JPH0837149A - 投影露光装置 - Google Patents

投影露光装置

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JPH0837149A
JPH0837149A JP7072874A JP7287495A JPH0837149A JP H0837149 A JPH0837149 A JP H0837149A JP 7072874 A JP7072874 A JP 7072874A JP 7287495 A JP7287495 A JP 7287495A JP H0837149 A JPH0837149 A JP H0837149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光基板の各ショット領域の凹凸の状態に依
らず、各ショット領域を最適な状態で投影光学系による
結像面に合わせ込んで露光を行う。 【構成】 ウエハWのショット領域上の計測点P1〜P
5でZ方向の位置検出を行い、検出結果及び予め分かっ
ているプロセス構造のデータより、そのショット領域の
凹凸分布を求める。例えばパターン領域40Bに最も線
幅の狭いパターンが露光されるときには、そのパターン
領域40Bを合焦基準面として、そのパターン領域40
Bを基準とした他の領域の段差(ZA −ZB )を、オフ
セットとして最良結像面42の高さに加算する。加算後
の結像面42Aに露光面を合致させることにより、パタ
ーン領域40Bが最良結像面42に合焦される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光基板上に回路パタ
ーン等のマスクパターンを転写する投影露光装置に関
し、特に感光基板の焦点合わせのための焦点検出装置を
備えた投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より投影露光装置では、レチクル
(又はフォトマスク等)のパターンを高解像力の投影光
学系を介して感光基板(フォトレジスト層が塗布された
ウエハやガラスプレート等)上に投影露光する際、レチ
クルのパターンの結像面に正確に感光基板の露光面を合
致させる作業、即ち焦点合わせが必須のこととなってい
る。近年、投影光学系の焦点深度は狭くなる一方で、露
光用照明光として波長365nmのi線を用いたもので
も、±0.7μm程度の深度しか得られないのが現状で
ある。更に投影光学系の投影視野は年々増大する傾向に
あり、広い露光視野(例えば22mm角)の全面に亘っ
て極力大きな焦点深度を確保することが望まれている。
【0003】このように広い露光視野全面で良好に焦点
合わせを行うためには、何れにしろその露光視野内に入
る感光基板上の部分領域(ショット領域)の平坦性と、
結像面の平坦性(即ち、像面湾曲、及び像面傾斜が小さ
いこと)とが共に良好であることが要求される。このう
ち像面湾曲と像面傾斜とに関しては投影光学系自体の光
学性能に依存するところが大きいが、その他にレチクル
の平面度、平行度が要因になることもある。一方、感光
基板上の部分領域、即ち1回の投影露光領域(ショット
領域)毎の平坦度は、感光基板によってその程度に差異
があるが、感光基板を保持するホルダーを微小量だけ傾
けることによって感光基板上のショット領域の表面と結
像面とを平行に設定することが可能である。
【0004】このように感光基板上の1つのショット領
域の表面の傾きも考慮して焦点合わせを行う手法とし
て、特開昭58−113706号公報、特開昭55−1
348号公報等に開示された技術が知られている。特に
特開昭55−1348号公報では投影光学系を介して感
光基板上の4点に光ビームのスポットを投射し、その反
射光によるスポット像を光電検出して感光基板の焦点合
わせ、及び傾き補正(レベリング)を行う技術が開示さ
れている。
【0005】ところが、最近の半導体素子等は基板上に
多くの複雑な構造のパターンを積み重ねて製造されるた
め、感光基板上の露光面の平坦性は悪くなる傾向にあ
る。そのため、感光基板上のショット領域内の凹凸の状
態を計測し、この計測結果を考慮してそのショット領域
の平均的な面を投影光学系による結像面に合わせ込む技
術の開発が行われている。例えば、特開平2−1981
30号公報においては、感光基板の投影光学系の光軸方
向の位置を固定してその感光基板を移動させて、感光基
板上のショット領域内の複数の計測点で投影光学系の光
軸方向の位置(フォーカス位置)を計測し、この計測結
果の平均値を求めることにより、そのショット領域内で
のパターンの構造や配置の相違に起因するフォーカス位
置のオフセット値を求める面位置検出方法が開示されて
いる。この方法では、そのオフセット値を各ショット領
域の例えば中央の計測点でのフォーカス位置の計測結果
に加えることにより、ショット領域内の凹凸を考慮した
平均的なフォーカス位置が計測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の投
影露光装置では、所定のショット領域内の複数の特定の
計測点で計測されたフォーカス位置を平均化することに
より、フォーカス位置のオフセット値を求めていた。し
かしながら、実際には感光基板の各ショット領域の露光
面の凹凸の状態は、プロセス構造(パターンの配置や段
差等)によって様々であり、特定の複数の計測点でのフ
ォーカス位置を平均化するだけでは、各ショット領域の
平均的な面の形状を正確に求めることはできない。その
ため、露光プロセスによって、感光基板上の各ショット
領域内のパターンの配置や段差等が変化すると、各ショ
ット領域の平均的な面を投影光学系の結像面に対して焦
点深度の範囲内に収めることができない場合が生ずると
いう不都合がある。
【0007】また、各ショット領域の平均的な面を結像
面に合わせ込むのではなく、例えば各ショット領域内で
最も線幅が狭いパターンが露光される領域を重点的に合
焦させたいような場合でも、従来の方法ではその重点的
に合焦させたい領域を結像面に合わせ込むことは困難で
あった。本発明は斯かる点に鑑み、感光基板の各ショッ
ト領域の凹凸の状態に依らず、各ショット領域を最適な
状態で投影光学系による結像面に合わせ込んで露光を行
うことができる投影露光装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による投影露光装
置は、マスクパターン(R)を感光性の基板(W)上に
投影する投影光学系(PL)と、その基板を保持して投
影光学系(PL)の光軸(AX)に垂直な平面内でその
基板の位置決めを行う基板ステージ(21)と、その基
板の傾斜角及びその基板の投影光学系(PL)の光軸方
向の高さを調整するフォーカス・レベリングステージ
(20)と、その感光性の基板に対して非感光性の光を
用いて、投影光学系(PL)の光軸(AX)に対して斜
めに投影光学系(PL)による露光領域(SA)内の複
数の計測点(P1〜P5)に焦点検出用のパターンの像
(ST)を投影する投射光学系(1〜6)と、それら複
数の計測点からの反射光を集光してそれら複数の計測点
上の焦点検出用のパターンの像を再結像する受光光学系
(7〜10)と、この受光光学系により再結像された複
数の像のそれぞれの横ずれ量に対応する検出信号を生成
する複数の光電検出手段(15,13,17)と、これ
ら複数の光電検出手段からの検出信号(FSa〜FS
e)に基づいてフォーカス・レベリングステージ(2
0)の動作を制御する制御手段(30,18)と、を有
する投影露光装置において、それら複数の計測点での対
応する光電検出手段の検出信号、及び基板(W)の露光
面のプロセス構造(パターンの配置、段差等)に基づい
て、それら複数の計測点毎に独立に基板(W)上の合焦
の基準面(40B)を投影光学系(PL)による結像面
(42)に合わせ込むためのオフセット値を求める演算
手段(30B)を設けたものである。
【0009】この場合、その投射光学系から投影光学系
(PL)による露光領域(SA)内にその焦点検出用の
パターンの像(ST)を投影した状態で、基板ステージ
(21)を駆動して基板(W)を走らせることにより、
露光領域(SA)内の全面に分布する複数の計測点でそ
れぞれ対応する光電検出手段の検出信号を求め、演算手
段(30B)は、その全面に分布する複数の計測点での
その光電検出手段の検出信号、及びその基板の露光面の
プロセス構造に基づいて、それら複数の計測点毎に独立
にその基板上の合焦の基準面(40B)を投影光学系
(PL)による結像面(42)に合わせ込むためのオフ
セット値を求めることが望ましい。
【0010】また、その投射光学系から投影光学系(P
L)による露光領域(SA)内に焦点検出用のパターン
の像(ST)を投影する際に使用される光束(IL)
を、100nm以上の帯域幅を有する光束とすることが
望ましい。また、その投射光学系内からそれら複数の光
電検出手段までの光路上に、その投射光学系から投影光
学系(PL)による露光領域内に焦点検出用のパターン
の像(ST)を投影する際に使用される光束の波長感度
特性を一様化するための光学的フィルタ(60)を配置
することが望ましい。
【0011】更に、演算手段(30B)は、それら複数
の計測点毎に独立に求められたオフセット値を用いて、
投影光学系(PL)による結像面(42)の高さに応じ
た目標値を補正することが望ましい。
【0012】
【作用】斯かる本発明によれば、例えば図8(a)に示
すように、基板(W)上の投影光学系による露光領域内
の複数の計測点(P1〜P5)上に焦点検出用のパター
ンの像が投影され、これらの像が受光光学系により再結
像され、再結像された像の横ずれ量に対応する検出信号
(FSa〜FSe)が光電検出手段(例えば図7のアレ
イセンサー15中の画素)から出力される。斜入射方式
では、それら再結像される像の横ずれ量と、対応する計
測点の投影光学系(PL)の光軸方向の位置(フォーカ
ス位置)とはほぼ比例するため、それら検出信号から対
応する計測点のフォーカス位置(これらをZ1 〜Z5
する)が求められる。
【0013】しかし、実際には、図8(a)に示すよう
に、基板(W)の露光面にはそれまでの露光工程等によ
り凹凸のあるパターンが形成されていることがある。ま
た、そのような凹凸が有る場合、最も線幅の狭いパター
ンが露光される面(例えば周辺部より窪んだ面であるこ
とが分かっている)を面(40B)とすると、この面
(40B)を結像面(42)に合わせることが望まし
い。この際に、例えば計測点(P3)で計測された検出
信号の値(フォーカス位置)が最も小さいことから、そ
の計測点(P3)が面(40B)上にあることが分か
る。そこで、その面(40B)を基板(W)上の合焦の
基準面として、プロセス構造のデータに基づいてその基
準面(40B)と他の露光面(40A,40C)との高
さの差分(ZA−ZB )に対応する検出信号を他の計測
点(P1,P2,P4,P5)でのオフセット値とす
る。また、計測点(P3)でのオフセット値は0であ
る。
【0014】その後、例えば実際に検出された検出信号
からそのオフセット値を差し引いた値に基づいて合焦及
びレベリングを行うと、図8(b)に示すように、基準
面(40B)が結像面(42)に合焦される。また、基
板(W)上の複数の計測点(P1〜P5)が例えば図5
に示すように、露光領域(SA)のほぼ対角線上に配列
されているような場合には、それら計測点(P1〜P
5)上の焦点検出用のパターンの投影像に対して基板
(W)を所定方向(X方向)に走査することにより、そ
の露光領域(SA)のほぼ全面に分布する計測点での検
出信号が得られる。従って、その露光領域(SA)の全
面に複雑な凹凸分布があるような場合でも、その凹凸分
布の表面の所定の部分(例えば最も線幅の狭いパターン
が露光される領域)を基準面として、この基準面と他の
部分との高さの差分に対応する検出信号を各計測点での
オフセット値とする。これにより、その基準面を合焦さ
せることができる。
【0015】次に、その合焦及びレベリングを行うため
の手順の他の例は、例えば図8(a)において、先ず光
電検出手段による検出信号、及びプロセス構造に基づい
て、基準面(40B)から他の面(40A,40C)へ
の高さの差分(ZA −ZB )に応じたオフセット値を求
め、このオフセット値を結像面(42)の高さに応じた
検出信号のレベルに加算することである。この加算結果
に対応する面は破線で示すような面(42A)となる。
そこで、例えば最小自乗法により、各計測点(P1〜P
5)の検出信号とその面(42A)の検出信号との差分
が最小になるように基板(W)の高さを制御することに
より、図8(b)に示すように、基準面(40B)が実
際の結像面(42)に合焦される。
【0016】また、その投射光学系から投影光学系(P
L)による露光領域(SA)内に焦点検出用のパターン
の像(ST)を投影する際に使用される光束(IL)
を、100nm以上の帯域幅を有する光束とした場合、
感光性の基板(W)上の感光材料(フォトレジスト等)
での薄膜干渉の悪影響等が軽減される。また、投射光学
系内からそれら複数の光電検出手段までの光路上に、そ
の投射光学系から投影光学系(PL)による露光領域内
に高さ検出用のパターンの像(ST)を投影する際に使
用される光束の波長感度特性を一様化するための光学的
フィルタ(60)を配置した場合には、焦点検出用の照
明光の波長毎の光強度分布が例えば図15(a)のよう
に不均一であっても、その光強度分布とほぼ逆の特性と
なるように、その光学的フィルタ(60)の透過率分布
を例えば図15(b)のように設定することにより、光
電検出手段から得られる検出信号の波長特性は図15
(d)に示すように平坦になる。従って、特定の波長の
信号に大きく影響されることなく、正確に高さ検出を行
うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による投影露光装置の一実施例
につき図面を参照して説明する。図1は本実施例の投影
露光装置のうち、投影光学系のベストフォーカス面(結
像面)を検出するTTL(スルー・ザ・レンズ)方式の
焦点検出系を示す図である。図1において、実デバイス
製造用の回路のパターン領域PAが下面に形成されたレ
チクルRは、不図示のレチクルホルダーに保持されてい
る。絞り面(瞳面)EPを挟んで前群、後群に分けて模
式的に表した投影光学系PLの光軸AXは、レチクルR
の中心、すなわちパターン領域PAの中心を、レチクル
パターン面に対して垂直に通っている。その光軸AXに
平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に
平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取る。
【0018】投影光学系PLの下方には、フォトレジス
トが塗布されたウエハWを保持するZ・レベリングステ
ージ20が、XYステージ21上に設けられている。Z
・レベリングステージ20は、ウエハWを光軸AX方向
に微少量(例えば±100μm以内)だけ移動させてフ
ォーカシングを行うと共に、ウエハWの傾斜角を制御し
てレベリングを行う。また、XYステージ21はウエハ
Wを光軸AXと垂直なXY平面内で2次元移動させるも
のであり、XYステージ21のX方向及びY方向の座標
は不図示のレーザ干渉計により常時計測されている。
【0019】更に、Z・レベリングステージ20の上面
には、ウエハWの表面とほぼ等しい高さ位置で基準マー
ク板FMが固定されている。この基準マーク板FMに
は、図2(a)に示すようにそれぞれX方向に伸びた複
数本の透過型スリットをY方向に一定ピッチで配置した
構造のスリットマークISyと、Y方向に伸びた複数本
の透過型スリットをX方向に一定ピッチで配置した構造
のスリットマークISxと、X方向及びY方向の夫々に
対して45゜となる方向に斜めに伸びたスリットマーク
ISaとが形成されている。これらのスリットマークI
Sx、ISy、ISaは、石英製の基準マーク板FMの
表面全面にクロム層(遮光層)を蒸着し、そこに透明部
として刻設したものである。
【0020】図1に戻り、基準マーク板FMの下方(Z
・レベリングステージ20の内部)には、ミラーM1、
照明用対物レンズ50、及び光ファイバー51の射出端
が設けられ、光ファイバー51の射出端からの照明光が
対物レンズ50によって集光されて、基準マーク板FM
上のスリットマークISx、ISy、ISaを共に裏側
から照射する。光ファイバー51の入射端側にはビーム
スプリッタ52が設けられ、レンズ系53を介して露光
用照明光IEが光ファイバー51に導入される。その照
明光IEはレチクルRの照明用の光源(水銀ランプ、エ
キシマレーザ光源等)から得るのが望ましいが、別に専
用の光源を用意してもよい。但し、別光源にするとき
は、露光用照明光と同一波長、又はそれに極めて近い波
長の照明光にする必要がある。
【0021】また、対物レンズ50による基準マーク板
FMの照明条件は、パターン投影時の投影光学系PLで
の照明条件と極力合わせられる。即ち、投影光学系PL
の像側の照明光の開口数(N.A.)と対物レンズ50
から基準マーク板FMへの照明光の開口数(N.A.)
とをほぼ一致させるのである。さて、このような構成
で、照明光IEを光ファイバー51に導入すると、基準
マーク板FM上のスリットマークISx、ISy、IS
aからは投影光学系PLへ入射する像光束が発生する。
図1において、Z・レベリングステージ20の光軸AX
方向の位置は、投影光学系PLの最良結像面(レチクル
との共役面)Foから僅かに下方に基準マーク板FMの
表面が位置するように設定されているものとする。この
とき基準マーク板FM上の一点から発生した像光束L1
は投影光学系PLの瞳面EPの中心を通り、レチクルR
のパターン面から僅かに下方へずれた面Fr内で集光し
た後に発散し、レチクルRのパターン面で反射してから
元の光路を戻る。ここで面Frは、投影光学系PLに関
して基準マーク板FMと光学的に共役な位置にある。投
影光学系PLが両側テレセントリック系であると、基準
マーク板FMのスリットマークISx、ISy、ISa
からの像光束は、レチクルRの下面(パターン面)で正
反射して再びスリットマークISx、ISy、ISaと
重畳するように戻ってくる。
【0022】但し、図1のように基準マーク板FMが結
像面Foからずれていると、基準マーク板FM上には各
スリットマークISx、ISy、ISaのぼけた反射像
が形成され、基準マーク板FMが結像面Foと一致して
いるときは、面FrもレチクルRのパターン面と一致す
ることになり、基準マーク板FM上には各スリットマー
クISx、ISy、ISaのシャープな反射像がそれぞ
れのマークに重畳して形成されることになる。図2
(b)は基準マーク板FMがデフォーカスしているとき
のスリットマークISxとその反射像IMxとの関係を
模式的に表したものである。両側テレセントリックな投
影光学系PLでは、このように反射像IMxは自身の源
であるスリットマークISx上に投射される。そして基
準マーク板FMがデフォーカスしていると、反射像IM
xは、スリットマークISxの形状寸法よりも大きくな
り、且つ単位面積当りの照度も低下する。
【0023】そこで基準マーク板FM上にできる反射像
のうち、元のスリットマークISx、ISy、ISaで
遮光されなかった像部分の光束をミラーM1、対物レン
ズ50を介して光ファイバー51に導き、光ファイバー
51から射出された光束をビームスプリッタ52、レン
ズ系54を介して光電センサ55で受光する。光電セン
サ55の受光面は投影光学系PLの瞳面(フーリエ変換
面)EPとほぼ共役な位置に配置されている。図1の構
成においては、Z・レベリングステージ20を上下方向
(Z方向)に移動させるだけで投影光学系PLの結像面
を決定するためのコントラスト信号を得ることができ
る。
【0024】図3(a)及び(b)はそれぞれ光電セン
サ55の出力信号KSの信号レベル特性を表し、横軸は
Z・レベリングステージ20のZ方向の位置、即ち基準
マーク板FMの光軸AX方向の高さ位置を表す。また、
図3(a)はスリットマークISx、ISy、ISaが
レチクルRのパターン面内のクロム部分に逆投影された
ときの信号レベルを示し、図3(b)はそれらスリット
マークがパターン面内のガラス部分(透明部分)に逆投
影されたときの信号レベルを示す。通常、レチクルのク
ロム部分は0.3〜0.5μm程度の厚みでガラス(石
英)板に蒸着されており、クロム部分の反射率は当然の
ことながらガラス部分の反射率よりは格段に大きい。し
かしながら、ガラス部分での反射率は完全に零というこ
とはないので、図3(b)のように信号レベルとしては
かなり小さくなるが、ガラス部分でも検出は可能であ
る。また、一般に実デバイス製造用のレチクルは、パタ
ーン密度が高いために、スリットマークISx、IS
y、ISaの全ての逆投影像がレチクルパターン中のガ
ラス部分(透明部分)に同時にかかる確率は極めて少な
いと考えられる。
【0025】何れの場合にしろ、基準マーク板FMの表
面が最良結像面Foを横切るように光軸AXの方向に移
動されると、Z方向の位置Z0 で出力信号KSのレベル
が極大値となる。従って、Z・レベリングステージ20
のZ方向の位置と出力信号KSとを同時に計測し、出力
信号KSのレベルが極大となったときのZ方向の位置を
検出することで、最良結像面Foの位置が求まり、しか
もこの検出方式ではレチクルR内の任意の位置で最良結
像面Foの検出が可能となる。従って、レチクルRが投
影光学系PLの物体側にセットされてさえいれば、いつ
でも投影視野内の任意の位置で絶対フォーカス位置(最
良結像面Fo)が計測できる。また、先に述べたように
レチクルRのクロム層は0.3〜0.5μm厚であり、
この厚みによって生じる最良結像面Foの検出誤差は、
投影光学系PLの投影倍率を1/5(縮小)とすると、
(0.3〜0.5)×(1/5)2 、即ち0.012〜
0.02μmとなり、これはほとんど無視できる値であ
る。
【0026】次に図4を参照して本実施例の斜入射光式
のAF系(焦点位置検出系)について説明するが、ここ
では多点AF系を採用するものとする。多点AF系とは
投影光学系PLの投影視野内の複数箇所に、ウエハWの
光軸方向の位置ずれ(所謂焦点ずれ)を計測する測定点
を設けたものである。図4において、ウエハW上のフォ
トレジストに対して非感光性の照明光ILはスリット板
1を照明する。そしてスリット板1のスリットを通った
光は、レンズ系2、ミラー3、絞り4、投光用対物レン
ズ5、及びミラー6を介してウエハWを斜めに照射す
る。このとき、ウエハWの表面が投影光学系PLの最良
結像面Foにあると、スリット板1のスリットの像がレ
ンズ系2、及び対物レンズ5によってウエハWの表面に
結像される。また、対物レンズ5の光軸とウエハ表面と
の角度は5〜12°位いに設定され、スリット板1のス
リット像の中心は、投影光学系PLの光軸AXがウエハ
Wと交差する点に位置する。
【0027】さて、ウエハWで反射されたスリット像の
光束は、ミラー7、受光用対物レンズ8、レンズ系9、
振動ミラー10、及び平行平面板(プレーンパラレル)
12を介して受光用スリット板14上にスリット像を再
結像する。振動ミラー10は受光用スリット板14上に
できるスリット像を、その長手方向と直交する方向に微
小振動させるものであり、プレーンパラレル12はスリ
ット板14上のスリットと、ウエハWからの反射光によ
るスリット像の振動中心との相対関係を、スリットの長
手方向と直交する方向にシフトさせるものである。そし
て振動ミラー10は発振器(OSC)16からの駆動信
号でドライブされるミラー駆動部(M−DRV)11に
より振動される。
【0028】こうして、スリット像が受光用スリット板
14上で振動すると、スリット板14を透過した光束
は、アレイセンサー15で受光される。このアレイセン
サー15は、スリット板14のスリットの長手方向を複
数の微小領域に分割し、各微小領域毎に個別の受光画素
を配列したものであり、光電変換素子としてはシリコン
・フォトダイオード又はフォトトランジスタ等が使用さ
れる。アレイセンサー15の各受光画素からの信号は、
セレクター回路13を介して選択、又はグループ化され
て、同期検波回路(PSD)17に供給される。この同
期検波回路17には、発振器16からの駆動信号と同じ
位相の交流信号が供給され、この交流信号の位相を基準
として同期整流が行われる。
【0029】このとき、同期検波回路17はアレイセン
サー15の中から選ばれた複数の受光画素の各出力信号
を個別に同期検波するために、複数の検波回路を備え、
その各検波出力信号FSは主制御ユニット(MCU)3
0に供給される。各検波出力信号FSは、所謂Sカーブ
信号と呼ばれ、受光用スリット板14のスリット中心と
ウエハWからの反射スリット像の振動中心とが一致した
ときに零レベルとなり、ウエハWがその状態から上方に
変位しているときは正のレベル、ウエハWが下方に変位
しているときは負のレベルになる。従って、検波出力信
号FSが零レベルになるときのウエハWの露光面(例え
ば表面)の高さ位置が合焦点として検出される。但し、
このような斜入射方式では、合焦点(検波出力信号FS
が零レベル)となったウエハWの高さ位置が、いつでも
最良結像面Foと必ず一致しているという保証はない。
即ち、斜入射方式ではその系自体で決まる仮想的な基準
面を有し、その仮想的な基準面にウエハWの露光面が一
致したときに同期検波回路17からの検波出力信号FS
が零レベルになるのであって、仮想的な基準面と最良結
像面Foとは装置製造時等に極力一致するように設定さ
れてはいるが、長期間に亘って一致しているという保証
はない。そこで、図4中のプレーンパラレル12を主制
御ユニット30による制御のもとで傾けて、仮想的な基
準面を光軸AX方向に変位させることで、その仮想的な
基準面と最良結像面Foとの一致(又は位置関係の規
定)を図ることができる。
【0030】また、主制御ユニット30は、図1の光電
センサー55からの出力信号KSを入力して、斜入射方
式の多点AF系をキャリブレーションする機能、プレー
ンパラレル12の傾きを設定する機能、多点AF系の各
検波出力信号FSに基づいてZ・レベリングステージ2
0の駆動用モータ19を駆動する駆動部(Z−DRV)
18へ指令信号DSを出力する機能、及びXYステージ
21を駆動するための駆動部(モータとその制御回路と
を含む)22を制御する機能等を備えている。
【0031】図5は、投影光学系PLの投影視野If
と、多点AF系からのスリット像STとの位置関係をウ
エハWの表面上で見た図である。投影視野Ifは一般に
円形であり、レチクルRのパターン領域PAのパターン
像が投影されるショット領域SAは、その円形内に含ま
れる矩形となっている。スリット像STは、XYステー
ジ21の移動座標軸でもあるX軸及びY軸のそれぞれに
対して45°程度傾けてウエハW上に投影される。従っ
て、投光用対物レンズ5及び受光用対物レンズ8の両光
軸AFxのウエハWへの射影は、スリット像STと直交
した方向に伸びている。更に、スリット像STの中心
は、光軸AXとほぼ一致するように定められている。こ
のような構成で、スリット像STは、ショット領域SA
内で出来るだけ長く伸びるように設定される。
【0032】一般にショット領域SAには、それまでの
露光工程等により凹凸を有する回路パターンが形成され
ている。この場合、デバイス製造のプロセスを経る度
に、その凹凸の状態の変化量が増大し、スリット像ST
の長手方向においても、その凹凸の状態が大きく変化す
ることがある。特に1つのショット領域内に複数のチッ
プパターンを配置する場合、各チップパターンを分離す
るためのスクライブラインがショット領域内にX方向又
はY方向に伸びて形成されることとなり、スクライブラ
イン上の点とチップパターン上の点との間には、極端な
場合で2μm以上の段差が生じることもある。スリット
像ST内のどの部分にスクライブラインが位置するか
は、設計上のショット配列やショット内のチップサイズ
等によって予め分かるので、スリット像STの長手方向
の任意の部分からの反射光が回路パターン、又はスクラ
イブラインの何れからの反射光であるのかは認識でき
る。
【0033】図6は、受光用スリット板14とアレイセ
ンサー15とを分離した状態を示し、この図6におい
て、スリット板14はガラス基板上にクロム層(遮光
膜)を全面に蒸着し、その一部にエッチングにより透明
なスリットを形成したものである。このスリット板14
を、保持フレーム14A上に固定し、この保持フレーム
14Aを、アレイセンサー15を保持するセラミックス
等のプリント基板15A上に例えば不図示のねじを用い
て固定する。これによって、スリット板14のスリット
はアレイセンサー15の一次元の受光画素の配列と平行
になって密着される。このようにスリット板14とアレ
イセンサー15とは極力密着又は近接させた方が良い
が、スリット板14とアレイセンサー15との間に結像
レンズ系を設け、スリット板14とアレイセンサー15
とを光学的に共役にしてもよい。なお、先の図6で示し
たスリット像STのウエハW上での長さは、投影視野I
fの直径によっても異なるが、投影光学系PLの倍率が
1/5(縮小)で、投影視野Ifの直径が32mm前後
である場合、その投影視野Ifの直径の1倍〜1/3倍
程度にするのが望ましい。
【0034】さて、図7は、アレイセンサー15、セレ
クター回路13、同期検波回路17、及び主制御ユニッ
ト30の具体的な回路構成の一例を示し、この図7にお
いて、セレクター回路13は5個のセレクター回路13
A〜13Eより構成され、同期検波回路17も5個の同
期検波回路17A〜17Eより構成されている。そし
て、アレイセンサー15の受光画素を5つのグループG
a〜Geに分け、各グループ内からセレクター回路13
によりそれぞれ1つの受光画素を選択する。この場合、
グループGa〜Geは、それぞれ図5のスリット像ST
に沿った5つの計測点P1〜P5の前後のスリット像を
検出する。また、一例として、ここではセレクター回路
13A〜13Eにおいて、計測点P1〜P5上のスリッ
ト像を受光する受光画素の検出信号を選択するものとす
る。
【0035】具体的に、図7において、アレイセンサー
15の受光画素のグループGa内には複数個の受光画素
が含まれ、セレクター回路13Aによってそれら受光画
素内で計測点P1上の像を検出する受光画素を選択し、
この受光画素の出力信号を同期検波回路17Aに供給す
る。なお、セレクター回路13Aは、グループGa内の
受光画素の内任意の1つを選択してその出力信号を同期
検波回路17Aに送る機能の他に、グループGa内の隣
接する2つ、又は3つの受光画素を任意に選び、それら
の出力信号を加算した信号を同期検波回路17Aへ送る
機能をも備えている。同様に、グループGb〜Ge中の
各受光画素からの出力信号もそれぞれセレクター回路1
3B〜13E内で選択され、選択された出力信号がそれ
ぞれ同期検波回路17B〜17Eへ供給される。
【0036】同期検波回路17A〜17Eは、それぞれ
発振器16からの基本波交流信号を受け取って検波出力
信号FSa〜FSeを出力する。これらの検波出力信号
FSa〜FSeは、主制御ユニット30内のアナログ/
デジタル変換器(ADC)30Aでそれぞれデジタルデ
ータに変換されて補正演算部30B、及び偏差検出部3
0Cに供給される。補正演算部30Bには、露光プロセ
スデータ記憶部30Fより当該ウエハのプロセス構造に
関するデータ(露光面の凹凸分布、及び凹凸の段差のデ
ータを含む)も供給されると共に、記憶部30Dより信
号較正用のオフセット値も供給されている。そして、補
正演算部30Bは、一例として5つの検波出力信号の
値、即ちウエハ上の5点でのフォーカスずれ量、及びプ
ロセス構造に関するデータ等に基づいて、ウエハ上の各
計測点のZ方向での目標位置に対応する検波出力値を算
出し、その値を偏差検出部30Cに供給する。この偏差
検出部30Cは、補正演算部30Bからの出力値とAD
C30Aからの検波出力値との偏差を検出し、この偏差
を少なくするような指令信号DSを図4の駆動部18に
供給する。
【0037】より具体的に、偏差検出部30Cでは、例
えば補正演算部30Bからの目標とする検波出力信号と
ADC30Aからの検波出力信号FSa〜FSeとの偏
差の自乗和が最小になるように、即ち最小自乗法によ
り、駆動部18を制御する。これにより、Z・レベリン
グステージ20のZ方向の位置、及び傾斜角が制御され
て、図5の計測点P1〜P5の平均的な面が投影光学系
PLの結像面に合致するように合焦が行われる。
【0038】なお、図5では計測点P1〜P5が1直線
上に配列されているため、制御される傾斜角はウエハW
の表面でスリット像STに垂直な直線を軸とする傾斜角
のみである。ウエハW上の表面の直交する2軸の回りの
傾斜角を制御するには、それら計測点P1〜P5を2次
元的に配列する(例えば複数のパターン像を平行に並べ
るか、あるいは互いに交差させるように形成する)か、
又は後述のようにウエハW上のショット領域SAをスリ
ット像STに対して所定の方向に走査して、そのショッ
ト領域SAの全面での高さ分布を計測すればよい。
【0039】また、図7において、記憶部30Dに予め
記憶されているオフセット値は、較正値決定部30Eに
よって計測、算出されるものであり、較正値決定部30
Eは5つの検波出力信号FSa〜FSe、及び光電セン
サ55の出力信号KSより、多点AF系の仮想的な基準
面とベストフォーカス面Foとの偏差を、検波出力上の
零レベルからの偏差電圧として求める。較正値決定部3
0E内には、5つの検波出力のそれぞれのレベルと信号
KS(図3参照)とを同時にデジタルサンプリングする
ためのアナログ/デジタル変換器、及び波形メモリ等も
含まれている。
【0040】ここで図9を参照して、較正値決定部30
Eの具体的な構成例を説明する。先ずTTL(スルー・
ザ・レンズ)方式の絶対フォーカス検出系の光電センサ
ー55からの出力信号KSは、アナログ/デジタル変換
器(ADC)300に入力され、その信号レベルに対応
したデジタル値に変換されてメモリとしてのRAM30
1に記憶される。このRAM301のアドレス指定は、
カウンタ304によって行われるが、カウンタ304の
計数、及びADC300の変換タイミングは何れもクロ
ックジェネレータ(CLK)303からのクロックパル
スに同期している。同様に、5つの検波出力信号FSa
〜FSeの1つが、選択スイッチ308を介してADC
305に供給され、ここで変換されたデジタル値はカウ
ンタ307によってアドレス指定されるRAM306に
記憶される。従って、RAM301,306には、それ
ぞれ出力信号KS、及び選択された1つの検波出力信号
の時間的に変化する波形が取り込まれる。これらRAM
301,306内の波形は、演算処理部310でスムー
ジング、及び極大値検出等を行う際の処理データとして
使用される。
【0041】なお、演算処理部310は、RAM30
1,306に信号波形を取り込むために、Z・レベリン
グステージ20のZ方向への等速移動を制御するための
信号を駆動部18へ出力すると共に、多点AF系の各計
測点の位置に図2(a)のスリットマークISx,IS
y,ISaの中心を移動させるための駆動信号を図4の
XYステージ用の駆動部22へ出力する。
【0042】図10(a)は、1つの検波出力信号FS
の変化特性を示し、Z・レベリングステージ20をZ方
向にベストフォーカス面を含む一定範囲内で等速移動さ
せたときにRAM306に格納される波形データに対応
する。また、図10(b)はそのときにRAM301内
に格納される信号KSの波形を表す。同期検波信号は零
点を中心にほぼ点対称な波形になるため、零点よりも小
さな負レベルのデータについては、負レベルも考慮して
アナログ/デジタル変換される。
【0043】図9のRAM301内には、図10(b)
に示す極大値を取る信号KSの波形が時間tに対応する
アドレスに格納されるので、演算処理部310は、その
波形を解析して極大点が得られた時点T1 を求める。次
に、演算処理部310は、RAM306内の時点T1
対応するアドレスポイントを求め、このアドレスポイン
トに記憶されている検波出力信号FSのレベルΔFSを
求める。このレベルΔFSは、検波出力信号FS上の零
点からのオフセット電圧であり、この図10(a)のよ
うな検波出力を発生する多点AF系の測定点では、検波
出力が+ΔFSになるようにその測定点でのウエハ表面
をZ方向に移動させると、そのウエハ表面とベストフォ
ーカス面Foとが合致することになる。
【0044】ところで、図9の回路を使うときには、図
4のXYステージ21を移動させて、基準マーク板FM
上のスリットマークの中心が多点AF系の各測定点の何
れか1つの位置に来るように位置決めされる。その位置
決めはそれ程厳密である必要はなく、多点AF系の測定
点とスリットマーク群の中心とが、X方向及びY方向に
100μm前後ずれていてもよい。従って、多点AF系
の測定点、即ち図5に示したスリット像ST内の測定点
P1〜P5が決まったら、それらの測定点を中心に±1
00μm程度の範囲でスリットマーク群の位置をX方向
及びY方向にずらすと共に、Z方向に振って、信号KS
のピークがある程度大きくなる座標位置を求めてもよ
い。また、これは確率的には極めて小さいが、スリット
マーク群の全てがレチクルRの透過部に一致してしまう
不都合(信号KSのSN比の低下)をなるべく避けるた
めである。但し、較正動作を高速に行うときは、信号の
ピークが大きくなる座標位置をサーチしなくとも、ほぼ
同等の精度でオフセット値ΔFSを求めることが可能で
ある。また、そのオフセット値は各測定点P1〜P5毎
に求められる。
【0045】このようにして、図5の各計測点P1〜P
5がそれぞれZ方向で投影光学系PLによる最良結像面
の位置に合致するときの検波出力信号FSa〜FSeの
値、即ちその最良結像面でのオフセット値BFa〜BF
eが求められる。図5において、ショット領域SAを例
えばX方向にスリット像STに対して走査してショット
領域SAの全面に分布する計測点で検波出力信号を求め
る際にも、各計測点でのオフセット値はそのようにして
求めたオフセット値BFa〜BFe内の何れかの値であ
る。
【0046】次に、本実施例における合焦及び露光動作
の一例につき図5、図8、図11、及び図12を参照し
て説明する。この場合、前提として、図5の各計測点P
1〜P5をそれぞれ投影光学系PLの結像面に合焦させ
た場合の検波出力信号FSa〜FSeの値、即ち多点A
F系の仮想的な基準面に対する結像面のオフセット値B
Fa〜BFeは予め計測されているものとする。なお、
図4のプレーンパラレル12の回転角を調整すれば、そ
れらオフセット値BFa〜BFeはほぼ0にすることが
できるので、ここでもそれらオフセット値BFa〜BF
eは0に近い値である。また、XYステージ21を駆動
した際のZ・レベリングステージ20の走り面と投影光
学系PLの最良結像面とは実質的に平行であるとみな
す。
【0047】先ず、図11のステップ101において、
XYステージを駆動して図5に示すように、計測対象
(露光対象)のショット領域SAの中央部を斜入射多点
AF系からのスリット像STの投影領域上に移動する。
その後、ステップ102において、スリット像STの中
心の計測点P3でオートフォーカスを行う。即ち、計測
点P3に対応する検波出力信号FScが最良結像面のオ
フセット値BFcになるようにZ・レベリングステージ
20のZ方向の高さを調整し、この状態でZ・レベリン
グステージ20をロックする。従って、これ以後は計測
が終了するまでZ・レベリングステージ20の高さ、及
び傾斜角は一定である。このように一度オートフォーカ
スを行うのは、ショット領域SA内の凹凸の分布が多点
AF系の検出範囲から外れるのを防止するためである。
【0048】但し、本実施例ではステップ102におい
てスリット像STの中心の計測点P3でオートフォーカ
スを行う代わりに、ショット領域SA内部又は近傍に基
準面となる平面がある場合は、この平面にてオートフォ
ーカスを行ってもよい。このときの計測点はP3である
必要はなく、この平面に最も近い計測点を選択してもよ
い。また、露光プロセスデータを用いてオートフォーカ
スを行うべき計測点を決定するようにしてもよい。要は
計測点P3である必要はなく、多点AF系のスリット像
STでウエハを走査するときに、その走査範囲内のどこ
の点であっても多点AF系によって検出されるフォーカ
ス位置のずれ量がその検出範囲(Sカーブによって決ま
る)から外れなければよい。
【0049】次に、ステップ103において、XYステ
ージ21を駆動して、図5に示すようにショット領域S
Aをスリット像STの−X方向に手前側の計測開始位置
SBに移動させた後、ステップ104において、XYス
テージ21を駆動して、スリット像STに対してX方向
にショット領域SAを走査し、補正演算部30B内のメ
モリに各検波出力信号FSa〜FSeを格納する。この
際、XYステージ21の座標はレーザ干渉計により計測
されているため、そのメモリ内でレーザ干渉計で計測さ
れる座標に対応するアドレスに順次検波出力信号FSa
〜FSeを格納していけばよい。その後、ステップ10
5において、得られた検波出力信号FSa〜FSe(そ
れぞれ時系列の信号となっている)に基づいてショット
領域SA内のプロセス段差の分類を行う。
【0050】具体的に、図8(a)はウエハW上のその
ショット領域SA内の或る断面を示し、この断面上に計
測点P1〜P5が設定されている。なお、実際にはウエ
ハW上にはフォトレジストが塗布されているが、フォト
レジストは省略してある。図8(a)において、多点A
F系の仮想的な基準面41上に各計測点P1〜P5が来
ると、対応する検波出力信号FSa〜FSeがそれぞれ
0となる。また、投影光学系PLの最良結像面42はそ
の仮想的な基準面41からは或る程度外れているものと
している。この場合、ウエハW上には既に複数層の回路
パターンが形成され、それに応じてその表面は凹凸とな
っている。そのため、各計測点P1〜P5で得られる検
波出力信号をFSa〜FSeとすると、これら検波出力
信号の値もその凹凸に応じた値となっている。
【0051】例えばウエハW上の凸部のパターン領域4
0A上に計測点P1,P2が位置し、凹部のパターン領
域40B上に計測点P3が位置し、凸部のパターン領域
40C上に計測点P4,P5が位置しているものとする
と、計測点P3での検波出力信号FScの値が最も小さ
くなる。これを利用して、本実施例の図7の補正演算部
30Bは、隣接する計測点に対応する検波出力信号の差
分を求めることにより、当該ショット領域の凹凸分布を
求める。また、補正演算部30Bには、露光プロセスデ
ータ記憶部30Fからプロセス構造に関するデータも供
給されているため、補正演算部30Bは、上述のように
求めた凹凸分布と、そのプロセス構造との比較より計測
点P1〜P5が位置するパターン領域40A〜40Cを
識別できる。
【0052】これにより、例えば各パターン領域40A
〜40Cが、メモリセル部、周辺回路部(ロジック
部)、又はスクライブライン等の何れに属するのかが判
別される。また、補正演算部30Bは、供給されたデー
タより、各パターン領域40A,40Cの段差ZA 、及
びパターン領域40Bの段差ZB を認識できる。これら
の段差はウエハWの回路パターンの無い部分からの高さ
であるが、後述のようにこれらの段差の差分だけが問題
となる。
【0053】また、前記隣接する計測点間での差分デー
タにより得た段差情報より、各々の段差領域内での検波
出力信号について分散等(ばらつき)を求めることによ
り、各段差領域内のパターン密度の違い等による段差を
知ることができる。これにより計測点P1〜P5の前後
で安定した計測点を求めることもできる。次に、ステッ
プ106において、ショット領域SA上で合焦させたい
部分の面を合焦基準面として決定する。例えば図8
(a)において、計測点P3が位置するパターン領域4
0B上に最も線幅の狭いパターンが露光されるものとし
て、パターン領域40Bを合焦基準面とする。但し、シ
ョット領域SA内で最も広い(面積が大きい)パターン
領域(例えばパターン領域40A)を合焦基準面とする
場合も有り得る。合焦基準面は、ショット領域内のパタ
ーン領域毎の合焦の優先度(パターン線幅、ピッチ等に
応じて定まる)に従って選択、決定すればよい。
【0054】その後、ステップ107において、計測点
P1〜P5における検波出力信号Fa〜Feに対するオ
フセット値Δa〜Δeを求める。図8(a)において、
検波出力信号からZ方向への変位への変換係数をkとす
ると、合焦基準面であるパターン領域40B上の計測点
P3における検波出力信号Fcに対するオフセット値Δ
cは0である。また、計測点P1,P2,P4,P5に
おける検波出力信号Fa,Fb,Fd,Feに対するオ
フセット値Δa,Δb,Δd,Δeは、それぞれ(ZA
−ZB )/kとなる。
【0055】次に、ステップ108において、補正演算
部30Bは、図8(a)の最良結像面42での検波出力
信号のオフセット値BFa〜BFeに、ステップ107
で求めたオフセット値Δa〜Δeを加算する。これは、
実線で示す最良結像面42を点線で示すような仮想的な
段差を含む最良結像面42Aに変換するのと等価であ
り、その仮想的な最良結像面42Aに対してパターン領
域40A〜40Cを合焦させることになる。
【0056】即ち、ステップ109において、補正演算
部30Bは、仮想的な最良結像面42Aの検波出力信
号、即ち(BFa+Δa)〜(BFe+Δe)を偏差検
出部30Cに供給する。また、偏差検出部30Cには実
際のパターン領域40A〜40Cに対応する検波出力信
号Fa〜Feがリアルタイムで供給されている。そこ
で、偏差検出部30Cが、Z・レベリングステージ20
用の駆動部18に対して、例えば最小自乗法を利用し
て、オフセット値(BFa+Δa)〜(BFe+Δe)
と検波出力信号Fa〜Feとの偏差の自乗和が最小にな
るような駆動信号を供給する。これにより、図8(b)
に示すように、合焦基準面であるパターン領域40B
は、実際の最良結像面42に合致する。その後、ステッ
プ110で露光を行うことにより、最も線幅の狭いパタ
ーンが高い解像度で露光される。
【0057】このとき、パターン領域40B以外のパタ
ーン領域40A,40Cは投影光学系の焦点深度内に設
定されるが、前述のステップ107においてオフセット
値Δa〜Δeが焦点深度を超え得るときには、例えばオ
フセット値Δa〜Δeに重み付けを行ってパターン領域
40A,40Cが焦点深度内に入るように合焦基準面を
見掛け上Z方向にシフトさせるようにしてもよい。これ
は、ショット領域の全面が焦点深度内に入っている場合
にも適用可である。また、単純にパターン領域40A,
40Cが焦点深度の幅内に入るように、合焦基準面(パ
ターン領域40B)をシフトさせてもよい。
【0058】なお、上述の実施例では図7に示すよう
に、偏差検出部30Cで目標値と実際の検波出力信号と
を比較する方式であるため、目標値である最良結像面4
2に段差のオフセット値Δa〜Δeを加算していた。し
かしながら、図7において実際の検波出力信号にオフセ
ット補正を行って偏差検出部30Cに供給する方式を採
るときには、実際の検波出力信号からそれらオフセット
値Δa〜Δeを差し引けばよい。
【0059】なお、実際には、図5のショット領域SA
の全面に分布する計測点での検波出力信号が得られ、シ
ョット領域SAの全面での凹凸分布が識別される。しか
しながら、図7においてADC30Aからリアルタイム
で供給される検波出力信号は図5のスリット像ST上の
5点での検波出力信号のみである。また、スリット像S
T上のデータを用いるのみでは、スリット像STに平行
な軸の回りの傾斜角の補正ができない。そこで、そのス
リット像STに平行な軸の回りのウエハWの傾斜角の補
正は一例としてオープンループで行う。即ち、ショット
領域SAをスリット像STに対して走査することによ
り、図8(a)に示すように、仮想的な最良結像面42
Aの検波出力信号と、実際のパターン領域での検波出力
信号とが求められる。そこで、予め、図4の駆動部18
の制御量とZ・レベリングステージ20の傾斜角の関係
とを求めておき、実際のパターン領域での検波出力信号
と仮想的な最良結像面42Aの検波出力信号との差分を
打ち消す量だけZ・レベリングステージ20の傾斜角を
制御する。これにより、オープンループ制御で、図5の
ショット領域SAの全面に分布する最も線幅の狭いパタ
ーンが露光されるパターン領域が全体として投影光学系
PLの最良結像面に合焦される。
【0060】なお、図11のステップ104において、
ステップ104Aで示すように、XYステージ21をX
方向に一定ピッチでステッピングさせて、そのXYステ
ージ21が停止する毎に、即ちその一定ピッチで検波出
力信号Fa〜Feをモメリに格納するようにしてもよ
い。この方法により、XYステージ21の動きに伴う空
気の揺らぎの影響が低減されるという効果がある。
【0061】また、図11のステップ101〜102の
動作の代わりに、図12のステップ111及び112の
ようにしてもよい。即ち、このステップ111では、先
ずXYステージ21を駆動して、図5に示すように、シ
ョット領域SAを計測開始位置SBに移動させる。その
後、ステップ112において、図5のスリット像STの
中央の計測点P3でオートフォーカスを行って、Z・レ
ベリングステージ20のフォーカス位置をロックする。
その後、図11のステップ104又は104Aに移行し
てショット領域SAの全面での検波出力信号のサンプリ
ングを行う。その後の処理は図11の動作と同じであ
る。この図12のシーケンスでは、ウエハステージ21
の動作に無駄がなく計測が効率的に行われる。
【0062】なお、上述実施例では、図4においてXY
ステージ21を駆動した際のZ・レベリングステージ2
0の走り面と投影光学系PLの最良結像面とがほぼ平行
であるとみなしていた。これに対して、Z・レベリング
ステージ20の走り面と投影光学系PLの結像面とが平
行でない場合には、次のような補正動作が必要となる。
即ち、XYステージ21を駆動したときのZ・レベリン
グステージ20の走り面と投影光学系PLの結像面との
偏差(像面傾斜、湾曲等)を装置定数として例えば補正
演算部30B内のメモリに持つようにする。この場合、
例えば図11のステップ104の方法で求めた検波出力
信号は、Z・レベリングステージ20の走り面を基準と
した計測結果を示しているので、その計測結果に装置定
数として記憶している結像面との偏差量を加算してやれ
ばよい。
【0063】また、上述実施例では図5に示すように、
ウエハW上の1つのショット領域SAで凹凸分布を求め
ているが、ウエハW上の他のいくつか(1つ以上)のシ
ョット領域でも同じ計測を行って、得られた検波出力信
号を平均化し、平均化して得られた結果とプロセス構造
との比較からウエハ上の各ショット領域内の凹凸分布を
求めてもよい。これにより、フォトレジストの塗布むら
の影響等が軽減される。
【0064】次に、上述実施例では図5に示したように
ウエハW上の所定のショット領域SA内でZ方向の位置
検出を行っていたが、ウエハWの全面で例えばショット
領域の配列ピッチの整数分の1のピッチでZ方向の位置
検出を行ってもよい。具体的に、ショット領域のX方向
への配列ピッチがPX であれば、X方向でのフォーカス
位置計測の間隔は、2以上の整数Nを用いてPX /Nと
なる。このとき、ショット領域の配列ピッチと同じ周期
で、多点AF系からの検波出力信号の出力変化が繰り返
される。
【0065】この場合、ウエハの露光面に塵等の異物が
あるか、又はウエハに反り等による形状変化があると、
そのショット領域での多点AF系の出力変化が他のショ
ット領域での出力変化と異なる。そこで、検波出力信号
をショット領域の配列ピッチに対応する周期でサンプリ
ングした値の平均値からの偏差が、所定の閥値以上とな
っているショット領域に対しては、合焦基準面に対する
検波出力信号のオフセット量を別に算出することが望ま
しい。また、この様な異物や反り等の影響が表されてい
るショット領域に対しては、警告またはエラーとしてア
シスト処理(オペレータコール)等の処理を行っても良
い。
【0066】次に、上述実施例ではSカーブ状に変化す
る検波出力信号FSよりウエハWの露光面のZ方向の位
置(フォーカス位置)を計測している。図13の曲線4
4は、その検波出力信号FSの一例を示し、この図13
において、従来は曲線44の内で直線45でほぼ近似で
きる区間を用いて、検波出力信号FSからZ方向の位置
を求めていた。しかしながら、これではZ方向での位置
検出範囲が狭いという不都合がある。そこで、位置検出
範囲を広くするため、例えば図4のZ・レベリングステ
ージ20を移動ピッチΔZでZ方向に移動させたときの
検波出力信号FS(実際にはFSa〜FSeのそれぞれ
について計測する)をメモリに記憶させておく、即ち、
図13の曲線44を近似的に求めておくのが望ましい。
この場合、Z方向の位置に対して検波出力信号FSの値
が記憶される。
【0067】そして、実際にZ方向の位置計測を行う際
には、検波出力信号FSの値がViであれば、曲線44
からZ方向の位置Zi が正確に求められる。これに対し
て、曲線44を直線45で近似した場合には、検波出力
信号がVi のときのZ方向の位置はZh となり誤差が生
ずる。次に、上述実施例では、実際の計測結果に基づい
てZ・レベリングステージ20の傾斜角の制御を行って
いる。しかしながら、投影光学系PLの結像面のXYス
テージ21の走り面に対する傾斜角は予め既知であるの
で、その傾斜角を予めZ・レベリングステージ20で行
っておくようにしてもよい。これにより、多点AF系で
Z方向の位置検出を行った場合に、傾斜角のずれ量が少
なくなり、各計測点毎に算出されるオフセット値が小さ
くなる。従って、合焦に要する時間が短縮されると共
に、合焦精度も向上する。
【0068】また、上述実施例では、図4に示すように
多点AF系の受光系に配置されたプレーンパラレル12
の傾斜角により、多点AF系の仮想的な基準面と最良結
像面との位置関係を調整できるようになっている。これ
は、検波出力信号FSa〜FSeに共通に現れるオフセ
ット値はそのプレーンパラレル12の傾斜角で除去でき
ることをも意味する。
【0069】ところが、受光系側にのみプレーンパラレ
ル12を設けたものでは補正量が少ないので、送光系側
にもプレーンパラレルを配置してもよい。このように2
枚のプレーンパラレルで結像位置を補正することによ
り、結像位置の補正量を大きくできる。しかも、送光系
及び受光系の双方にプレーンパラレルを入れて補正する
ことにより、ウエハ上での明暗パターンの位置ずれをも
補正できる。
【0070】なお、多点AF系の送光系にプレーンパラ
レルを配置し、例えば図11のステップ109でこのプ
レーンパラレルを用いて共通のオフセット補正を行う
と、ステップ104で検波出力信号を計測したときと、
ステップ109で検波出力信号を計測するときとで、ウ
エハW上でのスリット像STの位置ずれが生ずる。そこ
で、この位置ずれの影響を低減させるためには、プレー
ンパラレルの傾斜角に対するウエハW上でのスリット像
STの位置ずれ量を予め測定しておき、ステップ109
で各計測点に対応して最良結像面のオフセット値に付加
するオフセット量を、その予め測定しておいた位置ずれ
量に基づいて補正すればよい。
【0071】次に、上述実施例では、図5に示すよう
に、ウエハW上のショット領域SAに対して対角線方向
に斜めにZ方向の位置検出用のスリット像STが投影さ
れ、このスリット像ST上の5点が計測点P1〜P5と
して選択されている。これに対して、図14に示すよう
に、ショット領域SA上に、X方向及びY方向に所定ピ
ッチで2次元的にN個(図14ではNは25)の計測点
P11,P12,…,P74を設定し、これら計測点に
それぞれ焦点検出用のパターン像を投影してもよい。こ
の場合、各パターン像を受光する受光素子(受光画素)
の個数も計測点と同じ個数になり、例えば同期検波方式
を採用する場合、全ての計測点からのパターン像の光電
変換信号を並行して処理するのは困難である。そこで、
例えば図7に示すようなセレクター回路13A〜13E
を用いて、それらN個の光電変換信号から5個ずつの光
電変換信号を選択し、時分割的に同期検波を行うように
してもよい。このような時分割方式により、回路構成が
簡略化される。
【0072】また、焦点検出を行うのに、スリット像を
投影する代わりに、例えば所定ピッチの格子状のパター
ン像をウエハ上に斜めに投影するようにしてもよい。こ
の場合、そのウエハからの反射光を用いて、例えば2次
元CCD等の2次元の撮像素子上にその格子状のパター
ン像を再結像し、再結像された像の横ずれ量から対応す
るウエハの露光面でのZ方向への位置ずれ量が求められ
る。
【0073】また、スリット像を投影して例えば1次元
のラインセンサ上での再結像されたパターン像の位置を
検出してZ方向への位置ずれ量を求める方式でもよい。
この方式ではキャリブレーション用のプレーンパラレル
を設けなくてもよく、常に電気的なオフセットを用いる
ようにすればよい。ショット領域内の高さが異なる少な
くとも2つのパターン領域(スクライブライン等を含
む)の各々に少なくとも1つの計測点を設定すればよい
が、例えば各パターン領域に複数の計測点を設定し、オ
フセット値Δa〜Δeを求めるときは領域毎にその複数
の計測値を統計処理又は平均化又は加重平均化処理し
て、オートフォーカス動作時には領域毎にその求めたオ
フセットを1つの計測点に与えてその計測点での検波出
力信号を用いるようにしてもよい。要は、1つのパター
ン領域内に複数の計測点があるとき、各計測点毎にその
オフセットを求める必要はなく、また複数の計測点の各
々で全てショット面と結像面とを合わせるようなオート
フォーカス動作を行わなくてもよく、パターン領域毎に
少なくとも1つの計測点でのオフセットを求め、当該計
測点を用いてオートフォーカス動作を行えばよい。
【0074】次に、上述実施例の図4に示す斜入射方式
のAF系(焦点位置検出系)では、焦点検出用の照明光
ILとして、ウエハW上のフォトレジストに対して非感
光性、又は感光性の弱い波長域の光が使用されている。
更に、フォトレジストでは、入射する光束による薄膜干
渉が生ずるため、特にその光束が単色光の場合にはその
フォトレジストの厚さによって反射される光の強度がか
なり弱くなることがある。そこで、その薄膜干渉の悪影
響を軽減するためには、その照明光ILとして100n
m以上の帯域幅を有する光束を使用することが望まし
い。具体的に、照明光ILとしては、ハロゲンランプか
ら照射される光束より波長選択フィルタにより選択され
た、例えば700nm〜900nm程度の波長域の光束
が使用できる。また、発光ダイオードからの700nm
〜900nm程度の波長域内の照明光を使用してもよ
い。更に、例えば複数個の半導体レーザ素子からの光束
を混合して得られる複数個の単色光を照明光ILとして
もよい。
【0075】但し、照明光ILとして所定の波長域、又
は複数波長の光束を使用した場合、波長に対する光強度
の分布が均一でなく、例えば特定の波長の光強度が強い
と、その特定の波長で薄膜干渉の影響を受ける恐れがあ
る。そこで、それを避けるためには、図4に示すよう
に、AF系のアレイセンサー15の前に、波長に対する
光電変換信号の分布を均一化するための光学フィルタ板
60を配置することが望ましい。なお、その光学フィル
タ板60は、照明光ILを発生する不図示の光源とその
アレイセンサー15との間のどの位置に配置されていて
もよい。
【0076】図15を参照して、具体的にその光学フィ
ルタ板60の特性の一例につき説明する。先ず、照明光
ILの波長λに対する光強度LE(λ)の分布が図15
(a)に示すように山型であるとする。この場合、光学
フィルタ板60の波長λに対する透過率T(λ)の分布
は、図15(b)に示すように、ほぼ谷型に設定する。
但し、透過率T(λ)はアレイセンサー15における波
長感度特性を考慮して補正してある。
【0077】即ち、例えばアレイセンサー15における
波長λに対する検出感度(出力信号/入射する光強度)
PSV(λ)が、図15(c)の点線で示すように右上
がりとなっているものとする。この場合、光学フィルタ
板60を通過してアレイセンサー15で受光される光束
の波長λに対する光強度LR(λ)の分布は、光強度L
E(λ)と透過率T(λ)との積であるため、その光強度
R(λ)の分布が図15(c)の実線のように多少右下
がりの特性となるように透過率T(λ)の分布を定めて
おく。このとき、波長λの光束に対してアレイセンサー
15から出力される光電変換信号SR(λ)は、検出感
度PSV(λ)と光強度LR(λ)との積であるため、図
15(d)に示すように波長λに対してほぼ平坦な特性
となる。これにより、フォトレジストにおける薄膜干渉
の悪影響を低減することができ、安定にウエハの表面の
段差計測を行うことができる。
【0078】なお、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得るこ
とは勿論である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、複数の計測点に対応す
る光電検出手段のそれぞれの検出信号、及び基板の露光
面のプロセス構造に基づいて、複数の計測点毎に独立に
基板上の合焦の基準面を投影光学系による像面に合わせ
込むためのオフセット値を求める演算手段を設けたた
め、基板の各ショット領域の凹凸の状態に依らず、各露
光領域(ショット領域)を最適な状態で投影光学系によ
る結像面に合わせ込んで露光を行うことができる利点が
ある。
【0080】また、投射光学系から投影光学系による露
光領域内に焦点検出用のパターンの像を投影した状態
で、基板ステージを駆動して基板を走らせることによ
り、露光領域内の全面に分布する複数の計測点でそれぞ
れ対応する光電検出手段の検出信号を求め、演算手段
が、その全面に分布する複数の計測点での光電検出手段
の検出信号、及び基板の露光面のプロセス構造に基づい
て、複数の計測点毎に独立に基板上の合焦の基準面を投
影光学系による像面に合わせ込むためのオフセット値を
求める場合には、簡単な構成の焦点検出用の光学系を使
用して、基板の露光領域の全面の凹凸の状態を迅速に計
測できる。従って、その露光領域の全面を最適な状態で
投影光学系による結像面に合わせ込んで露光を行うこと
ができる利点がある。また、基板の保持具(ウエハホル
ダ等)の平坦度が悪くても、基板の反りがあっても、基
板と保持具との間に異物等があっても、それらに起因す
る合焦エラーも防止できる。すなわち、露光領域の全面
を結像面と合致ないし焦点深度内に設定できる。
【0081】更に、投射光学系から投影光学系による露
光領域内に焦点検出用のパターン像を投影する際に使用
される光束を100nm以上の帯域幅を有する光束とし
た場合には、感光性の基板上の感光材料(フォトレジス
ト等)での薄膜干渉の悪影響が軽減される利点がある。
更に、その基板上の凹凸のエッジ部等により光束が散
乱、又は回折されることがあるが、広帯域の光束を使用
したときには、たとえ特定の波長の光束が弱くなって
も、全体としてSN比の良好な検出信号を得ることがで
きる利点がある。
【0082】また、投射光学系内から複数の光電検出手
段までの光路上に、焦点検出用のパターン像を投影する
際に使用される光束の波長感度特性を一様化するための
光学的フィルタを配置したときには、例えば広帯域の光
束を使用した場合に、それら光電検出手段から出力され
る検出信号の波長に対する強度分布がほぼ平坦化されて
いる。従って、特に所定の波長の光に影響されることな
く、正確に基板の露光面の高さ分布を計測することがで
きる。
【0083】次に、演算手段が、複数の計測点毎に独立
に求められたオフセット値を用いて、投影光学系による
結像面の高さに応じた目標値を補正する場合には、この
補正後の目標値と実際に得られる検出信号とが合致する
ような閉ループ制御を行うことにより、高精度にフォー
カシング及びレベリングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影露光装置の一実施例における
投影光学系の最良結像面の検出機構を示す一部断面図を
含む構成図である。
【図2】(a)は図1の基準マーク板FM上のマーク配
置を示す拡大平面図、(b)はこの基準マーク板FM上
に再結像される像とマークとの関係を示す拡大図であ
る。
【図3】図1の検出機構から出力される信号KSの変化
の様子を示す図である。
【図4】実施例の多点AF系の光学系及び制御系を示す
構成図である。
【図5】図4の多点AF系で投影光学系PLの露光フィ
ールド内に投影されるスリット像を示す図である。
【図6】図4中のスリット板14とアレイセンサー15
との関係を示す分解斜視図である。
【図7】図4中のアレイセンサー15、セレクター回路
13、同期検波回路17、及び主制御ユニット30の詳
細な構成を示すブロック図である。
【図8】本実施例で導入されるオフセット値の説明図で
ある。
【図9】図7中の補正値決定部30Eの構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】検波出力信号FSと信号KSとの関係を示す
図である。
【図11】実施例の焦点検出動作及び露光動作の一例を
示すフローチャートである。
【図12】図11の動作の変形例を示すフローチャート
である。
【図13】検波出力信号FSとZ方向の位置との関係を
示す図である。
【図14】ウエハのショット領域上に2次元的に分布す
る計測点にそれぞれスリット像を投影する場合を示す拡
大平面図である。
【図15】(a)は本発明の実施例の変形例において、
AF系で使用される照明光の波長特性を示す図、(b)
はその変形例で使用される光学フィルタ板60の透過率
分布を示す図、(c)はアレイセンサー15で受光され
る光束の波長特性、及びアレイセンサー15の波長感度
特性を示す図、(d)はアレイセンサー15から出力さ
れる光電変換信号の波長特性を示す図である。
【符号の説明】 1 スリット板 10 振動ミラー 12 平行平面板(プレーンパラレル) 13 セレクター回路 14 スリット板 15 アレイセンサー 17 同期検波回路 R レチクル PL 投影光学系 W ウエハ 20 Z・レベリングステージ 21 XYステージ 30 主制御ユニット 30B 補正演算部 30C 偏差検出部 30F 露光プロセスデータ記憶部 60 光学フィルタ板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクパターンを感光性の基板上に投影
    する投影光学系と、 前記基板を保持して前記投影光学系の光軸に垂直な平面
    内で前記基板の位置決めを行う基板ステージと、 前記基板の傾斜角及び前記基板の前記投影光学系の光軸
    方向の高さを調整するフォーカス・レベリングステージ
    と、 前記感光性の基板に対して非感光性の光を用いて、前記
    投影光学系の光軸に対して斜めに前記投影光学系による
    露光領域内の複数の計測点上に焦点検出用のパターンの
    像を投影する投射光学系と、 前記複数の計測点からの反射光を集光して前記複数の計
    測点上の焦点検出用のパターンの像を再結像する受光光
    学系と、 該受光光学系により再結像された複数の像のそれぞれの
    横ずれ量に対応した検出信号を生成する複数の光電検出
    手段と、 該複数の光電検出手段からの検出信号に基づいて前記フ
    ォーカス・レベリングステージの動作を制御する制御手
    段と、を有する投影露光装置において、 前記複数の計測点に対応する前記光電検出手段のそれぞ
    れの検出信号、及び前記基板の露光面のプロセス構造に
    基づいて、前記複数の計測点毎に独立に前記基板上の合
    焦の基準面を前記投影光学系による像面に合わせ込むた
    めのオフセット値を求める演算手段を設けたことを特徴
    とする投影露光装置。
  2. 【請求項2】 前記投射光学系から前記投影光学系によ
    る露光領域内に前記焦点検出用のパターンの像を投影し
    た状態で、前記基板ステージを駆動して前記基板を走ら
    せることにより、前記露光領域内の全面に分布する複数
    の計測点でそれぞれ対応する前記光電検出手段の検出信
    号を求め、 前記演算手段は、前記全面に分布する複数の計測点での
    前記光電検出手段の検出信号、及び前記基板の露光面の
    プロセス構造に基づいて、前記複数の計測点毎に独立に
    前記基板上の合焦の基準面を前記投影光学系による像面
    に合わせ込むためのオフセット値を求めることを特徴と
    する請求項1記載の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記投射光学系から前記投影光学系によ
    る露光領域内に前記焦点検出用のパターンの像を投影す
    る際に使用される光束を、100nm以上の帯域幅を有
    する光束とすることを特徴とする請求項1又は2記載の
    投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記投射光学系内から前記複数の光電検
    出手段までの光路上に、前記投射光学系から前記投影光
    学系による露光領域内に前記焦点検出用のパターンの像
    を投影する際に使用される光束の波長感度特性を一様化
    するための光学的フィルタを配置することを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記複数の計測点毎に
    独立に求められるオフセット値を用いて、前記投影光学
    系による結像面の高さに応じた目標値を補正することを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の投影露光装
    置。
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