JP2002245454A - 画像マッチング方法、画像マッチング装置及びウェハ処理装置 - Google Patents

画像マッチング方法、画像マッチング装置及びウェハ処理装置

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JP2002245454A
JP2002245454A JP2001043235A JP2001043235A JP2002245454A JP 2002245454 A JP2002245454 A JP 2002245454A JP 2001043235 A JP2001043235 A JP 2001043235A JP 2001043235 A JP2001043235 A JP 2001043235A JP 2002245454 A JP2002245454 A JP 2002245454A
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axis
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signal
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input signal
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Application number
JP2001043235A
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English (en)
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Masamichi Ichikawa
雅理 市川
Kazuyuki Maruo
和幸 丸尾
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Original Assignee
Advantest Corp
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  • Image Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像マッチングを迅速に行う。 【解決手段】 ウェハ処理装置10は、予め与えられた
テンプレート画像に近似した近似部分領域を入力画像か
ら検出するマッチング装置20を有する。マッチング装
置20は、入力画像の画素値を第1軸上及び第2軸上に
それぞれ投影した第1入力信号及び第2入力信号を形成
する入力信号形成手段24と、入力画像から第1軸方向
における近似部分領域を含む第1軸第1部分を検出する
第1軸第1部分検出手段26と、第2軸方向における近
似部分領域を含む第2軸第1部分を検出する第2軸第1
部分検出手段28と、第1軸第1部分及び第2軸第1部
分により特定される入力画像における候補領域画像の画
素値を第1軸上に投影した第3入力信号を形成する候補
領域信号形成手段と、第1軸方向における近似部分領域
を含む第1軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出手
段30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像マッチング方
法、画像マッチング装置及びウェハ処理装置に関する。
特に本発明は、迅速に画像をマッチングすることが可能
な画像マッチング方法、画像マッチング装置及びウェハ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板等のウェハに回路パターンを
露光する場合には、正確な位置合わせを行うために、ウ
ェハの所定の位置に予め位置合わせ用のマークを描画
し、ウェハにおけるマークの位置を検出する。そして、
検出されたマークの位置を基準としてウェハに所定のパ
ターンを露光する。ウェハのマークの位置を検出するた
めに、画像マッチング技術が用いられる。従来の画像マ
ッチング技術においては、ウェハのマークを含む画像を
入力画像として取得し、その入力画像の画素値をテンプ
レート画像の画素値と二次元的に比較していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、入力画
像におけるマークの位置を検出するためには、複雑な計
算式を用いて正規化された相互相関値等を求めるため、
入力画像の画素値をテンプレート画像の画素値と二次元
的に比較していたのでは、膨大な回数の計算をする必要
があった。そのため、ウェハのマークの位置を検出する
ために多大な時間を要し、迅速なウェハ露光処理を行う
のが困難であった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる画像マッチング方法、画像マッチング装置及
びウェハ処理装置を提供することを目的とする。この目
的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み
合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる
有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、予め与えられたテンプレート画像に近似し
た近似部分領域を入力画像から検出する画像マッチング
方法であって、入力画像の画素値を第1軸及び第1軸に
実質的に垂直な第2軸にそれぞれ投影した第1入力信号
及び第2入力信号を形成する入力信号形成ステップと、
テンプレート画像の画素値を第1軸に投影した第1テン
プレート信号と第1入力信号とに基づいて、第1軸方向
における近似部分領域を含む第1軸第1部分を検出する
第1軸第1部分検出ステップと、テンプレート画像の画
素値を第2軸に投影した第2テンプレート信号と第2入
力信号とに基づいて、第2軸方向における近似部分領域
を含む第2軸第1部分を検出する第2軸第1部分検出ス
テップと、第1軸第1部分及び第2軸第1部分により特
定される入力画像における候補領域画像の画素値を第1
軸に投影した第3入力信号を形成する候補領域信号形成
ステップと、第1テンプレート信号と第3入力信号とに
基づいて、第1軸方向における近似部分領域を含む第1
軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出ステップとを
備えることを特徴とする画像マッチング方法を提供す
る。
【0006】候補領域信号形成ステップは、候補領域画
像の画素値を第2軸に投影した第4入力信号を形成する
ステップを有してもよく、画像マッチング方法は、第2
テンプレート信号と第4入力信号とに基づいて、第2軸
方向における近似部分領域を含む第2軸第2部分を検出
する第2軸第2部分検出ステップをさらに備えてもよ
い。
【0007】画像マッチング方法は、テンプレート画像
の画素値をテンプレート画像の第1軸及び第2軸にそれ
ぞれ投影することにより第1テンプレート信号及び第2
テンプレート信号を形成するテンプレート信号形成ステ
ップをさらに備えてもよい。
【0008】第1軸第1部分検出ステップは、第1テン
プレート信号における画素値のレベルが大きく変化する
エッジ領域を抽出する第1テンプレートエッジ領域抽出
ステップと、第1入力信号における画素値のレベルが大
きく変化するエッジ領域を抽出する第1入力信号エッジ
領域抽出ステップとを有し、第1テンプレート信号にお
けるエッジ領域の信号値と第1入力信号におけるエッジ
領域の信号値とに基づいて、第1軸第1部分を検出して
もよく、第2軸第1部分検出ステップは、第2テンプレ
ート信号における画素値のレベルが大きく変化するエッ
ジ領域を抽出する第2テンプレートエッジ領域抽出ステ
ップと、第2入力信号における画素値のレベルが大きく
変化するエッジ領域を抽出する第2入力信号エッジ領域
抽出ステップとを有し、第2テンプレート信号における
エッジ領域の信号値と第2入力信号におけるエッジ領域
の信号値とに基づいて、第2軸第1部分を検出してもよ
い。
【0009】第1テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分
した1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエ
ッジ領域として抽出するステップを有してもよく、第1
入力信号エッジ領域抽出ステップは、第1入力信号の信
号値を微分し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定
の値より大きい座標をエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよい。また、第2テンプレートエッジ領域
抽出ステップは、第2テンプレート信号の信号値を微分
し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定の値より大
きい座標をエッジ領域として抽出するステップを有して
もよく、第2入力信号エッジ領域抽出ステップは、第2
入力信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分値の
絶対値が所定の値より大きい座標をエッジ領域として抽
出するステップを有してもよい。
【0010】第1テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、微分した
1次微分値が極値となる1次極値座標を検出するステッ
プと、1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む
微分した2次微分値が極小となる座標から2次微分値が
極大となる座標までをエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよく、第1入力信号エッジ領域抽出ステッ
プは、第1入力信号の信号値を微分し、微分した1次微
分値が極値となる1次極値座標を検出するステップと、
1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む微分し
た2次微分値が最小となる座標から2次微分値が最大と
なる座標までをエッジ領域として抽出するステップを有
してもよい。また、第2テンプレートエッジ領域抽出ス
テップは、第2テンプレート信号の信号値を微分し、微
分した1次微分値が極値となる1次極値座標を検出する
ステップと、1次微分値をさらに微分し、1次極値座標
を挟む微分した2次微分値が最小となる座標から2次微
分値が最大となる座標までをエッジ領域として抽出する
ステップを有してもよく、第2入力信号エッジ領域抽出
ステップは、第2入力信号の信号値を微分し、微分した
1次微分値が極値となる1次極値座標を検出するステッ
プと、1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む
微分した2次微分値が最小となる座標から2次微分値が
最大となる座標までをエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよい。
【0011】第1軸第2部分検出ステップは、第3入力
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出する第3入力信号エッジ領域抽出ステップを有
し、第1テンプレート信号におけるエッジ領域の信号値
と第3入力信号におけるエッジ領域の信号値とに基づい
て、第1軸第2部分を検出してもよい。
【0012】第2軸第2部分検出ステップは、第4入力
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出する第4入力信号エッジ領域抽出ステップを有
し、第2テンプレート信号におけるエッジ領域の信号値
と第4入力信号におけるエッジ領域の信号値とに基づい
て、第2軸第2部分を検出してもよい。
【0013】第1テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分
した1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエ
ッジ領域として抽出するステップを有し、第3入力信号
エッジ領域抽出ステップは、第3入力信号の信号値を微
分し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定の値より
大きい座標をエッジ領域として抽出するステップを有し
てもよい。
【0014】第2テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第2テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分
した1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエ
ッジ領域として抽出するステップを有してもよく、第4
入力信号エッジ領域抽出ステップは、第4入力信号の信
号値を微分し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定
の値より大きい座標をエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよい。
【0015】第1テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、微分した
1次微分値が極値となる1次極値座標を検出するステッ
プと、1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む
微分した2次微分値が極小となる座標から2次微分値が
極大となる座標までをエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよく、第3入力信号エッジ領域抽出ステッ
プは、第3入力信号の信号値を微分し、微分した1次微
分値が極値となる1次極値座標を検出するステップと、
1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む微分し
た2次微分値が極小となる座標から2次微分値が極大と
なる座標までをエッジ領域として抽出するステップを有
してもよい。
【0016】第2テンプレートエッジ領域抽出ステップ
は、第2テンプレート信号の信号値を微分し、微分した
1次微分値が極値となる1次極値座標を検出するステッ
プと、1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む
微分した2次微分値が極小となる座標から2次微分値が
極大となる座標までをエッジ領域として抽出するステッ
プを有してもよく、第4入力信号エッジ領域抽出ステッ
プは、第4入力信号の信号値を微分し、微分した1次微
分値が極値となる1次極値座標を検出するステップと、
1次微分値をさらに微分し、1次極値座標を挟む微分し
た2次微分値が極小となる座標から2次微分値が極大と
なる座標までをエッジ領域として抽出するステップを有
してもよい。
【0017】第1軸第1部分検出ステップは、第1入力
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出するステップと、第1入力信号における複数の
エッジ領域間の距離をそれぞれ算出するステップと、第
1入力信号における算出したエッジ領域間の距離が許容
範囲に含まれるエッジ領域の組み合わせを求めるステッ
プと、第1テンプレート信号における画素値のレベルが
大きく変化する複数のエッジ領域を抽出するステップ
と、第1テンプレート信号における複数のエッジ領域間
の距離をそれぞれ算出するステップと、第1テンプレー
ト信号における算出したエッジ領域間の距離が許容範囲
となるエッジ領域の組み合わせを求めるステップと、第
1入力信号におけるエッジ領域の組み合わせの中心を、
第1テンプレート信号におけるエッジ領域の組み合わせ
の中心と合わせるステップとを有してもよい。
【0018】第2軸第1部分検出ステップは、第2入力
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出するステップと、第2入力信号における複数の
エッジ領域間の距離をそれぞれ算出するステップと、第
2入力信号における算出したエッジ領域間の距離が許容
範囲に含まれるエッジ領域の組み合わせを求めるステッ
プと、第2テンプレート信号における画素値のレベルが
大きく変化する複数のエッジ領域を抽出するステップ
と、第2テンプレート信号における複数のエッジ領域間
の距離をそれぞれ算出するステップと、第2テンプレー
ト信号における算出したエッジ領域間の距離が許容範囲
となるエッジ領域の組み合わせを求めるステップと、第
2入力信号におけるエッジ領域の組み合わせの中心を、
第2テンプレート信号におけるエッジ領域の組み合わせ
の中心と合わせるステップとを有してもよい。
【0019】第1軸第1部分検出ステップは、第1軸方
向におけるテンプレート画像の幅の範囲毎に第1入力信
号を走査して第1テンプレート信号と第1入力信号とを
比較し、第1テンプレート信号と第1入力信号との相関
を示す第1相関値を算出するステップを有し、第1相関
値に基づいて、第1軸第1部分を検出してもよく、第2
軸第1部分検出ステップは、第2軸方向におけるテンプ
レート画像の幅の範囲毎に第2入力信号を走査して第2
テンプレート信号と第2入力信号とを比較し、第2テン
プレート信号と第2入力信号との相関を示す第2相関値
を算出するステップを有し、第2相関値に基づいて、第
2軸第1部分を検出してもよい。
【0020】第1軸第1部分検出ステップは、第1相関
値が極大値を示す第1軸上の座標を第1軸第1部分とし
て検出してよく、第2軸第1部分検出ステップは、第2
相関値が極大値を示す第2軸上の座標を第2軸第1部分
として検出してよい。
【0021】第1軸第1部分検出ステップは、第1相関
値が極大値を示す座標中で、極大値が所定のしきい値よ
り大きい座標を第1軸第1部分として検出してよく、第
2軸第1部分検出ステップは、第2相関値が極大値を示
す座標中で、極大値が所定のしきい値より大きい座標を
第2軸第1部分として検出してよい。
【0022】第1軸第2部分検出ステップは、第1軸方
向におけるテンプレート画像の幅の範囲毎に第3入力信
号を走査して第1テンプレート信号と第3入力信号とを
比較し、第1テンプレート信号と第3入力信号との相関
を示す第3相関値を算出するステップを有し、第3相関
値に基づいて、第1軸第2部分を検出してもよい。
【0023】第1軸第2部分検出ステップは、第1軸方
向におけるテンプレート画像の幅の範囲毎に第3入力信
号を走査して第1テンプレート信号と第3入力信号とを
比較し、第1テンプレート信号と第3入力信号との相関
を示す第3相関値を算出するステップを有し、第3相関
値に基づいて、第1軸第2部分を検出してよく、第2軸
第2部分検出ステップは、第2軸方向におけるテンプレ
ート画像の幅の範囲毎に第4入力信号を走査して第2テ
ンプレート信号と第4入力信号とを比較し、第2テンプ
レート信号と第4入力信号との相関を示す第4相関値を
算出するステップを有し、第4相関値に基づいて、第2
軸第2部分を検出してよい。
【0024】第1軸第2部分検出ステップは、第3相関
値が極大値を示す第1軸上の座標を第1軸第2部分とし
て検出してもよい。第2軸第2部分検出ステップは、第
4相関値が極大値を示す第2軸上の座標を第2軸第2部
分として検出してもよい。
【0025】第1軸第2部分検出ステップは、第3相関
値が極大値を示す座標中で、極大値が所定のしきい値よ
り大きい座標を第1軸第2部分として検出してもよい。
第2軸第2部分検出ステップは、第4相関値が極大値を
示す座標中で、極大値が所定のしきい値より大きい座標
を第2軸第2部分として検出してもよい。
【0026】本発明の第2の形態によると、予め与えら
れたテンプレート画像に近似した近似部分領域を入力画
像から検出する画像マッチング装置であって、入力画像
の画素値を第1軸及び第1軸に実質的に垂直な第2軸に
それぞれ投影した第1入力信号及び第2入力信号を形成
する入力信号形成手段と、テンプレート画像の画素値を
第1軸に投影した第1テンプレート信号と第1入力信号
とに基づいて、第1軸方向における近似部分領域を含む
第1軸第1部分を検出する第1軸第1部分検出手段と、
テンプレート画像の画素値を第2軸に投影した第2テン
プレート信号と第2入力信号とに基づいて、第2軸方向
における近似部分領域を含む第2軸第1部分を検出する
第2軸第1部分検出手段と、第1軸第1部分及び第2軸
第1部分により特定される入力画像における候補領域画
像の画素値を第1軸に投影した第3入力信号を形成する
候補領域信号形成手段と、第1テンプレート信号と第3
入力信号とに基づいて、第1軸方向における近似部分領
域を含む第1軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出
手段とを備えることを特徴とする画像マッチング装置を
提供する。
【0027】候補領域信号形成手段は、候補領域画像の
画素値を第2軸に投影した第4入力信号を形成してもよ
く、画像マッチング装置は、第2テンプレート信号と第
4入力信号とに基づいて、第2軸方向における近似部分
領域を含む第2軸第2部分を検出する第2軸第2部分検
出手段をさらに備えてもよい。
【0028】画像マッチング装置は、テンプレート画像
の画素値を当該テンプレート画像の第1軸及び第2軸に
それぞれ投影した第1テンプレート信号及び第2テンプ
レート信号を形成するテンプレート信号形成手段をさら
に備えてもよい。
【0029】本発明の第3の形態によると、ウェハに回
路パターンを露光するウェハ処理装置であって、ウェハ
に設けられたマークを含む画像を入力画像として取得す
る入力画像取得手段と、テンプレート画像を記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶されたテンプレート画像の画
素値を当該画像の第1軸及び第1軸に実質的に垂直な第
2軸にそれぞれ投影した第1テンプレート信号及び第2
テンプレート信号を形成するテンプレート信号形成手段
と、入力画像の画素値を第1軸及び第2軸にそれぞれ投
影した第1入力信号及び第2入力信号を形成する入力信
号形成手段と、第1テンプレート信号及び第1入力信号
に基づいて、第1軸方向におけるテンプレート画像を含
む第1軸第1部分を検出する第1軸第1部分検出手段
と、第2テンプレート信号及び第2入力信号とに基づい
て、第2軸方向におけるテンプレート画像を含む第2軸
第1部分を検出する第2軸第1部分検出手段と、第1軸
第1部分及び第2軸第1部分により特定される入力画像
における候補領域画像の画素値を第1軸に投影した第3
入力信号を形成する候補領域信号形成手段と、第1テン
プレート信号及び第3入力信号に基づいて、第1軸方向
におけるテンプレート画像を含む第1軸第2部分を検出
する第1軸第2部分検出手段と、第1軸第1部分により
特定される入力画像における決定領域画像をテンプレー
ト画像とマッチングし、ウェハにおけるマークの位置に
基づいてウェハの位置を検出するマッチング手段と、検
出されたウェハの位置に基づいて、ウェハを移動させる
移動手段とを備えることを特徴とするウェハ処理装置を
提供する。
【0030】候補領域信号形成手段は、候補領域画像の
画素値を第2軸に投影した第4入力信号を形成してもよ
く、ウェハ処理装置は、第2テンプレート信号と第4入
力信号とに基づいて、第2軸方向における近似部分領域
を含む第2軸第2部分を検出する第2軸第2部分検出手
段をさらに備えてもよい。
【0031】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0033】図1は、本発明の一実施形態に係るウェハ
処理装置を示すブロック図である。ウェハ処理装置10
は、ウェハに回路パターンを露光する。ウェハ処理装置
10は、ウェハに設けられたマークを含む画像を入力画
像として取得する入力画像取得手段14と、テンプレー
ト画像を記憶するテンプレート画像記憶手段12と、予
め与えられたテンプレート画像に近似した近似部分領域
をマークとして入力画像から検出するマッチング装置2
0と、検出されたマークをテンプレート画像とマッチン
グし、ウェハにおけるマークの位置に基づいてウェハの
位置を検出するマッチング手段と、検出されたウェハの
位置に基づいて、ウェハを移動させるウェハ移動手段4
2とを有する。ウェハ処理装置10は、例えば電子ビー
ム露光装置等のウェハ露光装置であってよい。この場合
ウェハ処理装置10は、電子ビームを発生する電子銃
と、電子ビームを収束し、焦点位置を調整する電子レン
ズと、電子ビームを偏向する偏向部とをさらに有してよ
い。
【0034】マッチング装置20は、テンプレート信号
形成手段22と、入力信号形成手段24と、第1軸第1
部分検出手段26と、第2軸第1部分検出手段28と、
第1軸第2部分検出手段30と、第2軸第2部分検出手
段32と、候補領域信号形成手段34と、マッチング手
段40とを有する。
【0035】テンプレート信号形成手段22は、テンプ
レート画像記憶手段12に記憶されたテンプレート画像
の画素値を当該画像の第1軸上及び第1軸と異なる第2
軸上にそれぞれ投影した第1テンプレート信号及び第2
テンプレート信号を形成する。第2軸は第1軸に実質的
に垂直であるのが好ましい。入力信号形成手段24は、
入力画像取得手段14が取得した入力画像の画素値を第
1軸上及び第2軸上にそれぞれ投影した第1入力信号及
び第2入力信号を形成する。
【0036】第1軸第1部分検出手段26は、第1テン
プレート信号及び第1入力信号に基づいて、第1軸方向
における近似部分領域を含む第1軸第1部分を検出す
る。第1軸第1部分検出手段26は、第1テンプレート
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出してもよく、第1入力信号における画素値のレ
ベルが大きく変化するエッジ領域を抽出してもよい。こ
の場合、第1軸第1部分検出手段26は、第1テンプレ
ート信号におけるエッジ領域の信号値と第1入力信号に
おけるエッジ領域の信号値とに基づいて、第1軸第1部
分を検出するのが好ましい。
【0037】第2軸第1部分検出手段28は、第2テン
プレート信号及び第2入力信号とに基づいて、第2軸方
向における近似部分領域を含む第2軸第1部分を検出す
る。第2軸第1部分検出手段28は、第2テンプレート
信号における画素値のレベルが大きく変化するエッジ領
域を抽出してもよく、第2入力信号における画素値のレ
ベルが大きく変化するエッジ領域を抽出してもよい。こ
の場合、第2軸第1部分検出手段28は、第2テンプレ
ート信号におけるエッジ領域の信号値と第2入力信号に
おけるエッジ領域の信号値とに基づいて、第2軸第1部
分を検出するのが好ましい。
【0038】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
第1軸第1部分検出手段26及び第2軸第1部分検出手
段28がそれぞれ第1軸方向における第1軸第1部分及
び第2軸方向における第2軸第1部分を一次元的に検出
するため、入力画像から近似部分領域が含まれる可能性
の高い候補領域を迅速に特定することができる。
【0039】また、第1軸第1部分検出手段26及び第
2軸第1部分がそれぞれエッジ領域の信号値に基づいて
第1軸第1部分及び第2軸第1部分を検出することによ
り、ウェハの状態によって生じる入力画像の画像値の局
所的な変動に影響されることなく入力画像中のマークを
精度良く検出することができる。
【0040】次に、第1軸第1部分検出手段26及び第
2軸第1部分検出手段28がエッジ領域を抽出するステ
ップの一例を説明する。第1軸第1部分検出手段26
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分
した1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエ
ッジ領域として抽出する。次に、第1軸第1部分検出手
段26は、第1入力信号の信号値を微分し、当該微分し
た1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエッ
ジ領域として抽出する。
【0041】同様に、第2軸第1部分検出手段28は、
第2テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分した
1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエッジ
領域として抽出する。次に、第2軸第1部分検出手段2
8は、第2入力信号の信号値を微分し、当該微分した1
次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエッジ領
域として抽出する。
【0042】次に、第1軸第1部分検出手段26及び第
2軸第1部分検出手段28がエッジ領域を抽出するステ
ップの他の例を説明する。第1軸第1部分検出手段26
は、第1テンプレート信号及び第1入力信号の信号値を
それぞれ微分し、微分した1次微分値が極値となる1次
極値座標を検出する。次に、第1軸第1部分検出手段2
6は、第1テンプレート信号及び第1入力信号の1次微
分値をさらにそれぞれ微分し、1次極値座標を挟む微分
した2次微分値が極小となる座標から2次微分値が極大
となる座標までをエッジ領域としてそれぞれ抽出する。
【0043】同様に、第2軸第1部分検出手段28は、
第2テンプレート信号及び第2入力信号の信号値をそれ
ぞれ微分し、微分した1次微分値が極値となる1次極値
座標を検出する。次に、第2軸第1部分検出手段28
は、第2テンプレート信号及び第2入力信号の1次微分
値をさらにそれぞれ微分し、1次極値座標を挟む微分し
た2次微分値が極小となる座標から2次微分値が極大と
なる座標までをエッジ領域としてそれぞれ抽出する。
【0044】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
第1軸第1部分検出手段26及び第2軸第1部分検出手
段28がエッジ領域を抽出するので、より迅速に候補領
域を特定することができる。
【0045】候補領域信号形成手段34は、第1軸第1
部分及び第2軸第1部分により特定される入力画像にお
ける候補領域画像の画素値を第1軸上に投影した第3入
力信号を形成する。候補領域信号形成手段34は、さら
に、候補領域画像の画素値を第2軸上に投影した第4入
力信号を形成してもよい。
【0046】第1軸第2部分検出手段30は、第1テン
プレート信号及び第3入力信号に基づいて、第1軸方向
における近似部分領域を含む第1軸第2部分を検出す
る。第1軸第2部分検出手段30は、第3入力信号にお
ける画素値のレベルが大きく変化するエッジ領域を抽出
してもよい。この場合、第1軸第2部分検出手段30
は、第1軸第1部分検出手段26により抽出された第1
テンプレート信号におけるエッジ領域の信号値と第3入
力信号におけるエッジ領域の信号値とに基づいて、第1
軸第2部分を検出するのが好ましい。
【0047】第2軸第2部分検出手段32は、第2テン
プレート信号及び第4入力信号とに基づいて、第2軸方
向における近似部分領域を含む第2軸第2部分を検出す
る。第2軸第2部分検出手段32は、第4入力信号にお
ける画素値のレベルが大きく変化するエッジ領域を抽出
してもよい。この場合、第2軸第2部分検出手段32
は、第2軸第1部分検出手段28により抽出された第2
テンプレート信号におけるエッジ領域の信号値と第4入
力信号におけるエッジ領域の信号値とに基づいて、第2
軸第2部分を検出するのが好ましい。
【0048】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
第1軸第2部分検出手段30及び第2軸第2部分検出手
段32がそれぞれ第1軸方向における第1軸第2部分及
び第2軸方向における第2軸第2部分を一次元的に検出
するため、候補領域から近似部分領域を迅速に特定する
ことができる。
【0049】次に、第1軸第2部分検出手段30及び第
2軸第2部分検出手段32がエッジ領域を抽出するステ
ップの一例を説明する。第1軸第2部分検出手段30
は、第1テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分
した1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエ
ッジ領域として抽出する。次に、第1軸第2部分検出手
段30は、第3入力信号の信号値を微分し、当該微分し
た1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標をエッ
ジ領域として抽出する。
【0050】第2軸第2部分検出手段32は、第2テン
プレート信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分
値の絶対値が所定の値より大きい座標をエッジ領域とし
て抽出する。次に、第2軸第2部分検出手段32は、第
4入力信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分値
の絶対値が所定の値より大きい座標をエッジ領域として
抽出する。
【0051】次に、第1軸第2部分検出手段30及び第
2軸第2部分検出手段32がエッジ領域を抽出するステ
ップの他の例を説明する。第1軸第2部分検出手段30
は、第3入力信号の信号値を微分し、微分した1次微分
値が極値となる1次極値座標を検出する。次に、第1軸
第2部分検出手段30は、第3入力信号の1次微分値を
さらに微分し、1次極値座標を挟む微分した2次微分値
が極小となる座標から2次微分値が極大となる座標まで
をエッジ領域として抽出する。
【0052】第2軸第2部分検出手段32は、第4入力
信号の信号値を微分し、微分した1次微分値が極値とな
る1次極値座標を検出する。次に、第2軸第2部分検出
手段32は、第4入力信号の1次微分値をさらに微分
し、1次極値座標を挟む微分した2次微分値が極小とな
る座標から2次微分値が極大となる座標までをエッジ領
域として抽出する。
【0053】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
第1軸第2部分検出手段30及び第2軸第2部分検出手
段32がエッジ領域を抽出するので、より迅速に近似部
分領域を特定することができる。
【0054】さらに、マッチング手段40は、第1軸第
2部分及び第2軸第2部分により特定される入力画像に
おける決定領域画像をテンプレート画像とマッチングし
てもよい。マッチング手段40は、第1軸第2部分及び
第2軸第2部分により特定される入力画像における決定
領域画像の画素値を第1軸上に投影した第5入力信号と
第2軸上に投影した第6入力信号とを形成してもよい。
【0055】マッチング手段40は、第5入力信号にお
ける画素値のレベルが大きく変化する複数のエッジ領域
を抽出してもよい。さらに、マッチング手段40は、第
5入力信号における複数のエッジ領域間の距離をそれぞ
れ算出し、算出したエッジ領域間の距離が許容範囲に含
まれるエッジ領域の組み合わせを求めてもよい。マッチ
ング手段40は、第1テンプレート信号における画素値
のレベルが大きく変化する複数のエッジ領域を抽出して
もよい。さらに、マッチング手段40は、第1テンプレ
ート信号における複数のエッジ領域間の距離をそれぞれ
算出し、算出したエッジ領域間の距離が許容範囲となる
エッジ領域の組み合わせを求めてもよい。
【0056】マッチング手段40は、第5入力信号にお
けるエッジ領域の組み合わせの中心を、第1テンプレー
ト信号におけるエッジ領域の組み合わせの中心と合わせ
ることにより、決定領域画像をテンプレート画像とマッ
チングしてよい。
【0057】マッチング手段40は、第6入力信号にお
ける画素値のレベルが大きく変化する複数のエッジ領域
を抽出してもよい。さらに、マッチング手段40は、第
6入力信号における複数のエッジ領域間の距離をそれぞ
れ算出し、算出したエッジ領域間の距離が許容範囲とな
るエッジ領域の組み合わせを求めてもよい。マッチング
手段40は、第2テンプレート信号における画素値のレ
ベルが大きく変化する複数のエッジ領域を抽出してもよ
い。さらに、マッチング手段40は、第2テンプレート
信号における複数のエッジ領域間の距離をそれぞれ算出
し、算出したエッジ領域間の距離が許容範囲となるエッ
ジ領域の組み合わせを求めてもよい。
【0058】マッチング手段40は、第6入力信号にお
けるエッジ領域の組み合わせの中心を、第2テンプレー
ト信号におけるエッジ領域の組み合わせの中心と合わせ
ることにより、決定領域画像をテンプレート画像とマッ
チングしてよい。
【0059】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
マッチング手段40が上記の方法で決定領域画像とテン
プレート画像とをマッチングするので、テンプレート画
像及び入力画像の取得状況に関わらず、入力画像中のマ
ークを精度良く検出することができる。
【0060】図2は、本実施形態に係るウェハ処理装置
10が入力画像から近似部分領域を検出する各ステップ
を示すフローチャートである。本実施形態において、ま
ず、入力信号形成手段24が、第1入力信号及び第2入
力信号を形成する(S10)。次に、第1軸第1部分検
出手段26及び第2軸第1部分検出手段28が、それぞ
れ第1軸第1部分及び第2軸第1部分を検出する(S1
2、S14)。続いて、候補領域信号形成手段34が、
第1軸第1部分及び第2軸第1部分により特定される候
補領域画像を検出する(S16)。次に、第1軸第2部
分検出手段30及び第2軸第2部分検出手段32が、そ
れぞれ第1軸第2部分及び第2軸第2部分を検出する
(S20、S22)。次に、マッチング手段40が、第
1軸第2部分及び第2軸第2部分により特定される決定
領域画像を検出する(S24)。
【0061】以下に、各ステップの詳細を図を用いて説
明する。図3は、本発明の一実施形態に係るウェハ処理
装置により、ウェハの入力画像からマークを検出する手
順を示す模式図である。
【0062】図3(a)は、予め与えられたテンプレー
ト画像を示す。本実施形態におけるテンプレート画像
は、第1軸方向に平行な2本の線と第2軸方向に平行な
3本の線とを含む模様を有する。この模様はウェハ上に
エッチングで形成された凹凸により構成されてよい。こ
の場合、例えばCCD(Charged Couple
d Device)等で撮影されたテンプレート画像の
模様部分は、その他の部分とコントラストが異なり、画
素値も異なる。また、テンプレート画像は、予めテンプ
レート画像記憶手段12に記憶されたデータであっても
よい。
【0063】テンプレート信号形成手段22は、テンプ
レート画像の画素値を第1軸上及び第2軸上にそれぞれ
投影する。第1軸上及び第2軸上に投影された第1テン
プレート信号及び第2テンプレート信号は、テンプレー
ト画像の模様の部分の画素値が他の部分の画素値と異な
る。従って、第1テンプレート信号及び第2テンプレー
ト信号は、それぞれテンプレート画像の模様を反映した
パターンを有する。
【0064】図3(b)は、入力画像取得手段14によ
り取得された入力画像を示す。本実施例における入力画
像は、テンプレート画像と実質的に同一の近似部分領域
であるマークを含む。入力画像に含まれるマークは、ウ
ェハ上にエッチングで形成された凹凸により構成され
る。そのため、例えばCCD等で撮影された入力画像の
マークは、その他の部分とコントラストが異なり、画素
値も異なる。
【0065】入力信号形成手段24は、入力画像の画素
値を第1軸上及び第2軸上にそれぞれ投影する。第1軸
上及び第2軸上に投影された第1入力信号及び第2入力
信号は、入力画像のマーク部分の画素値が他の部分の画
素値と異なる。従って、第1入力信号及び第2入力信号
は、それぞれマークの模様を反映したパターンを有す
る。
【0066】第1軸第1部分検出手段26は、テンプレ
ート画像の第1テンプレート信号を入力画像の第1入力
信号上で走査させる。具体的には、第1軸第1部分検出
手段26は、第1テンプレート信号を第1軸方向におけ
るテンプレート画像の幅の範囲毎に第1入力信号上で走
査して第1テンプレート信号と第1入力信号とを比較し
てもよい。第1軸第1部分検出手段26は、第1テンプ
レート信号と第1入力信号との相関を示す第1相関値を
算出してもよく、第1相関値に基づいて、第1軸第1部
分を検出してよい。第1軸第1部分検出手段26は、第
1テンプレート信号及び第1入力信号からそれぞれエッ
ジ領域を検出し、エッジ領域における各信号の画素値と
座標とに基づいて、第1相関値を算出してもよい。
【0067】第1相関値は、以下の式(1)〜式(3)
に基づいて算出される正規化相関値であってよい。本実
施形態においては、第1テンプレート信号及び第1入力
信号のエッジ領域の座標の信号値のみを用いて正規化相
関値を算出する。
【0068】数1は第1テンプレート信号の信号値を算
出する式である。
【数1】 ここで、T(m,n)は、テンプレート画像の第1軸方
向の座標m、第2軸方向の座標nにおける画素値であ
る。Nは、テンプレート画像における第2軸方向の画素
の画素数である。Tx(m)は、第1軸方向の座標nに
おける第1テンプレート信号の信号値である。信号値T
x(m)から第1テンプレート信号におけるエッジ領域
の座標を検出する。
【0069】数2は第1入力信号の信号値を算出する式
である。
【数2】 ここで、X(i,j)は、入力画像の第1軸方向の座標
i、第2軸方向の座標jにおける画素値である。Jは、
入力画像における第2軸方向の画素の画素数である。X
x(i)は、第1軸方向の座標iにおける第1入力信号
の信号値である。信号値Xx(i)から第1入力信号に
おけるエッジ領域の座標を検出する。
【0070】数3は、正規化相関値を算出する式であ
る。
【数3】 ここで、M’は、第1テンプレート信号Tx(m)から
検出したエッジ領域の画素の画素数である。
【0071】第1軸第1部分検出手段26は、第1相関
値が極大値を示す第1軸上の座標を第1軸第1部分とし
て検出するのが好ましい。さらに、第1軸第1部分検出
手段26は、第1相関値が極大値を示す座標中で、極大
値が所定のしきい値より大きい座標を第1軸第1部分と
して検出してよい。また、第1軸第1部分検出手段26
は、極大値を有する座標付近の座標のうち、所定のしき
い値より大きい第1相関値を有する座標を第1軸第1部
分として検出してもよい。第1軸第1部分検出手段26
は、複数の座標を第1軸第1部分として検出してよい。
本実施形態において、第1軸第1部分検出手段26は、
2つの座標100及び102を第1軸第1部分として検
出する。
【0072】第2軸第1部分検出手段28は、テンプレ
ート画像の第2テンプレート信号を入力画像の第2入力
信号上で走査させる。具体的には、第2軸第1部分検出
手段28は、第2テンプレート信号を第2軸方向におけ
るテンプレート画像の幅の範囲毎に第2入力信号上で走
査して第2テンプレート信号と第2入力信号とを比較し
てもよい。第2軸第1部分検出手段28は、第2テンプ
レート信号と第2入力信号との相関を示す第2相関値を
算出してもよく、第2相関値に基づいて、第2軸第1部
分を検出してよい。第2軸第1部分検出手段28は、第
2テンプレート信号及び第2入力信号からそれぞれエッ
ジ領域を検出し、エッジ領域における各信号の画素値と
座標とに基づいて、第2相関値を算出してもよい。第2
相関値は、上述したように、第1相関値と同様の式に基
づいて算出される正規化相関値であってよい。
【0073】第2軸第1部分検出手段28は、第2相関
値が極大値を示す第2軸上の座標を第2軸第1部分とし
て検出するのが好ましい。第2軸第1部分検出手段28
は、第2相関値が極大値を示す座標中で、極大値が所定
のしきい値より大きい座標を第2軸第1部分として検出
してよい。さらに、第2軸第1部分検出手段28は、第
2相関値が極大値を示す座標中で、極大値が所定のしき
い値より大きい座標を第2軸第1部分として検出してよ
い。また、第2軸第1部分検出手段28は、極大値を有
する座標付近の座標のうち、所定のしきい値より大きい
第2相関値を有する座標を第2軸第1部分として検出し
てよい。第2軸第1部分検出手段28は、複数の座標を
第2軸第1部分として検出してよい。本実施形態におい
て、第2軸第1部分検出手段28は、2つの座標104
及び106を第2軸第1部分として検出する。
【0074】以上のようにして、第1軸第1部分検出手
段26により検出された第1軸第1部分及び第2軸第1
部分検出手段28により検出された第2軸第1部分とか
ら候補領域が特定される。候補領域は、テンプレート画
像とほぼ等しい大きさであってよい。また、候補領域
は、テンプレート画像より大きく、入力画像より小さく
てもよい。候補領域信号形成手段34は、第1軸第1部
分検出手段26及び第2軸第1部分検出手段28が、複
数の第1軸第1部分及び第2軸第1部分をそれぞれ検出
した場合、複数の第1軸第1部分及び第2軸第1部分に
よりそれぞれ特定される複数の候補領域を選出してよ
い。本実施形態において、候補領域信号形成手段34
は、第1軸第1部分検出手段26及び第2軸第1部分検
出手段28により検出された2つの第1軸第1部分10
0及び102と、2つの第2軸第1部分104及び10
6とによりそれぞれ特定される4つの候補領域108、
110、112及び114を選出する。
【0075】図3(c)は、第1軸第1部分及び第2軸
第1部分により特定される候補領域を示す。候補領域信
号形成手段34は、第1軸第1部分検出手段26及び第
2軸第1部分検出手段28により特定された候補領域の
画素値を第1軸上及び第2軸上にそれぞれ投影した第3
入力信号及び第4入力信号を形成する。候補領域信号形
成手段34は、第3入力信号又は第4入力信号のいずれ
か一方のみを形成してもよい。本実施形態において、候
補領域信号形成手段34は、4つの候補領域108、1
10、112及び114のそれぞれの画素値を第1軸上
に投影した第3入力信号を形成する。
【0076】第1軸第2部分検出手段30は、第1テン
プレート信号を第1軸方向におけるテンプレート画像の
幅の範囲毎に第3入力信号上で走査して第1テンプレー
ト信号と第3入力信号とを比較してもよい。第1軸第2
部分検出手段30は、第1テンプレート信号と第3入力
信号との相関を示す第3相関値を算出してもよく、第3
相関値に基づいて、第1軸第2部分を検出してよい。第
1軸第2部分検出手段30は、第1テンプレート信号及
び第3入力信号からそれぞれエッジ領域を検出し、エッ
ジ領域における各信号の画素値と座標とに基づいて、第
3相関値を算出してもよい。第3相関値は、上述したよ
うに、第1相関値と同様の式に基づいて算出される正規
化相関値であってよい。
【0077】第1軸第2部分検出手段30は、第3相関
値が最大となる第1軸上の座標を第1軸第2部分として
検出するのが好ましい。本実施形態において、第1軸第
2部分検出手段30は、複数の候補領域108、11
0、112及び114のそれぞれから形成される複数の
第3信号の中で最も大きい第3相関値を与える第3信号
に対応する座標を第1軸第2部分として検出する。本実
施形態において、候補領域114から形成される第3信
号が最も大きい第3相関値を与えることとする。このと
き、第1軸第2部分検出手段30は、第1軸第1部分1
02を第1軸第2部分として検出する。
【0078】他の例において、候補領域信号形成手段3
4は、複数の候補領域108、110、112及び11
4を含むテンプレート画像より大きい領域を候補領域と
して選択してもよい。この場合、候補領域信号形成手段
34は、選択した候補領域の画素値を第1軸上及び第2
軸上にそれぞれ投影した第3入力信号及び第4入力信号
を形成する。第1軸第2部分検出手段30は、上述した
方法と同様にして第1軸第2部分を検出する。この場
合、第1軸第2部分検出手段30は、第3相関値が極大
値を示す第1軸上の座標を第1軸第2部分として検出す
るのが好ましい。第1軸第2部分検出手段30は、第3
相関値が極大値を示す座標中で、極大値が所定のしきい
値より大きい座標を第1軸第2部分として検出するのが
好ましい。本実施形態において、第1軸第2部分検出手
段30は、第3相関値が最大となる第1軸上の座標を第
1軸第2部分として検出する。本実施形態において、第
1軸第2部分検出手段30は、第1軸第1部分102に
対応する部分を第1軸第2部分として検出することとす
る。
【0079】第2軸第2部分検出手段32は、第2テン
プレート信号を第2軸方向におけるテンプレート画像の
幅の範囲毎に第4入力信号上で走査して第2テンプレー
ト信号と第4入力信号とを比較してもよい。第2軸第2
部分検出手段32は、第2テンプレート信号と第4入力
信号との相関を示す第4相関値を算出してもよく、第4
相関値に基づいて、第2軸第2部分を検出してよい。第
2軸第2部分検出手段32は、第2テンプレート信号及
び第4入力信号からそれぞれエッジ領域を検出し、エッ
ジ領域における各信号の画素値と座標とに基づいて、第
4相関値を算出してもよい。第4相関値は、上述したよ
うに、第1相関値と同様の式に基づいて算出される正規
化相関値であってよい。
【0080】第2軸第2部分検出手段32は、第4相関
値が極大値を示す第2軸上の座標を第2軸第2部分とし
て検出するのが好ましい。第2軸第2部分検出手段32
は、第4相関値が極大値を示す座標中で、極大値が所定
のしきい値より大きい座標を第2軸第2部分として検出
するのが好ましい。本実施形態において、第2軸第2部
分検出手段32は、第4相関値が最大となる第2軸上の
座標を第2軸第2部分として検出する。本実施形態にお
いて、第2軸第2部分検出手段32は、第2軸第1部分
106に対応する部分を第2軸第2部分として検出する
こととする。
【0081】図3(d)は、入力画像において、第1軸
第2部分と第2軸第2部分とから特定される決定領域画
像を示す。マッチング手段40は、決定領域画像をテン
プレート画像とマッチングする。
【0082】図4は、テンプレート画像を第1軸上及び
第2軸上に投影させた第1テンプレート信号及び第2テ
ンプレート信号を示す模式図である。図4(a)におい
て、第1軸を横軸とし、第2軸を縦軸とする。他の例に
おいて、第1軸をY軸とし、第2軸をX軸としてもよ
く、第1軸及び第2軸はどのような方向であってもよ
い。
【0083】図4(b)は、第1軸方向における座標と
第1テンプレート信号の信号値との関係を示す。第1テ
ンプレート信号は、テンプレート画像の模様を反映した
パターンを示す。本実施形態において、テンプレート画
像は第1軸方向に平行な2本の線と第2軸方向に平行な
3本の線とを含む模様を有する。そのため、第1テンプ
レート信号は第2軸に平行な3本の線を反映したエッジ
を有する。
【0084】図4(c)は、第2軸方向における座標と
第2テンプレート信号の信号値との関係を示す。第2テ
ンプレート信号は、テンプレート画像の模様を反映した
パターンを示す。本実施形態において、第2テンプレー
ト信号は第1軸に平行な2本の線を反映したエッジを有
する。
【0085】第1軸第1部分検出手段26及び第2軸第
1部分検出手段28は、エッジ部分の座標と、当該座標
に対応する第1テンプレート信号及び第2テンプレート
信号の信号値に基づいて第1軸第1部分及び第2軸第1
部分を検出してよい。
【0086】第1入力信号、第2入力信号、第3入力信
号、第4入力信号、第5入力信号及び第6入力信号のエ
ッジ領域も、同様の方法により検出されるのが好まし
い。
【0087】図5は、各信号において、エッジ領域を抽
出するステップを示すチャートである。図5(a)〜図
5(c)は、立ち下がり部分のエッジ領域を検出するス
テップを示す。図5(a)は、第1テンプレート信号の
座標に対する信号値を示す。
【0088】第1軸第1部分検出手段26は、第1テン
プレート信号を微分して1次微分値を算出する。次に、
第1軸第1部分検出手段26は、第1テンプレート信号
の1次微分値をさらに微分して2次微分値を算出する。
図5(b)は、第1テンプレート信号の座標に対する1
次微分値及び2次微分値を示す。第1軸第1部分検出手
段26は、1次微分値が極小値となる1次極値座標を検
出する。図5(c)に示すように、第1軸第1部分検出
手段26は、1次極値座標を挟む微分した2次微分値が
極小となる座標から2次微分値が極大となる座標までを
第1テンプレート信号の立ち下がりのエッジ領域として
抽出する。
【0089】図5(d)〜図5(f)は、立ち上がり部
分のエッジ領域を検出するステップを示す。図5(d)
は、第1テンプレート信号の座標に対する信号値を示
す。第1軸第1部分検出手段26は、第1テンプレート
信号を微分して1次微分値を算出する。次に、第1軸第
1部分検出手段26は、第1テンプレート信号の1次微
分値をさらに微分して2次微分値を算出する。図5
(e)は、第1テンプレート信号の座標に対する1次微
分値及び2次微分値を示す。第1軸第1部分検出手段2
6は、1次微分値が極大値となる1次極値座標を検出す
る。図5(f)に示すように、第1軸第1部分検出手段
26は、1次極値座標を挟む微分した2次微分値が極大
となる座標から2次微分値が極小となる座標までを第1
テンプレート信号の立ち上がりのエッジ領域としてそれ
ぞれ抽出する。
【0090】他の例において、第1軸第1部分検出手段
26は、第1入力信号における画素値のレベルが大きく
変化するエッジ領域を抽出してもよい。さらに、第1軸
第1部分検出手段26は、第1入力信号における複数の
エッジ領域間の距離をそれぞれ算出し、第1入力信号に
おける算出したエッジ領域間の距離が許容範囲に含まれ
るエッジ領域の組み合わせを求めてもよい。第1軸第1
部分検出手段26は、第1テンプレート信号における画
素値のレベルが大きく変化する複数のエッジ領域を抽出
してよい。さらに、第1軸第1部分検出手段26は、第
1テンプレート信号における複数のエッジ領域間の距離
をそれぞれ算出し、第1テンプレート信号における算出
したエッジ領域間の距離が許容範囲となるエッジ領域の
組み合わせを求めてもよい。第1軸第1部分検出手段2
6は、第1入力信号におけるエッジ領域の組み合わせの
中心を、第1テンプレート信号におけるエッジ領域の組
み合わせの中心と合わせることにより、第1軸第1部分
を検出してもよい。また、第2軸第1部分検出手段28
は、第2入力信号における画素値のレベルが大きく変化
するエッジ領域を抽出してよい。さらに、第2軸第1部
分検出手段28は、第2入力信号における複数のエッジ
領域間の距離をそれぞれ算出し、第2入力信号における
算出したエッジ領域間の距離が許容範囲に含まれるエッ
ジ領域の組み合わせを求めてもよい。第2軸第1部分検
出手段28は、第2テンプレート信号における画素値の
レベルが大きく変化する複数のエッジ領域を抽出するス
テップと、第2テンプレート信号における複数のエッジ
領域間の距離をそれぞれ算出し、第2テンプレート信号
における算出したエッジ領域間の距離が許容範囲となる
エッジ領域の組み合わせを求めてもよい。第2入力信号
におけるエッジ領域の組み合わせの中心を、第2テンプ
レート信号におけるエッジ領域の組み合わせの中心と合
わせることにより、第2軸第1部分を検出してもよい。
第1軸第2部分検出手段30及び第2軸第2部分検出手
段32も、第1軸第1部分検出手段26及び第2軸第1
部分検出手段28と同様の処理を行うことにより、それ
ぞれ第1軸第2部分及び第2軸第2部分を検出してよ
い。
【0091】本実施形態に係るウェハ処理装置10は、
入力画像から第1軸第1部分及び第2軸第1部分を一次
元的に検出するので、近似部分領域が含まれる可能性の
高い候補領域を迅速に特定することができる。
【0092】さらに、本実施形態に係るウェハ処理装置
10は、候補領域から第1軸第2部分を検出することに
より、近似部分領域を特定することができるので、迅速
に画像マッチングを行うことができる。
【0093】また、本実施形態に係るウェハ処理装置1
0は、候補領域及び近似部分領域をエッジ領域の信号値
に基づいて検出することにより、ウェハの状態によって
生じる入力画像の画像値の局所的な変動に影響されるこ
となく入力画像中のマークを精度良く検出することがで
きる。
【0094】さらに、本実施形態に係るウェハ処理装置
10は、まず、入力画像から近似部分領域が含まれる可
能性の高い候補領域を検出した後に当該候補領域から近
似部分領域を特定するので、入力画像中のマークを効率
良く検出することができる。
【0095】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0096】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば画像マッチングを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るウェハ処理装置を示
すブロック図である。
【図2】本実施形態に係るウェハ処理装置が入力画像か
ら近似部分領域を検出する各ステップを示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の一実施形態に係るウェハ処理装置によ
り、ウェハの入力画像からマークを検出する手順を示す
模式図である。
【図4】テンプレート画像を第1軸上及び第2軸上に投
影させた第1テンプレート信号及び第2テンプレート信
号を示す模式図である。
【図5】各信号において、エッジ領域を抽出する手順を
示すチャートである。
【符号の説明】
10…ウェハ処理装置、12…テンプレート画像記憶手
段、14…入力画像取得手段、20…マッチング装置、
22…テンプレート信号形成手段、24…入力信号形成
手段、26…第1軸第1部分検出手段、28…第2軸第
1部分検出手段、30…第1軸第2部分検出手段、32
…第2軸第2部分検出手段、34…候補領域信号形成手
段、40…マッチング手段、42…ウェハ移動手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 521 Fターム(参考) 5B057 AA03 BA02 CA12 CA16 DA07 DB02 DC19 5F046 AA25 FC03 FC04 5L096 CA02 FA38 FA69 JA09 JA11 LA01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め与えられたテンプレート画像に近似
    した近似部分領域を入力画像から検出する画像マッチン
    グ方法であって、 前記入力画像の画素値を第1軸及び前記第1軸に実質的
    に垂直な第2軸にそれぞれ投影した第1入力信号及び第
    2入力信号を形成する入力信号形成ステップと、 前記テンプレート画像の画素値を前記第1軸に投影した
    第1テンプレート信号と前記第1入力信号とに基づい
    て、前記第1軸方向における前記近似部分領域を含む第
    1軸第1部分を検出する第1軸第1部分検出ステップ
    と、 前記テンプレート画像の画素値を前記第2軸に投影した
    第2テンプレート信号と前記第2入力信号とに基づい
    て、前記第2軸方向における前記近似部分領域を含む第
    2軸第1部分を検出する第2軸第1部分検出ステップ
    と、 前記第1軸第1部分及び前記第2軸第1部分により特定
    される前記入力画像における候補領域画像の画素値を前
    記第1軸に投影した第3入力信号を形成する候補領域信
    号形成ステップと、 前記第1テンプレート信号と前記第3入力信号とに基づ
    いて、前記第1軸方向における前記近似部分領域を含む
    第1軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出ステップ
    とを備えることを特徴とする画像マッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記候補領域信号形成ステップは、前記
    候補領域画像の画素値を前記第2軸に投影した第4入力
    信号を形成するステップを有し、 画像マッチング方法は、前記第2テンプレート信号と前
    記第4入力信号とに基づいて、前記第2軸方向における
    前記近似部分領域を含む第2軸第2部分を検出する第2
    軸第2部分検出ステップをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像マッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記テンプレート画像の画素値を前記テ
    ンプレート画像の前記第1軸及び前記第2軸にそれぞれ
    投影することにより前記第1テンプレート信号及び前記
    第2テンプレート信号を形成するテンプレート信号形成
    ステップをさらに備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の画像マッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記第1軸第1部分検出ステップは、前
    記第1テンプレート信号における画素値のレベルが大き
    く変化するエッジ領域を抽出する第1テンプレートエッ
    ジ領域抽出ステップと、前記第1入力信号における画素
    値のレベルが大きく変化するエッジ領域を抽出する第1
    入力信号エッジ領域抽出ステップとを有し、前記第1テ
    ンプレート信号におけるエッジ領域の信号値と前記第1
    入力信号におけるエッジ領域の信号値とに基づいて、前
    記第1軸第1部分を検出し、 前記第2軸第1部分検出ステップは、前記第2テンプレ
    ート信号における画素値のレベルが大きく変化するエッ
    ジ領域を抽出する第2テンプレートエッジ領域抽出ステ
    ップと、前記第2入力信号における画素値のレベルが大
    きく変化するエッジ領域を抽出する第2入力信号エッジ
    領域抽出ステップとを有し、前記第2テンプレート信号
    におけるエッジ領域の信号値と前記第2入力信号におけ
    るエッジ領域の信号値とに基づいて、前記第2軸第1部
    分を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像マッチング方法。
  5. 【請求項5】 前記第1テンプレートエッジ領域抽出ス
    テップは、前記第1テンプレート信号の信号値を微分
    し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定の値より大
    きい座標を前記エッジ領域として抽出するステップを有
    し、 前記第1入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第1
    入力信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分値の
    絶対値が所定の値より大きい座標を前記エッジ領域とし
    て抽出するステップを有し、 前記第2テンプレートエッジ領域抽出ステップは、前記
    第2テンプレート信号の信号値を微分し、当該微分した
    1次微分値の絶対値が所定の値より大きい座標を前記エ
    ッジ領域として抽出するステップを有し、 前記第2入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第2
    入力信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分値の
    絶対値が所定の値より大きい座標を前記エッジ領域とし
    て抽出するステップを有することを特徴とする請求項4
    に記載の画像マッチング方法。
  6. 【請求項6】 前記第1テンプレートエッジ領域抽出ス
    テップは、前記第1テンプレート信号の信号値を微分
    し、前記微分した1次微分値が極値となる1次極値座標
    を検出するステップと、前記1次微分値をさらに微分
    し、前記1次極値座標を挟む前記微分した2次微分値が
    極小となる座標から前記2次微分値が極大となる座標ま
    でを前記エッジ領域として抽出するステップを有し、 前記第1入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第1
    入力信号の信号値を微分し、前記微分した1次微分値が
    極値となる1次極値座標を検出するステップと、前記1
    次微分値をさらに微分し、前記1次極値座標を挟む前記
    微分した2次微分値が最小となる座標から前記2次微分
    値が最大となる座標までを前記エッジ領域として抽出す
    るステップを有し、 前記第2テンプレートエッジ領域抽出ステップは、前記
    第2テンプレート信号の信号値を微分し、前記微分した
    1次微分値が極値となる1次極値座標を検出するステッ
    プと、前記1次微分値をさらに微分し、前記1次極値座
    標を挟む前記微分した2次微分値が最小となる座標から
    前記2次微分値が最大となる座標までを前記エッジ領域
    として抽出するステップを有し、 前記第2入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第2
    入力信号の信号値を微分し、前記微分した1次微分値が
    極値となる1次極値座標を検出するステップと、前記1
    次微分値をさらに微分し、前記1次極値座標を挟む前記
    微分した2次微分値が最小となる座標から前記2次微分
    値が最大となる座標までを前記エッジ領域として抽出す
    るステップを有することを特徴とする請求項4に記載の
    画像マッチング方法。
  7. 【請求項7】 前記第1軸第2部分検出ステップは、前
    記第3入力信号における画素値のレベルが大きく変化す
    るエッジ領域を抽出する第3入力信号エッジ領域抽出ス
    テップを有し、前記第1テンプレート信号におけるエッ
    ジ領域の信号値と前記第3入力信号におけるエッジ領域
    の信号値とに基づいて、前記第1軸第2部分を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像マッチン
    グ方法。
  8. 【請求項8】 前記第1テンプレートエッジ領域抽出ス
    テップは、前記第1テンプレート信号の信号値を微分
    し、当該微分した1次微分値の絶対値が所定の値より大
    きい座標を前記エッジ領域として抽出するステップを有
    し、 前記第3入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第3
    入力信号の信号値を微分し、当該微分した1次微分値の
    絶対値が所定の値より大きい座標を前記エッジ領域とし
    て抽出するステップを有することを特徴とする請求項7
    に記載の画像マッチング方法。
  9. 【請求項9】 前記第1テンプレートエッジ領域抽出ス
    テップは、前記第1テンプレート信号の信号値を微分
    し、前記微分した1次微分値が極値となる1次極値座標
    を検出するステップと、前記1次微分値をさらに微分
    し、前記1次極値座標を挟む前記微分した2次微分値が
    極小となる座標から前記2次微分値が極大となる座標ま
    でを前記エッジ領域として抽出するステップを有し、 前記第3入力信号エッジ領域抽出ステップは、前記第3
    入力信号の信号値を微分し、前記微分した1次微分値が
    極値となる1次極値座標を検出するステップと、前記1
    次微分値をさらに微分し、前記1次極値座標を挟む前記
    微分した2次微分値が極小となる座標から前記2次微分
    値が極大となる座標までを前記エッジ領域として抽出す
    るステップを有することを特徴とする請求項7に記載の
    画像マッチング方法。
  10. 【請求項10】 前記第1軸第1部分検出ステップは、
    前記第1軸方向における前記テンプレート画像の幅の範
    囲毎に前記第1入力信号を走査して前記第1テンプレー
    ト信号と前記第1入力信号とを比較し、前記第1テンプ
    レート信号と前記第1入力信号との相関を示す第1相関
    値を算出するステップを有し、前記第1相関値に基づい
    て、前記第1軸第1部分を検出し、 前記第2軸第1部分検出ステップは、前記第2軸方向に
    おける前記テンプレート画像の幅の範囲毎に前記第2入
    力信号を走査して前記第2テンプレート信号と前記第2
    入力信号とを比較し、前記第2テンプレート信号と前記
    第2入力信号との相関を示す第2相関値を算出するステ
    ップを有し、前記第2相関値に基づいて、前記第2軸第
    1部分を検出することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の画像マッチング方法。
  11. 【請求項11】 前記第1軸第1部分検出ステップは、
    前記第1相関値が極大値を示す前記第1軸上の座標を前
    記第1軸第1部分として検出し、 前記第2軸第1部分検出ステップは、前記第2相関値が
    極大値を示す前記第2軸上の座標を前記第2軸第1部分
    として検出することを特徴とする請求項10に記載の画
    像マッチング方法。
  12. 【請求項12】 前記第1軸第1部分検出ステップは、
    前記第1相関値が極大値を示す前記座標中で、前記極大
    値が所定のしきい値より大きい座標を前記第1軸第1部
    分として検出し、 前記第2軸第1部分検出ステップは、前記第2相関値が
    極大値を示す前記座標中で、前記極大値が所定のしきい
    値より大きい座標を前記第2軸第1部分として検出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像マッチング方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第1軸第2部分検出ステップは、
    前記第1軸方向における前記テンプレート画像の幅の範
    囲毎に前記第3入力信号を走査して前記第1テンプレー
    ト信号と前記第3入力信号とを比較し、前記第1テンプ
    レート信号と前記第3入力信号との相関を示す第3相関
    値を算出するステップを有し、前記第3相関値に基づい
    て、前記第1軸第2部分を検出することを特徴とする請
    求項1に記載の画像マッチング方法。
  14. 【請求項14】 前記第1軸第2部分検出ステップは、
    前記第1軸方向における前記テンプレート画像の幅の範
    囲毎に前記第3入力信号を走査して前記第1テンプレー
    ト信号と前記第3入力信号とを比較し、前記第1テンプ
    レート信号と前記第3入力信号との相関を示す第3相関
    値を算出するステップを有し、前記第3相関値に基づい
    て、前記第1軸第2部分を検出し、前記第2軸第2部分
    検出ステップは、前記第2軸方向における前記テンプレ
    ート画像の幅の範囲毎に前記第4入力信号を走査して前
    記第2テンプレート信号と前記第4入力信号とを比較
    し、前記第2テンプレート信号と前記第4入力信号との
    相関を示す第4相関値を算出するステップを有し、前記
    第4相関値に基づいて、前記第2軸第2部分を検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像マッチング方
    法。
  15. 【請求項15】 予め与えられたテンプレート画像に近
    似した近似部分領域を入力画像から検出する画像マッチ
    ング装置であって、 前記入力画像の画素値を前記第1軸及び前記第1軸に実
    質的に垂直な前記第2軸にそれぞれ投影した第1入力信
    号及び第2入力信号を形成する入力信号形成手段と、 前記テンプレート画像の画素値を前記第1軸に投影した
    第1テンプレート信号と前記第1入力信号とに基づい
    て、前記第1軸方向における前記近似部分領域を含む第
    1軸第1部分を検出する第1軸第1部分検出手段と、 前記テンプレート画像の画素値を前記第2軸に投影した
    第2テンプレート信号と前記第2入力信号とに基づい
    て、前記第2軸方向における前記近似部分領域を含む第
    2軸第1部分を検出する第2軸第1部分検出手段と、 前記第1軸第1部分及び前記第2軸第1部分により特定
    される前記入力画像における候補領域画像の画素値を前
    記第1軸に投影した第3入力信号を形成する候補領域信
    号形成手段と、 前記第1テンプレート信号と前記第3入力信号とに基づ
    いて、前記第1軸方向における前記近似部分領域を含む
    第1軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出手段とを
    備えることを特徴とする画像マッチング装置。
  16. 【請求項16】 前記候補領域信号形成手段は、前記候
    補領域画像の画素値を前記第2軸に投影した第4入力信
    号を形成し、 画像マッチング装置は、前記第2テンプレート信号と前
    記第4入力信号とに基づいて、前記第2軸方向における
    前記近似部分領域を含む第2軸第2部分を検出する第2
    軸第2部分検出手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項15に記載の画像マッチング装置。
  17. 【請求項17】 前記テンプレート画像の画素値を当該
    テンプレート画像の前記第1軸及び前記第2軸にそれぞ
    れ投影した第1テンプレート信号及び第2テンプレート
    信号を形成するテンプレート信号形成手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項15又は16に記載の画像マ
    ッチング装置。
  18. 【請求項18】 ウェハに回路パターンを露光するウェ
    ハ処理装置であって、 前記ウェハに設けられたマークを含む画像を入力画像と
    して取得する入力画像取得手段と、 テンプレート画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記テンプレート画像の画素
    値を当該画像の第1軸及び前記第1軸に実質的に垂直な
    第2軸にそれぞれ投影した第1テンプレート信号及び第
    2テンプレート信号を形成するテンプレート信号形成手
    段と、 前記入力画像の画素値を前記第1軸及び前記第2軸にそ
    れぞれ投影した第1入力信号及び第2入力信号を形成す
    る入力信号形成手段と、 前記第1テンプレート信号及び前記第1入力信号に基づ
    いて、前記第1軸方向における前記テンプレート画像を
    含む第1軸第1部分を検出する第1軸第1部分検出手段
    と、 前記第2テンプレート信号及び前記第2入力信号とに基
    づいて、前記第2軸方向における前記テンプレート画像
    を含む第2軸第1部分を検出する第2軸第1部分検出手
    段と、 前記第1軸第1部分及び前記第2軸第1部分により特定
    される前記入力画像における候補領域画像の画素値を前
    記第1軸に投影した第3入力信号を形成する候補領域信
    号形成手段と、 前記第1テンプレート信号及び前記第3入力信号に基づ
    いて、前記第1軸方向における前記テンプレート画像を
    含む第1軸第2部分を検出する第1軸第2部分検出手段
    と、 前記第1軸第1部分により特定される前記入力画像にお
    ける決定領域画像を前記テンプレート画像とマッチング
    し、前記ウェハにおける前記マークの位置に基づいて前
    記ウェハの位置を検出するマッチング手段と、 前記検出された前記ウェハの位置に基づいて、前記ウェ
    ハを移動させる移動手段とを備えることを特徴とするウ
    ェハ処理装置。
  19. 【請求項19】 前記候補領域信号形成手段は、前記候
    補領域画像の画素値を前記第2軸に投影した第4入力信
    号を形成し、 ウェハ処理装置は、前記第2テンプレート信号と前記第
    4入力信号とに基づいて、前記第2軸方向における前記
    近似部分領域を含む第2軸第2部分を検出する第2軸第
    2部分検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    18に記載のウェハ処理装置。
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