JPH0450952Y2 - - Google Patents

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JPH0450952Y2
JPH0450952Y2 JP1830887U JP1830887U JPH0450952Y2 JP H0450952 Y2 JPH0450952 Y2 JP H0450952Y2 JP 1830887 U JP1830887 U JP 1830887U JP 1830887 U JP1830887 U JP 1830887U JP H0450952 Y2 JPH0450952 Y2 JP H0450952Y2
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JP
Japan
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bar
workpiece
cleaning
lifting bar
lifting
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JP1830887U
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JPS63126089U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ローラ・コンベアによつて搬送され
るワークの少なくとも下面を洗浄するのに供され
る洗浄装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、加工工程をを経たワークを洗浄して、付
着している切り粉、及びオイル等の除去を行うの
に洗浄装置が用いられている(例えば、特開昭61
−153187号公報参照)。この種の洗浄装置では、
ローラ・コンベアによつて搬送されてきたワーク
を、搬送バー等のワーク支持装置による所謂リフ
ト・アンド・キヤリーにて間歇搬送し、この搬送
の途中に洗浄ノズルから洗浄剤を噴射させてワー
クを洗浄している。しかしながら、上記の洗浄装
置では、ワーク支持装置が邪魔になつて、ノズル
から噴射する洗浄剤がワークの下面に十分に当た
らず、良好な洗浄を行うことができない。このた
め、ワークの姿勢を変更させてワークの下面を洗
浄するという方法がとられている。
ところが、上記従来の構造では、ワークの姿勢
を変更させるための装置が必要となり、構造の複
雑化を招来するという欠点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、ワークの姿勢を変更することな
く、かつ簡単な構造によりワークの裏面を確実に
洗浄することができる洗浄装置の提供を目的とす
るものである。
〔考案の構成〕
本考案に係る洗浄装置は、上記の目的を達成す
るために、搬入されたワークを搬送自在に支持す
るローラが上部に並設され、かつ昇降自在に設け
られた昇降バーと、この昇降バーの昇降駆動手段
と、上記昇降バーの上昇移動により上昇されたワ
ークと係合する係合部材が配設され、かつワーク
の搬送方向に進退自在に設けられた搬送バー、及
びこの搬送バーの進退駆動手段からなる搬送装置
と、上記昇降バーのローラ間に配設され、かつ昇
降バーのローラの上昇位置よりも下方に先端部を
有し、洗浄剤を上方に噴射する洗浄ノズルと、上
記搬送装置の係合部材によるワークの搬送位置に
設けられ、昇降バーの降下状態時にワークを保持
する保持部材とを備え、構造を簡素化することが
できるように構成したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
洗浄装置には、第2図に示すように、搬入用ロ
ーラ・コンベア1と搬出用ローラ・コンベア2と
の間に洗浄室3とエアブロー室4とが隣接して設
けられている。搬入用ローラ・コンベア1及び搬
出用ローラ・コンベア2には、それぞれモータに
よつて駆動されるドライブ・ローラ5…及び6…
が所定間隔をおいて並設されている。上記搬入用
ローラ・コンベア1と搬出用ローラ・コンベア2
の端部は、それぞれ洗浄室3とエアブロー室4の
内部に挿入されている。また、上記搬入用ロー
ラ・コンベア1の端部には、第1図a,bに示す
ように、ワークであるコネクテイング・ロツド1
0を制止するためのワーク・ストツパー11が設
けられている。そして、洗浄室3の入口、エアブ
ロー室4の出口、及び洗浄室3とエアブロー室4
との間には開閉自在のシヤツター17…が配設さ
れている。
上記洗浄室3及びエアブロー室4の下部であつ
て上記両ローラ・コンベア1,2の端部の下方に
は、両端が両ローラ・コンベア1,2の端部と重
なり合う水平な昇降バー7が昇降自在に設けられ
ている。この昇降バー7における上記両ローラ・
コンベア1,2との重合部位には、回動自在のロ
ーラ8aを上端に設けたワーク持上部8…が並列
に突設されている。そして、このワーク持上部8
…は、上記両ローラ・コンベア1,2に並設され
たドライブ・ローラ5…の間を通過して昇降し得
るようになつている。昇降バー7における両端の
ワーク持上部8…間、即ち搬入用ローラ・コンベ
ア1と搬出用ローラ・コンベア2との間には、上
記ワーク持上部8…のローラ8aと同じ高さのフ
リー・ローラ・コンベア9が設けられている。フ
リー・ローラ・コンベア9には、回動自在のロー
ラ9a…が所定間隔をおいて並設されている。ま
た、上記昇降バー7の下には、上端部に昇降バー
7の下面と当接する押圧ローラ20aを有し、昇
降バー7をガイド部材22に沿つて垂直上下方向
に昇降させるための昇降駆動手段であるリフター
20が設けられている。
一方、上記フリー・ローラ・コンベア9のロー
ラ9a…間には、上方に向かつて洗浄剤を噴射す
るための洗浄ノズル15…が固定状態に配設され
ている。この洗浄ノズル15…はフリー・ロー
ラ・コンベア9が上昇した時に、フリー・ロー
ラ・コンベア9よりも下方に位置するように設定
されている。上記洗浄ノズル15…の上方には下
方に向かつて洗浄剤を噴射する洗浄ノズル16…
が、同様に固定状態に設けられている。また、フ
リー・ローラ・コンベア9における順次1ピツチ
隔たつた部位には、フリー・ローラ・コンベア9
の降下状態時に、フリー・ローラ・コンベア9か
ら突出してコネクテイング・ロツド10を位置決
め保持する保持部材12,21が設けられてい
る。
さらに、上記フリー・ローラ・コンベア9の上
方には搬送装置19が設けられている。この搬送
装置19は、コネクテイング・ロツド10の搬送
方向に進退自在に設けられた搬送バー14、この
搬送バー14に、1ピツチの搬送間隔をおいて垂
下状に設けられ、上記コネクテイング・ロツド1
0と係合する係合部材13…、及び搬送バー14
における搬入用ローラ・コンベア1側の端部に設
けられ、搬送バー14の進退駆動手段を成す搬送
シリンダ18から構成されている。
上記の構成において、洗浄されるコネクテイン
グ・ロツド10は、搬入用ローラ・コンベア1に
よつて洗浄室3に搬入され、ワーク・ストツパー
11によつて制止される。次いで、昇降バー7が
リフター20によつて上昇駆動され、コネクテイ
ング・ロツド10がワーク持上部8…の上昇に伴
つて持ち上げられる。これにより、コネクテイン
グ・ロツド10が搬送装置19の係合部材13と
係合される。この状態で、搬送バー14が搬送シ
リンダ18にて搬送方向に前進駆動され、コネク
テイング・ロツド10が係合部材13の1ピツチ
分だけフリー・ローラ・コンベア9上を移動す
る。この移動の途中において、フリー・ローラ・
コンベア9のローラ9a…間に配設された洗浄ノ
ズル15…、及びその上方に設けられた洗浄ノズ
ル16…から噴射される洗浄剤により、コネクテ
イング・ロツド10が洗浄される。従つて、コネ
クテイング・ロツド10は、フリー・ローラ・コ
ンベア9に遮られることなく、下面も的確に洗浄
される。コネクテイング・ロツド10の1ピツチ
の移動が終わると、リフター20によつてワーク
持上部8…が降下される。これにより、係合部材
13とコネクテイング・ロツド10との係合が解
除され、移動されたコネクテイング・ロツド10
は保持部材12,21にて、位置決めされつつ保
持される。これと同時に、搬送シリンダ18によ
つて搬送バー14が前進した1ピツチ分、後退さ
せられる。
上記の動作を繰り返すことにより、各コネクテ
イング・ロツド10は洗浄されながら1ピツチず
つ前進する。そして、エアブロー室4にて歓送さ
れた後、搬出用ローラ・コンベア2にて搬出され
る。
〔考案の効果〕
本考案の洗浄装置は、以上のように、搬入され
たワークを搬送自在に支持するローラが上部に並
設され、かつ昇降自在に設けられた昇降バーと、
この昇降バーの昇降駆動手段と、上記昇降バーの
上昇移動により上昇されたワークと係合する係合
部材が配設され、かつワークの搬送方向に進退自
在に設けられた搬送バー、及びこの搬送バーの進
退駆動手段からなる搬送装置と、上記昇降バーの
ローラ間に配設され、かつ昇降バーのローラの上
昇位置よりも下方に先端部を有し、洗浄剤を上方
に噴射する洗浄ノズルと、上記搬送装置の係合部
材によるワークの搬送位置に設けられ、昇降バー
の降下状態時にワークを保持する保持部材とを備
えた構成である。それ故、ワークの下面は搬送中
に昇降バーに遮られることなく確実に洗浄するこ
とができる。これにより、ワークの姿勢を変更す
る必要がなく、このための装置が不要となり、構
造の簡素化を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図aは洗浄装置を示す概略の
正面図、同図bは洗浄装置の要部平面図、第2図
は洗浄装置の全体構成を示す正面図である。 1は搬入用ローラ・コンベア、2は搬出用ロー
ラ・コンベア、7は昇降バー、8はワーク持上
部、8a,9aはローラ、9はフリー・ローラ・
コンベア、10はコネクテイング・ロツド(ワー
ク)、11はワーク・ストツパー、12,21は
保持部材、13は係合部材、14は搬送バー、1
5,16は洗浄ノズル、18は搬送シリンダ(進
退駆動手段)、19は搬送装置、20はリフター
(昇降駆動手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬入されたワークを搬送自在に支持するローラ
    が上部に並設され、かつ昇降自在に設けられた昇
    降バーと、この昇降バーの昇降駆動手段と、上記
    昇降バーの上昇移動により上昇されたワークと係
    合する係合部材が配設され、かつワークの搬送方
    向に進退自在に設けられた搬送バー、及びこの搬
    送バーの進退駆動手段からなる搬送装置と、上記
    昇降バーのローラ間に配設され、かつ昇降バーの
    ローラの上昇位置よりも下方に先端部を有し、洗
    浄剤を上方に噴射する洗浄ノズルと、上記搬送装
    置の係合部材によるワークの搬送位置に設けら
    れ、昇降バーの降下状態時にワークを保持する保
    持部材とを備えたことを特徴とする洗浄装置。
JP1830887U 1987-02-10 1987-02-10 Expired JPH0450952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1830887U JPH0450952Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1830887U JPH0450952Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63126089U JPS63126089U (ja) 1988-08-17
JPH0450952Y2 true JPH0450952Y2 (ja) 1992-12-01

Family

ID=30811863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1830887U Expired JPH0450952Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JPS63126089U (ja) 1988-08-17

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