JP2000102771A - 自動洗浄装置の搬送機構 - Google Patents
自動洗浄装置の搬送機構Info
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Landscapes
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- Reciprocating Conveyors (AREA)
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Abstract
タ機構を付設することにより、洗浄のタクトタイムを短
縮できる自動洗浄装置の搬送機構を提供する。 【構成】被洗浄物に洗浄槽間の移動を行わせるフックア
ンドプレース方式搬送機構と、被洗浄物に上下移動を行
わせるエレベータ機構とにより主搬送機構を構成し、複
数の洗浄槽から成る洗浄処理工程に沿って、被洗浄物を
順次搬送するようにした搬送機構である。 【効果】搬送機構部の動作中のほとんどの時間を洗浄作
業に使用することができるので洗浄タクトタイムを短く
でき、洗浄処理作業の生産性を上げることができる。
Description
板状物の洗浄を行う自動洗浄装置の搬送機構に関するも
のである。
置の搬送機構のひとつにフックアンドプレース方式搬送
機構がある。フックアンドプレース方式搬送機構は、図
５及び図６に示すように、洗浄処理工程を構成する洗浄
槽の上部に、洗浄槽の数より１個多い数のフックと、こ
のフックに上下動と横移動を行わせる駆動部を積載した
搬送台車部により構成され、各々のフックに図７及び図
８に示す〜の動作を行わせて、洗浄治具を前工程か
ら後工程へ順次搬送する搬送機構である。
よる洗浄タクトタイムは、たとえば、被洗浄物の搬送時
の垂直方向の寸法が約３００ｍｍのプリント基板である
場合は、洗浄槽その他の装置の構成部分の関係から被洗
浄物の槽間における移動距離（フックの移動距離）は約
１４００ｍｍとなり搬送に要する時間は３３秒必要とな
る。
に、必要洗浄時間を１５秒とすると、洗浄作業に要する
洗浄タクトタイムは搬送時間と洗浄時間の合計から、両
者のオーバーラップする時間の５秒を除いた４３秒とな
り、本例のように必要洗浄時間が短い場合は洗浄に供し
ない搬送時間が洗浄時間を上まわってしまうという欠点
があった。
機構では、一定の洗浄時間を確保して洗浄タクトタイム
を短縮するためには搬送時間を短縮する、すなわち搬送
速度を上げる方法しかなく、搬送速度を上げると被洗浄
物を入れる洗浄治具が搬送中揺れたり、搬送動作のスタ
ート、停止時に装置全体にショックによる大きな振動が
発生するなど、搬送が不安定になるという問題があり、
搬送時間の短縮にはおのずと限界があった。
による欠点を解決すべく創案されたもので、フックアン
ドプレース方式搬送機構とエレベータ機構を組み合わせ
ることにより搬送動作中も一定の必要洗浄時間を確保
し、洗浄タクトタイムを短縮した自動洗浄装置の搬送機
構を提供することを目的とするものである。
の自動洗浄装置の搬送機構は、図１及び図２に示すよう
に洗浄装置の上部にフックアンドプレース方式搬送機構
を、そして、フックアンドプレース方式搬送機構と洗浄
槽の間に各洗浄槽に対応させたエレベータ機構を設置す
る。
すように各洗浄槽の両側に配置したスプロケットと、上
下方向にエンドレスに張ったチェインにより構成し、チ
ェインには洗浄治具を吊り下げる治具受けが２個等間隔
で取り付けてある。そして一回の動作につきチェインの
半分の長さ、すなわち、上側にある治具受けが下側に、
下側にある治具受けが上側に移動するようにする。そし
て、エレベータ機構の停止中にフックアンドプレース方
式搬送機構により各々のエレベータ機構の上側の治具受
けに吊り下げられている洗浄治具を次工程へ搬送し、次
いで各々のエレベータ機構が動作し、エレベータ機構の
下側の治具受けに吊り下げられている洗浄治具を上側
へ、上側の治具受けに吊り下げられている洗浄治具を下
側へ移動する搬送を行わせる。
搬送機構によりエレベータ機構の上側にある洗浄治具を
移動している間は、エレベータ機構の下側にある洗浄治
具内の被洗浄物は洗浄槽内にあり洗浄が行われるため、
純粋に搬送のみに要する時間はエレベータ機構の動作の
みの時間となり、搬送動作中のほとんどの時間を洗浄に
使用することができる。たとえば、従来の例による洗浄
タクトタイムは４３秒であったが、本発明によれば、図
４のタイムチャートに示すように洗浄タクトタイムのう
ちエレベータ機構の動作時間の６秒間を除く、１５秒間
の搬送動作時間を洗浄に使用することができるため、洗
浄タクトタイムは２１秒に短縮することができ、洗浄作
業の生産性を上げることができる。
の一実施形態について詳細に説明し、本発明の理解に供
する。尚、以下に示す実施形態は駆動にエアーシリンダ
を用いている本発明を具体化した一実施例であって、本
発明の技術的範囲を限定するものではない。
る洗浄装置の搬送機構の全体構成を示す正面図、図２は
側面図である。
クアンドプレース方式搬送機構１と各々の洗浄槽１８〜
２０及び乾燥槽２１の上部両側に設置したエレベータ機
構２と、洗浄治具４を洗浄装置内に搬入する搬入コンベ
ア１４と、洗浄装置内に搬入された洗浄治具４を所定の
高さまで持ち上げる搬入ローダ１５と、洗浄処理を終え
た洗浄治具４を搬出コンベア１７上へ搬送する搬出ロー
ダ１６と、洗浄治具４を洗浄装置外に搬出する搬出コン
ベア１７とにより構成する。
浄槽の数より一個多い数のフック３を持つ洗浄治具吊り
下げ部６と、洗浄処理工程に沿って横移動が可能なよう
になっている搬送台車部５により構成し、洗浄治具吊り
下げ部６は上下用シリンダ８により上下動作が行なえる
ようにリニアガイド７を介して搬送台車部５と連結され
ている。
せるための横送りシリンダ９と、洗浄治具４の搬送時、
洗浄治具４の把手に対してフック３に進入と退避の横移
動動作を行わせるエスケープ用シリンダ１０を備え、横
送りシリンダ９とエスケープ用シリンダ１０はカップリ
ングにより連結されている。
ロケット１２を介して上下方向にエンドレスに張られた
チェイン１１により構成され、洗浄治具４を吊り下げる
上側の治具受け１３Ａと下側の治具受け１３Ｂの２個が
取り付けてあり、スプロケット１２の回転動作によるチ
ェイン１１の移動により、上側の治具受け１３Ａに吊り
下げられている洗浄治具４が下側に、下側の治具受け１
３Ｂに吊り下げられている洗浄治具４が上側に移動する
ようになっている。スプロケット１２の回転は、図示し
てないモーターにより行われる。
る。
１４により洗浄装置内に搬入され、搬入ローダ１５によ
り一定の高さまで持ち上げられると、フックアンドプレ
ース方式搬送機構１の搬送台車部５のフック３が上下用
シリンダ８により下降し、次にエスケープ用シリンダ１
０により右方向に移動し、洗浄治具４の把手の下に進入
すると上下用シリンダ８により上昇し、フック３が洗浄
治具４を持ち上げる。
台車部５が左方向に横移動を行ない、槽間距離だけ移動
し、次工程のエレベータ機構２の上側治具受け１３Ａの
位置に達すると上下用シリンダ８によりフック３が下降
し、次にエスケープ用シリンダ１０により左方向に横移
動を行なって洗浄治具４の把手から退避し、洗浄治具４
の次工程への搬送が終了する。次に上下用シリンダ８に
よりフック３が上昇すると横送りシリンダ９の動作によ
り搬送台車部５は右方向に横移動を行い初期の位置に戻
りフックアンドプレース方式搬送機構の一連の動作を終
了する。
経過した時点でエレベータ機構２が動作し、エレベータ
機構２の上側の治具受け１３Ａに吊り下げてある洗浄治
具４が洗浄槽内に下降し、下側の治具受け１３Ｂに吊り
下げてある洗浄治具４は洗浄槽の上部に運ばれ次工程へ
の移動を待つ。洗浄槽内に下降した洗浄治具４内にある
被洗浄物はこの時点で洗浄が始まる。そして、最終処理
工程の乾燥を終了した洗浄治具４は搬出ローダ１６によ
り搬出コンベア１７上へ搬出される。
は、上記の搬送動作を順次繰り返す搬送動作により所定
の洗浄処理工程を搬送され洗浄処理が行われる。
たものであるが、本搬送機構を用いることにより、エレ
ベーター機構２の動作時間を除く搬送時間がオーバーラ
ップして洗浄に使用することができる。
を、洗浄に使用することができるので、洗浄タクトタイ
ムを短くでき洗浄作業の生産性を上げることができる。
全体構成を示す正面図。
明図。
タイムチャート図。
送機構の正面図。
送機構のフックの動作説明図。
Claims (1)
- 【請求項１】一方向に順次配列された複数の洗浄槽によ
り構成する洗浄処理工程と、この洗浄処理工程に沿って
被洗浄物を工程間搬送する搬送機構とを備えた自動洗浄
装置において、前記搬送機構は、前記洗浄処理工程の上
部を移動するフックアンドプレース方式搬送機構と、前
記洗浄槽の上部近傍の両側に各々設置したエレベータ機
構からなり、前記フックアンドプレース方式搬送機構は
前記被洗浄物の洗浄槽間の移動に使用し、前記エレベー
タ機構は前記被洗浄物の上下方向の移動に使用するよう
に構成したことを特徴とする自動洗浄装置の搬送機構。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31157898A JP3853093B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 自動洗浄装置の搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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| JP3853093B2 JP3853093B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=18018932
Family Applications (1)
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007144327A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | East Japan Railway Co | 清浄装置 |
| CN104014509A (zh) * | 2014-06-09 | 2014-09-03 | 成都泰美克晶体技术有限公司 | 一种大片清洗机 |
| CN105195465A (zh) * | 2015-09-21 | 2015-12-30 | 同济大学 | 一种超声波-兆声波复合频率全自动光学元件清洗装置 |
| CN106362981A (zh) * | 2016-11-02 | 2017-02-01 | 深圳市深联电路有限公司 | 一种改善电镀水质和节约用水的装置及方法 |
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-
1998
- 1998-09-28 JP JP31157898A patent/JP3853093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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