JP2005311473A - 撮像装置および信号処理方法ならびにそのプログラムと記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪曲収差補正の方向として撮像光学系の光軸からの放射方向のみを考慮しながら、歪曲収差補正の際に画像に発生しうるジャギーを抑制することのできる撮像装置を実現する。
【解決手段】撮像光学系である光学レンズ1を介して得られる撮像信号を処理して出力画像表示部4に出力するDSP3において、撮像信号に対して、前記光学レンズ1の歪曲収差を光学レンズ1の光軸からの距離に基づき、光軸から放射方向に伸縮することにより補正する信号処理を施し、同時にジャギーを抑制する画像処理を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラおよび携帯電話用カメラなどの電子カメラに用いられ、固体撮像素子から出力された撮像信号を処理する撮像装置に関する。
近年、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラおよび携帯電話用カメラなどの電子カメラの用途に、上記固体撮像素子を用いた固体撮像装置が幅広く使用されている。この固体撮像装置で撮影して得られる画像をより高画質にすることが望まれている。このため、固体撮像装置においては、撮像光学系を介して得られる撮像信号に対して、前記撮像光学系の歪曲収差を低減するため、前記撮像光学系の性能を改善すること、撮像光学系において複数枚の光学レンズを組み合わせること、あるいは信号処理で歪曲収差を補正することなどが行われている。
図4は、従来の固体撮像装置101の構成を示すブロック図である。
図4において、固体撮像装置101は、撮像光学系の一例である光学レンズ1、固体撮像素子の一例であるCCD2、デジタル信号処理部3(以下、DSP3という)および出力画像表示部4を有している。ここでは、CCD2から出力される撮像信号をCCD出力信号21、DSP3から出力される撮像信号をDSP出力信号22という。
上記構成により、被写体からの像は光学レンズ1によってCCD2の受光部上に結像される。このCCD2の受光部上に到達した光は、CCD2で光電変換されて、アナログ電気信号(以下、撮像信号という)となり、CCD出力信号21としてDSP3に伝送される。撮像信号は、DSP3で各種信号処理された後に、表示部に適したDSP出力信号22として出力画像表示部4に伝送されて表示画面上に画像表示される。
ここで、DSP3の内部構成について更に詳細に説明する。
DSP3は、撮像信号前処理部11、アナログ・デジタル変換部12(以下、A/D変換部12という)、撮像信号メイン処理部13、撮像信号出力部14、およびタイミング信号発生器15(以下、TG15という)を有している。
撮像信号前処理部11は、撮像信号に対して、相関二重サンプリング処理(以下、CDSという)によるノイズの低減と、オートゲインコントロール(以下、AGCという)による振幅制御とを行う。
A/D変換部12は、アナログ信号の撮像信号をデジタル信号に変換した後、撮像信号メイン処理部13に伝送する。
撮像信号メイン処理部13は、デジタル信号に変換された撮像信号に対して、ホワイトバランス制御(以下、WBという)、自動露出制御(以下、AEという)、およびガンマ補正など、各種のデジタル信号画像処理を行い、撮像信号出力部14に伝送する。
撮像信号出力部14は、デジタル信号画像処理が施された撮像信号を、出力画像表示部4に対応した方式の信号に変換して、TG15で生成された垂直同期信号24(以下、VD24という)および水平同期信号25(以下、HD25という)など、出力画像を表示するために必要な各種タイミング信号と共に出力画像表示部4に出力する。TG15から出力されるタイミング信号の一例として、タイミングパルス23、VD24、HD25、およびクロックパルス26などが挙げられ、これらの各タイミング信号はそれぞれに関連する各処理部で同期信号として使用される。
しかしながら、上述した従来の固体撮像装置では、撮像光学系を介することにより起こりうる歪曲収差により、出力画像表示部4に表示される画像が歪んでしまうという問題がある。
例えば、歪曲収差のない理想的な撮像光学系を介して固体撮像素子で受光する画像が図5(a)に示すような格子状の図形であるとすると、歪曲収差のある撮像光学系を介して固体撮像素子で受光する画像では、図5(b)あるいは(c)に示すように幾何学的な歪曲が生じてしまう。
従来、このような歪曲収差を補正する固体撮像装置の構成が開示されている。
例えば特許文献1には、撮像光学系を介して入射する被写体光学像の画像信号に対して、前記撮像光学系の歪曲収差を補正する信号処理装置が開示されている。これは、画像中における第1の方向の歪曲収差に基づいて、前記第1の方向と異なる第2の方向の歪曲収差を補正する技術であり、これにより撮像信号に対する歪曲収差補正に関わる処理を高速で行うとともに、画像全体の不自然さを解消することができるものである。
また特許文献2には、撮像光学系による歪みを該撮像光学系の光軸位置を中心とし、且つ、外側及び内側に画像が存在するような画面上の所定の円を基準として該所定の円より外側の画像は外側方向に向けて、内側の画像は内側方向に向けて補正するような画像信号を処理する補正手段を有することにより、歪曲収差を補正することができるものが開示されている。
特開2003−37769号公報(公開日:2003年2月7日) 特許第3035416号公報(登録日:2000年2月18日)(特開平6−165024号公報、公開日:1994年6月10日)
特許文献1では、第1の方向の歪曲収差に基づいて、前記第1の方向と異なる第2の方向の歪曲収差を補正するという手法を用い、特定の方向に基づいて歪曲収差補正を行うことで画質の改善を図っている。しかし、特許文献1による手法では、第1の方向と第2の方向とに基づいて個々に補正処理を行うため、第2の方向における補正処理を考慮して第1の方向の補正処理を行わなければならないという問題がある。
また、歪曲収差が発生している画像における直線に対して歪曲収差補正処理を施すと曲線になるが、特許文献2では、この曲線にジャギーが発生してしまう。しかし当該文献には歪曲収差補正の際に発生しうるジャギーについて、また、ジャギーの発生を回避することについては何ら記載されていない。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その目的は、歪曲収差補正の方向として撮像光学系の光軸からの放射方向のみを考慮しながら、歪曲収差補正の際に画像に発生しうるジャギーを抑制することのできる撮像装置、および信号処理方法、ならびにそのプログラムと記録媒体を実現することにある。
本発明の撮像装置は、上記課題を解決するために、入射光を光電変換する固体撮像素子から出力された撮像信号を信号処理する信号処理手段を有する撮像装置において、前記信号処理手段は、撮像光学系が原因で起こる歪曲収差を、前記撮像光学系を介して得られる撮像信号に対し、前記撮像光学系の光軸からの距離に基づき、前記光軸から放射方向に伸縮することにより補正し、画像に発生しうるジャギーを抑制することを特徴としている。
上記の発明によれば、歪曲収差補正の方向として撮像光学系の光軸からの放射方向のみを考慮しながら、歪曲収差補正の際に画像に発生しうるジャギーを抑制することのできる撮像装置を実現することができるという効果を奏する。
また、信号処理手段での撮像信号の信号処理により歪曲収差を補正するので、各々に固有の特性を持つ前記撮像光学系の歪曲収差のそれぞれに対して容易に対応して補正することができるという効果を奏する。これによりさらに、撮像光学系の性能を改善すること、複数枚の撮像光学系を組み合わせることなどの必要がなくなり、撮像光学系の大きさを小型化することができるという効果を奏する。
本発明の信号処理方法は、上記課題を解決するために、入射光を光電変換する固体撮像素子から出力された撮像信号を信号処理する信号処理方法において、撮像光学系が原因で起こる歪曲収差を、前記撮像光学系を介して得られる撮像信号に対し、前記撮像光学系の光軸からの距離に基づき、前記光軸から放射方向に伸縮することにより補正し、画像に発生しうるジャギーを抑制することを特徴としている。
上記の発明によれば、歪曲収差補正の方向として撮像光学系の光軸からの放射方向のみを考慮しながら、歪曲収差補正の際に画像に発生しうるジャギーを抑制することのできる信号処理方法を実現することができるという効果を奏する。
また、撮像信号の信号処理により歪曲収差を補正するので、各々に固有の特性を持つ前記撮像光学系の歪曲収差のそれぞれに対して容易に対応して補正することができるという効果を奏する。これによりさらに、撮像光学系の性能を改善すること、複数枚の撮像光学系を組み合わせることなどの必要がなくなり、撮像光学系の大きさを小型化することができるという効果を奏する。
本発明のプログラムは、上記課題を解決するために、前記信号処理方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
上記の発明によれば、前記信号処理方法を汎用性のあるものとすることができるという効果を奏する。
本発明の記録媒体は、上記課題を解決するために、前記プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたことを特徴としている。
上記の発明によれば、前記プログラムを容易に提供することができるという効果を奏する。
本発明の撮像装置および信号処理方法は、上記課題を解決するために、撮像光学系が原因で起こる歪曲収差を、前記撮像光学系を介して得られる撮像信号に対し、前記撮像光学系の光軸からの距離に基づき、前記光軸から放射方向に伸縮することにより補正し、画像に発生しうるジャギーを抑制する。
従って、歪曲収差補正の方向として撮像光学系の光軸からの放射方向のみを考慮しながら、歪曲収差補正の際に画像に発生しうるジャギーを抑制することができるという効果を奏する。
本発明の好適な実施の形態では、固体撮像素子から伝送される撮像信号(CCD出力信号)に含まれる撮像光学系が原因で起こりうる歪曲収差に対して、デジタル信号処理部(DSP)にて歪曲収差補正を行うとともに、前記歪曲収差補正の際に発生しうるジャギーをフィルター処理にて補正を行うことで、前記歪曲収差を補正し好適な画像を得る。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。なお、前記従来の技術で用いた図面と同じ機能の部材には同じ符号を付してある。
図1に本実施形態に係る固体撮像装置(撮像装置)51の構成を示す。固体撮像装置51は、図4に示した従来の固体撮像装置におけるDSP(信号処理手段)3に、歪曲収差補正の機能とジャギー抑制のためのフィルター処理の機能とを備えている。この両機能を行うものとして、A/D変換部12と撮像信号メイン処理部13との間に歪曲収差補正処理部16が設けられている。したがって、DSP3から出力される撮像信号は、本発明に関わる歪曲収差補正と、画像の輪郭部分に発生しうるジャギーの抑制のためのフィルター処理とが施されたものである。なお、固体撮像素子としてはCCD2の他に例えばCMOS撮像素子がある。
次に、DSP3における本実施形態の歪曲収差処理について説明する。本実施形態では、理想的な歪曲収差のない画像と撮像光学系を介して得られた歪曲収差のある画像との対応関係を、レンズの近軸理論から得られる近似式を用いて求める。そして、この近似式を用いて歪曲収差補正を行う。
まず、理想的な歪曲収差のない画像f(x,y)と撮像光学系を介して得られた歪曲収差のある画像f’(x’,y’)との対応関係について説明する。歪曲収差は画像の中心から放射方向に画像が伸縮し、画像が歪曲することである。ただし、画像の中心は撮像光学系の光軸が固体撮像素子と交わる点であるとする。例えば、図2(a)に示す点Pは放射方向(矢印A方向)に伸縮し、図2(b)に示す点P’と対応する。歪曲の度合いは画像の中心からの距離rに依存して決定され、理想的な撮像光学系における歪曲収差は画像の中心に対して点対称である。歪曲収差のない画像と歪曲収差のある画像との対応関係は、前記レンズの近軸理論によれば、以下の式(1)〜(3)で対応付けることができる。ただし、kは比例定数である。
Figure 2005311473
式(1)をx軸およびy軸成分に分解すると式(4)および(5)が得られる。ただし、θは点Pと原点とを結ぶ線分がx軸の正の方向となす角である。
Figure 2005311473
歪曲収差を補正することは、歪曲収差のある画像から歪曲収差のない画像へ式(4)および(5)を逆変換することに対応している。
しかし、式(4)および(5)は非線形関数であるため、逆変換をそのまま行うと計算量が大きくなる。そこで、rおよびr’とΔr(=r−r’)との比が十分小さいこと、つまり実際の撮像光学系では歪曲率が数%程度であることに注目して、式(4)および(5)においてr≒r’と近似すると、以下の式(6)および(7)が得られる。
Figure 2005311473
ここで、k・r’≪1のとき式(6)および(7)は以下の式(8)および(9)に近似することができる。
Figure 2005311473
本実施形態では、上式(8)および(9)を用いることで歪曲収差補正を行う。
上記歪曲収差補正を行う際、各画素の近傍画素を利用してフィルター処理を行うことで画像の輪郭部分に発生しうるジャギーの改善を行う。
前記フィルター処理の好適な手段の一つとしては、前記歪曲収差補正の際に上式(8)および(9)で求められる座標(x,y)と近傍画素との距離を前記フィルター処理における重み付けのパラメータとして利用することが挙げられる。補正対象画像上における画素(x,y)と近隣4画素との距離は、歪曲収差の影響により、補正対象画像上の位置に応じて異なる。すなわち、補正対象画像上において歪曲収差の度合は一定ではなく、画像上の位置に応じて異なる。ここで、本実施形態のように、理想画像の各画素(x,y)の画素値を算出するにあたり、この画素(x,y)と、補正対象画像上における各近隣画素との距離を参照すれば、ジャギーを抑制した歪曲収差補正を行うことができる。
これにより、無数のパラメータ設定が考えられるため、従来のジャギー補正処理で利用されていたフィルター処理用の一様なパラメータ設定では得られない好適な画像を得ることができる。一般的なジャギー補正処理では、基本的にはフィルター処理における着目画素を移動してもフィルターの各重みは変化させない。ただし、ジャギーが発生しているエッジの方向成分を考慮することがあり、そのため、パラメータ設定のテーブルを回転させることがある。例えば、エッジの方向成分が画像の左下と右上とを結ぶ直線方向のとき、フィルター処理用の重み付けのパラメータが表1に示すテーブル1に設定されているとする。このときエッジの方向成分が画像の左上と右下とを結ぶ直線方向のとき、フィルター処理用の重み付けのパラメータは、テーブル1を回転させた、表2に示すテーブル2のように設定されるとする。これにより画像の向きに対応したジャギー補正処理となるので多少画像が良好になるが、本実施形態においては画素(x,y)の位置に応じた重み付けでジャギー補正処理を行うため、非常に良好な画像が得られる。
Figure 2005311473
Figure 2005311473
また、前記フィルター処理として、例えば、図3(a)・(b)に示すような2種類の方法が考えられる。1つ目の例として、図3(a)の左図に示す歪曲収差のない理想的な画像f(x,y)の座標(x,y)から、式(4)および(5)を用いて求められる図3(a)の右図に示す歪曲収差のある画像f’(x’,y’)の座標(x’,y’)と(x’,y’)の近傍画素との距離を用いてフィルター処理の重み付け係数ai(ただし、Σai=1、i=1〜4)を求める方法が挙げられる。
ここでは近傍画素として4画素を用いたが、距離に応じて画素数を変更できるものとする。例えば、図3(a)において(x’、y’)が([x’]、[y’])に極めて近い、すなわちa3≒0の場合、フィルター演算ではなく、([x’]、[y’])の画素値を(x’、y’)に代入するほうがよいと考えられる。また、(x’、y’)が([x’]、[y’])と([x’]、[y’]+1)とを結ぶ線分上もしくは線分に近い場合、フィルター演算処理には([x’]、[y’])と([x’]、[y’]+1)との画素値を用いるほうがよいと考えられる。
そして、重み付け係数aiを用いて、例えば以下の式(10)を用いて歪曲収差のない理想的な画像f(x,y)を求める方法が考えられる。
Figure 2005311473
2つ目の例として、1つ目の例で挙げた近傍画素から式(8)および(9)を用いて、図3(b)の左図に示す理想的な画像f(x,y)の座標(x,y)を求め、(x,y)と(x,y)の近傍画素との距離を用いてフィルター処理の重み付け係数bjk
Figure 2005311473
を求める方法が挙げられる。ここでは近傍画素として4画素を用いたが、前述と同様、距離に応じて画素数を変更できるものとする。そして、重み付け係数bjkを用いて、例えば以下の式(11)を用いて、図3(b)の右図に示す歪曲収差のある画像f’(x’,y’)から歪曲収差のない理想的な画像f(x,y)を求める方法が考えられる。
Figure 2005311473
本手法のように、歪曲収差補正のパラメータを用いることで、ジャギー発生の抑制を行うことができ、従来の歪曲収差補正よりも好適な画質の画像を得ることができる。
また、本実施形態の信号処理方法は、固体撮像装置51に備えられたコンピュータが図2や図3を用いて説明したプロセスを含むプログラムを実行することによって実現できる。これにより、固体撮像装置51の信号処理方法を汎用性のあるものとすることができる。
上記プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納してユーザに提供することができる。これにより、上記プログラムを容易に提供することができる。この記録媒体は、固体撮像装置51のコンピュータ本体に内蔵された記憶装置などの内蔵メディアであってもよいし、コンピュータ本体に対して分離可能に構成されたリムーバブル・メディアであってもよい。上記内蔵メディアとしては、ROM;フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリ;ハードディスク等が挙げられる。また、上記リムーバブル・メディアとしては、CD−ROM、DVD等の光記録媒体;MO等の光磁気記録媒体;フロッピー(登録商標)ディスク、カセットテープ、リムーバブル・ハードディスク等の磁気記録媒体;メモリカード等のような書き換え可能な不揮発性メモリを内蔵したメディア;ROMカセット等のようなROMを内蔵したメディア等が挙げられる。
上記プログラムは、図1のDSP3や不図示のCPUのアクセスにより実行される構成であってもよいし、記録媒体に格納されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムを内蔵メディアのプログラム記憶領域に転送した後、内蔵メディア上のプログラムがDSP3やCPUのアクセスにより実行される構成であってもよい。プログラムの実行は、DSP3やCPUの単独動作によるものであってもよいし、DSP3とCPUとの協調動作によるものであってもよい。また、上記プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納された状態で販売されるものに限定されるものではなく、インターネット等の通信ネットワークを介してユーザのコンピュータに転送する形式で販売されるものであってもよい。
本発明は、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラおよび携帯電話用カメラなどの電子カメラに用いることができる。
本発明の実施形態を示すものであり、撮像装置の要部構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は、図1の撮像装置による歪曲収差補正の原理を説明するための歪曲収差の性質を示す概念図である。 (a)および(b)は、図1の撮像装置による歪曲収差補正処理を説明するための概念図である。 従来技術を示すものであり、撮像装置の要部構成を示すブロック図である。 (a)ないし(c)は、歪曲収差を説明するための概念図である。
符号の説明
1 光学レンズ(撮像光学系)
2 CCD(固体撮像素子)
3 デジタル信号処理部、DSP(信号処理手段)
51 固定撮像装置(撮像装置)

Claims (4)

  1. 入射光を光電変換する固体撮像素子から出力された撮像信号を信号処理する信号処理手段を有する撮像装置において、
    前記信号処理手段は、
    撮像光学系が原因で起こる歪曲収差を、前記撮像光学系を介して得られる撮像信号に対し、前記撮像光学系の光軸からの距離に基づき、前記光軸から放射方向に伸縮することにより補正し、
    画像に発生しうるジャギーを抑制することを特徴とする撮像装置。
  2. 入射光を光電変換する固体撮像素子から出力された撮像信号を信号処理する信号処理方法において、
    撮像光学系が原因で起こる歪曲収差を、前記撮像光学系を介して得られる撮像信号に対し、前記撮像光学系の光軸からの距離に基づき、前記光軸から放射方向に伸縮することにより補正し、
    画像に発生しうるジャギーを抑制することを特徴とする信号処理方法。
  3. 請求項2に記載の信号処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 請求項3に記載のプログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたことを特徴とする記録媒体。
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