JP2003021963A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003021963A
JP2003021963A JP2001286729A JP2001286729A JP2003021963A JP 2003021963 A JP2003021963 A JP 2003021963A JP 2001286729 A JP2001286729 A JP 2001286729A JP 2001286729 A JP2001286729 A JP 2001286729A JP 2003021963 A JP2003021963 A JP 2003021963A
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JP
Japan
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JP2001286729A
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Takao Izumi
貴雄 泉
Shinji Aoki
信次 青木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
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    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルカラー画像を形成する間のメンテナンス
性を損なうことなく且つ白黒画像形成コストを低減し、
1台で、メンテナンス性及び経済性に優れた白黒及びカ
ラー兼用の画像形成装置を実現し、省スペース化を図
る。 【解決手段】 カラー画像形成のためイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)を夫々有する一成分現像
器16Y〜16Cを感光体ベルト12周囲に接触可能に
配置する。更に感光体ベルト12周囲の駆動ローラ11
aに裏打ちされる領域に、所定の間隙を保持してブラッ
クの二成分現像器17を対向配置する。一成分現像器1
6Y〜16Cのトナーが無くなった場合は新たな一成分
現像器16Y〜16Cと交換する。二成分現像器17
は、常時トナー補給を行い、更にトナーホッパのみを新
たなものと交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真装置や
プリンタ等の画像形成装置に係り、非磁性一成分接触現
像器あるいは二成分現像器によりベルト状の感光体に現
像画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーコピー機やカラープリンタ
あるいはこれらに更にファックス機能を備え1台に集約
したカラーMultifunction Periph
eral(以下MFPと略称する。)等のカラー画像形
成装置が普及されている。このようなカラー画像形成装
置を備えるオフィス等においては、通常従来の白黒のコ
ピー機やプリンタ等の白黒画像形成装置とカラー画像形
成装置との両方を設置しているところが多い。しかしな
がら今後カラー画像形成装置を更に普及するには、小さ
なオフィスにおいても設置出来るよう、省スペース化を
図る必要があり、MFP1台中に、従来の白黒画像形成
装置と同等性能を備えるカラー画像対応の画像形成装置
の実用化が要望されている。
【0003】従来、カラー画像を形成可能な画像形成装
置としては、日本特許特開平6−138744号公報に
開示されるように、非磁性一成分接触現像器を用いて、
感光体ベルト上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、及びブラック(K)のトナー画像を順次形
成し、感光体ベルト上あるいは中間転写体上でトナー像
を色重ねした後、一括して記録紙に転写してフルカラー
画像を得るカラー画像形成装置が普及されている。即
ち、カラー画像形成装置にあっては、トナーの色毎に複
数の現像器を備えるため現像器のメンテナンス頻度が増
大されることから、ユーザーが自分で現像器やトナーな
どを容易に交換出来るよう、ユーザメンテナンスを優先
させ、ユーザメンテナンス性の高い、非磁性一成分接触
現像器を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非磁性
一成分接触現像器を用いた画像形成は、画像1枚当たり
にかかるコストが高く、ブラック(K)のトナーのみを
多量に消費する白黒画像形成にこの様な非磁性一成分接
触現像器を用いると、従来の白黒画像形成装置による画
像形成コストに比し、画像1枚当たりにかかるコストが
高くなり、経済性が損なわれる。
【0005】そこで、1台の画像形成装置中にカラー画
像形成装置と白黒画像形成装置を備えて省スペース化を
図る際に、カラー画像形成においてはメンテナンス性を
優先し、白黒画像形成においては画像1枚当たりにかか
るコストの低減を図り、画質は勿論のこと経済性等を含
め従来の白黒画像形成装置と同等の性能を兼ね備えた、
カラー画像形成可能な画像形成装置の開発が望まれてい
る。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
オフィス等におけるカラー画像形成装置及び白黒画像形
成装置の設置スペースの省スペース化を図る事を目的と
し又、白黒画像形成機能を備えたカラー画像形成可能な
画像形成装置を用いて、従来の白黒画像形成装置による
画像形成コストとほぼ同等コストで白黒画像形成を得る
事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、エンドレスベルト状の像担持体
と、前記像担持体を走行可能に支持する複数の支持部材
と、前記像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、前記
潜像形成部通過後の前記像担持体に接触して前記潜像に
現像剤を供給する第1の現像部材を有する第1の現像器
と、前記潜像形成部通過後の前記像担持体と所定のギャ
ップを有して対向し前記潜像に現像剤を供給する第2の
現像部材を有する第2の現像器とを設けるものである。
【0008】又本発明は上記課題を解決するための手段
として、エンドレスベルト状の像担持体と、前記像担持
体を走行可能に支持する複数の支持部材と、前記像担持
体に潜像を形成する潜像形成部と、前記潜像形成部通過
後の前記像担持体に接触して前記潜像に非磁性一成分用
現像剤を供給する第1の現像部材を有する非磁性一成分
接触現像器と、前記潜像形成部通過後の前記像担持体と
所定のギャップを有して対向し前記潜像に二成分現像剤
を供給する第2の現像部材を有する二成分現像器とを設
けるものである。
【0009】又本発明は上記課題を解決するための手段
として、エンドレスベルト状の像担持体と、前記像担持
体を走行可能に支持する複数のローラ部材と、前記像担
持体に潜像を形成する潜像形成部と、前記潜像形成部通
過後の前記像担持体に接触して前記潜像に非磁性一成分
用現像剤を供給する第1の現像部材を有する非磁性一成
分接触現像器と、前記潜像形成部通過後であって、前記
像担持体が前記複数のローラ部材のいずれかに背面を支
持される位置にて前記像担持体と所定のギャップを有し
て対向し前記潜像に二成分現像剤を供給する第2の現像
部材を有する二成分現像器と、前記第2の現像部材と対
向する前記ローラ部材に設けられる第1の位置決め部材
と、前記第2の現像部材に設けられ、前記第1の位置決
め部材と接触して前記像担持体と前記第2の現像部材間
とのギャップを調整する第2の位置決め部材とを設ける
ものである。
【0010】又本発明は上記課題を解決するための手段
として、エンドレスベルト状の像担持体と、前記像担持
体を走行可能に支持する複数のローラ部材と、前記像担
持体に潜像を形成する潜像形成部と、前記潜像形成部通
過後の前記像担持体に接触して前記潜像に非磁性一成分
用現像剤を供給する第1の現像部材を有する非磁性一成
分接触現像器と、前記潜像形成部通過後であって、前記
像担持体が前記複数のローラ部材のいずれかに背面を支
持される位置にて前記像担持体と所定のギャップを有し
て対向し、複数の永久磁石及び少なくとも1つの電磁石
を有する固定のマグネットローラと前記マグネットロー
ラ外周を囲う回転可能な現像スリーブとを有し、前記電
磁石に供給する電流に応じて、前記現像スリーブ周囲に
現像剤層を形成した状態あるいは前記現像剤層を非形成
の状態に制御してなり、前記潜像に二成分現像剤を供給
する第2の現像部材を有する二成分現像器とを設けるも
のである。
【0011】上記構成により本発明は、1台の画像形成
装置中に非磁性一成分接触現像器及び二成分現像器を備
えることにより、カラー画像形成においてはメンテナン
ス性を優先し、白黒画像形成においては画像1枚当たり
にかかるコストの低減を図り、カラー対応の画像形成装
置の普及拡大を図るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図1乃至図7に示
す第1の実施の形態を参照して詳細に説明する。図1は
この発明の第1の実施の形態であるカラープリンタ等の
画像形成装置10を示す概略構成図である。画像形成装
置10は、駆動ローラ11a、従動ローラ11bに掛け
渡され、転写バックアップローラ11c、11d及び現
像バックアップローラ11e、11fにバックアップさ
れる像担持体である感光体ベルト12を備えている。感
光体ベルト12は、ポリエチレン・テレフタレート(P
ET)表面に導電層を設け、その上に感光剤を塗布して
形成され、その導電層は0Vにアースされていて、矢印
n方向に走行される。
【0013】感光体ベルト12の周囲には、その走行方
向に従い順次感光体ベルト12を約−600Vに一様に
帯電する帯電器13、帯電された感光体ベルト12に潜
像を形成するための潜像形成部である露光装置14が配
置されている。従動ローラ11bから駆動ローラ11a
に張り渡される感光体ベルト12と対向する位置にはイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の3
色の非磁性一成分用現像剤であるトナーがそれぞれ充填
される第1の現像器であり非磁性一成分接触現像器であ
る各色毎の一成分現像器16Y、16M、16Cが配置
されている。
【0014】支持部材である駆動ローラ11aに巻き付
くことにより、裏面が駆動ローラ11aに支持される領
域の感光体ベルト12と対向する位置には、磁性キャリ
ア及び二成分用現像剤である非磁性のブラック(K)の
トナーからなる二成分現像剤17aが充填される第2の
現像器である二成分現像器17が配置されている。更に
感光体ベルト12の回転方向下流には矢印m方向に回転
される中間転写ドラム18、除電ランプ20、及びクリ
ーナ装置21が配置されている。
【0015】露光装置14は、外部のコンピュータ端末
等から入力される画像情報に従い、各色毎の書き込み信
号に対応したレーザ光を照射して、感光体ベルト12上
に潜像を形成する。この時露光装置14から出射される
レーザ光は、従動ローラ11bに巻き付くことにより裏
面が従動ローラ11bに支持され安定走行される領域に
て、感光体ベルト12に照射される。
【0016】中間転写ドラム18は転写バックアップロ
ーラ11c、11d間の感光体ベルト12とニップを形
成し、トナー像を中間転写されるようになっている。中
間転写ドラム18周囲には、感光体ベルト12から転写
されたトナー像を記録紙に二次転写する二次転写ローラ
22、記録紙を剥離する剥離チャージャ23及びドラム
クリーナ装置24が配置されている。
【0017】画像形成装置10の下部には記録紙を収容
する給紙カセット26が配置され、給紙カセット26か
ら二次転写ローラ22に達する間には、給紙カセット2
6から記録紙を取り出すピックアップローラ27、取り
出された記録紙を二次転写位置に搬送する搬送ローラ2
8、記録紙先端を二次転写ローラ22上のトナー像先端
に同期させるレジストローラ30が配置される。また、
二次転写ローラ22下流には、ヒートローラ31、及び
排紙部32が設けられている。
【0018】次に一成分現像器16Y〜16Cについて
述べる。各色毎の3個の一成分現像器16Y〜16C
は、充填されるトナーの色が異なるものの、同じ構成で
あることからイエロー(Y)の一成分現像器16Yを参
照して説明し、他の一成分現像器16M、16Cについ
ては、同じ部分に同じ符号とそれぞれの色を示す添字を
付してその説明を省略する。図2に示す様に一成分現像
器16Yは、筐体33Yの開口部側に、現像時に感光体
ベルト12に接触してトナーを供給する第1の現像部材
である現像ローラ34Y、この現像ローラ34Yにトナ
ーを供給するトナー供給ローラ36Yを有している。ト
ナー供給ローラ36Yの下方にはトナーを掻き出す掻き
出し羽根37Yが設けられ、トナー供給ローラ36Yの
背後にはトナー供給ローラ36Y側にトナーを搬送する
搬送羽根38Y、40Y、41Y、42Yが設けられ
る。
【0019】現像ローラ34Yは金属製の例えばアルミ
ニウム、真鍮、ステンレス等からなる丸棒や管材が適
し、本実施の形態では、外径φ18のアルミニウムの管
材表面をサンドブラスト処理により荒らして、所望の粗
さ(通常はRz=2〜3μm)を付与してなっている。
トナー供給ローラ36Yは、約φ13.4の発泡ウレタ
ン製であり、抵抗値は10の3乗程度の導電性を持たせ
ている。
【0020】現像ローラ34Yの表面には、トナー供給
ローラ36Yから供給されたトナーを良好に帯電し且つ
現像ローラ34Y上に薄く均一にトナー層を形成する様
トナーの層厚を規制する、厚さ0.1mmのステンレス
製の板バネ表面にウレタンゴムやシリコンゴムなどの樹
脂を厚さ約100μmコートしてなる層規制ブレード4
3Yが接触している。層規制ブレード43Yの現像ロー
ラ34Yに対する押圧力は95kgf/cmである。
【0021】掻き出し羽根37Yは筐体33の底の曲面
を擦るワイヤ状であり、搬送羽根38Y、40Yは軸に
マイラシートを張り付けた構造を成し、搬送羽根41
Y、42Yは軸のまわりに2カ所(互いに180度)マイ
ラシートを張り付けた構造で、それぞれマイラシートが
筐体33の底の曲面を擦るようにしてトナーをトナー供
給ローラ36Y方向に搬送する。
【0022】各一成分現像器16Y〜16Cは、それぞ
れ偏心カム29Y、29M、29C及びスプリング35
Y、35M、35Cによりガイド(図示せず)に沿って
スライド移動可能である。各一成分現像器16Y〜16
Cは、非現像時にはスプリング35Y〜35Cの付勢力
により感光体ベルト12と離間し、現像時には必要に応
じて回動される偏心カム29Y〜29Cによりスプリン
グ35Y〜35Cに抗してスライド移動していずれかの
現像ローラ34Y〜34Cを感光体ベルト12に接触す
る様になっている。イエロー(Y)の現像ローラ34Y
は、感光体ベルト12との接触時、感光体ベルト12表
面に0.5mm程度食い込み、従動ローラ11bと現像
バックアップローラ11e間で2〜3mmのニップを形
成する。同様にマゼンタ(M)の現像ローラ34Mは、
感光体ベルト12との接触時に図3に示すように現像バ
ックアップローラ11eと現像バックアップローラ11
f間で2〜3mmのニップを形成し、シアン(C)の現
像ローラ34Cは、感光体ベルト12との接触時に現像
バックアップローラ11fと駆動ローラ11a間で2〜
3mmのニップを形成する。
【0023】次に二成分現像器17について述べる。図
4に示す様に二成分現像器17は、筐体46の開口部側
に、ブラック(K)のトナーを供給する第2の現像部材
であり、マグネットローラ47及びこのマグネットロー
ラ47周囲を回転する曲率半径15mmの現像スリーブ
48を有する。現像スリーブ48周囲には、現像スリー
ブ48上に形成される現像剤層の高さを規制するドクタ
ーブレード50、現像終了後現像剤を回収する剥離部材
51が設けられ、現像スリーブ48の背後には、現像ス
リーブ48側に現像剤を供給する攪拌・搬送部材52が
設けられ更にトナーホッパ(図示せず)からのトナー補
給制御のため現像剤のトナー濃度を測定するオートトナ
ーセンサ53が設けられる。マグネットローラ47は
(表1)で示す配置角及び表面磁束密度をそれぞれ有す
るN1(主極)、S2、N2、S1の永久磁石から成っ
ている。
【表1】 二成分現像器17は、筐体46背面にて二成分現像器1
7を感光体ベルト12方向に付勢するスライドバネ55
及びスライド装置56により、現像スリーブ48と感光
体ベルト12間のギャップが、現像可能状態に近接した
りあるいは、非現像状態に離間する様ガイド(図示せ
ず)に沿ってスライド移動される。
【0024】スライド装置56を図5及び図6に示す。
二成分現像器17の現像スリーブ48のシャフト48a
の両端には、現像スリーブ48の曲率半径よりも現像ギ
ャップ分だけ大きい曲率半径15.04mm(現像ロー
ラ曲率半径15mm+現像ギャップ0.04mm)に形
成される第2の位置決め部材であるガイドローラ57が
設けられる。また駆動ローラ11aのシャフト58の両
端であって、感光体ベルト12が掛け渡される部分の外
側には、ベアリング58aを介しシャフト58とフリー
に回転可能であり、ガイドローラ58と常に接触する第
1の位置決め部材であるカム部材60が設けられる。
【0025】カム部材60には、駆動ローラ11aに支
持される感光体ベルト12表面と同一表面位置となる曲
率半径17.1mm(駆動ローラ1aの曲率半径17m
m+感光体ベルト12の厚み0.1mm)の第1の基準
面である現像位置面60aと、この現像位置面60aか
ら連続して徐々に曲率半径が大きくなり最大22.1m
mになる離間位置面60bとが形成される。更にカム部
材60には、現像位置面60aがガイドローラ57と接
する位置でカム部材60を静止する第1のストッパ61
に接する第1のロック部60cと、離間位置面60bの
最大曲率半径部分がガイドローラ57と接する位置でカ
ム部材60を静止する第2のストッパ62に接する第2
のロック部60dとが形成される。
【0026】更にスライド装置56は、圧縮バネ63、
作動ロッド64、ソレノイド66からなる一対の離間動
作部67を有している。離間動作部67は、二成分現像
器17を感光体ベルト12から離間させるときは、図6
に示すように両側のソレノイド66を同じタイミングで
オンし、圧縮バネ63を引き伸し、カム部材60を矢印
o方向に回転し、第2のロック部60dが第2のストッ
パ62にぶつかったところでカム部材60の回転を停止
する。これによりカム部材60の最大曲率半径部分がガ
イドローラ57に接し、二成分現像器17は、スライド
バネ55に抗して矢印p方向にスライドされ、現像スリ
ーブ48と感光体ベルト12とのギャップは約5mmに
離間され、二成分現像器17は非現像状態とされる。
【0027】離間動作部67のソレノイド66をオフす
ると、図5に示すように圧縮バネ63の圧縮力により、
カム部材60は矢印o方向と逆のo´方向に回転し、第
1のロック部60cが第1のストッパ61にぶつかった
ところで回転を停止される。これによりカム部材60の
現像位置面60aがガイドローラ57に接し、二成分現
像器17は、スライドバネ55により矢印p方向と逆の
p´方向にスライドし、現像スリーブ48と感光体ベル
ト12間は、現像ギャップである0.04mmに近接
し、二成分現像器17は現像可能状態となる。
【0028】この様にして二成分現像器17は、現像時
には現像スリーブ48と感光体ベルト12とのギャップ
を0.04mmの現像ギャップに近接維持し、非現像時
には現像スリーブ48と感光体ベルト12とのギャップ
を約5mmに離間する。
【0029】一方現像時の現像スリーブ48と感光体ベ
ルト12とのギャップを0.04mmに近接維持するに
は、感光体ベルト12が走行時にばたつきを生じないこ
とも重要な要素となる。そこで、現像スリーブ48の現
像位置及び現像位置と感光体ベルト間とのニップ幅と、
現像画質との関係を調べるため、駆動ローラ11aに巻
き付き支持される位置にて、感光体ベルト12に対向す
る二成分現像器17の対向位置をずらして現像テストを
行ったところ(表2)に示す結果を得られた。
【表2】 図7に示すように、二成分現像器17と感光体ベルト1
2を対向し、駆動ローラ11aの中心Dと現像スリーブ
48の中心Eを結ぶ直線が、感光体ベルト12表面と交
わる点をA、感光体ベルト12が駆動ローラ11aに対
して巻き付きを開始する感光体ベルト12表面上の点を
B、現像スリーブ48上の現像剤層と感光体ベルト12
とのニップGの境界点であって、点Aより感光体ベルト
12の矢印nの搬送方向上流側の境界点をCとする。二
成分現像器17の位置をずらすことによってAB−BC
=3mm、1mm、0mm、−1mm、−3mmとし
て、現像画質を比較した。但しニップGの境界点Cは、
感光体ベルト12を停止させて現像スリーブ48を回転
させたときの感光体ベルト12側に帯状に付着したトナ
ーの境界線から判断した。
【0030】この結果AB−BC=0mm〜3mmまで
は、良好な現像画像を得られたものの、 AB−BC=
−1mmの場合は、ハーフトーン画像にうっすらと帯状
の濃度ムラが発生し、AB−BC=−3mmの場合は、
ハーフトーン画像に帯状の濃度ムラがさらに目に付くよ
うになった。即ちニップG位置が、感光体ベルト12の
裏面が駆動ローラ11aに完全に巻き付き密着される領
域から外れて、感光体ベルト12の裏側が駆動ローラ1
1aに密着支持されない領域にかかると、ハーフトーン
画像に濃度ムラを生じ画像品質が低下する。
【0031】この感光体ベルト12の裏側が駆動ローラ
11aに密着支持されない領域において、感光体ベルト
12の法線方向の変位をレーザ変位計を用いて測定した
ところ、駆動ローラ11aに完全に巻き付いている領域
に比し、変位が大きいことが観測され、感光体ベルト1
2にばたつきを生じ、これにより帯状の濃度ムラを生じ
ることか判明した。以上のことから、濃度ムラの無い良
好な現像画像を得るには、感光体ベルト12が駆動ロー
ラ11aに完全に巻き付き裏面が駆動ローラ11aに完
全に密着支持される領域で現像操作を行うのが適当とさ
れる。
【0032】次に画像形成装置10による画像形成プロ
セスについて説明する。画像形成開始前にあっては、各
一成分現像器16Y〜16Cの現像ローラ34Y〜34
Cは、スプリング35Y〜35Cの付勢力により感光体
ベルト12から離間され、二成分現像器17にあっては
ソレノイド66がオンしていて、現像スリーブ48は感
光体ベルト12と約5mmのギャップを維持している。
【0033】この様な状態で先ず、カラー画像形成プロ
セスが開始されると、イエロー(Y)の一成分現像器1
6Yを移動するための偏心カム35Yが図示しない駆動
装置により矢印q方向に回転駆動される。これにより一
成分現像器16Yは矢印r方向にスライド移動し、現像
ローラ34Yは感光体ベルト12に約0.5mm食い込
む様に接触する。次いで駆動ローラ11aの回転により
感光体ベルト12は矢印n方向に走行し、順次帯電器1
3により−600Vに一様に帯電され、次いで露光装置
14により、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに
分光された画像信号の内のイエロー画像信号に応じたレ
ーザ光を照射される。これにより感光体ベルト12上に
はイエロー画像の潜像が形成される。感光体ベルト12
上のイエローの潜像は、現像ローラ34Yと感光体ベル
ト12とのニップを通過する間に現像され、感光体ベル
ト12上にイエローのトナー像が形成される。
【0034】次いで感光体ベルト12は約+500Vの
転写バイアスが印加される中間転写ドラム18に達し、
中間転写ドラム18上にイエローのトナー像を静電的に
中間転写する。中間転写後感光体ベルト12は、除電ラ
ンプ20により表面電荷を除去され、クリーナ装置21
により残留トナーをクリーニングされる。
【0035】この後、上記イエローのトナー像形成プロ
セスと同様に、感光体ベルと12に順次マゼンタ、シア
ンのトナー像形成プロセスを繰り返して、さらに感光体
ベルト12上から中間転写ドラム18側に、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)のトナー像
を順次積層転写する。
【0036】次いでブラック(K)のトナー像形成のた
め、露光装置14により、ブラックの画像信号に応じた
レーザ光を照射して、感光体ベルト12上にブラック画
像の潜像を形成する。この時、各一成分現像器16Y〜
16Cの各現像ローラ34Y〜34Cは感光体ベルト1
2から離間されている。一方二成分現像器17にあって
は、現像スリーブ48を矢印s方向に回転してその周囲
に現像剤層を形成し、ドクターブレード50により層厚
を規制する。又図5に示すようにスライド装置70は、
ソレノイド66をオフし、圧縮バネ63によりカム部材
60を矢印o´方向に回転し、第1のロック部60cが
第1のストッパ61にぶつかったところで回転を停止す
る。これによりカム部材60の現像位置面60aがガイ
ドローラ57に接するので、二成分現像器17は、スラ
イドバネ55により矢印p´方向にスライドされ、現像
スリーブ48と感光体ベルト12間は0.04mmの現
像ギャップ距離に近接される。そして現像スリーブ48
上の現像剤層により現像スリーブ48と感光体ベルト1
2間の現像ギャップに現像ニップを形成し二成分現像器
17を現像可能状態とする。
【0037】感光体ベルト12上の潜像は、この現像ス
リーブ48と感光体ベルト12間の現像ギャップを通過
する間に現像され、感光体ベルト12上にブラックのト
ナー像が形成される。次いで感光体ベルト12上のブラ
ック(K)のトナー像を、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、及びシアン(C)のトナー像がすでに積層転写
される中間転写ドラム18上に静電的に中間転写して、
中間転写ドラム18上にフルカラートナー像を形成す
る。
【0038】現像終了後スライド装置70は、図6に示
すようにソレノイド66をオンし、圧縮バネ63により
カム部材60を矢印o方向に回転し、第2のロック部6
0dが第2のストッパ62にぶつかったところでカム部
材60の回転を停止する。これによりカム部材60の離
間位置面60bの最大曲率半径部分をガイドローラ57
に接することにより、二成分現像器17をスライドバネ
55に抗して矢印p方向にスライドし、現像スリーブ4
8と感光体ベルト12間のギャップを約5mmに離間し
て、二成分現像器17を非現像状態とする。この後現像
スリーブ48を停止する。
【0039】中間転写ドラム18に形成されたイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック
(K)のフルカラートナー像は、+2〜3kVのバイア
ス電圧が印加される二次転写ローラ22により、給紙カ
セット26から取り出されフルカラートナー像と同期し
て搬送される記録紙に一括転写される。この後記録紙は
ヒートローラ28を通過する間にフルカラートナー像を
定着され、排紙ローラ29を経て排紙トレイ30に排出
されフルカラー画像を完成する。この間、中間転写ドラ
ム18は、ドラムクリーナ装置24により残留トナーを
除去され、次ぎの中間転写可能となる。この様にカラー
画像を得る場合は、一成分現像器16Y〜16Cと二成
分現像器17との両方を用いて現像操作を行う。
【0040】次に白黒の画像形成を行う場合は、二成分
現像器17のみを用いて前述のブラック(K)のトナー
像形成プロセスを行い白黒画像を得る。即ちソレノイド
66をオフにし、現像スリーブ48と感光体ベルト12
間を現像ギャップである0.04mmに近接し、現像ス
リーブ48上の現像剤層により現像ニップを形成し二成
分現像器17を現像可能状態とする。そして感光体ベル
ト12の走行に従い、感光体ベルト12上に形成された
白黒画像の潜像が現像スリーブ48と感光体ベルト12
の現像ギャップ間に形成される現像ニップを通過する間
に現像ベルト12上にブラックトナー像が形成される。
この後ブラックトナー像を感光体ベルト12から中間転
写ドラム18に中間転写し、次いで中間転写ドラム18
の回転に従い、そのままブラックトナー像を直ちに記録
紙に二次転写し、定着を経て記録紙上に白黒画像を完成
する。
【0041】この様に画像情報に従い、フルカラー画像
や単色画像等の各種の画像形成を行う間、一成分現像器
16Y〜16Cにあっては、エンプティ検知器(図示せ
ず)等により筐体33Y〜33C内のトナーが無くなっ
た旨が検知された場合は、ユーザサイドで、空になった
順に一成分現像器16Y〜16Cを新たなものに交換す
る。
【0042】一方、二成分現像器17にあっては、オー
トトナーセンサ53によるトナー濃度の測定結果に応じ
てトナーホッパ(図示せず)から常時トナー補給を行う
一方、トナーホッパが空になった時にユーザサイドでト
ナーホッパの交換を行う。この間サービスマンによる定
期的なメンテナンスを行い、二成分現像器17が寿命に
達した場合に新たな二成分現像器17と交換する。この
メンテナンス性の違いにより、現像器の交換費用を含め
た画像1枚当たりに要する現像費用は、二成分現像器1
7を用いた場合は、一成分現像器16Y〜16Cを用い
た場合に比し著しく低減出来る。したがって、二成分現
像器17を用いて現像された白黒画像は、従来の白黒専
用の画像形成装置による白黒画像の製造コストとほぼ同
等の製造コストでの製造が可能となる。
【0043】この第1の実施の形態の画像形成装置10
により、それぞれの一成分現像器16Y〜16Cを用い
てイエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)
それぞれの単色ハーフトーン画像を形成し、また二成分
現像器17を用いてブラック(K)の単色ハーフトーン
画像を形成し、更に各一成分現像器16Y〜16Cと二
成分現像器17とを用いてフルカラー画像を形成した結
果、いずれも画像ムラの無い良質な画像を得られた。
【0044】以上の構成によりこの第1の実施の形態に
よれば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン
(C)のカラートナー像を形成するために一成分現像器
16Y〜16Cを備えると共に、ブラック(K)トナー
像を形成するためには二成分現像器17を備えている。
即ちカラー画像形成には、一成分現像器16Y〜16C
を用いてカラー画像を得る一方、白黒画像を形成する場
合には、現像器交換費用を含めた画像1枚当りの現像コ
ストの安い二成分現像器17を用いて白黒画像を得られ
る。
【0045】従って、カラー画像形成装置として求めら
れるユーザメンテナンス性の低下を来たすことなく、白
黒画像形成コストを従来の白黒専用の画像形成装置並み
に安く出来、カラー画像形成可能な画像形成装置を、白
黒画像形成装置としても兼用可能となる。この様に一台
の画像形成装置10で、カラー画像形成機能とともに、
従来とほぼ同等の低コストでの白黒画像形成機能を得ら
れるので、狭いオフィスにあってもカラー画像形成可能
な画像形成装置を導入し易くなり、カラー画像形成装置
の更なる普及を図れる。
【0046】又、二成分現像器17による現像操作を、
駆動ローラ11aに支持されてばたつきのない領域の感
光体ベルト12上で行うことから、現像時の現像スリー
ブ48と感光体ベルト12の現像ギャップを安定に維持
出来、良好な現像特性を得られ、ハーフトーン濃度ムラ
のない良好な画像を得ることができる。更に、スライド
装置56により二成分現像器17をスライド移動して、
現像時には現像ギャップを正確に規制して良好な現像特
性を得ると共に、非現像時には現像スリーブ48を感光
体ベルト12から確実に離間することから、トナーの混
色を確実に防止し、鮮明で良質の現像画像を得られる。
【0047】次に本発明を図8及び図9に示す第2の実
施の形態を参照して説明する。この第2の実施の形態
は、第1の実施の形態に用いたスライド装置のカム部材
を二成分現像剤側に設けて、現像スリーブと感光体ベル
ト間のギャップの接離を行うものである。従ってこの第
2の実施の形態にあっては、前述の第1の実施の形態で
説明した構成と同一部分については同一符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0048】駆動ローラ11aに支持されてばたつきの
ない領域の感光体ベルト12に対向配置される二成分現
像器17をスライド移動するためのスライド装置70を
図8に示す。駆動ローラ11aのシャフト58の両端で
あって感光体ベルト12が掛け渡される部分の外側に
は、駆動ローラ11aに支持される感光体ベルト12表
面の曲率半径よりも現像ギャップ分だけ大きい曲率半径
17.14mm(駆動ローラ1aの曲率半径17mm+
感光体ベルト12の厚み0.1mm+現像ギャップ0.
04mm)を有する第1の位置決め部材であるガイドロ
ーラ71が設けられている。二成分現像器17の現像ス
リーブ48のシャフト48aの両端には、ベアリング7
2を介し、シャフト48とフリーに回転可能であり、ガ
イドローラ71と常に接触する第2の位置決め部材であ
るカム部材73が設けられている。
【0049】カム部材73には、現像スリーブ48表面
と同一表面位置となる曲率半径15mmの第2の基準面
である現像位置面73aと、この現像位置面73aから
連続して徐々に曲率半径が大きくなり最大20mmにな
る離間位置面73bとが形成される。更にカム部材73
には、現像位置面73aがガイドローラ71と接する位
置でカム部材73を静止する第1のストッパ74に接す
る第1のロック部73cと、離間位置面73bの最大曲
率半径部分がガイドローラ71と接する位置でカム部材
73を静止する第2のストッパ76に接する第2のロッ
ク部73dとが形成される。
【0050】スライド装置70は、圧縮バネ77、作動
ロッド78、ソレノイド80からなる一対の離間動作部
81を有している。離間動作部81は、二成分現像器1
7を感光体ベルト12から離間させるときは、図9に示
すように両側のソレノイド80を同じタイミングでオン
し、圧縮バネ77を引き伸し、カム部材73を矢印t方
向に回転し、第2のロック部73dが第2のストッパ7
6にぶつかったところでカム部材73の回転を停止す
る。これによりカム部材73の最大曲率半径部分がガイ
ドローラ71に接し、二成分現像器17は、スライドバ
ネ55に抗して矢印p方向にスライドされ、現像スリー
ブ48と感光体ベルト12とのギャップは約5mmに離
間され、二成分現像器17は非現像状態とされる。
【0051】ソレノイド80をオフすると、図8に示す
ように圧縮バネ77の圧縮力により、カム部材73は矢
印t方向と逆のt´方向に回転し、第1のロック部73
cが第1のストッパ74にぶつかったところで回転を停
止される。これによりカム部材73の現像位置面73a
がガイドローラ74に接し、二成分現像器17は、スラ
イドバネ55により矢印p´方向にスライドし、現像ス
リーブ48と感光体ベルト12間は、現像ギャップであ
る0.04mmに近接し、二成分現像器17は現像可能
状態となる。
【0052】この様にして二成分現像器17は、現像時
には現像スリーブ48と感光体ベルト12とのギャップ
を0.04mmの現像ギャップに近接維持し、非現像時
には現像スリーブ48と感光体ベルト12とのギャップ
を約5mmに離間する。
【0053】そして画像形成装置10によるカラー画像
形成時あるいは白黒画像形成時に、ブラック(K)のト
ナー像形成を必要とする時、各一成分現像器16Y〜1
6Cの各現像ローラ34Y〜34Cを感光体ベルト12
から離間する。一方、現像スリーブ48と感光体ベルト
12間が0.04mmの現像ギャップに近接する様、二
成分現像器17を感光体ベルト12に近接して現像プロ
セスを行う。即ち、現像スリーブ48周囲に現像剤層を
形成すると共に、図8に示すようにソレノイド80をオ
フし、圧縮バネ77によりカム部材73を矢印t´方向
に回転し、第1のロック部73cが第1のストッパ74
にぶつかったところで回転を停止する。
【0054】これによりカム部材73の現像位置面73
aがガイドローラ71に接するので二成分現像器17
は、スライドバネ55により矢印p´方向にスライドさ
れ、現像スリーブ48と感光体ベルト12間は0.04
mmの現像ギャップ距離に近接され、現像スリーブ48
上の現像剤層により現像スリーブ48と感光体ベルト1
2間の現像ギャップに現像ニップを形成し二成分現像器
17を現像可能状態とする。感光体ベルト12上の潜像
は、この現像スリーブ48と感光体ベルト12間の現像
ギャップを通過する間に現像され、感光体ベルト12上
にブラックのトナー像が形成される。
【0055】現像終了後は、図9に示すようにソレノイ
ド80をオンし、圧縮バネ77によりカム部材73を矢
印t方向に回転し、第2のロック部73dが第2のスト
ッパ76にぶつかったところでカム部材73の回転を停
止する。これによりカム部材73の最大曲率半径部分を
ガイドローラ71に接することにより、二成分現像器1
7をスライドバネ55に抗して矢印p方向にスライド
し、現像スリーブ48と感光体ベルト12間のギャップ
を約5mmに離間して、二成分現像器17を非現像状態と
する。この後現像スリーブ48を停止する。
【0056】以上の構成によりこの第2の実施の形態に
よれば、前述の第1の実施の形態と同様、カラー画像形
成装置として優先されるユーザメンテナンス性の低下を
来たすことがなく、しかも白黒画像を形成する場合には
現像器交換費用を含めた画像1枚当りの現像コストの安
い二成分現像器17を用いて現像する事により、白黒画
像形成コストを従来の白黒専用の画像形成装置並みに安
く出来、カラー画像形成可能な画像形成装置を、白黒画
像形成装置としても兼用可能となる。従って一台の画像
形成装置10で、カラー画像形成機能とともに、従来と
ほぼ同等のコストでの白黒画像形成機能を得られるの
で、狭いオフィスにあってもカラー対応の画像形成装置
を導入し易くなり、カラー対応の画像形成装置の更なる
普及を図れる。
【0057】又、前述の第1の実施の形態と同様、二成
分現像器17による現像位置が、感光体ベルト12のば
たつきの無い領域であることから、現像ギャップの安定
化による良好な現像特性を得られ、濃度ムラのない良好
な画像を得ることができる。更に、スライド装置70に
より二成分現像器17をスライド移動して、現像時には
現像ギャップを正確に規制して良好な現像特性を得ると
共に、非現像時には現像スリーブ48を感光体ベルト1
2から確実に離間することから、トナーの混色を確実に
防止し、鮮明で良質の現像画像を得られる。
【0058】次に本発明を図10及び図11に示す第3
の実施の形態を参照して説明する。この第3の実施の形
態は、第1の実施の形態と二成分現像器の構造が異な
り、さらには二成分現像器の現像可能状態と非現像状態
との切り替え方法が異なるものである。従ってこの第3
の実施の形態にあっては、前述の第1の実施の形態で説
明した構成と同一部分については同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0059】図10に示す磁性キャリア及び二成分用現
像剤である非磁性のブラック(K)のトナーからなる二
成分現像剤82aが充填される二成分現像器82は、第
1の実施の形態の二成分現像器17と同様、駆動ローラ
11aに支持され、ばたつきを生じない領域の感光体ベ
ルト12に対向されている。二成分現像器82は、現像
スリーブ48と感光体ベルト12の間を0.04mmの
現像ギャップに保持した状態で感光体ベルト12との対
向位置に固定配置する。二成分現像器82のマグネット
ローラ83は(表3)で示す配置角及び表面磁束密度を
それぞれ有するN1(主極)、S2、N2、S1の永久
磁石を有し、永久磁石N2と永久磁石S1との間には
(表3)で示すように表面磁束密度を400(mT)あ
るいは0に切り替え制御可能な電磁石N3を有してい
る。
【表3】 二成分現像器82を現像可能状態にする時は電源84の
スイッチ86をオフし、電磁石N3への電流供給を0と
することにより電磁石N3の表面磁束密度を0とする。
この状態で現像スリーブ48を矢印s方向に駆動する事
により、図10に示すように現像スリーブ48上に二成
分現像剤82aからなる現像剤層を形成し、ドクターブ
レード50により層厚を規制する。二成分現像器82を
非現像状態にする時はスイッチ86をオンし、電源84
からの電流を供給して電磁石N3の表面磁束密度を40
0(mT)とする。これによりマグネットローラ83周
囲の磁束線を永久磁石N2と電磁石N3の間で遮断し、
図11に示すように現像スリーブ48上にあった現像剤
層を筐体46内に回収する。
【0060】そして画像形成装置10によるカラー画像
形成時あるいは白黒画像形成時に、ブラック(K)のト
ナー像形成プロセスを実施する時、各一成分現像器16
Y〜16Cの各現像ローラ34Y〜34Cを感光体ベル
ト12から離間する。二成分現像器82にあってはスイ
ッチ86をオフし、電磁石N3の表面磁束密度を0にし
て、マグネットローラ83周囲の磁束線を連続させ、現
像スリーブ48を矢印s方向に回転し、現像スリーブ4
8周囲に現像剤層を形成し、ドクターブレード50によ
り層厚を規制する。現像スリーブ48上の現像剤層によ
り現像スリーブ48と感光体ベルト12間の現像ギャッ
プに現像ニップを形成し二成分現像器82を現像可能状
態とする。感光体ベルト12上の潜像は、この現像スリ
ーブ48と感光体ベルト12間の現像ギャップを通過す
る間に現像され、感光体ベルト12上にブラックのトナ
ー像が形成される。現像終了後は、先ずスイッチ86を
オンし、電磁石N3の表面磁束密度を400(mT)に
して、永久磁石N2と電磁石N3の間で磁束線を遮断し
現像スリーブ48表面の現像剤層を筐体46内に直ちに
回収して二成分現像器82を非現像状態とし、この後現
像スリーブ48を停止することによりトナー像の混色を
防止する。
【0061】これに対して、比較例として第1の実施の
形態の二成分現像器17を用い、現像スリーブ48内で
マグネットローラ47を回転移動して、二成分現像器1
7の現像可能状態あるいは非現像状態の切り替えを行っ
たところ鮮明な画像を得られずトナーの混色を原因とす
る画質の劣化を生じた。この比較例は、図12に示すよ
うに、第1の実施の形態に用いた二成分現像器17を感
光体ベルト12の現像領域に固定配置し、現像スリーブ
48を矢印s方向に回転して、現像スリーブ48周囲に
現像剤層を形成しドクターブレード50により層厚を規
制して二成分現像器17を現像可能状態とする。現像終
了後には、図13に示すように、永久磁石N2がドクタ
ーブレード50位置に来るまでマグネットローラ47を
矢印u方向に回転する。これにより永久磁石N2及びド
クターブレード50間に現像剤バリアを形成して、現像
スリーブ48周囲の現像剤層を遮断し、現像スリーブ4
8表面の現像剤層を筐体46内に回収して二成分現像器
17を非現像状態とし、トナー像の混色防止を図るもの
である。
【0062】しかしながらこの比較例にあっては、マグ
ネットローラ47を機械的に回転して二成分現像器17
の現像可能状態あるいは非現像状態を切り替えることか
ら切り替えに時間を要し、一成分現像器16Y〜16C
及び二成分現像器17の4つの現像器を高速にて順次切
り替えて使用するカラー画像形成装置には適さず、混色
を生じる原因となった。
【0063】以上の構成によりこの第3の実施の形態に
よれば、前述の第1の実施の形態と同様、カラー画像形
成装置として優先されるユーザメンテナンス性の低下を
来たすことがなく、しかも白黒画像を形成する場合には
現像コストの安い二成分現像器82を用いて現像する事
により、白黒画像形成コストを従来の白黒専用の画像形
成装置並みに安く出来、カラー画像対応の画像形成装置
を白黒画像形成装置として兼用可能となる。従って一台
の画像形成装置10で、カラー画像形成機能とともに、
従来とほぼ同等のコストでの白黒画像形成機能を得られ
る。
【0064】又、二成分現像器82による現像位置を感
光体ベルト12のばたつきを生じない領域とすることか
ら、上述の第1の実施の形態と同様、現像ギャップの安
定化による良好な現像特性を得られ、濃度ムラの無い良
好な画像を得られる。更に、電磁石N3に電流を供給す
るスイッチ86をオン−オフ制御するのみで、電磁石N
3の表面磁束密度を瞬時に切り替えることにより二成分
現像器82を現像可能状態あるいは非現像状態に迅速か
つ容易に切り替え可能であり、トナーの混色を確実に防
止し、鮮明で良質の現像画像を得られる。
【0065】次に本発明を図14及び図15に示す第4
の実施の形態を参照して説明する。この第4の実施の形
態は、第3の実施の形態とマグネットローラの構造が異
なり、さらには電磁石の切り替え方法が異なるものであ
る。従ってこの第4の実施の形態にあっては、前述の第
3の実施の形態で説明した構成と同一部分については同
一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0066】図14に示す磁性キャリア及び二成分用現
像剤である非磁性のブラック(K)のトナーからなる二
成分現像剤87aが充填される二成分現像器87は、第
3の実施の形態の二成分現像器82と同様、駆動ローラ
11aに支持されてばたつきを生じない領域の感光体ベ
ルト12に対向されている。二成分現像器87は、現像
スリーブ48と感光体ベルト12の間を0.04mmの
現像ギャップに保持した状態で感光体ベルト12との対
向位置に固定配置する。二成分現像器87のマグネット
ローラ88は(表4)で示す配置角及び表面磁束密度を
それぞれ有するN1(主極)、S2、 S1の永久磁石を
有し、永久磁石S2から永久磁石S1に達する間には
(表4)で示すように表面磁束密度をN極性の400
(mT)あるいはS極性の400(mT)に切り替え制
御可能な電磁石NS3を有している。
【表4】 二成分現像器87を現像可能状態にする時はプラス印加
電源90aあるいはマイナス印加電源90bを切り替え
るスイッチ91をブラス印加電源90a側に作動し、電
磁石NS3の表面磁束密度をN極性の400(mT)と
する。この状態で現像スリーブ48を矢印s方向に駆動
する事により、図14に示すように現像スリーブ48上
に二成分現像剤87aからなる現像剤層を形成し、ドク
ターブレード50により層厚規制する。二成分現像器8
7を非現像状態にする時はスイッチ91をマイナス印加
電源90b側に切り替え、電磁石NS3の表面磁束密度
をS極性の400(mT)とする。これによりマグネッ
トローラ88周囲の磁束線を永久磁石S2から永久磁石
S1に達する間で遮断して、図15に示すように現像ス
リーブ48上から筐体46内に現像剤層を回収する。
【0067】この画像形成装置10によるカラー画像形
成時あるいは白黒画像形成時に、ブラック(K)のトナ
ー像形成を必要とする時は、各一成分現像器16Y〜1
6Cの各現像ローラ34Y〜34Cを感光体ベルト12
から離間する。二成分現像器87にあってはスイッチ9
1をブラス印加電源90a側に作動し、電磁石NS3の
表面磁束密度をN極性の400(mT)にして、マグネ
ットローラ88周囲の磁束線を連続させる。更に現像ス
リーブ48を矢印s方向に回転し、現像スリーブ48周
囲に現像剤層を形成し、ドクターブレード50により層
厚を規制する。現像スリーブ48上の現像剤層により現
像スリーブ48と感光体ベルト12間の現像ギャップに
現像ニップを形成し二成分現像器87を現像可能状態と
する。感光体ベルト12上の潜像は、この現像スリーブ
48と感光体ベルト12間の現像ギャップを通過する間
に現像され、感光体ベルト12上にブラックのトナー像
が形成される。
【0068】現像終了後は、先ずスイッチ91をマイナ
ス印加電源90b側に切り替え、電磁石NS3の表面磁
束密度をS極性の400(mT)に極性を反転して、永
久磁石S2から永久磁石S1に達する間で磁束線を遮断
し現像スリーブ48表面の現像剤層を筐体46内に直ち
に回収して二成分現像器87を非現像状態とし、この後
現像スリーブ48を停止することによりトナー像の混色
を防止する。
【0069】以上の構成によりこの第4の実施の形態に
よれば、前述の第3の実施の形態と同様、カラー画像形
成装置として優先されるユーザメンテナンス性の低下を
来たすことがなく、しかも白黒画像を形成する場合には
現像コストの安い二成分現像器87を用いて現像する事
により、白黒画像形成コストを従来の白黒専用の画像形
成装置並みに安く出来、カラー画像対応の画像形成装置
を白黒画像形成装置として兼用可能となる。従って一台
の画像形成装置10で、カラー画像形成機能とともに、
従来とほぼ同等のコストでの白黒画像形成機能を得られ
る。
【0070】又、二成分現像器87による現像位置を感
光体ベルト12のばたつきを生じない領域とすることか
ら、第3の実施の形態と同様、現像ギャップの安定化に
よる良好な現像特性を得られ、良好な画像を得られる。
更に、スイッチ91を切り替え制御するのみで、電磁石
NS3に印加する電荷極性を瞬時に切り替えて、電磁石
NS3の表面磁束密度をN極性あるいはS極性に瞬時に
切り替えることにより二成分現像器87を現像可能状態
あるいは非現像状態に迅速かつ容易に切り替え可能であ
り、トナーの混色を確実に防止し、鮮明で良質の現像画
像を得られる。
【0071】尚本発明は上記実施の形態に限定されず、
種々設計変更可能であり、例えば二成分現像器の配置位
置は、感光体ベルトがばたつき等により変位しない領域
であれば、他の従動ローラ等により感光体ベルトの裏面
が支持される領域あるいは、ローラに限らず、固定の支
持部材により感光体ベルトの裏面が支持される領域であ
っても良い。
【0072】二成分現像器による現像時の現像ギャップ
の幅等も限定されないし、マグネットローラの永久磁石
及び電磁石の配置やその磁束密度も、二成分現像器が現
像可能状態あるいは非現像状態を切り替え可能であれば
任意である。さらに二成分現像器にて用いる二成分用現
像剤であるトナーは磁性トナーあるいは非磁性トナーの
いずれでも良い。又画像形成装置の構造も任意であり、
中間転写ドラムを用いることなく、各色のトナー像を像
担持体から直接記録紙等に転写して、記録紙上で色重ね
する等しても良い。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、カラー画像を形成のために色の異なるトナーを有す
る複数の一成分現像器を有する画像形成装置に、ブラッ
ク(K)トナー像を形成するための二成分現像器を備
え、白黒画像を形成する場合には、画像1枚当りの現像
コストの安い二成分現像器を用いて現像する事により、
カラー画像形成装置として優先されるユーザメンテナン
ス性の低下を来たすこと無く、従来の白黒専用の画像形
成装置によるのとほぼ同等の低コストで白黒画像を得る
ことが出来、カラー画像対応の画像形成装置を白黒画像
形成装置として兼用可能となる。従って、狭いオフィス
にあっても低コストの白黒画像形成装置とは別にカラー
用の画像形成装置を増設しなくても、1台の画像形成装
置で、従来の白黒画像形成機能に加えてカラー画像形成
機能を得ることが可能となり、カラー対応の画像形成装
置の導入が容易となり、カラー対応の画像形成装置の更
なる普及を図れる。
【0074】又この発明によれば、像担持体が変位を生
じない領域にて二成分現像器によるブラックの現像画像
を形成する事により、像担持体と二成分現像器間の微細
な現像ギャップを良好に維持出来、現像ギャップの変位
を原因とする画像濃度ムラを生じることなく、良好な現
像画像を得られる。
【0075】更にこの発明によれば、他の一成分現像器
による現像時には、二成分現像器を迅速に非現像状態に
制御出来、トナーの混色を防止し、鮮明で良好な現像画
像を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置を概
略的に示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のイエロー(Y)の
一成分現像器を概略的に示す構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のマゼンタ(M)の
一成分現像器と感光体ベルトとの接触を概略的に示す説
明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の二成分現像器を概
略的に示す構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の二成分現像器が現
像可能状態の時のスライド装置を概略的に示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態の二成分現像器が非
現像状態の時のスライド装置を概略的に示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施の形態の二成分現像器の現
像位置と感光体ベルト間とのニップの関係を示す説明図
である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の二成分現像器が現
像可能状態の時のスライド装置を概略的に示す説明図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態の二成分現像器が非
現像状態の時のスライド装置を概略的に示す説明図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施の形態の二成分現像器の
現像可能状態を概略的に示す説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の二成分現像器の
非現像状態を概略的に示す説明図である。
【図12】比較例の二成分現像器の現像可能状態を概略
的に示す説明図である。
【図13】比較例の二成分現像器の非現像状態を概略的
に示す説明図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の二成分現像器の
現像可能状態を概略的に示す説明図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の二成分現像器の
非現像状態を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
10…画像形成装置 11a…駆動ローラ 11b…従動ローラ 11c、11d…転写バックアップローラ 11e、11f…現像バックアップローラ 12…感光体ベルト 13…帯電器 14…露光装置 16Y、16M、16C…一成分現像器 17…二成分現像器 17a…二成分現像剤 18…中間転写ドラム 20…除電ランプ 21…クリーナ装置 22…二次転写ローラ 23…剥離チャージャ 24…ドラムクリーナ装置 29Y〜29C…偏心カム 34Y〜34C…現像ローラ 35Y〜35C…スプリング 47…マグネットローラ 48…現像スリーブ 55…スライドバネ 56…スライド装置 57…ガイドローラ 60…カム部材 63…圧縮バネ 64…作動ロッド 66…ソレノイド 67…離間動作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/09 G03G 15/09 Z Fターム(参考) 2H030 AA05 AD07 BB23 BB33 BB42 BB46 BB63 2H031 AA01 AB03 AB07 AC09 AC19 AC34 AD01 AD05 BA03 BA04 CA11 EA01 FA01 FA03 2H077 AA11 AB03 AB18 AC04 AD06 AD13 AD17 AD23 BA07 DA10 EA03 EA14 EA15 GA04 GA13 GA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスベルト状の像担持体と、 前記像担持体を走行可能に支持する複数の支持部材と、 前記像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体に接触して前記潜
    像に現像剤を供給する第1の現像部材を有する第1の現
    像器と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体と所定のギャップ
    を有して対向し前記潜像に現像剤を供給する第2の現像
    部材を有する第2の現像器とを具備することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 エンドレスベルト状の像担持体と、 前記像担持体を走行可能に支持する複数の支持部材と、 前記像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体に接触して前記潜
    像に非磁性一成分用現像剤を供給する第1の現像部材を
    有する非磁性一成分接触現像器と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体と所定のギャップ
    を有して対向し前記潜像に二成分現像剤を供給する第2
    の現像部材を有する二成分現像器とを具備することを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記二成分現像器は、前記像担持体が前
    記複数の支持部材のいずれかに背面を支持される位置に
    て前記像担持体に対向して設けられることを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記潜像形成部は前記像担持体に色毎の
    潜像を順次形成し、 前記非磁性一成分接触現像器は現像剤の色毎に複数個設
    けられ、前記潜像の色に応じていずれか1つの前記非磁
    性一成分接触現像器の前記第1の現像部材のみが前記像
    担持体に接触し、 前記二成分用現像剤はブラックであり、前記潜像がブラ
    ックの場合に前記二成分現像器は前記像担持体に前記ブ
    ラックの二成分用現像剤を供給することを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記非磁性一成分接触現像器は、イエロ
    ー、マゼンタ、シアンの非磁性一成分用現像剤毎に少な
    くとも3個設けられることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 エンドレスベルト状の像担持体と、 前記像担持体を走行可能に支持する複数のローラ部材
    と、 前記像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体に接触して前記潜
    像に非磁性一成分用現像剤を供給する第1の現像部材を
    有する非磁性一成分接触現像器と、 前記潜像形成部通過後であって、前記像担持体が前記複
    数のローラ部材のいずれかに背面を支持される位置にて
    前記像担持体と所定のギャップを有して対向し前記潜像
    に二成分現像剤を供給する第2の現像部材を有する二成
    分現像器と、 前記第2の現像部材と対向する前記ローラ部材に設けら
    れる第1の位置決め部材と、 前記第2の現像部材に設けられ、前記第1の位置決め部
    材と接触して前記像担持体と前記第2の現像部材間との
    ギャップを調整する第2の位置決め部材とを具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の位置決め部材あるいは前記第
    2の位置決め部材のいずれか一方がカム部材を有し、前
    記カム部材の回転により前記像担持体と前記第2の現像
    部材間とのギャップを前記所定のギャップと前記所定の
    ギャップより広いギャップとに調整することを特徴とす
    る請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記潜像形成部は前記像担持体に色毎の
    潜像を順次形成し、 前記非磁性一成分接触現像器は現像剤の色毎に複数個設
    けられ、前記潜像の色に応じていずれか1つの前記非磁
    性一成分接触現像器の前記第1の現像部材のみが前記像
    担持体に接触し、 前記二成分用現像剤はブラックであり、前記潜像がブラ
    ックの場合に前記二成分現像器は前記像担持体に前記ブ
    ラックの二成分用現像剤を供給することを特徴とする請
    求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記非磁性一成分接触現像器は、イエロ
    ー、マゼンタ、シアンの非磁性一成分用現像剤毎に少な
    くとも3個設けられることを特徴とする請求項8記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 エンドレスベルト状の像担持体と、 前記像担持体を走行可能に支持する複数のローラ部材
    と、 前記像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、 前記潜像形成部通過後の前記像担持体に接触して前記潜
    像に非磁性一成分用現像剤を供給する第1の現像部材を
    有する非磁性一成分接触現像器と、 前記潜像形成部通過後であって、前記像担持体が前記複
    数のローラ部材のいずれかに背面を支持される位置にて
    前記像担持体と所定のギャップを有して対向し、複数の
    永久磁石及び少なくとも1つの電磁石を有する固定のマ
    グネットローラと前記マグネットローラ外周を囲う回転
    可能な現像スリーブとを有し、前記電磁石に供給する電
    流に応じて、前記現像スリーブ周囲に現像剤層を形成し
    た状態あるいは前記現像剤層を非形成の状態に制御して
    なり、前記潜像に二成分現像剤を供給する第2の現像部
    材を有する二成分現像器とを具備することを特徴とする
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記潜像形成部は前記像担持体に色毎
    の潜像を順次形成し、 前記非磁性一成分接触現像器は現像剤の色毎に複数個設
    けられ、前記潜像の色に応じていずれか1つの前記非磁
    性一成分接触現像器の前記第1の現像部材のみが前記像
    担持体に接触し、 前記二成分用現像剤はブラックであり、前記潜像がブラ
    ックの場合に前記二成分現像器は前記像担持体に前記ブ
    ラックの二成分用現像剤を供給することを特徴とする請
    求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記非磁性一成分接触現像器は、イエ
    ロー、マゼンタ、シアンの非磁性一成分用現像剤毎に少
    なくとも3個設けられることを特徴とする請求項11記
    載の画像形成装置。
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