JPH07137921A - 紙揃装置 - Google Patents
紙揃装置Info
- Publication number
- JPH07137921A JPH07137921A JP30611693A JP30611693A JPH07137921A JP H07137921 A JPH07137921 A JP H07137921A JP 30611693 A JP30611693 A JP 30611693A JP 30611693 A JP30611693 A JP 30611693A JP H07137921 A JPH07137921 A JP H07137921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- papers
- paper
- backward
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/20—Location in space
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2601/00—Problem to be solved or advantage achieved
- B65H2601/20—Avoiding or preventing undesirable effects
- B65H2601/21—Dynamic air effects
- B65H2601/211—Entrapping air in or under the material
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は突揃えした紙束のエアー抜きと、エ
アー抜きした紙束の紙送りとを一連の作動にて行うこと
のできる紙揃装置を提供して、紙揃えとその搬出作業の
効率化を目的とするものである。 【構成】 本発明は後部および側部の突当板を有する矩
形のテーブルの傾倒作動と該テーブルへの振動付与とに
より前記テーブル上に載置する積層紙束を突揃えするよ
うにした紙揃装置において、前記テーブルの後部突当板
を該テーブル面の高さから上方に向けて上下動するよう
に取付けるとともに該後部突当板の上端に前突出し形に
前後進する紙束の抑えクランプを設け、前記テーブルの
上方に前後進自在において設けた支持アームと、該支持
アームに支持アームの前進時に下動して積載紙束のエア
ーを抜くエアー抜きローラーと支持アームの後退時に下
動して紙束を後方に送り出す紙送り板とを設けたことを
特徴とする紙揃装置にある。
アー抜きした紙束の紙送りとを一連の作動にて行うこと
のできる紙揃装置を提供して、紙揃えとその搬出作業の
効率化を目的とするものである。 【構成】 本発明は後部および側部の突当板を有する矩
形のテーブルの傾倒作動と該テーブルへの振動付与とに
より前記テーブル上に載置する積層紙束を突揃えするよ
うにした紙揃装置において、前記テーブルの後部突当板
を該テーブル面の高さから上方に向けて上下動するよう
に取付けるとともに該後部突当板の上端に前突出し形に
前後進する紙束の抑えクランプを設け、前記テーブルの
上方に前後進自在において設けた支持アームと、該支持
アームに支持アームの前進時に下動して積載紙束のエア
ーを抜くエアー抜きローラーと支持アームの後退時に下
動して紙束を後方に送り出す紙送り板とを設けたことを
特徴とする紙揃装置にある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は紙揃装置、詳しくは突
揃えした紙束のエアー抜きと、エアー抜きした紙束の紙
送りとを一連の作動にて行うことのできる紙揃装置に関
するものである。
揃えした紙束のエアー抜きと、エアー抜きした紙束の紙
送りとを一連の作動にて行うことのできる紙揃装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の紙揃装置としては実公平１−２
０３６４号の提案がある。該提案は適宜の紙揃機構を備
えた紙揃機の、紙載置台の上面に臨ませて位置する平面
コ字型のガイド枠を、紙揃機に立設した支持体の上面に
支持軸で上下方向回動自在に軸支し、このガイド枠の平
行する支持杆に正逆回転する電動機に接続し前後作動す
るチェーンを設置することにより前後動機構を構成し、
このガイド枠の前後動機構に押圧腕を接続して、押圧腕
をガイド枠の支持杆に従い紙載置台に臨ませて前後移動
可能とするとともに押圧腕の紙載置台側に、紙載置台上
の紙を押圧し、空気抜きを行う押圧ローラーを接続し、
この押圧ローラーの前後移動方向のいずれか一方の紙載
置台に臨ませて、紙を紙載置台に押圧固定するための固
定バーを形成するとともに紙載置台の、押圧ローラーの
前後移動方向と平行な側面に、紙当面を臨ませて送り腕
を位置し、この送り腕を紙送り方向と平行に設けたガイ
ドレールに、前後動可能に支持し、ガイドレールに設け
た前後動送り機構により、紙載置台上を前後動可能とし
たことを特徴とする紙揃機に於ける断裁機への送り込み
装置を記載している。
０３６４号の提案がある。該提案は適宜の紙揃機構を備
えた紙揃機の、紙載置台の上面に臨ませて位置する平面
コ字型のガイド枠を、紙揃機に立設した支持体の上面に
支持軸で上下方向回動自在に軸支し、このガイド枠の平
行する支持杆に正逆回転する電動機に接続し前後作動す
るチェーンを設置することにより前後動機構を構成し、
このガイド枠の前後動機構に押圧腕を接続して、押圧腕
をガイド枠の支持杆に従い紙載置台に臨ませて前後移動
可能とするとともに押圧腕の紙載置台側に、紙載置台上
の紙を押圧し、空気抜きを行う押圧ローラーを接続し、
この押圧ローラーの前後移動方向のいずれか一方の紙載
置台に臨ませて、紙を紙載置台に押圧固定するための固
定バーを形成するとともに紙載置台の、押圧ローラーの
前後移動方向と平行な側面に、紙当面を臨ませて送り腕
を位置し、この送り腕を紙送り方向と平行に設けたガイ
ドレールに、前後動可能に支持し、ガイドレールに設け
た前後動送り機構により、紙載置台上を前後動可能とし
たことを特徴とする紙揃機に於ける断裁機への送り込み
装置を記載している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該提案
は押圧ローラー機構と紙の送り込み装置とを各別に設け
ているため、それぞれに移動機構を設ける必要があって
構造が複雑となり、しかも送り込み装置はは押圧ローラ
ーによる空気抜き作業の工程終了および紙載置台からの
退避を待って始動することとなるので、２つの工程を要
する分において作業効率が悪いという課題がある。
は押圧ローラー機構と紙の送り込み装置とを各別に設け
ているため、それぞれに移動機構を設ける必要があって
構造が複雑となり、しかも送り込み装置はは押圧ローラ
ーによる空気抜き作業の工程終了および紙載置台からの
退避を待って始動することとなるので、２つの工程を要
する分において作業効率が悪いという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は後部および側部
の突当板を有する矩形のテーブルの傾倒作動と該テーブ
ルへの振動付与とにより前記テーブル上に載置する積層
紙束を突揃えするようにした紙揃装置において、前記テ
ーブルの後部突当板を該テーブル面の高さから上方に向
けて上下動するように取付けるとともに該後部突当板の
上端に前突出し形に前後進する紙束の抑えクランプを設
け、前記テーブルの上方に前後進自在において設けた支
持アームと、該支持アームに支持アームの前進時に下動
して積載紙束のエアーを抜くエアー抜きローラーと支持
アームの後退時に下動して紙束を後方に送り出す紙送り
板とを設けて、かかる課題を解決しようとするものであ
る。
の突当板を有する矩形のテーブルの傾倒作動と該テーブ
ルへの振動付与とにより前記テーブル上に載置する積層
紙束を突揃えするようにした紙揃装置において、前記テ
ーブルの後部突当板を該テーブル面の高さから上方に向
けて上下動するように取付けるとともに該後部突当板の
上端に前突出し形に前後進する紙束の抑えクランプを設
け、前記テーブルの上方に前後進自在において設けた支
持アームと、該支持アームに支持アームの前進時に下動
して積載紙束のエアーを抜くエアー抜きローラーと支持
アームの後退時に下動して紙束を後方に送り出す紙送り
板とを設けて、かかる課題を解決しようとするものであ
る。
【０００５】
【作用】本発明はテーブルを傾倒作動し、後部突当板を
上動した状態において紙束を積載し振動付与にて紙束を
後部突当板と傾倒側の側部突当板とに突揃えした後、抑
えクランプの前進と後部突当板の下動とにて紙束の後端
をクランプにて抑えつつテーブル面が水平に戻り、紙束
の後端部上方に構える支持アームよりエアー抜きローラ
ーが下動して紙束の後端部を圧接した状態のまま支持ア
ームの前進にてエアー抜きローラーの回転押しにより紙
束間の滞留空気を外部に排出し、紙束のエアー抜きを終
了した前進端にて紙送り板が下動すると同時に、抑えク
ランプの後退と、さらに後部突当板が下動してテーブル
面と平滑になり、引続く支持アームの後退にて紙送り板
が紙束の前面を当接押しして後部突当板の引っ込んだテ
ーブル後方より隣接する断裁機や中間テーブル等へ紙束
を搬出するのである。
上動した状態において紙束を積載し振動付与にて紙束を
後部突当板と傾倒側の側部突当板とに突揃えした後、抑
えクランプの前進と後部突当板の下動とにて紙束の後端
をクランプにて抑えつつテーブル面が水平に戻り、紙束
の後端部上方に構える支持アームよりエアー抜きローラ
ーが下動して紙束の後端部を圧接した状態のまま支持ア
ームの前進にてエアー抜きローラーの回転押しにより紙
束間の滞留空気を外部に排出し、紙束のエアー抜きを終
了した前進端にて紙送り板が下動すると同時に、抑えク
ランプの後退と、さらに後部突当板が下動してテーブル
面と平滑になり、引続く支持アームの後退にて紙送り板
が紙束の前面を当接押しして後部突当板の引っ込んだテ
ーブル後方より隣接する断裁機や中間テーブル等へ紙束
を搬出するのである。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００７】図１は本発明の実施例を示すもので、移動
用のローラー1aおよび固定具1bを下端の四隅に備えた矩
形の基台２の中心部上に、近傍に備えた駆動モーター３
の正逆回転に連動して上昇および下降する昇降ネジシャ
フトの昇降機構４を縦設し、昇降機構４の上端にユニバ
ーサルジョイント部５を介して四辺を前後左右側とする
矩形のテーブル６を傾倒自在において連結取付けする。
７はテーブル６の下面に四肢をテーブル６の対角方向に
向けて一体に取付けした十字形のフレームで、昇降機構
４との連結は該フレーム７の中心部との間にてなされて
いる。なお、テーブル６は後述する種々の機構の重量も
勘案して後側重心となるように設定されている。
用のローラー1aおよび固定具1bを下端の四隅に備えた矩
形の基台２の中心部上に、近傍に備えた駆動モーター３
の正逆回転に連動して上昇および下降する昇降ネジシャ
フトの昇降機構４を縦設し、昇降機構４の上端にユニバ
ーサルジョイント部５を介して四辺を前後左右側とする
矩形のテーブル６を傾倒自在において連結取付けする。
７はテーブル６の下面に四肢をテーブル６の対角方向に
向けて一体に取付けした十字形のフレームで、昇降機構
４との連結は該フレーム７の中心部との間にてなされて
いる。なお、テーブル６は後述する種々の機構の重量も
勘案して後側重心となるように設定されている。
【０００８】図２に示すように昇降機構４の前方には前
記ユニバーサルジョイント部５の下側部材5aの延長にて
前記フレーム７の前側二肢の下方に位置する水平調整ボ
ルト8a，8bを備えた固定支持体８を設け、後方にはフレ
ーム７の後側二肢の下方に位置する傾斜支持ボルト9a，
9bと傾斜支持ボルト9a，9bの近傍に傾斜支持ボルトより
も低く設定した傾斜調整ボルト10a，10bを上向き取付け
してなる回転支持体11を回転移動自在において設けてい
る。なお12は回転支持体11を回転させるための操作レバ
ー、13は移動位置保持用のボールプランジャーである。
記ユニバーサルジョイント部５の下側部材5aの延長にて
前記フレーム７の前側二肢の下方に位置する水平調整ボ
ルト8a，8bを備えた固定支持体８を設け、後方にはフレ
ーム７の後側二肢の下方に位置する傾斜支持ボルト9a，
9bと傾斜支持ボルト9a，9bの近傍に傾斜支持ボルトより
も低く設定した傾斜調整ボルト10a，10bを上向き取付け
してなる回転支持体11を回転移動自在において設けてい
る。なお12は回転支持体11を回転させるための操作レバ
ー、13は移動位置保持用のボールプランジャーである。
【０００９】フレーム７の後側二肢下面の回転円周上位
置には、傾斜支持ボルト9a，9b間の円周距離と異なる距
離を置いた落孔14a，14bを穿設していて、操作レバー12
の左向き操作により回転支持体11を回転（平面視時計廻
りに）させると一方の傾斜支持ボルト9aのみが前記落孔
14aに相対し、操作レバー12の右向き操作により回転支
持体11を回転（反時計廻りに）させると他方の傾斜支持
ボルト9bのみが落孔14bに相対するようになっており、
テーブル６の水平状態より昇降機構４が下降すると、テ
ーブル６（フレーム７）と基台２間に張設した紐または
鎖の緊張体15，15の緊張が弛み、テーブル６は傾斜支持
ボルトの一方が落孔に落入する方向へ傾倒するのであ
る。
置には、傾斜支持ボルト9a，9b間の円周距離と異なる距
離を置いた落孔14a，14bを穿設していて、操作レバー12
の左向き操作により回転支持体11を回転（平面視時計廻
りに）させると一方の傾斜支持ボルト9aのみが前記落孔
14aに相対し、操作レバー12の右向き操作により回転支
持体11を回転（反時計廻りに）させると他方の傾斜支持
ボルト9bのみが落孔14bに相対するようになっており、
テーブル６の水平状態より昇降機構４が下降すると、テ
ーブル６（フレーム７）と基台２間に張設した紐または
鎖の緊張体15，15の緊張が弛み、テーブル６は傾斜支持
ボルトの一方が落孔に落入する方向へ傾倒するのであ
る。
【００１０】テーブル６の後面にはテーブル６の上面と
ほぼ同じ高さより上方に向けて上下動自在において後側
突当板16を設け、後部突当板16の上端部には後部突当板
16の前面と同じ位置から前方に向けて水平に前後進可能
において取付けした紙束Ｐの端部抑え用クランプ17を設
けている。18は抑え用クランプ17の前面下部全長に貼着
した滑り止め用のゴム板、19はバックステー20に取付け
した後部突当板16の上下動用のエンドロックシリンダ
ー、21a，21bは上下動の動きの安定を補助するためのリ
ニアレールとリニアガイド、22は抑え用クランプ18の前
後進用のコンパクトシリンダー、23はその安定を図るス
ライドユニットである。
ほぼ同じ高さより上方に向けて上下動自在において後側
突当板16を設け、後部突当板16の上端部には後部突当板
16の前面と同じ位置から前方に向けて水平に前後進可能
において取付けした紙束Ｐの端部抑え用クランプ17を設
けている。18は抑え用クランプ17の前面下部全長に貼着
した滑り止め用のゴム板、19はバックステー20に取付け
した後部突当板16の上下動用のエンドロックシリンダ
ー、21a，21bは上下動の動きの安定を補助するためのリ
ニアレールとリニアガイド、22は抑え用クランプ18の前
後進用のコンパクトシリンダー、23はその安定を図るス
ライドユニットである。
【００１１】24は両側脚部24a，24bに設けたリニアガイ
ド25a，25bをテーブル６の側面下に設けたリニアレール
26a，26bにスライド自在に嵌着し、動力機構に連結した
無端のタイミングベルト27a，27bに取付けしてタイミン
グベルト27a，27bの正逆回転にてテーブル６上方を前後
進するようにした支持アームで、該支持アーム24の前面
側には下向きのエンドロックシリンダー28により上下動
自在において支持された水平なエアー抜きローラー29を
取付け、後面側にはロッドレスエアシリンダー30，30に
て上下動自在に支持された紙送り板31を備えている。な
お、32，32はエアー抜きローラーの安定を図るスライド
シャフト機構である。
ド25a，25bをテーブル６の側面下に設けたリニアレール
26a，26bにスライド自在に嵌着し、動力機構に連結した
無端のタイミングベルト27a，27bに取付けしてタイミン
グベルト27a，27bの正逆回転にてテーブル６上方を前後
進するようにした支持アームで、該支持アーム24の前面
側には下向きのエンドロックシリンダー28により上下動
自在において支持された水平なエアー抜きローラー29を
取付け、後面側にはロッドレスエアシリンダー30，30に
て上下動自在に支持された紙送り板31を備えている。な
お、32，32はエアー抜きローラーの安定を図るスライド
シャフト機構である。
【００１２】また、テーブル６両側の側部突当板33aは
テーブル６の上面高さから後部突当板16と同じ高さにま
で上下動自在において設けられていて、前記操作レバー
12の中間部の左右下位置に設けた感知センサー34a，34b
との連動にて、操作レバー12を左に回すと左側の側部突
当板33aが上動し、右に回すと右側の側部突当板33bが上
動するように制御されている。なお34cは操作レバー12
の中間部に取付けたセンサー感知用のリング、35a，35b
は側部突当板33a，33bの上下動支持用のロッドレスエア
シリンダーである。
テーブル６の上面高さから後部突当板16と同じ高さにま
で上下動自在において設けられていて、前記操作レバー
12の中間部の左右下位置に設けた感知センサー34a，34b
との連動にて、操作レバー12を左に回すと左側の側部突
当板33aが上動し、右に回すと右側の側部突当板33bが上
動するように制御されている。なお34cは操作レバー12
の中間部に取付けたセンサー感知用のリング、35a，35b
は側部突当板33a，33bの上下動支持用のロッドレスエア
シリンダーである。
【００１３】今、左側後方に傾倒させたテーブル６上に
後部突当板16と側部突当板に隣接２辺が当接するように
して紙束Ｐを捌きつつ積層載置し、次いで振動機構36に
よりテーブル６に振動を与えて紙束Ｐを突き揃えをし、
突き揃えが終了すると、昇降機構４が上昇してテーブル
６を再び水平位置に復帰させ、図３に示すように抑え用
クランプ17の前進と後部突当板16の下動により紙束Ｐの
端部を抑えた後、支持アーム24よりエアー抜きローラー
29が下降して紙束Ｐの抑え側端部寄りを押圧し、引き続
く支持アーム24の前進往路にて紙束Ｐ間のエアーを押し
出ししてゆき、紙束Ｐの前端に至ったところで図４に示
すようにエアー抜きローラー29の上昇と交替に紙送り板
31が下降し、同時に抑え用クランプ17が紙束Ｐの抑えを
解いて後退して後部突当板16は抑え用クランプ17の上面
がテーブル６面と平滑な位置となるまで下動するのであ
る。そして引き続く支持アーム24の後退復路にて紙送り
板31が紙束Ｐの前面端に当接し、紙束Ｐを押して後部突
当板16のなくなったテーブル６の後側より中間テーブル
37または直接断裁機等に紙束Ｐを送り出し搬出する。以
上往復１工程にてエアー抜きと搬出を行うことができる
のである。
後部突当板16と側部突当板に隣接２辺が当接するように
して紙束Ｐを捌きつつ積層載置し、次いで振動機構36に
よりテーブル６に振動を与えて紙束Ｐを突き揃えをし、
突き揃えが終了すると、昇降機構４が上昇してテーブル
６を再び水平位置に復帰させ、図３に示すように抑え用
クランプ17の前進と後部突当板16の下動により紙束Ｐの
端部を抑えた後、支持アーム24よりエアー抜きローラー
29が下降して紙束Ｐの抑え側端部寄りを押圧し、引き続
く支持アーム24の前進往路にて紙束Ｐ間のエアーを押し
出ししてゆき、紙束Ｐの前端に至ったところで図４に示
すようにエアー抜きローラー29の上昇と交替に紙送り板
31が下降し、同時に抑え用クランプ17が紙束Ｐの抑えを
解いて後退して後部突当板16は抑え用クランプ17の上面
がテーブル６面と平滑な位置となるまで下動するのであ
る。そして引き続く支持アーム24の後退復路にて紙送り
板31が紙束Ｐの前面端に当接し、紙束Ｐを押して後部突
当板16のなくなったテーブル６の後側より中間テーブル
37または直接断裁機等に紙束Ｐを送り出し搬出する。以
上往復１工程にてエアー抜きと搬出を行うことができる
のである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、後部突当板
を該テーブルの高さから上方へ上下動するように取付け
るとともに該後部突当板の上端に前突出し形に前後進す
る紙束の抑えクランプを設け、前記テーブル上方に前後
進自在の支持アームと、該支持アームに支持アームの前
進往路時に下降して積載紙束のエアーを抜くエアー抜き
ローラーと支持アームの後退復路時に下降して紙束を後
方に送り出す紙送り板とを設けたので、突揃えした紙束
のエアー抜きと搬出とを支持アームの前後進１工程にて
連続的にスピーディにし、各作業を独立の機構にて行う
場合に比べて作業時間を２分の１に短縮することがで
き、作業効率を格段に向上することができるという効果
を生ずる。
を該テーブルの高さから上方へ上下動するように取付け
るとともに該後部突当板の上端に前突出し形に前後進す
る紙束の抑えクランプを設け、前記テーブル上方に前後
進自在の支持アームと、該支持アームに支持アームの前
進往路時に下降して積載紙束のエアーを抜くエアー抜き
ローラーと支持アームの後退復路時に下降して紙束を後
方に送り出す紙送り板とを設けたので、突揃えした紙束
のエアー抜きと搬出とを支持アームの前後進１工程にて
連続的にスピーディにし、各作業を独立の機構にて行う
場合に比べて作業時間を２分の１に短縮することがで
き、作業効率を格段に向上することができるという効果
を生ずる。
【図１】 本発明の実施例を示す正面図である。
【図２】 昇降機構とテーブルとの連結部分周辺を示す
平面図である。
平面図である。
【図３】 エアー抜きの工程を示す側面図である。
【図４】 搬出の工程を示す側面図である。
【図５】 抑え用クランプ部分の拡大側面図である。
【図６】 リニアレールとリニアガイドおよびスライド
ユニットを示す背面図である。
ユニットを示す背面図である。
１は移動用のローラー ２は基台 ３は駆動モーター ４は昇降機構 ５はユニバーサルジョイント部 ６はテーブル ７はフレーム ８は固定支持体 8a，8bは水平調整ボルト 9a，9bは傾斜支持ボルト 10a，10bは傾斜調整ボルト 11は回転支持体 12は操作レバー 13はボールプランジャー 14a，14bは落孔 15，15は緊張体 16は後部突当板 17は抑え用クランプ 18は滑り止め用のゴム板 19はエンドロックシリンダー 20はバックステー 21aはリニアレール 21bはリニアガイド 22はコンパクトシリンダー 23はスライドユニット 24は支持アーム 24a，24bは両側脚部 25a，25bはリニアガイド 26a，26bはリニアレール 27a，27bはタイミングベルト 28はエンドロックシリンダー 29はエアー抜きシリンダー 30，30はロッドレスエアシリンダー 31a，31bは紙送り板 32，32はスライドシャフト機構 33a，33bは側部突当板 34a，34bは感知センサー 34cはセンサー感知用のリング 35a，35bはロッドレスエアシリンダー 36は振動機構 37は中間テーブル 38は補助テーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 後部および側部の突当板を有する矩形の
テーブルの傾倒作動と該テーブルへの振動付与とにより
前記テーブル上に載置する積層紙束を突揃えするように
した紙揃装置において、前記テーブルの後部突当板を該
テーブル面の高さから上方に向けて上下動するように取
付けるとともに該後部突当板の上端に前突出し形に前後
進する紙束の抑えクランプを設け、前記テーブルの上方
に前後進自在において設けた支持アームと、該支持アー
ムに支持アームの前進時に下動して積載紙束のエアーを
抜くエアー抜きローラーと支持アームの後退時に下動し
て紙束を後方に送り出す紙送り板とを設けたことを特徴
とする紙揃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306116A JP2547175B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 紙揃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306116A JP2547175B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 紙揃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137921A true JPH07137921A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2547175B2 JP2547175B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17953244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5306116A Expired - Lifetime JP2547175B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 紙揃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547175B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN118458474B (zh) * | 2024-07-10 | 2024-09-24 | 常州鑫德源恒耐火板装饰材料股份有限公司 | 一种高压树脂层积板生产用自动转运输送装置 |
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| JPS62121171A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-06-02 | エー・ツエー・ハー・ウイル・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 紙堆積体から気泡を除去するための装置 |
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1993
- 1993-11-12 JP JP5306116A patent/JP2547175B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547175B2 (ja) | 1996-10-23 |
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