JPH0834019B2 - 磁気テープカセツト装置 - Google Patents

磁気テープカセツト装置

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JPH0834019B2
JPH0834019B2 JP60190900A JP19090085A JPH0834019B2 JP H0834019 B2 JPH0834019 B2 JP H0834019B2 JP 60190900 A JP60190900 A JP 60190900A JP 19090085 A JP19090085 A JP 19090085A JP H0834019 B2 JPH0834019 B2 JP H0834019B2
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transistor
coupled
potential point
latching
collector
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リユド・アンリ・ジヨゼフ・モーダン
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フイリツプス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1883Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof for record carriers inside containers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサーボ装置を具えている磁気テープカセット
装置であって、このカセット装置の少なくとも一部を位
置決めするための前記サーボ装置が回転部材を具え、こ
の回転部材が、この回転部材の休止位置にてモータ駆動
ホイールに対向する少なくとも1個の凹所部分を有し、
前記回転部材がさらに偏心カム及び少なくとも1個のラ
ッチング突出部を有し、前記偏心カムは前記回転部材の
休止位置にてばね力により生じる始動トルクを受け、前
記サーボ装置がさらにラッチング位置と不作動位置との
間を回動し得るトリガーレバーも具え、このトリガーレ
バーが、前記回転部材の休止位置にてインパルスリレー
によって引付けられて、これにより前記トリガーレバー
をラッチング位置に維持する軟鉄素子を保持し、前記ラ
ッチング位置にて前記トリガーレバーにおける止め突出
部が前記回転部材におけるラッチング突出部と共働し
て、前記止め突出部が前記回転部材を休止位置にラッチ
させておくと共に、前記インパルスリレーの短時間の電
気的附勢後に前記トリガーレバーをばね力のもとでラッ
チング位置から不作動位置に回動させるようになし、こ
の不作動位置において前記止め突出部を前記ラッチング
突出部から引離すようになし、且つ前記偏心カムに加わ
る始動トルクの作用のもとで前記回転部材を回転させ、
この回転部材の円周は前記モータ駆動ホイールと掛合
し、前記回転部材をモータにより駆動させて、前記カセ
ット装置の一部を位置決めさせ、その後前記ラッチング
突出部を前記トリガーレバーにおけるリセット突出部と
共働させて、このトリガーレバーを前記ばね力に抗して
不作動位置からラッチング位置へと戻すようになし、そ
の後前記ラッチング突出部が前記止め突出部に再び当接
して、前記止め突出部が前記回転部材を再び休止位置に
ラッチするように構成した磁気テープカセット装置に関
するものである。
斯種の磁気テープカセット装置は日本の「キショー電
子株式会社」から発行された文献から既知である。これ
に示されているカセット装置におけるモータ駆動ホイー
ルはギヤホイールであり、従って回転体にはその円周部
に歯を付けてある。しかし、モータ駆動ホイールと回転
体との間は、例えばドイツ連邦共和国の公開公報第2,62
8,287号に見られるように、摩擦によって共働させるよ
うな他の手段により共働させることもできる。前記文献
に提案されている磁気テープカセット装置は、インパル
スリレーの制御のもとで回転体を休止位置にラッチして
おくトリガーレバーを具えている。斯かるインパルスリ
レーは永久磁石を具えており、この磁石はトリガーレバ
ーのラッチング位置にてこのレバーを軟鉄素子により確
実に引付ける。永久磁石のまわりには電磁石を形成すべ
くコイルを配置し、この電磁石をスイッチにより電流源
に短期間接続し得るようにしている。電磁石は、そのコ
イルに電流が流れている間は永久磁石を磁気的に中和す
るように永久磁石に対して構成配置する。永久磁石の磁
気作用が中和されると、トリガーレバーは最早永久磁石
によっては引付けられなくなり、ばねがトリガーレバー
を不作動位置に回転させるようになるため、回転体がト
リガーレバーから釈放されて、回転し得るようになる。
斯種のインパルスリレーの利点は、このインパルスリレ
ーを短時間磁気的に中和させて、トリガーレバーを回動
させるようにするのに電流源を短期間スイッチ・オンさ
せるだけで済むと云うことにある。このようにスッチ・
オン期間を短くすれば、磁気テープカセット装置の電流
源にごく短期間負荷がかかるだけであり、インパルスリ
レーの消費電流もごく少量で済む。このことは蓄電池給
電式の装置にとって有利なばかりでなく、斯様な短期間
附勢を簡単に行なう最新式のマイクロプロセッサ制御装
置にとっても有利である。さらに斯種のインパルスリレ
ーはコンパクトな構成とすることができ、しかも通常の
電磁石に較べて熱消費量も極めて僅かである。しかし従
来の磁気テープカセット装置には、テープこぼれ(tape
spillage)が屡々生じたり、再生信号にかなりのひず
み成分が屡々含まれたりすると云う欠点がある。
本発明の目的は、テープこぼれが殆どなくなり、再生
信号にひずみ成分が殆ど含まれない磁気テープカセット
装置を提供することにある。
このために、本発明による磁気テープカセット装置
は、前記カセット装置の一部をその休止位置に対応する
第1位置から前記装置の一部の作動位置に対応する第2
位置へと動かし、且つ前記装置の一部を前記第1位置に
戻すために、前記サーボ装置がさらに: 前記装置の一部が前記2つの位置のどちらを占めてい
るのかを検出するための第1手段;及び 前記第1手段の出力端子に結合させた入力端子及び前
記インパルスリレーに結合させた出力端子を有し、且つ
前記装置の一部が前記第1位置でなく、第2位置にある
場合に電源がカット・オフされた瞬時に短い電気附勢パ
ルスを前記インパルスリレーに供給し得る第2手段; も具え、 前記第2手段が第1トランジスタを具え、このトラン
ジスタの制御電極が第1電位点に結合され、前記トラン
ジスタの第1主電極が遅延手段を介して第2電位点に結
合され、前記トランジスタの第2主電極がインピーダン
スを介して第3電位点に結合されると共に前記第2手段
の出力端子にも結合されるようにしたことを特徴とす
る。
本発明はつぎのような事実の認識に基づいて成したも
のである。従来の磁気テープカセット装置は、その装置
が例えば再生モードにある間に電源がカット・オフされ
た場合に、磁気テープの移送(これは例えばキャプスタ
ンと、このキャプスタンと共働する加圧ローラとの間に
磁気テープをクランプさせて行なう)が停止され、キャ
プスタン及び加圧ローラが、これらが互いに押合ってい
る位置に留まると云う欠点を有している。再生ヘッドも
磁気テープに押し当てられたままとなる。このために、
磁気テープ及び加圧ローラが変形することになる。
その後に電源を再投入すると、 a)磁気テープが加圧ローラにくっ付いているためにテ
ープこぼれが生じたり、 b)加圧ローラが永久変形を来すために磁気テープの移
送が最早均一に行われなくなり、再生信号にひずみを起
生せしめたりする。
そこで、電源がカット・オフされた場合に、装置の一
部(例えば、加圧ローラ又はこの加圧ローラを支持する
ヘッド取付プレート)が前記第2位置に留まらないよう
にするために、電源がカット・オフされる瞬時に短い電
気附勢信号だけは供給し得るようにする第2手段を設け
るようにする。斯様な短い電気附勢信号の供給は、上記
装置の一部が第2位置にある場合にだけ行なわれ、それ
が第1位置にある場合には行なわれないようにすること
は勿論である。
前記装置の一部が第1位置にある場合に附勢信号を発
生させることは不所望であり、従って、前記装置の一部
が占めている位置を検出するために前記第1手段を利用
する。
前記第1手段はスイッチを具えており、このスイッチ
の状態は前記装置の一部の位置に関連させる。前記装置
の一部が第1位置にある場合には、スイッチを例えば開
放させ、また前記装置の一部が第2位置にある場合に
は、スイッチを他の状態(スイッチが閉じる)とする。
前記第2手段における前記第1トランジスタはバイポ
ーラトランジスタ又はサイリスタか、FETの如き他のタ
イプのトランジスタとすることができる。前述した第2
手段は良好に集積化し得ると云う利点を有している。本
発明の他の好適例によれば、前記第3電位点の電位を前
記第1及び第2電位点の電位よりも低くし、かつ前記第
1トランジスタをPNPトランジスタとし、該トランジス
タのエミッタ及びコレクタがそれぞれ前記第1主電極及
び第2主電極を構成するようにする。なお、第1電位点
の電位は、磁気テープカセット装置の通常の使用期間中
には第1トランジスタがカット・オフされるような電位
点とするのが好適である。このことからして、第1電位
点の電位は第2電位点の電位よりも高いか、又は等しい
電位とすべきである。このようにすれば、電源がカット
・オフされた瞬時に、通常カット・オフされている第1
トランジスタ(これは電力消費の観点、特に蓄電池給電
式の装置の場合に有利である)が短期間ターン・オンさ
れて、短い電気附勢信号が発生するようになる。
本発明のさらに好適な実施に当っては、前記第1トラ
ンジスタのコレクタを第1インピーダンスを介してNPN
形の第2トランジスタのベースに結合させ、該第2トラ
ンジスタのエミッタを前記第3電位点に結合させ、前記
第2トランジスタのコレクタを第2インピーダンスを介
して第2電位点に結合させると共にダイオード及び第3
インピーダンスを介してPNP形の第3トランジスタのベ
ースにも結合させ、該第3トランジスタのコレクタによ
り前記第2手段の出力端子を構成すると共に該第3トラ
ンジスタのコレクタをダイオードを介して前記第3電位
点に結合させ、前記第3トランジスタのベースを第4イ
ンピーダンスを介して第4電位点に結合させ、かつ前記
第3トランジスタのエミッタを前記第4電位点に直接結
合させるようにする。
さらに本発明の他の好適な実施に当っては、前記第1
トランジスタのコレクタを第1インピーダンスを介して
NPN形の第2トランジスタのベースに結合させ、該第2
トランジスタのエミッタを第3電位点に結合させ、該第
2トランジスタのコレクタを第2インピーダンスを介し
て第2電位点に結合させると共にPNP形の第3トランジ
スタのコレクタにも結合させ、該第3トランジスタのエ
ミッタを第3インピーダンスを介してPNP形の第4トラ
ンジスタのベースに結合させ、該第4トランジスタのコ
レクタにより前記第2手段の出力端子を構成すると共に
該第4トランジスタのコレクタをダイオードを介して前
記第3電位点に結合させ、前記第4トランジスタのベー
スを第4インピーダンスを介して第4電位点に結合さ
せ、かつ前記第4トランジスタのエミッタを前記第4電
位点に直接結合させるようにする。
本発明の他の好適な実施に当っては前記第2手段の入
力端子をNPN形の第4トランジスタのベースに結合さ
せ、該第4トランジスタのエミッタを前記第3電位点
に、コレクタを前記第2トランジスタのベースにそれぞ
れ結合させるようにする。このようにすることにより、
前記装置の一部が第1位置にある場合に、電源がカット
・オフされても第2手段がインパルスリレーに附勢信号
を発生しないようにすることができる。同様な理由から
して、第2手段の入力端子は第3トランジスタのベース
に結合させるのが好適である。
さらに本発明の好適な実施に当っては、第1電位点と
前記第1トランジスタの制御電極との間の接続線にツェ
ナーダイオードを配置する。これにより、電源電圧が降
下する瞬時と、この電圧降下を検出する瞬時との間の時
間間隔を変えることができる。これは或る所定のツェナ
ー電圧を有するツェナーダイオードを選択することによ
り達成することができる。さらに、電源電圧として整流
性の劣る電圧、従ってかなりのリプルを呈する電圧を用
いることができる。
本発明のさらに他の好適例によれば前記第1手段がス
イッチを具え、該スイッチの一方の端子を前記第3電位
点に結合させ、他方の端子を前記第1手段の出力端子に
結合させ、かつ前記装置の一部が前記第1位置にある場
合には前記スイッチが開放状態にあり、前記装置の一部
が第2位置にある場合には前記スイッチが閉成状態にあ
るようにする。このようにすれば第2手段に対する所望
な入力信号が得られる。
以下図面につき本発明を説明する。
第1図に示した本発明を適用する磁気テープカセット
装置はデッキプレート1を具えており、このデッキプレ
ートには2個の巻取スピンドル2及び3が回転するよう
に取付けてある。巻取スピンドル2及び3の各下側端に
は、それぞれ円周部に歯をつけてあるターンテーブル4
及び5を各々同軸的に連結する。ヘッド取付プレート6
は双方向矢印7にて示す方向に直線的に往復移動するよ
うにデッキプレート1の上に案内される。後に詳述する
ように、ヘッド取付プレート6は巻取スピンドル2,3及
びこれらのスピンドルに取付けられる磁気テープカセッ
ト(図示せず)に対して引込んだ第1位置を占めること
ができ、またヘッド取付プレートは斯かる第1位置から
第2又は第3の(前進)位置へと動かすことができる。
なお、巻取スピンドル2及び3からヘッド取付プレート
までの距離は、第3の(前進)位置における場合よりも
第2の(前進)位置における場合の方が短くなるように
する。ヘッド取付プレート6は2個の磁気ヘッド8及び
9を支持し、本例ではこれらの磁気ヘッドの内の一方の
磁気ヘッド8を記録/再生ヘッドとし、他方の磁気ヘッ
ド9を消去ヘッドとする。ヘッド取付プレート6には、
デッキプレート1の上面に固定したスピンドル11を中心
に回動し得るように加圧ローラレバー10も取付ける。加
圧ローラレバー10は、スピンドル11とは反対側の端部に
て加圧ローラ12を支持し、この加圧ローラは第6図に示
すような位置ではキャプスタン13に押当てられる。第6
図はヘッド取付プレート6が第2の作動位置にある場合
である。ヘッド取付プレートの第3の(あまり前進して
いない)位置では加圧ローラ12はキャプスタンから離れ
る。キャプスタン13はデッキプレート1にて支持され、
このデッキプレートの下側にてキャプスタンはフライホ
イール14に連結される。フライホイール14は第1モータ
16によりベルト15を介して駆動される。
ターンテーブル4と5との間の空所にはデッキプレー
ト1に取付けたスピンドル18に固定させる駆動ホイール
17を配置する。スピンドル18はデッキプレート1の下側
にてウォームホイール19を支持し、このホイール19は第
2モータ22によって駆動されるウォーム21と噛み合う。
2つのモータ16と22はマイクロプロセッサ回路23に電気
的に接続し、この回路によって2個のモータをスイッチ
・オン及びスイッチ・オフさせたり、モータ22の回転方
向を反転させたりすることができる。マイクロプロセッ
サ回路23は後に詳述するように(特に第2,7及び8図に
つき詳述するように)、インパルスリレー44にも電気的
に接続する。
スピンドル18は駆動ホイール17の上方にて回動アーム
25も支持し、このアームのスピンドル18とは反対側の端
部はピン26の形態の止め突起部を支持する。ピン26の下
側端部に歯付きアイドラーホイール27を軸支し、このホ
イール27をターンテーブル4と5との間の空所に位置さ
せる。図示してないが、回動アーム25は摩擦ばね(図示
せず)に連結し、このばねの遊端によってピン26の下側
端部を同心的に囲むアイドラーホイール27の一部を半径
方向に押圧する。摩擦ばねは、モータ22の回転方向が反
転した瞬時にアイドラーホイール27に作用した摩擦トル
クによってアーム25がスピンドル18を中心に回転運動す
るのを制御する。従って、回動アーム25を回転させるこ
とによりアイドラーホイール27をターンテーブル4又は
ターンテーブル5に連結させて、関連するターンテーブ
ルを駆動させることができる。前述したように、回動方
向は第2モータ22の回転方向に依存する。従って、磁気
テープカセット装置に磁気テープカセットがあれば、カ
セット内の磁気テープをモータ22によって巻取スピンド
ル2又は3を介して巻取ることができる。なお、モータ
22は、記録及び再生時にはかなり低速度で巻取りを行
い、早送りの際には相当速い速度で巻取りを行なうよう
に構成する。
ヘッド取付プレート6から止めピン26の両側に互いに
平行なリム28及び29を突出させる。これらのリムは、デ
ッキプレート1に対して直角で、しかも矢印7に平行な
平面に対して鏡対称に構成配置する。従って、以下左側
のリムについてのみ説明する。リムはヘッド取付プレー
ト6から、このプレートがその前進位置へ向う移動方向
に延在させる。リムはその遊端に隣接する個所に、プレ
ート6の移動方向に対して傾斜させた壁部30aと止め壁
部30bとを有する凹所30を有している。ヘッド取付プレ
ート6が巻取スピンドル2及び3の方へと動く前に第2
モータ22を始動させると、止めピン26が(モータ22の回
転方向に応じて)リム28又は29の凹所30内に入り、ヘッ
ド取付プレート6が巻取スピンドル2及び3の方へと動
いたとき、リムの止め壁部30bが止めピン26に当接する
ようになる。従って、マイクロプロセッサ回路23を介し
て先ず第2モータ22を始動させ、ついでヘッド取付プレ
ート6をシフトさせることによって、このヘッド取付プ
レート6を前述した第3(前進)位置に持たらすことが
できる。この位置ではアイドラーホイール27がターンテ
ーブル4又は5と掛合し、モータ22の回転方向に応じて
巻取スピンドル2又は3における磁気テープを早巻取り
することができる。なお、これらターンテーブルの駆動
機構の作動及び回動アーム25を回転させてリム28及び29
と共働させる方法についての詳細は、本願人の先の出願
に係る特願昭59-260950号(特開昭60-140558号)を参照
することができる。
第2図に示すように、ピン31に取付けたほぼU−字
状、又はV−字状をした板ばね32は加圧ローラレバー10
を加圧する。ヘッド取付プレート6に配置した衝合部材
33は、加圧ローラレバー10がばね32の影響下でスピンド
ル11を中心に時計方向に回転運動するのを制限する。ば
ね32の一方のリムは加圧ローラレバー10に当接させ、他
方のリムはヘッド取付プレート6におけるスロット35内
に案内させたピン34に当接させる。ピン34はデッキプレ
ート1に連結したピボット37を中心に回動し得る2−ア
ーム型作動レバー36の一方のアームの遊端に取付ける。
作動レバー36の他方のアームの遊端にはピン38を取付け
る。このピン38はデッキプレート1を経てサーボ装置39
にまで延在させる。デッキプレート1の下側に位置させ
るサーボ装置については以下詳細に説明する。
サーボ装置39はスピンドル41によってデッキプレート
1に回転自在に軸支される回転部材40を具えている。さ
らにサーボ装置39は、デッキプレート1の下側に取付た
スピンドル43を中心に回転するトリガーレバー42も具え
ている。このレバー42は同じくデッキプレート1の下側
に取付けたインパルスリレー44と共働させる。回転部材
40はギヤホイール45によって駆動させることができ、こ
のギヤホイールはフライホイール14のスピンドルに堅牢
に取付るため、ギヤホイール45は第1モータ16によって
駆動させることができ、この第1モータによりギヤホイ
ール45を第3図に矢印aで示す方向に回転させる。第3
図に示すように、回転部材40はスピンドル41のまわりに
偏心的に配置したカム46と、スピンドル41のまわりに約
140°の角度で互いに離間させた2個のラッチング突出
部47及び48とを具えている。回転部材40にはその円周部
に歯をつけ、またこの回転部材の歯をつけてない円周部
には2つの凹所49及び50を設ける。これらの凹所も互い
に140°の角度離間させる。2つのラッチング突出部47
及び48を設けることにより、回転部材40は第1休止位置
(第3図参照)又は第2休止位置(第5図参照)を占め
ることができ、これらの各位置では各凹所49又は50がギ
ヤホイール45に対向して位置するため、ギヤホイール45
は回転部材40を駆動させることができない。回転部材40
はスピンドル41に対して同じく偏心的に配置したリッジ
51も具えている。
トリガーレバー42は4つのアーム、即ち剛性アーム5
2、弾性的で可撓性のアーム53、止めアーム54及びリセ
ットアーム55を具えている。リセットアーム55を押圧す
るばね56をデッキプレート1に連結し、このばね56によ
ってトリガーレバー42を常にスピンドル43を中心に矢印
bにて示す方向に回動させるようにする。リセットアー
ム55はリセット突出部55aを具えており、この突出部は
回転部材40の円周部付近におけるアーム55の遊端に位置
させると共に、前記突出部の2つの壁部が互いに或る角
度で収斂するように構成する。止めアーム54はその遊端
に止め突出部54aを具えている。この突出部54aはフック
状に構成し、この突出部にはラッチング突出部47又は48
に衝合させるために、スピンドル43と同心的な仮想円に
対してほぼ接線方向に配置される止め壁部を設ける。第
3及び5図に示した休止位置では、ラッチング突出部47
及び48が止め突出部54aにそれぞれ当接するため、回転
部材40は各休止位置にラッチされる。この休止位置では
止めアーム54がデッキプレート1における止め部材57に
衝合する。止め部材57はラッチング位置におけるトリガ
ーレバー42の位置を決める。可撓性アーム53はその遊端
にフック状のカップリング素子58aを有する剛性支持体5
8を具えており、カップリング素子58aはスピンドル43と
平行な方向に見て、支持体58から剛性アーム52の遊端の
まわりにまで延在させ、第3図に示した結合位置では斯
かるカップリング素子を剛性アーム52の支持体58とは反
対側に掛合させる。支持体58はプレート状の軟鉄素子59
を保持する保持部分58bも具えている。第3及び5図に
示すように、トリガーレバー42のラッチング位置では軟
鉄素子59がインパルスリレー44に抗して引付けられる。
インパルスリレー44は2つのコイル61を巻回してある
2つのリムを具えている永久磁石60を有している。従っ
て、このリレー44は永久磁石と、マイクロプロセッサ回
路23の制御下で電流源(図示せず)にコイルが接続され
る電磁石との双方を具えている。インパルスリレー44
は、コイル61が電流源に接続されない場合には永久磁石
60がその永久磁気作用により軟鉄素子59を絶えず引付け
るように作動すべく配置する。従って、ラッチング位置
では止め部材57とインパルスリレー44とによってトリガ
ーレバー42は所定位置にしっかりと保持される。電気パ
ルスによってコイル61を短期間附勢すると、電磁石によ
り永久磁石60の磁気作用が中和されるため、軟鉄素子59
は永久磁石60によっては最早引付けられなくなる。従っ
て、トリガーレバー42はばね56によってスピンドル43の
まわりを矢印bで示す方向に回転する。4つのアーム52
〜55を具えているトリガーレバー42はプラスチック部材
で一体に形成することができ、組立時に軟鉄素子59だけ
を支持体58内に嵌合しさえすればよいことは明らかであ
る。トリガーレバーが矢印bで示した方向に回転する場
合には、フック58aを介してアーム55に連結された軟鉄
素子59を支持体58によってトリガーレバーと一緒に回転
させることができ、また、トリガーレバーが矢印bで示
した方向とは反対の方向に回転する場合には、軟鉄素子
59が磁石60によって引付けられた後にアーム52をさらに
僅かに回動させることができる。なお、このことについ
ては下記に詳述する。
第4図に示すように、ブレーキ部材62はターンテーブ
ル4及び5の方向及びこれらターンテーブルから離れる
方向に摺動し得るようにデッキプレート1内に案内させ
る。ばね63はブレーキ部材62をターンテーブル4及び5
から常に離すようにする。ブレーキ部材62はデッキプレ
ート1のスロット65内に案内される突出素子64を具えて
いる。回転部材40の第1休止位置では、突出素子64の遊
端がばね63の作用で偏心カム46に押当り、回転部材40に
矢印cにて示す方向の始動トルクを作用させて、この回
転部材40をスピンドル41を中心として矢印dで示す方向
に回動させる。トリガーレバー42における止め突出部54
aがラッチング突出部47と掛合状態にある間は、斯かる
始動トルクは回転部材40に何の作用も与えない。しか
し、インパルスリレー44のパルス状の附勢により軟鉄素
子59が永久磁石60により最早引付けられなくなる場合に
は、トリガーレバー42はスピンドル43を中心として矢印
bで示す方向に回転できるようになる。なお、トリガー
レバー42は、可撓性アーム53の部分以外を剛性として、
止め突出部54aとラッチング突出部47との間の摩擦を有
効に打消すようにするのが好適である。回転部材40の釈
放後は始動トルク(矢印c)により回転部材を回転さ
せ、この回転部材の円周部の歯をモータ16によって駆動
されるギヤホイール45と噛合させることができるため、
回転部材はギヤホイール45の矢印aで示した方向の回転
により矢印dで示した方向にさらに回転する。ヘッド取
付プレート6を動かす距離に応じ、例えばプレート6を
最前進位置まで移動させる必要のある場合には、インパ
ルスリレー44を附勢する瞬時に第2モータ22はまだ始動
させず、また、ヘッド取付プレートを第3の僅かな前進
位置まで動かす必要のある場合には、インパルスリレー
44を電気的に附勢する前に第2モータ22を始動させる必
要がある。回転部材40の回転中に作動レバー36は偏心カ
ム46によって第5及び6図に示した位置へと移動する。
作動レバー36がこの位置を占めることができるのは、第
5図にも示すようにラッチング突出部48がトリガーレバ
ー42におけるリセット突出部55aに先ず掛合し、これに
より斯かる部材42が不作動位置(破線にて示す)からラ
ッチング位置へと回動してリセットされるからである。
ついでラッチング突出部48の最終回転部がトリガーレバ
ー42における止め突出部54aに当接するため、回転部材4
0はこの際再びラッチされる。この位置では回転部材40
における凹所50がギヤホイール45に対向して位置するた
め、ギヤホイール45は回転部材40を回転しなくなる。カ
ム46により作動レバー36が回動することによりピン34を
介してばね32に圧力がかかるため、このばねは加圧ロー
ラレバー10を押圧する。この押圧力により加圧ローラレ
バー10が衝合部材33に当るため、ヘッド取付プレート6
は第2又は第3の前進位置へと進められる。なお、これ
らの第2又は第3前進位置は、インパルスリレーを附勢
する前に第2モータ22がスイッチ・オンされているか、
否かに依存する。第2(前進)位置では加圧ローラ12が
キャプスタン13に押当り、このためにピン34がヘット取
付プレート6よりもさらに僅かに長い距離だけ移動する
ため、加圧ローラ12の押圧力は十分となる。このことは
カム46とヘッド取付プレート6との間の動力伝達部にお
ける公差を有効に補償するのに有利である。加圧ローラ
12がキャプスタン13に押当る瞬時から記録又は再生を開
始して、テープを巻取スピンドル3の方へと巻回するこ
とができる。
テープエンドに適する場合、又は停止ボタン(図示せ
ず)を作動させた場合には、インパルスリレー44を再附
勢する。このようにすれば、トリガーレバーがラッチン
グ位置から再び不作動位置へと動き、またラッチング突
出部48も止め突出部54aから外れる。この状態では作動
レバー36が偏心カム46に押当てられて、ばね32により作
動レバー36に与えられた圧力がカムに始動トルクを与え
るため、トリガーレバー42の釈放後は回転部材40が矢印
dで示す方向にさらに回転し得るために、この回転部材
の円周部における歯がギヤホイール45と再び噛合うこと
ができる。この結果、回転部材は再び駆動され、ピン38
がカム46とリッジ41との間に案内されるため、作動レバ
ー36はスピンドル36のまわりを時計方向に逆回転する。
これによりピン34がヘッド取付プレート6におけるスロ
ット35の端壁部に直接押当てられるために、斯かるプレ
ートは矢印7で示した方向の後退(又は第1)位置の方
へと移動する。回転部材40が回転し始めると、カム46が
ブレーキ部材62の突出素子64に力を及ぼしてブレーキ部
材をターンテーブル4及び5の方へと少しだけ動かす。
従って、回転部材40の回転中にブレーキ部材62が作動し
て、ターンテーブル4及び5に制動がかけられる。回転
部材40の矢印dで示した方向の回転中には、ラッチング
突出部47がトリガーレバー42におけるリセット突出部55
aと共働して、斯かる部材42を不作動位置からラッチン
グ位置へと戻す(第3図参照)。ついでラッチング突出
部47が再び止め突出部54aに当るため、回転部材は再び
第3図に示した第1休止位置を占める。このように、回
転部材を第1休止位置(第3図)から第2休止位置(第
5図)へと動かし、再び第1休止位置(第3図)へと戻
すことができる。次いで、ヘッド取付プレート6を後退
(第1)位置から1つの前進位置(第2又は第3位置)
へと動かしてから引込位置へと戻す。一方ヘッド取付プ
レート6の後退移動中にはブレーキ部材62が作動してタ
ーンテーブルに制動をかける。上述したような構成とす
れば、インパルスリレー44と共働するトリガーレバー42
を短期間附勢するだけで回転部材を釈放させることがで
きると云う利点がある。このようなパルス状の附勢操作
を採用するために、コイル61に流す電流はごく僅かでよ
く、従って熱消費量も最小で済む。このことはマイクロ
プロセッサ回路によって制御するコンパクトな蓄電池給
電式の装置又は機器にとっては特に有利である。トリガ
ーレバー42の構造によってサーボ機構における交差を有
効に補償することができる。トリガーレバー42の不作動
位置からラッチング位置へのリセットは、厳密に必要と
される距離よりも僅かに大きい距離にわたって常に行わ
れるようにし、部材42の剛性アーム52を過度に回転させ
て、軟鉄素子59を磁石60に対して正確に位置させる。従
って、軟鉄素子39とインパルスリレー44との間の相当大
きな距離を橋絡させることができる。
ヘッド取付プレート6はデッキプレート1に取付たス
イッチ76(第2図参照)と共働する突出部6aも具えてい
る。ヘッド取付プレート6が第1(即ち後退)位置にあ
る場合にはスイッチ76が開放する。ヘッド取付プレート
6が最前進(第2)位置にある場合(これは“再生”又
は“記録”モードの場合であり、この場合には加圧ロー
ラ12がキャプスタン13に押当る)には、突出部6aがスイ
ッチ76の一方のリムに押当るために、スイッチは閉成さ
れる。スイッチ76はヘッド取付プレートの中間(第3)
位置(これは“早送り”モードの場合であり、この場合
には加圧ローラ12がキャプスタン13から離れる)でも閉
成される。このスイッチは特に、電源不良の場合に、ヘ
ッド取付プレート6、従って加圧ローラ12の位置を検出
するのに必要なものであり、これについては第7,8及び
9図につき説明する第1及び第2手段の説明から明らか
である。
第7図は本発明による第1及び第2手段の第1例を示
す回路図である。この第7図に示す第1手段71はサーボ
装置の一部を成し、この第1手段はカセット装置の一
部、即ちヘッド取付プレート6が第2位置にあるか否か
を検出するものである。このことは斯かる第1手段が、
加圧ローラ12とキャプスタン13とが互いに押し合ってい
るか否かを検出するのに仕えることを意味する。第7図
には同じくサーボ装置の一部を成す第2手段も示してあ
る。この第2手段72は第1手段71の出力端子74に結合さ
れる入力端子73及びインパルスリレー44(特にこのリレ
ーのコイル61)に結合される出力端子75を有しており、
斯かる第2手段72は上記ヘッド取付プレートが第2位置
にある場合に、サーボ装置への給電がカット・オフされ
た瞬時にパルス状の附勢信号をインパルスリレー44に供
給する作用をする。
第1手段71はスイッチ76を具えており、このスイッチ
の位置は装置の一部品、即ちヘッド取付プレート6の位
置に関連する。第2手段72はPNPトランジスタ77を具え
ており、このトランジスタのベースは第1電位V1の点に
結合させ、エミッタは抵抗78とコンデンサ79とから成る
遅延手段を介して第2電位V2の点に結合させ、コレクタ
は抵抗80で構成するインピーダンスを介して第3電位V0
(大地)の点に結合させる。トランジスタ77のコレクタ
は抵抗81の形態のインピーダンスを介して、NPNトラン
ジスタ82のベースにも結合させ、このトランジスタ82の
エミッタは電位V0(大地)の点に結合させ、コレクタは
抵抗83を介して第2電位V2の点に結合させる。
第2手段72の入力端子73は抵抗84を介してNPNトラン
ジスタ85のベースに結合させ、このトランジスタ85のエ
ミッタは電位V0(大地)の点に、コレクタはトランジス
タ82のベースにそれぞれ結合させる。トランジスタ82の
コレクタはダイオード86及び抵抗87の形態のインピーダ
ンスを介してPNPトランジスタ88のベースに接合させ
る。トランジスタ88のベースは抵抗89を介して第4電位
V4の点に接続し、このトランジスタ88のエミッタは電位
V4の点に直接接続する。トランジスタ88のコレクタは第
2手段72の出力端子75を成し、これはダイオード90を介
して電位V0(大地)の点にも結合させる。
第1手段71のスイッチ76の一方の端子76aは電位V
0(大地)の点に結合させ、他方の端子76bは出力端子74
に結合させると共に抵抗形態のインピーダンス91を介し
て、電位V4の点にも結合させる。
例えば電位V1は12V,V2は8V,V4は5Vとする。磁気テー
プカセット装置が“再生",“記録”又は“早巻取り”モ
ードにある場合には、スイッチ76が閉成され、上記電圧
が各点V1,V2及びV4に現われる。スイッチ76が閉じるか
ら、トランジスタ85がカット・オフされ、トランジスタ
82のベース電圧はトランジスタ77の整定電圧によって決
定される。トランジスタ77のベース電圧はこのトランジ
スタのエミッタ電圧よりも高いから、このトランジスタ
はカット・オフされる。トランジスタ77のコレクタ電
圧、従ってトランジスタ82のベース電圧は低レベル(0
V)となるため、トランジスタ82もターン・オフする。
この瞬時に第2手段72の第2入力端子92に“高”レベル
信号が現われ、従ってトランジスタ88のベース電圧がそ
のトランジスタのエミッタ電圧よりも高くなるものとす
る。この際トランジスタ88はカット・オフされるため、
第2手段の出力端子75を経てリレー44に附勢電流が供給
されなくなる。
この際、電源をスイッチ・オフした場合には電圧V1
値V1(=12V)から0Vに低下する。電圧V1の値がV1からV
4(=5V)に低下する時間中にトランジスタ77のベース
電圧がこのトランジスタのエミッタ電圧よりも短期間低
くなるようにする。これは抵抗78とコンデンサ79が遅延
作用を呈し、このためにトランジスタ77のエミッタ電圧
が或る特定時間の間電位V2に維持されるようにして行な
う。トランジスタ77が短期間ターン・オンするので、ト
ランジスタ77のコレクタ電圧、従ってトランジスタ82の
ベース電圧が高くなるため、このトランジスタ82も短期
間ターン・オンする。従って、トランジスタ88のベース
電圧が大地電位へと引込まれるため、このトランジスタ
88が短期間導通し、インパルスリレー44は電気附勢信号
を短期間受信する。従って、サーボ装置は例えばフライ
ホイール14が十分な運動エネルギーを有して回転部材40
を関連する角度にわたり回転させるために、ヘッド取付
プレートをその引込(第1)位置に動かすことができ
る。
ヘッド取付プレートが既に斯かる第1位置にある場合
にはスイッチ76が開放している。この場合にはトランジ
スタ85のベース電圧が“高”レベルにあるため、このト
ランジスタは導通する。この際トランジスタ82のベース
電圧が低レベル(0V)となるため、このトランジスタは
カット・オフされる。この場合第2手段72は電源不良が
あっても附勢信号を発生することができない。
第2入力92は電源がスイッチ・オンされた場合に、マ
イクロプロセッサの一部を成す制御ユニット93によって
慣例の方法で磁気テープカセット装置を制御するための
ものである。装置を“再生”モードにセットすべき場合
には、制御ユニット93により入力端子92に“低”レベル
(0V)の信号を短期間発生させる。この場合にトランジ
スタ88も短期間ターン・オンされるため、インパルスリ
レー44のコイル61が短期間附勢される。装置をスイッチ
・オフさせる必要のある場合には、制御ユニット93によ
り再び入力端子92に短期間“低”レベル信号(0V)信号
を発生させて、インパルスリレーを再附勢し、ヘッド取
付プレートがその第1引込位置をとるようにする。従っ
て、電源がカット・オフされる場合には、装置が“再
生”モードにセットされている場合だけでなく、装置が
“早巻取り”又は“記録”モードにセットされている場
合でも附勢信号が供給される。
なお、電圧V1及びV2の値は等しくすることができる。
電圧V2の値はV1よりも高くすることができる。V2をV1
りも大きくする場合には、電源電圧が降下する瞬時と、
この電圧降下を検出する時間との間の時間が長くなる。
電圧V4の値もV2と等しくすることができるが、この場合
にはリレー44を正しく作動させるために、このリレーの
作動電圧をV2よりも低くする必要がある。電圧V4はV2
りも低くすることもできる。
第8図は本発明による第1及び第2手段の第2例を示
す回路図である。この例では電圧V2をV1に等しくする。
このことはトランジスタ77のベース及びエミッタをそれ
ぞれ関連するインピーダンスを介して同じ電位点に接続
することを意味する。しかし、この例ではNPNトランジ
スタ82のコレクタ以降の回路が前例の場合とは多少相違
する。この例の場合にはトランジスタ82のコレクタをPN
Pトランジスタ94のコレクタに結合させる。トランジス
タ94のエミッタは、インピーダンス87を介してトランジ
スタ88のベースに結合させると共に第2入力端子92にも
直接接続する。さらに、第2手段の入力端子73はインピ
ーダンス84を介してトランジスタ94のベースに結合さ
せ、このトランジスタ94のベースはインピーダンスを介
して電位V4の点にも結合させる。
第8図の回路の作動はつぎの通りである。磁気テープ
カセット装置が例えば“再生”モードにセットされてい
る場合には、スイッチ76が閉成される。このためにトラ
ンジスタ94のベース電位が低レベルとなるために、この
トランジスタ94は“オン”する。従って、トランジスタ
94のコレクタ電圧は、このトランジスタ94に電流が流れ
ているか否かを決定する。第7図につき既に述べたよう
に、電源がカット・オフされる場合にトランジスタ82は
短期間導通するようになる。このためにトランジスタ82
のコレクタ電圧、従ってトランジスタ94のコレクタ電圧
も短期間低レベルとなるために、このトランジスタ94に
電流が流れるようになる。従って、トランジスタ88のベ
ース電位が低レベルとなり、このトランジスタ88が短期
間導通して、リレー44が附勢される。これによりサーボ
機構はヘッド取付プレート6を第1位置へと戻す。ヘッ
ド取付プレートが既に第1位置にある場合にはスイッチ
76が開放している。この場合にはトランジスタ94のベー
ス電圧が“高”レベルにあるため、このトランジスタは
カット・オフされている。このためにトランジスタ88の
ベース電位は“高”レベルにあるため、トランジスタ88
はターン・オフされている。従って、トランジスタ77に
よる電圧降下の検出作用がトランジスタ94によって妨げ
られ、この場合には斯様な電圧降下の検出が行われず、
リレー44に附勢信号が供給されなくなる。
テープデッキの通常の制御は制御ユニット93により入
力端子92を介して行う。磁気テープカセット装置を“再
生”モード又は“早巻取り”モードにセットするのか、
或いは装置を“再生”モード又は“早巻取り”モードか
らスイッチ・オフすべきかどうかに応じて制御ユニット
93は入力端子92に短期間“低”レベルの信号を供給す
る。このような低いレベル信号が入力端子92に供給され
ると、トランジスタ88が短期間導通して、インパルスリ
レー44は短期間附勢信号を受信する。
トランジスタ82のコレクタはダイオード95を介して第
2手段の第2出力端子96にも結合させる。この出力端子
96は制御ユニット93のリセット入力端子97に結合させ
る。このような結線をするのはつぎのような目的のため
である。
主電源に電圧変動があると、電圧V1(例えば12V又は8
V)が短期間低下し、ついで以前の値に戻るためにトラ
ンジスタ77が電圧降下を検出してしまい、また一般に低
電圧(例えば5V)で、しかも制御ユニット93を附勢する
電圧V4は斯かる時間間隔の間一定に維持されたままとな
ることが有り得る。
磁気テープカセット装置が、前記短期電圧低下の前に
“再生”モードにあった場合には、斯かる電圧低下の検
出によりインパルスリレー44が短期附勢信号を受信する
ため、ヘッド取付プレート6が第1位置へと移動してし
まう。この際、制御ユニット93用の電源電圧は正規レベ
ルに維持されているから、この制御ユニット93の内部状
態は不変である。このようなことは、ヘッド取付プレー
ト6が既に第1位置になっても制御ユニット93の内部状
態がまだ“再生”状態のままであるために不所望であ
る。
トランジスタ82のコレクタからダイオード95を介して
の制御ユニット93のリセット入力端子97への結線回路
は、上述したような場合に制御ユニット93にリセットパ
ルスを供給するため、制御ユニット93を或る特定の初期
状態にリセットさせることができる。
第9図は第8図の回路の一部変形例を示し、この第9
図では第8図の回路の該当部分のみを示してある。この
例ではトランジスタ77のベースから電位V1の点の結線回
路にツェナーダイオード98を配置する。この結線回路は
2つの目的に仕える。先ず電圧V1としては平滑性の劣る
電源を使用でき、従ってこの電源回路を廉価にすること
ができる。コンデンサ79の平滑化作用によりトランジス
タ77のエミッタ電圧がかなり一定なものとなる。電圧
V1、従ってトランジスタ77のベースに大きなリプル電圧
がある場合に、ツェナーダイオード98がないと、トラン
ジスタ77は上記リプルと同じ周波数で短期間導通してし
まい、このことは勿論不都合なことである。このような
ことは適当な降伏電圧を有するツェナーダイオード98を
設けることにより回避される。
さらに、電源電圧が降下する瞬時と、この電圧降下を
トランジスタ77が検出する瞬時との間の時間間隔を決定
することができ、この時間間隔はツェナーダイオード98
の降服電圧値に依存する。降服電圧の増減により、上記
時間間隔も増減する。
第7及び8図に示すように、第2手段72及び72′はマ
イクロプロセッサ回路23内に集積化することができる。
あるいは又、第2手段を別個のICに集積化することもで
きる。
本発明による工程、即ち第1及び第2手段の使用を、
本願人の出願に係る実願昭60-101290号(実開昭61-3322
8号)の主題を成す第1〜6図に示したような磁気テー
プカセット装置の場合につき説明したが、斯かる工程は
例えば日本国における「キショー電子株式会社」(KISH
O Electronics Co.,Ltd)から発行された文献に記載さ
れている他のタイプのサーボ制御磁気テープカセット装
置に適用することもできる。
さらに本発明は上述した例のみに限定されるものでは
なく、幾多の変更を加える得ること勿論である。
例えば、図示のサーボ装置は加圧ローラを支持してい
るヘッド取付プレートを作動させるためだけに使用され
るものではなく、サーボ装置はギヤホイールをシフトさ
せたり、(例えばオート・リバーステープデッキにおけ
る)ヘッドの回転をスタートさせたり、磁気テープカセ
ットを装填したり、又は取出したりするようなカセット
装置における他の種々の部分を作動させるのに用いるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する磁気テープカセット装置の該
当部分を示す斜視図; 第2図は第1図に示した磁気テープカセット装置のヘッ
ド取付プレート及びこれに関連するサーボ装置を拡大し
て示す展開図; 第3図はサーボ装置の第1休止位置における平面図; 第4図は第3図の第1休止位置におけるサーボ装置、ヘ
ッド取付プレート及びブレーキ部材の一部を示す平面
図; 第5図は第2休止位置におけるサーボ装置の平面図; 第6図は前進位置におけるヘッド取付プレートと共働す
る作動部材及びヘッド取付プレートの一部を示す平面
図; 第7図はインパルスリレー用の短い電気附勢信号を発生
させるための本発明による第1及び第2手段の第1例を
示す回路図; 第8図は同じく第1及び第2手段の第2例を示す回路
図; 第9図は第8図における第2手段の一部変形例を示す回
路図てある。 1……デッキプレート 2,3……巻取スピンドル 4,5……ターンテーブル 6……ヘッド取付プレート 7……デッキプレート移動方向 8……記録/再生ヘッド 9……消去ヘッド 10……加圧ローラレバー 11……スピンドル 12……加圧ローラ 13……キャプスタン 14……フライホイール 15……ベルト 16……第1モータ 17……駆動ホイール 18……スピンドル 19……ウォームホイール 21……ウォーム 22……第2モータ 23……マイクロプロセッサ回路 25……回動アーム 26……止めピン 27……アイドラーホイール 28……リム 29……リム 30……凹所 31……ピン 32……板ばね 33……衝合部材 34……ピン 35……スロット 36……作動レバー 37……ピボット 38……サーボ装置 40……回転部材 41……スピンドル 42……トリガーレバー 43……スピンドル 44……インパルスリレー 45……ギヤホイール 47,48……ラッチング突出部 49,50……凹所 51……リッジ 52……剛性アーム 53……可撓性アーム 54……止めアーム 55……リセットアーム 56……ばね 57……止め部材 58……支持体 59……軟鉄素子 60……永久磁石 61……コイル 62……ブレーキ部材 63……ばね 64……突出素子 65……スロット 71……第1手段 72……第2手段 73……第2手段の入力端子 74……第1手段の出力端子 75……第2手段の出力端子 76……スイッチ 77……PNPトランジスタ 78,80,81,83,84,87,89,91……抵抗 79……コンデンサ 82……NPNトランジスタ 85……NPNトランジスタ 86,90,95……ダイオード 88……PNPトランジスタ 93……制御ユニット 94……PNPトランジスタ 98……ツェナーダイオード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボ装置を具えている磁気テープカセッ
    ト装置であって、このカセット装置の少なくとも一部を
    位置決めするための前記サーボ装置が回転部材を具え、
    この回転部材が、この回転部材の休止位置にてモータ駆
    動ホイールに対向する少なくとも1個の凹所部分を有
    し、前記回転部材がさらに偏心カム及び少なくとも1個
    のラッチング突出部を有し、前記偏心カムは前記回転部
    材の休止位置にてばね力により生じる始動トルクを受
    け、前記サーボ装置がさらにラッチング位置と不作動位
    置との間を回動し得るトリガーレバーも具え、このトリ
    ガーレバーが、前記回転部材の休止位置にてインパルス
    リレーによって引付けられて、これにより前記トリガー
    レバーをラッチング位置に維持する軟鉄素子を保持し、
    前記ラッチング位置にて前記トリガーレバーにおける止
    め突出部が前記回転部材におけるラッチング突出部と共
    働して、前記止め突出部が前記回転部材を休止位置にラ
    ッチさせておくと共に、前記インパルスリレーの短時間
    の電気的附勢後に前記トリガーレバーをばね力のもとで
    ラッチング位置から不作動位置に回動させるようにな
    し、この不作動位置において前記止め突出部を前記ラッ
    チング突出部から引離すようになし、且つ前記偏心カム
    に加わる始動トルクの作用のもとで前記回転部材を回転
    させ、この回転部材の円周は前記モータ駆動ホイールと
    掛合し、前記回転部材をモータにより駆動させて、前記
    カセット装置の一部を位置決めさせ、その後前記ラッチ
    ング突出部を前記トリガーレバーにおけるリセット突出
    部と共働させて、このトリガーレバーを前記ばね力に抗
    して不作動位置からラッチング位置へと戻すようにな
    し、その後前記ラッチング突出部が前記止め突出部に再
    び当接して、前記止め突出部が前記回転部材を再び休止
    位置にラッチするように構成した磁気テープカセット装
    置において、前記カセット装置の一部をその休止位置に
    対応する第1位置から前記装置の一部の作動位置に対応
    する第2位置へと動かし、且つ前記装置の一部を前記第
    1位置に戻すために、前記サーボ装置がさらに: 前記装置の一部が前記2つの位置のどちらを占めている
    のかを検出するための第1手段;及び 前記第1手段の出力端子に結合させた入力端子及び前記
    インパルスリレーに結合させた出力端子を有し、且つ前
    記装置の一部が前記第1位置でなく、第2位置にある場
    合に電源がカット・オフされた瞬時に短い電気附勢パル
    スを前記インパルスリレーに供給し得る第2手段; も具え、 前記第2手段が第1トランジスタを具え、このトランジ
    スタの制御電極が第1電位点に結合され、前記トランジ
    スタの第1主電極が遅延手段を介して第2電位点に結合
    され、前記トランジスタの第2主電極がインピーダンス
    を介して第3電位点に結合されると共に前記第2手段の
    出力端子にも結合されるようにしたことを特徴とする磁
    気テープカセット装置。
  2. 【請求項2】前記第3電位点の電位を前記第1及び第2
    電位点の電位よりも低くし、かつ前記第1トランジスタ
    をPNPトランジスタとし、該トランジスタのエミッタ及
    びコレクタがそれぞれ前記第1主電極及び第2主電極を
    構成するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の磁気テープカセット装置。
  3. 【請求項3】前記第1トランジスタのコレクタを第1イ
    ンピーダンスを介してNPN形の第2トランジスタのベー
    スに結合させ、該第2トランジスタのエミッタを前記第
    3電位点に結合させ、前記第2トランジスタのコレクタ
    を第2インピーダンスを介して前記第2電位点に結合さ
    せると共にダイオード及び第3インピーダンスを介して
    PNP形の第3トランジスタのベースにも結合させ、該第
    3トランジスタのコレクタにより前記第2手段の出力端
    子を構成すると共に該第3トランジスタのコレクタをダ
    イオードを介して前記第3電位点に結合させ、前記第3
    トランジスタのベースを第4インピーダンスを介して第
    4電位点に結合させ、かつ前記第3トランジスタのエミ
    ッタを前記第4電位点に直接結合させるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の磁気テープ
    カセット装置。
  4. 【請求項4】前記第1トランジスタのコレクタを第1イ
    ンピーダンスを介してNPN形の第2トランジスタのベー
    スに結合させ、該第2トランジスタのエミッタを第3電
    位点に結合させ、該第2トランジスタのコレクタを第2
    インピーダンスを介して第2電位点に結合させると共に
    PNP形の第3トランジスタのコレクタにも結合させ、該
    第3トランジスタのエミッタを第3インピーダンスを介
    してPNP形の第4トランジスタのベースに結合させ、該
    第4トランジスタのコレクタにより前記第2手段の出力
    端子を構成すると共に該第4トランジスタのコレクタを
    ダイオードを介して前記第3電位点に結合させ、前記第
    4トランジスタのベースを第4インピーダンスを介して
    第4電位点に結合させ、かつ前記第4トランジスタのエ
    ミッタを前記第4電位点に直接結合させるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の磁気テー
    プカセット装置。
  5. 【請求項5】前記第2手段の入力端子をNPN形の第4ト
    ランジスタのベースに結合させ、該第4トランジスタの
    エミッタを前記第3電位点に、コレクタを前記第2トラ
    ンジスタのベースにそれぞれ結合させるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の磁気テープ
    カセット装置。
  6. 【請求項6】前記第2手段の入力端子を前記第3トラン
    ジスタのベースに結合させるようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載の磁気テープカセット装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1電位点と前記第1トランジスタの
    制御電極との間の接続線にツェナーダイオードを配置し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれ
    か一項に記載の磁気テープカセット装置。
  8. 【請求項8】前記第1手段がスイッチを具え、該スイッ
    チの一方の端子を前記第3電位点に結合させ、他方の端
    子を前記第1手段の出力端子に結合させ、かつ前記装置
    の一部が前記第1位置にある場合には前記スイッチが開
    放状態にあり、前記装置の一部が第2位置にある場合に
    は前記スイッチが閉成状態にあるようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれか一項に記載
    の磁気テープカセット装置。
JP60190900A 1984-08-30 1985-08-29 磁気テープカセツト装置 Expired - Lifetime JPH0834019B2 (ja)

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