JP2000098748A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000098748A
JP2000098748A JP10273240A JP27324098A JP2000098748A JP 2000098748 A JP2000098748 A JP 2000098748A JP 10273240 A JP10273240 A JP 10273240A JP 27324098 A JP27324098 A JP 27324098A JP 2000098748 A JP2000098748 A JP 2000098748A
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克明 隅田
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 現像剤流路中に磁性部材やクリーニング部材
を配置することは、搬送圧が一層高くなり、トナー凝
縮、現像スリーブ表面へのトナーフィルミグ、または、
スペントトナーといった不具合が生じる場合がある。
また、現像剤担持体表面と直接的にクリーニング部材を
摺動・接触させることは、現像剤に過大なストレスを付
与し、現像装置の駆動トルク増大や発熱増加となる。 【解決手段】 定位置に固定された複数の磁極S1,S
2,N1と、磁極を内包して回動自在に設けられ現像ス
リーブ1と、現像スリーブ1の現像剤層の層厚を規制す
るドクターブレード2と、現像スリーブ1に隣接され現
像剤を撹拌・供給する撹拌ローラ3とを有し、感光体ド
ラム4の静電潜像を現像する現像磁極N1より現像スリ
ーブ1の回転方向下流側に位置する現像剤搬送用磁極S
1の磁界が及ぶ現像剤流路外に現像スリーブ1と対向し
て磁性部材6を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定位置に固定され
た複数の磁極を有する磁界発生手段を内包した現像剤担
持体に担持された現像剤を当該現像剤担持体の回動によ
り、静電潜像が形成された静電潜像保持体に対して現像
剤を供給して現像を行う現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置は、現像部で静電潜像を
現像した後の二成分現像剤層には、トナー濃度のムラが
生ずるので、現像スリーブ内に設けた固定磁石に、現像
部よりも現像スリーブ回転方向下流側で、互いに隣り合
った同極性の第1と第2の磁極を設け、この2個の磁極
の形成する反発磁界により現像剤を現像スリーブから除
去し、反発磁界中に配置された回転撹拌部材により上記
除去された現像剤を撹拌してトナー濃度を均一化し、そ
して、このトナー濃度を均一化させた現像剤を回転撹拌
部材により第2の磁極側で現像スリーブに供給すること
が行われている。これにより、現像画像に現像履歴に起
因する濃度ムラが発生するのを防止するようになってい
る。
【0003】しかしながら、反発磁界の形成のみによっ
て現像剤を現像スリーブから完全に除去できるものでは
なく、現像スリーブに付着したまま第1の磁極側から第
2の磁極側に移動してしまう現像剤も存在する。特に、
トナーが小粒径トナーであったり、磁性キャリアが小粒
径キャリアであるような場合は、トナーやキャリアの単
位重量当たりの摩擦電荷が相対的に大になって現像スリ
ーブに対する静電的付着力が強くなり、反発磁界によっ
ても現像剤は現像スリーブから充分に除去できなくな
る。
【0004】いずれにせよ、現像部を通過した現像剤が
現像スリーブから除去されることなく、再び、現像部に
到来すると現像画像の濃度にムラが生じ、高精細の画像
が得られなくなる。また、現像スリーブから現像剤が充
分除去されないまま、長期間現像装置を運転すると、現
像剤の劣化が促進され、現像画像の濃度低下やカブリが
生じてくるという問題もある。
【0005】そこで、反発磁界が及ぶ現像剤流路中に磁
性部材を配置して、現像剤担持体と磁性部材との間で形
成される磁気ブラシで現像剤担持体の現像剤を除去する
方式(特開平6−194962号公報)や、反発磁界が
及ぶ現像剤流路中にクリーニング部材を配置して現像剤
担持体と摺動・接触させて現像剤担持体の現像剤を除去
する方式(特開平5−289523号公報)が提案され
てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、小径の現像
スリーブにあっては、特開平6−194962号公報の
ように反発磁界の形成による現像剤担持体の保持力の低
下を利用して現像剤の引き剥がしを行うことは、現像ス
リーブの内蔵する固定磁石体の着磁に高精度を有するの
でコスト面からは不利となる。
【0007】また、現像剤流路中に磁性部材やクリーニ
ング部材を配置することは、現像容器内の現像剤の流動
状態を撹乱し、これに伴う画質劣化等の弊害を招く原因
となりやすい。特に、特開平6−194962号公報の
図示では、磁性部材の搬送位置は現像スリーブと回転撹
拌部材の間であるが、この位置は現像剤搬送圧が高く、
トナー密度も高いので、このような位置に磁性部材を配
置すると、搬送圧が一層高くなり、トナー凝縮、現像ス
リーブ表面へのトナーフィルミグ、または、スペントト
ナーといった不具合が生じる場合がある。
【0008】さらに、現像剤担持体表面と直接的にクリ
ーニング部材を摺動・接触させることは、現像剤に過大
なストレスを付与し、現像装置の駆動トルク増大や発熱
増加につながりかねない。
【0009】したがっって、本発明の目的は、現像容器
内の付加部材追加に伴う現像剤流の乱れを発生させるこ
となく、また、現像剤や現像装置に過大なストレスを付
与してトナー凝集、スリーブフィルミグ、スペントトナ
ー等の問題を発生させることなく、現像剤現像後の現像
剤を現像スリーブから除去しやすくし、回転撹拌部材に
この除去された現像剤を供給しやすくして現像容器内に
おける現像剤の循環を円滑に行える現像装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の現像装置は、定位置に固定された複
数の磁極を有する磁界発生手段と、該磁界発生手段を内
包して回動自在に設けられ、当該磁界発生手段の磁気作
用により現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体
と、該現像剤担持体表面に担持される現像剤層の層厚を
規制する規制部材と、上記現像剤担持体に隣接され当該
現像剤担持体から現像剤を受け取り、現像剤担持体表面
に現像剤を供給する回転撹拌部材とを有し、上記現像剤
担持体に担持された現像剤を当該現像剤担持体の回動に
より、静電潜像が形成された静電潜像保持体に対して現
像剤を供給して現像を行う現像装置において、上記磁界
発生手段のうち静電潜像保持体の静電潜像を現像する現
像位置より上記現像剤担持体の回転方向下流側に位置す
る現像剤搬送用磁極の磁界が及ぶ現像剤流路外に現像剤
担持体と対向して磁性部材を配置している。
【0011】請求項2記載の現像装置の磁性部材は、磁
界発生手段の現像剤搬送磁極の着磁幅と略同一若しくは
着磁幅より短い幅に形成されている。
【0012】請求項3記載の現像装置の磁性部材は、磁
界発生手段の現像磁極の磁界の影響を受けない位置に配
置されている。
【0013】請求項4記載の現像装置の磁性部材は、現
像装置内で循環する現像剤と非接触に配置している。
【0014】請求項5記載の現像装置は、定位置に固定
された複数の磁極を有する磁界発生手段と、該磁界発生
手段を内包して回動自在に設けられ、当該磁界発生手段
の磁気作用により現像剤を表面に担持し搬送する現像剤
担持体と、該現像剤担持体表面に担持される現像剤層の
層厚を規制する規制部材と、上記現像剤担持体に隣接さ
れ当該現像剤担持体から現像剤を受け取り、現像剤担持
体表面に現像剤を供給する回転撹拌部材とを有し、上記
現像剤担持体に担持された現像剤を当該現像剤担持体の
回動により、静電潜像が形成された静電潜像保持体に対
して現像剤を供給して現像を行う現像装置において、上
記磁界発生手段は、静電潜像保持体の静電潜像を現像す
る現像位置より上記現像剤担持体の回転方向下流側に同
極性の反発磁極を形成し、この反発磁極により反発磁界
が作用する範囲内に現像剤担持体と対向して磁性部材を
配置している。
【0015】請求項6記載の現像装置の現像剤は、トナ
ーと磁性キャリアからなる二成分磁性現像剤で、キャリ
ア粒径を37〜80μmで形成している。
【0016】請求項7記載の現像装置の現像剤は、5K
Oeの外部磁場下で保磁力Hcが10〜30Oeの磁性
現像剤を用いている。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕本発明の現像
装置の第1の実施形態1の概略構成を図1とともに説明
する。この現像装置は、定位置に固定された複数の磁極
を有する磁界発生手段である固定磁石と、この固定磁石
を内包して回動自在に設けられ、当該固定磁石の磁気作
用により現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体で
ある現像スリーブ1と、該現像スリーブ1表面に担持さ
れる現像剤層の層厚を規制する規制部材であるドクター
ブレード2と、現像スリーブ1に隣接され当該現像スリ
ーブ1から現像剤を受け取り、現像スリーブ1表面に現
像剤を供給する回転撹拌部材である撹拌ローラ3とを有
している。
【0018】そして、上記現像スリーブ1に担持された
現像剤を当該現像スリーブ1の回動により、静電潜像が
形成された静電潜像保持体である感光体ドラム4に対し
て現像剤を供給して現像を行っている。
【0019】上記現像スリーブ1の内側に固定配置され
た固定磁石として、感光体ドラム4の静電潜像に現像ス
リーブ1の現像剤を供給し現像する現像位置に現像磁極
N1と、現像磁極N1より現像スリーブ1の回転方向a
下流側の位置に回収磁極S1と、現像磁極N1より現像
スリーブ1の回転方向a上流側の位置に搬送磁極S2と
が配置されている。
【0020】そして、上記回収磁極S1と対向し、当該
回収磁極S1の磁界が及ぶ範囲で現像装置のケーシング
5の外側に、回収磁極S1との間に略垂直方向の磁界を
形成する磁性部材6を一体的に固定配置している。この
磁性部材6としては、例えば、固体磁石、磁性粉を含有
したプラスチック磁石、磁化された金属等、それ自体が
磁極を有しているものでよいし、鉄、ニッケル等の金属
や、磁性粉含有プラスチック等、搬送磁極の磁力で磁化
される磁性体であってもよい。
【0021】上記現像装置においては、撹拌ローラ3の
撹拌により摩擦帯電され搬送された現像剤は搬送磁極S
2の位置で現像スリーブ1表面に担持され、ドクターブ
レード2によって最適な層厚に規制された後、現像位置
まで搬送されて感光体ドラム4表面の静電潜像を現像し
可視像化する。
【0022】この現像によって現像スリーブ1表面の現
像剤には画像に対応した画像ムラ(静電潜像に対応した
部分の現像剤が感光体ドラム4に移り現像スリーブ1表
面上に残る現像剤)ができ、この画像ムラを有する現像
剤は現像スリーブ1の回転により回収磁極S1の位置ま
で搬送される。
【0023】この回収磁極S1に対向する位置には磁性
部材6が設けられているため、回収磁極S1と磁性部材
6との間に形成される磁界によって現像剤が現像スリー
ブ1の表面から除去される。
【0024】すなわち、上記の磁界は現像スリーブ1表
面の現像剤搬送方向に対し略垂直方向に作用するため、
移動する現像剤層中に速度差が発生する。したがって、
現像剤搬送方向に対して略垂直方向の撹拌が可能とな
り、現像剤の現像スリーブ1表面からの引き剥がし作用
が発生する。
【0025】上記構成では、現像剤の引き剥がしに反発
磁界を利用しないので、現像磁極N1の下流側に同極性
の2個の磁極を隣接配置させるといった高精度の着磁を
必要としないのでコスト上昇を抑えることができる。ま
た、上記磁性部材6は、現像剤流路中に配置されるもの
でないので、現像装置の現像容器内の現像剤の流動状態
を撹拌したり、現像剤に過大なストレスを与えたりする
ことがない。
【0026】上記磁性部材6の配置場所は、上記構成で
は回収磁極S1に対向する位置のみであるが、これに限
定されるものではない。例えば、回収磁極S1に対向す
る上記位置の他に、回収磁極S1に対向する位置に対す
る現像スリーブ1回転方向の上流側若しくは下流側の位
置に配置してもよく。また、上流側及び下流側の両位置
に配置してもよい。
【0027】本発明の現像装置の第1の実施形態2を図
2とともに説明する。この第1の実施形態2は第1の実
施形態1の磁性部材6の配置の変形例であり、図2に示
すように、磁性部材6の現像スリーブ1の回転方向a下
流側の磁界強度を強くするために、磁性部材6の回転方
向下流側の厚みを厚く形成している。
【0028】本発明の現像装置の第1の実施形態3を図
3とともに説明する。この第1の実施形態3は第1の実
施形態1の磁性部材6の配置の変形例であり、図3に示
すように、磁性部材6の現像スリーブ1の回転方向a上
流側を回収磁極S1の磁界の及ぶ範囲で現像磁極N1の
磁界の影響を受けない位置まで延設し、磁性部材6の回
転方向a下流側をケーシング5を内側に凹部形状に形成
し、この凹部5a部分に磁性部材6の下流側を延設して
配置している。
【0029】本発明の現像装置の第1の実施形態4を図
4とともに説明する。この第1の実施形態4は第1の実
施形態3の磁性部材6の配置の変形例であり、図4に示
すように、回収磁極S1の磁界の及ぶ現像スリーブ1の
回転方向a下流側のケーシング5を現像スリーブ1側へ
突出させた突出部5bを形成し、この突出部5bの撹拌
ローラ3側の面に磁性部材6を配置している。
【0030】上記第1の実施形態1〜実施形態4におけ
る磁性部材6の長手方向の長さL1は、図5に示すよう
に、現像スリーブ1の着磁幅L2と略等しいか、着磁幅
L2より短く形成されている。これは、磁性部材6の長
手方向の長さL1が現像スリーブ1の着磁幅L2よりも
長い場合には、現像剤搬送磁極S2の着磁領域外に現像
剤が回り込み、現像スリーブ1端部の軸受け部に侵入
し、トナー凝集、トナー飛散、現像剤落ち、現像スリー
ブ1の固着等の原因となるため、現像剤の軸受け部への
侵入を防止するためである。
【0031】上記第1の実施形態1〜実施形態4の現像
装置を搭載した画像形成装置(シャープ製デジタル複写
機AL−1000)による耐刷試験の結果と試験結果の
評価を図6に示す。図6の耐刷試験は、Macdeth社製PR
OCESS MEASUREMENTS RD914型で画像濃度の測定を
行い、NIPPON DENSYOKU社製Color Meter ZE20
00型でカブリ濃度の測定を行い、その結果、現像剤循
環性評価(現像スリーブ上の現像剤引き剥がし性),ト
ナー凝集,現像スリーブへのトナーフィルミング,トナ
ー外添剤の付着状態を示したものである。
【0032】現像剤循環性評価は、現像スリーブ上と撹
拌ローラの撹拌部のトナー濃度差で評価した(循環性が
悪いと現像スリーブ上のトナー濃度が低くなる。)。ト
ナー凝集は、現像剤をサンプリングし、市販の電子顕微
鏡で観察し、トナー凝集なし:○、トナー粒子の2〜5
倍の凝集体あり:△、トナー粒子の5倍以上の凝集体あ
り:×印を付した。現像スリーブへのトナーフィルミン
グは、現像スリーブ表面を目視により観察し、フィルミ
ングなし:〇、淡く筋上にトナーが付着:△、明らかに
トナーが融着:×印を付した。キャリア表面のトナーフ
ィルミングは、現像剤からトナー除去後のキャリアを堀
場製作所製(金属中炭素分析装置EM1A−110)で
炭素量を測定し、フィルミングなし(炭素量0%):
〇、トナー濃度1.0%相当の炭素量:△、トナー濃度
1.0%超相当の炭素量:×印を付した。トナー外添剤
の付着状態は、現像剤をサンプリングし、トナー表面を
市販の電子顕微鏡で観察し、撹拌前トナーの外添剤付着
状態と同じ:〇、撹拌前トナーの外添剤付着粒子数より
10〜30%減少:△、撹拌前トナーの外添剤付着粒子
数より30%超減少または埋没が認められる:×印を付
した。
【0033】図6中の比較例1〜比較例3は上記第1の
実施形態1〜実施形態4と比較を行うためのものであ
り、比較例1は図7に示すように磁性部材を備えていな
いものであり、比較例2は図8に示すように磁性部材1
6の現像スリーブ1の回転方向上流側を感光体ドラム4
近傍で現像磁極N1の磁界が及ぶ位置まで延設したもの
であり、比較例3は図9に示すように磁性部材16の現
像スリーブ1の回転方向上流側を現像スリーブ1側へ延
設し、下流側を現像スリーブ1と撹拌ローラ3との対向
部分で現像剤流路内まで延設したものである。
【0034】この図6に示すように、第1の実施形態1
〜実施形態4の場合はいずれも良好な結果が得られてお
り、比較例1〜比較例3の場合は、トナー濃度の低下、
トナー凝集或いはトナーフィルミング、トナー表面への
外添剤付着等の不具合が発生しているのが分かる。
【0035】〔第2の実施形態〕本発明の現像装置の第
2の実施形態1の概略構成を図10とともに説明する。
この現像装置は、定位置に固定された複数の磁極を有す
る磁界発生手段である固定磁石と、この固定磁石を内包
して回動自在に設けられ、当該固定磁石の磁気作用によ
り現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体である現
像スリーブ11と、該現像スリーブ11表面に担持され
る現像剤層の層厚を規制する規制部材であるドクターブ
レード2と、現像スリーブ11に隣接され当該現像スリ
ーブ11から現像剤を受け取り、現像スリーブ11表面
に現像剤を供給する回転撹拌部材である撹拌ローラ3と
を有している。
【0036】そして、上記現像スリーブ11に担持され
た現像剤を当該現像スリーブ11の回動により、静電潜
像が形成された静電潜像保持体である感光体ドラム4に
対して現像剤を供給して現像を行っている。
【0037】上記現像スリーブ11の内側に固定配置さ
れた固定磁石として、感光体ドラム4の静電潜像に現像
スリーブ11の現像剤を供給し現像する現像位置に現像
磁極N1と、現像磁極N1より現像スリーブ11の回転
方向a下流側の位置に回収磁極S1と、該回収磁極S1
とともに反発磁界を形成する反発磁極S3と、現像磁極
N1より現像スリーブ11の回転方向a上流側の位置に
搬送磁極S2と、この搬送磁極S2の下流側に磁極N2
とが配置されている。
【0038】そして、回収磁極S1と搬送磁極S3とで
形成される反発磁界の及ぶ現像スリーブ11の回転方向
a下流側のケーシング5を現像スリーブ11側へ突出さ
せた突出部5bを形成し、この突出部5bの撹拌ローラ
3側の面に磁性部材6を配置している。
【0039】この磁性部材6の配置位置は、図11に示
すように、現像スリーブ11の中心から回収磁極S1を
通る直線xと、現像スリーブ11の中心から反発磁極S
3を通る直線yとにより囲まれて反発磁界が及ぶ範囲z
内に配置される。
【0040】上記現像装置においては、撹拌ローラ3の
撹拌により摩擦帯電され搬送された現像剤は搬送磁極S
2の位置で現像スリーブ11表面に担持され、ドクター
ブレード2によって最適な層厚に規制された後、現像位
置まで搬送されて感光体ドラム4表面の静電潜像を現像
し可視像化する。
【0041】この現像によって現像スリーブ11表面の
現像剤には画像に対応した画像ムラ(静電潜像に対応し
た部分の現像剤が感光体ドラム4に移り現像スリーブ1
1表面上に残る現像剤)ができ、この画像ムラを有する
現像剤は現像スリーブ11の回転により回収磁極S1と
反発磁極S3とで反発磁界が形成されている位置まで搬
送される。
【0042】この反発磁界が及ぶ範囲には磁性部材6が
設けられているため、反発磁界に伴う現像剤保持力の低
下とあいまって、磁性部材6の磁力が作用して現像剤が
現像スリーブ11の表面から除去される。
【0043】すなわち、上記の磁界は現像スリーブ11
表面の現像剤搬送方向に対し略垂直方向に作用するた
め、移動する現像剤層中に速度差が発生する。したがっ
て、現像剤搬送方向に対して略垂直方向の撹拌が可能と
なり、現像剤の現像スリーブ11表面からの引き剥がし
作用が発生する。
【0044】上記構成では、現像剤の引き剥がしに反発
磁界の現像剤保持力の低下と磁性部材6の磁力との相乗
効果により、現像剤の引き剥がしを効率よく行うことが
できる。また、上記磁性部材6は、現像剤流路中に配置
されるものでないので、現像装置の現像容器内の現像剤
の流動状態を撹拌したり、現像剤に過大なストレスを与
えたりすることがない。
【0045】上記磁性部材6の配置場所は、上記構成で
は回収磁極S1に対向する位置のみであるが、これに限
定されるものではない。例えば、回収磁極S1に対向す
る上記位置の他に、回収磁極S1に対向する位置に対す
る現像スリーブ11回転方向の上流側若しくは下流側の
位置に配置してもよく。また、上流側及び下流側の両位
置に配置してもよい。
【0046】本発明の現像装置の第2の実施形態2を図
12とともに説明する。この第2の実施形態2は第2の
実施形態1の磁性部材6の配置の変形例であり、図12
に示すように、反発磁界が及ぶ範囲内に円筒状の磁性部
材6を回動自在に配置している上記第2の実施形態1及
び実施形態2における磁性部材6の長手方向の長さL1
は、第1の実施形態と同ように、現像スリーブ11の着
磁幅L2と略等しいか、着磁幅L2より短く形成されて
いる。
【0047】上記第2の実施形態1及び実施形態2の現
像装置を搭載した画像形成装置(シャープ製デジタル複
写機AL−1000)による耐刷試験の結果と試験結果
の評価を図13に示す。図13に示す第2の実施形態の
耐刷試験は、第1の実施形態の耐刷試験と同様に行った
ものである。
【0048】図13中の比較例1〜比較例2は上記第2
の実施形態1及び実施形態2と比較を行うためのもので
あり、比較例1は図14に示すように磁性部材16を現
像スリーブ11と撹拌ローラ3との対向部分で現像剤流
路中まで延設したものであり、比較例2は図15に示す
ように磁性部材16を現像スリーブ11と撹拌ローラ3
との間の現像剤流路中に配置したものである。
【0049】この図13に示すように、第2の実施形態
1及び実施形態2の場合はいずれも良好な結果が得られ
ており、比較例1及び比較例2の場合は、トナー濃度の
低下、トナー凝集或いはトナーフィルミング、トナー表
面への外添剤付着等の不具合が発生しているのが分か
る。
【0050】〔第3の実施形態〕第3の実施形態の現像
装置は、キャリア粒径が37〜80μmのキャリアを用
いた二成分磁性現像剤を使用したものであり、この二成
分磁性現像剤を使用する各現像装置の構成を図16〜図
19とともに説明する。
【0051】図16は第3の実施形態1を示し、磁性部
材6を回収磁極S1に対向し現像剤流路外の位置でケー
シング5の下面側に配置したものであり、図17は第3
の実施形態2を示し、磁性部材6の現像スリーブ1の回
転方向の下流側を現像剤流路中に位置しないように延設
し、キャリア粒径60μmのキャリアを用いた二成分磁
性現像剤を使用したものであり、図18は第3の実施形
態3を示し、磁性部材6の現像スリーブ1の回転方向の
上流側及び下流側を現像剤流路中に位置しないように延
設し、キャリア粒径80μmのキャリアを用いた二成分
磁性現像剤を使用したものであり、図19は第3の実施
形態4を示し、円柱状の磁性部材6を回収磁極S1の磁
界が及ぶ下流側で現像剤流路外に配置し、キャリア粒径
37μmのキャリアを用いた二成分磁性現像剤を使用し
たものである。
【0052】上記第3の実施形態1〜実施形態4の現像
装置を搭載した画像形成装置(シャープ製デジタル複写
機AL−1000)による耐刷試験の結果と試験結果の
評価を図20に示し、実施形態1−1はキャリア粒径3
7μmのキャリアを用いた二成分磁性現像剤を使用した
もの、実施形態1−2はキャリア粒径60μmのキャリ
アを用いた二成分磁性現像剤を使用したものを示す。図
20に示す第3の実施形態の耐刷試験は、第1の実施形
態の耐刷試験と同様に行ったものである。
【0053】図20中の比較例1〜比較例4は上記第3
の実施形態1〜実施形態4と比較を行うためのものであ
り、比較例1は図21に示すように磁性部材を備えてい
ないものにおいて、比較例1−1はキャリア粒径37μ
mのキャリアを用いた二成分磁性現像剤を使用したもの
であり、比較例1−2はキャリア粒径80μmのキャリ
アを用いた二成分磁性現像剤を使用したものであり、比
較例2は図22に示すように磁性部材16の現像スリー
ブ1の回転方向上流側を感光体ドラム4近傍で現像磁極
N1の磁界が及ぶ位置まで延設したものであり、比較例
3は図23に示すように磁性部材16の現像スリーブ1
の回転方向上流側を現像スリーブ1側へ延設し、下流側
を現像スリーブ1と撹拌ローラ3との対向部分で現像剤
流路内まで延設したものであり、比較例4は第1の実施
形態1のものにおいて、キャリア粒径32μmのキャリ
アを用いた二成分磁性現像剤を使用したものである。
【0054】この図20に示すように、第3の実施形態
1〜実施形態4の場合はいずれも良好な結果得がられて
おり、比較例1〜比較例4の場合は、トナー濃度の低
下、トナー凝集或いはトナーフィルミング、トナー表面
への外添剤付着等の不具合が発生しているのが分かる。
【0055】上記現像剤のキャリア粒径が80μmを越
える現像剤の場合は、キャリアの粒が大きくなるので第
3の実施形態の構造でなくても、現像剤の引き剥がしが
可能であり、キャリア粒径が37μm未満の現像剤の場
合は、現像剤密度が高く現像剤の引き剥がし効果が低減
するため、キャリア粒径が37〜80μmの現像剤の場
合に、最大の引き剥がし効果を得ることができる。
【0056】〔第4の実施形態〕第4の実施形態の現像
装置は、5(KOe)の外部磁場下で保持力10〜30
(Oe)の磁性現像剤を使用したものであり、この磁性
現像剤を使用する実施形態1〜実施形態4の各現像装置
の構成は第3の実施形態1〜実施形態4の図16〜図1
9と同様である。
【0057】上記第4の実施形態1〜実施形態4の現像
装置を搭載した画像形成装置(シャープ製デジタル複写
機AL−1000)による耐刷試験の結果と試験結果の
評価を図24に示し、実施形態1−1は保持力(16)
Oeの磁性現像剤を使用したもの、実施形態1−2は保
持力(30)Oeの磁性現像剤を使用したものを示し、
第3の実施形態2は保持力(16)Oeの磁性現像剤を
使用したものを示し、第3の実施形態3は保持力(2
5)Oeの磁性現像剤を使用したものを示し、第3の実
施形態4は保持力(39)Oeの磁性現像剤を使用した
ものを示す。
【0058】図24に示す第4の実施形態の耐刷試験
は、第1の実施形態の耐刷試験と同様に行ったものであ
る。
【0059】図24中の比較例1〜比較例4は上記第4
の実施形態1〜実施形態4と比較を行うためのものであ
り、その現像装置の構造は第3の比較例1〜比較例4と
同様の構造であり、比較例1−1は保持力8(Oe)の
磁性現像剤を使用したものを示し、比較例1−2は保持
力16(Oe)の磁性現像剤を使用したものを示し、比
較例2は保持力16(Oe)の磁性現像剤を使用したも
のを示し、比較例3は保持力30(Oe)の磁性現像剤
を使用したものを示し、比較例4は保持力41(Oe)
の磁性現像剤を使用したものを示す。
【0060】この図24に示すように、第4の実施形態
1〜実施形態4の場合はいずれも良好な結果が得られて
おり、比較例1〜比較例4の場合は、トナー濃度の低
下、トナー凝集或いはトナーフィルミング、トナー表面
への外添剤付着等の不具合が発生しているのが分かる。
【0061】上記現像剤保持力Hcが10〜30(O
e)の現像剤は鉄粉系の現像剤となり、この鉄粉系の現
像剤は現像剤同士及び現像スリーブから剥離し難いが、
第4の実施形態のように、反発磁界及び磁性部材の磁界
の両者の作用の相乗効果により、現像剤保持力Hcが1
0〜30(Oe)となる鉄粉系の現像剤であっても容易
に現像剤の取り剥がしを行うことができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の現像装置によれば、現像
剤搬送用磁極と磁性部材との間で磁界を形成すること
で、現像剤担持体表面の現像剤搬送方向に対して略垂直
方向に磁界が作用するため、移動する現像剤層中に速度
差が発生し、現像剤搬送方向に対し略垂直方向の撹拌が
可能となり、現像剤の引き剥がし作用が発生して現像剤
担持体上から現像剤を引き剥がしを行い、現像剤の循環
を容易に行うことができるとともに、磁性部材が現像剤
流路外に配置されているため、現像剤へのストレスがな
いので、現像剤凝集、現像剤担持体表面の現像剤フィル
ミング、現像剤中のキャリアへのトナーフィルミング、
現像剤中のトナー表面の外添剤の脱落若しくは埋没を防
止することができ、簡素かつ小型で安価の構造により、
長期間にわたり、地肌のカブリがない、高濃度かつ濃度
が均一で、トナー飛散のない画像を安定して得ることが
できる。
【0063】請求項2記載の現像装置によれば、磁性部
材の幅が現像剤搬送磁極の幅よりも長い場合のように現
像剤が現像剤搬送磁極の着磁領域外に回り込み、現像剤
担持体の端部の軸受けに侵入することなく、現像剤中の
トナーの凝集、トナー飛散、現像剤落ち、現像剤担持体
の固着等を確実に防止することができる。
【0064】請求項3記載の現像装置によれば、磁性部
材の磁界の影響により静電潜像の再現(現像)が乱れる
ことがないため、画像濃度低下、地肌カブリの発生、濃
度不均一、文字カスレ等の問題を確実に防止することが
できる。
【0065】請求項4記載の現像装置によれば、現像剤
へのストレスが発生しないので、現像剤中のトナー凝
集、現像剤担持体表面のトナーフィルミング、現像剤中
のキャリア表面へのトナーフィルミング、トナー表面の
外添剤の脱落若しくは埋没をより確実に防止することが
できる。
【0066】請求項5記載の現像装置によれば、反発磁
界と磁性部材の磁界との相乗効果により現像剤の現像剤
担持体上からの引き剥がしをより確実に行うことがで
き、現像剤の循環を容易に行うことができる。
【0067】請求項6及び請求項7の現像装置によれ
ば、現像剤搬送用磁極と磁性部材との間で形成された磁
界が現像剤担持体表面の現像剤搬送方向に対して略垂直
方向に作用するため、移動する現像剤層中に速度差が発
生し、現像剤搬送方向に対し略垂直方向の撹拌が可能と
なり、現像剤にストレスを与えることなく現像剤の引き
剥がし作用が発生して現像剤担持体上から現像剤を引き
剥がしを行い、現像剤の循環を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の第1の実施形態1を示す断
面図である。
【図2】本発明の現像装置の第1の実施形態2を示す断
面図である。
【図3】本発明の現像装置の第1の実施形態3を示す断
面図である。
【図4】本発明の現像装置の第1の実施形態4を示す断
面図である。
【図5】本発明の現像装置の第1の実施形態を示す平面
図である。
【図6】本発明の現像装置の第1の実施形態の耐刷試験
の結果を示す説明図である。
【図7】本発明の現像装置の第1の実施形態に対する比
較例1を示す断面図である。
【図8】本発明の現像装置の第1の実施形態に対する比
較例2を示す断面図である。
【図9】本発明の現像装置の第1の実施形態に対する比
較例3を示す断面図である。
【図10】本発明の現像装置の第2の実施形態1を示す
断面図である。
【図11】本発明の現像装置の第2の実施形態における
反発磁界の及ぶ範囲を示す説明図である。
【図12】本発明の現像装置の第2の実施形態2を示す
断面図である。
【図13】本発明の現像装置の第2の実施形態の耐刷試
験の結果を示す説明図である。
【図14】本発明の現像装置の第2の実施形態に対する
比較例1を示す断面図である。
【図15】本発明の現像装置の第2の実施形態に対する
比較例2を示す断面図である。
【図16】本発明の現像装置の第3の実施形態1を示す
断面図である。
【図17】本発明の現像装置の第3の実施形態2を示す
断面図である。
【図18】本発明の現像装置の第3の実施形態3を示す
断面図である。
【図19】本発明の現像装置の第3の実施形態4を示す
断面図である。
【図20】本発明の現像装置の第3の実施形態の耐刷試
験の結果を示す説明図である。
【図21】本発明の現像装置の第3の実施形態に対する
比較例1を示す断面図である。
【図22】本発明の現像装置の第3の実施形態に対する
比較例2を示す断面図である。
【図23】本発明の現像装置の第3の実施形態に対する
比較例3を示す断面図である。
【図24】本発明の現像装置の第4の実施形態の耐刷試
験の結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 現像スリーブ 2 ドクターブレード 3 撹拌ローラ 4 感光体ドラム 5 ケーシング 6 磁性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 俊夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H031 AB01 AC08 AC19 AC20 AC23 AC30 AD13 BA04 BA09 DA05 2H077 AB11 AD02 AD06 AD13 AE04 BA08 EA03 FA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に固定された複数の磁極を有する
    磁界発生手段と、 該磁界発生手段を内包して回動自在に設けられ、当該磁
    界発生手段の磁気作用により現像剤を表面に担持し搬送
    する現像剤担持体と、 該現像剤担持体表面に担持される現像剤層の層厚を規制
    する規制部材と、 上記現像剤担持体に隣接され当該現像剤担持体から現像
    剤を受け取り、現像剤担持体表面に現像剤を供給する回
    転撹拌部材とを有し、 上記現像剤担持体に担持された現像剤を当該現像剤担持
    体の回動により、静電潜像が形成された静電潜像保持体
    に対して現像剤を供給して現像を行う現像装置におい
    て、 上記磁界発生手段のうち静電潜像保持体の静電潜像を現
    像する現像位置より上記現像剤担持体の回転方向下流側
    に位置する現像剤搬送用磁極の磁界が及ぶ現像剤流路外
    に現像剤担持体と対向して磁性部材を配置したことを特
    徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 上記磁性部材は、上記磁界発生手段の現
    像剤搬送磁極の着磁幅と略同一若しくは着磁幅より短い
    幅に形成されたことを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記磁性部材は、上記磁界発生手段の現
    像磁極の磁界の影響を受けない位置に配置されたことを
    特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 上記磁性部材は、現像装置内で循環する
    現像剤と非接触に配置しことを特徴とする請求項1記載
    の現像装置。
  5. 【請求項5】 定位置に固定された複数の磁極を有する
    磁界発生手段と、 該磁界発生手段を内包して回動自在に設けられ、当該磁
    界発生手段の磁気作用により現像剤を表面に担持し搬送
    する現像剤担持体と、 該現像剤担持体表面に担持される現像剤層の層厚を規制
    する規制部材と、 上記現像剤担持体に隣接され当該現像剤担持体から現像
    剤を受け取り、現像剤担持体表面に現像剤を供給する回
    転撹拌部材とを有し、 上記現像剤担持体に担持された現像剤を当該現像剤担持
    体の回動により、静電潜像が形成された静電潜像保持体
    に対して現像剤を供給して現像を行う現像装置におい
    て、上記磁界発生手段は、静電潜像保持体の静電潜像を
    現像する現像位置より上記現像剤担持体の回転方向下流
    側に同極性の反発磁極を形成し、 この反発磁極により反発磁界が作用する範囲内に現像剤
    担持体と対向して磁性部材を配置したことを特徴とする
    現像装置。
  6. 【請求項6】 上記現像剤は、トナーと磁性キャリアか
    らなる二成分磁性現像剤で、キャリア粒径を37〜80
    μmで形成したことを特徴とする請求項1若しくは請求
    項5記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 上記現像剤は、5KOeの外部磁場下で
    保磁力Hcが10〜30Oeの磁性現像剤を用いたこと
    を特徴とする請求項1若しくは請求項5記載の現像装
    置。
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