JP3257171B2 - 方形製品の荷揃え方法及び装置 - Google Patents
方形製品の荷揃え方法及び装置Info
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- JP3257171B2 JP3257171B2 JP20219993A JP20219993A JP3257171B2 JP 3257171 B2 JP3257171 B2 JP 3257171B2 JP 20219993 A JP20219993 A JP 20219993A JP 20219993 A JP20219993 A JP 20219993A JP 3257171 B2 JP3257171 B2 JP 3257171B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】平面形状が長方形又は正方形の製
品（以下これらを総括して方形製品という）の製品（例
えば建材のプレハブ用床パネル，石膏ボ−ド等）は、生
産工場でパレット上に複数枚積み重ねた状態で保管され
る。そして使用時には必要な枚数だけ取り出して出荷し
ている。荷揃えの際、積み重ねられた製品の途中にフォ
−クリフトのフォ−ク等を側方から差し込む必要があ
る。床パネルの場合熟練したフォ−クマンが行っている
が効率が悪く、製品を傷付け易く、安全上に於ても問題
があった。本考案はこのような問題を解決できる方形製
品の荷揃え方法及び装置に関するものである。
品（以下これらを総括して方形製品という）の製品（例
えば建材のプレハブ用床パネル，石膏ボ−ド等）は、生
産工場でパレット上に複数枚積み重ねた状態で保管され
る。そして使用時には必要な枚数だけ取り出して出荷し
ている。荷揃えの際、積み重ねられた製品の途中にフォ
−クリフトのフォ−ク等を側方から差し込む必要があ
る。床パネルの場合熟練したフォ−クマンが行っている
が効率が悪く、製品を傷付け易く、安全上に於ても問題
があった。本考案はこのような問題を解決できる方形製
品の荷揃え方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】方形製品の一例として床パネルの場合、
従来は図１２(ａ)の如く積み重ねられた各床パネルａの
間の僅かな隙間ｃにフォ−クｂの先端をあてがい、少し
上に持ち上げてフォ−クｂを差し込んでいた。運転の熟
練が必要で失敗すると上のパネルａが崩れたり、製品を
傷付ける恐れがある。又石膏ボ−ドｄの場合には、図１
２(ｂ)のような形でピッキング装置ｅにより必要な枚数
だけ横の台車にずらしてピッキングしていた。図１２
(ｂ)の如く取り出した位置が高い位置になってしまうた
め、リフタｆが必要なことと、横に移す為、その分のス
ペ−スが必要となり、非常に大がかりな設備となってい
た。
従来は図１２(ａ)の如く積み重ねられた各床パネルａの
間の僅かな隙間ｃにフォ−クｂの先端をあてがい、少し
上に持ち上げてフォ−クｂを差し込んでいた。運転の熟
練が必要で失敗すると上のパネルａが崩れたり、製品を
傷付ける恐れがある。又石膏ボ−ドｄの場合には、図１
２(ｂ)のような形でピッキング装置ｅにより必要な枚数
だけ横の台車にずらしてピッキングしていた。図１２
(ｂ)の如く取り出した位置が高い位置になってしまうた
め、リフタｆが必要なことと、横に移す為、その分のス
ペ−スが必要となり、非常に大がかりな設備となってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点に鑑
み、複数積重ねられた状態から自動的に所定枚数の方形
製品を荷揃えできる装置を提供することを目的とする。
み、複数積重ねられた状態から自動的に所定枚数の方形
製品を荷揃えできる装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】方形製品を相互に位置ず
れのないようにパレット上に複数個積層し、方形製品の
通過可能なピッキング用枠を積層された製品の所定位置
で停止し、所定位置より上方の方形製品をその中心周り
に捩って最下部製品の隅角部をピッキング用枠上に重ね
合せてピッキング用枠によって吊上可能にした。そして
方形のピッキング用枠６と、該ピッキング用枠６に荷役
対象の方形製品を捩るピッキング用プッシャ９と捩られ
た製品を元に戻す戻し用プッシャ１０とをピッキング用
枠６の両側に互に向い合わせて設け、さらにピッキング
用枠６に荷役対象の方形製品の回動規制装置を設けた。
さらにピッキング用枠６を下部枠１６とこの上に載せた
上部枠１７とで構成し、上部枠１７には四辺に下部枠１
６上を転動する車輪１８を設け、さらに上部枠１７と下
部枠１６を下部枠１６の両側に互に反対方向に伸縮する
１対のプッシャ１９で連結し、該プッシャ１９によって
上部枠１７の捩りを可能にした。
れのないようにパレット上に複数個積層し、方形製品の
通過可能なピッキング用枠を積層された製品の所定位置
で停止し、所定位置より上方の方形製品をその中心周り
に捩って最下部製品の隅角部をピッキング用枠上に重ね
合せてピッキング用枠によって吊上可能にした。そして
方形のピッキング用枠６と、該ピッキング用枠６に荷役
対象の方形製品を捩るピッキング用プッシャ９と捩られ
た製品を元に戻す戻し用プッシャ１０とをピッキング用
枠６の両側に互に向い合わせて設け、さらにピッキング
用枠６に荷役対象の方形製品の回動規制装置を設けた。
さらにピッキング用枠６を下部枠１６とこの上に載せた
上部枠１７とで構成し、上部枠１７には四辺に下部枠１
６上を転動する車輪１８を設け、さらに上部枠１７と下
部枠１６を下部枠１６の両側に互に反対方向に伸縮する
１対のプッシャ１９で連結し、該プッシャ１９によって
上部枠１７の捩りを可能にした。
【０００５】
【実施例１】図１〜図８に基いて説明する。図１と図２
で、１は平面視方形をなす荷揃え対象製品、例えば床パ
ネルである。以下対象製品として床パネルを例にとり説
明する。図１で床パネル１は複数枚積層した状態で搬送
コンベヤ２から積付機コンベヤ４に送られ、こゝで床パ
ネルは積付機３により何枚かの床パネルを吊り上げた
り、積み増しすることにより、所定の枚数にされたのち
搬送コンベヤ５によって搬出される。
で、１は平面視方形をなす荷揃え対象製品、例えば床パ
ネルである。以下対象製品として床パネルを例にとり説
明する。図１で床パネル１は複数枚積層した状態で搬送
コンベヤ２から積付機コンベヤ４に送られ、こゝで床パ
ネルは積付機３により何枚かの床パネルを吊り上げた
り、積み増しすることにより、所定の枚数にされたのち
搬送コンベヤ５によって搬出される。
【０００６】積付機コンベヤ４上には床パネル１の寸法
にあわせたピッキング用枠６があり、枠昇降装置７で枠
支持用ワイヤ８を介し吊持されている。図４に示す如く
ピッキング用枠６にはピッキング用プッシャ９と戻し用
プッシャ１０が枠の両側に対向して取り付けられてい
る。即ち一方のピッキング用プッシャ９と他方のピッキ
ング用プッシャ９、一方の戻し用プッシャ１０と他方の
戻し用プッシャ１０は枠６の対角に近い位置に設けられ
ている。
にあわせたピッキング用枠６があり、枠昇降装置７で枠
支持用ワイヤ８を介し吊持されている。図４に示す如く
ピッキング用枠６にはピッキング用プッシャ９と戻し用
プッシャ１０が枠の両側に対向して取り付けられてい
る。即ち一方のピッキング用プッシャ９と他方のピッキ
ング用プッシャ９、一方の戻し用プッシャ１０と他方の
戻し用プッシャ１０は枠６の対角に近い位置に設けられ
ている。
【０００７】ピッキング用枠６は床パネル１の上方から
かぶせられ（図３）、ピッキングしたい所要の枚数に相
当する位置で停止して両側のピッキング用プッシャ９で
床パネル１の端部を側方から押すことによりピッキング
用枠６に対して斜めにずらす。このとき、取りたい床パ
ネル１は図４のように斜線で示す部分４ケ所がピッキン
グ用枠６の上にはみ出してオ−バ−ラップする。この状
態でピッキング用枠６を上げると、複数の床パネル１を
ピッキング用枠６と共に持ち上げることができる。
かぶせられ（図３）、ピッキングしたい所要の枚数に相
当する位置で停止して両側のピッキング用プッシャ９で
床パネル１の端部を側方から押すことによりピッキング
用枠６に対して斜めにずらす。このとき、取りたい床パ
ネル１は図４のように斜線で示す部分４ケ所がピッキン
グ用枠６の上にはみ出してオ−バ−ラップする。この状
態でピッキング用枠６を上げると、複数の床パネル１を
ピッキング用枠６と共に持ち上げることができる。
【０００８】逆に吊っている床パネル１を降すときは、
下になる床パネル１またはパレット１１の上へピッキン
グ用枠６を下し、吊っている床パネル１を戻し用プッシ
ャ１０，１０で押すことにより、ピッキング用枠６上で
床パネル１がオ−バ−ラップしている部分がなくなり、
積み増しを行なうことができる。その後ピッキング用枠
６を上昇させて搬出する。ピッキング用枠６は床パネル
１を押すとき、図２で示すように４本の柱１２によって
ガイドされ前後・左右に位置が変わらないようになって
いる。ピッキング用枠６の下側は特に図示しないが下の
床パネル１が回ったりずれたりしない構成となってい
る。また、床パネル１が２つのピッキング用プッシャ９
で思い通りに回転（ひねり）するよう回転規制装置が必
要になる。逆に、戻し用プッシャ１０で戻すときも、同
様である。以下図５に基いて回転規制装置について説明
する。
下になる床パネル１またはパレット１１の上へピッキン
グ用枠６を下し、吊っている床パネル１を戻し用プッシ
ャ１０，１０で押すことにより、ピッキング用枠６上で
床パネル１がオ−バ−ラップしている部分がなくなり、
積み増しを行なうことができる。その後ピッキング用枠
６を上昇させて搬出する。ピッキング用枠６は床パネル
１を押すとき、図２で示すように４本の柱１２によって
ガイドされ前後・左右に位置が変わらないようになって
いる。ピッキング用枠６の下側は特に図示しないが下の
床パネル１が回ったりずれたりしない構成となってい
る。また、床パネル１が２つのピッキング用プッシャ９
で思い通りに回転（ひねり）するよう回転規制装置が必
要になる。逆に、戻し用プッシャ１０で戻すときも、同
様である。以下図５に基いて回転規制装置について説明
する。
【０００９】さて、ピッキング用枠６に取り付けたピッ
キング用プッシャ９又は戻し用プッシャ１０で押し、床
パネル１を捩ったり、捩れた床パネル１を真直ぐに戻す
が、回転規制装置の目的は床パネル１を真直ぐに戻した
とき、下に位置する床パネル１にきっちりと重ねる機能
を有している。図５(ａ)はピッキング用枠６の隅部に取
り付けた弧状ガイド１３（図５(ｂ)）で床パネル１の角
が所定の軌跡を描くよう規制している。図５(ｃ)はピッ
キング用枠６上の各辺の中央位置にガイドロ−ラ１４
（４ケ所）を取付けている。これらのガイドロ−ラ１４
に床パネル１の前後面と両側面の中央部が規制される。
即ち床パネル１を捩ったとき動きが少ない位置を規制す
ることにより、床パネル１の前後左右のずれを防いでい
る。図５(ｅ)はピッキング枠６上にピッキング用プッシ
ャ９と戻し用プッシャ１０を左右にそれぞれ２個設ける
外に、前後面にもプッシャ１５を設け、捩った床パネル
１を元に戻したときに床パネル１の６ケ所の面をピッキ
ング用枠６の開口部に合せるよう６個のプッシャの先端
で位置制御している。
キング用プッシャ９又は戻し用プッシャ１０で押し、床
パネル１を捩ったり、捩れた床パネル１を真直ぐに戻す
が、回転規制装置の目的は床パネル１を真直ぐに戻した
とき、下に位置する床パネル１にきっちりと重ねる機能
を有している。図５(ａ)はピッキング用枠６の隅部に取
り付けた弧状ガイド１３（図５(ｂ)）で床パネル１の角
が所定の軌跡を描くよう規制している。図５(ｃ)はピッ
キング用枠６上の各辺の中央位置にガイドロ−ラ１４
（４ケ所）を取付けている。これらのガイドロ−ラ１４
に床パネル１の前後面と両側面の中央部が規制される。
即ち床パネル１を捩ったとき動きが少ない位置を規制す
ることにより、床パネル１の前後左右のずれを防いでい
る。図５(ｅ)はピッキング枠６上にピッキング用プッシ
ャ９と戻し用プッシャ１０を左右にそれぞれ２個設ける
外に、前後面にもプッシャ１５を設け、捩った床パネル
１を元に戻したときに床パネル１の６ケ所の面をピッキ
ング用枠６の開口部に合せるよう６個のプッシャの先端
で位置制御している。
【００１０】図６はピッキング用枠６の頂部中心にセン
タプッシャ１５を設けた例である。この場合はピッキン
グ用プッシャ９又は戻し用プッシャ１０で床パネル１を
捩るとき、このセンタプッシャ１５で図６(ｃ)のごとく
床パネル１の中心を押えておくことにより、この中心ま
わりに床パネル１がスム−ズに回動してずれを防ぐよう
になっている。図７は以上の規制装置４例により、床パ
ネル１がピッキング用枠６上で回動するときの軌跡を画
いたものである。
タプッシャ１５を設けた例である。この場合はピッキン
グ用プッシャ９又は戻し用プッシャ１０で床パネル１を
捩るとき、このセンタプッシャ１５で図６(ｃ)のごとく
床パネル１の中心を押えておくことにより、この中心ま
わりに床パネル１がスム−ズに回動してずれを防ぐよう
になっている。図７は以上の規制装置４例により、床パ
ネル１がピッキング用枠６上で回動するときの軌跡を画
いたものである。
【００１１】
【作動】ピッキング動作を図８(ａ)で説明する。 （１）床パネル１がパレット積みされ、搬送コンベヤ２
から積付機コンベヤ４に送られる。 （２）積付機コンベヤ４は床パネル１が停止センサＳ
（図３）を切ったときに停止し、床パネル１をピッキン
グ用枠６の真下にセットする。 （３）ピッキング用枠６が下降し、ピッキングする所定
数の床パネル１の下面と同位置またはこの位置より少し
下の位置にピッキング用枠６の上面がきたところで止め
る。昇降は枠昇降装置７による。 （４）ピッキング用プッシャ９が床パネル１の対角に近
いところ２ケ所を押して床パネル１を回転（捩回）さ
せ、ピッキングする床パネル１の下面をピッキング用枠
６の部分にはみ出させる（図４の斜線部参照）。 （５）ピッキング用枠６を上昇させるとはみ出し部がそ
れより上部の床パネルを支持して上に分離する。かくし
て下に残った方が必要枚数となり、これでピッキング完
了となる。
から積付機コンベヤ４に送られる。 （２）積付機コンベヤ４は床パネル１が停止センサＳ
（図３）を切ったときに停止し、床パネル１をピッキン
グ用枠６の真下にセットする。 （３）ピッキング用枠６が下降し、ピッキングする所定
数の床パネル１の下面と同位置またはこの位置より少し
下の位置にピッキング用枠６の上面がきたところで止め
る。昇降は枠昇降装置７による。 （４）ピッキング用プッシャ９が床パネル１の対角に近
いところ２ケ所を押して床パネル１を回転（捩回）さ
せ、ピッキングする床パネル１の下面をピッキング用枠
６の部分にはみ出させる（図４の斜線部参照）。 （５）ピッキング用枠６を上昇させるとはみ出し部がそ
れより上部の床パネルを支持して上に分離する。かくし
て下に残った方が必要枚数となり、これでピッキング完
了となる。
【００１２】次にピッキング用枠６が床パネル１を支持
している状態で搬送コンベヤ２から床パネル１が送り込
まれて、その上にさらに積み増しする場合について図８
(ｂ)で説明する。 （６）床パネル１を積んだパレットが前記(２)と同様ピ
ッキング用枠６の真下で停止。 （７）ピッキング用枠６と床パネル１が下降し、下の床
パネル１の上面と同等または上方に支持している床パネ
ル１が下の床パネル上にのった位置で停止。 （８）ピッキング用枠６についている戻し用プッシャ１
０で支持している床パネル１を押し、下の床パネル１と
位置を合わせる。 （９）ピッキング用枠６を上昇させて積み増しを完了。 最後に荷揃えが済んだパレット１１が搬送コンベヤ５へ
搬送される。
している状態で搬送コンベヤ２から床パネル１が送り込
まれて、その上にさらに積み増しする場合について図８
(ｂ)で説明する。 （６）床パネル１を積んだパレットが前記(２)と同様ピ
ッキング用枠６の真下で停止。 （７）ピッキング用枠６と床パネル１が下降し、下の床
パネル１の上面と同等または上方に支持している床パネ
ル１が下の床パネル上にのった位置で停止。 （８）ピッキング用枠６についている戻し用プッシャ１
０で支持している床パネル１を押し、下の床パネル１と
位置を合わせる。 （９）ピッキング用枠６を上昇させて積み増しを完了。 最後に荷揃えが済んだパレット１１が搬送コンベヤ５へ
搬送される。
【００１３】
【実施例２】この実施例では、図９に示す如く第１実施
例におけるピッキング用枠６に相当するものを、下部枠
１６と、この上にさらに追加した上部枠１７とで構成し
ている。上部枠１７には４個所車輪１８が付いており、
下部枠１６の上にのっている。上部枠１７と下部枠１６
上に付けられたプッシャ１９によって回転動作をする。
この回転中心Ｏは図１０のように４ケ所の車輪１８で決
められる。床パネル１を積んだパレット１１上に上部枠
１７を載せた下部枠１６をかぶせ、所定の昇降位置で止
め、図１１のように対をなしたプッシャ１９によって上
部枠１７を捩る。すると、床パネル１の隅角部が下部枠
１６上に載りピッキングができる。２０は上部枠１７に
設けたクッションである。
例におけるピッキング用枠６に相当するものを、下部枠
１６と、この上にさらに追加した上部枠１７とで構成し
ている。上部枠１７には４個所車輪１８が付いており、
下部枠１６の上にのっている。上部枠１７と下部枠１６
上に付けられたプッシャ１９によって回転動作をする。
この回転中心Ｏは図１０のように４ケ所の車輪１８で決
められる。床パネル１を積んだパレット１１上に上部枠
１７を載せた下部枠１６をかぶせ、所定の昇降位置で止
め、図１１のように対をなしたプッシャ１９によって上
部枠１７を捩る。すると、床パネル１の隅角部が下部枠
１６上に載りピッキングができる。２０は上部枠１７に
設けたクッションである。
【００１４】積み増し時には、捩った床パネル１を積ん
だ下部枠１６を下の床パネル１上にかぶせ、上部枠１７
をもとの位置に戻せば下の床パネル１上に正確に積み上
げられる。下部枠１６との位置関係がはっきりしている
上部枠１７を使って床パネル１を捩るので下部枠１６で
取り上げた床パネル１を他の床パネル１上に積み上げる
とき、下部枠１６を下の床パネル１に合せれば上部枠１
７で捩られている床パネル１は捩りを戻すと、正しく下
の床パネル１に合致するようになっている。
だ下部枠１６を下の床パネル１上にかぶせ、上部枠１７
をもとの位置に戻せば下の床パネル１上に正確に積み上
げられる。下部枠１６との位置関係がはっきりしている
上部枠１７を使って床パネル１を捩るので下部枠１６で
取り上げた床パネル１を他の床パネル１上に積み上げる
とき、下部枠１６を下の床パネル１に合せれば上部枠１
７で捩られている床パネル１は捩りを戻すと、正しく下
の床パネル１に合致するようになっている。
【００１５】
【効果】方形製品を相互に位置ずれにないようにパレッ
ト上に複数個積層し、方形製品の上下方向に通過可能な
ピッキング用枠６を積層された方形製品の所定位置で停
止し、所定位置より上方の方形製品をその中心周りに捩
ってその最下部製品の隅角部をピッキング用枠６上に重
ね合せてピッキング用枠６によって吊上げ可能にした。
このように、 １）床パネル等の方形製品をプッシャでひねるだけでピ
ッキング用枠に載せられるので、従来の如く品揃えの為
の大きなスペ−スがいらない。 ２）床パネル等方形製品同志での摺動量が少ないので製
品が傷つきにくい。 ３）簡単にピッキング，積み増しができるので、作業サ
イクルタイムも短く荷揃え装置として最適である。 ４）ピッキング用枠６以外に複雑な機器，装置が不要で
あり、安価に提供できる。
ト上に複数個積層し、方形製品の上下方向に通過可能な
ピッキング用枠６を積層された方形製品の所定位置で停
止し、所定位置より上方の方形製品をその中心周りに捩
ってその最下部製品の隅角部をピッキング用枠６上に重
ね合せてピッキング用枠６によって吊上げ可能にした。
このように、 １）床パネル等の方形製品をプッシャでひねるだけでピ
ッキング用枠に載せられるので、従来の如く品揃えの為
の大きなスペ−スがいらない。 ２）床パネル等方形製品同志での摺動量が少ないので製
品が傷つきにくい。 ３）簡単にピッキング，積み増しができるので、作業サ
イクルタイムも短く荷揃え装置として最適である。 ４）ピッキング用枠６以外に複雑な機器，装置が不要で
あり、安価に提供できる。
【図１】荷揃え装置の平面図。
【図２】荷揃え装置の正面図。
【図３】積付機の斜視図。
【図４】ピッキング用枠の斜視図。
【図５】規制装置の例を示し、(ａ)は弧状ガイド、(ｂ)
はガイドロ−ラ、(ｃ)はプッシャを設けた例を示す。
はガイドロ−ラ、(ｃ)はプッシャを設けた例を示す。
【図６】センタプッシャを設けた規制装置を示し、(ａ)
は積付機の斜視図、(ｂ)はピッキング枠の斜視図、(ｃ)
は(ｂ)のＡ−Ａ′矢視図。
は積付機の斜視図、(ｂ)はピッキング枠の斜視図、(ｃ)
は(ｂ)のＡ−Ａ′矢視図。
【図７】規制装置による床パネルの移動軌跡。
【図８】荷揃え装置の作動説明図で、(ａ)はピッキング
時を、(ｂ)は積み増し時を示す。
時を、(ｂ)は積み増し時を示す。
【図９】本発明の第２実施例で、(ａ)は全体斜視図、
(ｂ)は上部枠と下部枠の分解図。
(ｂ)は上部枠と下部枠の分解図。
【図１０】第２実施例の平面図。
【図１１】第２実施例荷揃え機で床パネルを吊上げた状
態を示す。
態を示す。
【図１２】公知品揃え装置を示す。
１ 床パネル ２ 搬送コンベヤ ３ 積付機 ４ 積付機コンベヤ ５ 搬送コンベヤ ６ ピッキング用枠 ７ 枠昇降装置 ８ ワイヤ ９ ピッキング用プッシャ 10 戻し用プッシャ 11 パレット 12 柱 13 弧状ガイド 14 ガイドロ−ラ 15 プッシャ 16 下部枠 17 上部枠 18 車輪 19 プッシャ 20 クッション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65G 57/03 B65G 59/02
Claims (7)
- 【請求項１】 方形製品を相互に位置ずれのないように
パレット上に複数個積層し、方形製品の通過可能なピッ
キング用枠を積層された製品の所定位置で停止し、所定
位置より上方の方形製品をその中心周りに捩ってその最
下部製品の隅角部をピッキング用枠上に重ね合せ、ピッ
キング用枠によって吊上可能にしたことを特徴とする方
形製品の荷揃え方法。 - 【請求項２】 方形のピッキング用枠(６)と、該ピッキ
ング用枠(６)に荷役対象の方形製品をその中心周りに捩
るピッキング用プッシャ(９)と捩られた製品を元に戻す
戻し用プッシャ(10)とをピッキング用枠の両側に互に向
い合わせて設け、さらにピッキング用枠に方形製品の回
動規制装置を設けたことを特徴とする方形製品の荷揃え
装置。 - 【請求項３】 回動規制装置がピッキング用枠(６)の隅
部に設けた弧状ガイド板(12)であることを特徴とする請
求項２の方形製品の荷揃え装置。 - 【請求項４】 回動規制装置がピッキング用枠(６)の各
辺の中央部に設けたガイドロ−ラであることを特徴とす
る請求項２の方形製品の荷揃え装置。 - 【請求項５】 回動規制装置がピッキング用枠(６)の長
辺側に設けた２個宛のプッシャと短辺側に設けた１個の
プッシャであることを特徴とする請求項２の方形製品の
荷揃え装置。 - 【請求項６】 回動規制装置がピッキング用枠(６)の頂
部中央部に設けたプッシャであることを特徴とする請求
項２の方形製品の荷揃え装置。 - 【請求項７】 ピッキング用枠を下部枠(16)とこの上に
載せた上部枠(17)とで構成し、上部枠(17)には四辺に下
部枠(16)上を転動する車輪(18)を設け、さらに上部枠(1
7)と下部枠(16)を下部枠(16)の両側に互に反対方向に伸
縮する１対のプッシャ(19)で連結し、該プッシャ(19)に
よって上部枠(17)の捩りを可能にしたことを特徴とする
方形製品の荷揃え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20219993A JP3257171B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 方形製品の荷揃え方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20219993A JP3257171B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 方形製品の荷揃え方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753042A JPH0753042A (ja) | 1995-02-28 |
| JP3257171B2 true JP3257171B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=16453612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20219993A Expired - Fee Related JP3257171B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 方形製品の荷揃え方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3257171B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-16 JP JP20219993A patent/JP3257171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0753042A (ja) | 1995-02-28 |
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