JPH10340003A - 現像器及びそれを備えた電子写真装置 - Google Patents

現像器及びそれを備えた電子写真装置

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JPH10340003A
JPH10340003A JP9149410A JP14941097A JPH10340003A JP H10340003 A JPH10340003 A JP H10340003A JP 9149410 A JP9149410 A JP 9149410A JP 14941097 A JP14941097 A JP 14941097A JP H10340003 A JPH10340003 A JP H10340003A
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Japan
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magnetic
roll
developing
magnetic roll
toner
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Application number
JP9149410A
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English (en)
Inventor
Takao Kumasaka
隆夫 熊坂
Tatsuo Ikawa
辰夫 伊川
Kunio Fukuchi
久仁夫 福地
Nobuyoshi Hoshi
信義 保志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナ−飛散と画像濃度変動がない現像器、及び
高速高画質が確保可能な電子写真装置を提供する。 【解決手段】表面にトナ−層を形成した現像ロ−ル2に
より、感光体1の潜象を現像を行う現像器8において、
現像ロ−ル2に近接させて第1の磁気ロ−ル3及び第2
の磁気ロ−ル10を配置し、第1の磁気ロ−ル3に形成
された第1の磁気ブラシ16と第2の磁気ロ−ル10に
形成された第2の磁気ブラシ17とを介して、現像ロ−
ル2へのトナ−の塗布と現像ロ−ル2からのトナ−の回
収を行なうようにした。特に、第2の磁気ロ−ル10
は、第1の磁気ロ−ル3と対向する1対の同極磁極と現
像ロ−ル2に対向する回収磁極とを有し、スリ−ブ回転
・磁極固定方式とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの電子写真装置に使用する現像器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置に用いる従来の現像器は、
キャリアとトナ−を含む2成分現像剤を用いた2成分現
像器、トナ−単独の1成分現像剤を用いた1成分現像器
の他に、2成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像ロ−ル
にトナ−層を塗布し、さらに、このトナ−層を用いて感
光体上の静電潜像の現像を行なう、いわゆる、2段現像
方式も提案されている。このような2段現像器として
は、特開昭55−77764号公報、特開昭62−19
2772号公報、特開昭61−239266号公報等に
記載されている方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の2段現
像方式の現像器を用いて、高速で高精細なカラ−画像を
得ようとする場合、画像濃度が不安定になり画像品質が
劣化したり、現像器からトナ−飛散が発生する等の問題
があった。
【0004】本発明の目的は、上記した問題を解決すべ
く、トナ−飛散と画像濃度変動がない現像器、及び高速
高画質が確保可能な電子写真装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、現像ロ−ル上にトナ−層を形成し、前記
トナ−層を感光体に対向させバイアス電圧を印加し静電
潜像を現像する現像器において、前記現像ロ−ルに近接
させて、第1の磁気ロ−ル及び第2の磁気ロ−ルを配置
し、前記第1の磁気ロ−ルの外周と間隙を設けて設置さ
れた規制板により、前記第1の磁気ロ−ルの保持した現
像剤を規制して、前記第1の磁気ロ−ルの外周に第1の
磁気ブラシを形成し、前記第1の磁気ブラシを前記現像
ロ−ルと対向させ前記現像ロ−ル上に前記トナ−層を形
成するように構成され、かつ、前記第1の磁気ロ−ルの
保持した前記現像剤の少なくとも1部を前記第2の磁気
ロ−ル上に導き第2の磁気ブラシを形成し、前記第2の
磁気ブラシを前記現像ロ−ルと接触させ前記現像ロ−ル
上に残存するトナ−層を回収するように構成され、さら
に、前記回収したトナ−層を含め前記第2の磁気ロ−ル
に保持された現像剤を前記第1の磁気ロ−ルに戻すよう
に構成されていることを特徴とする。
【0006】また、本発明の他の特徴として、前記第2
の磁気ブラシは、前記第1の磁気ロ−ルにより前記現像
ロ−ル上に前記トナ−層を形成する際に浮遊するトナー
を吸着し回収することにある。
【0007】また、本発明の他の特徴は、トナーとキャ
リアから成る2成分現像剤を感光体に対向させバイアス
電圧を印加し静電潜像を現像する現像器において、前記
感光体に近接させて第1の磁気ロ−ルを配置すると共に
前記感光体のほぼ反対側で前記第1の磁気ロ−ルの近傍
に第2の磁気ロ−ルを配置し、前記第1の磁気ロ−ルの
外周と間隙を設けて設置された規制板により、前記第1
の磁気ロ−ルの保持した現像剤を規制して、前記第1の
磁気ロ−ルの外周に第1の磁気ブラシを形成し、前記第
1の磁気ブラシを前記感光体と対向させ該感光体上の前
記静電潜像を前記トナーにより顕像化し、前記第1の磁
気ロ−ルに残存する前記現像剤の少なくとも1部を前記
第2の磁気ロ−ルにより剥離するように構成されている
ことにある。
【0008】また、本発明の他の特徴は、各色に対応し
た現像剤をそれぞれ収納する複数の現像器を感光体の周
囲に配置し、前記感光体が少なくとも1回転することに
より、前記各色に対応した複数の静電潜像を前記感光体
に形成すると共に前記複数の静電潜像を前記複数の現像
器により現像し、複数色のトナ−画像を前記感光体上に
形成する電子写真装置において、前記複数の現像器のう
ち少なくとも一つは、請求項1ないし請求項7のいずれ
か1項記載の現像器であることにある。
【0009】また、本発明の他の特徴は、トナーとキャ
リアから成る2成分現像剤を収納する現像器を感光体の
周囲に配置し、前記感光体上に形成された静電潜像を前
記現像器により現像して、トナ−画像を前記感光体上に
形成する電子写真装置において、前記現像器は、前記感
光体に近接させて、第1の磁気ロ−ル及び第2の磁気ロ
−ルが配置され、前記第1の磁気ロ−ルの外周と間隙を
設けて設置された規制板により、前記第1の磁気ロ−ル
の保持した現像剤を規制して、前記第1の磁気ロ−ルの
外周に第1の磁気ブラシを形成し、前記第1の磁気ブラ
シを前記感光体と対向させ該感光体上の前記静電潜像を
前記トナーにより顕像化し、かつ前記第1の磁気ロ−ル
の保持した前記現像剤の少なくとも1部を前記第2の磁
気ロ−ル上に導き第2の磁気ブラシを形成し、前記第2
の磁気ブラシを前記感光体に接触させ前記感光体上に残
存するトナ−層を回収するように構成されていることに
ある。
【0010】本発明によれば、第1の磁気ロ−ル及び第
2の磁気ロ−ルは、現像ロ−ルに近接して配置される。
第1の磁気ロ−ルの外周と間隙を設けて設置された規制
板は、第1の磁気ロ−ルの保持した現像剤を規制する。
【0011】第1の磁気ロ−ルは、保持した現像剤が規
制されることにより第1の磁気ブラシを外周に形成し、
第1の磁気ブラシを現像ロ−ルに対向させ現像ロ−ル上
にトナ−層を形成させる。
【0012】第2の磁気ロ−ルは、第1の磁気ロ−ルの
保持した現像剤の少なくとも1部を導いて第2の磁気ブ
ラシを外周に形成し、第2の磁気ブラシを現像ロ−ルに
接触させ現像ロ−ル上に残存するトナ−層を回収する。
そして、回収したトナ−層を含め保持した現像剤を第1
の磁気ロ−ルに戻す。
【0013】このように、第2の磁気ロ−ルの第2の磁
気ブラシ(現像剤層)を現像ロ−ルと回転接触させるこ
とにより、感光体上の静電潜像を現像した後に現像ロ−
ル上に残存するトナ−を掻き落し略一定にすることがで
き、その結果、現像ロ−ル上に形成するトナ−層のトナ
−付着量を略一定にすることが可能となるので、画像濃
度が不安定となることがない。
【0014】また、第1の磁気ロ−ルにより現像ロ−ル
上にトナ−層を形成する際、トナ−が浮遊しても、第2
の磁気ロ−ルの磁気ブラシに吸着させ回収することがで
きるので、トナ−飛散が防止できる。
【0015】また、現像ロ−ルを削除し、現像ロ−ルに
対応する位置に感光体を配置するようにし、第1の磁気
ロ−ルを感光体と接触又は非接触状態にて対向させて配
置し、かつ第2の磁気ブラシを感光体と接触させること
により、感光体上に残存するトナー層が回収できるの
で、現像ロ−ル上に形成するトナ−層のトナ−付着量が
略一定になり、画像濃度が安定し、また、感光体クリー
ナを設置する必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図を用
いて説明する。 (1)第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例に係る現像器の断面を示
す。図1に示すように、現像器8は、感光体1に対向す
る現像ロ−ル2と、第1の磁気ロ−ル3と、規制板4
と、現像剤ガイド板5と、第2の磁気ロ−ル10と、撹
拌羽根15と、現像剤センサ9と、トナ−ホッパ−6内
に設けられた補給ロ−ル7、バイアス電源11、12、
13、等から構成されている。
【0017】トナ−ホッパ−6内のトナ−を、現像剤の
有無を検出する現像剤センサ9の信号に基づいて補給ロ
−ル7により撹拌羽根15の上部付近に供給し、第1の
磁気ロ−ル3上部の現像剤ガイド板5に沿ってUタ−ン
する現像剤14の循環と撹拌羽根15の回転とにより、
供給されたトナ−が現像剤14と混合するようになって
いる。
【0018】さらに、第1の磁気ロ−ル3の外周に設け
た規制板4にて、第1の磁気ロ−ル3に保持した磁性体
キャリアとトナ−を含む現像剤を規制するようにし、規
制された第1の現像剤層(以下、第1の磁気ブラシと称
す)16を現像ロ−ル2とカウンタ−方向に回転させ接
触又は非接触状態で対向させると共に第1の磁気ロ−ル
3と現像ロ−ル2間に電界を作用させ、現像ロ−ル2上
にトナ−層18を形成する。
【0019】トナ−層18は、トナ−電荷量5〜20μ
c/g、好ましくは7〜15μc/g、トナ−付着量
0.4〜1.5mg/cm2、好ましくは0.6〜1.2m
g/cm2となるように形成する。しかる後に、トナ−
層18を現像ロ−ル2の回転により感光体1と対向する
部分に搬送し、感光体1上の静電潜像と近接ないし接触
させると共に現像部に現像電界を作用させることによ
り、トナ−画像を形成するものである。
【0020】上記のように、第1の磁気ロ−ル3に付着
し搬送される第1の磁気ブラシ16は現像ロ−ル2と接
触又は非接触状態で対向するが、現像剤は、トナ−とキ
ャリアから成り、撹拌や搬送に伴う摩擦帯電により互い
に逆方向に帯電しているので、第1の磁気ロ−ル3と現
像ロ−ル2間に電界(順方向:帯電したトナ−を現像ロ
−ル側に移動させる電界の方向)を作用させることによ
り、第1の磁気ロ−ル3の磁石体に保持された現像剤か
らトナ−のみが分離されて現像ロ−ル2上に移動し、略
均一なトナ−層を形成することができる。その後、現像
ロ−ル2上のトナ−層18が感光体1上の静電潜像部へ
接触してトナ−が転移し現像が行われる。
【0021】なお、第1の磁気ブラシ16におけるトナ
ー濃度、すなわち、現像剤重量に対するトナーの混合比
(重量%)は、5〜25(%)の範囲で、上記の電荷量
が得られるように設定すれば良い第2の磁気ロ−ル10
は、第1の磁気ロ−ル3との間に第2の間隙G2を、現
像ロ−ル2との間に第3の間隙G3を形成し、トナ−層
の形成部である第1の磁気ブラシ16より下方に配置さ
れる。第2の間隙G2は第3の間隙G3より狭く、例えば
2=0.25〜0.45、G3=0.5〜0.8(mm)に
設定されている。
【0022】また、第2の磁気ロ−ル10は、外周部の
スリ−ブ19が第1の磁気ロール3とほぼ同等の周速で
回転し、磁極を固定した方式の磁気ロ−ル10であっ
て、図2に示すように、第1の磁気ロ−ル3と対向する
1対の同極磁極S1,S2と、現像ロ−ル2に対向する回
収磁極N1とを有している。
【0023】各磁力は、図2に示すように、第1の磁気
ロ−ル3の磁力(ピーク値)をBm、第2の磁気ロ−ル
10の同極磁極S1,S2の磁力を、それぞれB1,B2、同
極磁極S1,S2の間に形成される谷部の磁力をBvとす
ると、Bm=400〜700G,B1=800〜100
0G,B2=200〜350G,Bv=0〜100G、
すなわち、各磁力相互の関係がB1>Bm>B2>Bvで
あるように設定している。また、回収磁極N1の磁力B
rは、600〜800Gに設定している。
【0024】このように、第2の磁気ロ−ル10を構成
して配置し、磁力B1>Bmと間隙G3>G2とすること
により、第1の磁気ロ−ル3の現像剤の1部ないし全部
を第2の磁気ロ−ル10上に移動させ第2の磁気ブラシ
(第2の現像剤層)17を形成し、第2の磁気ブラシ1
7により現像ロ−ル2上の残存するトナ−層を回収す
る。
【0025】次いで、磁力Bm>B2及びBm>Bvに
より、回収したトナ−層も含め第2の磁気ロ−ル10上
の現像剤を第1の磁気ロ−ル3に転移させるようにした
ものである。
【0026】また、第2の磁気ロ−ル10に印加された
バイアス電圧Vr(バイアス電源12より供給)と現像
ロール2へ印加されるバイアス電圧Vdを200≦|V
d|−|Vr|≦600vの関係に設定し、回収電位差
を形成しているしたがって、本実施例の現像器では、第
2の磁気ロ−ル10の第2の磁気ブラシ17を現像ロ−
ル2と回転接触させることにより、感光体1上の静電潜
像を現像した後に現像ロ−ル上2に残存するトナ−を掻
き落し略一定にすることができる。その結果、現像ロ−
ル2上に形成するトナ−層18のトナ−付着量を、常に
略一定にすることが可能になるので、長期印刷において
画像濃度が不安定となることがない。
【0027】また、第1の磁気ロ−ル3により現像ロ−
ル2上にトナ−層18を形成する際、トナ−が浮遊して
も、第2の磁気ロ−ル10の磁気ブラシ17に吸着させ
回収できるので、トナ−飛散を防止できる。
【0028】現像ロ−ル2は、非磁性SUS、Alなど
の金属ロ−ルにより構成され、感光体1との間に50な
いし300μmの間隙を形成し、感光体1と非接触で現
像するように配置されている。
【0029】現像ロ−ル2と感光体1との回転方向は同
方向もしくはカウンタ方向いずれでも良いが、その周速
比k(≡Us/Up)は2以下である。望ましくは、同
方向で1≦k≦1.5であることがさらに望ましい。
【0030】特に、このような構成で、バイアス電圧に
1〜10KHz、100〜1000Vの交流電圧を重畳
することで、画像の均一性を良好にすることができる。
現像ロ−ルは、直径が15ないし40mmのものを用い
る。
【0031】なお、感光体1と現像ロ−ル2と接触させ
現像を行なう場合は、現像ロ−ル2は、約20ないし6
0μmのNi電鋳スリ−ブに低硬度(例えば、ゴム硬度
が約15ないし35度(JIS−A))のゴムロ−ルを
嵌合させ、弾性を有する現像ロ−ル2を形成すると良
い。
【0032】Ni電鋳スリ−ブにて現像ロ−ル2の傷や
摩耗を防ぎ、厚みを薄くしゴムロ−ルの弾性を保持でき
るようにし、感光体1と接触させても感光体1とのソフ
トな接触が得られるからである。
【0033】なお、Ni電鋳スリ−ブが、磁性を帯びる
場合には、電鋳スリ−ブ表面に非磁性金属層(Al,N
i,SUS等)や非磁性樹脂層を5〜20μm設け、電
鋳スリ−ブを2層構成とすることが、現像ロ−ル2への
キャリア付着を防止する観点から望ましい。
【0034】ゴムロ−ルは、絶縁性及び導電性のいずれ
でも使用可能であるが、絶縁性ロ−ル(例えば、抵抗値
が約1013〜1016Ωcm)の場合は、現像バイアスを
印加するための給電は現像ロ−ルの表面から行うのに対
し、導電性ロ−ル(例えば、抵抗値が約107〜108Ω
cm以下)の場合は給電を現像ロ−ルの軸を利用して行
うことができる利点がある。
【0035】接触現像の場合も、現像ロ−ル2と感光体
1との回転方向は同方向もしくはカウンタ方向いずれで
も良いが、その周速比k(≡Us/Up)は2以下であ
る。望ましくは、同方向で1≦k≦1.5であって、そ
の速度差ΔU(≡|Us−Up|)が0≦ΔU≦50m
mであることがさらに望ましい。特に、このような構成
でバイアス電圧に1〜10KHz、100〜1000V
の交流電圧を重畳することで、画像の均一性と感光体摩
耗防止とを両立できる。
【0036】第1の磁気ロ−ル3は、現像ロ−ル2と間
隙(第1の間隙G1)を介して回転可能に配置された等
間隔多極着磁の磁石体にて構成され、その外周に間隙G
0を設定する規制板4を設け現像剤を規制する。
【0037】そして、第1の磁気ロ−ル3は、第1の磁
気ブラシ16を現像ロ−ル2とカウンタ−方向に回転さ
せ接触させると共に、現像ロ−ル2との間に設定される
第1の間隙G1電界を作用させ、現像ロ−ル2上にトナ
−層18を形成する。また、上記の電界は、第1の磁気
ロ−ル3と現像ロ−ル2間に直流と1〜10KHzの交
流を重畳して形成することがより望ましい。
【0038】第1の磁気ロ−ル3は、磁極数が8ないし
64極、磁極部の磁力が250ないし1000ガウス、
望ましくは、磁極数が16ないし32極、350ないし
800ガウスの範囲に設定する。
【0039】第1の磁気ロ−ル3は、図1に示すよう
に、反時計方向に回転させ、第1の磁気ロ−ル3の周速
Umと現像ロ−ル2の周速Usとの比は、1.0ないし
5.0の範囲、望ましくは2.0ないし4.0の範囲に設
定した。
【0040】なお、第1の磁気ロ−ル3は、磁石体と同
心状に回転可能なスリ−ブを配置して構成しても良い。
この場合、磁極数は8ないし24極、磁極部の磁力が4
00ないし1000ガウスの範囲に着磁された磁石ロ−
ルを用い、第1の磁気ブラシ16を現像ロ−ル2とカウ
ンタ−方向に回転させ接触又は非接触状態で対向させる
ため、第1の磁石ロ−ル3を時計方向に回転させ、スリ
−ブを反時計方向に回転させ、スリ−ブの周速と現像ロ
−ル2の周速Usとの比は、1.0ないし3.0、望まし
くは1.2ないし2.0の範囲に設定し、磁石体の回転数
はスリ−ブの回転数の1.5ないし4.0の範囲に設定す
れば良い。
【0041】また、現像ロ−ル2と第1の磁気ロ−ル3
にて形成される間隙G1を0.5ないし1.0mmの範囲
に設定し、さらに、規制板4と第1の磁気ロ−ル3の磁
石体にて形成される間隙G0との差の絶対値を0ないし
0.4mmの範囲に設定した。
【0042】現像ロ−ル2及び第1の磁気ロ−ル3に
は、それぞれ、バイアス電源11、13が接続され、直
流電圧、または、直流電圧と交流電圧を重畳した電圧が
印加される。
【0043】また、規制板4にも、第1の磁気ロ−ル3
と同一のバイアス電源13を接続しバイアス電圧を印加
し、第1の磁気ロ−ル3の抵抗値が高い場合に第2の間
隙G2での電界強度の低下を防止すると共に、第1の磁
気ロ−ル3の抵抗値が低い場合に第1の間隙G1を介し
ての放電を防止するようにした。
【0044】第1の磁気ロ−ル3の磁石体に保持される
現像剤14は、粒径が20ないし100μm、望ましく
は30ないし80μmのキャリアと、粒径が5ないし1
1μmのトナ−を含む現像剤を使用した。
【0045】キャリアは、鉄粉キャリア、ナグネタイト
キャリア、フェライトキャリア、及び樹脂キャリアを用
いることができる。樹脂キャリアは、嵩比重1.0ない
し1.6g/cm3,飽和磁化60ないし80emu/g
の球形および不定形のもの、又、フェライトキャリア
は、嵩比重2.2ないし2.7g/cm3、飽和磁化20
ないし70emu/gで略球形のものを用いることがで
きる。
【0046】トナ−は、低温定着を行うため、バインダ
樹脂のガラス転移点Tgが55ないし65℃のものを用
い、さらに、流動性向上のため、10ないし100nm
のシリカを1〜2種、又はシリカと無機酸化物を併用し
て外添剤として用い、構成した。
【0047】現像剤14は、上記したトナ−を5ないし
20重量%(トナ−とキャリアの総重量に対する比率)
混合したものを用いた。
【0048】また、第1の磁気ロ−ル3の上部に現像剤
ガイド板5を設け、規制板4にてUタ−ンする現像剤1
4が下方に向かうようにしたところ、画像濃度、かぶり
等の画質の経時的安定度が良好となった。
【0049】このような現像器を電子写真方式プリンタ
装置に適用し、感光体1として有機感光体(OPC)を
用い、周速100ないし400mm/secの感光体1
上にコントラスト電位が約450Vの静電潜像を形成
し、現像スリ−ブ2の周速Usを感光体周速Upの約1
ないし約2倍とし、さらに現像スリ−ブ2に250ない
し350Vの現像バイアスを印加し反転現像を行ったと
ころ、画像濃度1.3ないし1.4(O.D)を確保でき
た。
【0050】また、長期印刷を行った場合においても、
現像ロ−ル2下方からのトナ−飛散の発生はなく、画像
濃度の変動も生じなかった。
【0051】(2)第2の実施例 第2の実施例は、図3に示すように、各色に対応した現
像器を2個配置した電子写真装置に本発明の現像器を適
用した例である。
【0052】図3に示すように、帯電器27による帯電
と露光28により、感光体1上に各色に対応した潜像を
形成し、複数の現像器8,29により現像し各色のトナ
−画像を形成し、各々の転写器22にて用紙21に順次
転写し各色のトナ−画像の色重ねを行う電子写真装置に
おいて、カラー,黒に対応した現像剤をそれぞれ収納す
る現像器8,29のうち、例えば、1色目現像器である
現像器8に、前述した第1の実施例に記載の非接触現像
方式を適用したものである。
【0053】また、感光体1の周囲には、転写前帯電器
30,転写器22,及び転写器22による転写後、感光
体1に残存するトナ−を清掃するクリ−ナ24が配置さ
れ、さらに、最終段の転写器22の後方に未定着画像を
用紙21に熱融解させ固着させる定着器23が配置され
ている。
【0054】本実施例では、1回の露光28により、3
レベルの潜像、すなわち、図4に示すように、電位の絶
対値が高い高電位部L1、中間電位部Vw、低電位部L
2、例えば、それぞれ、V0=−850v,Vw=−5
00v,Vr=−50vが形成され、1色目の現像器8
に現像バイアスVb1−650vを印加し高電位部L1
を、2色目現像器29に現像バイアスVb2−350v
を印加し低電位部L2を、それぞれ、現像する。すなわ
ち、高電位部L1が1色目(カラー)の潜像であり、低
電位部L2が2色目(黒)の潜像である。
【0055】このような構成において、1色目の現像器
8に、第1の実施例に記載の非接触現像方式を適用した
ので、1色目のカラー現像時に、2色目の黒の潜像であ
る低電位部L2の電荷潜像を乱すことなく、カラ−トナ
−像を形成し、2色印刷を行うことができる。これによ
り、環境の変化や長期印刷においても、2色目黒の画像
濃度が低下したり、変動したりすることがなく、したが
って、2色印刷画像が劣化することがない。
【0056】なお、本実施例では、1色目の現像器8の
みに本発明の非接触現像器を適用したが、1色目の現像
器8及び2色目現像器29に本発明の非接触現像器を適
用しても良い。この場合、上記した効果に加えて、2色
目の黒現像時に1色目のカラートナー像の掻き取りを防
止できる効果と、感光体1と対向する現像ロール2上に
はトナーのみの層が形成されているので、感光体1への
キャリア付着が回避できる効果が付随する。
【0057】また、各色に対応した現像器を複数配置し
た電子写真装置の少なくとも一つの現像器に、本発明の
現像器を適用しても良い。
【0058】(3)第3の実施例 第3の実施例は、図5に示すように、感光体1の周囲
に、帯電器27、露光手段28、現像器33、転写器2
2、除電器36を配置した電子写真装置例であり、図1
に示す第1の実施例の現像ロール2に対応する位置に感
光体1を配置するようにし、現像器33は、第1の磁気
ロール3に保持される第1の磁気ブラシ16を直接、感
光体1と接触又は非接触状態にて対向させることによ
り、感光体1上の静電潜像をトナーにより顕像化し、次
に第1の磁気ロール3の保持した現像剤の1部ないし全
部を第2の磁気ロール10上に導き第2の磁気ブラシ1
7を形成し、該第2の磁気ブラシ17を感光体1と接触
させ、感光体1上に残存するトナー層18を回収するよ
うにしたものである。
【0059】現像器33の各部は、次ぎのからのよ
うに定められる。
【0060】回転する第1の磁気ロール3の磁力のピ
ーク値Bm、スリーブ19が回転し磁気ロール3が静止
している第2の磁気ロール10の各部の磁力(スリーブ
19表面での値)は、第1の実施例と同様に設定され、
図2に示すように、第1の磁気ロール3と対向する1対
の同極磁極S1、S2と同極磁極S1、S2の中間に形成さ
れる谷部磁力の関係は、B1>Bm>B2>Bvである。
【0061】また、第1の磁気ロール3には、2成分
現像において、通常用いられる現像バイアスV1が印加
され、第2の磁気ロール10のスリーブ19には感光体
1上のトナー層18を回収するバイアス電圧V2が印加
される。すなわち、感光体1として、有機感光体(OP
C)を用い、帯電器27により−650vに一様帯電
し、露光32により明部電位を約−50vまで低下させ
た場合、V1を−250ないし−500v、V2をV1
200≦V2≦V1+100に設定したところ、感光体1
上のトナー層18を回収できることが判った。
【0062】さらに、規制板4と第1の磁気ロール3
との間隙G0、感光体1と第1の磁気ロール3との間隙
1、第1の磁気ロール3と第2の磁気ロール10との
間隙G2、感光体1と第2の磁気ロール10との間隙G3
とすると、相互の関係はG2≦G3≦G1及びG0≦G1
特に間隙G2は、第1の実施例(図1)と同様に、間隙
3より狭く(G2<G3)設定することが望ましい。
【0063】このような現像器33を配置した上記の電
子写真装置においては、転写後に感光体1上に残存する
トナーを現像器33において回収できるので、感光体ク
リーナを設置する必要がなく、電子写真装置全体の小型
化、低コスト化を図ることができる効果がある。
【0064】(4)第4の実施例 第4の実施例は、現像器39に関するもので、図6に示
すように、第1の磁気ロール3と、第2の磁気ロール1
0と、一対の撹拌オーガ37,38と、規制板4で遮断
された現像剤を規制して一対の撹拌オーガ37,38周
辺に導く現像剤ガイド版42と、現像剤の混合比(トナ
ー濃度)を検出するトナー濃度センサ40と、トナー濃
度センサ40の検出出力に基づき補給ローラ7を回転さ
せトナー31を補給するためのトナー濃度制御部41と
で構成されている。
【0065】第2の磁気ロール10は、上記した第3の
実施例の図5においては、感光体1と第1の磁気ロール
3との間に配置されたが、本実施例では、第2の磁気ロ
ール10を第1の磁気ロール3とトナーホッパー6間に
配置するようにし、第1の磁気ロール3に保持される第
1の磁気ブラシ16を接触又は非接触状態で対向させバ
イアス電流を印加することにより感光体1上の電荷潜像
をトナーにより顕像化した後、第1の磁気ロール3の保
持した現像剤の1部ないし全部を第2の磁気ロール10
により剥離するようにしたものである。
【0066】現像器39の各部は、次ぎのからのよ
うに定められる。
【0067】回転する第1の磁気ロール3の磁力のピー
ク値Bm、スリーブ19が回転し磁気ロール3が静止し
ている第2の磁気ロール10の各部の磁力(スリーブ1
9表面での値)は、第1の実施例と同様に設定される。
すなわち、第1の磁気ロール3と対向する1対の同極磁
極S1、S2と同極磁極S1、S2の中間に形成される谷部
磁力の関係は、B1>Bm>B2>Bvである。
【0068】また、第1の磁気ロール3には、2成分
現象において、通常用いられる現像バイアスV1が印加
され、第2の磁気ロール10のスリーブ19には感光体
1上のトナー層18を回収するバイアス電圧V2が印加
される。すなわち、感光体1として、有機感光体(OP
C)を用い、帯電器27により−700vに一様帯電
し、露光32により明部電位を約−50vまで低下させ
た場合、V1を−250ないし−500vに設定した場
合、V2は画像濃度の安定性を考慮し、V1と同様に設
定、或いはV1−200≦V2≦V1+200に設定すれ
ば良い。
【0069】さらに、規制板4と第1の磁気ロール3
との間隙G0、感光体1と第1の磁気ロール3との間隙
1、第1の磁気ロール3と第2の磁気ロール10との
間隙G2、感光体1と第2の磁気ロール10との間隙GS
とすると、相互の関係はGS≦G1およびG0≦G1に設定
する。特に、間隙GSは、間隙G0より狭く(GS<G0
設定することが望ましい。
【0070】このような現像器39の構成において、次
の(a)〜(c)の効果がある。 (a)回転する第1の磁気ロール3に当接するスクレー
バ(剥離板)、或いは極めて狭いギャップ(0.05か
ら0.2mm)のスクレーバを配置する方式と比較し
て、間隙をGS<G0にしたことに加えて、磁力をB1
Bmに設定したことによる磁気吸引力を利用できるの
で、第1の磁気ロール3上の現像剤の剥離性が良好とな
り画像濃度の安定化を図ることができる。
【0071】(b)また、第2の磁気ロール10へ吸引
した現像剤をスリーブ19の回転により、破線矢印で示
すように、一対の撹拌オーガ37,38側へ吸着搬送で
きるので、剥離部での現像剤への負荷軽減ができ、その
結果、トナーのキャリアへのフィルミングを抑制し現像
剤の超寿命化を図ることができる。
【0072】(c)更に、スクレーバを配置した場合、
現像液の流動が阻害され、現像剤が第1の磁気ロール3
の下方から流出する傾向があったが、本実施例では、第
2の磁気ロール10により現像剤を吸着搬送できるの
で、現像剤の流出(落下)を防止することができる。
【0073】尚、第4の実施例で示した現像器39を、
図3に示す第2の実施例の2色電子写真装置の1色目現
像器8又は2色目現像器29に適用しても良い。
【0074】
【発明の効果】本発明の現像器においては、トナ−飛散
と画像濃度変動を防止できる。
【0075】また、本発明の現像器を適用した電子写真
装置においては、長期印刷においても、画像濃度の低
下、変動が防止でき、鮮明なカラ−画像を安定に確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る現像器の断面図であ
る。
【図2】図1の現像器の一部断面図である。
【図3】図1の現像器を備えた電子写真装置の概略構成
図である。
【図4】図3の電子写真装置の電荷潜像の説明図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例に係る現像器を備えた電子
写真装置の概略構成図である。
【図6】本発明の他の実施例に係わる現像器の断面図で
ある。
【符号の説明】 1…感光体、2…現像ロ−ル、3…第1の磁気ロ−ル、
4…規制板、5…現像剤ガイド板、6…トナ−ホッパ
−、7…補給ロ−ル、8…現像器、9…現像剤センサ、
10…第2の磁気ロ−ル、11,12,13…バイアス電
源、14…現像剤、15…撹拌羽根、16…第1の磁気
ブラシ、17…第2の磁気ブラシ、18…トナ−層、1
9…スリ−ブ、21…用紙、22…転写器、23…定着
器、24…クリ−ナ、27…帯電器、28…露光、29
…2色目現像器、30転写前帯電器、31…トナー、3
2…露光、33…現像器、36…除電器、37,38…
撹拌オーガ、39…現像器、42…現像剤ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福地 久仁夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 保志 信義 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像ロ−ル上にトナ−層を形成し、前記ト
    ナ−層を感光体に対向させバイアス電圧を印加し静電潜
    像を現像する現像器において、 前記現像ロ−ルに近接させて、第1の磁気ロ−ル及び第
    2の磁気ロ−ルを配置し、前記第1の磁気ロ−ルの外周
    と間隙を設けて設置された規制板により、前記第1の磁
    気ロ−ルの保持した現像剤を規制して、前記第1の磁気
    ロ−ルの外周に第1の磁気ブラシを形成し、前記第1の
    磁気ブラシを前記現像ロ−ルと対向させ前記現像ロ−ル
    上に前記トナ−層を形成するように構成され、かつ、前
    記第1の磁気ロ−ルの保持した前記現像剤の少なくとも
    1部を前記第2の磁気ロ−ル上に導き第2の磁気ブラシ
    を形成し、前記第2の磁気ブラシを前記現像ロ−ルと接
    触させ前記現像ロ−ル上に残存するトナ−層を回収する
    ように構成され、さらに、前記回収したトナ−層を含め
    前記第2の磁気ロ−ルに保持された現像剤を前記第1の
    磁気ロ−ルに戻すように構成されていることを特徴とす
    る現像器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第2の磁気ブラシ
    は、前記第1の磁気ロ−ルにより前記現像ロ−ル上に前
    記トナ−層を形成する際に浮遊するトナーを吸着し回収
    することを特徴とする現像器。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第2の磁気ロ−ル
    は、前記第1の磁気ロ−ルと対向する1対の同極磁極
    と、前記現像ロ−ルに対向する回収磁極とを有し、スリ
    −ブ回転・磁極固定方式の磁気ロ−ルであることを特徴
    とする現像器。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記第1の磁気ロ−ル
    は、磁極数が8ないし64極に設定され、かつ磁極部の
    磁力が250ないし1000ガウスの範囲に設定されて
    いることを特徴とする現像器。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記現像ロ−ルの外周
    面と前記第2の磁気ロ−ルの外周面との間に形成される
    第3の間隙は、前記第1の磁気ロ−ルの外周面と前記第
    2の磁気ロ−ルの外周面との間に形成される第2の間隙
    よりも大きく設定されていることを特徴とする現像器。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記現像ロ−ルに印加
    されるバイアス電圧は、直流電圧と交流電圧を重畳した
    ものであることを特徴とする現像器。
  7. 【請求項7】トナーとキャリアから成る2成分現像剤を
    感光体に対向させバイアス電圧を印加し静電潜像を現像
    する現像器において、 前記感光体に近接させて第1の磁気ロ−ルを配置すると
    共に前記感光体のほぼ反対側で前記第1の磁気ロ−ルの
    近傍に第2の磁気ロ−ルを配置し、前記第1の磁気ロ−
    ルの外周と間隙を設けて設置された規制板により、前記
    第1の磁気ロ−ルの保持した現像剤を規制して、前記第
    1の磁気ロ−ルの外周に第1の磁気ブラシを形成し、前
    記第1の磁気ブラシを前記感光体と対向させ該感光体上
    の前記静電潜像を前記トナーにより顕像化し、前記第1
    の磁気ロ−ルに残存する前記現像剤の少なくとも1部を
    前記第2の磁気ロ−ルにより剥離するように構成されて
    いることを特徴とする現像器。
  8. 【請求項8】各色に対応した現像剤をそれぞれ収納する
    複数の現像器を感光体の周囲に配置し、前記感光体が少
    なくとも1回転することにより、前記各色に対応した複
    数の静電潜像を前記感光体に形成すると共に前記複数の
    静電潜像を前記複数の現像器により現像し、複数色のト
    ナ−画像を前記感光体上に形成する電子写真装置におい
    て、 前記複数の現像器のうち少なくとも一つは、請求項1な
    いし請求項7のいずれか1項記載の現像器であることを
    特徴とする電子写真装置。
  9. 【請求項9】トナーとキャリアから成る2成分現像剤を
    収納する現像器を感光体の周囲に配置し、前記感光体上
    に形成された静電潜像を前記現像器により現像して、ト
    ナ−画像を前記感光体上に形成する電子写真装置におい
    て、 前記現像器は、前記感光体に近接させて、第1の磁気ロ
    −ル及び第2の磁気ロ−ルが配置され、前記第1の磁気
    ロ−ルの外周と間隙を設けて設置された規制板により、
    前記第1の磁気ロ−ルの保持した現像剤を規制して、前
    記第1の磁気ロ−ルの外周に第1の磁気ブラシを形成
    し、前記第1の磁気ブラシを前記感光体と対向させ該感
    光体上の前記静電潜像を前記トナーにより顕像化し、か
    つ前記第1の磁気ロ−ルの保持した前記現像剤の少なく
    とも1部を前記第2の磁気ロ−ル上に導き第2の磁気ブ
    ラシを形成し、前記第2の磁気ブラシを前記感光体に接
    触させ前記感光体上に残存するトナ−層を回収するよう
    に構成されていることを特徴とする電子写真装置。
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