JP3989180B2 - 現像ローラ及びその製造方法、現像装置並びに画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に装着される現像装置と、現像ローラ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真その他の、粉体トナーを用いた画像形成方法において、二成分現像剤を用いた磁気ブラシ現像は周知であり、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において広く利用されている。
【0003】
磁気ブラシ現像では、現像剤担持体の表面に現像剤を搬送し、現像剤をブラシ状(磁気ブラシ)に保持させて像担持体に接触させ、静電潜像が形成された像担持体と電気的バイアスが印加されたスリーブとの間の電界によってトナーが潜像面に選択的に付着することにより、現像が行われる。
【0004】
上記現像剤担持体は、通常、円筒状のスリーブ(現像スリーブ)として構成され、このスリーブ表面に現像剤の穂立ちを生じさせるように磁界を形成する磁石体(磁石ローラ)をスリーブ内部に備えている。穂立ちの際、キャリアが磁石ローラで生じる磁力線に沿うようにスリーブ上に穂立ちすると共に、この穂立ちに係るキャリアに対して帯電トナーが付着されている。上記磁石ローラは、複数の磁極を有し、それぞれの磁極を形成する磁石が棒状などに構成されていて、特にスリーブ表面の現像領域部分では現像剤を立ち上げる現像主磁極を備えている。上記スリーブと磁石ローラの少なくとも一方が動くことでスリーブ表面に穂立ちを起こした現像剤が移動するようになっており、現像領域に搬送された現像剤は上記現像主磁極から発せられる磁力線に沿って穂立ちを起こし、この現像剤のチェーン穂は撓むように潜像担持体表面に接触し、接触した現像剤のチェーン穂が潜像担持体との相対線速差に基づいて静電潜像と擦れ合いながら、トナー供給を行う。なお、現像領域とは、現像剤担持体上で磁気ブラシが立ち上がり潜像担持体と接触している範囲とする。
【0005】
従来の磁気ブラシ現像装置においては、画像濃度を高くするための現像条件と低コントラスト画像を良好に得るための現像条件とが両立せず、高濃度部と低濃度部との双方を同時に改善することが困難である。即ち、画像濃度を高くするための現像条件としては、(i)潜像担持体と現像スリーブとの間隔である現像ギャップを狭くすること、あるいは(ii)現像領域幅を広くすることなどが挙げられる。一方、低コントラスト画像を良好に得るための現像条件としては、(i')現像ギャップを広くすること、あるいは(ii')現像領域幅を狭くすることなどがある。つまり、双方の現像条件は相対するものであって両立せず、全濃度域にわたって双方の条件を満たして良質な画像を得ることは一般に困難とされている。
【0006】
例えば低コントラスト画像を重視する場合には、ベタラインのクロス部や黒ベタ、ハーフトーンベタ画像の後端部に白抜けを生じる所謂「後端白抜け」と称される異常画像が発生しやすい。また同じ幅で形成した格子画像の横線が縦線よりも細くなったり、1ドットなどの小さい点画像が現像されないなどの現象も発生している。
【0007】
このような従来からの課題であった画像濃度を高くするための現像条件と低コントラスト画像を良好に得るための現像条件とを高い時点で満足させ、全濃度域にわたって良質な画像を得るための現像方法及び現像装置等を本願出願人は先に提案している(特願2000−29637)。
【0008】
上記の本願出願人が先に提案した現像装置においては、現像ローラの主極部は極間角度が従来の現像ローラに比べて狭いため、マグネット材料に高い磁気特性が必要となる。また、主極部の精度が従来の現像ローラに比べて高い精度(従来の±2度に対して±1度)が要求される。
【0009】
高い磁気特性を得るためには、現像ローラの主極部にNe−Fe−B等のいわゆる希土類磁石を用いることが多い。希土類磁石を用いた現像ローラの製造工程としては、図11に示すような、芯金一体型の非磁性体ホルダ22に現像主極を構成する3つの希土類マグネットブロック21と主極以外の磁極を構成する複数のフェライトブロック23とを貼り付けた磁石ローラ80を図示しないスリーブ内に配設して現像ローラとする方法がある。また、図12に示すような、フェライト系のプラスチックマグネットを円筒状に成形したマグネットロール92の主極部分にのみ高い磁気特性を持ったマグネットピース91を貼り付けた磁石ローラ90を図示しないスリーブ内に配設して現像ローラとする方法がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11で説明したような、ホルダに複数のマグネットブロックを貼り付けて磁石ローラを構成する方法は、現像ローラの直径が小さい場合には対応できない。この点においては図12で説明したような、円筒状に成形したマグネットロールの主極部分にのみ高い磁気特性を持ったマグネットブロックを貼り付けて磁石ローラを構成する方法が有利である。しかし、この方法においても、現像主極部分に貼り付けるマグネットピース(マグネットブロック)の数が多くなると製造工数が増え、現像ローラの加工コストが高くなってしまうこと、及び、一般的に希土類マグネットはフェライト系のマグネットよりも高価なため、現像ローラのコストが上昇するという問題がある。
【0011】
本発明は、このような問題を解決し、高い磁気特性と主極部の高精度を備えた現像ローラとこれを低コスト且つ容易に製造できる製造方法を実現し、全濃度域にわたって良質な画像を得ることのできる現像装置を提供することを課題とする。
【0012】
また、全濃度域にわたって良質な画像を得ることのできる画像形成装置を提供することも本発明の課題である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、非磁性スリーブの内部に磁石ローラを配置した現像ローラの製造方法において、磁性粉と高分子化合物を混合して円筒状マグネットを成形し、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように円筒状マグネットを磁化した後、該磁化された円筒状マグネットに貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となる前記マグネットブロックを貼り付けて磁石ローラを構成して非磁性スリーブの内部に配置することにより解決される。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、非磁性現像スリーブの内部に磁石ローラを配置した現像ローラにおいて、前記磁石ローラは、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを提案する。
【0014】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記マグネットブロックの外周側の両肩部が丸みを帯びた形状であることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、現像剤を現像スリーブに汲み上げて、現像スリーブ上に磁気ブラシを形成し、潜像担持体に現像剤を摺擦させて潜像を可視像化する現像装置において、前記現像スリーブの内部に配置される磁石ローラが、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを提案する。
【0015】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、現像剤を現像スリーブに汲み上げて、現像スリーブ上に磁気ブラシを形成し、潜像担持体に現像剤を摺擦させて潜像を可視像化する現像装置を備えた画像形成装置において、前記現像スリーブの内部に配置される磁石ローラが、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを提案する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る現像ローラの一例の断面をその磁気波形とともに示す模式図である。この図に示す現像ローラ10は、非磁性体を円筒形に形成した現像スリーブ11内に、磁石ローラ体12を配置したものである。磁石ローラ体12は、円筒状マグネット14の中心に芯金13を嵌装したものである。円筒状マグネット14の現像主極に相当する部分には軸方向に延びる溝が形成され、この溝に希土類マグネットブロック15が埋め込まれている。本現像ローラ10を備える現像装置において、磁石ローラ体12は固定配置され、現像スリーブ11は回転駆動される。
【0019】
円筒状マグネット14は、現像主極以外の磁気特性を形成する部分であり、材料としては磁性粉に高分子化合物を混合したいわゆるプラスチックマグネットもしくはゴムマグネットを用いることが多い。磁性粉としてはSrフェライトないしBaフェライトを用い、高分子化合物としては6PAもしくは12PA等のPA(ポリアミド)系材料、EEA(エチレン・エチル共重合体)又はEVA(エチレン・ビニル共重合体)等のエチレン系化合物、CPE(塩素化ポリエチレン)等の塩素系材料、NBR等のゴム材料を使用することができる。
【0020】
また、現像主極を形成するためのマグネットブロック15は、現像ローラ軸方向に延びる棒状のブロックであり、幅が狭く且つ高い磁気特性を得るために、Br>0.5T(テスラ)の材料を用いることが望ましく、多くはNe系(Ne・Fe・B等)又はSm系(Sm・Co、Sm・Fe・N等)の希土類マグネットもしくはこれらのマグネット粉を上記と同様の高分子化合物と混合したプラスチックマグネットもしくはゴムマグネットを用いることができる。
【0021】
図1に示される本実施形態の現像ローラ10において、現像主極以外の磁極(汲み上げ極、搬送極等)は円筒状マグネット14により形成される。本実施形態においては、主極(マグネットブロック15の位置に形成されたS極)と隣接する磁極(主極の両側の磁極)は主極とは逆極性(N極)となるように、かつ、現像主極との磁極角度がそれぞれ45度以下となるように、円筒状マグネット14が磁化されている。このように、現像主極と隣接する磁極を主極とは逆極性とすることによって、現像主極を1個の希土類マグネットブロックで形成する場合でも(現像主極が1極であっても)、現像主極部の高い磁気特性と高精度を得ることができる。そして、現像主極を1個の希土類マグネットブロックで形成することから現像ローラの小径化にも対応でき、また、加工コストを低減すること及び希土類マグネットブロックによるコスト上昇の抑制も可能となる。なお、主極と隣接する磁極との磁極角度が45度より大きくなると、主極部の磁力が低下して必要な磁気特性が得られず、また、キャリア付着等の発生が増加する場合がある。
【0022】
希土類マグネットブロック15と円筒状マグネット14の接合方法としては、接着剤を用いて接着する方法や、使用する材質によっては超音波振動を利用した接着工法を採用することもできる。
【0023】
後述する現像装置のように現像主磁極の半値幅を20度以下とするような場合、例えば16〜20mm径の現像ローラであるとスリーブ表面の磁束密度として80〜90mTが必要となり、主極部のマグネット形状としては構成上、幅2mm、高さ3mm程度の大きさに収める必要がる。この場合、マグネットブロック15の材料特性としてはBr>0.5Tであることが望ましい。また、現像主磁極の磁束密度を上げる(高める)ための手段として、マグネットブロック15とスリーブ11間の距離を縮めるため、図2に示すように、マグネットブロックの外周側の両肩部(スリーブ側の両角部)を丸めた形状(R形状)のマグネットブロック15Bとすることができる。
【0024】
希土類マグネットブロックの外周側の両肩部をR形状とすることにより、マグネットブロックとスリーブ間の距離を縮めた場合でもマグネットブロック15Bの両肩部がスリーブ11に接触しなくなり、マグネットブロックとスリーブ間の距離を縮めることが可能となる。マグネットブロックとスリーブとの距離を小さくすることによって、マグネットブロックの磁気特性が低い場合でも全濃度域にわたって良質な画像を得るために必要な特性を得ることができる。
【0025】
次に、磁石ローラ体12の製造方法について図3〜5を参照して説明する。
まず、希土類マグネットブロック15(15B)を埋め込むための溝14aを外周部に有する円筒状マグネット14を、押出し成形又は射出成形等で形成し、これに芯金13を挿入する。その際、芯金13の図示しない基準面(多くの場合はフライス面)と円筒状マグネット14の外周面の溝の位置を治具で固定して、芯金基準面と溝14aのなす角度が所望の角度となるように、芯金13を挿入することで、貼り付け後のマグネットブロック15(15B)の位置を芯金基準面に対して精度良く設定することができる。これにより、磁石ローラ体完成後の磁極位置精度を高めることができる。
【0026】
また、円筒状マグネット14の成形時は、成形後のローラの磁気特性を向上させるために磁場を印加しながら成形し、磁性粉(多くの場合、Srフェライト又はBaフェライト)を異方化する磁場中成形が望ましい。
【0027】
その後、図3に示すような所望の磁気特性になるように円筒状マグネットの着磁を行うが、その際に主極相当部分は、希土類マグネットブロック15,15Bが配置される部分に隣接する部分がそれぞれ現像主極と逆極性となるように着磁を行っておく。つまり、本実施形態では現像主極がS極であるから、溝14aの両側部分をN極に着磁する。さらに、溝14aとその両側部分が互いに逆極性となるように、溝14a部分を着磁する。つまり、上記のように溝14aの両側部分がN極であるから、溝14a部分はS極に着磁される。したがって、溝14a部分は現像主極と同極性に着磁することになる。
【0028】
これにより、図4に示すように、希土類マグネットブロック15(15B)を円筒状マグネット14に貼り付ける際に、マグネットブロック15が円筒状マグネット14の溝部14aに吸引されるため、マグネットブロック15の位置を正確に決めることができることに加え、貼り付け後の主極磁束密度を高くすることができる。希土類マグネットブロック貼り付け後の主極磁束密度が高くなった様子を図5に示す。マグネットブロック貼り付け後の主極磁束密度が高くなることは、主極磁束密度は簡易的には貼り付け前のマグネットブロック相当位置の円筒状マグネット14の磁束密度+マグネットブロックの発生する磁束密度、と考えることができるためである。
【0029】
なお、マグネットブロック15は、本実施形態では主極磁極をS極として構成するため、N極側を円筒状マグネットの方に向けて溝14aに貼り付けられる。したがって、マグネットブロック15のN極と溝14a部分のS極が互いに引き合い、マグネットブロック15が円筒状マグネット14の溝部14aに吸引される。
【0030】
図6〜8は、本発明による現像ローラと対比するために例示する現像ローラの作用を説明するもので、図6に示すように、円筒状マグネット24の溝部24a(希土類マグネットブロック相当位置)の磁極が隣接極と同極であると、図7に示すように、希土類マグネットブロック15の貼り付け時にマグネットブロック15と円筒状マグネット24とが反撥してしまい、マグネットブロック15の位置決めが難しくなる。また、貼り付け後の主極の磁束密度も図8に示すように低くなってしまう(比較のため、本発明による現像ローラ10における主極の磁束密度を図8に破線で示す)。
【0031】
次に、上述の現像ローラ10を備える現像装置について説明する。
図9に示す現像装置5において、現像剤担持体である現像ローラ10が画像形成装置の感光体ドラム1に近接するように配置されていて、双方の対向部分には、感光体ドラムと磁気ブラシが接触する現像領域が形成されている。現像ローラ10は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂などの非磁性体を円筒形に形成してなる現像スリーブ11が不図示の回転駆動機構によって図中時計回りに回転されるようになっている。本実施形態においては、感光体ドラム1と現像スリーブ11との間隔である現像ギャップは0.4mmに設定されている。
【0032】
現像剤の搬送方向(図9では時計回り方向)における現像領域の上流側部分には、現像剤チェーン穂の穂高さ、即ち、現像スリーブ11上の現像剤量を規制するドクタブレード23が設置されている。このドクタブレード23と現像スリーブ11との間隔であるドクタギャップは0.4mmに設定されている。更に現像ローラの感光体ドラムとは反対側領域には、現像装置ケーシング内の現像剤を攪拌しながら現像ローラ10へ汲み上げるためのスクリュー22が設置されている。
【0033】
現像ローラのスリーブ11内には、当該現像スリーブ11の周表面に現像剤の穂立ちを生じるように磁界を形成する磁石ローラ体(磁石ローラ)12が固定状態で備えられる。この磁石ローラ体12は、上述したようにフェライトマグローラ14に希土類マグネットブロック15を埋め込んだものである。マグネットブロックとしては、異方性のNd−Fe−B系材料または異方性のSm−Fe−N系材料のものを使用することで、半値幅20°以下で80mT以上の磁束密度が得られるものである。この磁石ローラ体から発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤のキャリアが現像スリーブ11上にチェーン状に穂立ちを起こし、このチェーン状に穂立ちを生じたキャリアに帯電トナーが付着されて、磁気ブラシが構成される。当該磁気ブラシは現像スリーブ11の回転によって現像スリーブ11と同方向(図で見て時計回り方向)に移送されることとなる。
【0034】
本実施形態の現像装置5においては、現像主極の半値幅が20°以下で80mT以上の磁束密度が得られるように構成されている。このような高い磁気特性を備えることにより、全濃度域にわたって良質な画像を得ることができる。また、上記のような高い磁気特性と現像主極部の高精度は、上述したような構成の現像ローラ10を備えることにより、低コストで実現することが可能となる。なお、半値幅とは、法線方向の磁力分布曲線の最高法線磁力(頂点)の半分の値を指す部分の角度幅のことである。
【0035】
最後に、本発明の適用を複写装置に広げて説明する。
図10に示す複写装置100は、装置本体のほぼ中央部に感光体ドラム1を中心とする作像部を配し、下部には4段の給紙段2a〜dからなる給紙部2を配置している。装置上部には原稿画像を読み取る読取部3が配設され、装置上部に自動原稿給送装置(ADF)20を装着している。
【0036】
複写装置100の作像部において、静電潜像担持体である感光体ドラム1の周囲には、帯電装置4、上述の現像装置5、転写搬送装置6、クリーニング装置7等が配設されている。これらの上方には光書込み装置7が設けられている。光書込み装置7より発せられるレーザ光は、帯電装置4と現像装置5の間の書き込み位置にて感光体ドラム1に照射される。そして、クリーニング装置7の図において左方には定着装置9が設けられている。また、その下方には両面トレイ21が設けられている。
【0037】
このような構成において、帯電装置4によって表面を一様に帯電された感光体ドラム1には、光書込み装置7からのレーザ光によって静電潜像が形成され、現像装置4によってトナー像を形成される。当該トナー像は、転写ベルトなどで構成された転写搬送装置5によって、感光体ドラム1から、給紙部2より搬送された記録紙上へ転写される。そして、未定着トナー像を転写された記録紙は定着装置9へ搬送され、トナー像が記録紙に定着される。一方、転写されずに感光体ドラム上に残留したトナーは、クリーニング装置7によって除去され回収される。残留トナーを除去された感光体ドラム1は図示しない除電手段で初期化され、次回の画像形成プロセスに供される。トナー像が定着された記録紙は、図示しない排紙トレイに排出される。両面記録を行う場合、記録紙は両面トレイ21へ搬送され、ここから再度作像部に給送されて記録紙裏面への記録が行われた後、図示しない排紙トレイに排出される。
【0038】
以上、本発明を図示の実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像ローラ(磁石ローラ体)の各磁極は実施形態と逆の極性でも良い。また、現像装置の現像ローラ以外の部分の構成は適宜変更することができる。もちろん、現像装置が装着される画像形成装置の構成、例えば作像部の構成等は任意な構成とすることができるし、複写装置以外のプリンタやファクシミリでも良いことは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の現像ローラの製造方法によれば、磁性粉と高分子化合物を混合して円筒状マグネットを成形し、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように円筒状マグネットを磁化した後、該磁化された円筒状マグネットに貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となる前記マグネットブロックを貼り付けて磁石ローラを構成して非磁性スリーブの内部に配置するので、マグネットブロックを貼り付ける際にマグネットブロックが円筒状マグネットに吸引されるため、マグネットブロックの位置を正確に決めることができる。また、マグネットブロック貼着位置に相当する場所の磁極とマグネットブロックの磁極により、マグネットブロック貼り付け後の主極磁束密度を高くすることができる。したがって、全濃度域にわたって良質な画像を得るために必要な特性を持った現像ローラを容易に低コストで製造することができる。
請求項2の現像ローラによれば、前記磁石ローラは、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けているので、現像主極が1極であっても主極部の高い磁気特性と高精度を得ることができる。そのため、全濃度域にわたって良質な画像を得るために必要な特性を持った現像ローラを簡単な構成で低コストに実現することができる。
【0040】
請求項3の構成により、マグネットブロックの外周側の両肩部が丸みを帯びた形状であるので、マグネットブロックとスリーブとの距離を小さくすることができ、マグネットブロックの磁気特性が低い場合でも、全濃度域にわたって良質な画像を得るために必要な特性を得ることができる。
【0041】
請求項4の現像装置及び請求項5の画像形成装置によれば、現像主極が1極であっても主極部の高い磁気特性と高精度を得ることができる現像ローラの構成により、全濃度域にわたって良質な画像を簡単な構成で低コストに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像ローラの一例の断面をその磁気波形とともに示す模式図である。
【図2】その現像ローラのマグネットブロックの別例を示す部分断面図である。
【図3】本発明による現像ローラ製造方法を説明する図で、円筒状マグネットの磁気特性を示す模式図ある。
【図4】円筒状マグネットに希土類マグネットブロックを貼り付ける様子を示す模式図である。
【図5】希土類マグネットブロック貼り付け後の現像ローラの磁気波形を示す模式図である。
【図6】本発明による現像ローラと対比するために例示する現像ローラの円筒状マグネットの磁気特性を示す模式図ある。
【図7】その円筒状マグネットに希土類マグネットブロックを貼り付ける様子を示す模式図である。
【図8】その現像ローラの磁気波形を示す模式図である。
【図9】本発明に係る現像ローラを備える現像装置の断面構成図である。
【図10】その現像装置を備える画像形成装置の断面構成図である。
【図11】従来の磁石ローラ体の一例を示す断面図である。
【図12】従来の磁石ローラ体の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(潜像担持体)
5 現像装置
10 現像ローラ
11 現像スリーブ(現像剤担持体)
12 磁石ローラ体
14 円筒状マグネット
14a 溝
15,15B 希土類マグネットブロック
100 複写装置
Claims (5)
- 非磁性スリーブの内部に磁石ローラを配置した現像ローラの製造方法において、
磁性粉と高分子化合物を混合して円筒状マグネットを成形し、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように円筒状マグネットを磁化した後、該磁化された円筒状マグネットに貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となる前記マグネットブロックを貼り付けて磁石ローラを構成して非磁性スリーブの内部に配置することを特徴とする現像ローラ製造方法。 - 非磁性現像スリーブの内部に磁石ローラを配置した現像ローラにおいて、
前記磁石ローラは、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを特徴とする現像ローラ。 - 前記マグネットブロックの外周側の両肩部が丸みを帯びた形状であることを特徴とする、請求項2に記載の現像ローラ。
- 現像剤を現像スリーブに汲み上げて、現像スリーブ上に磁気ブラシを形成し、潜像担持体に現像剤を摺擦させて潜像を可視像化する現像装置において、
前記現像スリーブの内部に配置される磁石ローラが、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを特徴とする現像装置。 - 現像剤を現像スリーブに汲み上げて、現像スリーブ上に磁気ブラシを形成し、潜像担持体に現像剤を摺擦させて潜像を可視像化する現像装置を備えた画像形成装置において、
前記現像スリーブの内部に配置される磁石ローラが、磁性粉と高分子化合物を混合して成形した円筒状マグネットと、該円筒状マグネットの現像主極に相当する部分に配置された1つの希土類マグネットブロックとからなり、前記円筒状マグネットは、現像主極を形成するためのマグネットブロック貼着位置に相当する場所の発生磁極が現像主極と同極性になり、かつ、マグネットブロック貼着位置に相当する場所に隣接する両側部分の発生磁極が現像主極と逆極性になるように磁化されているとともに、前記マグネットブロックは、前記円筒状マグネットへの貼着側が前記マグネットブロック貼着位置と逆極性となって当該円筒状マグネットに貼り付けてなることを特徴とする画像形成装置。
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