JP4349763B2 - 現像ローラの製造方法及び現像ローラ並びに画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、当該画像形成装置並びに現像ローラ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式において、二成分現像剤を用いた磁気ブラシ現像は周知であり、画像形成装置において広く利用されている。この磁気ブラシ現像では、現像ローラ外周面に現像剤を磁気吸着させて磁気ブラシを形成し、現像領域(現像ローラと像担持体の間で現像可能電界が確保されている領域)において、静電潜像が形成された像担持体と電気的バイアスが印加されたスリーブとの間の電界によって、前記磁気ブラシから対向する像担持体の潜像面へトナーを選択的に供給付着することにより、現像が行われる。
【0003】
このときの現像ローラは、通常、円筒状のスリーブ(現像スリーブ)として構成され、このスリーブ表面に現像剤の穂立ちを生じさせるように磁界を形成する磁石体(磁石ローラ)をスリーブ内部に備えている。穂立ちの際、キャリアが磁石ローラで生じる磁力線に沿うようにスリーブ上に穂立ちすると共に、この穂立ちに係るキャリアに対して帯電トナーが付着されている。前記磁石ローラは、複数の磁極を有し、夫々の磁極を形成する磁石が棒状などに構成されていて、特にスリーブ表面の現像領域部分では現像剤を立ち上げる現像主磁極を備えている。前記スリーブと磁石ローラの少なくとも一方が動くことでスリーブ表面に穂立ちを起こした現像剤が移動するようになっており、現像領域に搬送された現像剤は前記現像主磁極から発せられる磁力線に沿って穂立ちを起こし、この現像剤のチェーン穂は撓むように像担持体表面に接触し、接触した現像剤のチェーン穂が像担持体との相対線速差に基づいて静電潜像と擦れ合いながら、トナー供給を行う。
【0004】
従来の磁気ブラシ現像装置においては、画像濃度を高くするための現像条件とコントラスト画像を良好に得るための現像条件とが両立せず、高濃度部と低濃度部との双方を同時に改善することが困難とされている。即ち、画像濃度を高くするための現像条件としては、(i)像担持体と現像スリーブとの間隔である現像ギャップを狭くすること、あるいは(ii)現像領域幅を広くすることなどが挙げられる。一方、低コントラスト画像を良好に得るための現像条件としては、(i')現像ギャップを広くすること、あるいは(ii')現像領域幅を狭くすることなどがある。つまり、双方の現像条件は相対するものであって両立せず、全濃度域にわたって双方の条件を満たして良質な画像を得ることは一般に困難とされている。
【0005】
例えば、低コントラスト画像を重視する場合には、ベタラインのクロス部や黒ベタ、ハーフトーンベタ画像の後端部に白抜けを生じる所謂「後端白抜け」と称される異常画像が発生しやすい。また同じ幅で形成した格子画像の横線が縦線よりも細くなったり、1ドットなどの小さい点画像が現像されないなどの現象も発生している。
【0006】
このような従来からの課題であった画像濃度を高くするための現像条件と低コントラスト画像を良好に得るための現像条件とを高い時点で満足させ、全濃度域にわたって良質な画像を得るための現像方法及び現像装置等を本願出願人は先に提案している(特開2000−305360号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の本願出願人が先に提案した現像装置においては、現像ローラの主極部は極間角度が従来の現像ローラに比べて狭いため、マグネット材料に高い磁気特性が必要である。また、主極部の精度が従来の現像ローラに比べて高い精度(従来の±2度に対して±1度)が要求される。
【0008】
これらの要求項目を達成するためには、従来用いられていた材料やローラ構成及び製造方法では実施困難である。特に、マグネット材料については従来一般的に用いられているフェライト系マグネットでは充分な磁気特性が得られず、達成困難であり、希土類マグネットを用いる必要が生じる。また、希土類マグネットはコストが高いため、現実的なローラのマグネット構成としては、高い磁気特性が必要となる現像極のみ希土類マグネットを用い、その他の極はフェライト系マグネットを使用する方法が望ましい。
【0009】
ここで、従来の現像ローラの製造方法について説明する。
製造方法A:図7に示すように、芯金70一体型のホルダ71にフェライト及び希土類マグネット72,73を貼り付ける方法で、メリットとして磁極の位置精度が良い反面、デメリットとしてマグネットを貼り付ける部品のコストが高く、また工数が多くなる。
【0010】
製造方法B:図8に示すように、芯金70にフェライトマグネットブロック74および希土類マグネットブロック75を貼り付けたフェライトブロック76を貼り付ける方法で、製造方法Aと比べて芯金の部品コストが安いというメリットがあるが、磁極位置精度は高くないこと、また製造方法Aと同様工数が多く製造コストが嵩むというデメリットを持つ。
【0011】
製造方法C:図9に示すように、フェライトマグネット成形品77に希土類マグネット78の貼り付け方法で、工数が少ないというメリットを持つが、主極の複雑な形状に高精度が要求されるというデメリットを持つ。
【0012】
また、上記した現像ローラの製造方法に共通する問題点として、連続生産工程においてマグネットロールの溝部に接着剤が塗布されたかの確認せずにマグネットブロックがセットされ、次工程へ進む。このため、何らかの原因により接着剤が塗布されていないと、次工程でマグネットブロックが落下し、設備への干渉等の不良を発生させ、設備停止等のトラブルを招き、結果として生産効率が悪くなるという問題があった。
【0013】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、接着剤の塗布を確実に行うことができる現像ローラの製造方法及び現像ローラ並びに画像形成装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、高分子化合物に磁性粉を分散し円筒形状に形成されたマグネットロールの現像極に相当する部分に、該マグネットロールの軸線方向全長に亘って延びる少なくとも1極以上の溝収納部を設け、該収納部に前記マグネットロールよりも高磁力で、かつ、該マグネットロールの軸線方向にて最大画像形成幅の長さを有するマグネットブロックが該収納部の底面に密着して配設されている現像ローラの製造方法において、前記収納部の底面に前記マグネットロールの軸線方向全長に亘って延在し、かつ、該底面幅よりも幅の狭い接着剤充填用の溝を形成し、前記マグネットブロックを上に向けた前記マグネットロールの前記収納部に挿入し、そして前記収納部の溝を覆った状態のマグネットブロックを位置決め保持した後、前記マグネットロールの一端側から前記溝内に接着剤を充填し、該接着剤の充填を前記マグネットロールの他端側の溝から接着剤がはみ出るまで行うことを特徴としている。
【0015】
なお、本発明は、前記マグネットロールの一端側に接着剤充填装置、その他端側に接着剤検知手段をそれぞれ配置し、該接着剤検知手段が接着剤を検知するまで前記接着剤充填装置が稼動すると、効果的である。
【0016】
さらに、本発明は、前記接着剤充填用の溝が連続した均一深さで、かつ前記収納部の底面に形成されていると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記接着剤充填用の溝が角部に丸みが付けられていると、効果的である。
【0017】
また、上記課題を解決するため、本発明の現像ローラは、請求項1ないし4の何れか一項に記載の現像ローラの製造方法を用いた製造されたことを特徴としている。
【0018】
さらにまた、上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、請求項5に記載の現像ローラを現像装置に用いることを特徴としている。
【発明の実施の形態】
【0019】
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面にしたがって説明する。
先ず、本発明に係る現像ローラ用いた画像形成装置の作像部を、図1に基づいて説明する。
【0020】
図1において、静電潜像担持体である感光体ドラム1の周囲には、当該ドラム表面を帯電するための帯電装置2、一様に帯電処理された面に潜像を形成するためのレーザー光線でなる露光3、ドラム表面の潜像に帯電トナーを付着することでトナー像を形成する現像装置4、ドラム上に形成されたトナー像を記録紙へ転写するための転写装置5、ドラム上の残留トナーを除去するためのクリーニング装置7、ドラム上の残留電位を除去するための除電ランプ8が順に配設されている。
【0021】
このような構成において、帯電装置2の帯電ローラによって表面を一様に帯電された感光体1は、露光3によって静電潜像を形成され、現像装置4によってトナー像を形成される。当該トナー像は、転写ベルトなどでなる転写装置5によって、感光体ドラム1表面から、図示していない給紙トレイから搬送された転写材へ転写される。この転写の際、感光体ドラムに静電的に付着した転写材は、分離爪によって感光体ドラム1から分離される。そして、未定着のトナー像を担持した転写材は定着装置9を通過するとき、熱、圧力等の作用を受けて転写材に定着される。一方、転写されずに感光体ドラム1上に残留したトナーは、クリーニング装置7によって除去され回収される。残留トナーが除去された感光体ドラム1は、除電ランプ8で初期化され、次回の画像形成プロセスに供される。なお、符号6は、図示しない給紙トレイからの転写材を、感光体ドラム1上のトナー像にタイミングを合わせて給送するためのレジストローラである。
【0022】
現像装置4内には、感光体ドラム1に近接するように対向配置された現像ローラ41を有し、該現像ローラと感光体ドラムとの対向部分が現像領域である。なお、符号42は現像剤チェーン穂の穂高さ、即ち、現像スリーブ上の現像剤量を規制するドクタブレード、符号43は入口シール部材、符号44は現像装置ケーシング内の現像剤を攪拌しながら現像ローラ41へ汲み上げるためのスクリューである。
【0023】
現像ローラ41は、図2に示すように、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂などの非磁性体を円筒形に形成してなる現像スリーブ45を有し、該現像スリーブ45が図示していない回転駆動機構によって図中時計回りに回転されるようになっている。現像スリーブ45内にその周表面に現像剤の穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットロール46が固定配置されている。マグネットロール46は、現像領域部分に現像剤の穂立ちを生じさせる現像極47と、汲み上げられた現像剤を現像領域まで搬送するための搬送極と、現像後の領域で現像剤を搬送する搬送極とを有する。本実施形態では、現像極47が相反する極性の3つのマグネットブロック48により構成されているが、現像極47は1つのマグネットブロック48で構成しても良いし、2極もしくは4極以上のマグネットブロック48で構成することもできる。
【0024】
上記のように、現像極47を3つのマグネットブロック48により構成した場合、現像極の半値幅は25°以下とし、現像磁極の法線方向磁束密度の減衰率を40%以下としている。なお、半値幅とは現像主磁極の法線方向の磁力分布曲線の最高法線磁力(頂点)の半分の値を指す部分の角度幅のことであり、例えばN極によって作成されているマグネットの最高法線磁力が120mT(ミリステラ)であれば60mTの値を指す部分の角度幅のことである。また、現像磁極の法線方向磁束密度の減衰率とは法線方向磁束密度xに対して現像ローラ表面から1mm離れた部分での法線方向磁束密度yがどの程度減衰したかを表す数値(x−y)÷x×100%であり、例えば現像ローラ表面の法線方向磁束密度が100mT、現像ローラ表面から1mm離れた部分での法線方向磁束密度が80mTのとき減衰率は20%となる。
【0025】
現像ローラ41は、マグネットロール46が現像極47以外の搬送極が形成される部分であり、射出成形及び押し出し成形によって製造したものである。マグネットロール46の原料としては、SrフェライトもしくはBaフェライトからなる磁性粉に高分子化合物を混合したプラスチックマグネットもしくはゴムマグネットを用いることが多い。また、高分子化合物としては6PAもしくは12PA等のPA系材料、EEA(エチレン・エチル共重合体)・EVA(エチレン・ビニル共重合体)等のエチレン系化合物、CPE(塩素化ポリエチレン)等の塩素系材料、NBR等のゴム材料が使用できる。
【0026】
また、現像極47に用いるマグネットブロック48は、幅が狭く高い磁気特性を得るためにBr>0.5Tの材料を用いることが望ましく、多くはNe系(Ne―Fe−B等)またはSm系(Sm―Co、Sm―Fe―N等)の希土類マグネット粉、もしくはこれらのマグネット粉を上記と同様の高分子化合物と混合したプラスチックマグネットもしくはゴムマグネットを用いることができる。さらに、上記した半値幅は25°以下とする現像極の場合、例えば直径が16mm〜20mm程度の現像ローラであると、スリーブ表面の磁束密度として80〜90mTが必要となり、現像極47の希土類マグネット形状としては構成上、幅2mm・高さ3mm程度の大きさに収める必要がある。なお、長さは使用される機器の最大画像形成サイズによって異なるが、一般的にはA3の横幅(=A4の縦幅)となる。
【0027】
図3は、本発明の現像ローラのマグネットロール46を、現像極部分を誇張して示した説明図であって、マグネットロール46には現像極47が配設される収納部として構成された収納溝49が形成されている。この収納溝49は、マグネットロール46の軸線方向の全長に亘り、かつ断面形状がコの字型に形成されている。この場合、収納溝49はマグネットロール46の断面D型の基準面が付けられた芯金50に合わせるようにして形成されている。
【0028】
収納溝49の底面49aには、接着剤充填用の小さい溝51が収納溝49の全長に亘って形成されている。すなわち、小溝51は収納溝49と同様に、マグネットロール46の全長に亘って形成されている。この小溝51は、全長に亘って均一の深さであって、角部には丸みが付けられている。なお、小溝51の短方向の幅はマグネットブロック48の同方向の幅より小さく設定されている。
【0029】
次に、マグネットロール46にマグネットブロック48を接着剤で固定する工程について説明する。
図4において、マグネットロール46の一端側には塗布する接着剤を供給する接着剤充填装置としてのディスペンサー60が設けられ、マグネットロール46の他端側には接着剤を検知する検知手段としてのセンサ61と、はみ出た接着剤を除去する除去手段としてのスクレーパー62とが設けられている。なお、本実施形態のセンサ61は、透過型センサを用いているが、反射型センサを使用することもできる。
【0030】
マグネットロール46は、上記の如く、射出成形または押し出し成形で作られ、このマグネットロール46には上記した収納溝49及び小溝51にバリ等のない高精度に加工されている。他方、マグネットブロック48は射出成形によりそり及びうねりが生じないように軸方向に高精度に加工されている。
【0031】
マグネットロール46は、図5(a)に示すように、その軸線が水平で、かつ収納溝49が真上を向くように配置している。このマグネットロール46にマグネットブロック48を接着固定する場合、まず、マグネットブロック48をマグネットロール46の収納溝49の所定位置にセットし、このとき、小溝51がマグネットブロック48によって覆われる(図5(b)を参照)。そして、図6(a)に示すように、マグネットブロック48が動かないように固定治具63によって固定し、これによってマグネットブロック48が位置決めされて保持される。
【0032】
次に、図6(b)に示すように、ディスペンサー60を配置し、そのディスペンサー60を稼動してマグネットロール46の一端側から小溝51に接着剤を充填する。小溝51に充填された接着剤は、小溝51が角部に丸みが付けられているので、接着剤がスムーズに充填され、さらに小溝51の深さが均一なので量にバラツキなく充填される。そして、接着剤の充填が続行されると、程なくマグネットロール46の他端側の小溝51から接着剤がはみ出る。はみ出た接着剤は、マグネットロール46の他端側に配置されたセンサ61によって検知され、該センサ61の検知信号によりディスペンサー60の稼動が停止されるとともに、スクレーパー62が作動してはみ出た接着剤を除去する。なお、スクレーパー62はマグネットロール46やマグネットブロック48に傷や打痕等が付き難い材質、例えば、プラスチックまたはゴムからよりなることが好ましい。また、マグネットロール46はその軸線が水平で、かつ収納溝49が真上を向くように配置しているが、マグネットロール46は一端側と他端側が同じ高さレベルか、一端側が他端側より高い位置ならばその固定姿勢は任意である。
【0033】
かくして、マグネットブロック48の接着剤による収納溝49への固定工程が終了する。かかる工程では、マグネットロール46の一端側から充填した接着剤がその他端側からはみ出るまで行われるため、接着剤の塗布不良や塗布不足が確実に防止することができ、接着不良による次工程でのマグネットブロック48の落下等の問題を解消することができる。また、ディスペンサー60の接着剤が無くなったり、何らかのトラブルで接着剤が充填されないときには、ある時間経過してもセンサ61がオンしないので、このようなトラブル等を容易に知ることができる。
【0034】
なお、本発明は現像極が1つ以上の現像ローラに適用することができる。
【発明の効果】
請求項1のよれば、マグネットロールの一端側からの接着剤充填を、その他端側にはみ出るまで行うので、接着剤の塗布不良を確実に防止することができる。
【0035】
請求項2の構成によれば、請求項1の効果に加えて、接着剤の塗布を自動的に確認することができる。
請求項3の構成によれが、接着剤の塗布量がマグネットロールの軸方向でばらつくことを防止でき、良好な接着剤塗布が得られる。
【0036】
請求項4の構成によれば、溜まりを生じない滑らかな接着剤塗布が得られる。
請求項5の構成によれば、上記効果を有する現像ローラを提供することができる。
【0037】
請求項6の構成によれば、上記効果を有する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】その画像形成装置に用いられた現像ローラを示す構成図である。
【図3】本発明の現像ローラの現像極を誇張して示した説明図である。
【図4】マグネットブロックの固定工程に用いる装置の構成を示す説明図である。
【図5】(a),(b)はマグネットブロックの固定配置手順を示す説明図である。
【図6】(a),(b)はマグネットブロックの固定工程を示す説明図である。
【図7】従来の製造方法による現像ローラを示す構成図である。
【図8】従来の他の製造方法による現像ローラを示す構成図である。
【図9】従来のさらに他の製造方法による現像ローラを示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(潜像担持体)
2 現像装置
41 現像ローラ
46 マグネットロール
48 マグネットブロック
49 収納溝
51 小溝
60 ディスペンサー
61 センサ
Claims (6)
- 高分子化合物に磁性粉を分散し円筒形状に形成されたマグネットロールの現像極に相当する部分に、該マグネットロールの軸線方向全長に亘って延びる少なくとも1極以上の溝収納部を設け、該収納部に前記マグネットロールよりも高磁力で、かつ、該マグネットロールの軸線方向の幅が最大画像形成幅の長さを有するマグネットブロックが該収納部の底面に密着して配設されている現像ローラの製造方法において、
前記収納部の底面に前記マグネットロールの軸線方向全長に亘って延在し、かつ、該底面幅よりも幅の狭い接着剤充填用の溝を形成し、前記マグネットブロックを上に向けた前記マグネットロールの前記収納部に挿入し、そして前記収納部の溝を覆った状態のマグネットブロックを位置決め保持した後、前記マグネットロールの一端側から前記溝内に接着剤を充填し、該接着剤の充填を前記マグネットロールの他端側の溝から接着剤がはみ出るまで行うことを特徴とする現像ローラの製造方法。 - 請求項1に記載の現像ローラの製造方法において、前記マグネットロールの一端側に接着剤充填装置、その他端側に接着剤検知手段をそれぞれ配置し、該接着剤検知手段が接着剤を検知するまで前記接着剤充填装置が稼動することを特徴とする現像ローラの製造方法。
- 請求項1または2に記載の現像ローラの製造方法において、前記接着剤充填用の溝が連続した均一深さで、かつ前記収納部の底面に形成されていることを特徴とする現像ローラの製造方法。
- 請求項1ないし3の何れか一項に記載の現像ローラの製造方法において、前記接着剤充填用の溝が角部に丸みが付けられていることを特徴とする現像ローラの製造方法。
- 請求項1ないし4の何れか一項に記載の現像ローラの製造方法を用いた製造されたことを特徴とする現像ローラ。
- 請求項5に記載の現像ローラを現像装置に用いることを特徴とする画像形成装置。
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