JPH0833460A - 焼肉用調味料 - Google Patents
焼肉用調味料Info
- Publication number
- JPH0833460A JPH0833460A JP6192233A JP19223394A JPH0833460A JP H0833460 A JPH0833460 A JP H0833460A JP 6192233 A JP6192233 A JP 6192233A JP 19223394 A JP19223394 A JP 19223394A JP H0833460 A JPH0833460 A JP H0833460A
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- JP
- Japan
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- seasoning
- grated
- roasted meat
- meat
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 食感のよい手作り風の外観を有する焼肉
用調味料を提供する。 【構成】 粒径が３ｍｍ以上の果実、野菜のおろし
を含有させた焼肉用調味料。
用調味料を提供する。 【構成】 粒径が３ｍｍ以上の果実、野菜のおろし
を含有させた焼肉用調味料。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は手作り風の外観、食感が
あり、また焼肉へのからみ（付着）がよい新規な焼肉用
調味料に関する。
あり、また焼肉へのからみ（付着）がよい新規な焼肉用
調味料に関する。
【０００２】
【従来の技術】焼肉料理は家庭で手軽に楽しめる料理の
一つとして人気があり、また最近では安価な輸入肉が入
手できるようにようになったため、焼肉調味料の使用量
は増加傾向にある。焼肉料理は原料肉の吟味もさること
ながら調味料の選択も重要であり、このようなことから
種々の風味を付与した焼肉調味料が開発、市販されてい
る。焼肉調味料の配合は、醤油に砂糖、香辛料を加えた
ものを基本とし、これに目的に応じて野菜、果実、ある
いはみりんやＭＳＧ等の各種調味料を配合して製品とし
ている。特に最近では野菜、果実のおろしを配合したも
のに人気がある。しかしながら従来この種調味料に用い
られるおろしは工業的に製造されたものを用いられてい
るため、風味はともかくとしても、手作り風に欠け、食
感的にも今一つ満足できないところである。
一つとして人気があり、また最近では安価な輸入肉が入
手できるようにようになったため、焼肉調味料の使用量
は増加傾向にある。焼肉料理は原料肉の吟味もさること
ながら調味料の選択も重要であり、このようなことから
種々の風味を付与した焼肉調味料が開発、市販されてい
る。焼肉調味料の配合は、醤油に砂糖、香辛料を加えた
ものを基本とし、これに目的に応じて野菜、果実、ある
いはみりんやＭＳＧ等の各種調味料を配合して製品とし
ている。特に最近では野菜、果実のおろしを配合したも
のに人気がある。しかしながら従来この種調味料に用い
られるおろしは工業的に製造されたものを用いられてい
るため、風味はともかくとしても、手作り風に欠け、食
感的にも今一つ満足できないところである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は野菜、果
実のおろしを配合した手作り感のある焼肉調味料を得る
方法について検討したところ、おろしの粒径を大きくす
ることにより、目的とする焼肉用調味料が得られるとい
う知見を得て本発明を完成した。すなわち本発明は粒径
３ｍｍ以上の果実、野菜等のおろしを含有させた焼肉用
調味料である。
実のおろしを配合した手作り感のある焼肉調味料を得る
方法について検討したところ、おろしの粒径を大きくす
ることにより、目的とする焼肉用調味料が得られるとい
う知見を得て本発明を完成した。すなわち本発明は粒径
３ｍｍ以上の果実、野菜等のおろしを含有させた焼肉用
調味料である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以下に本発明を具体的に
説明する。本発明の焼肉用調味料の配合は、基本的には
通常の焼肉用調味料と変わるところはない。その一例を
示せば以下の通りである。 醤油 ２５０〜３５０ｍｌ 砂糖 ８０〜１２０ｇ 酢 ９０〜１１０ｍｌ ワイン ３０〜５０ｍｌ 香辛料 少量 大根おろし １００〜２００ｇ 玉葱おろし １００〜２００ｇ しょうがおろし 少量 にんにくおろし 少量 リンゴおろし ２０〜３０ｇ 水 適宜 増粘剤 適量 計 １０００ｍｌ 本発明は、このような配合で用いられる大根、玉葱、し
ょうが、にんにく、リンゴ等、果実、野菜のおろしの粒
径を３ｍｍ以上、好ましくは５〜７ｍｍとする。果実、
野菜のおろしは、液体調味料中での分散安定性等の見地
から、一般的には細かいものが好まれている。そして工
業的には原料を高速粉砕機で摺りつぶして製造される
が、この際原料収率等を考慮して粉砕機外周に網目３ｍ
ｍ程度のスクリーンを設置して粉砕するのが一般的であ
る。そしてこうした場合おろしの粒径は２ｍｍ以下の細
かいものとなる。本発明ではおろしの粒径を３ｍｍ以上
とするため、例えば高速粉砕機で製造する場合には網目
５〜７ｍｍのスクリーンを用いて粉砕するのである。な
お家庭用のおろしがねを用いた場合はおろしの粒径は約
５〜７ｍｍ程度である。
説明する。本発明の焼肉用調味料の配合は、基本的には
通常の焼肉用調味料と変わるところはない。その一例を
示せば以下の通りである。 醤油 ２５０〜３５０ｍｌ 砂糖 ８０〜１２０ｇ 酢 ９０〜１１０ｍｌ ワイン ３０〜５０ｍｌ 香辛料 少量 大根おろし １００〜２００ｇ 玉葱おろし １００〜２００ｇ しょうがおろし 少量 にんにくおろし 少量 リンゴおろし ２０〜３０ｇ 水 適宜 増粘剤 適量 計 １０００ｍｌ 本発明は、このような配合で用いられる大根、玉葱、し
ょうが、にんにく、リンゴ等、果実、野菜のおろしの粒
径を３ｍｍ以上、好ましくは５〜７ｍｍとする。果実、
野菜のおろしは、液体調味料中での分散安定性等の見地
から、一般的には細かいものが好まれている。そして工
業的には原料を高速粉砕機で摺りつぶして製造される
が、この際原料収率等を考慮して粉砕機外周に網目３ｍ
ｍ程度のスクリーンを設置して粉砕するのが一般的であ
る。そしてこうした場合おろしの粒径は２ｍｍ以下の細
かいものとなる。本発明ではおろしの粒径を３ｍｍ以上
とするため、例えば高速粉砕機で製造する場合には網目
５〜７ｍｍのスクリーンを用いて粉砕するのである。な
お家庭用のおろしがねを用いた場合はおろしの粒径は約
５〜７ｍｍ程度である。
【０００５】また各おろしのすべてを粒径３ｍｍ以上と
することが好ましいが、使用するおろしの総量の１０％
以上を粒径３ｍｍ以上とすることにより、手作り風が付
与されるという効果が得られる。例えば、上記配合例の
大根おろしのみを粒径３ｍｍ以上とし、他のおろしは粒
径２ｍｍ以下のものを使用してもよい。
することが好ましいが、使用するおろしの総量の１０％
以上を粒径３ｍｍ以上とすることにより、手作り風が付
与されるという効果が得られる。例えば、上記配合例の
大根おろしのみを粒径３ｍｍ以上とし、他のおろしは粒
径２ｍｍ以下のものを使用してもよい。
【０００６】
【発明の効果】本発明による焼肉調味料は、食感良好で
しかも手作り感の外観を有する焼肉調味料であり、また
この調味料は肉へのからみがよいものである。
しかも手作り感の外観を有する焼肉調味料であり、また
この調味料は肉へのからみがよいものである。
【０００７】
【実施例】以下の原料を配合し、８０℃で加熱殺菌後、
ビン詰め、冷却して焼肉調味料製品とした。なお各おろ
しは網目５ｍｍのスクリーンを設置した高速粉砕機（相
互産業製）で粉砕したものを使用し、対照は網目３ｍｍ
のスクリーンを設置した高速粉砕機（相互産業製）で粉
砕したおろしを使用した以外は同様の配合、製法で製造
したものである。 醤油 ３００ｍｌ 砂糖 １００ｇ 酢 １００ｍｌ ワイン ５０ｍｌ 香辛料 ３ｇ 大根おろし ２００ｇ 玉葱おろし ２００ｇ しょうがおろし １ｇ にんにくおろし １ｇ リンゴおろし ３０ｇ 水 １１０ｍｌ キサンタンガム １ｇ 計 １０００ｍｌ 牛ロース肉１３０ｇをフライパンで素焼きし、これに上
記調味料３０ｇをかけ、２４名のパネルに試食させ、２
点比較で評価させたところ表１の結果が得られた。なお
数値は好ましいと評価した人数を示す。
ビン詰め、冷却して焼肉調味料製品とした。なお各おろ
しは網目５ｍｍのスクリーンを設置した高速粉砕機（相
互産業製）で粉砕したものを使用し、対照は網目３ｍｍ
のスクリーンを設置した高速粉砕機（相互産業製）で粉
砕したおろしを使用した以外は同様の配合、製法で製造
したものである。 醤油 ３００ｍｌ 砂糖 １００ｇ 酢 １００ｍｌ ワイン ５０ｍｌ 香辛料 ３ｇ 大根おろし ２００ｇ 玉葱おろし ２００ｇ しょうがおろし １ｇ にんにくおろし １ｇ リンゴおろし ３０ｇ 水 １１０ｍｌ キサンタンガム １ｇ 計 １０００ｍｌ 牛ロース肉１３０ｇをフライパンで素焼きし、これに上
記調味料３０ｇをかけ、２４名のパネルに試食させ、２
点比較で評価させたところ表１の結果が得られた。なお
数値は好ましいと評価した人数を示す。
【０００８】 表１ 外観 肉への絡み 食感 おいしさ 本発明製品 ２２ ２４ ２０ ２１ 対照製品 ２ ０ ４ ３
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 忠昭 千葉県野田市野田339番地 キッコーマン 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】粒径３ｍｍ以上の果実、野菜等のおろしを
含有させた焼肉用調味料
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06192233A JP3101156B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焼肉用調味料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06192233A JP3101156B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焼肉用調味料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833460A true JPH0833460A (ja) | 1996-02-06 |
| JP3101156B2 JP3101156B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16287875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06192233A Expired - Lifetime JP3101156B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焼肉用調味料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101156B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010227124A (ja) * | 2010-06-25 | 2010-10-14 | Kikkoman Corp | 蒸し焼き料理用調味液 |
| JP2014108085A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Q P Corp | タマネギ具材入り調味液 |
| JP2018014998A (ja) * | 2016-07-15 | 2018-02-01 | ヤマサ醤油株式会社 | 野菜おろし含有液状調味料 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2505634B (en) | 2012-05-04 | 2020-03-04 | Nidec Control Techniques Ltd | Component leg arrangement |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP06192233A patent/JP3101156B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010227124A (ja) * | 2010-06-25 | 2010-10-14 | Kikkoman Corp | 蒸し焼き料理用調味液 |
| JP2014108085A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Q P Corp | タマネギ具材入り調味液 |
| JP2018014998A (ja) * | 2016-07-15 | 2018-02-01 | ヤマサ醤油株式会社 | 野菜おろし含有液状調味料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3101156B2 (ja) | 2000-10-23 |
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