JPH06161254A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH06161254A
JPH06161254A JP4314858A JP31485892A JPH06161254A JP H06161254 A JPH06161254 A JP H06161254A JP 4314858 A JP4314858 A JP 4314858A JP 31485892 A JP31485892 A JP 31485892A JP H06161254 A JPH06161254 A JP H06161254A
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JP
Japan
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developing
developer
developing device
electromagnet
developing sleeve
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Pending
Application number
JP4314858A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Naito
祐司 内藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4314858A priority Critical patent/JPH06161254A/ja
Publication of JPH06161254A publication Critical patent/JPH06161254A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機械的な手段を用いることなく簡単な構成
で、多色現像システムにおいて、他の現像装置により形
成されたトナー像の乱れおよび混色の発生を防止できる
ようにする。 【構成】 磁極磁石23のうち、現像スリーブ22上に
現像剤30を汲み上げるための磁極磁石(たとえばN3
極)は電磁石23aにより構成されている。他はフェラ
イト系焼結磁石等の永久磁石により構成されている。電
磁石23aは、切替スイッチ26の閉成時に励磁され、
現像剤30の汲み上げ動作を行い、当該現像装置6が使
用中から使用停止状態に切り替わると同時に、切替スイ
ッチ26が開成状態となることにより現像剤30の汲み
上げ機能を失う。これにより現像スリーブ22上にそれ
まで形成されていた現像剤層が消失し、現像機能を失
い、他の現像装置により形成された感光体ドラム上のト
ナー像を乱したり、混色が発生することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性キャリアとトナーを
含む現像剤により現像を行う二成分磁気ブラシ現像方式
の現像装置に係り、特に互いに同極性で異なる色のトナ
ーを充填した複数の現像装置を持つ多色現像システムに
適用される現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多色現像システムでは、
各色毎に現像を複数回繰り返しながら最終のカラー画像
を得るようになっている。このような多色現像システム
のうち、磁気ブラシ現像方式を適用するものにおいて
は、各現像装置の内部に磁気ブラシを形成するために現
像ローラを備えている。この現像ローラは、通常、非磁
性材料により円筒状に形成された現像スリーブ内に、磁
気ブラシを形成する磁界発生用の磁極磁石群を有してい
る。そして現像スリーブまたは磁極磁石群の少なくとも
一方を回転させることにより磁気ブラシをトナー供給領
域と現像域とトナー離脱域との間で回動搬送させるよう
になっている。
【0003】ところで、このような多色現像システムに
おいて、各現像装置は、各色毎に択一的に現像動作を繰
り返し、1つの現像装置が動作中のときには、他の現像
装置は停止状態とされ、この停止中の現像装置からは感
光体ドラムへのトナー供給がなされないようになってい
る。しかしながら、現像動作を行わない現像装置を停止
させていても、この停止中の現像装置の現像ローラに付
着している現像剤が感光体ドラムの回転方向の上流側に
配置された他の現像装置により形成されたトナー像に接
触してしまい、無用なトナーの供給が行われることがあ
る。このような事態になると、トナー像が乱れるととも
に画像の色再現に変調を来たし、いわゆる混色が生ず
る。
【0004】この問題を解決するために、従来、たとえ
ば特開昭61−67067号公報、特開昭61−190
364号公報および特開昭63─179373に記載の
現像装置がある。これら現像装置においては、停止中の
現像装置の現像スリーブに対してスクレーパ等を当接さ
せ、機械的に現像スリーブ上の現像剤層の形成を停止す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術では、スクレーパを現像スリーブに対し機械
的に接触させるため両者が摩耗し、長期間使用すると機
能が劣化するという問題があった。またスクレーパを現
像スリーブに対して当接させるためのオン・オフ機構等
の信頼性に問題があり、さらにはコスト高になるという
問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構成で、トナー像の乱れや混色
の発生を防止できるとともに、長期間に渡って機能が劣
化することがなく、信頼性に優れた現像装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による現像装置
は、非磁性材料により円筒状に形成されるとともに像担
持体に対向して配置される現像スリーブと、この現像ス
リーブ内に周状に配置された複数の磁極磁石により形成
され、そのうちの前記現像スリーブ上に現像剤を汲み上
げるための磁極磁石が電磁石により構成されるととも
に、前記現像スリーブに対して相対的に回転可能な磁界
発生手段と、前記電磁石を現像時には駆動し、非現像時
には駆動を停止させる駆動手段とを備えている。
【0008】この現像装置では、磁界発生手段の電磁石
は現像時には駆動され、汲み上げ極として現像剤を汲み
上げ、他の磁極磁石とともに現像スリーブ上に現像剤の
磁気ブラシを形成する。一方、非現像時には駆動手段に
より駆動が停止され、現像剤の汲み上げ動作が停止され
る。その結果、現像スリーブ上に現像剤層が形成される
ことがなくなる。したがってこの現像装置を前述のよう
な、互いに同極性で異なる色のトナーを充填した複数の
現像装置を持つ多色現像システムに適用することによ
り、他の現像装置により形成されたトナー像に対し無用
なトナーの供給が行われることがなく、混色の発生を防
止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図2は本発明の一実施例に係る画像形成装
置の全体の概略構成を表すものである。この複写機はた
とえば黒、赤および青の3色のコピーを行うものであ
り、その装置内には、静電潜像を形成するための感光体
ドラム1が図の矢印方向に回転可能に配置されている。
この感光体ドラム1の周囲には電荷(たとえば正電荷)
を感光体ドラム1の表面に一様に帯電させるための帯電
コロトロン2と、第1の画像情報を静電気的に書き込む
第1の書込み装置3と、この第1の書込み装置3により
書き込まれた画像情報を黒色のトナーにより可視像化
し、第1の現像像を得る現像装置4と、第1の現像像に
対して第2の画像情報を静電気的に書き込む第2の書込
み装置5と、この第2の書込み装置6により書き込まれ
た画像情報を黒トナーと同極性の赤色のトナーにより重
ねて可視像化して第2の現像像を得る現像装置6と、第
2の現像像に対して第3の画像情報を静電気的に書き込
む第3の書込み装置7と、この第3の書込み装置7によ
り書き込まれた画像情報を黒トナーと同極性の青色のト
ナーにより重ねて可視像化して第3の現像像を得る現像
装置8と、現像装置4、6、8により得られたトナー像
をコピー用紙13に対して転写する転写コロトロン9
と、転写コロトロン9により転写された後のトナーを感
光体ドラム1の表面から取り除くクリーニング装置10
と、感光体ドラム1の表面に残った電荷を中和する除電
コロトロン11とが、この順序で配置されている。
【0011】コピー用紙13は給紙カセット12から給
紙ローラ15により順次送り出され、搬送路14を搬送
された後、レジストローラ16を介して転写タイミング
に合わせて転写コロトロン9と感光体ドラム1との間に
送り込まれる。トナー像が転写されたコピー用紙13は
搬送ベルト17により搬送路18から定着装置を構成す
る定着ローラ19aと加圧ローラ19bとの間に送り込
まれ、ここでトナー像が熱定着された後、図示しない排
出ローラにより装置の外部に排出される。
【0012】現像装置4、6、8はそれぞれ同じ構成と
なっており、図1に現像装置8を代表してその内部構成
を表す。この現像装置8はケーシング20内に感光体ド
ラム1に対向して現像ロール21が配置されるととも
に、この現像ロール21に対し現像剤30を送り込むた
めのパドルホイール28および現像剤30を攪拌するた
めのブレンダ29がそれぞれ配置されている。現像ロー
ル21の上部には現像剤層厚規制部材27が配設され、
現像ロール21上に搬送された現像剤30の層厚を所定
の厚さに規制するようになっている。
【0013】現像ロール21は非磁性材料により円筒状
に形成されるとともに図示しないモータにより回転可能
な現像スリーブ22と、この現像スリーブ22の内部に
固定配置された磁極磁石23とにより構成されている。
この磁極磁石23の磁力により磁性キャリアとトナーか
らなる二成分現像剤30の磁気ブラシを表面に形成し、
この磁気ブラシを現像ロール21に印加されたバイアス
電圧と現像スリーブ22の回転により、感光体ドラム1
の表面に形成された静電潜像に摺擦させ、トナーにより
可視像化させるものである。
【0014】本実施例では磁極磁石23のうち、現像ス
リーブ22上に現像剤30を汲み上げるための磁極磁石
(たとえばN3 極)は電磁石23aにより構成されてお
り、他はフェライト系焼結磁石等の永久磁石により構成
されている。電磁石23aはケーシング20の外部に配
置された駆動回路24により励磁または非励磁の切り替
えが行われるようになっている。駆動回路24は電源2
5と、この電源25と電磁石23aとの間に挿入された
切替スイッチ26とにより構成されている。切替スイッ
チ26は当該現像装置8により現像が行われる際には閉
成状態となっており、電磁石23aを現像剤30の汲み
上げ磁極として作用させる。また、現像装置6により現
像が行われないときには開成状態とされ、電磁石23a
による現像剤30の汲み上げ動作を停止させるようにな
っている。なお、この切替スイッチ26は、現像装置8
の画像形成装置本体(図示せず)への装着時に自動的に
閉成状態となり、現像装置8の使用状態から使用停止状
態になるときに図示しない制御部からの制御信号により
閉成状態から開成状態に切り替わるようになっている。
【0015】すなわち本実施例の現像装置8では、電磁
石23aは、切替スイッチ25の閉成時に励磁され、パ
ドルホイール28により送り込まれた現像剤30の汲み
上げ動作を行い、使用中から使用停止状態になると同時
に、切替スイッチ25が開成状態となることにより現像
剤30の汲み上げ機能を失う。これにより現像ロール2
1の現像スリーブ22上にそれまで形成されていた現像
剤層が消失し、現像機能を失う。これにより他の現像装
置4、6(図2)により形成された感光体ドラム1上の
トナー像を乱すことがなく、混色の発生を防止できる。
【0016】これを図3により説明すると、正電荷で帯
電された感光体ドラム1の表面は書込み装置5により露
光され、たとえば露光しない部分に現像装置6において
現像スリーブ22上の現像剤層30aから赤トナーが供
給されることによりトナー像31が形成される。このト
ナー像31は、感光体ドラム1の回転方向の下流側に配
置された青色の現像装置8の現像ロール21に対向する
位置を通過するとき、従来構成の現像装置であれば無用
なトナーの供給により乱され、また現像装置6、8の各
トナーが同極性であるため青色に混色されてしまう。し
かし本実施例では、現像ロール21の現像スリーブ22
上には、前述のように電磁石23aが非励磁状態となり
現像剤層は形成されていないため、トナー像31は現像
剤層に接触することなく通過できる。
【0017】また、逆の場合、つまり現像装置6では現
像せず、現像装置8において青色に現像する場合でも、
既に上流側で静電気的に形成された静電潜像が、現像装
置6の現像ロール21に対向する位置を通過する際に、
やはり現像剤層が形成されていないため、赤色で現像さ
れることがなくなる。したがって現像装置6によっての
みで青色の現像がなされる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の現像装置に
よれば、現像ロール内に設けられた磁極磁石の一部を永
久磁石の代わりに電磁石とし、この電磁石を現像時には
励磁し、非現像時には励磁させない構成としたので、簡
単な構成で、多色現像システムに適用した場合の、他の
現像装置により形成されたトナー像との現像剤の摺擦を
防止することができるとともに混色の発生を防止するこ
とができる。また、従来のようにスクレーパ等の機械的
な手段を用いることがないので、長期間に渡って機能が
劣化することがなく、信頼性に優れるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る現像装置の構成を表
す側断面図である。
【図2】 図1の現像装置を用いた画像形成装置全体の
側面図である。
【図3】 図1の現像装置の動作を説明するための側断
面図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、4、6、8…現像装置、21…現像
ロール、22…現像スリーブ、23…磁極磁石、23a
…電磁石、24…駆動回路、25…電源、26…切替ス
イッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材料により円筒状に形成されると
    ともに像担持体に対向して配置される現像スリーブと、 この現像スリーブ内に周状に配置された複数の磁極磁石
    により形成され、そのうちの前記現像スリーブ上に現像
    剤を汲み上げるための磁極磁石が電磁石により構成され
    るとともに、前記現像スリーブに対して相対的に回転可
    能な磁界発生手段と、 前記電磁石を現像時には駆動し、非現像時には駆動を停
    止させる駆動手段とを具備したことを特徴とする現像装
    置。
JP4314858A 1992-11-25 1992-11-25 現像装置 Pending JPH06161254A (ja)

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JP4314858A JPH06161254A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 現像装置

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JP (1) JPH06161254A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5523824A (en) * 1995-04-26 1996-06-04 Ravi & Associates Switchable self-propelled magnetic brush
US5715504A (en) * 1995-04-26 1998-02-03 Sahay; Ravi B. Multi-directional pulsating magnetic brush
JP2003021963A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Toshiba Tec Corp 画像形成装置

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