 一种布辊转运系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN114104698B (zh) 一种自动上板连线设备加工自动化生产系统
JP2001122502A (ja) 用紙の搬送方法およびこの方法を実施する装置
JPH08258963A (ja) パネル芯材供給装置
JP2512357B2 (ja) 原木自動搬送装置
JPH08258957A (ja) 素材の姿勢変換装置
JP4299171B2 (ja) 板状部材横積層装置
JPS6052045B2 (ja) チエ−ンコンベア
JPS6130979Y2 (ja)
JP2005239331A (ja) 下敷パネルの供給装置
JPH07300226A (ja) 搬送物の搬送方向変換装置
JP3197517B2 (ja) パネル状搬送物の搬送装置
US5895200A (en) Devices and methods for loading and unloading lumber for drying
JPH02204214A (ja) 面材配設装置
JPS581450Y2 (ja) 梱包材供給装置
JPH0764427B2 (ja) 木材乾燥における桟積み装置
JPH09255143A (ja) 板状体の搬送装置
JP2000233854A (ja) 積み重ねシートの反転装置
JP2501721B2 (ja) ワ―ク積み重ね装置
JPH0747386Y2 (ja) 木工機用の材料自動挿入装置
JPS60153330A (ja) 長尺棒状又は長尺板状の木材等の自動整列積み重ね装置
JPH0628530Y2 (ja) 紙揃え機への紙搬送装置
JP3229563B2 (ja) 長尺木材の自動供給装置
JP3401782B2 (ja) 加工装置
JPH08258958A (ja) 素材の加工装置
JPS62130922A (ja) パレツト搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604