JPS62130922A

JPS62130922A - パレツト搬送装置

Info

Publication number: JPS62130922A
Application number: JP26968485A
Authority: JP
Inventors: Susumu Okubo; 大久保　進; Tsuneo Morita; 森田　恒夫
Original assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Current assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Priority date: 1985-11-30
Filing date: 1985-11-30
Publication date: 1987-06-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、例えば電子機器のような物品の組立て作業
時等に使用するパレット搬送装置に関するものである。

［従来技術とその欠点］一般に物品等の組立て作業時に使用する搬送装置は、フ
リーフローコンベアやベルトコンベアを利用し、これら
のコンベア上に組立て台となるパレットを載せて搬送す
るように構成している。このような搬送装置は作業の流
れの順方向側では、パレットを水平状態にし、且つこの
パレットの両側にある作業台と同一平面を成すようにし
て、搬送するようにしている。そして、作業者は自分の
担当する作業が終了したら順次パレットを移動させ、次
作業者が同様に担当の作業を行なって物品等を組立てて
ゆくものである。そして作業工程終了後パレットを返送
するのであるが、これには例えば次の手段等がとられて
いる。

すなわち、順方向と同様にパレットを水平状態のまま同
一平面上で返送するものであるが、搬送装置を設置する
スペースは大きくなり、他の作業スペースが狭くなる等
の欠点がある。

また、パレットを水平状態にしたまま一旦下方に下げ、
順方向に移動するパレットの下面あるいは」−面を返送
するもので、この方法による装置ではスペース上の問題
は無いが、作業者の足下あるいは頭上を通ってパレット
が返送されるため、作業がしにくいことがある。

［発明の目的］この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、作業
スペースの狭い工場等でも使用でき、作業台の周辺を広
く確保でき、作業環境を損わないパレット搬送装置を提
供することを目的とするものである。

［発明の要点］すなわちこの発明に係るパレット搬送装置は、水平状態
のまま送られてきたパレットを昇降モータで下方へ移動
させ、その位置から作業台の奥へ移送ベルトによって水
平状態のまま移動させ、さらに回転モータによりパレッ
トを垂直に起こし、これを作業台の奥の下面に沿った返
送ベルトに載せて返送するものである。

［発明の実施例］以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。第
１図において、１１は物品の組立て台となる例えば木製
のパレットで、このパレット１１の上で作業者が物品の
組立て作業を行なうものである。

そして、このパレット１１は平行に設定された二本の作
業ベルト　１２ａ、　　１２ｂ上を移送されるもので、
このベルト　１２ａ、　　１２ｂは図では見えないモー
タで駆動され、パレット【ｌを順方向（第１図で右下方
向）へ移送させる。この移送されるパレット１１の左右
両側には、その表面がパレット１１と略同一平面とされ
る作業台　１３ａＳ１３ｂを形成し、作業時に工具等を
置いて利用できるようにしている。そして、この作業台
１３ａＳ１３ｂは、上記パレット１１の左右両端面を誘
導するガイドレールの役目を果たしている。

作業台Ｌ３ａ％　１３ｂの端まで作業ベルト　１２ａ。

１２ｂによって移動されたパレット１１は、二本の平行
に設定された搬送ベルト　Ｌ４ａ、　　ＬＡｂ上に移送
される。この搬送ベルト　１４ａ、　　１４ｂは昇降ユ
ニット■５に設定されるもので、パレット１１はこの昇
降ユニット１５上に設置されるようになる。この場合、
作業ベルト　１２ａ、　　１２ｂと搬送ベルト　Ｌ４ａ
、　　１４ｂは、パレット１１と接触するベルト面がほ
とんど同じ高さになっている。搬送ベルト　Ｌ４ａ、　
　１４ｂは昇降ユニット１５の内部に構成され、各ベル
ト　１４ａ、　　Ｌ４ｂはそれぞれ搬送用滑車に装着さ
れ、これら滑車は搬送モータＩＢによって駆動されるよ
うになっている。

また、図では示されていないが、昇降ユニット１５の中
央にパレット１１が裁った時、作動されるリミットスイ
ッチが設けられ、このリミットスイッチにより搬送モー
タ１６が制御されるようになっている。すなわち、パレ
ット１■がベルト　１４ａ、　　＋４ｂ上で停止される
ようになっている。

昇降ユニット１５は、支柱１７に取付けたアーム１Ｂに
よって支持されている。具体的には支柱１７の上部に設
置された昇降モータ１９によってチェーン２０を駆動す
るものであり、このチェーン２０にはユニット１５の一
部に接続され伸びるように形成されたアーム１８が固定
されるようにしている。そして、モータ１９の回転に伴
ってこのアーム１８が上下に動くことによりユニット１
５が昇降され、同時にパレット１１を上下に移動させる
。ここで」二足アーム１８の終端部は、チェーン２０と
並走し支柱１７に形成されたガイドレール２１に沿って
移動されるようになっている。

第２図は昇降ユニット１５を底面の位置まで降ろした状
態を示すもので、この図では作業台１３ａ１１３ｂ等は
省略しである。また第３図は第２図を横（右下方向）か
ら示したものである。昇降モータ１９は図示されないリ
ミットスイッチにより、ユニット【５が底面に降りた時
点で停止制御される。

昇降ユニット１５の下降した位置には、上記ベルト１４
ａ、　　目すと直行する方向に延びる移送ベルト２２ａ
、　　２２ｂが設置されているもので、ユニット１５が
下降した状態で、パレット１１はベルト　１４ａ１１４
ｂ上から離れ、移送ベルト　２２ａ、　　２２ｂ上に載
せられるようになる。この移送ベルト　２２ａ、　　２
２ｂのベルト面の高さが、昇降ユニット■５が下降した
状態で搬送ベルト　１４ａ、　　１４ｂ面より高くなっ
ているものである。

移送ベルト　２２ａ、　　２２ｂは移送モータ２３によ
って駆動されるもので、パレット１１は回転受具２４の
位置まで移送されるようにする。そしてパレット１１は
、移送ベルト　２２ａ、　　２２ｂによって回転受具２
４の底面２５に接触する位置まで送り込まれるものであ
る。

この回転受具２４はパレットｉｔを水平状態から垂面状
態に回転させるもので、回転モータ２６の働きによって
動作するものである。上記回転受具２４は一辺の底面２
５、およびこの底面２５に直角に接して平行関係をなす
二辺の側面２７．２８と、回転モータ２６の動力を直接
受け、回転受具２４を回転させる回転部２９によって構
成される。底面２５の幅および両側面２７．２８の間隔
はパレット１１の厚さよりやや大きくなっているが、側
面２７．２８の画先端部分は移送ベルト２２ａ、　　２
２ｂから運ばれたパレット１１が容品に挿入できるよう
に、外側に向って広がるように形成されている。

第４図は第１図を右方向から示したもので、第５図はさ
らに第４図を右下方向から示したものである。上記回転
部２９は回転受具２４の一方の側面２８の外側に装着さ
れており、回転シャフトにより回転モータ２Ｂの回転を
受ける。また底面２５には開口３０および３１があり、
回転受具２４が垂直状態になった時、上記開口３０．３
１面に送りベルト３２が入り込むようになっている。こ
れらの開口３０．３１の形状は、底面２５の長平方向に
対してはローラ　３３ａ１３３ｂの直径と同程度の長さ
に、そしてこれと直行する方向は上記ローラ　３３ａ、
　　３３ｂの幅よりやや大きめに形成する。すなわち開
口３０．３１にそれぞれローラ　３３ａ、　　３３ｂが
入り込む格好になる。

送りベルト３２は、５個のローラ　３３ａ、　３３ｂ１
〜３３ｅと共にパレット送り部を形成し、送り箱３４に
収納されている。送りローラの１つ、例えばＨｄは送り
箱３４の外部に設置された送りモータ３５によって回転
を受け、ローラ　３３ａ、　　３３ｂ、〜３３ｅに沿っ
た送りベルト３２を回転させるものである。この時この
ベルト３２は、ローラ　３３ａ、　　３３ｂに対しては
ローラの上側を、そしてローラ　３３ｃおよび３３ｄ１
３３ｅに対してはローラの下側を通るようにする。

すなわち、送り箱３４の上部に設置されているローラ　
３３ａ、　　３３ｂおよび３３ｃには互い違いにベルト
３２が掛かるようにしている。またその口〜うの高さは
、３３ａ、　　３３ｂはベルト面を含めてその頂上部が
開口３０．３■の内側（パレット側）の面より作かに高
くなるように設置し、３３ｃはローラの頂上部が底面２
５より値かに低くなるように設置されている。

このためパレット１１は開口３０．３１に入込んだベル
ト３２に接触し、モータ３５の回転により返送ベルト３
６の方向（第５図で右方向）へ移動する。

上記回転モータ２６と上記送りモータ３５の作動状態は
、バレッ）１１が回転受具２４に挿入した時に、まず回
転モータ２６が始動する。そしてパレット１１が垂直に
起きて送りベルト３２に接触したら回転モータ２６は停
止し、送りモータ３５が動作を始め、パレット１１を送
り出すようになっている。この動作も上述の昇降ユニッ
ト１５の場合と同様、リミットスイッチ等の働きで自動
的に切替わるようになっているものである。

返送ベルト３６は、パレット１１を例えば作業台１３ａ
、　　１３ｂの先頭位置まで返送するもので、移送ベル
ト　２２ａ、　　２２ｂと同様に各々滑車３７１．３７
２、・・・を取付けた支え台３８１．３８２　、・・・
によって支えられている。上記返送ベルト３６のベルト
面は、上述したローラ　３３ａ、　　３３ｂと同じ高さ
に設定する。

そしてそのベルト３６の設定位置は、パレット１１が　
、途中で停止しないように滑車３７、を取付けた支え台
８８１を送り箱３４に接近させて設置する。また３９お
よび４０はガイド壁で、パレット１１を返送する際ベル
ト３６から脱落しないようにこれを保護するものである
。

このようにしてパレット１１は、図では示されない返送
モータによって返送されるものである。そして返送され
たパレット１１を再び作業ベルト１２ａ。

１２ｂ上に載せる時は、上述した動作を逆に動作させれ
ばよい。

［発明の効果］以上のように構成されたパレット搬送装置は、従来のよ
うにパレットを水平状態にしたままではなく、垂直状態
にして返送することにしたので、作業スペースの狭い工
場等でも使用でき、作業台の周辺を広く確保でき、作業
環境を損わず、快適に作業が行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るパレット搬送装置の
構成を示し、パレットが作業台と同じ高さにある状態を
示す図、第２図はパレットが底面に降りた状態を示す図
、第３図は第２図を右下方向から示した図、第４図はパ
レットが回転受具に挿入された状態で第１図の右方向か
ら示した図、第５図はパレットを垂直に起こした状態で
第４図を右下方向から示した図である。１１・・・パレット、１４ａ、　　１４ｂ・・・搬送ベ
ルト、１５・・・昇降ユニット、１Ｂ・・・搬送モータ
、１９・・・昇降モータ、２０・・・チェーン、２２ａ
、　　２２ｂ・・・移送ベルト、２３・・・移送モータ
、２４・・・回転受具、２Ｂ・・・回転モータ、３０゜
３１−・・開口、３２−・・送りベルト、３３ａ、　　
３３ｂ、　　３３ｃ。３３ｄ、　　３３ｃ・・・ローラ、３５・・・送りモー
タ、３６・・・返送ベルト。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】　作業ベルト上を移送されたパレットが送り込まれる昇
降ユニットと、上記パレットを載せた状態の上記昇降ユニットを返送部
高さ位置まで移動させる手段と、この手段で移動された昇降ユニット上のパレットが導か
れ上記パレットを支持する回転受具と、この回転受具を
回転させ上記パレットを立てるようにする回転手段と、上記回転受具で支持されたパレット送り部とを具備し、このパレット送り部で作業終了後のパレットが返送され
るようにしたことを特徴とするパレット搬送装置。