JP4470930B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定された基準点を中心として拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理装置、画像処理方法、及びこの画像処理をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
従来から、パーソナルコンピュータなどでは、画像処理用のソフトウェアを実行して、デジタルカメラ等で撮像した画像(以下、原画像という。)の画像データに対して、拡大処理などの加工を施して種々の画像効果を与えることが行われている。
デジタルカメラでも、処理性能の向上やRAMの大容量化などにより、比較的処理量が大きい加工処理を行うことが容易になってきた。
特許文献1には、1画面が2つのフィールドからなるように構成された一連の画像データをフィールド単位で記憶するフィールドメモリ手段を設け、フィールドメモリ手段に対する画像データの書き込みと読み出しを1アクセスサイクル内に行うようにすることで、画像処理を1フィールド単位で行うことを可能として、画像処理におけるメモリ容量を大幅に削減できる画像処理装置が記載されている。デジタルカメラなどは、原画像に画像効果を与えるために、このような画像処理装置を備えている。
特許文献1に係る画像処理装置を備えるデジタルカメラは、このような加工処理において原画像の画像データと加工画像の画像データとを同一のフィールドメモリ上に記憶させる。そして、このようなデジタルカメラでは、このフィールドメモリ上において原画像の画像データが加工画像の画像データに上書きをされることを防ぐために、ライン単位で原画像の画像データを一時的にメモリ上に退避させたり、データを退避する専用のラインメモリを設けるなどといったことが必要となる。
また、デジタルカメラは、高画質化の要求に応じて画像データの画素数を大きくすると、画像効果を与えるための演算量も増加する。デジタルカメラは、パーソナルコンピュータに比べてRAMなどのメモリの容量が小さいので、上述した演算量の増加に伴ってRAM又はラインメモリ等の記憶容量を増加させなければならないという問題がある。
特開2005―130350号公報
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、記憶媒体に記憶された原画像の画像データを拡大画像の画像データに変換する処理を行う際に、原画像データを退避させるために必要となる記憶容量を低減する画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段として、本発明は、所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理装置であって、上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理部と、上記選択処理部によって選択された上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理部と、上記算出処理部により算出された上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理部と、上記読み出し処理部で読み出された上記原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理部と、上記補間処理部で補間された上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理部とを備え、上記選択処理部は、画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う
また、本発明は、所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理方法であって、上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理工程と、上記選択した上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理工程と、上記算出した上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理工程と、上記読み出した原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理工程と、上記補間した上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理工程とを有し、上記選択処理工程では、画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う
また、本発明は、所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理工程と、上記選択処理工程によって選択した上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理工程と、上記算出処理工程で算出した上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理工程と、上記読み出し処理工程で読み出した原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理工程と、上記補間処理工程で補間した上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理工程とを有し、上記選択処理工程では、画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う処理を実行させるためのプログラムである
本発明は、拡大画像を構成する画素の中から、基準点から最も離れた画素を起点として基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択し、選択した処理対象画素の座標点に写像される原画像の座標点を算出し、算出した原画像の座標点に応じて原画像の画素の画素値を記憶媒体から読み出し、読み出した原画像の画素の画素値を用いて処理対象画素の画素値を補間し、補間した処理対象画素の画素値を、記憶媒体のうち、処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む。
このように、本発明は、記憶媒体のうち、処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込むことで、拡大画像に変換するのに必要となる原画像を構成する各画素のデータが拡大処理前に上書きされることなく、変換処理を行うことができるので、原画像の画像データを退避させるために必要となる記憶容量を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、図1に示すように、光学レンズ110と、固体撮像素子120と、信号処理部130と、メモリ140と、画像処理部150と、記憶媒体160と、表示部170とを備える。
光学レンズ110は、図示しない開口部を介して被写体からの光を固体撮像素子120に集光させる。
固体撮像素子120は、光学レンズ110によって集光された光を受光して電気信号を読み出す。固体撮像素子120は、読み出した電気信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して信号処理部130に供給する。なお、固体撮像素子120は、CCD構造でもC−MOS構造でもよく、いずれの構造に限定されるものではない。
信号処理部130は、固体撮像素子120から供給されるデジタル形式の電気信号に所定の信号処理を施して画像データを出力する。具体的には、信号処理部130は、デジタル形式の電気信号に、ホワイトバランス、ガンマ補正、及び輝度色差変換などの信号処理を施した画像データを出力する。信号処理部130は、信号処理により変換された画像データをメモリ140に供給する。
メモリ140は、画像処理部150のメインメモリであって、信号処理部130から供給される画像データを一時的に記憶し、記憶した画像データを画像処理部150、記憶媒体160、及び表示部170に供給する。
画像処理部150は、メモリ140に記憶されている画像データに対して拡大処理などの画像処理を施してメモリ140に書き戻す。
表示部170は、メモリ140から供給される画像データを表示する。また、表示部170は、デジタルカメラ100で撮像された画像を表示する以外に、デジタルカメラ100を操作するためのGUI(Graphic User Interface)画面の表示も行う。
このように、デジタルカメラ100は、記憶媒体160へ画像データを記憶させる処理、及び画像データを表示部170に表示させる処理に加えて、画像データに所定の画像効果を与える画像処理も行う。
画像処理部150は、処理対象の画像データを、記憶媒体160からメモリ140に読み出す。そして、画像処理部150は、メモリ140に読み出された画像データに対して画像効果を与える処理を施す。その後、画像処理部150は、処理対象の画像データに対する処理が終了すると、処理済みの画像データをメモリ140を介して記憶媒体160や表示部170に供給する。なお、デジタルカメラ100では、記憶媒体160に記憶された画像データのみならず、撮像された画像データを記憶媒体160に記憶させる処理を行う前に、画像処理部150がこの画像データに対して所定の画像効果を与えるようにしてもよい。
本実施形態では、上述したデジタルカメラ100が行う動作のうち、記憶媒体160に記憶されている画像データを、その画面内に設定された基準点を中心として拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理部150の動作に注目して以下のとおり説明する。
本実施形態では、画像処理部150が、拡大処理の一例として図2に示すあおり補正処理を行うものとする。図2(A)は、画像を撮像する際に光学レンズ110の特性などによって、撮像画面の端部付近の画像領域が、画面中心の垂直軸に向けてあおられた処理対象画像(以下、原画像P1と呼ぶ。)である。画像処理部150は、原画像P1のあおりを補正するために、原画像P1に対して垂直軸を中心として拡大させる処理を行う。すなわち、画像処理部150は、画面中心の垂直軸方向にあおられた原画像P1に対して、その垂直軸を中心として拡大処理を施して、図2(B)に示すようなあおりを補正した画像(以下、補正画像P2と呼ぶ。)に変換する。
デジタルカメラ100では、原画像に対してあおり補正処理を施すために、画像処理部150が次に示すような処理部を備えている。すなわち、画像処理部150は、図3に示すように、選択処理部151と、座標変換処理部152と、メモリ制御部153と、補間処理部154とを備える。
選択処理部151は、原画像と同様の画サイズに設定された補正画像の中から、処理対象となる画素(以下、処理対象画素と呼ぶ。)を選択して、選択した処理対象画素の座標点に関するデータを、画素毎に座標変換処理部152に供給する。
座標変換処理部152は、後述する写像関数によって、補正画像を構成する各画素の座標点に写像される原画像の座標点を算出する。そして、座標変換処理部152は、この原画像の座標点に関するデータをメモリ制御部153に供給する。
メモリ制御部153は、メモリ140との間でデータの読み出し及び書き込み処理を行う。メモリ制御部153は、座標変換処理部152から供給される原画像の座標点に関するデータに応じて、原画像の画素の画素値をメモリ140から読み出して、補間処理部154に供給する。また、メモリ制御部153は、後述する補間処理部154からの出力結果をメモリ140に書き込む。
補間処理部154は、メモリ制御部153から供給される原画像の画素の画素値を用いて、補正画像の画素の画素値を補間して、補間した補正画像の画素の画素値に関するデータをメモリ制御部153に供給する。なお、補正処理部154が行う具体的な補間処理手法に関しては後述する。
画像処理部150では、原画像に生じているあおりの特性に応じて、選択処理部151の動作が異なる。具体的に原画像の生じるあおり特性は、大きく2つの種類に分けられる。したがって、画像処理部150は、台形補正処理と魚眼補正処理との2つの種類に場合に分けて、原画像から補正画像への変換処理を行う。
なお、原画像の座標空間は、図4に示すように、画面左上端部の画素の座標点を原点とし、単位画素の各辺の長さを1として、x’方向にwidth個、y’方向にhieght個の画素が配列されているものとする。なお、補正画像の座標空間も同様に、画面左上端部の画素の座標点を原点とし、単位画素の各辺の長さを1として、x方向にwidth個、y方向にhieght個の画素が配列されているものとする。
本実施形態において、台形補正処理とは、画面の中心に設定された垂直軸(x’=x0)又は水平軸(y’=y0)のいずれかの基準軸に向かってあおられた原画像を、拡大処理によって補正する処理である。具体的には、台形補正処理は、図2で示したような画面中心の垂直軸(x’=x0)の下端に向けてあおられた原画像を垂直軸(x’=x0)の上端にあおる台形補正処理(以下、上方台形補正処理と呼ぶ。)と、画面中心の垂直軸(x’=x0)の上端へ向けてあおられた原画像を垂直軸(x’=x0)の下端にあおる台形補正処理(以下、下方台形補正処理と呼ぶ。)と、画面中心の水平軸(y’=y0)の右端へ向けてあおられた原画像を水平軸(y’=y0)の左端にあおる台形補正処理(左方台形補正処理と呼ぶ。)と、画面中心の水平軸(y’=y0)の左端へ向けてあおられた原画像を水平軸(y’=y0)の右端にあおる台形補正処理(右方台形補正処理と呼ぶ。)とに分けられる。
したがって、画像処理部150では、上方台形補正処理の場合に基準点(x0,y0)を座標点((width−1)/2,height−1)とし、下方台形補正処理の場合に基準点(x0,y0)を座標点((width−1)/2,0)とし、左方台形補正処理の場合に基準点(x0,y0)を座標点(width−1,(height−1)/2)とし、右方台形補正処理の場合に基準点(x0,y0)を座標点(0,(height−1)/2)とし、基準点を中心とした拡大処理を行う。
一方、魚眼補正処理とは、一般的に魚眼レンズで撮像された原画像に現れる原画像のあおりを補正する処理である。すなわち、魚眼補正処理は、画面内に設定された基準点(x0,y0)を原点とした直交座標上の垂直軸(x’=x0)及び水平軸(y’=y0)の両方の軸へ向かってあおられた原画像を補正する処理である。ここで、魚眼レンズとは、広視野角を有する光学レンズである。したがって、画像処理部150では、魚眼補正処理として、画面内に設定された基準点(x0,y0)を中心とした拡大処理を行う。
座標変換部152は、上述した台形補正処理及び魚眼補正処理に応じて、それぞれ次に示す処理を行う。
台形補正処理を原画像に対して施す場合、座標変換処理部152では、以下に示す(1)式及び(2)式により、補正画像の画素の座標点(x,y)に写像される原画像の座標点(x’,y’)を求める。
x’=(ax+by+c)/(gx+hy+1) (1)式
y’=(dx+ey+f)/(gx+hy+1) (2)式
ここで、a,b,c,d,e,f,g,hは、原画像のあおりの度合いに応じて決定される定数である。
魚眼補正処理を原画像に対して施す場合、座標変換処理部152では、以下に示す(3)式及び(4)式により、補正画像の画素の座標点(x,y)に写像される原画像の座標点(x’,y’)を求める。
x’=(x−x0)×c0+x0 (3)式
y’=(y−y0)×c0+y0 (4)式
ここで、係数c0は、以下に示す(6)式及び(7)式により与えられる。
c0=(1−c1×(x−x0)+(y−y0))/c2 (6)式
c1=vol/300/((x0)+(y0)) (7)式
ここで、係数c2は、1−vol/300であって、係数volは、魚眼効果の強さに応じて決定される係数である。
このようにして、座標変換処理部152は、台形補正処理及び魚眼補正処理に応じて、処理対象画素の座標点に写像される原画像の座標点を算出して、メモリ制御部153に供給する。
また、メモリ制御部153は、図5に示すように、算出された原画像の座標点Zに対してその周囲に位置する4つの原画像の画素の画素値を読み出して補間処理部154に供給する。ここで、これらの4つの原画像の画素は、座標点Zに対して左斜め上、右斜め上、左斜め下、右斜め下に位置するものをそれぞれ画素A,B,C,Dとする。補間処理部154は、メモリ制御部153から供給される原画像の画素A,B,C,Dの各画素値を双線形補間手法に従って座標点Zの画素値を算出する。双線形補間手法では、座標点Zの画素値を、4つの原画像の画素A,B,C,Dの画素値から補間する。
ここで、座標点Zの画素を結ぶ垂直延長上と、画素A,Bを結ぶ水平線とが交わる位置の画素をZ1とし、画素Aから画素Z1までの距離と画素Z1から画素Bまでの距離との比をd:(1−d)(0≦d≦1)とする。同様に、座標点Zの画素を結ぶ垂直延長上と、画素C,Dを結ぶ水平線とが交わる位置の画素Z2とすると、画素Cから画素Z2までの距離と画素Z2から画素Dまでの距離との比は、d:(1−d)となる。さらに、画素Z1から画素Zまでの距離と画素Zから画素Z2までの距離との比を、e:(1−e)(0≦e≦1)とする。
双線形補間手法では、まず、以下に示す(8)式から画素Z1の画素値P(Z1)を、(9)式から画素値P(Z2)をそれぞれ算出する。なお、画素A,B,C,Dの画素値は、それぞれP(A),P(B),P(C),P(D)とする。
P(Z1)=(1−d)×P(A)+d×P(B) (8)式
P(Z2)=(1−d)×P(C)+d×P(D) (9)式
そして、双線形補間手法では、(8)式および(9)式による算出結果を用いて、以下に示す(10)式から座標点Zの画素値P(Z)を算出する。
P(Z)=(1−e)×P(Z1)+e×P(Z2) (10)式
このようにして、補間処理部154は、上述した双線形補間手法によって座標点Zの画素値P(Z)を算出する。そして、補間処理部154は、算出した座標点Zの画素値P(Z)を、現在の処理対象画素の画素値に設定する。さらに、補間処理部154は、この処理対象画素の画素値を、メモリ制御部153に供給する。
次に、あおり補正処理を行う際に、画像処理部150のメモリ制御部153が行うメモリ制御方法について説明する。
従来のメモリ制御方法では、メモリ制御部が、図6に示すように、メモリに予め原画像の画像データが記憶されている記憶領域(以下、記憶領域1という。)を除く記憶領域2に、補正画像の各画素の画素値に関するデータを書き込む。このように従来のメモリ制御手法では、原画像の画像データと補正画像の画像データとを互いに異なる記憶領域に記憶させる。このため、画像処理部は、補正画像を構成する複数の画素から、どのような順番で処理対象画素を選択するかを考慮しなくてもよい。すなわち、このようなメモリ制御手法に従った場合、画像処理部は、いかなる座標点に位置する補正画像の画素から処理を開始しても、メモリに記憶されている原画像を上書きする虞がない。
このように、従来のメモリ制御方法では、原画像の画像データを退避するための記憶領域をメモリ上に確保したり、メモリ以外に退避用のフレームメモリなどを画像処理部内に設けなければならない。特に、原画像の画素数が大きい場合には、画素数の増加に伴ってより大容量の退避用の記憶領域を確保しなければならない。
そこで、本実施形態に係るデジタルカメラ100は、図7に示すようなメモリ制御を行うことによって、原画像の画像データを退避させるためのメモリ容量の低減を実現する。
図7(A)は、第1のメモリ制御手法として、原画像の画像データが記憶された記憶領域1の一部を、補正画像の画像データとして上書きして、メモリ140上に補正画像の画像データを書き込む第1のメモリ制御手法を模式的に示した図である。
また、図7(B)は、原画像の画像データが記憶された記憶領域1の全てを、補正画像の画像データ(記憶領域2)として上書きする第2の制御手法を模式的に示す図である。
第1の制御手法及び第2の制御手法によってメモリ140の記憶領域を管理する場合、画像処理部150は、補正画像を構成する処理対象画素のうち未処理の画素に対して必要な原画像の画像データがメモリ140上に記憶されていなければならない。このため、画像処理部150は、補正画像を構成する各画素の中から適切な順序で処理対象画素を選択して、原画像から補正画像に変換しなければならない。よって、以下では、上述した適切な処理対象画素を選択する選択処理部151の動作に注目して次の通りに説明する。
選択処理部151は、原画像に生じているあおりの種類に応じて、処理対象画素の選択順序が異なる。具体的には、選択処理部151は、上述した台形補正処理と魚眼補正処理との2つの種類に場合に分けて、異なる処理対象画素の選択を行う。
まず、台形補正処理の具体例として上述した上方台形補正処理における処理対象画素の選択処理について図8を参照して説明する。前提として、図8(A)は、画面中心の垂直軸(x’=x0)の下端へ向けてあおられた原画像P3である。また、図8(B)は、原画像P3に対してあおり補正を施した補正画像P4である。ここで、補正画像の座標空間に写像され得る原画像の座標点(x,y)は、図8(A)の原画像の画面のうちドットで示された画像領域となっている。このため、原画像P3の画面のうち、図8(A)中のドットで示されていない画面上部の画像領域は、補正画像の座標点に写像し得ない領域となっている。このため、上方台形補正処理では、原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間に、常にy≦y’の関係が成立する。同様にして、下方台形補正処理では、原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間において、常にy≧y’の関係が成立する。
また、上方台形補正処理及び下方台形補正処理では、垂直軸の左側の画像領域において原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間で常にx≦x’の関係が成立するとともに、垂直軸の右側の画像領域において原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間で常にx≧x’の関係が成立する。
また、左方台形補正処理では、原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間において、常にx≦x’の関係が成立する。同様にして、右方台形補正処理では、原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間において、常にx≧x’の関係が成立する。
また、左方台形補正処理及び右方台形補正処理では、水平軸の上側の画像領域において原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間で常にy≦y’の関係が成立するとともに、水平軸の下側の画像領域において原画像の座標点(x’,y’)と補正画像の座標点(x,y)との間で常にy≧y’の関係が成立する。
画像処理部150は、上述した原画像の座標点(x’,y’)と、補正画像の座標点(x,y)との間で成立する関係を利用して処理対象座標の選択を行う。
まず、第1の制御手法を実現して、上方台形補正処理を行う選択処理部151の動作に関して図8(B)を参照して説明する。
選択処理部151は、図8(B)に示すように、基準点(x0,y0)から最も離れた点である左上端部に位置する画素の座標点(0,0)を起点として垂直下側に向けて処理対象画素を順次選択して、その処理対象画素の座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。すなわち、選択処理部151は、処理対象画素を、画面内上端の画素列を処理順方向A1へ向けて左端から右端まで順次選択する。選択処理部151は、水平方向に並んだ画素列に対して、このような水平方向への処理を画面上端から処理順方向A2に向けて行う。このように、選択処理部151がこのような順番で選択処理を行うことで、メモリ制御部151は、現在の処理対象画素の画素値を、メモリ140のうち、以前に処理対象画素として選択されていない拡大画像の各画素と同座標点に位置する上記原画像の各画素の画素値が記憶された記憶領域以外に書き込むことができる。
具体的には、選択処理部151は、常にy≦y’の関係が成立するように全ての処理対象画素を選択することができる。したがって、メモリ制御部151は、順次補間処理が施された処理対象画素の画素値を、少なくとも1水平ライン分の原画像を構成する画素を退避させて、メモリ140に書き込むことができる。
同様にして、下方台形補正処理の場合、選択処理部151は、画面下端の水平画素列を起点として垂直上側に向けて処理対象画素を選択することで、少なくとも1水平ライン分の原画像を構成する画素を退避させるだけで原画像から補正画像に変換することができる。
また、左方台形補正処理の場合、選択処理部151は、画面右端の垂直画素列を起点として水平左側に向けて処理対象画素を選択することで、少なくとも1垂直ライン分の原画像を構成する画素を退避させるだけで原画像から補正画像に変換することができる。また、右方台形補正処理の場合、選択処理部151は、画面左端の垂直画素列を起点として水平右側に向けて処理対象画素を選択することで、少なくとも1垂直ライン分の原画像を構成する画素を退避させるだけで原画像から補正画像に変換することができる。
このようにして、画像処理部150では、メモリ140の記憶領域のうち、処理対象画素として選択されていない拡大画像の各画素と同座標点に位置する上記原画像の各画素の画素値が記憶された記憶領域以外に書き込むので、従来必要とされた原画像の画像データを退避させるために必要な記憶容量を低減することができる。
次に、第2のメモリ制御手法を実現してあおり補正を行う選択処理部151の動作に関して図9を参照して説明する。なお、図9(A)は、原画像P5を示した図である。
上方台形補正処理の場合、選択処理部151は、図9(B)に示すように、基準点(x0,y0)から最も離れた点である補正画像P6の画面内の右上端部に位置する画素の座標点(0,0)を起点とし、基準点(x0,y0)を原点とした直交座標上の一方の軸に向かって処理対象画素を順次選択して、その座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。
具体的には、選択処理部151は、処理対象画素を、画面内上端の画素列を処理順方向B1へ向けて垂直軸(x=x0)まで順次選択して、その後、画面内上端の画素列を処理順方向B2へ向けて垂直軸(x=x0)まで順次選択する。選択処理部151は、水平方向に並んだ画素列に対して、このような水平方向への処理を画面上端から処理順方向B3に向けて行う。なお、上方台形補正処理以外の台形補正処理に関する処理対象画素の選択順序は、後述する。
次に、魚眼補正処理における処理対象画素の選択処理について図10を参照して説明する。図10(A)は、座標点(x’,y’)上において、画面の基準点(x0,y0)に向けてあおられた原画像P7を示す。また、図10(B)は、原画像P7に対してあおり補正を施した補正画像P8である。ここで、原画像P7の画面のうち、図中のドットで示されていない画面上部の画像領域は、補正画像の座標点に写像し得ない領域となっている。
したがって、原画像P7と補正画像P8との間には、基準点(x0,y0)に対して左上、右上、左下、及び右下の領域毎に次に示す関係が成立する。
まず、基準点(x0,y0)に対して左上に位置する領域では、原画像P7の座標空間と補正画像P8の座標空間との間において、常にx≦x’及びy≦y’の関係が成立する。また、基準点に対して右上の領域では、原画像P5と補正画像P6との間において常にx≧x’,及び、y≦y’の関係が成立する。また、基準点(x0,y0)に対して左下の領域では、原画像P7と補正画像P8との間において常にx≦x’及びy≧y’の関係が成立する。さらに、基準点に対して右下の領域では、原画像P5と補正画像P6との間において常にx≧x’及びy≧y’の関係が成立する。そこで、選択処理部151は、上述した原画像の座標点(x’,y’)と、補正画像の座標点(x,y)との間で成立する関係を利用して、処理対象座標の選択を行う。
選択処理部151は、図10(B)に示すように、基準点(x0,y0)から最も離れた点である補正画像P8の画面内の端部に位置する画素の座標点(0,0)を起点として基準点を原点とした直交座標上の一方の軸に向かって処理対象画素を順次選択する。
具体的には、この起点を補正画像P8の画面左上端部として、選択処理部151は、まず、画面内上端の画素列を処理順方向C1へ向けて垂直軸(x=x0)まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内上端の画素列を処理順方向C2へ向けて垂直軸(x=x0)まで処理対象画素を順次選択する。選択処理部151は、基準点の上方に位置する水平方向に並んだ画素列に対して、このような水平方向への処理を画面上端から処理順方向C3に向けて水平軸(y=y0)まで行う。
なお、選択処理部151は、基準点(x0,y0)が任意の画素の座標点と一致している場合には、垂直軸(x=x0)及び水平軸(y=y0)上の画素列を処理対象画素として選択しない。
基準点(x0,y0)の上側に位置する画素の選択が終了すると、続いて、選択処理部151は、画面内下端の画素列を処理順方向C1へ向けて垂直軸(x=x0)まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内下端の画素列を処理順方向C2へ向けて垂直軸(x=x0)まで処理対象画素を順次選択する。選択処理部151は、基準点(x0,y0)の下側に位置する水平方向に並んだ画素列に対して、このような水平方向への処理を画面上端から処理順方向C4に向けて水平軸(y=y0)まで行う。なお、選択処理部151は、基準点(x0,y0)が任意の画素の座標点と一致している場合には、垂直軸(x=x0)及び水平軸(y=y0)上の画素列を処理対象画素として選択しない。
上述した選択処理が完了すると、選択処理部151は、基準点(x0,y0)が任意の画素の座標点と一致しているか否かを判断する。一致していないと判断した場合、選択処理部151は、補正画像P8を構成する全画素を処理対象画素として選択したこととなる。また、一致していると判断した場合、選択処理部151は、次に示すような処理対象画素の選択処理を行う。すなわち、選択処理部151は、水平軸(y=y0)上の画素列の左端部に位置する画素を起点として処理順方向C5へ向けて基準点(x0,y0)の直前の画素まで選択して、その後、水平軸(y=y0)上の画素列の右端部に位置する画素を起点として処理順方向C6へ向けて基準点(x0,y0)の手前まで選択する。続いて、選択処理部151は、垂直軸(x=x0)上の画素列の上端部に位置する画素を起点として処理順方向C7へ向けて基準点(x0,y0)の手前まで選択して、その後、水平軸(y=y0)上の画素列の右端部に位置する画素を起点として処理順方向C8へ向けて基準点(x0,y0)の手前まで選択する。画像処理部150は、このような処理を行うことで、補正画像を構成する全画素を処理対象画素として選択したこととなる。
画像処理部150では、選択処理部151が基準点(x0,y0)から最も離れた座標点を起点として、その基準点(x0,y0)を原点とする直交座標上の一方の軸に向けて、拡大画像を構成する各画素を処理対象画素として選択する。このため、メモリ制御部153では、処理対象画素の画素値を、その座標点と同じ座標点に位置する原画像の画素の画素値が記憶されたメモリ140の記憶領域に書き込むことができる。すなわち、画像処理部150は、第2の制御手法によってメモリ140の記憶領域を管理できるので、メモリ140上に原画像の画像データを退避させる記憶領域が必要とならない。
なお、選択処理部151は、第1の制御手法として、基準点(x,y)を原点とした直交座標上の原画像の画素値を退避させるための記憶領域を確保すれば、上述した基準点の座標点が任意の画素の座標点と一致しているか否かに限らず、魚眼補正処理を行うことができる。
上述したように、画像処理部150では、全く原画像の画像データを退避させるための記憶領域を確保せずにあおり補正処理を行うことができる。このような画像処理部150が行う処理は、具体的に図11に示す補正処理プログラムに従って実行されることとなる。なお、以下に示す補正処理プログラムでは、画像処理部150が備える各処理部のうち、特に処理対象画素選択部151の動作に注目して説明する。
前述したように、原画像及び補正画像はともに、水平方向にwidth個、垂直方向にhieght個の画素から構成されているものとする。また、原画像及び補正画像の座標空間では、画面上の左上端部に位置する画素の座標点を原点とする。
ステップS11において、選択処理部151は、初期設定として基準点(x0,y0)を設定する。選択処理部151は、上方台形補正処理を施す場合には座標点((width−1)/2,height−1)を、下方台形補正処理を施す場合には座標点((width−1)/2,0)を、左方台形補正処理を施す場合には座標点(width−1,(height−1)/2)を、右方台形補正処理を施す場合には座標点(0,(height−1)/2)を、それぞれ基準点(x0,y0)に設定する。また、魚眼補正処理を施す場合、選択処理部151は、任意の座標点(Xc,Yc)を基準点(x0,y0)に設定する。
ステップS12において、選択処理部151は、補正画像の座標点(0,0)に位置する画素を処理対象画素に選択する。
続いて、選択処理部151は、現在の処理対象画素の座標点がy<y0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS13)、この条件を満たしていると判断すると図12に示す水平ライン処理に従って、1水平ライン分の画素を処理対象画素として選択して補正処理を施し(ステップS14)、処理対象画素のy成分をインクリメントして(ステップS15)、ステップS13の処理に戻る。
ここで、ステップS14において示された水平ライン処理の具体的な内容について説明する。選択処理部151は、現在の処理対象画素の座標点がx<x0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS101)、この条件を満たしていると判断するとステップS102に進む。ステップS102において、選択処理部151は、処理対象画素の座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。なお、画像処理部150では、この処理対象画素に関して補正処理が施されてメモリ140に書き込まれることとなる。現在の処理対象画素に関する補正処理が終了すると、選択処理部151は、処理対象画素の座標点のxの値をインクリメントして(ステップS102)、ステップS101の判断処理に戻り、ステップS101に示された条件が満たされなくなるまでステップS102,S103の処理を繰り返し、その後処理対象画素の座標点のxの値を(width−1)に設定する(ステップS104)。続いて、選択処理部151は、現在の処理対象画素の座標点(x,y)がx>x0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS105)、この条件を満たしていると判断するとステップS106に進む。ステップS106において、選択処理部151は、処理対象画素の座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。なお、画像処理部150では、この処理対象画素に関して補正処理が施されて、メモリ制御部153が第2のメモリ制御方法に従ってメモリ140に書き込まれることとなる。現在の処理対象画素に関する補正処理が終了すると、選択処理部151は、処理対象画素の座標点のxの値をディクリメントして(ステップS107)、ステップS105の判断処理に戻り、ステップS105で示された条件が満たされなくなるまでステップS106,S107の処理を繰り返して、水平ライン処理を終了する。
処理対象画素選択部151は、ステップS14とステップS15との処理を繰り返し行ってステップS13の条件が満たさなくなると、処理対象画素のyの値を(height−1)に設定する(ステップS16)。
続いて、選択処理部151は、現在の処理対象の座標点がy>y0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS17)、満たしていると判断すると図12に示す水平ライン処理に従って、1水平ライン分の画素を処理対象画素として選択する(ステップS18)。その後、選択処理部151は、処理対象画素のy成分をディクリメントして(ステップS19)、ステップS17の処理に戻る。処理対象画素選択部151は、ステップS18及びS19を繰り返し行ってステップS17の条件が満たされなくなるとステップS20に進む。
ステップS20において、選択処理部151は、ステップS11で設定された基準点(x0,y0)のx0成分及びy0成分がともに整数であるか否かを判断する。この判断処理では、基準点(x0,y0)が任意の画素の座標点に一致しているか否かを判断する。したがって、処理対象画素選択部151は、台形補正処理に関しては、このような基準点に関する条件を満たさないので、その後、本処理工程を終了する。すなわち、処理対象画素選択部151は、魚眼補正処理であって基準点(x0,y0)が任意の画素の座標点に一致している場合にのみ、以下に示すステップS21〜S30の処理を行う。
選択処理部151は、ステップS20に示す条件を満たすと、処理対象画素のy成分をy0に設定して(ステップS21)、図12に示す水平ライン処理に従って、1水平ライン分の画素を処理対象画素として選択して補正処理を施し(ステップS22)、その後処理対象画素の座標点を座標点(x0,0)に設定する(ステップS23)。
続いて、選択処理部151は、現在の処理対象画素の座標点がy<y0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS24)、この条件を満たしていると判断するとステップS25に進む。ステップS25において、選択処理部151は、処理対象画素の座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。なお、画像処理部150では、この処理対象画素に関して補正処理が施されて第2の制御手法に従ってメモリ140に書き込まれることとなる。現在の処理対象画素に関する補正処理が終了すると、選択処理部151は、処理対象画素の座標点のyの値をインクリメントして(ステップS26)、ステップS24の判断処理に戻り、ステップS24に示された条件が満たされなくなるまでステップS25とステップS26との処理を繰り返し、その後処理対象画素の座標点のyの値を(height−1)に設定する(ステップS27)。
続いて、選択処理部151は、現在の処理対象画素の座標点(x,y)がy>y0の条件を満たしているか否かを判断し(ステップS28)、この条件を満たしていると判断するとステップS29に進む。ステップS28において、選択処理部151は、処理対象画素の座標点に関するデータを座標変換処理部152に供給する。なお、画像処理部150では、この処理対象画素に関して補正処理が施されて第2の制御手法に従ってメモリ140に書き込まれることとなる。現在の処理対象画素に関する補正処理が終了すると、選択処理部151は、処理対象画素の座標点のyの値をディクリメントして(ステップS30)、ステップS28の判断処理に戻り、ステップS28で示された条件が満たされなくなるまでステップS29とステップS30との処理を繰り返して、本処理工程を終了する。
以上のように、画像処理部150では、選択処理部151が、あおり補正処理の種類に応じて処理対象画素を適切な順序で選択する。画像処理部150は、補正処理画像を構成する各画素の画素値を、その各座標点と同一の座標点に位置する原画像の画素の画素値を書き換えながらメモリ140に記憶させても、補正画像に変換するのに必要となる原画像を構成する各画素のデータが補正処理前に上書きされることなく、あおり補正処理を行うことができる。
したがって、この画像処理部150を備えるデジタルカメラ100は、原画像の画像データを退避させる記憶領域を必要としない。したがって、デジタルカメラ100は、従来に比べてメモリ140の記憶容量を低減することができる。
なお、本発明は、以上の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。
本実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 図(A)は原画像P1を示す図であり、図(B)は原画像P1に対してあおり補正を施した補正画像P2を示す図である。 画像処理部の構成を示すブロック図である。 原画像の座標空間を示す図である。 双線形補間手法の処理を模式的に示す図である。 従来のメモリ制御手法に従ったメモリの記憶管理を模式的に示す図である。 図(A)は第1のメモリ制御手法に従ったメモリの記憶管理を模式的に示す図であり、図(B)は第2のメモリ制御手法に従ったメモリの記憶管理を模式的に示す図である。 図(A)は画面中心の垂直軸(x’=x0)の下端へ向けてあおられた原画像P3を示す図であり、図(B)は第1のメモリ制御手法に従って原画像P3に対して上方台形補正処理を施した補正画像P4を示す図である。 図(A)は原画像P5を示した図であり、図(B)は第1のメモリ制御手法に従って、原画像P5に上方台形補正処理を施した補正画像P6を示す図である。 図(A)は基準点(x0,y0)に向けてあおられた原画像P7を示す図であり、図(B)は原画像P7に対して魚眼補正処理を施した補正画像P8を示す図である。 第2のメモリ制御方法に従って魚眼補正処理を行う画像処理部の処理工程を示すフローチャートである。 画像処理部第2のメモリ制御方法に従って魚眼補正処理を行う画像処理部の水平ライン処理工程を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ、110 光学レンズ、120 固体撮像素子、130 信号処理部、140 メモリ、150 画像処理部、151 選択処理部、152 座標変換処理部、153 メモリ制御部、154 補間処理部、160 記憶媒体、170 表示部

Claims (4)

  1. 所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理装置において、
    上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理部と、
    上記選択処理部によって選択された上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理部と、
    上記算出処理部により算出された上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理部と、
    上記読み出し処理部で読み出された上記原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理部と、
    上記補間処理部で補間された上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理部とを備え
    上記選択処理部は、
    画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、
    上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う画像処理装置。
  2. 上記読み出し処理部は、上記原画像の座標点の周囲に位置する4つの上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出し、
    上記補間処理部は、双線形補間手法に従って、上記処理対象画素の画素値を補間する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理方法において、
    上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理工程と
    上記選択した上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理工程と
    上記算出した上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理工程と、
    上記読み出した原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理工程と、
    上記補間した上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理工程とを有し、
    上記選択処理工程では、
    画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、
    上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う画像処理方法。
  4. 所定の記憶媒体に記憶されている原画像を、その画面内に設定され拡大処理の前後で画面位置が変化しない基準点を中心とした拡大処理を施した拡大画像に変換する画像処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    上記拡大画像を構成する画素の中から、上記基準点から最も離れた座標点を起点として、該基準点を原点とした直交座標軸に向かって処理対象画素を順次選択する選択処理工程と、
    上記選択処理工程によって選択した上記処理対象画素の座標点に写像される上記原画像の座標点を算出する算出処理工程と、
    上記算出処理工程で算出した上記原画像の座標点に応じて、上記原画像の画素の画素値を上記記憶媒体から読み出す読み出し処理工程と、
    上記読み出し処理工程で読み出した原画像の画素の画素値を用いて、上記処理対象画素の画素値を補間する補間処理工程と、
    上記補間処理工程で補間した上記処理対象画素の画素値を、上記記憶媒体のうち、該処理対象画素と同座標点に位置する上記原画像の画素値が記憶された記憶領域に書き込む書き込み処理工程とを有し、
    上記選択処理工程では、
    画面内左上端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右上端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面上端から下方向に向けて水平軸まで行い、
    上記基準点の下側に画素が存在する場合には、画面内左下端の水平方向に並んだ画素列を右方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択して、その後、画面内右下端の水平方向に並んだ画素列を左方向へ向けて垂直軸まで処理対象画素を順次選択する処理を、画面下端から上方向に向けて水平軸まで行う処理を実行させるためのプログラム。
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