JP3398502B2 - 段積、段散装置 - Google Patents

段積、段散装置

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JP3398502B2 JP02481795A JP2481795A JP3398502B2 JP 3398502 B2 JP3398502 B2 JP 3398502B2 JP 02481795 A JP02481795 A JP 02481795A JP 2481795 A JP2481795 A JP 2481795A JP 3398502 B2 JP3398502 B2 JP 3398502B2
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修治 大野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、工場、倉庫内等におい
て、製品や部品等を収容する箱を自動的に段積および取
り出しする段積、段散装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、工場や倉庫内の物流自動化にとも
ない、部品や製品等を箱に収納した形での保管、搬送用
の装置の導入が増加している。そして保管スペースの削
減のため、箱を2段以上に段積するようにしている。 【0003】前記のように箱を段積あるいは、段積した
箱を段散する装置としては図3に示すものがある。この
段積、段散装置は、箱16を搬送するローラ17と、ロ
ーラ17部より一定高さ間において昇降する昇降台18
と、昇降台18の駆動源であるモータ19と、モータ1
9の動力を伝達する回転部材20,21と、一定高さに
保持部材22で保持され、シリンダ23で突出制御され
る一対の保持爪24より構成されている。 【0004】上記構成において、段積の場合は、ローラ
17で搬送されて来た箱16を検知してモータ19を駆
動することにより、ねじ棒よりなる回転部材21に基部
が螺合した昇降台18が上昇する。この昇降台18は箱
16の下方に位置することから、上昇によって箱16を
持ち上げ、一定の高さ、すなわち箱16の係合凹部25
が保持爪24に対応した位置に来たときに、昇降台18
の上昇は停止する。そして保持爪24はシリンダ23の
動作で突出して箱16の係合凹部25に係合し、箱16
を保持する。つぎに昇降台18は下動し、次の箱のため
に待機する。この段積において、すでに保持爪24で箱
16′が保持されている場合、下から上昇する新しい箱
16は、保持爪24で保持された箱16′の下に重ねら
れた状態で、かつ、箱1つ分だけ押し上げることにな
る。なお、この場合、上昇した箱16の上面が上方の箱
16′の下面に当接する状態において、保持爪24は引
込み、上方の箱16′の保持を解く。 【0005】このようにして順次送られて来た箱16は
順次に押し上げられて箱の下に重ねられた状態に保持さ
れ、すなわち自動的に段積することになる。また、段散
する場合は、前記とは逆に昇降台18を上昇させたとき
に保持爪24を引込めて、保持していた最下部の箱16
を昇降台18に載せ、昇降台18を下降させて箱16を
ローラ17に載せて搬送する。前記の動作中において、
最下部の箱16が箱1つ分だけ下降したとき、保持爪2
4は再び突出して上方の箱16′の係合凹部25に係合
してこの上方の箱16′を保持する。 【0006】上記のように図3に示す従来の段積、段散
装置は、比較的に簡単な構成で箱の段積、段散を自動的
に行い、箱の保管、送り出しに有効である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の段積、段散
装置は、その保持爪24の高さ位置が定位置であり、こ
れに応じて昇降台18の昇降距離が一定である。 【0008】ところで倉庫等で扱われる箱は多種多様で
あり、高さの異なる各箱は、一台の前記段積、段散装置
では段積、段散ができない。したがって図4に示すよう
に、取り扱う箱の種類が複数である場合、複数の段積、
段散装置26,27,28を配設し、たとえばコンベア
29より送られて来る箱をその種類に応じた段積、段散
装置に送り込んで段積し、また段散してコンベア30よ
り送り出すようにしている。したがって、箱の種類に応
じた数の段積、段散装置が必要となり、設備コストが高
く、また、大きな設置スペースを必要とする問題があっ
た。 【0009】本発明は前記従来の問題に留意し、1台で
複数の種類の箱の段積、段散ができ、設置スペースをと
らない段積、段散装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は箱を昇降する昇降台と、箱の下部の側部に
出入によって係合自在な保持爪と、送られて来る箱また
は取り出す最下部の箱の高さを検出する検出手段と、昇
降台を第1の距離と第2の距離に2段昇降する手段を備
え、前記保持爪の高さ位置を、送られて来る箱または取
り出す最下部の箱の高さに応じて可変し、前記昇降台の
昇降する第2の距離を前記箱の高さと等しくなるように
制御する段積、段散装置の構成とする。 【0011】 【作用】上記の構成において、送られて来た箱の高さを
検知して、保持爪の高さ位置を可変し、2段昇降におけ
る第2の距離を前記箱の高さとほぼ等しくする。昇降台
を第1の距離に上昇させると、昇降台上の箱の上部は、
保持爪で保持されている上部の箱の下面に当たる。つぎ
に昇降台を第2の距離だけ上昇させると、昇降台上の箱
はその係合凹部が保持爪に対応した位置になるように上
昇し、保持爪によって保持され、この箱の上には上部の
箱が重ね積まれた状態となる。 【0012】この動作を繰り返すことによって順次に箱
が段積されるが、高さの異なる箱が送られて来た場合
は、自動的に保持爪の高さ位置が変えられ、高さの異な
る箱も同様に段積できることとなる。 【0013】また、段積した箱を取り出す場合は、前記
の逆の動作となる。すなわち、昇降台が上昇している状
態において、段積された箱のうち、最下部の高さを検知
して保持爪の高さ位置を可変し、2段昇降における第2
の距離を前記箱の高さとほぼ等しくする。昇降台を第2
の距離だけ下降させると、上部の箱も下降し、その係合
凹部が保持爪に対応した位置となり、保持爪によって保
持され、最下部の箱は昇降台の第1の距離の下降によっ
て単独に取り出される。この動作を繰り返すことによっ
て順次に箱が取り出されるが、高さの異なる箱が最下部
に来たとき、自動的に保持爪の高さ位置が変えられ、高
さの異なる箱も同様に取り出されることとなる。 【0014】 【実施例】以下に本発明の一実施例の段積、段散装置を
図1を参照して説明する。本実施例の段積、段散装置
は、箱1を搬送するローラ2と、ローラ2部より昇降自
在な昇降台3と、昇降台3を第1の距離bだけ昇降させ
る第1のシリンダ4と、昇降台3を第2の距離Cだけ昇
降させる第2のシリンダ5と、昇降台3の上方において
左右一対に配置され、第3のシリンダ6により突出制御
される保持爪7と、保持爪7の支持部材に螺合したねじ
棒よりなる保持爪高さ調整機構8と、保持爪高さ調整機
構8を伝達部材9を介して駆動させる駆動モータ10
と、シリンダ4、5、6及びモータ10の駆動を制御す
る図示しないコントローラに接続された箱の高さを検出
するセンサ11と、爪の高士を検出するセンサ31と、
保持爪7の支持部材の下部に設けたストッパー12より
なっている。なお、箱1は下部両側に係合凹部13を有
し、この係止凹部13は下方が開放されている。 【0015】上記構成の段積、段散装置の動作について
説明する。この段積、段散装置は、ローラ2部と保持爪
7部の間に高さの異なる種々の箱を位置させても十分に
余裕あるものとしてあり、そのために昇降台3は2段昇
降動作をするようにしている。 【0016】まず段積動作について、ローラ2上を搬送
されて来た箱1は、その高さをセンサ11にて検知さ
れ、駆動モータ10を駆動し、かつ、保持爪高さ調整機
構8を動作させ、昇降台3の2段昇降における第2の距
離Cが、送られて来た箱1の高さと同じになるように保
持爪7の高さを調整する。 【0017】なお、このとき、先に送られて来た箱1′
は、一対の保持爪7をその係合凹部13に係合させて保
持されている。つぎに第1のシリンダ4が作動して昇降
台3を第1の距離bだけ上昇させる。箱1は昇降台3に
よって押し上げられ、第2の距離Cがあらかじめ箱1の
高さと等しくなるように調整されているので、箱1の上
面は上方の箱1′の下面に当接する。この状態におい
て、保持爪7は矢印B方向に引込み、上方の箱1′の保
持を解く。 【0018】つぎに第2のシリンダ5が作動して昇降台
3は第2の距離Cだけ上昇し、したがって箱1は上の箱
1′を押し上げるとともに、下部両側の係合凹部13を
保持爪7に対応させる。なお、昇降台3の上昇する第2
の距離Cは、昇降台3がストッパー12に当ることによ
って確保される。 【0019】この状態において、保持爪7は第3のシリ
ンダ6によって突出し、上昇した箱1の係合凹部13に
係合して箱1を保持する。こうして箱1は段積されるこ
とになる。そして昇降台3はローラ2の位置に下降し、
次の箱が来れば前述と同じ動作をする。このとき、次の
箱の高さが先のものと異なる高さであれば、前に述べた
ようにセンサ11が検知し、保持爪7の位置を自動的に
調整する。したがって、この段積、段散装置は異なる種
類の箱が送られてきても、それに対応して順次に段積で
きる。 【0020】次に段散の動作について説明する。この段
散の動作は前記段積の逆の動作をするものであり、昇降
台3が最上部まで上昇したとき、保持爪7がB方向に引
込んで最下部の箱1の種類、すなわち高さを検知し、第
2の距離Cを箱1の高さに合うように保持爪7の位置を
調整する。 【0021】保持台3が第2の距離Cだけ第2のシリン
ダ5の動作で下降したとき、これに載っている上の箱
1′も下降し、ここで保持爪7が上の箱1′の係合凹部
13に係合して上の箱1′を保持する。 【0022】保持台3は第1のシリンダ4で第1の距離
bだけ下降し、最下部の箱1をローラ2に載せて搬出す
る。昇降台3は再度上昇し、上記の動作を順次行なうこ
とにより、段積された多種の箱が下のものより順次に送
り出される。 【0023】本実施例の段積、段散装置は、前述のよう
に多種の箱を段積、段散でき、図2に示すようにコンベ
ア14に一台の段積、段散装置15を組み合わせて、多
種の箱を段積、段散できるので、装置コストを低減し、
設置スペースも小さくできる。 【0024】なお、実施例において、センサ11の配置
は図示の状態に限られるものではなく、たとえば本装置
の上流コンベア側に配置することによって、箱の搬送中
に爪の移動を開始することができる。また、箱の係合凹
部の位置によっては、ストッパー12は保持爪支持部材
を利用してもよい。また、保持爪の高さ位置調整機構
も、図示の構造に限られるものではない。 【0025】 【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明の段積、段散装置は、箱を上昇する昇降台と、箱
の下部に形成した係合凹部に出入によって係合自在な保
持爪と、送られて来た箱または取り出す最下部の箱の高
さを検出する検出手段と、昇降台を第1の距離と第2の
距離に2段昇降する手段を備え、保持爪の位置を送られ
て来る箱または取り出す最下部の箱の高さに応じて可変
して前記箱の高さに等しい第2の距離とするようにした
ため、異なる高さの箱が混っていても、それに応じて保
持爪の位置が定められるとともに昇降台の昇降する第2
の距離が設定され、多種の箱を円滑に段積、段散作業が
できるものであり、設備コストの低減と、設置スペース
の削減の上から有用である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の段積、段散装置の正面図 【図2】同段積、段散装置をコンベアに組み合わせた状
態の模式図 【図3】従来の段積、段散装置の正面図 【図4】同段積、段散装置をコンベアに組み合わせた状
態の模式図 【符号の説明】 1 箱 2 ローラ 3 昇降台 4 第1のシリンダ 5 第2のシリンダ 6 第3のシリンダ 7 保持爪 8 保持爪高さ調整機構 9 伝達部材 10 駆動モータ 11 センサ 12 ストッパー 13 係合凹部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−201544(JP,A) 特開 昭61−33429(JP,A) 実開 平3−72528(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 60/00 B65G 57/30 B65G 59/06 103

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 箱を昇降する昇降台と、箱の下部の側部
    に形成した係合凹部に出入によって係合自在な保持爪
    と、送られて来る箱または取り出す最下部の箱の高さを
    検出する検出手段と、昇降台を第1の距離と第2の距離
    に2段昇降する手段を備え、前記保持爪の高さ位置を、
    送られて来る箱または取り出す最下部の箱の高さに応じ
    て可変し、前記昇降台の昇降する第2の距離を前記箱の
    高さと等しくなるように制御するようにしたことを特徴
    とする段積、段散装置。
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CN116461948B (zh) * 2023-05-07 2023-09-08 山东新宝龙工业科技有限公司 一种带预警功能的数字化输送带

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