JPH11208811A - 垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置 - Google Patents
垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置Info
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- JPH11208811A JPH11208811A JP2406498A JP2406498A JPH11208811A JP H11208811 A JPH11208811 A JP H11208811A JP 2406498 A JP2406498 A JP 2406498A JP 2406498 A JP2406498 A JP 2406498A JP H11208811 A JPH11208811 A JP H11208811A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置にお
いて、搬送効率の向上をはかったものである。 【解決手段】 内，外側チェーン１４，１５に四隅位置
が支持されて垂直方向で連続循環する櫛歯状の搬送台１
６を備えた垂直搬送コンベア装置１０と、垂直方向に段
設した複数のステーション３との間に、櫛歯杆３１を並
設した荷受台３２と、荷受台３２が搬送台１６と噛合可
能な作動位置と搬送台１６から離反する不作動位置との
間で往復作動する作動機構３３とから成る送込装置３０
を配設して成る。
いて、搬送効率の向上をはかったものである。 【解決手段】 内，外側チェーン１４，１５に四隅位置
が支持されて垂直方向で連続循環する櫛歯状の搬送台１
６を備えた垂直搬送コンベア装置１０と、垂直方向に段
設した複数のステーション３との間に、櫛歯杆３１を並
設した荷受台３２と、荷受台３２が搬送台１６と噛合可
能な作動位置と搬送台１６から離反する不作動位置との
間で往復作動する作動機構３３とから成る送込装置３０
を配設して成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、物流センターな
どにおいて、多段階から成るコンベアラックから搬送物
の入出庫が可能な搬送機能をもった自動倉庫への入庫及
び出庫を高能力で実行できる垂直搬送コンベア装置を備
えた搬送装置に関する。
どにおいて、多段階から成るコンベアラックから搬送物
の入出庫が可能な搬送機能をもった自動倉庫への入庫及
び出庫を高能力で実行できる垂直搬送コンベア装置を備
えた搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、無端状に張架されて昇降する内外
２条の索条に搬送台の四隅位置を夫々連結して、搬送台
を搬入通路から搬出通路に連続して循環可能に構成した
搬送機体と、各ステーションに夫々設置されて前記搬送
台との間で荷物の受け渡しを行う起伏自在の荷受台とか
ら成り、搬入通路においては、搬送台の上昇過程で水平
状態に伏倒した所定ステーションの荷受台上にある待機
状態の荷物を搬送台により受け取り、次いで、搬出通路
においては、搬送台の下降過程で該搬送台上の荷物を水
平状態に伏倒している所定ステーションの荷受台上に移
し換えて当該ステーションに備えた移送コンベアに移送
する構成の垂直搬送コンベア装置は公知である。
２条の索条に搬送台の四隅位置を夫々連結して、搬送台
を搬入通路から搬出通路に連続して循環可能に構成した
搬送機体と、各ステーションに夫々設置されて前記搬送
台との間で荷物の受け渡しを行う起伏自在の荷受台とか
ら成り、搬入通路においては、搬送台の上昇過程で水平
状態に伏倒した所定ステーションの荷受台上にある待機
状態の荷物を搬送台により受け取り、次いで、搬出通路
においては、搬送台の下降過程で該搬送台上の荷物を水
平状態に伏倒している所定ステーションの荷受台上に移
し換えて当該ステーションに備えた移送コンベアに移送
する構成の垂直搬送コンベア装置は公知である。
【０００３】即ち図４，５は上記した公知の垂直搬送コ
ンベア装置を示しており、４０は上下及び前後方向で対
峙する左右一対の内側スプロケット４１に夫々無端状に
張架した内側チェーンであり、４２は上下及び前後方向
で対峙する左右一対の外側スプロケット４３に無端状に
張架した外側チェーンであって、前記した内，外側チェ
ーン４０，４２に櫛歯状に構成された搬送台４４の四隅
位置が支持してあり、駆動モータ４５の駆動により、搬
送台４４は搬入通路４６において上昇すると共に、その
頂部で水平移動して搬出通路４７に移行して下降し、次
いで底部で再び水平移動して搬入通路４６に移行して循
環する。４８は各ステーションの搬入通路４６及び搬出
通路４７に夫々対応して設置した櫛歯状の荷受台で、検
知信号により作動する駆動部４９によって垂直状態と水
平状態との間で起伏作動する。５０は各ステーションの
搬入通路４６及び搬出通路４７に夫々対応して荷物の搬
入乃至搬出を行う移送コンベアである。
ンベア装置を示しており、４０は上下及び前後方向で対
峙する左右一対の内側スプロケット４１に夫々無端状に
張架した内側チェーンであり、４２は上下及び前後方向
で対峙する左右一対の外側スプロケット４３に無端状に
張架した外側チェーンであって、前記した内，外側チェ
ーン４０，４２に櫛歯状に構成された搬送台４４の四隅
位置が支持してあり、駆動モータ４５の駆動により、搬
送台４４は搬入通路４６において上昇すると共に、その
頂部で水平移動して搬出通路４７に移行して下降し、次
いで底部で再び水平移動して搬入通路４６に移行して循
環する。４８は各ステーションの搬入通路４６及び搬出
通路４７に夫々対応して設置した櫛歯状の荷受台で、検
知信号により作動する駆動部４９によって垂直状態と水
平状態との間で起伏作動する。５０は各ステーションの
搬入通路４６及び搬出通路４７に夫々対応して荷物の搬
入乃至搬出を行う移送コンベアである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来構成の垂直搬送コンベア装置によれば、以下に述べる
ような不都合を有する。即ち、搬入通路４６において、
上昇過程の搬送台４４が、水平状態にある荷受台４８上
の搬送物Ｐを受け取り、次いで搬出通路４７に移行して
下降する過程で、所定ステーションの位置する荷物台４
８に、搬送台４４から搬送物Ｐを移し換えたのち、該搬
送物Ｐが荷受台４８から移送コンベア５０に支障なく移
送するためには、搬送台４４が近付いたことを検知器が
検知し、駆動部４９が作動して所定ステーションの荷受
台４８が垂直状態から水平状態に伏倒して、当該ステー
ションの移送コンベア５０から搬送物Ｐが水平状態にあ
る荷物台４８上に載置されるまでのタイミングＸ（この
タイミングは搬出通路４７において、荷物に表示された
先行メモリーを検知器が検知して駆動部４９が作動し、
荷受台４８が垂直状態から水平状態に伏倒して荷受台４
８上の荷物が水平状態にある荷受台４８上に移り換って
該荷物が移送コンベア５０に移行するまでのタイミング
と等しい）と、荷物Ｐが搬送台４４上に移し換ってから
上昇して、搬送台４４と干渉しない位置まで離れるタイ
ミングＹ（このタイミングは、搬出路４７において、次
段の搬送台４４と干渉しないように荷受台４８が水平状
態から垂直状態に起立するまでのタイミングと等しい）
とが必要であり、従って内，外側チェーン４０，４２に
隔設する搬送台４４の間隔Ｔは、Ｔ＝Ｘ＋Ｙによって定
まる。
来構成の垂直搬送コンベア装置によれば、以下に述べる
ような不都合を有する。即ち、搬入通路４６において、
上昇過程の搬送台４４が、水平状態にある荷受台４８上
の搬送物Ｐを受け取り、次いで搬出通路４７に移行して
下降する過程で、所定ステーションの位置する荷物台４
８に、搬送台４４から搬送物Ｐを移し換えたのち、該搬
送物Ｐが荷受台４８から移送コンベア５０に支障なく移
送するためには、搬送台４４が近付いたことを検知器が
検知し、駆動部４９が作動して所定ステーションの荷受
台４８が垂直状態から水平状態に伏倒して、当該ステー
ションの移送コンベア５０から搬送物Ｐが水平状態にあ
る荷物台４８上に載置されるまでのタイミングＸ（この
タイミングは搬出通路４７において、荷物に表示された
先行メモリーを検知器が検知して駆動部４９が作動し、
荷受台４８が垂直状態から水平状態に伏倒して荷受台４
８上の荷物が水平状態にある荷受台４８上に移り換って
該荷物が移送コンベア５０に移行するまでのタイミング
と等しい）と、荷物Ｐが搬送台４４上に移し換ってから
上昇して、搬送台４４と干渉しない位置まで離れるタイ
ミングＹ（このタイミングは、搬出路４７において、次
段の搬送台４４と干渉しないように荷受台４８が水平状
態から垂直状態に起立するまでのタイミングと等しい）
とが必要であり、従って内，外側チェーン４０，４２に
隔設する搬送台４４の間隔Ｔは、Ｔ＝Ｘ＋Ｙによって定
まる。
【０００５】そしてこの種の垂直搬送コンベア装置にお
ける搬送効率は、搬送速度に正比例して前記した間隔Ｔ
に反比例するから、搬送効率を高めるためには、搬送速
度を高くするか或いは間隔Ｔを小さくすることが必要で
ある。しかしながら搬送速度を高くするときは、振動や
騒音を拡大すると共に、機械的損傷を招く惧れがあって
搬送速度には自ら限界がある。そこで本願発明は、間隔
Ｔを可及的小さくして、搬送効率の向上をはかったもの
である。
ける搬送効率は、搬送速度に正比例して前記した間隔Ｔ
に反比例するから、搬送効率を高めるためには、搬送速
度を高くするか或いは間隔Ｔを小さくすることが必要で
ある。しかしながら搬送速度を高くするときは、振動や
騒音を拡大すると共に、機械的損傷を招く惧れがあって
搬送速度には自ら限界がある。そこで本願発明は、間隔
Ｔを可及的小さくして、搬送効率の向上をはかったもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記した目
的を達成するために、内外側の無端状チェーンにより四
隅位置が水平状に支持された複数の櫛歯状の搬送台を、
並列する搬入通路及び搬出通路との間で連続循環する垂
直搬送コンベア装置と、搬出入用のステーションとの間
に、搬送台及びステーションとの相互間で搬送物の受け
渡し可能な送込装置を配設して成り、該送込装置が、櫛
歯状に形成された荷受台と、この荷受台が前記搬送台と
噛合可能な作動位置と搬送台から離反する不作動位置と
の間で往復作動する作動機構とから構成したことを特徴
とするものである。
的を達成するために、内外側の無端状チェーンにより四
隅位置が水平状に支持された複数の櫛歯状の搬送台を、
並列する搬入通路及び搬出通路との間で連続循環する垂
直搬送コンベア装置と、搬出入用のステーションとの間
に、搬送台及びステーションとの相互間で搬送物の受け
渡し可能な送込装置を配設して成り、該送込装置が、櫛
歯状に形成された荷受台と、この荷受台が前記搬送台と
噛合可能な作動位置と搬送台から離反する不作動位置と
の間で往復作動する作動機構とから構成したことを特徴
とするものである。
【０００７】具体的には、ステーションを、垂直搬送コ
ンベア装置の垂直方向に復数段設して成り、また上記に
おいて、好ましくは、垂直搬送コンベア装置の搬入通路
側正面に送込装置を、またこの送込装置と平行してステ
ーションをそれぞれ配置し、ステーション位置に、搬送
物をステーションから送込装置の荷受台に移行するプッ
シャー装置を備えて成る。
ンベア装置の垂直方向に復数段設して成り、また上記に
おいて、好ましくは、垂直搬送コンベア装置の搬入通路
側正面に送込装置を、またこの送込装置と平行してステ
ーションをそれぞれ配置し、ステーション位置に、搬送
物をステーションから送込装置の荷受台に移行するプッ
シャー装置を備えて成る。
【０００８】また作動機構が、連続循環する搬送台のタ
イミング信号によって作動する。さらにまた搬出を容易
にするために垂直搬送コンベアの搬出通路側の下部に櫛
歯状に形成された搬出用コンベアを設けて成るものであ
る。
イミング信号によって作動する。さらにまた搬出を容易
にするために垂直搬送コンベアの搬出通路側の下部に櫛
歯状に形成された搬出用コンベアを設けて成るものであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面にもとづいて本願の実施
例を詳述する。図１は総体側面図であって、１０は垂直
搬送コンベア装置を示し、この垂直搬送コンベア装置１
０は、垂直方向に延びるフレーム本体１１の上下位置
に、上下及び前後方向でそれぞれ対峙する左右一対の内
側スプロケット１２と、上下及び前後方向でそれぞれ対
峙する左右一対の外側スプロケット１３とが設けてあ
り、左右の上下方向で対峙する内側スプロケット１２に
は内側チェーン１４が、また左右の上下方向で対峙する
外側スプロケット１３には外側チェーン１５がそれぞれ
無端状に張架されている。
例を詳述する。図１は総体側面図であって、１０は垂直
搬送コンベア装置を示し、この垂直搬送コンベア装置１
０は、垂直方向に延びるフレーム本体１１の上下位置
に、上下及び前後方向でそれぞれ対峙する左右一対の内
側スプロケット１２と、上下及び前後方向でそれぞれ対
峙する左右一対の外側スプロケット１３とが設けてあ
り、左右の上下方向で対峙する内側スプロケット１２に
は内側チェーン１４が、また左右の上下方向で対峙する
外側スプロケット１３には外側チェーン１５がそれぞれ
無端状に張架されている。
【００１０】このように無端状に張架された左右一対の
内側チェーン１４と外側チェーン１５には、四隅位置が
それぞれ支持された搬送台１６が内，外側チェーン１
４，１５の走行方向に一定間隔で複数配設してある。
内側チェーン１４と外側チェーン１５には、四隅位置が
それぞれ支持された搬送台１６が内，外側チェーン１
４，１５の走行方向に一定間隔で複数配設してある。
【００１１】前記搬送台１６は、図２で示すように、基
軸１７の両端に支持杆１８を突設すると共にこの両端支
持杆１８の間に複数の櫛歯杆１９が並設してあり、この
ように櫛歯状に形成された搬送台１６の四隅位置には
内，外側チェーン１４，１５が取付けられる。
軸１７の両端に支持杆１８を突設すると共にこの両端支
持杆１８の間に複数の櫛歯杆１９が並設してあり、この
ように櫛歯状に形成された搬送台１６の四隅位置には
内，外側チェーン１４，１５が取付けられる。
【００１２】しかして、フレーム本体１１に装備した駆
動部２１を駆動することにより、内，外側チェーン１
４，１５の走行に伴い、搬送台１６はフレーム本体１１
内に形成される搬入通路１において上昇すると共に、そ
の頂部位置で後方に水平移動して前記搬入通路１と並列
する搬出通路２に移行し、次いで搬出通路２を下降する
と共にその底部位置で前方に水平移動して搬入通路１に
移行し、このようにして搬送台１６は搬入通路１と搬入
通路２との間を連続循環する。
動部２１を駆動することにより、内，外側チェーン１
４，１５の走行に伴い、搬送台１６はフレーム本体１１
内に形成される搬入通路１において上昇すると共に、そ
の頂部位置で後方に水平移動して前記搬入通路１と並列
する搬出通路２に移行し、次いで搬出通路２を下降する
と共にその底部位置で前方に水平移動して搬入通路１に
移行し、このようにして搬送台１６は搬入通路１と搬入
通路２との間を連続循環する。
【００１３】フレーム本体１１の下部には、搬出通路２
内に突出する搬出用コンベア２２が水平状に設置してあ
り、この搬出用コンベア２２も亦搬送台１６の櫛歯杆１
９と噛合するように複数の櫛歯杆を並設して櫛歯状に形
成されている。
内に突出する搬出用コンベア２２が水平状に設置してあ
り、この搬出用コンベア２２も亦搬送台１６の櫛歯杆１
９と噛合するように複数の櫛歯杆を並設して櫛歯状に形
成されている。
【００１４】また、前記搬出用コンベア２２と対向する
搬出側位置には移送コンベア２３が設置されている。
搬出側位置には移送コンベア２３が設置されている。
【００１５】３０は垂直搬送コンベア装置１０の搬入通
路１側の正面位置に対峙して設けた送込装置で、この送
込装置３０は、図２で示すように複数の櫛歯杆３１を並
設して櫛歯状に形成された荷受台３２と、この荷受台３
２を、前記搬送台１６の櫛歯杆１９と噛合可能な作動位
置と、搬送台１６から離反する不作動位置との間で復往
作動するエアシリンダー或いはねじ送り機構などから成
る作動機構３３とから構成されている。
路１側の正面位置に対峙して設けた送込装置で、この送
込装置３０は、図２で示すように複数の櫛歯杆３１を並
設して櫛歯状に形成された荷受台３２と、この荷受台３
２を、前記搬送台１６の櫛歯杆１９と噛合可能な作動位
置と、搬送台１６から離反する不作動位置との間で復往
作動するエアシリンダー或いはねじ送り機構などから成
る作動機構３３とから構成されている。
【００１６】このように構成された送込装置３０は、垂
直搬送コンベア装置１０と搬送物Ｐを送り込もうとする
ステーション３との間に配置される。
直搬送コンベア装置１０と搬送物Ｐを送り込もうとする
ステーション３との間に配置される。
【００１７】上記したステーション３は単一でもよい
が、実際上は、例えば多段階から成るコンベアラックか
ら搬送物の入出庫可能な機能を具備した物流センターな
どにおける自動物流倉庫４０における前記各段階のコン
ベアラックにそれぞれ連通するラック内搬送コンベアが
対応し、従ってステーション３は、垂直搬送コンベア装
置１０の垂直方向に沿って復数段配設される。
が、実際上は、例えば多段階から成るコンベアラックか
ら搬送物の入出庫可能な機能を具備した物流センターな
どにおける自動物流倉庫４０における前記各段階のコン
ベアラックにそれぞれ連通するラック内搬送コンベアが
対応し、従ってステーション３は、垂直搬送コンベア装
置１０の垂直方向に沿って復数段配設される。
【００１８】本例においては、搬送物Ｐを搬送するステ
ーション３の方向を送込装置３０の作動方向と平行する
ように配置した場合を示しており、従ってステーション
３の端部位置には、搬送物Ｐを荷受台３２に移行させる
ための例えばエアシリンダなどから成るプッシャー装置
４が備えてある。
ーション３の方向を送込装置３０の作動方向と平行する
ように配置した場合を示しており、従ってステーション
３の端部位置には、搬送物Ｐを荷受台３２に移行させる
ための例えばエアシリンダなどから成るプッシャー装置
４が備えてある。
【００１９】しかして、任意のステーション３の位置に
導かれた搬送物Ｐは、プッシャー装置４により押圧され
て図２の実線及び図３のＡで示すように荷受台３２上に
移行する。
導かれた搬送物Ｐは、プッシャー装置４により押圧され
て図２の実線及び図３のＡで示すように荷受台３２上に
移行する。
【００２０】次いで、図示しないが、垂直搬送コンベア
装置１０において連続循環している搬送台１６に搬送物
Ｐを移載するタイミングを設定する制御回路が備えられ
ており、この制御回路からのタイミング信号により送込
装置３０の作動機構３３が作動して図２の仮想線及び図
３のＢで示すように荷受台３２を不作動位置から作動位
置に往動する。
装置１０において連続循環している搬送台１６に搬送物
Ｐを移載するタイミングを設定する制御回路が備えられ
ており、この制御回路からのタイミング信号により送込
装置３０の作動機構３３が作動して図２の仮想線及び図
３のＢで示すように荷受台３２を不作動位置から作動位
置に往動する。
【００２１】すると、垂直搬送コンベア装置１０の搬入
通路１において上昇移動して来たタイミング信号に対応
した搬送台１６が荷受台３２の位置を通過し、その通過
により搬送物Ｐをすくい上げて上昇移動を継続する。
通路１において上昇移動して来たタイミング信号に対応
した搬送台１６が荷受台３２の位置を通過し、その通過
により搬送物Ｐをすくい上げて上昇移動を継続する。
【００２２】上記において、搬送台１６により搬送物Ｐ
がすくい上げられて空になった荷受台３２は、図３のＣ
で示すように作動機構３３により作動位置から不作動位
置に復動して待機状態に復する。
がすくい上げられて空になった荷受台３２は、図３のＣ
で示すように作動機構３３により作動位置から不作動位
置に復動して待機状態に復する。
【００２３】一方、荷受台３２から搬送物Ｐをすくい上
げて受取った搬送台１６は、搬入通路１の頂部位置で搬
出通路２の方向に水平移動すると共に下降する。
げて受取った搬送台１６は、搬入通路１の頂部位置で搬
出通路２の方向に水平移動すると共に下降する。
【００２４】次いで搬出通路２の下部において搬送物Ｐ
を載置した搬送台１６は、櫛歯状に形成された搬出用コ
ンベア２２と噛合し、この噛合により搬送物Ｐは搬出用
コンベア２２上に移載されると共に、その移載により空
となった搬送台１６は、搬出通路２の底部において搬入
通路１の方向に水平移動し、この一連の動作が繰り返さ
れる。
を載置した搬送台１６は、櫛歯状に形成された搬出用コ
ンベア２２と噛合し、この噛合により搬送物Ｐは搬出用
コンベア２２上に移載されると共に、その移載により空
となった搬送台１６は、搬出通路２の底部において搬入
通路１の方向に水平移動し、この一連の動作が繰り返さ
れる。
【００２５】上記は例えば自動物流倉庫における各段階
のコンベアラックから搬送物を特定の一個所に搬出する
場合について述べたが、例えば特定の一個所から逆に搬
送物を自動物流倉庫における各段階のコンベアラックに
移送する場合にも実施することができる。
のコンベアラックから搬送物を特定の一個所に搬出する
場合について述べたが、例えば特定の一個所から逆に搬
送物を自動物流倉庫における各段階のコンベアラックに
移送する場合にも実施することができる。
【００２６】この場合は、搬送台１６が搬出通路２にお
いては上昇し、搬入通路１においては下降するように
内，外側チェーン１４，１５が走行する。
いては上昇し、搬入通路１においては下降するように
内，外側チェーン１４，１５が走行する。
【００２７】即ち、搬送物Ｐを移送コンベア２３から図
１の仮想線で示すように搬出用コンベア２２に移行する
と、その移行された搬送物Ｐは、搬出通路２において搬
送台１６によりすくい上げられて上昇する。次いで搬送
通路２の頂部位置において搬送台１６は搬出通路２から
搬入通路１に水平移動すると共に下降する。
１の仮想線で示すように搬出用コンベア２２に移行する
と、その移行された搬送物Ｐは、搬出通路２において搬
送台１６によりすくい上げられて上昇する。次いで搬送
通路２の頂部位置において搬送台１６は搬出通路２から
搬入通路１に水平移動すると共に下降する。
【００２８】すると連続循環する搬送台１６のタイミン
グ信号により、任意のステーション３の位置に設けた送
込装置３０の作動機構３３が作動して荷受台３２を不作
動位置から作動位置に往動する。
グ信号により、任意のステーション３の位置に設けた送
込装置３０の作動機構３３が作動して荷受台３２を不作
動位置から作動位置に往動する。
【００２９】搬送台１６と共に搬入通路１内を下降して
きた搬送物Ｐは、搬送台１６が荷受台３２を通過すると
きに荷受台３２上に移載し、空になった搬送台１６は下
降を継続する。
きた搬送物Ｐは、搬送台１６が荷受台３２を通過すると
きに荷受台３２上に移載し、空になった搬送台１６は下
降を継続する。
【００３０】一方搬送物Ｐを受取った荷受台３２は、作
動機構３３により作動位置から不作動位置に復動し、次
いで荷受台３２上に移載された搬送物Ｐは、任意の手段
によりステーション３の位置から所要階のコンベアラッ
クに導かれる。
動機構３３により作動位置から不作動位置に復動し、次
いで荷受台３２上に移載された搬送物Ｐは、任意の手段
によりステーション３の位置から所要階のコンベアラッ
クに導かれる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本願によれば、搬送台の循
環タイミングに合わせて送込装置の荷受台を往復作動す
る構成であるから、搬送台の配設ピッチは荷受台の厚み
と、搬送物の高さにより制約を受けるにすぎず、従って
内，外側チェーンの有効長に対する荷受台の配設数を増
加することができ、このことは垂直搬送コンベア装置の
垂直方向におけるステーションの段数を多く設置できる
ことを意味するので、搬送効率を著しく向上させること
ができるという利点を有する。
環タイミングに合わせて送込装置の荷受台を往復作動す
る構成であるから、搬送台の配設ピッチは荷受台の厚み
と、搬送物の高さにより制約を受けるにすぎず、従って
内，外側チェーンの有効長に対する荷受台の配設数を増
加することができ、このことは垂直搬送コンベア装置の
垂直方向におけるステーションの段数を多く設置できる
ことを意味するので、搬送効率を著しく向上させること
ができるという利点を有する。
【図１】総体側面図
【図２】搬送台と送込装置とステーションとの関係を示
した平面図
した平面図
【図３】搬送物の搬送過程を示す側面図
【図４】従来構成の正面図
【図５】従来構成の側面図
１ 搬入通路 ２ 搬出通路 ３ ステーション ４ プッシャー装置 １０ 垂直搬送コンベア装置 １４ 内側チェーン １５ 外側チェーン １６ 搬送台 １９ 櫛歯杆 ２２ 搬出用コンベア ３０ 送込装置 ３１ 櫛歯杆 ３２ 荷受台 ３３ 作動機構
Claims (5)
- 【請求項１】 内外側の無端状チェーンにより四隅位置
が水平状に支持された複数の櫛歯状の搬送台を、並列す
る搬入通路及び搬出通路との間で連続循環する垂直搬送
コンベア装置と、搬出入用のステーションとの間に、搬
送台及びステーションとの相互間で搬送物の受け渡し可
能な送込装置を配設して成り、該送込装置が、櫛歯状に
形成された荷受台と、この荷受台が前記搬送台と噛合可
能な作動位置と搬送台から離反する不作動位置との間で
往復作動する作動機構とから構成したことを特徴とする
垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置。 - 【請求項２】 ステーションを、垂直搬送コンベア装置
の垂直方向に復数段設して成る請求項１記載の垂直搬送
コンベア装置を備えた搬送装置。 - 【請求項３】 垂直搬送コンベア装置の搬入通路側正面
に送込装置を、またこの送込装置と平行してステーショ
ンをそれぞれ配置し、ステーション位置に、搬送物をス
テーションから送込装置の荷受台に移行するプッシャー
装置を備えて成る請求項１または２記載の垂直搬送コン
ベア装置を備えた搬送装置。 - 【請求項４】 作動機構が、連続循環する搬送台のタイ
ミング信号によって作動する請求項１，２または３記載
の垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置。 - 【請求項５】 垂直搬送コンベアの搬出通路側の下部に
櫛歯状に形成された搬出用コンベアを設けて成る請求項
１，２，３または４記載の垂直搬送コンベア装置を備え
た搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2406498A JPH11208811A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2406498A JPH11208811A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208811A true JPH11208811A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12128026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2406498A Pending JPH11208811A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 垂直搬送コンベア装置を備えた搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208811A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104799144A (zh) * | 2015-04-19 | 2015-07-29 | 广州至简通用设备制造有限公司 | 全自动直条粉梳粉机 |
| JP2016098100A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社日本クライメイトシステムズ | 搬送装置 |
| CN107555078A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-09 | 蓓安科仪（北京）技术有限公司 | 一种医院物流输送系统 |
| KR101893980B1 (ko) * | 2018-03-15 | 2018-08-31 | 이호재 | 층간 반송 시스템 |
| CN110641973A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-03 | 昆明昆船物流信息产业有限公司 | 一种多进多出连续提升机用的伸缩站台 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP2406498A patent/JPH11208811A/ja active Pending
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| CN107555078B (zh) * | 2017-09-30 | 2023-08-25 | 蓓安科仪（北京）技术有限公司 | 一种医院物流输送系统 |
| KR101893980B1 (ko) * | 2018-03-15 | 2018-08-31 | 이호재 | 층간 반송 시스템 |
| CN110641973A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-03 | 昆明昆船物流信息产业有限公司 | 一种多进多出连续提升机用的伸缩站台 |
| CN110641973B (zh) * | 2019-10-24 | 2024-03-01 | 昆船智能技术股份有限公司 | 一种多进多出连续提升机用的伸缩站台 |
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