JPH0233308Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0233308Y2
JPH0233308Y2 JP16323883U JP16323883U JPH0233308Y2 JP H0233308 Y2 JPH0233308 Y2 JP H0233308Y2 JP 16323883 U JP16323883 U JP 16323883U JP 16323883 U JP16323883 U JP 16323883U JP H0233308 Y2 JPH0233308 Y2 JP H0233308Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel motor
button
take
cueing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16323883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6070935U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16323883U priority Critical patent/JPS6070935U/ja
Publication of JPS6070935U publication Critical patent/JPS6070935U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0233308Y2 publication Critical patent/JPH0233308Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカセツトテープレコーダのキユーイン
グ装置、特にテープレコーダにテープカセツトを
装填した状態で手動操作により電子的な間欠駆動
によりテープを巻取ることのできるキユーイング
装置に関する。
従来、テープカセツトをテープレコーダに装填
する場合には、あらかじめテープカセツトのリー
ル軸挿入穴に指等を挿入してリールハブを回し、
テープのたるみを無くしてからテープレコーダに
装填していた。しかしながら、テープレコーダに
装填するときにリールハブのリール爪がリール軸
の爪に当接して回転し、テープが緩むことがあ
り、特に、録音動作の立ち上がり時に特性を悪化
させる欠点があつた。
また、音楽放送を録音しているときなどに誤つ
て音楽の終了後のコマーシヤルやナレータの音声
の一部まで録音してしまうことがあり、このよう
なときには急いでテープを音楽終了位置に戻し
て、次の録音のための待機状態にしなければなら
ない。この余分な録音部分は通常1秒〜2秒の時
間で長くても5秒以内に気がついて録音を停止さ
せるため、テープの走行は約数cm〜20cm行き過ぎ
て停止する。ところがC−60のテープを例えば3
分で巻戻すテープレコーダによりテープを戻そう
とすると、平均1秒間に47.5cmテープが走行する
ため、2秒間余分に録音した9.5cmを戻すには0.2
秒間巻戻し機構を動作させることになる。そのた
めに、一般の人が巻戻し機構を0.5秒以内に動作
させて上記のテープ距離を巻戻すことは極めて困
難で、大幅にテープを巻戻してしまい早送り、あ
るいは再生動作をさせてテープを反対方向に走行
させ音楽終了位置を捜し出さなければならない。
また、早送りの動作をさせた時は場合によると行
き過ぎてしまい再度巻戻さなければならない。そ
のため、時には録音の準備が出来ないうちに次の
音楽が始まつてしまい折角の音楽を録音出来ない
場合も起きる。
そこで、本考案は上記の欠点を解決するために
成されたもので、テープレコーダにテープカセツ
トを装填したままでカセツト内のテープの緩みを
無くしたり、短い距離の巻戻しあるいは順送りを
行なうに際し、簡単な操作によりテープの巻取り
を低速度で任意に行うことを目的とするものであ
る。
以下、本考案を図面の実施例に基いて説明す
る。図は本考案のキユーイング装置を示した電気
回路図であり、図面において、1は磁気ヘツド
(図示せず)を載置するヘツドベース(図示せず)
を駆動するソレノイドであり、図示しないプレイ
操作釦の操作により駆動され、磁気テープに磁気
ヘツドを当接すると共にキヤプスタンにピンチロ
ーラを圧接することができるように構成されてい
る。2は後述するキユーイング釦の操作によつて
作動され、テープカセツト内の磁気テープに磁気
ヘツドを当接するようにヘツドベースを駆動する
ソレノイド、3は巻取側のリール台を回転駆動す
るリールモータ、4はリールモータ3を駆動する
駆動回路であり、リールモータ3の回転方向を変
えるべく2入力制御端子を有してリールモータ3
に印加する電圧の極性を反転可能な構成になされ
ている。5a〜5dはリールモータ3を定速駆動
及びこの定速駆動より低く駆動して低速駆動すべ
く駆動回路4を制御する入力を切換えるスイツチ
ング回路、6は低速駆動を行なう制御回路であ
り、極性を反転するインバータ6a,6bおよび
20ms〜40msのパルスを発生するワンシヨツト回
路6c,6dから構成されている。7は巻取側の
リール台を低速駆動するべく意志をつたえるキユ
ーイング釦、8,9は所望のテープ走行方向に磁
気テープを制御駆動すると共に必要な電気回路を
切換えるたとえば早送り、巻戻しなどのようなカ
セツトテープレコーダの動作モードを設定する操
作釦であり、キユーイング釦7の操作によりスイ
ツチング回路5a〜5dを介してリールモータ3
が低速駆動するように構成されている。10はキ
ユーイング釦7および操作釦8,9を含む各種動
作モードを切換える操作釦群を入力とし、メカニ
ズムおよびリールモータ3を制御する主制御回路
である。なお11はインバータである。
次にこのように構成されたキユーイング装置の
作用について説明するに、まず、キユーイング釦
7を図示のOFF状態からON状態に操作すると、
主制御回路10のキユーイング入力端子は“H”
レベルから“L”レベルになされ、ソレノイド2
をON状態にしてメカニズムをキユーイングモー
ド、すなわち、ヘツドベースが作動されて磁気ヘ
ツドが磁気テープに当接し、ピンチローラがキヤ
プスタンから離れて非圧接状態になされ、かつス
イツチング回路5a〜5dがインバータ11を介
した“H”レベル信号により切換えられ、低速駆
動を行なう制御回路6、操作釦8,9が接続され
ると共に駆動回路4が制御回路6に接続される。
この状態で操作釦8をON状態に操作すると、
制御回路6の一方入力端子には“L”レベルが入
力され、インバータ6aによる極性を反転されて
“H”レベルの信号がワンシヨツト回路6cに入
力され、制御回路6の出力にはワンシヨツト回路
6cにより一定時間(20ms〜40ms)パルス信号
5aを介して駆動回路4に入力され、リールモー
タ3を回転駆動する。ここで、リールモータ3は
制御回路6のワンシヨツト回路6cより出力され
た時間だけ回転駆動されるので、その回転角度が
きわめて小さく低速駆動されることになり、した
がつて微少長の磁気テープをリール台に巻かれる
ことになる。そして、操作釦8の操作回数に応じ
て磁気テープが順次リール台に低速で巻取られ
て、所望の磁気テープ位置を磁気ヘツドから検出
される信号によつて捜すことができる。
また、キユーイング釦7および操作釦9が操作
されることにより、同時にしてリールモータ3が
操作釦8を操作した時と反対方向に回転駆動され
る。
なお、上記した実施例ではテープ走行方向を関
連して制御駆動する操作釦を早送りおよび巻戻し
釦を例にして説明したが、この操作釦はこのほか
多方向カセツトテープレコーダであれば正方向プ
レイ釦および逆方向プレイ釦、またテープ走行方
向切換釦およびプレイ釦などの各種モード切換釦
や専用の操作釦に兼用できる。
また、上記した実施例では、操作釦の操作回数
に応じて連続してキユーイング動作されるように
構成しているが、操作釦の押圧操作時間に応じて
自動的に制御回路からのパルス信号を連続して送
出するように制御回路を構成してもよい。
以上のように、本考案は巻取りリールモータ
と、該巻取リールモータを駆動する駆動回路と、
該駆動回路を制御する制御回路と、磁気テープに
磁気ヘツドを当接するキユーイング釦と、所望の
テープ走行方向に関連して制御駆動する操作釦
と、該巻取リールモータを間欠駆動するために該
制御回路を切換えるスイツチング回路とを備え、
上記キユーイング釦の操作により上記巻取リール
モータを間欠駆動すべく上記スイツチング回路が
制御回路を制御し、かつ上記操作釦の操作により
上記巻取リールモータを間欠駆動するように構成
したので、磁気テープの送り量を微細にコントロ
ールでき、またリールモータを電気的に間欠駆動
するため正確で確実に行ない得るので、正確な曲
間を捜すことが可能になり、磁気テープから磁気
テープへのダビングを行う際、きわめて実用的効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すキユーイング装置
の電気回路図である。 3……リールモータ、4……駆動回路、5a〜
5d……スイツチング回路、6……制御回路、7
……キユーイング釦、8,9……操作釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取リールモータと、該巻取リールモータを駆
    動する駆動回路と、該駆動回路を制御する制御回
    路と、磁気テープに磁気ヘツドを当接するキユー
    イング釦と、所望のテープ走行方向に関連して制
    御駆動する操作釦と、該巻取リールモータを間欠
    駆動するために該制御回路を切換えるスイツチン
    グ回路とを備え、上記キユーイング釦の操作によ
    り上記巻取リールモータを間欠駆動すべく上記ス
    イツチング回路が制御回路を制御し、かつ上記操
    作釦の操作により上記巻取リールモータを間欠駆
    動するように構成したことを特徴とするカセツト
    テープレコーダのキユーイング装置。
JP16323883U 1983-10-24 1983-10-24 カセツトテ−プレコ−ダのキユ−イング装置 Granted JPS6070935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16323883U JPS6070935U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 カセツトテ−プレコ−ダのキユ−イング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16323883U JPS6070935U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 カセツトテ−プレコ−ダのキユ−イング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070935U JPS6070935U (ja) 1985-05-20
JPH0233308Y2 true JPH0233308Y2 (ja) 1990-09-07

Family

ID=30358238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16323883U Granted JPS6070935U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 カセツトテ−プレコ−ダのキユ−イング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6070935U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6070935U (ja) 1985-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6221Y2 (ja)
JPH0233308Y2 (ja)
JPS592983B2 (ja) テ−プレコ−ダ−の表示装置
JPS63197047A (ja) 磁気記録再生装置
JP2573203Y2 (ja) 情報記録装置
JPS6045486B2 (ja) テ−プレコ−ダのテ−プ弛み取り装置
JPH0325299Y2 (ja)
JPH0227410Y2 (ja)
JPS609945Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダ−
JPS593387Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH05182295A (ja) 磁気記録/再生装置
JPS639171Y2 (ja)
JPS6220916Y2 (ja)
JPH026484Y2 (ja)
JPS60129956A (ja) 磁気記録再生装置の自動頭出装置
JPS6023809Y2 (ja) 給電制御回路
JPS5819725Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−の操作回路
JPS63217552A (ja) テ−プレコ−ダ
JPS6164633U (ja)
JPS61130093U (ja)
JPS6058532B2 (ja) バツクスペ−ス装置
JPS61153146U (ja)
JPS58109838U (ja) テ−プレコ−ダ
JPH02128230U (ja)
JPS6212577B2 (ja)