JPH07152252A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07152252A
JPH07152252A JP32585693A JP32585693A JPH07152252A JP H07152252 A JPH07152252 A JP H07152252A JP 32585693 A JP32585693 A JP 32585693A JP 32585693 A JP32585693 A JP 32585693A JP H07152252 A JPH07152252 A JP H07152252A
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JP
Japan
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developing sleeve
layer thickness
developer layer
developer
blade
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Pending
Application number
JP32585693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Kimura
登彦 木村
Osamu Takemura
理 竹村
Junji Fujii
淳史 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP32585693A priority Critical patent/JPH07152252A/ja
Publication of JPH07152252A publication Critical patent/JPH07152252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、現像スリーブと現像剤層厚規定
用ブレードとの間隔を従来に比べて大きくでき、現像ス
リーブと現像剤層厚規定用ブレードとの間に異物、現像
剤の凝集物等が詰まりにくくなるとともに現像剤層厚規
定用ブレードの現像スリーブに対する位置合わせが容易
となる現像装置を提供することを目的とする。 【構成】 現像装置において、現像スリーブ22と、現
像スリーブ22内部に設けられかつ現像スリーブ22と
は独立して回転駆動される対称多極のマグネットローラ
23と、現像スリーブ22に沿って設けられた現像剤層
厚規定ブレード24とを備え、現像剤層厚規定ブレード
24は、現像スリーブ22の長さ方向に等間隔ごとにS
極とN極とが交互に配列されている磁力発生部を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、電子写真
式複写機、電子写真式プリンタ等の画像形成装置におけ
る現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機においては、マグネッ
トローラが内蔵された現像スリーブを有する現像装置が
用いられている。このような現像装置では、2成分系現
像剤または磁性1成分系現像剤が現像剤として用いられ
る。2成分系現像剤としては、たとえば直径30〜20
0μmのフェライト、鉄等の磁性キャリアと、直径6〜
20μmの非磁性トナーとが混合された現像剤が用いら
れる。磁性1成分系現像剤としては、たとえば磁性粉体
を含んだ直径6〜20μmの磁性トナーが用いられる。
【0003】この種の現像装置として、マグネットロー
ラが対称多極で、マグネットローラと現像スリーブとが
共に回転される両回転現像装置がある。マグネットロー
ラは現像スリーブの回転方向とは逆方向に高速回転駆動
される。マグネットローラの磁力によって現像スリーブ
に引きつけられた現像剤が、現像スリーブによって感光
体に搬送される。そして、感光体に形成された潜像がト
ナーで現像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】ところで、上記の両回転現像装置において
は、一般に、感光体と現像スリーブとの間隔は、0.2
〜2.0mm程度に設定されている。感光体と現像スリ
ーブとの間に現像剤を搬送するために、現像装置には現
像スリーブに沿って現像剤層厚規定用ブレードが設けら
れている。現像スリーブと現像剤層厚規定用ブレードと
の間隔は、感光体と現像スリーブとの間隔に等しい厚さ
の現像剤層を現像スリーブ表面に形成するために、感光
体と現像スリーブとの間隔に等しく設定されている。
【0006】しかしながら、感光体と現像スリーブとの
間隔が小さく、現像スリーブと現像剤層厚規定用ブレー
ドとの間隔が小さいときには、現像スリーブと現像剤層
厚規定用ブレードとの間に異物、現像剤の凝集物等が詰
まり、現像スリーブ表面に均一な現像剤層が形成されな
くなることがある。また、現像スリーブと現像剤層厚規
定用ブレードとの設定間隔が小さいときには、現像剤層
厚規定用ブレードを、現像スリーブに対して精度良く取
り付けることが困難となり、現像スリーブ表面に均一な
現像剤層を形成することが困難となる。
【0007】この発明は、現像スリーブと現像剤層厚規
定用ブレードとの間隔を従来に比べて大きくでき、現像
スリーブと現像剤層厚規定用ブレードとの間に異物、現
像剤の凝集物等が詰まりにくくなるとともに現像剤層厚
規定用ブレードの現像スリーブに対する位置合わせが容
易となる現像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による現像装置
は、現像スリーブと、現像スリーブ内部に設けられかつ
現像スリーブとは独立して回転駆動される対称多極のマ
グネットローラと、現像スリーブに沿って設けられた現
像剤層厚規定ブレードとを備え、現像剤層厚規定ブレー
ドは、現像スリーブの長さ方向に等間隔ごとにS極とN
極とが交互に配列されている磁力発生部を有しているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】マグネットローラのN極が、現像剤層厚規定ブ
レードマグネットブレードの下方を通過する際には、現
像剤層厚規定ブレードのN極とマグネットローラとの間
では磁力が反発し合うため、現像剤層厚規定ブレードの
N極と現像スリーブとの間部分には現像剤は存在しなく
なる。一方、現像剤層厚規定ブレードのS極とマグネッ
トローラとの間では磁力が引き付け合うため、現像剤層
厚規定ブレードのS極と現像スリーブとの間部分には現
像剤が存在する。
【0010】したがって、マグネットローラのN極が、
現像剤層厚規定ブレードの下方を通過する際には、現像
剤層厚規定ブレードと現像スリーブとの間部分のうち、
現像剤層厚規定ブレードのS極と現像スリーブとの間部
分のみから、現像剤が現像スリーブ上に搬送されること
になる。
【0011】マグネットローラのS極が、現像剤層厚規
定ブレードの下方を通過する際には、現像剤層厚規定ブ
レードと現像スリーブとの間部分のうち、現像剤層厚規
定ブレードのN極と現像スリーブとの間部分のみから、
現像剤が現像スリーブ上に搬送されることになる。
【0012】このようにして、現像スリーブ上に搬送さ
れた現像剤は、感光体に搬送されるまでの過程におい
て、マグネットローラの回転により、現像スリーブ上で
均一にされる。つまり、現像スリーブ上に、現像剤層厚
規定ブレードと現像スリーブとの間隔より薄い均一な現
像剤層が形成される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0014】図1および図2は、現像ユニットを示して
いる。
【0015】現像ユニット1は、感光体ドラム10に現
像剤を供給するための現像装置20と、現像装置20に
現像剤を供給するためのホツパ30とから構成されてい
る。ホッパ30の下部には、ホッパ30内の現像剤を現
像装置20内に補給するための現像剤補給ローラ31が
設けられている。
【0016】現像装置20は、感光体ドラム10に臨む
開口部を有するハウジング21を備えている。感光体ド
ラム10は、図示しない駆動源によって矢印Aの方向に
回転駆動される。ハウジング21内には、磁性1成分系
現像剤が収容されている。
【0017】ハウジング21の開口部には、現像剤を感
光体ドラム10に移送するための現像スリーブ22が回
転自在に配されている。現像スリーブ22は、図示しな
い駆動源によって矢印Bの方向に回転駆動される。
【0018】ハウジング21内には、現像剤を現像スリ
ーブ22に供給するための搬送ローラ25が回転自在に
配されている。
【0019】現像スリーブ22の内部には、対称多極の
マグネットローラ23が回転自在に配されている。この
マグネットローラ23では、周方向に等しい間隔で、S
極とN極とが交互に配列されている。マグネットローラ
23は、図示しない駆動機構によって現像スリーブ22
の回転方向と逆方向(矢印Cの方向)に回転駆動され
る。
【0020】ハウジング21の開口部付近には、現像ス
リーブ22の長さ方向にのびかつ現像スリーブ22の表
面に均一な現像剤層を形成するためのマグネット製の現
像剤層厚規制用ブレード24が設けられている。この現
像剤層厚規定ブレード24では、その長さ方向に所定間
隔、たとえば0.5mm〜10mm間隔で、S極とN極
とが交互に配列されている。
【0021】上記のような構成において、マグネットロ
ーラ23のN極が、現像剤層厚規定ブレード24の下方
を通過する際には、図3に示すように、現像剤層厚規定
ブレード24のN極とマグネットローラ23との間では
磁力が反発し合うため、現像剤層厚規定ブレード24の
N極と現像スリーブ22との間部分には現像剤は存在し
なくなる。一方、現像剤層厚規定ブレード24のS極と
マグネットローラ23との間では磁力が引き付け合うた
め、現像剤層厚規定ブレード24のS極と現像スリーブ
22との間部分には現像剤40が存在する。
【0022】したがって、マグネットローラ23のN極
が、現像剤層厚規定ブレード24の下方を通過する際に
は、現像剤層厚規定ブレード24と現像スリーブ22と
の間部分のうち、現像剤層厚規定ブレード24のS極と
現像スリーブ22との間部分のみから、現像剤40が現
像スリーブ22上に搬送されることになる。
【0023】マグネットローラ24のS極が、現像剤層
厚規定ブレード25の下方を通過する際には、現像剤層
厚規定ブレード24のS極とマグネットローラ23との
間では磁力が反発し合うため、現像剤層厚規定ブレード
24のS極と現像スリーブ22との間部分には現像剤は
存在しなくなる。一方、現像剤層厚規定ブレード24の
N極とマグネットローラ23との間では磁力が引き付け
合うため、現像剤層厚規定ブレード24のN極と現像ス
リーブ22との間部分には現像剤が存在する。
【0024】したがって、マグネットローラ23のS極
が、現像剤層厚規定ブレード24の下方を通過する際に
は、現像剤層厚規定ブレード24と現像スリーブ22と
の間部分のうち、現像剤層厚規定ブレード24のN極と
現像スリーブ22との間部分のみから、現像剤が現像ス
リーブ22上に搬送されることになる。
【0025】このようにして、現像スリーブ22上に搬
送された現像剤は、感光体10に搬送されるまでの過程
において、マグネットローラ23の回転により、現像ス
リーブ22上で均一にされる。つまり、現像スリーブ2
2上に、現像剤層厚規定ブレード24と現像スリーブ2
2との間隔より薄い均一な現像剤層が形成される。
【0026】このように、上記現像装置20では、現像
剤層厚規定ブレード24と現像スリーブ22との間隔よ
り薄い均一な現像剤層が現像スリーブ22上に形成され
るので、現像スリーブ22と感光体10との間隔に対し
て、現像剤層厚規定ブレード24と現像スリーブ22と
の間隔を大きくすることができる。
【0027】したがって、現像スリーブ22と現像剤層
厚規定ブレード24との間に異物、現像剤の凝集物等が
詰まりにくくなるとともに、現像剤層厚規定ブレード2
4の現像スリーブ22に対する位置合わせが簡単とな
る。この結果、現像スリーブ22表面に均一な現像剤層
を形成することができる。
【0028】上記実施例では、現像剤層厚規定ブレード
としてマグネット製の現像剤層厚規定ブレード24が用
いられているが、図4に示すように、非磁性のブレード
51と、ブレード51の片面に取り付けられたマグネッ
ト52から構成された現像剤層厚規定ブレード50を用
いてもよい。この現像剤層厚規定ブレード50のマグネ
ット52としては、その長さ方向に所定間隔で、S極と
N極とが交互に配列されているものが用いられる。
【0029】なお、この発明は、互いに繋がった現像剤
挿通孔が形成されかつ現像剤挿通孔を電位的に開閉する
ための第1電極および第2電極とを有する印字ヘッド、
所定の極性に帯電された現像剤を印字ヘッドに供給する
ための現像剤供給部ならびに印字ヘッドに記録紙を供給
して現像剤挿通孔を通過した現像剤を記録紙に転写させ
るための記録紙供給部を備えた、いわゆるパウダージェ
ット画像形成装置の現像剤供給部として用いることもで
きる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、現像スリーブと現像
剤層厚規定用ブレードとの間隔を従来に比べて大きくで
き、現像スリーブと現像剤層厚規定用ブレードとの間に
異物、現像剤の凝集物等が詰まりにくくなるとともに現
像剤層厚規定用ブレードの現像スリーブに対する位置合
わせが容易となる。このため、均一な現像剤層を現像ス
リーブ上に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像ユニットの構成を示す構成図である。
【図2】図1の現像スリーブ、現像スリーブ内部に設け
られたマグネットローラおよび現像剤層厚規定用ブレー
ドを示す正面図および側面図である。
【図3】マグネットローラと現像剤層厚規定用ブレード
の磁力により、現像剤層厚規定用ブレードと現像スリー
ブとの間部分のうちの一部に現像剤が供給される様子を
示す模式図である。
【図4】ブレードの変形例を示す横断面図である。
【符号の説明】
20 現像装置 22 現像スリーブ 23 マグネットローラ 24、50 現像剤層厚規定用ブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像スリーブと、現像スリーブ内部に設
    けられかつ現像スリーブとは独立して回転駆動される対
    称多極のマグネットローラと、現像スリーブに沿って設
    けられた現像剤層厚規定ブレードとを備え、現像剤層厚
    規定ブレードは、現像スリーブの長さ方向に等間隔ごと
    にS極とN極とが交互に配列されている磁力発生部を有
    している現像装置。
JP32585693A 1993-11-29 1993-11-29 現像装置 Pending JPH07152252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32585693A JPH07152252A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 現像装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32585693A JPH07152252A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 現像装置

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Publication Number Publication Date
JPH07152252A true JPH07152252A (ja) 1995-06-16

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ID=18181390

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32585693A Pending JPH07152252A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 現像装置

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JP (1) JPH07152252A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9360794B2 (en) * 2014-01-15 2016-06-07 Kyocera Document Solutions Inc. Developing device and image forming device provided with same
JP2017021149A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 コニカミノルタ株式会社 現像装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9360794B2 (en) * 2014-01-15 2016-06-07 Kyocera Document Solutions Inc. Developing device and image forming device provided with same
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