JPH0836300A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH0836300A JPH0836300A JP6170555A JP17055594A JPH0836300A JP H0836300 A JPH0836300 A JP H0836300A JP 6170555 A JP6170555 A JP 6170555A JP 17055594 A JP17055594 A JP 17055594A JP H0836300 A JPH0836300 A JP H0836300A
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
- G03G15/0921—Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0167—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
- G03G2215/017—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member single rotation of recording member to produce multicoloured copy
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
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- G03G2215/0167—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
- G03G2215/0174—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
- G03G2215/018—Linearly moving set of developing units, one at a time adjacent the recording member
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/0602—Developer
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/0634—Developing device
Abstract
(57)【要約】
【目的】同極現像ロ−ルを用いるソフト現像において、
画像濃度の確保と感光体へのキャリア付着防止の両立を
図る。 【構成】磁石体の感光体対向領域に同一極性の二つの磁
石を隣接して配置し二山の磁力分布を形成し、該スリ−
ブ回転方向下流側の第2の磁極位置を該感光体と該スリ
−ブとの略最近接点に設定するようにした。 【効果】現像剤を感光体に軽く接触させて現像しても画
像濃度を確保することが可能であり、又、感光体へのキ
ャリア付着防止できる。さらに、感光体上に複数色のト
ナ−像を形成しカラ−印刷を行う際に、前段で形成した
トナ−画像を乱すことがなく、且つ、2色目以降の画像
濃度の確保と2色目以降の現像時の感光体へのキャリア
付着を防止できる。
画像濃度の確保と感光体へのキャリア付着防止の両立を
図る。 【構成】磁石体の感光体対向領域に同一極性の二つの磁
石を隣接して配置し二山の磁力分布を形成し、該スリ−
ブ回転方向下流側の第2の磁極位置を該感光体と該スリ
−ブとの略最近接点に設定するようにした。 【効果】現像剤を感光体に軽く接触させて現像しても画
像濃度を確保することが可能であり、又、感光体へのキ
ャリア付着防止できる。さらに、感光体上に複数色のト
ナ−像を形成しカラ−印刷を行う際に、前段で形成した
トナ−画像を乱すことがなく、且つ、2色目以降の画像
濃度の確保と2色目以降の現像時の感光体へのキャリア
付着を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリなどの電子写真装置に使用する現像装置に関
する。
ァクシミリなどの電子写真装置に使用する現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】キャリアとトナ−を含む2成分現像剤を
用いた従来の現像装置の例を図6に示す。図示の従来の
現像装置2は、現像ロール5を内装するとともに現像剤
を収容するケーシング30と、該現像ロール5の回転軸
に平行に、かつ現像ロール5の外周面との間に所定の間
隔をおいて配置された規制板6と、同じくケーシング3
0に内装されケーシング30内の現像剤を撹拌する撹拌
ロール10と、ケーシング30に固定支持されトナーを
格納したトナ−ホッパ−21と、該トナーホッパー21
に設けられてトナーをケーシング30内に供給する補給
ロ−ル22と、前記現像ロール5の回転軸と回転軸を平
行させて配置された円柱状の感光体1と、該感光体1表
面に静電潜像を形成する手段(図示せず)と、を含んで
構成されている。
用いた従来の現像装置の例を図6に示す。図示の従来の
現像装置2は、現像ロール5を内装するとともに現像剤
を収容するケーシング30と、該現像ロール5の回転軸
に平行に、かつ現像ロール5の外周面との間に所定の間
隔をおいて配置された規制板6と、同じくケーシング3
0に内装されケーシング30内の現像剤を撹拌する撹拌
ロール10と、ケーシング30に固定支持されトナーを
格納したトナ−ホッパ−21と、該トナーホッパー21
に設けられてトナーをケーシング30内に供給する補給
ロ−ル22と、前記現像ロール5の回転軸と回転軸を平
行させて配置された円柱状の感光体1と、該感光体1表
面に静電潜像を形成する手段(図示せず)と、を含んで
構成されている。
【0003】感光体1に回転軸を平行させて対向する現
像ロ−ル5は、回転可能なスリ−ブ3の内部に円柱状の
磁石体4を固定配置して構成されている。該磁石体4の
外周部には複数の磁極S,N,S,N,…が着磁され、
感光体1と対向する部分には現像磁極部8が配置されて
いる。
像ロ−ル5は、回転可能なスリ−ブ3の内部に円柱状の
磁石体4を固定配置して構成されている。該磁石体4の
外周部には複数の磁極S,N,S,N,…が着磁され、
感光体1と対向する部分には現像磁極部8が配置されて
いる。
【0004】この現像装置では、トナ−とキャリアから
なる2成分現像剤7を、磁石体4の磁力により吸引し、
スリ−ブ3の外周に保持する。この現像剤はスリ−ブ3
の矢印方向(図上反時計方向)の回転により搬送される
が、規制板6とスリ−ブ3との間隙を通過する際に余分
の現像剤、つまりスリーブ3と規制板6との間隙よりも
厚くスリーブ3の外周に保持された現像剤が掻き落さ
れ、スリーブ3外周に均一に付着した状態で現像部に搬
送される。現像磁極部8では、現像剤7は磁力線に沿っ
て磁気ブラシを形成し、現像剤7を矢印方向(図上時計
方向)に回転する感光体1上の静電潜像と接触させるこ
とにより、感光体表面にトナ−画像を形成していた。ま
た、現像によってトナーが消耗するので、必要に応じて
トナーホッパー21から補給ロール22を介してケーシ
ング30内にトナーが補充される。
なる2成分現像剤7を、磁石体4の磁力により吸引し、
スリ−ブ3の外周に保持する。この現像剤はスリ−ブ3
の矢印方向(図上反時計方向)の回転により搬送される
が、規制板6とスリ−ブ3との間隙を通過する際に余分
の現像剤、つまりスリーブ3と規制板6との間隙よりも
厚くスリーブ3の外周に保持された現像剤が掻き落さ
れ、スリーブ3外周に均一に付着した状態で現像部に搬
送される。現像磁極部8では、現像剤7は磁力線に沿っ
て磁気ブラシを形成し、現像剤7を矢印方向(図上時計
方向)に回転する感光体1上の静電潜像と接触させるこ
とにより、感光体表面にトナ−画像を形成していた。ま
た、現像によってトナーが消耗するので、必要に応じて
トナーホッパー21から補給ロール22を介してケーシ
ング30内にトナーが補充される。
【0005】又、現像磁極部8での現像性を高める為、
現像磁極部8を隣接した同一極性の2つの磁極、すなわ
ち2つの同極磁極により形成する方法が提案されてい
る。2つの同極磁極の間では、現像剤7は反発磁界の存
在より磁力の拘束がなくなり感光体側へ移動し易くなる
ため、ソフト接触状態にて現像性を高めることが可能と
なる。このような、同極方式現像に関しては、特開昭5
5−101969号公報,特開平3−291680号公
報,特開平4−338781号公報等がある。さらに、
画像濃度を向上させる為ACバイアスを併用する方法
(特開昭61−198170号公報,特開昭60−16
8177号公報,特開平3−109582号公報)等が
提案されている。
現像磁極部8を隣接した同一極性の2つの磁極、すなわ
ち2つの同極磁極により形成する方法が提案されてい
る。2つの同極磁極の間では、現像剤7は反発磁界の存
在より磁力の拘束がなくなり感光体側へ移動し易くなる
ため、ソフト接触状態にて現像性を高めることが可能と
なる。このような、同極方式現像に関しては、特開昭5
5−101969号公報,特開平3−291680号公
報,特開平4−338781号公報等がある。さらに、
画像濃度を向上させる為ACバイアスを併用する方法
(特開昭61−198170号公報,特開昭60−16
8177号公報,特開平3−109582号公報)等が
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べた現
像装置では、現像剤7と感光体1との接触状態をさらに
ソフトにし均一な画質を確保しようとして、磁化の小さ
いキャリアや小粒径のキャリアを使用すると、現像磁極
による現像剤の拘束力が弱くなり、その結果、キャリア
が感光体1に付着するようになり印刷品質が劣化する傾
向があった。同極方式現像に関する上記各公報、例えば
特開昭55−101969号公報には、現像部で磁力が
二つの山を作っている例が図示されているが、現像ロー
ルと感光体の間隔と二つの山との関連については言及し
ていない。
像装置では、現像剤7と感光体1との接触状態をさらに
ソフトにし均一な画質を確保しようとして、磁化の小さ
いキャリアや小粒径のキャリアを使用すると、現像磁極
による現像剤の拘束力が弱くなり、その結果、キャリア
が感光体1に付着するようになり印刷品質が劣化する傾
向があった。同極方式現像に関する上記各公報、例えば
特開昭55−101969号公報には、現像部で磁力が
二つの山を作っている例が図示されているが、現像ロー
ルと感光体の間隔と二つの山との関連については言及し
ていない。
【0007】本発明の第1の目的は、同極方式現像にお
いてキャリアが感光体1に付着することがなく高画質が
確保可能な現像装置を提供することである。
いてキャリアが感光体1に付着することがなく高画質が
確保可能な現像装置を提供することである。
【0008】又、本発明の第2の目的は、感光体上に複
数色のトナ−像を形成しカラ−印刷を行う際に、前段で
形成したトナ−画像を乱すことがなく、さらに、2色目
以降の画像濃度の確保と2色目以降の現像時の感光体へ
のキャリア付着を防止できるカラ−電子写真装置を提供
することである。
数色のトナ−像を形成しカラ−印刷を行う際に、前段で
形成したトナ−画像を乱すことがなく、さらに、2色目
以降の画像濃度の確保と2色目以降の現像時の感光体へ
のキャリア付着を防止できるカラ−電子写真装置を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固定された磁石体をスリ−ブ内に配置
し、該磁石体の磁力によって前記スリーブの外周に現像
剤を吸着保持し、該スリ−ブの回転に基づいてその外周
に保持した現像剤を、前記スリーブの回転軸と回転軸を
平行にして回転する円柱状の感光体の外周面に接触させ
て感光体表面の静電潜像を現像する現像装置において、
前記磁石体の感光体に対向する領域に同一極性の第1、
第2の二つの磁石片を周方向に隣接させて配置して、ス
リーブ回転軸に垂直な断面内でピークが二つの磁力分布
を形成し、第2の磁石片の位置を、前記磁力分布の二つ
のピークのうちスリ−ブ回転方向下流側の第2の磁力ピ
−クが前記感光体と前記スリ−ブのほぼ最近接点に形成
される位置に設定したものである。
成するために、固定された磁石体をスリ−ブ内に配置
し、該磁石体の磁力によって前記スリーブの外周に現像
剤を吸着保持し、該スリ−ブの回転に基づいてその外周
に保持した現像剤を、前記スリーブの回転軸と回転軸を
平行にして回転する円柱状の感光体の外周面に接触させ
て感光体表面の静電潜像を現像する現像装置において、
前記磁石体の感光体に対向する領域に同一極性の第1、
第2の二つの磁石片を周方向に隣接させて配置して、ス
リーブ回転軸に垂直な断面内でピークが二つの磁力分布
を形成し、第2の磁石片の位置を、前記磁力分布の二つ
のピークのうちスリ−ブ回転方向下流側の第2の磁力ピ
−クが前記感光体と前記スリ−ブのほぼ最近接点に形成
される位置に設定したものである。
【0010】
【作用】本発明の現像装置では、第2の磁力ピ−クを形
成する第2の磁石片が、感光体とスリ−ブとの最近接点
に第2の磁力ピ−クを形成する位置の固定磁石体上に配
置されることにより、前記最近接点の感光体表面近傍に
おける現像剤が第2の磁力ピ−クの磁力で現像ロールに
強く拘束され、キャリアが感光体1に付着することがな
い。又、第1の磁石片の磁力により保持された現像剤が
スリーブの回転に伴って同極磁極間を移動する際に、現
像剤に加わる磁力が低下することで生じる撹乱により第
2の磁力ピーク近傍にトナ−クラウドが形成される為、
トナーが感光体1に付着しやすく、感光体1上の静電潜
像を高濃度で現像することが可能である。
成する第2の磁石片が、感光体とスリ−ブとの最近接点
に第2の磁力ピ−クを形成する位置の固定磁石体上に配
置されることにより、前記最近接点の感光体表面近傍に
おける現像剤が第2の磁力ピ−クの磁力で現像ロールに
強く拘束され、キャリアが感光体1に付着することがな
い。又、第1の磁石片の磁力により保持された現像剤が
スリーブの回転に伴って同極磁極間を移動する際に、現
像剤に加わる磁力が低下することで生じる撹乱により第
2の磁力ピーク近傍にトナ−クラウドが形成される為、
トナーが感光体1に付着しやすく、感光体1上の静電潜
像を高濃度で現像することが可能である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0012】(1)第1の実施例 第1の実施例の全体構成は、先に説明した図6記載のも
のと同じであるので、共通の構成については説明を省略
し、異なる部分につき、説明する。本実施例における現
像ロ−ル5は、図1に示すように、感光体1と回転軸を
平行させて配置されたスリーブ3と、該スリーブ3内に
固定配置された円柱状の磁石体4とを含んで構成されて
いる。磁石体4の感光体1との対向部に軸方向に溝が形
成され、この溝に同極磁極を形成する第1の磁石片1
8,第2の磁石片19が軸方向に長く、互いに平行に埋
め込まれている。磁石体4の材質は、普通、等方性磁性
体であり、周囲が磁化されて前記磁石片19からみて図
上反時計回りに順にN1,N2,S3,N3極が形成さ
れている。2つの埋込磁石片18,19は異方性磁性体
または希土類磁性体で製作され、磁石体4よりも高い磁
力に着磁されて、同極磁極S1,同極磁極S2を形成し
ている。
のと同じであるので、共通の構成については説明を省略
し、異なる部分につき、説明する。本実施例における現
像ロ−ル5は、図1に示すように、感光体1と回転軸を
平行させて配置されたスリーブ3と、該スリーブ3内に
固定配置された円柱状の磁石体4とを含んで構成されて
いる。磁石体4の感光体1との対向部に軸方向に溝が形
成され、この溝に同極磁極を形成する第1の磁石片1
8,第2の磁石片19が軸方向に長く、互いに平行に埋
め込まれている。磁石体4の材質は、普通、等方性磁性
体であり、周囲が磁化されて前記磁石片19からみて図
上反時計回りに順にN1,N2,S3,N3極が形成さ
れている。2つの埋込磁石片18,19は異方性磁性体
または希土類磁性体で製作され、磁石体4よりも高い磁
力に着磁されて、同極磁極S1,同極磁極S2を形成し
ている。
【0013】2つの磁石片18,19相互の間隙bは、
図3に示すように、磁石片18によって形成される第1
の磁力ピ−クと磁石片19によって形成される第2の磁
力ピ−ク間の設定角θsが、20乃至40度の範囲にな
るよう1乃至8mmの範囲に設定された。例を挙げる
と、θs≒20度の場合、b=(0.03〜0.06)d,θs≒
30度の場合、b=(0.08〜0.13)dとした。dは現像
ロール直径である。2つの磁石片18,19の周方向の
幅は、1乃至5mmとした。また、第2の磁力ピーク
は、800〜1300Gとしたが、より望ましくは10
00〜1300Gとするのがよい。
図3に示すように、磁石片18によって形成される第1
の磁力ピ−クと磁石片19によって形成される第2の磁
力ピ−ク間の設定角θsが、20乃至40度の範囲にな
るよう1乃至8mmの範囲に設定された。例を挙げる
と、θs≒20度の場合、b=(0.03〜0.06)d,θs≒
30度の場合、b=(0.08〜0.13)dとした。dは現像
ロール直径である。2つの磁石片18,19の周方向の
幅は、1乃至5mmとした。また、第2の磁力ピーク
は、800〜1300Gとしたが、より望ましくは10
00〜1300Gとするのがよい。
【0014】さらに、第2の同極磁極19のスリ−ブ回
転方向下流側(図上反時計回り側)に隣接するN1極の
磁力と、第1の同極磁極18の該スリ−ブ回転方向上流
側(図上時計回り側)に隣接するN3極の磁力とをほぼ
同等に設定した。現像ロ−ル5は、直径が20乃至50
mmのものを用いた。現像剤は、キャリアとトナ−から
なる2成分現像剤を用いた。キャリアとしては、樹脂キ
ャリア及びフェライトキャリアを用いた。樹脂キャリア
は嵩比重1.0乃至1.6g/cm3,飽和磁化60乃
至80emu/gの球形および不定形の樹脂キャリアを
用い、トナ−との混合比は4乃至15重量%に調合し
た。又、フェライトキャリアを用いる場合は、嵩比重
2.2乃至2.7g/cm3,飽和磁化20乃至60e
mu/gで略球形のものを用い、トナ−との混合比は2
乃至5重量%に調合した。
転方向下流側(図上反時計回り側)に隣接するN1極の
磁力と、第1の同極磁極18の該スリ−ブ回転方向上流
側(図上時計回り側)に隣接するN3極の磁力とをほぼ
同等に設定した。現像ロ−ル5は、直径が20乃至50
mmのものを用いた。現像剤は、キャリアとトナ−から
なる2成分現像剤を用いた。キャリアとしては、樹脂キ
ャリア及びフェライトキャリアを用いた。樹脂キャリア
は嵩比重1.0乃至1.6g/cm3,飽和磁化60乃
至80emu/gの球形および不定形の樹脂キャリアを
用い、トナ−との混合比は4乃至15重量%に調合し
た。又、フェライトキャリアを用いる場合は、嵩比重
2.2乃至2.7g/cm3,飽和磁化20乃至60e
mu/gで略球形のものを用い、トナ−との混合比は2
乃至5重量%に調合した。
【0015】このような現像ロールを用いた現像装置に
おいては、同極磁極部は図3の実線20にて示すよう
に、二山の磁力分布を発生し、現像剤7を保持して、図
1に示すように、第1の同極磁極18による穂立ちの高
い第1の磁気ブラシと第2の同極磁極19による穂立ち
の低い第2の磁気ブラシを形成することが判った。又、
第2の磁気ブラシ近傍では、一種のトナ−クラウドが形
成されることが判った。これは、第1の同極磁極18に
より保持された現像剤7が磁力の拘束がない同極磁極間
を移動する際に生じる撹乱により、トナ−がキャリアか
ら遊離し易くなり、第2の同極磁極19近傍に一種のト
ナ−クラウドが形成されたものと考えられる。その結
果、第2の同極磁極19により保持される現像剤7と感
光体1との接触を軽く(ソフトに)しても現像すること
が可能であった。すなわち、感光体1として有機感光体
(OPC)を用い、周速100乃至300mm/sec
の感光体1上に、コントラスト電位が約450Vの静電
潜像を形成し、前記スリ−ブ3の周速を感光体周速の約
1乃至約2倍としさらに該スリ−ブ3に250乃至35
0Vの現像バイアスを印加し反転現像を行ったところ、
画像濃度1.3乃至1.4(O.D)を確保できた。
おいては、同極磁極部は図3の実線20にて示すよう
に、二山の磁力分布を発生し、現像剤7を保持して、図
1に示すように、第1の同極磁極18による穂立ちの高
い第1の磁気ブラシと第2の同極磁極19による穂立ち
の低い第2の磁気ブラシを形成することが判った。又、
第2の磁気ブラシ近傍では、一種のトナ−クラウドが形
成されることが判った。これは、第1の同極磁極18に
より保持された現像剤7が磁力の拘束がない同極磁極間
を移動する際に生じる撹乱により、トナ−がキャリアか
ら遊離し易くなり、第2の同極磁極19近傍に一種のト
ナ−クラウドが形成されたものと考えられる。その結
果、第2の同極磁極19により保持される現像剤7と感
光体1との接触を軽く(ソフトに)しても現像すること
が可能であった。すなわち、感光体1として有機感光体
(OPC)を用い、周速100乃至300mm/sec
の感光体1上に、コントラスト電位が約450Vの静電
潜像を形成し、前記スリ−ブ3の周速を感光体周速の約
1乃至約2倍としさらに該スリ−ブ3に250乃至35
0Vの現像バイアスを印加し反転現像を行ったところ、
画像濃度1.3乃至1.4(O.D)を確保できた。
【0016】さらに、図1に示すように、現像間隙(感
光体1の静電潜像を現像する位置におけるスリーブ3の
外周面と感光体1の外周面の間隙)を穂立ちの低い第2
の磁気ブラシのスリーブ3外周面からの高さより小さく
設定し、磁極位置設定角、すなわち、現像ロ−ルの中心
C2から同極磁極S1,S2の磁石体4の外周面におけ
る中心を通って半径方向に伸びる線と現像ロ−ル及び感
光体の中心を結ぶ線C1−C2とのなす角θmを変化さ
せ印刷実験を行った結果を図2に示す。図で、実線24
は磁極位置設定角θmと画像濃度の関係を、破線25は
磁極位置設定角θmとキャリア付着量の関係をそれぞれ
示している。図2に示すように、磁極位置設定角θmが
θs/6乃至5θs/6、さらに望ましくは、2θs/
6乃至4θs/6に設定した場合、高濃度の画像の確保
とキャリアの感光体1への付着を低減できることが判明
した。
光体1の静電潜像を現像する位置におけるスリーブ3の
外周面と感光体1の外周面の間隙)を穂立ちの低い第2
の磁気ブラシのスリーブ3外周面からの高さより小さく
設定し、磁極位置設定角、すなわち、現像ロ−ルの中心
C2から同極磁極S1,S2の磁石体4の外周面におけ
る中心を通って半径方向に伸びる線と現像ロ−ル及び感
光体の中心を結ぶ線C1−C2とのなす角θmを変化さ
せ印刷実験を行った結果を図2に示す。図で、実線24
は磁極位置設定角θmと画像濃度の関係を、破線25は
磁極位置設定角θmとキャリア付着量の関係をそれぞれ
示している。図2に示すように、磁極位置設定角θmが
θs/6乃至5θs/6、さらに望ましくは、2θs/
6乃至4θs/6に設定した場合、高濃度の画像の確保
とキャリアの感光体1への付着を低減できることが判明
した。
【0017】これは、第2の磁力ピ−クを形成する第2
の同極磁極部19を感光体1とスリ−ブ3との略最近接
点に設定することに対応し、この場合、第2の同極磁極
部19付近の磁気ブラシは穂立ちが低いために現像剤7
と感光体1との接触をソフトにしても、感光体表面位置
における現像ロールによる磁力が強い状態で、現像剤を
拘束できるので、キャリアの感光体1への付着を低減で
きるものと考えられる。
の同極磁極部19を感光体1とスリ−ブ3との略最近接
点に設定することに対応し、この場合、第2の同極磁極
部19付近の磁気ブラシは穂立ちが低いために現像剤7
と感光体1との接触をソフトにしても、感光体表面位置
における現像ロールによる磁力が強い状態で、現像剤を
拘束できるので、キャリアの感光体1への付着を低減で
きるものと考えられる。
【0018】又、実験結果によれば、第1の磁力ピーク
の磁力B1は第2の磁力ピークの磁力B2と同等乃至10
0〜200G低めに設定し、二つの磁力ピークをもつ磁
力分布20における第1の磁力ピ−クの磁力B1と二つ
のピークの間の谷部の磁力B0との差ΔBを200乃至
800ガウス範囲に設定した場合、図4に示すように、
比較的高濃度の画像が得られた。特に、ΔBを450乃
至800ガウスの範囲に設定した場合、トナ−の帯電量
が約1.6倍に増加しても高濃度の画像を維持できるこ
と、すなわち、帯電量が変化しても安定な高画質印刷が
可能となる利点があることが判った。
の磁力B1は第2の磁力ピークの磁力B2と同等乃至10
0〜200G低めに設定し、二つの磁力ピークをもつ磁
力分布20における第1の磁力ピ−クの磁力B1と二つ
のピークの間の谷部の磁力B0との差ΔBを200乃至
800ガウス範囲に設定した場合、図4に示すように、
比較的高濃度の画像が得られた。特に、ΔBを450乃
至800ガウスの範囲に設定した場合、トナ−の帯電量
が約1.6倍に増加しても高濃度の画像を維持できるこ
と、すなわち、帯電量が変化しても安定な高画質印刷が
可能となる利点があることが判った。
【0019】(2)第2の実施例 第1の同極磁極S1とスリ−ブ3回転方向上流側に隣接
するN3極とがなす角θ1を、第2の同極磁極S2とス
リ−ブ3回転方向下流側に隣接するN1極とがなす角θ
2と同等に設定すると共に、N3よりもN1の磁力を5
0〜200G高く設定した。すなわち、N3の磁力を7
50乃至800ガウス範囲に、N1の磁力を800乃至
1000ガウス範囲に設定した。この場合、第1の実施
例と比べて、少しベタ画像の均一性が損なわれる傾向が
見られたが、キャリアの感光体1への付着や飛散をより
低減できる効果が得られた。
するN3極とがなす角θ1を、第2の同極磁極S2とス
リ−ブ3回転方向下流側に隣接するN1極とがなす角θ
2と同等に設定すると共に、N3よりもN1の磁力を5
0〜200G高く設定した。すなわち、N3の磁力を7
50乃至800ガウス範囲に、N1の磁力を800乃至
1000ガウス範囲に設定した。この場合、第1の実施
例と比べて、少しベタ画像の均一性が損なわれる傾向が
見られたが、キャリアの感光体1への付着や飛散をより
低減できる効果が得られた。
【0020】さらに、第1の磁石片18の幅d1よりも
第2の磁石片19の幅d2を広く設定した。すなわち、
d2/d1を1.2乃至1.5に設定したところ、キャリ
アの感光体1への付着や飛散をさらに大幅に低減できる
効果が得られた。
第2の磁石片19の幅d2を広く設定した。すなわち、
d2/d1を1.2乃至1.5に設定したところ、キャリ
アの感光体1への付着や飛散をさらに大幅に低減できる
効果が得られた。
【0021】(3)第3の実施例 図5に示す第3の実施例は、各色に対応した現像剤をそ
れぞれ収納する複数の現像器12,13を感光体1の周
囲に配置し、感光体の1回転または複数回転の間に、各
色に対応した複数の潜像を感光体上に形成すると共に複
数の現像器12,13によりそれら潜像を現像し、多色
のトナ−画像を感光体1上に形成し1回の転写にて用紙
15に転写するカラ−電子写真装置において、少なくと
も2色目現像器13に上述の実施例に記載の現像条件を
適用したものである。ここでいう現像器は、前記第1の
実施例に示した現像装置から感光体1及び感光体1に静
電潜像を形成する手段を除いたものであり、上述の実施
例に記載の現像条件とは、現像ロールの構成並びに現像
ロールと感光体の相対位置に関する事項である。
れぞれ収納する複数の現像器12,13を感光体1の周
囲に配置し、感光体の1回転または複数回転の間に、各
色に対応した複数の潜像を感光体上に形成すると共に複
数の現像器12,13によりそれら潜像を現像し、多色
のトナ−画像を感光体1上に形成し1回の転写にて用紙
15に転写するカラ−電子写真装置において、少なくと
も2色目現像器13に上述の実施例に記載の現像条件を
適用したものである。ここでいう現像器は、前記第1の
実施例に示した現像装置から感光体1及び感光体1に静
電潜像を形成する手段を除いたものであり、上述の実施
例に記載の現像条件とは、現像ロールの構成並びに現像
ロールと感光体の相対位置に関する事項である。
【0022】また、複数回転により多色のトナ−画像を
感光体1上に形成する場合は、1色目現像器12、2色
目現像装置13、転写器23、クリ−ナ16は感光体1
に対して接触/離間可能な機構を有し、1回転目は2色
目現像器13、転写器23、クリ−ナ16が感光体1か
ら離間して1色目現像器12が接触するようにし、2回
転目は1色目現像器12が離間して2色目現像器13、
転写器23、クリ−ナ16が接触するようにしたもので
ある。
感光体1上に形成する場合は、1色目現像器12、2色
目現像装置13、転写器23、クリ−ナ16は感光体1
に対して接触/離間可能な機構を有し、1回転目は2色
目現像器13、転写器23、クリ−ナ16が感光体1か
ら離間して1色目現像器12が接触するようにし、2回
転目は1色目現像器12が離間して2色目現像器13、
転写器23、クリ−ナ16が接触するようにしたもので
ある。
【0023】このような構成において、感光体1上に2
色のトナ−像を形成し2色印刷を行う際に、2色目現像
器13に用いる現像剤は、キャリアとトナ−からなる2
成分現像剤を用いたがキャリアとしては飽和磁化60乃
至70emu/gの樹脂キャリア又は飽和磁化20乃至
50emu/gフェライトキャリアを用いると共に前記
スリ−ブ3の周速を感光体周速の0.9乃至1.4倍と
した場合、前段で形成したトナ−画像を乱すことがな
く、さらに、2色目画像濃度の確保と2色目現像時の感
光体1へのキャリア付着を防止できた。
色のトナ−像を形成し2色印刷を行う際に、2色目現像
器13に用いる現像剤は、キャリアとトナ−からなる2
成分現像剤を用いたがキャリアとしては飽和磁化60乃
至70emu/gの樹脂キャリア又は飽和磁化20乃至
50emu/gフェライトキャリアを用いると共に前記
スリ−ブ3の周速を感光体周速の0.9乃至1.4倍と
した場合、前段で形成したトナ−画像を乱すことがな
く、さらに、2色目画像濃度の確保と2色目現像時の感
光体1へのキャリア付着を防止できた。
【0024】又、1色目現像器12にカラ−現像剤を用
い本発明の現像条件を適用する場合は、前段のクリ−ニ
ング工程で除去できなかったトナ−が感光体上に残存し
ても1色目現像器12の現像剤磁気ブラシの感光体1に
対する摺擦力を小さくできるので、感光体1上に残存す
るトナ−を掻き取る度合いを小さくし1色目カラ−現像
器12への混入を防止または大幅に低減できる効果があ
る。
い本発明の現像条件を適用する場合は、前段のクリ−ニ
ング工程で除去できなかったトナ−が感光体上に残存し
ても1色目現像器12の現像剤磁気ブラシの感光体1に
対する摺擦力を小さくできるので、感光体1上に残存す
るトナ−を掻き取る度合いを小さくし1色目カラ−現像
器12への混入を防止または大幅に低減できる効果があ
る。
【0025】尚、カラ−電子写真装置として、感光体が
1回転で多色画像を形成する方式に対しても本発明は適
用できる。
1回転で多色画像を形成する方式に対しても本発明は適
用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、スリーブ内に固定配置
される磁石体に設けられる第2の同極磁極を感光体と該
スリ−ブとの最近接点に設定することにより、該第2の
同極磁極による感光体表面位置の磁力を高めキャリアを
スリ−ブに拘束できるので、キャリアが感光体に付着す
ることがない。
される磁石体に設けられる第2の同極磁極を感光体と該
スリ−ブとの最近接点に設定することにより、該第2の
同極磁極による感光体表面位置の磁力を高めキャリアを
スリ−ブに拘束できるので、キャリアが感光体に付着す
ることがない。
【0027】又、第1の同極磁極により保持された現像
剤がスリーブの回転に伴って第1、第2の同極磁極間を
移動する際に生じる撹乱により、第2の磁極近傍にトナ
−クラウドが形成される為、現像剤を感光体に軽く接触
させて現像しても画像濃度を確保することが可能であ
る。
剤がスリーブの回転に伴って第1、第2の同極磁極間を
移動する際に生じる撹乱により、第2の磁極近傍にトナ
−クラウドが形成される為、現像剤を感光体に軽く接触
させて現像しても画像濃度を確保することが可能であ
る。
【0028】さらに、感光体上に複数色のトナ−像を形
成しカラ−印刷を行う際に、前段で形成したトナ−画像
を乱すことがなく、且つ、2色目以降の画像濃度の確保
と2色目以降の現像時の感光体へのキャリア付着を防止
できる。
成しカラ−印刷を行う際に、前段で形成したトナ−画像
を乱すことがなく、且つ、2色目以降の画像濃度の確保
と2色目以降の現像時の感光体へのキャリア付着を防止
できる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る現像装置の断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施例の画像濃度及び感光体へ
のキャリア付着に関する特性図である。
のキャリア付着に関する特性図である。
【図3】本発明の第1の実施例の磁界分布説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の第1の実施例の画像濃度とΔBとの関
係説明図である。
係説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る2色電子写真装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図6】従来の現像装置の断面図である。
1 感光体 2 現像装置 3 スリ−ブ 4 磁石体 5 現像ロ−ル 6 規制板 7 現像剤 8 同極着磁部 9 磁力分布 10 撹拌ロ−ル 11 帯電器 12 1色目現像器 13 2色目現像器 14 露光 15 用紙 16 クリ−ナ− 17 定着器 18 第1の磁石片 19 第2の磁石片 20 磁力分布 21 トナ−ホッパ− 22 補給ロ−ル 23 転写器 30 ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊川 辰夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 菅谷 登美男 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内 (72)発明者 菊池 康夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 固定された磁石体をスリ−ブ内に配置
し、前記磁石体の磁力により前記スリーブの外周に保持
した少なくともキャリアとトナ−を含む現像剤を、該ス
リ−ブの回転に基づいて感光体に接触させて現像を行う
現像装置において、前記磁石体の感光体対向領域に、軸
方向に長くかつ同一極性の第1及び第2の磁石片を隣接
して配置して二山の磁力分布を形成し、該二山の磁力分
布のうちスリ−ブ回転方向下流側の第2の磁力ピ−クを
形成する位置を前記感光体と前記スリ−ブとの略最近接
点に設定したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 固定された磁石体と、該磁石体を内部に
配置して回転する磁性体からなるスリーブと、該スリー
ブの回転軸と回転軸を平行させて配置された感光体と、
該感光体表面に静電潜像を形成する手段と、を含んで構
成され、前記磁石体の磁力により前記スリーブ外周面に
少なくともトナーとキャリアを含む現像剤を保持し、該
スリーブの回転により、保持された現像剤を静電潜像を
形成されて回転する前記感光体の表面に接触させて前記
静電潜像を現像する現像装置において、前記磁石体の感
光体に対向する領域に同一極性の第1、第2の磁石片が
互いに隣接して配置されていることと、該第1,第2の
磁石片は前記スリーブの回転軸に平行に延在していて該
回転軸に垂直な断面内で磁力のを形成することと、これ
ら第1,第2の磁石片のうち、スリーブ回転方向下流側
に配置された第2の磁石片の位置は、前記二つのピーク
のうち該第2の磁石片で形成される第2の磁力ピーク
が、前記感光体と前記スリーブの間隔がほぼ最も狭い位
置に形成される位置であることと、を特徴とする現像装
置。 - 【請求項3】 前記二山の磁力分布における第1の磁力
ピ−クの磁力の大きさと第1,第2の磁力ピークの間の
谷部の磁力の大きさとの差が、450乃至800ガウス
の範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載
の現像装置。 - 【請求項4】 前記第1の磁石片と第2の磁石片との間
隔が1乃至8mmの範囲であり、磁極間の設定角度θs
が20乃至40度であることを特徴とする請求項1また
は2に記載の現像装置。 - 【請求項5】 前記二山の磁力分布における第2の磁力
ピ−クの大きさが1000乃至1300ガウスの範囲に
あることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装
置。 - 【請求項6】 前記現像剤は飽和磁化60乃至80em
u/gの樹脂キャリアとトナ−を含む現像剤であること
を特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 【請求項7】 前記現像剤は飽和磁化20乃至60em
u/gのフェライトキャリアとトナ−を含む現像剤であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装
置。 - 【請求項8】 前記磁石体は、第2の磁石片のスリ−ブ
回転方向下流側及び第1の磁石片のスリ−ブ回転方向上
流側で、前記第1,第2の磁石片の磁極と異なる磁極に
着磁されており、第2の磁石片のスリ−ブ回転方向下流
側に着磁された磁極の磁力が第1の磁石片のスリ−ブ回
転方向上流側に着磁された磁極の磁力より強いことを特
徴とする請求項1または2に記載の現像装置。 - 【請求項9】 各色に対応した現像剤をそれぞれ収納す
る複数の現像器を感光体の周囲に配置し、感光体が1ま
たは複数回転により各色に対応した複数の潜像を形成す
ると共に複数の現像器により現像し複数色のトナ−画像
を感光体1上に形成する工程を有するカラ−電子写真装
置において、少なくとも2色目現像器に請求項1乃至8
のうちのいずれかに記載の現像装置を適用したことを特
徴とするカラ−電子写真装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06170555A JP3125175B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 現像装置 |
EP95111251A EP0693715B1 (en) | 1994-07-22 | 1995-07-18 | Developing method and electrophotographic system |
DE69531884T DE69531884T2 (de) | 1994-07-22 | 1995-07-18 | Entwicklungsverfahren und elektrophotographisches System |
US08/504,314 US5574546A (en) | 1994-07-22 | 1995-07-20 | Developing apparatus for an electrophotographic machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06170555A JP3125175B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836300A true JPH0836300A (ja) | 1996-02-06 |
JP3125175B2 JP3125175B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=15907037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06170555A Expired - Fee Related JP3125175B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 現像装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0693715B1 (ja) |
JP (1) | JP3125175B2 (ja) |
DE (1) | DE69531884T2 (ja) |
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US8406660B2 (en) | 2009-02-19 | 2013-03-26 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including counter-rotating developing rollers and controlling method |
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KR102230093B1 (ko) * | 2019-06-28 | 2021-03-22 | 중앙대학교 산학협력단 | 우수토실과 차집관로 협잡물 방지 및 수거장치 |
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JP2861110B2 (ja) | 1989-09-25 | 1999-02-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録方法及びその装置 |
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-
1994
- 1994-07-22 JP JP06170555A patent/JP3125175B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-18 DE DE69531884T patent/DE69531884T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-18 EP EP95111251A patent/EP0693715B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-20 US US08/504,314 patent/US5574546A/en not_active Expired - Fee Related
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EP0693715A2 (en) | 1996-01-24 |
EP0693715B1 (en) | 2003-10-08 |
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