JPH0429169A - 画像形成装置における感光体のキャリア引き防止方法 - Google Patents

画像形成装置における感光体のキャリア引き防止方法

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JPH0429169A
JPH0429169A JP2136061A JP13606190A JPH0429169A JP H0429169 A JPH0429169 A JP H0429169A JP 2136061 A JP2136061 A JP 2136061A JP 13606190 A JP13606190 A JP 13606190A JP H0429169 A JPH0429169 A JP H0429169A
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JP
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photoreceptor
potential
interimage
area
developing
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JP2136061A
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Inventor
Yoshihiro Enomoto
嘉博 榎本
Mikio Kobayashi
幹男 小林
Kuniaki Tagawa
田川 邦明
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Developing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機、プリンター、ファクシミリ
に代表される感光体上に形成された静電潜像を現像して
得られたトナー像を用紙等に転写する画像形成装置にお
いて、二成分現像剤を用いて磁気ブラシ現像する際、現
像剤中のキャリアが現像器から出て感光体に付着し、感
光体を傷つけ、クリーニング装置のブレード等を破損す
るのを防止する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、上ヤリアとトナーからなる二成分現像剤を磁気ブ
ラシ現像方式で現像する場合、特にコントラストの高い
部分のフリンジ電場によって現像剤中のキャリア粒子が
現像器から出て感光体に付着してしまう現象である感光
体のキャリア引きが発生して、白地の複写に黒い点が点
々と生じる問題点があった。このようなフリンジ電場に
よる感光体のキャリア引きとは別に、現像器の磁場パラ
メータ等を変えると、画像と画像の間のインターイメー
ジ部において感光体のキャリア引きが発生することがあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようなインターイメージ部における感光体のキャ
リア引きは、特に、磁気ブラシ現像器の回転スリーブを
停止した時に多く発生することが分かった。そして、こ
のような感光体のキャリア引きが発生すると、キャリア
が感光体を傷つけ、また、クリーニング装置のクリーニ
ングブレード等を破損し、クリーニング不良を起こすこ
とになる。
本発明はこのような状況に鑑みたなされたものであり、
その目的は、静電潜像を現像して得られたトナー像を用
紙等に転写する画像形成装置において、二成分現像剤を
用いて磁気ブラシ現像する際、現像剤中のキャリアが現
像器から出て感光体に付着し、感光体を傷つけ、クリー
ニング装置のブレード等を破損するのを防止する方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の画像形成装置における感光
体のキャリア引き防止方法は、感光体表面に形成された
静電潜像を現像して得られたトナー像を用紙等に転写す
る画像形成装置であって、電位を絶対値で考える場合に
現像前のインターイメージ部の感光体表面電位が画像部
の白地電位よ低い画像形成装置においてにおいて、二成
分現像剤を用いて磁気ブラシ現像する際、インターイメ
ージ部における磁気ブラシ現像器の現像バイアス電位を
画像部におけるそれより下げることを特徴とする方法で
ある。
この場合、インターイメージ部における感光体表面電位
と現像バイアス電位との差が画像部における現像バイア
ス電位と白地電位の差と略同程度になるように、インタ
ーイメージ部における磁気ブラシ現像器の現像バイアス
電位を下げるようにするのが実際的である。
また、この場合、インターイメージ部において磁気ブラ
シ現像器のスリーブの回転を停止するようにすることが
でき、キャリアの疲労を軽減することができる。
さらに、帯電器による帯電時に感光体表面の画像部のみ
を一様帯電し、インターイメージ部の感光体表面は帯電
しないようにすると、感光体のキャリア引きはさらに少
なくなる。
〔作用〕
本発明によると、二成分現像剤を用いて磁気ブラシ現像
する際、インターイメージ部における磁気ブラン現像器
の現像バイアス電位を画像部におけるそれより下げてい
るので、インターイメージ部における感光体表面電位と
現像バイアス電位との差がより小さくなるので、インタ
ーイメージ部において発生しやすい感光体のキャリア引
きが少なくなり、現像器から出たキャリアが感光体を傷
つけ、クリーニング装置のクリーニングブレード等を破
損し、クリーニング不良を起こすことはなくなる。
〔実施例〕
以下、添付の図面を参照にして、本発明の前提になる複
写器とその現像器の1例をについて説明する。
ここでは、ドラム1回転で、ブラックとカラーの2色を
現像、転写する例を示すが、従来のドラム1回転で1色
の現像、転写を行う場合も全く同様である。その場合ブ
ラック現像剤は、二成分のものを用いる。
第1図は本発明の方法の1実施例が適用される複写機の
1例を示す斜視図、第2図はその2色カラー複写機の概
略断面図である。
第1図及び第2図に示すように、カラー複写機1は、本
体2と、この本体2の上面側に設けられ、図示しない原
稿が載置されるプラテン3と、このプラテン3の下方に
設けられ、原稿の画像情報を読み取る画像情報読取部4
と、この画像情報読取部4からの慣号を受けて所定の画
像を形成する画像形成装置5と、この画像形成装置5に
形成された画像を転写媒体である用紙6に転写する転写
部7と、用紙6を供給及び搬送する用紙供給部8及び用
紙搬送部9とから構成されている。
前−記用紙供給部8は、サイズに応じた用紙6をそれぞ
れ収容する3つの用紙トレイ81.82.83、大容量
トレイ84、両面トレイ85及び手差しトレイ86によ
り構成されている。また、用紙搬送部9は、用紙反転シ
、−)91、各トレイ81〜86から送り出される用紙
6を画像形成装置5へ搬送する第1用紙搬送路92及び
複写済みの用紙6を再度画像形成装置5へ搬送する第2
用紙搬送路93とにより構成されている。
また、画像形成装置5によりトナー像が転写された用紙
6は、排出側搬送路94を通って定着器10へ送られ、
定着器10の加圧ロール101及び加熱ロール102に
よりトナー像の定着が行われた後、排出トレイ87へ搬
送されるようになっている。
第3図に示すように、画像形成装置5は、感光ドラム5
1と、この感光ドラム51の外周に沿って順次配設され
る帯電器52、第1潜像形成手段53、第1現像器54
、第2潜像形成手段55、第2現像器56及び転写前帯
電器57とから構成されている。前記感光ドラム51に
形成された顕画像が転写部7において用紙6に転写され
るようになっている。
このように構成された画像形成装置5においては、カラ
ー画像を記録するにあたり、本体2のコンソールパネル
21のモードをカラーモードに切換操作すると、第4図
(a)に示すように帯電器52により感光ドラム51上
が一様に帯電されて感光ドラム51の表面電位が一方の
極性に帯電された状態となる。この状態において、同図
(b)に示すように第1潜像形成手段53により感光ド
ラム51上に第1潜儒が形成された後、同図(C)に示
すように第1現像器54に所定の現像バイアス電圧が印
加されることにより、第1トナー像が反転現象により形
成される。次に、同図(d)に示すように第2潜像形成
手段55により感光ドラム51上に第2潜像が形成され
、第2現像器56に所定の現像バイアス電圧が印加され
ることにより、同図(e)に示すように感光ドラム51
上にトナー像が正規現像により形成される。そして、同
図(f)に示すように転写前帯電器57により両トナー
像の極性が揃えられた後、転写部7により用紙6上に両
トナー像が一括転写されることにより、カラー画像の記
録が行われるようになっている。
この場合、前記第1及び第2潜像形成手段53゜55は
、レーザーダイオードにより形成されており、画像情報
読取部4からの償号を受けて所定の潜像を感光ドラム5
1上に書き込むようになっている。なお、第1潜像形成
手段53は画像部を書き込む方式となっており、また第
2潜像形成手段55は背景部を書き込む方式となってい
る。しかし、これら第1及び第2潜像形成手段53.5
5は必ずしもこれらの方式である必要はなく、逆に第1
潜像形成手段53が背景部を書き込む方式であり、第2
潜像形成手段55が画像部を書き込む方式であってもよ
く、また両潜像形成手段53゜55は共に画像部あるい
は背景部を書き込む方式%式% 第1現像器54は、カラー(赤)用の二成分系現像剤を
有するもので、感光ドラム51側に配設された現像ロー
ル541と、この現像ロール541の背面側において仕
切り542を介して併設される第1オーガ543a及び
第2オーガ543bと、これらオーガ543a、 54
3bの上方側において受板544を介して設けられる第
3オーガ543cと、ハウジング54aの開口部の上流
側に装着されて感光ドラム51に接触するフィルム上の
シール部材545と、現像ロール541により搬送され
るトナーを掻き取るブレード546と、ハウジング54
aの背面側に取り付けられるトナーボックス547内に
配設されるトナー搬送用コイルオーガ547a及びトナ
ー搬送用オーガ547bとにより構成されている。この
場合、前記現像ロール541は、例えばアルミニウム合
金やステンレス鋼等の非磁性導電性部材により形成され
ている。
前記第2現像器56は、黒の二成分系現像剤を有する現
像器であり、FXマイクロトーニング方式の磁気ブラシ
現像法により第2の潜像を現像する。
これらの両現像器54.56は、それぞれに対応して配
設されたりトラクト機構58により、感光ドラム51に
対して接離する方向に移動されるようになっている。こ
れらのりトラクト機構58は図示しない駆動源により作
動されるようになっている。
次に、本発明の方法が適用される第2現像器56につい
てさらに詳述する。
第5図に示すように、第2現像器56はFXマイクロト
ーニング方式の磁気ブラシ現像法により感光ドラム51
上に形成された第2潜像を現像するものであり、大きく
は、ハウジング1001内の一端に配設された開口部か
ら外周面の一部をハウジング1001外に露出させた現
像ロール1002 (現像剤担持体)と、現像ロール1
002の背面側のハウジング1001内に配設された現
像剤撹拌手段1003と、現像ロール1002の上方の
ハウジング1001天板に取り付けられ、現像ロール1
002上に形成された現像剤の磁気ブラシの穂立高さを
規制するトリマープレート1004 () !Jママ−
とから構成されている。また、その他に、FXマイクロ
トーニング方式を実施するにあたって必要とされる各種
補機類が取り付けられている。
第6図に示すように、現像ロール1002は、固定支持
されたほぼ円柱形状のマグネット部材(マグロール) 
1005の外周を覆うようにして同心状に回動可能な円
筒状スリーブ1006を配設したものであり、マグロー
ル1005の磁力によりスリーブ1006上に現像剤の
磁気ブラシが形成されると共に、スリーブ1006の回
動に伴い磁気ブラシを感光ドラム51に面した現像領域
へ搬送するようになっている。
現像バイアス電圧はスリーブ1006に印加されている
。マグロール1005には、剥離極N1、吸着極N2、
搬送極S3.N3及び現像主極Sl、S2の複数の磁極
が反時計回りにこれらの順に設けられており、第7図に
示すように、これらは焼結系フェライト製の強磁性体材
1005aをロール本体1005bに埋め込むことによ
り形成されている。その場合、現像主極Sl、S2は、
これら現像主極Sl。
S2の間に凹嵌部1005cが形成された1つの強磁性
体材により形成されている。このように強磁性体材を埋
め込んでマグネットロールを形成することにより、マグ
ネットロール自体を強磁性体材で形成しなくて済むので
、安価に現像ロール1002を形成することができる。
そして、このような磁極配置を有する本実施例の現像ロ
ール1002においては、異なる磁性の磁極が交互に連
続する吸着極N2−搬送極S3−搬送極N3−現像主極
Sl、S2=吸着極N1の間で現像剤がスリーブ100
6表面に保持される一方、同磁性の磁極が隣接配置され
た剥離極N1→吸着極N2の間では現像剤がスリーブ1
006から剥離するようになっている。
ところで、このような現像ロール1002においては、
剥離極N1、吸着極N2、搬送極S3. N3及び現像
主極Sl、S2により、第7図に示すような磁気パター
ンAが形成される。現像主極Sl。
S2の間に形成された凹嵌部1005cにより、現像主
極Sl、S2における磁気パターンは、互いにほぼ等し
く磁力の高し)二つの山AI、A2と、これらの山A1
.A2の間の磁力の低い谷A3、すなわち磁力の落込み
iA3とからなる磁気パターンに設定されている。この
磁力の落込み部A3により、現像主極5l−32の間で
は、反発磁界が形成されてSl、S2の磁力が所定の角
度で拡開して作用するようになっていて、これら両磁極
S1.82間では現像剤に作用する磁力が一時的に弱ま
る。このため、この反発磁界の中では、キャリアが現像
ロール1002から飛び出して撹乱されるようになるの
で、現像剤を高効率で感光ドラム51に摺擦することが
できるようになる。これにより、現像性が向上する。
ところで、このような現像器を用いると、スリーブ10
06に印加する現像バイアス電圧を一定に保つと、特に
画像と画像の間のインターイメージ部において、二成分
現像剤中のキャリアが現像器56の現像ロール1002
の磁界から外れて感光ドラム51に付着してその表面を
傷付け、また、この付着したキャリアがクリーニング装
置300に達し、そのクリーニングブレード301を破
損し、クリーニング不良を起こすことになる。このよう
な感光体のキャリア引きは、キャリアの疲労を軽減する
ためにインターイメージ部においてスリーブ1006の
回転を停止する場合に特に顕著である。このような感光
体のキャリア引きが起こるメカニズムは必ずしも明らか
ではないが、現像バイアスと感光体の表面電位の電位差
に関係があるものと推測される。例えば、第8図に示す
ように、感光体の一様帯電電位レベル、現像バイアス電
位レベル、画像部の白地電位レベル、インターイメージ
部の残留電位レベルが設定され、二成分現像剤中のトナ
ーが正に摩擦帯電され、キャリアが負に摩擦帯電されて
いる場合、白地は現像バイアス電位より正の方向に13
0vだけ電位が高いので、正に帯電されたトナーは白地
に着かない。同様に、インターイメージ部は正の方向に
230V電位が高いにで正のトナーはインターイメージ
部に付着しない。
これに対して、負に帯電しているキャリアは現像バイア
ス電位より正の方向に電位が高い白地及びインターイメ
ージ部に付着する傾向にある(もちろん、白地、インタ
ーイメージ部とも絶値電位は負であるから、負に帯電し
ているキャリアはこれらの部位には静電的にすぐ吸着さ
れないが、相対電位差を考えると、白地、インターイメ
ージ部とも電位が現像バイアス電位より高いから、負に
帯電しているキャリアは現像バイアス電位より正の方向
に電位が高い白地及びインターイメージ部に付着しやす
い傾向にある。)。そして、現像器の現像バイアス電位
と白地、インターイメージ部の感光体表面の電位差がよ
り大きくなると、相対的にキャリアは感光体に付着しや
すくなるものと推測される。そこで、白地電位を一12
0Vに設定し、現像バイアス電位を一250Vから一4
60Vまで変化させたときの感光体のキャリア引きの程
度をグレード評価で調べてみた。その結果を第9図に示
す。この結果から明らかのように、現像バイアス電位と
感光体表面の電位差が130Vよりも大きくなると、感
光体のキャリア引きが悪化する。したがって、第8図の
ような電位レベルを設定した画像形成装置においては、
インターイメージ部において、感光体のキャリア引きが
発生しやすくなると言える。第9図から明らかなように
、この例の場合、白地及びインターイメージ部の電位と
現像バイアス電位の差は130V以下にすることが望ま
しいと言える。しかしながら、この電位差を余り小さく
すると、画像部においては白地の地肌カブリが発生しや
すくなり、インターイメージ部においては、その部分の
電位変動が除電ランプ等の関連で大きいため、トナーが
付着し、クリーニング装置の負担を大きくするので、上
記の電位差を余り下げることはできない。
したがって、本発明においては、インターイメージ部の
電位レベルが画像部の白地電位レベルよ低い画像形成装
置において、磁気ブラシニ成分現像器の現像バイアス電
位レベルを、画像部とインターイメージ部において同一
にするのではなく、インターイメージ部において下げる
ようにするものである。すなわち、第10図に電位レベ
ルを示すように、インターイメージ部において、現像バ
イアス電圧を一250Vから一150Vへ下げて(厳密
には、負の領域であるので上げてと言うべきであろうが
、絶対電位の高低で考えている。)、感光体表面の電位
との差を画像部における白地電位との差と略等しくして
いる。もちろん、インターイメージ部において、現像バ
イアス電圧を一150Vより低くしてもよいが、余り残
留電位−20Vに近くなると、トナーがインターイメー
ジ部に付着してクリーニング装置に負担をかけるように
なるので好ましくない。他方、−150Vより高くでき
るが、余り高いと、本発明の目的である感光体のキャリ
ア引き防止の効果が小さくなる。
以上のように、現像バイアス電位を制御することにより
、インターイメージ部においても、感光体のキャリア引
きは殆どなくなった。
ところで、前記したように、感光体のキャリア引きは、
磁気ブラシ現像器56のスリーブ10(16の回転を停
止した時により多く発生することが分かっているが、上
記のようにインターイメージ部の現像バイアス電位を下
げ、白地電位との差と略同じ差になるようにすると、イ
ンターイメージ部においてスリーブ1006の回転を停
止しても感光体のキャリア引きは殆ど発生しなかった。
したがって、画像部においてのみスリーブ10(lfl
iを回転するようにして、キャリアの疲労がより少ない
現像器を構成することができる。
なお、理由は明確でないが、第10図に示したインター
イメージ部は、第3図の帯電器52によって一様に帯電
され、図示していないインターイメージランプによって
除電されて、残留電位まで下げられているが、このよう
な帯電、除電工程を経ないで、帯電器52による帯電時
にインターイメージ部を帯電しないようにすると、上記
のような感光体のキャリア引きの発生頻度はさらに低下
することが分かった。したがって、画像形成装置の帯電
制御において、画像部に相当する感光体領域のみを一様
帯電し、インターイメージ部に相当する感光体領域は帯
電しないようにするのが望ましい。
なお、現像器の現像バイアス電圧を第10図に示したよ
うに周期的に上下に制御する手段自体は種々の周知の手
段を用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明の画像形成装置における感光体のキャリア引き防
止方法によると、二成分現像剤を用いて磁気ブラシ現像
する際、インターイメージ部における磁気ブラシ現像器
の現像バイアス電位を画像部におけるそれより下げてい
るので、インターイメージ部における感光体表面電位と
現像バイアス電位との差がより小さくなるので、インタ
ーイメージ部において発生しやすい感光体のキャリア引
きが少なくなり、現像器から出たキャリアが感光体を傷
つけ、クリーニング装置のクリーニングブレード等を破
損し、クリーニング不良を起こすことはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の1実施例が適用される複写機の
1例を示す斜視図、第2図はこの2色カラー複写機の概
略断面図、第3図はこのカラー複写機の画像形成装置の
拡大断面図、第4図はこの画像形成装置における画彎形
成プロセスを説明する図、第5図は現像器の拡大断面図
、第6図は現像ロールを示し、(a)は軸方向に沿った
断面図、(b)は軸方向と直交する方向に沿った断面図
、第7図は第6図の現像ロールの磁気パターンの1例を
示す図、第8図は感光体の一様帯電電位レベル、現像バ
イアス電位レベル、画像部の白地電位レベル、インター
イメージ部の残留電位レベルの1設定例を示す図、第9
図は白地電位を一定に設定して現像バイアス電位を変化
させたときの感光体のキャリア引きの変化を示す図、第
10図は本発明に基づいて現像バイアス電位レベルをイ
ンターイメージ部において下げた場合の各電位レベルを
示す図である。 1・・・カラー複写機、5・・・画像形成装置、51・
・・感光ドラム、54・・・第1現像器、56・・・第
2現像器、1002・・・現像ロール、1005・・・
マf o −ル、1005a・・・強磁性体材、100
5c・・・凹嵌部、1006・・・スリーブ、Sl、S
2・・・現像主極、S3・・・搬送極、N1・・・剥離
極、N2.N3・・・吸着極、A・・・磁気パターン、
AI、A2・・・磁力の山、A3・・・磁力の谷、a・
・・極谷間差、b・・極間距離比  願  人 富士ゼ
ロックス株式会社代理人 弁理士 韮  澤   弘(
外7名)第1図 第4図 第5図 第7図 第8 図 第9 図 硯豫ハ“1アス電圧(−V)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体表面に形成された静電潜像を現像して得ら
    れたトナー像を用紙等に転写する画像形成装置であって
    、電位を絶対値で考える場合に現像前のインターイメー
    ジ部の感光体表面電位が画像部の白地電位よ低い画像形
    成装置においてにおいて、二成分現像剤を用いて磁気ブ
    ラシ現像する際、インターイメージ部における磁気ブラ
    シ現像器の現像バイアス電位を画像部におけるそれより
    下げることを特徴とする画像形成装置における感光体の
    キャリア引き防止方法。
  2. (2)インターイメージ部における感光体表面電位と現
    像バイアス電位との差が画像部における現像バイアス電
    位と白地電位の差と略同程度になるように、インターイ
    メージ部における磁気ブラシ現像器の現像バイアス電位
    を下げることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
    における感光体のキャリア引き防止方法。
  3. (3)インターイメージ部において磁気ブラシ現像器の
    スリーブの回転を停止することを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像形成装置における感光体のキャリア引き
    防止方法。
  4. (4)帯電器による帯電時に感光体表面の画像部のみを
    一様帯電し、インターイメージ部の感光体表面は帯電し
    ないようにすることを特徴とする請求項1から3の何れ
    か1項記載の画像形成装置における感光体のキャリア引
    き防止方法。
JP2136061A 1990-05-24 1990-05-24 画像形成装置における感光体のキャリア引き防止方法 Pending JPH0429169A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491541A (en) * 1992-11-12 1996-02-13 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Developing apparatus having adjacent similar magnetic poles
US7457554B2 (en) 2004-05-20 2008-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus wherein an image forming region and a non-image forming region are charged with different potentials

Cited By (3)

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US7711279B2 (en) 2004-05-20 2010-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a predetermined potential difference between regions of an image bearing member

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